JP2003066159A - 局地気象データ推定方法およびその装置 - Google Patents

局地気象データ推定方法およびその装置

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JP2003066159A JP2001260888A JP2001260888A JP2003066159A JP 2003066159 A JP2003066159 A JP 2003066159A JP 2001260888 A JP2001260888 A JP 2001260888A JP 2001260888 A JP2001260888 A JP 2001260888A JP 2003066159 A JP2003066159 A JP 2003066159A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストアップを大幅に抑制して、十分に高精
度に局地気象データを推定する。 【解決手段】 各空調機にすでに装着されているセンサ
により計測された第1気象情報をネットワーク4を通し
て収集する第1気象情報収集部31と、ネットワーク4
を通して気象会社1から第2気象情報を収集する第2気
象情報収集部32と、第1気象情報を空調機毎に時系列
的に保持するとともに、第2気象情報を観測ポイント毎
に時系列的に保持する気象情報記憶部33と、第2気象
情報に基づいて相関分析などを行い、空調機毎の第1気
象情報の何れかを選択する第1気象情報選択部34と、
選択した第1気象情報を保持する有用データ記憶部35
と、有用データ記憶部35に保持している第1気象情報
に基づいて局地気象データを推定する局地気象データ推
定部36と、推定された局地気象データをネットワーク
4を通して気象データ利用者5に配信するwwwサーバ
ー37とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、気象会社の気象
情報計測ポイントよりもきめ細かく点在する空調機にお
いて計測された気象情報を用いて局地気象データを推定
する新規な方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、省エネルギー効果の確認を行
うために、空調機の消費電力を前年度の消費電力と比較
するに当たって、気温補正を行うべく局地気象データを
用いること、ヒートアイランド現象の解明、清涼飲料水
の購買動向の分析などを行うために局地気象データを用
いること、天候デリバティブ保険(例えば、指定地域の
気温が想定値を0.1℃上回る毎に補償金を支払うこと
を内容とする保険)における補償金の支払い額の算出の
ために局地気象データを用いること、気象予測データと
共に用いて行う空調機の負荷予測制御のように、気象の
影響を受ける機器の最適制御を行うために局地気象デー
タを用いること、などが提案されている。
【0003】そして、局地気象データを収集するための
方法として、従来から、(1)各地に気象観測システム
を構築しておき、これらの気象観測システムを用いて局
地気象データを収集する方法(特開閉7−7769号公
報参照)、(2)気象会社が提供する気象データを採用
する方法、および(3)空調機の内部データを利用する
方法(外気温度検出方法に関する特許第3019081
号公報参照)が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記(1)の方法を採
用した場合には、気象観測システムの設置場所の確保が
困難であるとともに、設置費、維持費が嵩むという不都
合、オフラインシステムの場合にデータの記録/回収作
業が煩雑になってしまうという不都合、気象観測システ
ム、センサに異常が発生した場合にデータの欠測が発生
するという不都合を生じてしまう。
【0005】前記(2)の方法を採用した場合には、気
象データの測定間隔が粗く、局地気象データを高精度に
は測定できなくなってしまうという不都合、気象観測シ
ステム、センサに異常が発生した場合にデータの欠測が
発生するという不都合を生じてしまう。
【0006】前記(3)の方法を採用した場合には、空
調機の設置環境に大きなばらつきがあるため、計測され
る気象データの信頼性が低くなる可能性があるという不
都合(例えば、日射しが当たる場所では、実際の気温よ
りも高い値が計測されるという不都合)、ショートサー
キットが発生している場合には、実際の気象データから
大きく乖離した値が計測されるという不都合、空調機や
センサに異常が発生した場合にデータの欠測が発生する
という不都合を生じてしまう。
【0007】
【発明の目的】この発明は上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、コストアップを大幅に抑制して、十分に
高精度に局地気象データを推定することができ、しかも
データの欠測を大幅に抑制することができる局地気象デ
ータ推定方法およびその装置を提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の局地気象デー
タ推定方法は、複数の空調機の内部において第1気象情
報を計測し、ネットワークを通して計測された第1気象
情報を収集して時系列的にメモリに保持し、ネットワー
クを通して気象会社から収集した時系列的な第2気象情
報に基づいて、空調機毎の第1気象情報の何れかを選択
し、選択した第1気象情報に基づいて局地気象データを
推定する方法である。
【0009】請求項2の局地気象データ推定方法は、メ
モリに保持されている空調機毎の第1気象情報とネット
ワークを通して気象会社から収集した第2気象情報との
相関分析を行い、相関分析結果に基づいて空調機毎の第
1気象情報の何れかを選択する方法である。
【0010】請求項3の局地気象データ推定方法は、空
調機毎の第1気象情報を複数選択し、選択した複数の第
1気象情報を代表する気象情報を得て局地気象データと
して採用する方法である。
【0011】請求項4の局地気象データ推定方法は、複
数の空調機の内部において第1気象情報を計測し、ネッ
トワークを通して計測された第1気象情報を収集して時
系列的にメモリに保持し、ネットワークを通して気象会
社から収集した時系列的な第2気象情報に基づいて、選
択すべき空調機を特定し、特定された空調機毎の第1気
象情報に基づいて局地気象データを推定し、推定した局
地気象データと、ネットワークを通して気象会社から収
集した対応する第2気象情報との差を所定の閾値と比較
し、差が所定の閾値よりも大きいことに応じて推定され
た局地気象データを採用し、逆に差が所定の閾値以下で
あることに応答して第2気象情報を採用する方法であ
る。
【0012】請求項5の局地気象データ推定方法は、推
定した局地気象データと、ネットワークを通して気象会
社から収集した対応する第2気象情報との差を、局地気
象データと第2気象情報とのオフセットを考慮して算出
する方法である。
【0013】請求項6の局地気象データ推定装置は、複
数の空調機の内部において第1気象情報を計測する第1
気象情報計測手段と、ネットワークを通して計測された
第1気象情報を収集して時系列的にメモリに保持する第
1気象情報収集手段と、ネットワークを通して気象会社
から収集した時系列的な第2気象情報に基づいて、空調
機毎の第1気象情報の何れかを選択する第1気象情報選
択手段と、選択した第1気象情報に基づいて局地気象デ
ータを推定する局地気象データ推定手段とを含むもので
ある。
【0014】請求項7の局地気象データ推定装置は、前
記第1気象情報選択手段として、メモリに保持されてい
る空調機毎の第1気象情報とネットワークを通して気象
会社から収集した第2気象情報との相関分析を行い、相
関分析結果に基づいて空調機毎の第1気象情報の何れか
を選択するものを採用するものである。
【0015】請求項8の局地気象データ推定装置は、前
記第1気象情報選択手段として、空調機毎の第1気象情
報を複数選択するものを採用し、前記局地気象データ推
定手段として、選択した複数の第1気象情報を代表する
気象情報を得て局地気象データとして採用するものを採
用するものである。
【0016】請求項9の局地気象データ推定装置は、複
数の空調機の内部において第1気象情報を計測する第1
気象情報計測手段と、ネットワークを通して計測された
第1気象情報を収集して時系列的にメモリに保持する第
1気象情報収集手段と、ネットワークを通して気象会社
から収集した時系列的な第2気象情報に基づいて、選択
すべき空調機を特定する空調機特定手段と、特定された
空調機毎の第1気象情報に基づいて局地気象データを推
定する局地気象データ推定手段と、推定した局地気象デ
ータと、ネットワークを通して気象会社から収集した対
応する第2気象情報との差を所定の閾値と比較する信頼
性判定手段と、差が所定の閾値よりも大きいことに応じ
て推定された局地気象データを採用し、逆に差が所定の
閾値以下であることに応答して第2気象情報を採用する
局地気象データ選択手段とを含むものである。
【0017】請求項10の局地気象データ推定装置は、
前記信頼性判定手段として、推定した局地気象データ
と、ネットワークを通して気象会社から収集した対応す
る第2気象情報との差を、局地気象データと第2気象情
報とのオフセットを考慮して算出するものを採用するも
のである。
【0018】
【作用】請求項1の局地気象データ推定方法であれば、
複数の空調機の内部において第1気象情報を計測し、ネ
ットワークを通して計測された第1気象情報を収集して
時系列的にメモリに保持し、ネットワークを通して気象
会社から収集した時系列的な第2気象情報に基づいて、
空調機毎の第1気象情報の何れかを選択し、選択した第
1気象情報に基づいて局地気象データを推定するのであ
るから、全ての第1気象情報ではなく、選択された第1
気象情報を用いて高精度に局地気象データを推定するこ
とができ、しかも特別に観測システム、センサを設ける
必要がないので、コストアップを大幅に抑制することが
できる。また、気象データの欠測を大幅に抑制すること
ができる。
【0019】請求項2の局地気象データ推定方法であれ
ば、メモリに保持されている空調機毎の第1気象情報と
ネットワークを通して気象会社から収集した第2気象情
報との相関分析を行い、相関分析結果に基づいて空調機
毎の第1気象情報の何れかを選択するのであるから、局
地気象データの推定精度を高めることができるほか、請
求項1と同様の作用を達成することができる。
【0020】請求項3の局地気象データ推定方法であれ
ば、空調機毎の第1気象情報を複数選択し、選択した複
数の第1気象情報を代表する気象情報を得て局地気象デ
ータとして採用するのであるから、局地気象データの推
定精度をより高めることができるほか、請求項1または
請求項2と同様の作用を達成することができる。
【0021】請求項4の局地気象データ推定方法であれ
ば、複数の空調機の内部において第1気象情報を計測
し、ネットワークを通して計測された第1気象情報を収
集して時系列的にメモリに保持し、ネットワークを通し
て気象会社から収集した時系列的な第2気象情報に基づ
いて、選択すべき空調機を特定し、特定された空調機毎
の第1気象情報に基づいて局地気象データを推定し、推
定した局地気象データと、ネットワークを通して気象会
社から収集した対応する第2気象情報との差を所定の閾
値と比較し、差が所定の閾値よりも大きいことに応じて
推定された局地気象データを採用し、逆に差が所定の閾
値以下であることに応答して第2気象情報を採用するの
であるから、全ての第1気象情報ではなく、選択された
第1気象情報を用いて高精度に局地気象データを推定す
ることができ、また、第2気象情報が大きな誤差を含む
場合には、推定された局地気象データを採用して誤差を
大幅に低減することができ、しかも特別に観測システ
ム、センサを設ける必要がないので、コストアップを大
幅に抑制することができる。また、気象データの欠測を
大幅に抑制することができる。
【0022】請求項5の局地気象データ推定方法であれ
ば、推定した局地気象データと、ネットワークを通して
気象会社から収集した対応する第2気象情報との差を、
局地気象データと第2気象情報とのオフセットを考慮し
て算出するのであるから、第2気象情報が大きな誤差を
含むか否かを精度よく判定することができるほか、請求
項4と同様の作用を達成することができる。
【0023】請求項6の局地気象データ推定装置であれ
ば、第1気象情報計測手段により、複数の空調機の内部
において第1気象情報を計測し、第1気象情報収集手段
により、ネットワークを通して計測された第1気象情報
を収集して時系列的にメモリに保持する。そして、第1
気象情報選択手段により、ネットワークを通して気象会
社から収集した時系列的な第2気象情報に基づいて、空
調機毎の第1気象情報の何れかを選択し、局地気象デー
タ推定手段により、選択した第1気象情報に基づいて局
地気象データを推定することができる。
【0024】したがって、全ての第1気象情報ではな
く、選択された第1気象情報を用いて高精度に局地気象
データを推定することができ、しかも特別に観測システ
ム、センサを設ける必要がないので、コストアップを大
幅に抑制することができる。また、気象データの欠測を
大幅に抑制することができる。
【0025】請求項7の局地気象データ推定装置であれ
ば、前記第1気象情報選択手段として、メモリに保持さ
れている空調機毎の第1気象情報とネットワークを通し
て気象会社から収集した第2気象情報との相関分析を行
い、相関分析結果に基づいて空調機毎の第1気象情報の
何れかを選択するものを採用するのであるから、局地気
象データの推定精度を高めることができるほか、請求項
6と同様の作用を達成することができる。
【0026】請求項8の局地気象データ推定装置であれ
ば、前記第1気象情報選択手段として、空調機毎の第1
気象情報を複数選択するものを採用し、前記局地気象デ
ータ推定手段として、選択した複数の第1気象情報を代
表する気象情報を得て局地気象データとして採用するも
のを採用するのであるから、局地気象データの推定精度
をより高めることができるほか、請求項6または請求項
7と同様の作用を達成することができる。
【0027】請求項9の局地気象データ推定装置であれ
ば、第1気象情報計測手段により、複数の空調機の内部
において第1気象情報を計測し、第1気象情報収集手段
により、ネットワークを通して計測された第1気象情報
を収集して時系列的にメモリに保持する。そして、空調
機特定手段により、ネットワークを通して気象会社から
収集した時系列的な第2気象情報に基づいて、選択すべ
き空調機を特定し、局地気象データ推定手段により、特
定された空調機毎の第1気象情報に基づいて局地気象デ
ータを推定し、信頼性判定手段により、推定した局地気
象データと、ネットワークを通して気象会社から収集し
た対応する第2気象情報との差を所定の閾値と比較し、
局地気象データ選択手段により、差が所定の閾値よりも
大きいことに応じて推定された局地気象データを採用
し、逆に差が所定の閾値以下であることに応答して第2
気象情報を採用することができる。
【0028】したがって、全ての第1気象情報ではな
く、選択された第1気象情報を用いて高精度に局地気象
データを推定することができ、また、第2気象情報が大
きな誤差を含む場合には、推定された局地気象データを
採用して誤差を大幅に低減することができ、しかも特別
に観測システム、センサを設ける必要がないので、コス
トアップを大幅に抑制することができる。また、気象デ
ータの欠測を大幅に抑制することができる。
【0029】請求項10の局地気象データ推定装置であ
れば、前記信頼性判定手段として、推定した局地気象デ
ータと、ネットワークを通して気象会社から収集した対
応する第2気象情報との差を、局地気象データと第2気
象情報とのオフセットを考慮して算出するものを採用す
るのであるから、第2気象情報が大きな誤差を含むか否
かを精度よく判定することができるほか、請求項9と同
様の作用を達成することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、この
発明の局地気象データ推定方法およびその装置の実施の
態様を詳細に説明する。
【0031】図1はこの発明の局地気象データ推定方法
の一実施態様が適用される局地気象データ推定システム
の構成を示す概略図である。
【0032】この局地気象データ推定システムは、気象
会社1と、空調機を有する複数の遠隔監視対象物件2
と、気象会社1、遠隔監視対象物件2に対してネットワ
ーク4を介して接続された遠隔監視センター3と、遠隔
監視センター3に対してネットワーク4を介して接続さ
れた気象データ利用者5とを有している。
【0033】なお、前記遠隔監視対象物件2は、多数の
局地エリアのそれぞれに複数個づつ配置されたものであ
り、ビル、店舗、民家などが例示できる。そして、局地
エリアは、気象会社1による気象情報計測ポイントどう
しの間隔よりも小さい間隔毎に設定されている。具体的
には、気象情報計測ポイントどうしの間隔が20kmで
あるのに対して、局地エリアとして、互いに隣り合う1
km四方のエリアを採用する。ただし、これ以外のエリ
アを採用することも可能である。
【0034】前記ネットワーク4としては、公衆電話
網、インターネットなどが例示でき、有線、無線の何れ
であってもよい。
【0035】前記遠隔監視センター3は、各遠隔監視対
象物件2の状況(例えば、空調機の稼働状況など)を監
視するとともに、運転指令などを各遠隔監視対象物件2
に供給し、しかも、後述する局地気象データ推定方法を
実施するものである。
【0036】図2は遠隔監視センターの構成を概略的に
示すブロック図である。
【0037】この遠隔監視センター3は、各空調機にす
でに装着されているセンサにより計測された第1気象情
報をネットワーク4を通して収集する第1気象情報収集
部31と、ネットワーク4を通して気象会社1から第2
気象情報を収集する第2気象情報収集部32と、第1気
象情報を空調機毎に時系列的に保持するとともに、第2
気象情報を観測ポイント毎に時系列的に保持する気象情
報記憶部33と、第2気象情報に基づいて相関分析など
を行い、空調機毎の第1気象情報の何れか(例えば、相
関係数が所定の閾値以上の第1気象情報)を選択する第
1気象情報選択部34と、選択した第1気象情報を保持
する有用データ記憶部35と、有用データ記憶部35に
保持している第1気象情報に基づいて局地気象データを
推定する(例えば、中央値、最頻値、平均値などを得て
局地気象データ推定値として出力する)局地気象データ
推定部36と、推定された局地気象データをネットワー
ク4を通して気象データ利用者5に配信するwww(ワ
ールドワイドウェブ)サーバー37とを有している。
【0038】次いで、図3のフローチャートを参照し
て、上記の構成の局地気象データ推定システムの作用を
説明する。
【0039】ステップSP1において、各遠隔監視対象
物件2の空調機に装着されたセンサにより第1気象情報
を計測し、ステップSP2において、計測された第1気
象情報を第1気象情報収集部31により収集して空調機
毎に時系列的に保持し、ステップSP3において、第2
気象情報収集部32により気象会社1から第2気象情報
を収集して観測ポイント毎に時系列的に保持し、ステッ
プSP4において、所定期間(例えば、任意の2月間)
における空調機毎の時系列的な第1気象情報と、空調機
に対応する観測ポイント(例えば、空調機にもっとも近
い観測ポイント)の時系列的な第2気象情報とに基づく
相関解析処理を行って相関係数を算出し、ステップSP
5において、算出した相関係数を所定の閾値(例えば、
0.90)と比較し、所定の閾値以上の相関係数の第1
気象情報を選択する。
【0040】次いで、ステップSP6において、各局地
エリアに属する空調機毎の時刻毎の第1気象情報を所定
の規則(例えば、昇順)でソートし、ステップSP7に
おいて、ソートされた第1気象情報から、代表値(例え
ば、中央値、最頻値、平均値など)を抽出し、局地気象
推定データとして採用し、そのまま一連の処理を終了す
る。
【0041】したがって、空調機のセンサによる計測さ
れた全ての第1気象情報をそのまま採用するのではな
く、気象会社1から得た第2気象情報に対して高い相関
を有する第1気象情報を選択し、選択された第1気象情
報に基づいて局地気象データを推定することができ、局
地気象データの推定精度を高めることができる。そし
て、特別にセンサを設置するのではなく、空調機に予め
装着されているセンサのみを採用するのであるから、コ
ストアップを大幅に抑制することができる。
【0042】さらに説明する。なお、以下においては、
気象情報の一種である日平均気温を例にとっている。
【0043】気象会社1の互いに異なる観測ポイントに
おける日平均気温どうしの散布図の一例は図4に示すと
おりであり、相関係数が0.992であり、強い相関が
あることが分かる。
【0044】そして、同様に気象会社の1つの観測ポイ
ントにおける日平均気温と2台の空調機において計測さ
れた日平均気温との散布図は図5、図6に示すとおりで
あり、一方は相関係数が0.995であり、強い相関が
あるの(図5参照)に対し、他方は相関係数が0.57
0であり、弱い相関しかない(図6参照)ことが分か
る。したがって、前者は局地気象データの推定のために
有用なものであるのに対して、後者は局地気象データの
推定には使用することができないものである。
【0045】換言すれば、相関係数が所定の閾値を越え
る空調機のみを選択することによって、高精度に局地気
象データを推定することができる。
【0046】また、上記のようにして選択した空調機で
あっても、稀に空調機自体の故障やセンサの異常などが
発生することがあり、このような場合には、センサによ
り計測される気象情報として、局地気象データの推定に
は不適切な気象情報が得られることになる。
【0047】すなわち、空調機自体の故障やセンサの異
常などが発生していない場合には、図7に示すとおり、
同一時刻における測定値を集計してヒストグラムを作成
した場合に、急峻な山ができ、この山から離れた値は存
在しない。したがって、何れの測定値を採用しても、高
精度な局地気象データの推定が可能である。
【0048】これに対して、空調機自体の故障やセンサ
の異常などが発生している場合には、図8に示すとお
り、同一時刻における測定値を集計してヒストグラムを
作成した場合に、急峻な山ができるだけでなく、この山
から離れた値も存在する。したがって、山から離れた値
を採用すれば、高精度な局地気象データの推定ができな
くなってしまう。
【0049】しかし、この実施態様においては、中央
値、最頻値、平均値などの代表値を採用するのであるか
ら、山から離れた値を採用することはなくなり、高精度
な局地気象データの推定が可能となる。ただし、山から
離れた値の影響を受けないという観点からは、中央値、
または最頻値を採用することが好ましい。
【0050】なお、山から離れた値の個数が多くなれば
山から離れた値が採用される可能性が高くなるが、空調
機自体の故障やセンサの異常などが同時に多発すること
は現実には殆どないのであるから、局地気象データの推
定の精度が低下するおそれはない。
【0051】図9はこの発明の局地気象データ推定方法
の他の実施態様が適用される局地気象データ推定システ
ムの構成を示す概略図である。
【0052】この局地気象データ推定システムは、気象
会社1と、空調機を有する複数の遠隔監視対象物件2
と、気象会社1、遠隔監視対象物件2に対してネットワ
ーク4を介して接続された遠隔監視センター6と、遠隔
監視センター6に対してネットワーク4を介して接続さ
れた気象データ利用者5とを有している。
【0053】なお、前記遠隔監視対象物件2は、予め設
定された局地エリア(例えば、1km四方の局地エリ
ア)ごとに区分されている。そして、何れかの局地エリ
アには気象会社1の観測ポイントが含まれている。
【0054】図10は遠隔監視センターの構成を概略的
に示すブロック図である。
【0055】この遠隔監視センター6は、各空調機にす
でに装着されているセンサにより計測された第1気象情
報をネットワーク4を通して収集する第1気象情報収集
部61と、ネットワーク4を通して気象会社1から第2
気象情報を収集する第2気象情報収集部62と、第1気
象情報を空調機毎に時系列的に保持するとともに、第2
気象情報を観測ポイント毎に時系列的に保持する気象情
報記憶部63と、第2気象情報に基づいて相関分析など
を行い、第1気象情報の何れか(例えば、相関係数が所
定の閾値以上の第1気象情報)および対応する空調機を
選択する有用空調機抽出部64と、選択した空調機を保
持する有用空調機記憶部65と、有用空調機記憶部65
に保持している空調機に対応する最新の第1気象情報基
づいて局地気象データを推定する(例えば、中央値、最
頻値、平均値などを得て局地気象データ推定値として出
力する)局地気象データ推定部66と、最新の第2気象
情報が最新の第1気象情報に基づいて推定された局地気
象データから大きく乖離している場合に、局地気象デー
タ推定値、および最新の第2気象情報を入力として第2
気象情報を修正するデータ修正部67と、修正された第
2気象情報をネットワーク4を通して気象データ利用者
5に配信するwww(ワールドワイドウェブ)サーバー
68とを有している。
【0056】次いで、図11のフローチャートを参照し
て、上記の構成の局地気象データ推定システムの作用を
説明する。
【0057】ステップSP1において、各遠隔監視対象
物件2の空調機に装着されたセンサにより第1気象情報
を計測し、ステップSP2において、計測された第1気
象情報を第1気象情報収集部61により収集して空調機
毎に時系列的に保持し、ステップSP3において、第2
気象情報収集部62により気象会社1から第2気象情報
を収集して観測ポイント毎に時系列的に保持し、ステッ
プSP4において、所定期間(例えば、任意の2月間)
における空調機毎の時系列的な第1気象情報と、空調機
に対応する観測ポイント(例えば、空調機にもっとも近
い観測ポイント)の時系列的な第2気象情報とに基づく
相関解析処理を行って相関係数を算出し、ステップSP
5において、算出した相関係数を所定の閾値(例えば、
0.90)と比較し、所定の閾値以上の相関係数の第1
気象情報に対応する空調機を選択する。
【0058】次いで、ステップSP6において、各局地
エリアに属する空調機毎の時刻毎の第1気象情報を所定
の規則(例えば、昇順)でソートし、ステップSP7に
おいて、ソートされた第1気象情報から、代表値(例え
ば、中央値、最頻値、平均値など)を抽出し、ステップ
SP8において、対応する時刻における第2気象情報を
選択し、ステップSP9において、抽出した代表値と選
択した第2気象情報とが所定の閾値以上乖離しているか
否か(例えば、温度差が2℃以上であるか否か)を判定
し、所定の閾値以上は乖離していないと判定された場合
には、ステップSP10において、選択された第2気象
情報をそのまま採用する。逆に、所定の閾値以上乖離し
ていると判定された場合には、ステップSP11におい
て、抽出した代表値を第2気象情報として採用する。
【0059】そして、ステップSP10の処理、または
ステップSP11の処理が行われた後は、そのまま一連
の処理を終了する。
【0060】なお、以上には、抽出した代表値と第2気
象情報との間のオフセット成分が0であると仮定した場
合の処理を説明しているが、実際には、抽出した代表値
と第2気象情報との間のオフセット成分が0でない可能
性がある。この場合には、抽出した代表値にオフセット
成分を上乗せした値を第2気象情報として採用すればよ
い。
【0061】したがって、この実施態様を採用した場合
には、気象会社1の何れかの観測ポイントに何らかの異
常が発生して第2気象情報が不正確になった場合に、選
択された空調機により計測された第1気象情報から抽出
した代表値を用いて第2気象情報を推定することができ
る。
【0062】なお、気象会社で計測される第2気象情報
が欠測していた場合には、それを示す値(通常は、99
99)が代わりに格納される。この値は、計測値と区別
できるように乖離した値が採用されるので、上述の方法
で問題なく対応することができる。
【0063】
【発明の効果】請求項1の発明は、全ての第1気象情報
ではなく、選択された第1気象情報を用いて高精度に局
地気象データを推定することができ、しかも特別に観測
システム、センサを設ける必要がないので、コストアッ
プを大幅に抑制することができ、また、気象データの欠
測を大幅に抑制することができるという特有の効果を奏
する。
【0064】請求項2の発明は、局地気象データの推定
精度を高めることができるほか、請求項1と同様の効果
を奏する。
【0065】請求項3の発明は、局地気象データの推定
精度をより高めることができるほか、請求項1または請
求項2と同様の効果を奏する。
【0066】請求項4の発明は、全ての第1気象情報で
はなく、選択された第1気象情報を用いて高精度に局地
気象データを推定することができ、また、第2気象情報
が大きな誤差を含む場合には、推定された局地気象デー
タを採用して誤差を大幅に低減することができ、しかも
特別に観測システム、センサを設ける必要がないので、
コストアップを大幅に抑制することができ、また、気象
データの欠測を大幅に抑制することができるという特有
の効果を奏する。
【0067】請求項5の発明は、第2気象情報が大きな
誤差を含むか否かを精度よく判定することができるほ
か、請求項4と同様の効果を奏する。
【0068】請求項6の発明は、全ての第1気象情報で
はなく、選択された第1気象情報を用いて高精度に局地
気象データを推定することができ、しかも特別に観測シ
ステム、センサを設ける必要がないので、コストアップ
を大幅に抑制することができ、また、気象データの欠測
を大幅に抑制することができるという特有の効果を奏す
る。
【0069】請求項7の発明は、局地気象データの推定
精度を高めることができるほか、請求項6と同様の効果
を奏する。
【0070】請求項8の発明は、局地気象データの推定
精度をより高めることができるほか、請求項6または請
求項7と同様の効果を奏する。
【0071】請求項9の発明は、全ての第1気象情報で
はなく、選択された第1気象情報を用いて高精度に局地
気象データを推定することができ、また、第2気象情報
が大きな誤差を含む場合には、推定された局地気象デー
タを採用して誤差を大幅に低減することができ、しかも
特別に観測システム、センサを設ける必要がないので、
コストアップを大幅に抑制することができ、また、気象
データの欠測を大幅に抑制することができるという特有
の効果を奏する。
【0072】請求項10の発明は、第2気象情報が大き
な誤差を含むか否かを精度よく判定することができるほ
か、請求項9と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の局地気象データ推定方法の一実施態
様が適用される局地気象データ推定システムの構成を示
す概略図である。
【図2】遠隔監視センターの構成を概略的に示すブロッ
ク図である。
【図3】この発明の局地気象データ推定方法の一実施態
様を説明するフローチャートである。
【図4】気象会社の互いに異なる観測ポイントにおける
日平均気温どうしの散布図の一例を示す図である。
【図5】気象会社の1つの観測ポイントにおける日平均
気温と1台の空調機において計測された日平均気温との
散布図を示す図である。
【図6】気象会社の1つの観測ポイントにおける日平均
気温と他の1台の空調機において計測された日平均気温
との散布図を示す図である。
【図7】空調機自体の故障やセンサの異常などが発生し
ていない場合において、同一時刻における測定値を集計
して作成したヒストグラムの一例を示す図である。
【図8】空調機自体の故障やセンサの異常などが発生し
ている場合において、同一時刻における測定値を集計し
て作成したヒストグラムの一例を示す図である。
【図9】この発明の局地気象データ推定方法の他の実施
態様が適用される局地気象データ推定システムの構成を
示す概略図である。
【図10】遠隔監視センターの構成を概略的に示すブロ
ック図である。
【図11】この発明の局地気象データ推定方法の他の実
施態様を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 気象会社 4 ネットワーク 31 第1気象情報収集部 33 気象情報記憶部 34 第1気象情報選択部 36 局地気象データ推
定部 61 第1気象情報収集部 63 気象情報記憶部 64 有用空調機抽出部 66 局地気象データ推定
部 67 データ修正部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤松 敏行 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 株式会社ダイキンシステムソリューション ズ研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の空調機の内部において第1気象情
    報を計測し、 ネットワークを通して計測された第1気象情報を収集し
    て時系列的にメモリに保持し、 ネットワークを通して気象会社から収集した時系列的な
    第2気象情報に基づいて、空調機毎の第1気象情報の何
    れかを選択し、 選択した第1気象情報に基づいて局地気象データを推定
    することを特徴とする局地気象データ推定方法。
  2. 【請求項2】 メモリに保持されている空調機毎の第1
    気象情報とネットワークを通して気象会社から収集した
    第2気象情報との相関分析を行い、相関分析結果に基づ
    いて空調機毎の第1気象情報の何れかを選択する請求項
    1に記載の局地気象データ推定方法。
  3. 【請求項3】 空調機毎の第1気象情報を複数選択し、
    選択した複数の第1気象情報を代表する気象情報を得て
    局地気象データとして採用する請求項1または請求項2
    に記載の局地気象データ推定方法。
  4. 【請求項4】 複数の空調機の内部において第1気象情
    報を計測し、 ネットワークを通して計測された第1気象情報を収集し
    て時系列的にメモリに保持し、 ネットワークを通して気象会社から収集した時系列的な
    第2気象情報に基づいて、選択すべき空調機を特定し、 特定された空調機毎の第1気象情報に基づいて局地気象
    データを推定し、 推定した局地気象データと、ネットワークを通して気象
    会社から収集した対応する第2気象情報との差を所定の
    閾値と比較し、 差が所定の閾値よりも大きいことに応じて推定された局
    地気象データを採用し、逆に差が所定の閾値以下である
    ことに応答して第2気象情報を採用することを特徴とす
    る局地気象データ推定方法。
  5. 【請求項5】 推定した局地気象データと、ネットワー
    クを通して気象会社から収集した対応する第2気象情報
    との差を、局地気象データと第2気象情報とのオフセッ
    トを考慮して算出する請求項4に記載の局地気象データ
    推定方法。
  6. 【請求項6】 複数の空調機の内部において第1気象情
    報を計測する第1気象情報計測手段と、 ネットワーク(4)を通して計測された第1気象情報を
    収集して時系列的にメモリに保持する第1気象情報収集
    手段(31)(33)と、 ネットワークを通して気象会社(1)から収集した時系
    列的な第2気象情報に基づいて、空調機毎の第1気象情
    報の何れかを選択する第1気象情報選択手段(34)
    と、 選択した第1気象情報に基づいて局地気象データを推定
    する局地気象データ推定手段(36)とを含むことを特
    徴とする局地気象データ推定装置。
  7. 【請求項7】 前記第1気象情報選択手段(34)は、
    メモリに保持されている空調機毎の第1気象情報とネッ
    トワーク(4)を通して気象会社(1)から収集した第
    2気象情報との相関分析を行い、相関分析結果に基づい
    て空調機毎の第1気象情報の何れかを選択するものであ
    る請求項6に記載の局地気象データ推定装置。
  8. 【請求項8】 前記第1気象情報選択手段(34)は、
    空調機毎の第1気象情報を複数選択するものであり、前
    記局地気象データ推定手段(36)は、選択した複数の
    第1気象情報を代表する気象情報を得て局地気象データ
    として採用するものである請求項6または請求項7に記
    載の局地気象データ推定装置。
  9. 【請求項9】 複数の空調機の内部において第1気象情
    報を計測する第1気象情報計測手段と、 ネットワーク(4)を通して計測された第1気象情報を
    収集して時系列的にメモリに保持する第1気象情報収集
    手段(61)(63)と、 ネットワーク(4)を通して気象会社(1)から収集し
    た時系列的な第2気象情報に基づいて、選択すべき空調
    機を特定する空調機特定手段(64)と、 特定された空調機毎の第1気象情報に基づいて局地気象
    データを推定する局地気象データ推定手段(66)と、 推定した局地気象データと、ネットワークを通して気象
    会社から収集した対応する第2気象情報との差を所定の
    閾値と比較する信頼性判定手段(67)と、 差が所定の閾値よりも大きいことに応じて推定された局
    地気象データを採用し、逆に差が所定の閾値以下である
    ことに応答して第2気象情報を採用する局地気象データ
    選択手段(67)とを含むことを特徴とする局地気象デ
    ータ推定装置。
  10. 【請求項10】 前記信頼性判定手段(67)は、推定
    した局地気象データと、ネットワーク(4)を通して気
    象会社(1)から収集した対応する第2気象情報との差
    を、局地気象データと第2気象情報とのオフセットを考
    慮して算出するものである請求項9に記載の局地気象デ
    ータ推定装置。
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