JP2001076278A - 検針値送信方法、検針値送信システム及び検針値送信端局 - Google Patents
検針値送信方法、検針値送信システム及び検針値送信端局Info
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Abstract
に、本来の通信目的のデータ通信以外に端局経路情報を
付記して送信することにより、送信された検針データの
発信元以外に、端局を経由した端局経路情報が分るた
め、端局に異常があれば、その端局を同時に検出するこ
とができる検針値送信方法、検針値送信システム及び検
針値送信端局を提供することを目的とする。 【解決手段】この発明は、自局で発生した検針値と共
に、他局から受信した検針値を受信経由とは異なる他局
または上位装置に送信する複数の端局と、前記端局から
受信した検針値を収集する収集装置とを備えて構築され
る無線収集経路を使用する検針値送信方法であって、前
記自局は、受信経由とは異なる他局、上位装置、収集装
置のいずれかに検針値を送信するとき、その検針値が経
由してきた端局経路情報を付加して送信することを特徴
とする。
Description
ス、水道等の計器の検針値を遠隔地から無線により接続
してデータ送信する検針値送信方法に関し、さらに詳し
くはツリー構造に通信接続される端局間の端局経路情報
を記録してデータ収集させる検針値送信方法、検針値送
信システム及び検針値送信端局に関する。
て、上位のデータ収集ユニットと、下位の複数の端末無
線ユニットとを通信接続して設け、下位の端末無線ユニ
ットからさらに枝分れして複数の端末無線ユニットとを
通信接続したツリー構造の通信システムが知られてい
る。
いて、各々の端末無線ユニットの検針値を上位のデータ
収集ユニットに吸上げる如く収集することにより、多数
の端末無線ユニットからの検針データを短時間に効率よ
く収集管理している。
うなツリー構造の通信システムを用いて多数の検針デー
タを収集管理した場合、収集された検針データからは発
信元の端末無線ユニットしか分らず、複数の端末無線ユ
ニットを経て収集された検針データがツリー構造のどの
無線収集経路を通って収集されたのか不明であるため、
検針データに通信異常が発生していることが判明した場
合に、どの端末無線ユニットで異常が発生したのかを特
定できず、異常を検出するまでの解析に時間がかかり、
迅速に復旧対処できない問題を有していた。
通信目的のデータ通信以外に端局経路情報を付記して送
信することにより、送信後の検針データからデータ発信
元以外に、端局を経由した端局経路情報が分るため、そ
の無線収集経路上の各々の端局の性能を同時にチェック
することができる検針値送信方法、検針値送信システム
及び検針値送信端局を提供することを目的とする。
自局で発生した検針値と共に、他局から受信した検針値
を受信経由とは異なる他局または上位装置に送信する複
数の端局と、前記端局から受信した検針値を収集する収
集装置とを備えて構築される無線収集経路を使用する検
針値送信方法であって、前記自局は、受信経由とは異な
る他局、上位装置、収集装置のいずれかに検針値を送信
するとき、その検針値が経由してきた端局経路情報を付
加して送信することを特徴とする。
針値と共に、他局から受信した検針値を受信経由とは異
なる他局または上位装置に送信する複数の端局と、前記
端局から受信した検針値を収集する収集装置とを備えて
構築される無線収集経路を使用する検針値送信方法であ
って、前記自局は、他局から検針値を受信したとき、該
他局の検針値に自局IDを付加し、自局の検針値と共
に、受信経由とは異なる他局または上位装置に送信する
ことを特徴とする。
針値と共に、他局から受信した検針値を受信経由とは異
なる他局または上位装置に送信する複数の端局と、前記
端局から受信した検針値を収集する収集装置とを備えて
構築される検針値送信システムであって、前記自局の検
針値を、受信経由とは異なる他局または上位装置に送信
するとき、その検針値が経由してきた端局経路情報を付
記する記録手段を備えたことを特徴とする。
針値を受信経由とは異なる他局または上位装置または収
集装置に収集させる無線収集経路に組込まれた検針値送
信端局であって、前記自局は、受信経由とは異なる他局
または上位装置または収集装置に検針値を送信すると
き、その検針値が経由してきた端局経路情報を付記して
送信制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
した検針値と共に、他局から受信した検針値を受信経由
とは異なる他局または上位装置に送信する複数の端局
と、前記端局から受信した検針値を収集する収集装置と
を備えて構築される無線収集経路を使用して、自局から
検針値を送信する際、この自局は、受信経由とは異なる
他局、上位装置、収集装置のいずれかに検針値を送信す
るとき、その検針値が経由してきた端局経路情報を付加
する。
ば、発信元の端局情報以外に端局経路情報が分り、収集
された検針値が、どの無線収集経路を通って収集された
のかを的確に管理できる。したがって、収集した検針値
から異常発生を検出した場合は、どの端局で異常が発生
したのかを直ちに解明できる。また、収集した検針値か
ら経由した各端局自体の通信性能の状態を同時にチェッ
クすることができる。
他局の検針値に自局IDを付加し、自局の検針値と共
に、受信経由とは異なる他局または上位装置に送信する
方法によれば、検針値に付加された自局IDにより無線
収集経路を経由した端局を明瞭に識別することができ
る。したがって、後方処理が行い易くなり、異常端局が
発生したときは、その解析が短縮されて直ちに復旧対処
することができる。
る他局または上位装置に送信するとき、その検針値が経
由してきた端局経路情報を付記する記録手段を備えた検
針値送信システムによれば、端局を経由する毎に、検針
値と端局経路情報を記録手段により確実に書込んで記憶
管理することができる。このとき、各端局に計時機能を
持たせて通過送信時刻を計時させれば、通信に要した通
信処理時間も同時に記録管理できる。
は異なる他局または上位装置または収集装置に収集させ
る無線収集経路に組込まれた検針値送信端局を用い、こ
の検針値送信端局から受信経由とは異なる他局または上
位装置または収集装置に検針値を送信するとき、その検
針値が経由してきた端局経路情報を付記して送信制御す
る制御手段を備えれば、この検針値送信端局を経由する
毎に検針データに加えて今まで経由した端局経路情報が
記録される。このような端局の制御手段に対して遠隔操
作用のメンテナンス端末を通信接続した場合は、このメ
ンテナンス端末から遠隔操作して各々の端局を制御で
き、異常が発生した場合は遠隔位置より復旧処理できる
ため、係員は端局の設置現場まで行かずに無線で復旧処
理を施すことができる。
述する。図1は家屋の電力消費量を自動検針する検針値
送信システム11を示し、この検針値送信システム11
は親局としての1つのデータ収集ユニットUと、家屋1
2…毎に設置された子局(端局)としての端末無線ユニ
ットUa…,Ub…,Uc…との通信を一括して行う検
針値送信機能を有し、それぞれPHS(パーソナル・ハ
ンディホン・システム)のトランシーバモードで接続し
ている。
件によって定められた例えば25db〜55db程度の
通信可能な20db以上の通信電界強度で通信接続され
ている。
ントローラとして例えば電柱に設置され、センタ(基地
局)13からの指令信号に基づいて検針値、ユニット呼
出番号、その呼出時刻、端局経路(通信ルートL)情報
等の検針データを収集し、この収集した検針データを折
返しセンタ13に返答するものであって、このデータ収
集ユニットUへは下位の端末無線ユニットUc…から上
位の端末無線ユニットUa…へと経由させて通信接続し
ている。
屋12…毎の電力消費量を検針する各電力メータ14…
に設置されて、データ収集ユニットUと無線で通信接続
する。
分散された端末無線ユニットUa〜Ucとの通信ルート
Lに際しては、データ収集ユニットUに直接通信接続さ
れる複数の端末無線ユニットUa…と、これ以降に枝分
れしてツリー構造に順次無線で通信接続される各端末無
線ユニットUb…,Uc…を有している。
…からは、その1つ上位の端末無線ユニットUb…を経
由させた後、さらに1つ上位の端末無線ユニットUaを
経由させて、吸上げる如くデータ収集ユニットUへとデ
ータを収集させるツリー構造のデータ収集機能を有し、
このツリー構造のデータ収集機能により、分散された下
位の端末無線ユニットUb…,Uc…からの検針データ
を上位の端末無線ユニットUa…へと導き、これより統
合してデータ収集ユニットUへとデータ収集する通信ル
ートLを確立している。
Ua〜Ucに対しては、保守管理用のメンテナンス端末
15を備えており、このメンテナンス端末15は各端末
無線ユニットUa〜Ucを介してデータ収集ユニットU
と無線で通信接続され、データ収集ユニットUに収集さ
れた管理データを折返し端末無線ユニットUa〜Ucを
介してメンテナンス端末15のハードディスクに格納
し、各端末無線ユニットUa〜Ucの異常発生時の後方
復旧処理に備えている。
ブロック図を示し、データ収集ユニットUとこれと直接
通信接続される端末無線ユニットUaとの通信を例にと
ると、このデータ収集ユニットUのCPU21は、第1
フラッシュメモリ22と、第2フラッシュメモリ23に
格納されたプログラムに沿って上位無線部24と下位無
線部25の通信動作を制御し、その制御データをRAM
26で読出し可能に記憶する。
通信接続し、そのセンタ13側のサーバとして設置され
るハードディスク27と接続し、このハードディスク2
7で記憶管理されているデータに基づいて基本ルートマ
ップの更新を実施する。これに対し、下位無線部25は
通信可能な1つ下位の端末無線ユニットUa側と通信接
続する。
は、第1フラッシュメモリ32と、第2フラッシュメモ
リ33に格納されたプログラムに沿って無線部34及び
メータI/F(インターフェース)35を制御し、その
制御データをRAM36で読出し可能に記憶する。ま
た、CPU31はメータI/F35を介して端末無線ユ
ニットの呼出番号毎に設けられた電力メータ14の数値
を定期的に読取る。
時刻を計時するタイマを内蔵しており、通信接続される
両ユニットU,Uaの時刻データを照合チェックしてユ
ニットU,Ua間での通信信頼性を確保している。その
ときの時刻合せ用あるいは時刻データ修正用に双方の第
1フラッシュメモリ22,32が利用される。
2フラッシュメモリ23,33は、検針データと通信ル
ートLとの記憶管理用に設けられ、端末無線ユニットU
aから検針データをデータ収集ユニットUに送信する
際、この端末無線ユニットUaは、自ユニットで検針し
た検針データと共に、1つ下位の端末無線ユニットUb
から受信した検針データを、その検針データが経由して
きた下位の通信ルートLの情報を付加してデータ収集ユ
ニットUに送信する。このときの検針データと通信ルー
トLの情報が、その都度、第2フラッシュメモリ23,
33に記憶される。
ートLの記憶処理動作について、図3の通信説明図と図
4の送信データ情報を参照して説明する。図3はツリー
構造に設けられた最も下位の端末無線ユニットUc(呼
出番号0080)と、これより1つ上位の端末無線ユニ
ットUb(呼出番号0040)と、さらに1つ上位の端
末無線ユニットUa(呼出番号0010)とを経由させ
て、検針データをデータ収集ユニットUに収集する1通
信ルートLを示した一例である。
ユニットUcの送信すべきデータには、図4(a)に示
すように、送信元である自ユニットの呼出番号0080
と、そのときの送信時刻と、自ユニットの検針データと
からなる第1送信データ41を作成し、これを1つ上位
の端末無線ユニットUbに送信する。
は、図4(b)に示すように、送信元である自ユニット
の呼出番号0040と、そのときの送信時刻と、自ユニ
ットの検針データとからなる第2送信データ42を作成
すると共に、1つ下位の端末無線ユニットUcから受信
した第1送信データ41に加えて、自ユニットを経由し
たことを表す通過地点と、その通過時刻とからなる第3
送信データ43を作成し、これらの送信データ42,4
3をさらに1つ上位の端末無線ユニットUaに送信す
る。
トUaには、図4(c)に示すように、送信元である自
ユニットの呼出番号0010と、そのときの送信時刻
と、自ユニットの検針データとからなる第4送信データ
44を作成すると共に、これまでに経由した1つ下位の
端末無線ユニットUbから受信した既述した第2送信デ
ータ42に加えて、自ユニットを経由したことを表す通
過地点と、その通過時刻とからなる第5送信データ45
を作成し、かつ最下位の端末無線ユニットUcの第1送
信データ41に、既述した1つ下位の端末無線ユニット
Ubの送信データを加えてなる第6送信データ46を作
成し、これらの送信データ44〜46を上位のデータ収
集ユニットUに送信する。この上位のデータ収集ユニッ
トUからはセンタ13に、各端末無線ユニットUa〜U
cの検針データ及び通信利用された通信ルートLのデー
タが送信される。
ータ41〜46から各々の発信元の端末無線ユニットの
利用状態や通信性能が分る以外に、通信ルートLの利用
情報が分り、収集された検針データが、どの通信ルート
Lを通って収集されたのかを瞬時に識別できるため、収
集したデータから異常の発生を検出した場合は、どの端
末無線ユニットUa〜Ucで異常が発生したのかを直ち
に解明できる。また、データ収集ユニットUに順次収集
される第1〜第6の送信データ41〜46から通信利用
された各端末無線ユニットUa〜Ucの送受信性能が同
時にチェックされる。
とき、同送信データに付加された端末無線ユニット毎の
IDデータとして識別される呼出番号が記録されている
ため、この呼出番号から通信ルートLを経由した各端末
無線ユニットUa…,Ub…,Uc…を明瞭に識別する
ことができる。したがって、後方処理が行い易くなり、
端末無線ユニットの異常発生時、例えばある端末無線ユ
ニットのタイマ時刻の誤差発生時には、メンテナンス端
末15から異常が発生した端末無線ユニットに対し、遠
隔操作して自動的に保守管理することができ、直ちに復
旧処理を施すことができる。
針値送信システムによれば、下位の端末無線ユニットの
検針データを各端末無線ユニットを経由させて上位のデ
ータ収集ユニットまで送信するとき、その検針データが
経由してきた通信ルートの情報を付記することができる
ため、端末無線ユニットを経由する毎に、検針データと
通信ルートの情報を記憶管理することができる。したが
って、収集されたデータを解析すれば、発信元の端末無
線ユニットの情報以外に通信ルートの情報が分り、収集
された送信データが、どの通信ルートを通って収集され
たのかを的確に管理できる。このため、収集した検針デ
ータから異常発生を検出した場合は、どの端末無線ユニ
ットで異常が発生したのかを直ちに解明できる。
応において、この発明の検針値送信端局、自局、他局、
端局は、実施例の各端末無線ユニットUa…,Ub…,
Uc…に対応し、以下同様に、上位装置は、データ収集
ユニットUに対応し、収集装置は、センタ13に対応
し、無線収集経路は、通信ルートLに対応し、端局経路
情報は、第1〜第6送信データ41〜46に対応し、自
局IDは、端末無線ユニットの呼出番号0010〜00
90…に対応し、記録手段は、各第2フラッシュメモリ
23,33に対応し、制御手段は、CPU31に対応す
るも、この発明は請求項に示される技術思想に基づいて
応用することができ、上述の一実施例の構成のみに限定
されるものではない。
針値をデータ収集する場合を示したが、これに限らず、
ガス、水道等の各種の機器使用量のデータ収集に適用す
ることができる。
概略説明図。
ロック図。
の一例を示す通信説明図。
の一例を示すデータ図。
Claims (4)
- 【請求項1】自局で発生した検針値と共に、他局から受
信した検針値を受信経由とは異なる他局または上位装置
に送信する複数の端局と、前記端局から受信した検針値
を収集する収集装置とを備えて構築される無線収集経路
を使用する検針値送信方法であって、前記自局は、受信
経由とは異なる他局、上位装置、収集装置のいずれかに
検針値を送信するとき、その検針値が経由してきた端局
経路情報を付加して送信することを特徴とする検針値送
信方法。 - 【請求項2】自局で発生した検針値と共に、他局から受
信した検針値を受信経由とは異なる他局または上位装置
に送信する複数の端局と、前記端局から受信した検針値
を収集する収集装置とを備えて構築される無線収集経路
を使用する検針値送信方法であって、前記自局は、他局
から検針値を受信したとき、該他局の検針値に自局ID
を付加し、自局の検針値と共に、受信経由とは異なる他
局または上位装置に送信することを特徴とする検針値送
信方法。 - 【請求項3】自局で発生した検針値と共に、他局から受
信した検針値を受信経由とは異なる他局または上位装置
に送信する複数の端局と、前記端局から受信した検針値
を収集する収集装置とを備えて構築される検針値送信シ
ステムであって、前記自局の検針値を、受信経由とは異
なる他局または上位装置に送信するとき、その検針値が
経由してきた端局経路情報を付記する記録手段を備えた
検針値送信システム。 - 【請求項4】自局で検針した検針値を受信経由とは異な
る他局または上位装置または収集装置に収集させる無線
収集経路に組込まれた検針値送信端局であって、前記自
局は、受信経由とは異なる他局または上位装置または収
集装置に検針値を送信するとき、その検針値が経由して
きた端局経路情報を付記して送信制御する制御手段を備
えた検針値送信端局。
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