JP2007274068A - 通信システム及び通信方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 登録子機Xが新規設置された場合テスト判別処理で(S200〜S204)通信可能な3つの経路を取得する。その各経路に従って登録要求電文(自己の端末IDを付加)送信する。登録要求を受信した子機は自己の経路情報(端末ID、電界強度等)を付加して送信し、親機1が登録要求を受信して、登録子機Xの経路情報を登録する(S213)。センタ装置200では、登録する登録子機Xの端末IDと共に親機1の端末IDを関連付けて登録する(S215)。
【選択図】図5
Description
(1)親機一子機1一子機2一子機5
(2)親機一子機1一子機3一子機5
といった2つの経路情報がセンタ装置200に通報されて、経路の電界強度、ノイズレベル、経由する段数といった情報がセンタ装置200において経路情報DB201に記憶される。そして、センタ装置200が子機5と通信を行う場合には、経路情報DB201に記憶された情報を読み出して通信経路を組立ててその中で最適なルートを選択して通信を行うようにしている。
請求項2の発明は、請求項1に記載された親機と通信可能に接続される無線端末装置であって、他の無線端末装置との通信のための経路情報を検出する手段と、検出した経路情報に基づき経路を登録する手段と、前記親機への経路登録時に、前記親機への電文を送信する毎に前記登録した経路から異なる経路を選択して送信する送信制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載された無線端末装置であって、前記登録する手段は、テスト信号送信に対する受信側無線端末装置からの返信の少なくとも電界強度を含む通信条件を判断して、通信条件の良好なものから所定数の経路を取得して登録することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載された無線端末装置であって、他の無線端末装置から親機への経路登録時に、前記他の無線端末装置からの電文を受信したとき、当該電文に自己情報を付加して自己に登録された経路から前記通信条件に基づき選択した経路に送信する手段を備えたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1に記載された親機と通信可能に接続されるセンタ装置であって、経路登録した前記無線端末装置を親機と関連付けて登録する手段を備えたことを特徴とする。
請求項6の発明は、通信システムであって、請求項1に記載された親機、請求項2ないし4のいずれかに記載された無線端末装置又はさらに請求項5に記載されたセンタ装置で構成されることを特徴とする。
請求項7の発明は、複数の無線端末装置が他の無線端末装置を介して親機と通信するための通信方法であって、無線端末装置が他の無線端末装置との複数の通信経路を取得し登録する工程、前記無線端末装置から親機への経路登録時に、前記無線端末装置の電文を、前記登録された複数の経路の全ての経路について順に切り替えて送信する工程、前記電文を親機に送信するまでの過程で、前記電文を中継した無線端末装置の自己情報を付加して経路情報を作成する工程、前記経路情報を親機に登録する工程を有し、親機は前記登録された経路で前記無線端末装置と通信することを特徴とする。
本発明に係る無線端末装置は、テスト信号を送信して通信可能な他の無線端末装置を判別し、それに基づいて通信可能な経路情報を取得しその中から前回送信時の経路情報とは異なる経路情報により送信するので、常時複数の経路情報が親機に登録されるようになり、1つの経路情報に基づく通信経路にトラブルが生じても他の経路情報を経由して送信することができる。
本発明に係る通信方法は、センタ装置に登録された無線端末装置に関連付けられた親機を経由して親機に登録された無線端末装置の経路情報を用いて通信を行うので、センタ装置で無線端末装置の経路情報を一括管理しなくても無線端末装置と通信可能な親機を経由して確実に通信を行うことができる。また、無線端末装置と通信可能な複数の親機を登録することも可能であることから、無線端末装置に対する複数の通信経路で適宜通信することができ、通信トラブルに対しても安全性の高い通信方法が実現できる。
図1は、本発明に係る実施形態に関する概略構成図である。親機1及び親機2が、それぞれ無線端末装置である子機1〜5と直接又は子機同士の中継により無線で通信可能に設定されており、子機Xは新たに設置されたものである。親機1及び2は、通信ネットワーク300を介してセンタ装置200と送受信可能に接続されており、例えば、ガス又は水道のメータに接続された子機からの検針データ等の検針データが回答情報(具体的には回答電文)として親機を介してセンタ装置200に送信されて収集されるようになっている。図1において、子機又は親機が互いに通信可能な状態に設定されている場合を矢印で示している。また、通信ネットワーク300としては、公衆回線網、携帯電話網、ブロードバンドネットワークといった様々な通信ネットワークを使用することができる。
登録子機X側から電文(例えば、検針データ)を発信する際に、前回経路登録のために通信電文を発信した経路とは異なる経路情報(登録子機X側の第2経路)を選択するように送信制御される。
即ち、この場合は、登録子機Xは、検針データを取得し(S300)、前回使用した子機4とは異なる子機2を選択し(S301)、端末IDを付加した通信電文を送信処理する(S302)。
図1の例では、上述した登録子機Xに関する3つの通信経路以外にも5つ或いはそれ以上の通信経路が設定可能で、こうした多くの通信経路を活用することで安全性の高い通信処理を行うことが可能となる。
即ち、回答電文を子機4に送信処理し(S507)、子機4は受信した回答電文を子機1に送信処理する(S508)。子機1から送信された回答電文は親機1に送信処理され(S509)、親機1から更にセンタ装置に送信処理される(S510)。センタ装置は回答電文を受信して、そこから検針データを取得する(S511)。
Claims (7)
- 複数の無線端末装置と通信可能に接続される親機であって、
親機への無線端末装置からの経路登録時に、当該無線端末装置から送信される電文及び当該親機に到る経路情報に基づいて当該無線端末装置の経路を登録する手段と、登録された経路に基づいて当該無線端末装置と通信する通信手段とを備えたことを特徴とする親機。 - 請求項1に記載された親機と通信可能に接続される無線端末装置であって、
他の無線端末装置との通信のための経路情報を検出する手段と、検出した経路情報に基づき経路を登録する手段と、前記親機への経路登録時に、前記親機への電文を送信する毎に前記登録した経路から異なる経路を選択して送信する送信制御手段と、を備えたことを特徴とする無線端末装置。 - 請求項2に記載された無線端末装置であって、
前記登録する手段は、テスト信号送信に対する受信側無線端末装置からの返信の少なくとも電界強度を含む通信条件を判断して、通信条件の良好なものから所定数の経路を取得して登録することを特徴とする無線端末装置。 - 請求項3に記載された無線端末装置であって、
他の無線端末装置から親機への経路登録時に、前記他の無線端末装置からの電文を受信したとき、当該電文に自己情報を付加して自己に登録された経路から前記通信条件に基づき選択した経路に送信する手段を備えたことを特徴とする無線端末装置。 - 請求項1に記載された親機と通信可能に接続されるセンタ装置であって、
経路登録した前記無線端末装置を親機と関連付けて登録する手段を備えたことを特徴とするセンタ装置。 - 請求項1に記載された親機、請求項2ないし4のいずれかに記載された無線端末装置又はさらに請求項5に記載されたセンタ装置で構成されることを特徴とする通信システム。
- 複数の無線端末装置が他の無線端末装置を介して親機と通信するための通信方法であって、
無線端末装置が他の無線端末装置との複数の通信経路を取得し登録する工程、
前記無線端末装置から親機への経路登録時に、前記無線端末装置の電文を、前記登録された複数の経路の全ての経路について順に切り替えて送信する工程、
前記電文を親機に送信するまでの過程で、前記電文を中継した無線端末装置の自己情報を付加して経路情報を作成する工程、
前記経路情報を親機に登録する工程を有し、
親機は前記登録された経路で前記無線端末装置と通信することを特徴とする通信方法。
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