JP2001134882A - 検針装置及びセンサ装置 - Google Patents

検針装置及びセンサ装置

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JP2001134882A
JP2001134882A JP31822799A JP31822799A JP2001134882A JP 2001134882 A JP2001134882 A JP 2001134882A JP 31822799 A JP31822799 A JP 31822799A JP 31822799 A JP31822799 A JP 31822799A JP 2001134882 A JP2001134882 A JP 2001134882A
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JP
Japan
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meter reading
data
meter
communication system
center
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JP31822799A
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English (en)
Inventor
Kenichi Ono
健一 小野
Itaru Nishimura
到 西村
Yoshimasa Sugidachi
好正 杉立
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、検針データを収集するだけに限ら
ず、これに併せて周辺の気象状態を観測した観測データ
を同時に収集することができる多機能のデータ収集機能
を有する検針装置及びセンサ装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】この発明は、計測した検針値を通信システ
ムを介してセンタに送信する検針装置であって、温度・
湿度・気圧・騒音・降雨の有無・降雨量の少なくとも1
つを観測する観測手段を接続し、前記観測手段により観
測された観測データを検針値の通信システムを介してセ
ンタに送信する通信システムを有効利用したことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば電気、ガ
ス、水道等の計器あるいは自動販売機やPOS(販売時
点情報管理)等の端末から上位装置に検針値を送信する
検針装置に関し、さらに詳しくは検針値に加えて現在の
周辺の気象状態を表す観測データの収集を行う検針装置
及びセンサ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の検針装置は、下位の各
端末で計測した検針データを通信システムを介して上位
に送信し、上位のセンタが送信されてきた検針データを
受付けて収集管理するデータ収集機能を有している。例
えば、端末無線ユニットが電子メータから電力消費量等
の検針データを取得し、この取得した検針データをデー
タ収集ユニットを介してセンタに送信している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな検針装置は検針データ専用の通信システムを構築し
て、予め定められた1種類のデータ収集だけに限定して
通信利用され、その他の様々なデータ収集には利用され
ていないのが現状である。
【0004】そこでこの発明は、検針データ以外の他の
観測データを収集する多機能データ収集機能を有する検
針装置及びセンサ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、計測した検
針値を通信システムを介してセンタに送信する検針装置
であって、温度・湿度・気圧・騒音・降雨の有無・降雨
量の少なくとも1つを観測する観測手段を接続し、前記
観測手段により観測された観測データを検針値の通信シ
ステムを介してセンタに送信することを特徴とする。
【0006】この結果、検針値の収集だけでなく、その
周辺の現在の観測データから現時点の気象状態を同時に
収集することができる。したがって、検針データの収集
時に現在の気象状態や環境条件を表す他の様々な種類の
観測データを同時に効率よく収集することができ、既存
の通信システムを多機能のデータ収集用途に有効利用す
ることができる。
【0007】またこの発明は、計測した検針値を通信シ
ステムを介してセンタに送信する検針装置を設け、前記
検針装置に接続され、温度・湿度・気圧・騒音・降雨の
有無・降雨量の少なくともいずれか1つの観測データを
観測するセンサ装置であって、前記観測データを前記検
針値と共に前記センタに送信許容して前記検針装置に記
憶させることを特徴とする。
【0008】この発明のセンサ装置を用いた場合は、観
測した観測データを検針値と共に検針装置に記憶させて
上位のセンタからの要請に応じて読出すことができ、検
針値だけでなく周辺の所望の観測データを収集すること
ができる。これにより、広域検針エリアから各々の観測
データを収集した場合は、これらを統合して正確な気象
データを得ることができる。
【0009】またこの発明の観測データは、この他にも
光化学スモッグ、積雪量、花粉発生量、酸性雨状況等の
周辺の環境に変化を与える現時点の気象条件の一要素を
容易に観測することができる。それゆえ、現在の観測デ
ータに基づく正確な気象情報が即座に得られ、また既存
の検針数に比例して配置すれば多くの観測データが得ら
れるため、地域エリア別のこまやかな観測データの提供
やこれに基づいた正確な天気予報を実現することができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の一実施例を以下図面に
基づいて詳述する。図1は家屋の電力消費量を自動検針
する検針システム11を示し、この検針システム11は
親局としての第1データ収集ユニットU1 と、家屋12
…毎に設置された子局(端局)としての第1〜第5端末
無線ユニットUa,Ub,Uc,Ud,Ueとの通信を
一括して行う無線通信機能を有し、それぞれPHS(パ
ーソナル・ハンディホン・システム)のトランシーバモ
ードで接続している。
【0011】この無線通信機能は各々の通信エリア毎に
設置され、他の親局の第2データ収集ユニットU2 と、
家屋12…毎に設置された端局の第6〜第10端末無線
ユニットUf,Ug,Uh,Ui,Ujとが存在する場
合は、同様に無線通信機能を有してPHSのトランシー
バモードで通信接続している。
【0012】また、通信接続される各家屋12…間は立
地条件によって定められた例えば25db〜55db程
度の通信可能な20db以上の通信電界強度で通信接続
されている。
【0013】親局の各データ収集ユニットU1 ,U2
は、メインコントローラとして例えば電柱に設置され、
センタ(基地局)13からの指令信号に基づいて検針
値、ユニット呼出番号、その呼出時刻、端局経路(通信
ルートL)情報等の検針データを収集し、この収集した
検針データを折返しセンタ13に返信するものであっ
て、各データ収集ユニットU1 ,U2 へは、下位の端末
無線ユニットUd,Ueから上位の端末無線ユニットU
c、あるいは下位の端末無線ユニットUjから中位の端
末無線ユニットUiを介して上位の端末無線ユニットU
fへと通信環境条件に適した通信ルートLを経由させて
通信接続している。
【0014】また、各データ収集ユニットU1 ,U2 に
はセンサ機器Sをそれぞれ接続しており、各センサ機器
Sが観測したセンサデータを検針データと共にセンタ1
3に送信許容して設けている。
【0015】各端局の端末無線ユニットUa〜Ujは、
家屋12…毎の電力消費量を検針する電力メータ14…
に設置されて、上位のデータ収集ユニットU1 ,U2 と
無線で通信接続する。
【0016】この場合、上位のデータ収集ユニットU1
,U2 と分散された複数の第1〜第10の端末無線ユ
ニットUa〜Ujとの通信ルートLに際しては、データ
収集ユニットU1 ,U2 に直接通信接続される複数の上
位の端末無線ユニットUa,Ub,Uc、あるいはU
f,Ug,Uhと、これ以降に枝分れしてツリー構造に
順次無線で通信接続される下位の端末無線ユニットU
d,Ue、あるいはUi,Ujとを有している。
【0017】そして、最も下位の端末無線ユニットから
は、その1つ上位の端末無線ユニットを経由させた後、
さらに1つ上位の端末無線ユニットを経由させて、下位
から上位に吸上げる如く上位のデータ収集ユニットU1
,U2 へとデータを収集させるツリー構造のデータ収
集機能を有し、このツリー構造のデータ収集機能によ
り、分散された下位の端末無線ユニットからの検針デー
タを上位の端末無線ユニットへと導き、これより各上位
のデータ収集ユニットU1 ,U2 へとデータ収集する通
信ルートLを確立している。
【0018】上位のセンタ13は、営業所15のサーバ
(パーソナルコンピュータ)16、検針データベース1
7及びセンサデータベース18と通信接続し、サーバ1
6からの指令にしたがって制御データをデータ収集ユニ
ットU1 ,U2 及び端末無線ユニットUa〜Ujに送信
する。また、各端末無線ユニットUa〜Ujから収集さ
れた多くの検針データを検針データベース17に格納し
て記憶管理し、また多くのセンサデータをセンサデータ
ベース18に格納して記憶管理する。
【0019】図2は第1データ収集ユニットU1 の概略
構成図を示し、このデータ収集ユニットU1 のコントロ
ーラボード21には温度調整ユニット等の外部に取付け
たセンサ機器Sを接続し、このセンサ機器Sで観測した
気温データの数値を定期的に取得する。
【0020】さらに、コントローラボード21には上位
無線部22と下位無線部23とを接続し、上位無線部2
2は上位のセンタ13と通信接続し、このセンタ13を
経由させて営業所15に設置されるサーバ16及び各デ
ータベース17,18と通信接続する。これに対し、下
位無線部23は直下の端末無線ユニットUa〜Ucと通
信接続する。
【0021】図3はデータ収集ユニットの制御回路ブロ
ック図を示し、このデータ収集ユニットのCPU31
は、第1フラッシュメモリ32と、第2フラッシュメモ
リ33に格納されたプログラムに沿って上位無線部22
と下位無線部23を制御し、その制御データをRAM3
4で読出し可能に記憶する。
【0022】このデータ収集ユニットの外部に接続され
たセンサ機器Sは、温度・湿度・気圧・騒音・降雨の有
無・降雨量の少なくとも1つを観測するものであって、
例えば温度センタを用いて外気の温度を計測し、この計
測した温度値をCPU31の指令にしたがって返信させ
て第2フラッシュメモリ33に記憶させる。
【0023】このセンサ機器Sの温度計測に際しては、
予め設定された計測設定時間毎に計測するものであり、
検針値の収集時間サイクルと重ならない時間サイクルで
温度値を収集する。収集された検針データ及び温度デー
タは第2フラッシュメモリ33に記憶された後、センタ
13からの要請に応じて例えば1日分の検針データと温
度データとが1日1回、センタ13を経由して営業所1
5に一括して送信される。
【0024】このときの検針データ及び温度データを収
集するロジック及び上位のセンタ13に送信するロジッ
クはデータ収集ユニットの第1フラッシュメモリ32に
持ち、同データ収集ユニットのCPU31で実行する。
【0025】このように、検針システム11の通信ルー
トLを用いれば、電力メータ検針データを収集するだけ
でなく、その周辺の現在の温度データを同時に効率よく
収集することができる。また、既存の通信システムを他
の温度データ収集用に活用することができる。さらに、
広域の検針エリアから各々の温度データを収集すること
により、これらを統合して正確な温度分布データを得る
ことができる。
【0026】次に、温度データ取得ロジックの処理動作
を図4のフローチャートを参照して説明する。
【0027】データ収集ユニットは温度データの取得時
間になると(ステップn1 )、第1フラッシュメモリ3
2のデータ収集ロジックに基づいてCPU31はセンサ
機器Sより温度データを取得し、この取得した温度デー
タを第2フラッシュメモリ33に保存する(ステップn
2 )。
【0028】次に、温度データの上位送信ロジックの処
理動作を図5のフローチャートを参照して説明する。
【0029】データ収集ユニットのCPU31は、下位
の各端末無線ユニットから検針データを収集する検針処
理時間帯以外の空き時間帯に、上位のサーバ16より温
度データの送信依頼があれば(ステップn11〜n12)、
このデータ収集ユニットのCPU31は、第1フラッシ
ュメモリ32のデータ送信ロジックに基づいて第2フラ
ッシュメモリ33に記憶されている温度データを読出
し、読出された温度データを上位のセンタ13を経由さ
せてサーバ16に送信し、またセンサデータベース18
に導いて温度データは記憶管理される。また、このとき
検針データを同時に上位に送信することもでき、同時に
送信された検針データはサーバ16及び検針データベー
ス17に送信されて記憶管理される(ステップn13)。
【0030】また、上位からデータ収集ユニットに対し
て温度データを要請する場合、下位の各端末無線ユニッ
トから検針データをデータ収集ユニットに収集処理して
いる検針処理中であれば、その検針処理が終るまで温度
データの収集動作を待機する(ステップn14)。
【0031】この発明と、上述の一実施例の構成との対
応において、この発明の検針装置は、実施例の第1デー
タ収集ユニットU1 または第2データ収集ユニットU2
に対応し、以下同様に、センサ装置及び観測手段は、セ
ンサ機器Sに対応し、通信システムは、検針システム1
1に対応にするも、この発明は請求項に示される技術思
想に基づいて応用することができ、上述の一実施例の構
成のみに限定されるものではない。
【0032】例えば、上述の一実施例では観測データの
一例に温度データを収集する場合を示したが、これに限
らず、湿度・気圧・騒音・降雨の有無・降雨量に適用す
ることができる。
【0033】さらに、この他にも光化学スモッグ、積雪
量、花粉発生量、酸性雨状況等の周辺の環境に変化を与
える現時点の気象条件の一要素を容易に観測することが
できる。
【0034】また、各ユニットU1 ,U2 、Ua〜Uj
間の通信に際しては、無線による通信に限らず、有線を
利用することもできる。
【0035】
【発明の効果】この発明によれば、検針値の収集だけで
なく、その周辺の現在の観測データから現時点の気象状
態を同時に収集することができる。したがって、検針デ
ータの収集時に現在の気象状態や環境条件を表す他の様
々な種類の観測データを同時に効率よく収集することが
でき、既存の通信システムを多機能のデータ収集用途に
有効利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 家屋の電力消費量を自動検針する検針システ
ムの概略構成図。
【図2】 データ収集ユニットの概略構成図。
【図3】 データ収集ユニットの制御回路ブロック図。
【図4】 温度データ取得ロジックの処理動作を示すフ
ローチャート。
【図5】 温度データの上位送信ロジックの処理動作を
示すフローチャート。
【符号の説明】
11…検針システム 12…家 屋 13…センタ 14…電力メータ 15…営業所 16…サーバ 17…検針データベース 18…センサデータベース U1 ,U2 …データ収集ユニット Ua〜Uj…端末無線ユニット L…通信ルート S…センサ機器 31…CPU 32…第1フラッシュメモリ 33…第2フラッシュメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉立 好正 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 Fターム(参考) 2F073 AA09 AA19 AB01 BB01 BB09 BC02 CC03 CD16 DD07 DE01 EF09 FF01 FG01 FG02 FG14 GG01 GG08 5K048 AA14 BA35 CA01 DA02 DB01 DC01 EA11 EB10 FC01 HA01 HA02 HA05 HA07 5K067 AA41 BB27 EE02 FF02 5K101 KK12 LL03 LL05 LL12 MM06 MM07 NN21 SS06 SS07 TT06 UU16

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】計測した検針値を通信システムを介してセ
    ンタに送信する検針装置であって、温度・湿度・気圧・
    騒音・降雨の有無・降雨量の少なくとも1つを観測する
    観測手段を接続し、前記観測手段により観測された観測
    データを検針値の通信システムを介してセンタに送信す
    る検針装置。
  2. 【請求項2】計測した検針値を通信システムを介してセ
    ンタに送信する検針装置を設け、前記検針装置に接続さ
    れ、温度・湿度・気圧・騒音・降雨の有無・降雨量の少
    なくともいずれか1つの観測データを観測するセンサ装
    置であって、前記観測データを前記検針値と共に前記セ
    ンタに送信許容して前記検針装置に記憶させるセンサ装
    置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003066159A (ja) * 2001-08-30 2003-03-05 Daikin Ind Ltd 局地気象データ推定方法およびその装置
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JP2009296557A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Dainippon Printing Co Ltd 情報収集システム、情報収集装置、通信装置、情報収集処理プログラム、通信処理プログラム、及び情報収集方法

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