JP2000216809A - 時刻チェック機構 - Google Patents

時刻チェック機構

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JP2000216809A
JP2000216809A JP1812499A JP1812499A JP2000216809A JP 2000216809 A JP2000216809 A JP 2000216809A JP 1812499 A JP1812499 A JP 1812499A JP 1812499 A JP1812499 A JP 1812499A JP 2000216809 A JP2000216809 A JP 2000216809A
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JP
Japan
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time
time information
frame
mail
transmission
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Pending
Application number
JP1812499A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Oshita
敏明 大下
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信相手におけるメールの受信時刻の他に、
送信及び返信メールを中継する中継ノードを通過したと
きの時刻情報も抽出し、送信相手の設定している時刻の
正当性を判断する。 【解決手段】 メールサーバ15(16)は、フレーム
が中継ノードを通過する時刻および送信相手の端末での
着信時刻を抽出し、時刻情報保持部24に通信履歴とし
て保持する。そして、時刻監視部25が時刻情報保持部
24に保持されている時刻情報から送信相手の端末にお
ける着信時刻に異常がないか監視する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の計算機がネ
ットワークを介して通信を行う電子メールシステムに関
し、特に、送信したデータが相手先で受信された時刻の
正当性を判断可能とする時刻チェック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ネットワークを介したパーソナル
コンピュータ(以下、PCと称する)間の通信は一般的
に行われており、その代表的なものに電子メールシステ
ムがある。そして、この電子メールシステムは、短時間
に相手との情報交換等を可能とするため、さまざまな分
野で利用されている。
【0003】例えば、会社間で品物の発注を行うには、
製品名,個数および納入日を指定した発注表をPC上で
作成し、これを相手会社に対してメール送信する。この
ような商取引に用いる場合、送信したメールが相手会社
に確実に受信されたかが確認できることが重要となる
が、現時点では、相手にメールが着信したときに着信確
認用の返信メールが自動的に返信されるか、または相手
で受信したメールにアクセスしたときに返信メールが自
動的に返信されるよう構築されている。そして、この返
信メールには相手のPCに着信した時刻を含ませること
により、いつ着信したか、またアクセスしたかが確認可
能とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
メールの着信確認方法にも次のような解決すべき課題が
ある。即ち、送信したメールが相手のPCで着信したと
きに着信確認のために返信されるメールに附される時刻
情報は、相手のPCで設定されている時計を基準として
おり、この時計の時刻が誤設定等の原因により不正確な
時刻となっている場合には、返信メールを受け取ること
により着信は確認できるものの、誤った時刻が通知され
るため、商取引等の時刻情報が重要な位置を占める場合
には、取引上の問題を生じる虞がある。
【0005】そして、通常メールのやり取りは多数のネ
ットワークを介して行われ、該複数のネットワーク間は
ネックワーク間接続装置のような中継装置で接続されて
おり、送信したメールがこの中継装置内のメモリ若しく
はディスクに一時保持されるために、時刻のずれが何処
で生じたか確認できない。つまり、中継装置内に保持さ
れたメールは、中継装置が行う処理の負荷やネットワー
クの混雑等の原因により、該中継装置から長時間送信さ
れないこともあり、現時点では、この遅延を把握するこ
とは困難である。
【0006】つまり、送信側で着信時刻として受けた時
刻が誤っていると思われても、その原因を特定すること
が困難であり、相手方が故意に時刻を変更していたとし
ても、その特定が出来ず商取引等における安全性が確保
されていない。
【0007】本発明は、上述のような問題に対処すべく
なされたものであり、相手方の着信時刻の正当性の判断
を可能とした電子メールシステムにおける時刻チェック
方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1にかかる発明では、受信したフレームから相手
側端末の着信時刻およびフレームを中継した中継装置か
らそれぞれ受信時刻を抽出し、この時刻情報の履歴を取
ることにより、相手側端末の時刻に異常がないか確認可
能とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。図1は、一般的なメールシス
テムを表わしている。同図において、10〜13はPC
であり、LAN(Local Area Network)1または2に接
続されることにより、互いにメール等の通信を行う機能
を有している。LAN1,2にはそれぞれメールサーバ
15,16が接続されており、後述の通りPC間で送受
信されるフレームの制御を行う機能を有している。ま
た、メールサーバ15,16間にはWAN(Wide Area
Network)及びフレームの中継処理を行う、例えばルータ
のような中継ノードが設けられ、遠距離にあるPC間で
の通信を実現している。
【0010】図2はサーバ15(16)の内部の構成を
表わす図である。なお、サーバ自体には情報処理等の多
くの機能が含まれているが、本発明を説明する上で直接
関係しない部分については省略してある。同図におい
て、21はフレームの送受信処理を行うとともに、受信
したフレームの保存処理および時刻情報の抽出処理を行
うフレーム処理部、22はLANに接続されているPC
からのメール情報や時刻情報へのアクセス要求を処理す
るアクセス要求処理部、23はフレーム処理部21で受
信したフレームに含まれるメール本文を記憶するメール
ボックス、24はフレーム処理部21で抽出された時刻
情報を記憶する時刻情報保持部である。また25は定期
的に時刻情報保持部24を監視し、保持されている時刻
情報に異常がないか検出を行う時刻監視部、そして26
は時刻監視部から異常検出信号によって起動され、時刻
情報保持部24から該当する時刻情報を選択してメール
ボックス23に設定する通知情報作成部である。
【0011】次に、上述のメールシステムに本発明の時
刻チェック方法を適用した場合の全体の処理について説
明する。LAN1,2及びWAN3,4を介して送受信
されるフレームは、例えば図3(a)及び(b)に示す
ような形式を取っている。なお、同図(a)は各PCで
作成される送信フレーム、(b)は時刻情報を送信元の
PCに返信するための時刻通知フレームである。
【0012】図1においてLAN1に接続されているP
C10からLAN2に接続されているPC13にメール
を送信する場合を例にとると、まず、ユーザによってメ
ール本文を含む送信フレームがPC10で作成される。
このとき作成される送信フレームは、図2(a)に示す
ように宛先アドレスDA(この例では“d”)、送信元
アドレスSA(この例では“a”)、メール本文である
データ部、そして時刻情報部を含むものである。
【0013】PC10で作成された送信フレームはLA
N1に送信され、メールサーバ15のフレーム処理部2
1によって受信される。フレーム処理部21は送信フレ
ームを受信すると、この送信フレームに含まれている宛
先アドレスDAを抽出し、該アドレスが自己の管理する
LAN1に接続されているPCのアドレスであるか否か
をチェックする。この場合、LAN1に接続されている
PC10,11のアドレスはそれぞれ“a”,“b”で
あるが、DA=“d”であるため、チェック結果は
「否」となりWAN3に対して送信フレームの中継処理
を行う。ここで、フレーム処理部21はフレームをWA
N3に対して送信するとき、送信フレームの時刻情報部
に自身のIDとフレーム着信時の時刻を附す。なお、一
般にLAN1とWAN3では通信プロトコルが異なって
いるため、メールサーバ15で中継処理されるフレーム
はプロトコル変換されるが、この技術は一般的なもので
あること、及び本発明に直接関係しないため、ここでの
説明は省略する。
【0014】WAN3に対して送信された送信フレーム
は、次の中継ノード18で受信される。図1では中継ノ
ード18に接続されているWANは2つしかないため、
この中継ノード18で送信フレームは単なる中継処理の
みを行い、前述同様に中継する送信フレームの送信時に
自己のIDと時刻を付すのみであるが、3以上のWAN
を接続している場合には、宛先アドレスDAを基にどの
WANに中継すべきかの判断が行われる。
【0015】WAN4に送信された前記送信フレーム
は、次にメールサーバ16によって受信される。メール
サーバ16のフレーム処理部21にて送信フレームが受
信されると、送信フレームから宛先アドレスDAの抽出
が行われ、この宛先アドレスDAが自己が管理するLA
N2に接続されているPCのものであるかチェックを行
う。ここでは、抽出したアドレスDA=“d”がLAN
2に接続されているPC13のアドレス“d”と一致す
るため、このPC13に対応して設けられたメールボッ
クス23に保管される。
【0016】なお、このときフレーム処理部21では、
図2(b)の着信通知フレームを作成するとともに、受
信した送信フレームの時刻情報部に保持されている各I
D及び該IDに対応して記録されている時刻を全て抽出
し、この時刻通知フレームの時刻情報部に記録する。そ
して、該時刻通知フレームに自己のID及び送信フレー
ムを受信したときの時刻を書き込み、宛先アドレスD
A’を“a”、送信元アドレスSA’を“d”としてW
AN4に対して送信する。
【0017】この時刻通知フレームは、上述とは逆の経
路を辿ってメールサーバ15に送られ、中継ノード18
によって中継処理がなされるときには、同様にID及び
フレーム受信時の時刻が書き込まれる。
【0018】メールサーバ15のフレーム処理部21に
よって着信通知フレームが受信されると、該フレームが
送信フレームでないことから、宛先アドレスDA’であ
る“a”を有するPC10に対して設けられたメールボ
ックス23に異常なく着信した旨の情報のみを記憶さ
せ、さらに着信通知フレームから抽出した時刻情報をユ
ーザ毎に設けられた時刻情報保持部24に記憶させる。
なお、このときメールサーバ15で時刻通知フレームを
受信した時刻も書き込まれる。
【0019】図4は、時刻情報保持部24に保持されて
いる時刻情報リスト40の一例を表わしており、通信相
手41、通信日時42、伝送路上の各機器の通過時刻4
3の情報を含んでいる。なお、このリスト40は、通信
相手毎に作成されることが好ましい。
【0020】時刻監視部25は時刻情報保持部24を定
期的に監視し、通過時間が逆転している場合や、通信履
歴から得られる各機器間の通過時間の平均値を自動的に
求め、この平均値から一定時間以上外れていることを検
出すると、この検出信号を通知情報作成部26へ送り、
通知情報作成部26では、時刻異常の発生している送信
相手の時刻情報を時刻情報保持部24から選択し、異常
が発生している旨のメッセージとともにメールボックス
23へ記憶させる。
【0021】各ユーザはPCを操作してメールボックス
23へアクセスすることにより送られてきたメールのみ
ではなく、時刻に異常が発生しているかの確認を行うこ
とが出来る。また、アクセス要求は時刻情報保持部24
に対しても行え、この場合はPCのディスプレイ上に送
信相手毎の時刻情報がリストとして表示される。このよ
うなメールボックス23へのアクセス要求は、サーバ1
5のアクセス処理部22によって受信され、アクセス内
容の解読後、メールボックス23若しくは時刻情報保持
部24からデータを抽出し、要求のあったPCに対して
送信される。
【0022】以上の説明のように、送信相手PCの受信
時刻だけではなく他の中継ノード(PC,メールサー
バ,中継ノード)での受信時刻の履歴を取り、各ノード
の着信順序と時刻情報との関連から、送信相手への送信
遅延が発生した場合でも、伝送負荷によるものかメール
サーバ若しくはPCの時計の設定に基づくものかの判断
が容易に行える。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワーク上でフレームを中継する各機器の通過時間
の履歴が取れるため、フレームの着信時間に遅延が生じ
た場合でも、その原因がネットワーク上によるものであ
るか、相手側PC若しくはサーバによるものであるかの
特定が適確に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に適用されるネットワークシステム構
成を示す図。
【図2】 本発明の実施の形態の時刻チェック機構を備
えたメールサーバを示す図。
【図3】 時刻情報を収集するためのフレームを構成す
る図。
【図4】 時刻情報保持部の構成を示す図。
【符号の説明】
15,16…メールサーバ 18…中継ノード 21…フレーム処理部 24…時刻情報保持部 25…時刻監視部 26…通知情報作成部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/66 Fターム(参考) 5K030 GA14 HA05 HB15 HC01 JL07 JT02 JT06 LD13 LD18 MB18 MC01 5K033 AA05 BA13 CB01 CB15 CC01 DA01 DB18 DB20 EA06 EA07 5K046 AA01 BB05 DD24 DD28 9A001 BB04 CC03 CC08 DD10 JJ14 JJ18 JJ27 KK56 LL09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介したフレームの送受信
    機能を有する計算機に設けられたチェック機構であっ
    て、 受信したフレームから複数の時刻情報を抽出する時刻情
    報抽出手段と、 前記時刻情報抽出手段より抽出された時刻情報を保持す
    る時刻情報保持手段と、 前記時刻情報保持手段を定期的に監視し、該時刻情報に
    異常値が検出されると異常信号を出力する時刻監視手段
    と、 前記異常信号を受信すると時刻異常である旨を通知する
    ための異常通知手段とを有することを特徴とする時刻チ
    ェック機構。
  2. 【請求項2】 前記時刻情報保持手段は、フレームの送
    信相手毎に作成された時刻情報ファイルから成ることを
    特徴とする請求項1記載の時刻チェック機構。
JP1812499A 1999-01-27 1999-01-27 時刻チェック機構 Pending JP2000216809A (ja)

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JP1812499A JP2000216809A (ja) 1999-01-27 1999-01-27 時刻チェック機構

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001076278A (ja) * 1999-09-07 2001-03-23 Omron Corp 検針値送信方法、検針値送信システム及び検針値送信端局

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001076278A (ja) * 1999-09-07 2001-03-23 Omron Corp 検針値送信方法、検針値送信システム及び検針値送信端局

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Effective date: 20050620