JPWO2017138136A1 - 通信装置及び通信方法 - Google Patents
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Abstract
Description
Lossy Networks)が用いられる。
RPLは、無線センサなどの低消費電力、低リソースの端末を不安定な通信環境下での利用することを目的としたルーティングプロトコルであり、IETFのRFC 6550で標準化されている(非特許文献1)。
RPLはDODAG(Destination Oriented Directed
Acyclic Graph)と呼ばれるツリー構成で形成される。そして、RPLでは、上り方向の経路構築にDIO(DODAG Information Object)と、DIS(DODAG Information Solicitation)と呼ばれる制御メッセージが用いられる。また、RPLでは、下り方向の経路構築にDAO(Destination Advertisement Object)と呼ばれる制御メッセージが用いられる。 RPLプロトコルの課題の一つとして、ノード数が増加すると共に、制御メッセージが無線ネットワークの帯域を占有してしまい、アプリケーションメッセージの配信率がチャネルビジーや衝突が原因で低下してしまうことが非特許文献2及び非特許文献3で報告されている。
多数の端末が存在する場合に、RPLのように通信経路構築用の制御メッセージがブロードキャストで送信されると、制御メッセージに対する応答メッセージが多数の端末から一斉に送信される。このため、応答メッセージのトラフィックが急増し、アプリケーションデータの通信が阻害されるという課題がある。
通信経路構築用にブロードキャスト送信される制御メッセージの受信から前記制御メッセージに対する応答メッセージの送信までの待ち時間を、乱数を用いて設定するメッセージ制御部と、
ブロードキャスト送信された前記制御メッセージを受信し、前記制御メッセージの受信から前記メッセージ制御部により設定された前記待ち時間が経過したときに、前記制御メッセージの送信元に前記応答メッセージを送信するメッセージ通信部とを有する。
***構成の説明***
図1は、本実施の形態に係る通信システムに含まれる親局装置100及び子局装置200を示す。また、図1は、親局装置100及び子局装置200の間で行われる、通信経路の構築手順を示す。図1は、子局装置200が2台の例を示している。
親局装置100は、子局装置200を管理するコンピュータである。また、子局装置200は親局装置100により管理されるコンピュータである。
親局装置100及び子局装置200は、例えば、親局装置100を中心とするスター型のネットワークを構成する。また、親局装置100及び子局装置200は、ツリー型のネットワークを構成してもよい。つまり、親局装置100を最上位階層とし、子局装置200のうちの一方の子局装置200を中間階層とし、子局装置200のうちの他方の子局装置200を最下位階層とするツリー型のネットワークを構成してもよい。
スター型のネットワークでは、各子局装置200から親局装置100へのアプリケーションデータの通信経路を上り通信経路といい、親局装置100から各子局装置200へのアプリケーションデータの通信経路を下り通信経路という。
また、ツリー型のネットワークでは、最下位階層の子局装置200から中間階層の子局装置200を経て最上位階層の親局装置100に至るアプリケーションデータの通信経路を上り通信経路という。また、最上位階層の親局装置100から中間階層の子局装置200を経て最下位階層の子局装置200に至るアプリケーションデータの通信経路を下り通信経路という。
なお、以下では、上り通信経路を上り経路ともいい、下り通信経路を下り経路ともいう。
また、各子局装置200は、通信装置の例に相当する。また、各子局装置200で行われる動作は、通信方法の例に相当する。
図1及び図2では、スター型のネットワークにおける通信経路構築手順を示している。
図1の通信経路構築手順では、親局装置100が先ず上り経路通知をブロードキャスト送信する。そして、上り経路通知を受信した各子局装置200が親局装置100に下り経路通知を送信する。これにより、親局装置100と各子局装置200との間に上り通信路と下り通信路が構築される。
図2の通信経路構築手順では、各子局装置200が先ず上り経路情報要求をブロードキャスト送信する。次に、上り経路情報要求を受信した親局装置100が上り経路通知をブロードキャスト送信する。そして、上り経路通知を受信した各子局装置200が親局装置100に下り経路通知を送信する。これにより、親局装置100と各子局装置200との間に上り通信路と下り通信路が構築される。
下り経路通知は、上り経路通知に対する応答メッセージである。つまり、下り経路通知は、子局装置200が上り経路通知の送信元の上位局装置の下り経路に参入することを通知する制御メッセージである。
上り経路情報要求は、上り通信経路構築用の制御メッセージである。つまり、上り経路情報要求は、子局装置200が自局の上位局装置を探索するための制御メッセージであり、自局の上位局装置に上り経路通知の送信を要求する制御メッセージである。。
例えば、非特許文献1では、上り経路通知はDIO、下り経路通知はDAO、上り経路情報要求はDISと呼ばれている。
以下では、上り経路通知、下り経路通知及び上り経路情報要求を区別する必要がないときは、これら通知を総称して制御メッセージという。
なお、上り経路通知は第1の制御メッセージの例に相当し、上り経路情報要求は第2の制御メッセージの例に相当する。
(1)親局装置100が上り経路通知をブロードキャスト送信する。そして、上り経路通知を受信した一方の子局装置200(中間階層になる子局装置200)が親局装置100に下り経路通知を送信する。これにより、親局装置100と中間階層の子局装置200との間に上り通信路と下り通信路が構築される。
(2)一方の子局装置200(中間階層になる子局装置200)が先ず上り経路情報要求をブロードキャスト送信する。次に、上り経路情報要求を受信した親局装置100が上り経路通知をブロードキャスト送信する。そして、上り経路通知を受信した一方の子局装置200が親局装置100に下り経路通知を送信する。これにより、親局装置100と中間階層の子局装置200との間に上り通信路と下り通信路が構築される。
(3)一方の子局装置200(中間階層になる子局装置200)は、上り経路通知をブロードキャスト送信する。そして、上り経路通知を受信した他方の子局装置200(最下位階層になる子局装置200)が一方の子局装置200に下り経路通知を送信する。これにより、中間階層の子局装置200と最下位階層の子局装置200との間に上り通信路と下り通信路が構築される。
(4)他方の子局装置200(最下位階層になる子局装置200)が上り経路情報要求をブロードキャスト送信する。次に、上り経路情報要求を受信した一方の子局装置200(中間階層になる子局装置200)が上り経路通知をブロードキャスト送信する。そして、上り経路通知を受信した他方の子局装置200が一方の子局装置200に下り経路通知を送信する。これにより、中間階層の子局装置200と最下位階層の子局装置200との間に上り通信路と下り通信路が構築される。
本実施の形態では、親局装置100及び子局装置200は同じ機能構成を備える。
より具体的には、親局装置100の無線送受信部120は、上り経路通知の変調信号を送信する。また、親局装置100の無線送受信部120は、下り経路通知の変調信号又は上り経路情報要求の変調信号を受信する。更に、親局装置100の無線送受信部120は、アプリケーションデータの変調信号を送信し、また、アプリケーションデータの変調信号を受信する。
また、子局装置200の無線送受信部120は、下り経路通知の変調信号又は上り経路情報要求の変調信号を送信する。また、子局装置200の無線送受信部120は、上り経路通知の変調信号を受信する。更に、子局装置200の無線送受信部120は、アプリケーションデータの変調信号を送信し、また、アプリケーションデータの変調信号を受信する。
子局装置200の無線送受信部120は、メッセージ通信部の例に相当する。
より具体的には、親局装置100のメッセージ制御部140は、上り経路情報要求を受信した場合は、上り経路通知を生成する。また、親局装置100のメッセージ制御部140は、下り経路通知を受信した場合は、後述する経路管理部160に下り経路リストの更新を行わせる。
また、子局装置200のメッセージ制御部140は、上り経路通知を受信した場合は、上り経路通知の受信から下り経路通知の送信までの待ち時間を、乱数を用いて設定する。そして、子局装置200のメッセージ制御部140は、上り経路通知の受信から、待ち時間を経過したときに、下り経路通知を生成する。このため、子局装置200の無線送受信部120は、上り経路通知の変調信号を受信してから待ち時間が経過したときに、下り経路通知を親局装置100に送信する。また、子局装置200のメッセージ制御部140は、下り経路通知に対する応答信号を受信した場合は、後述する経路管理部160に上り経路リストの更新を行わせる。また、子局装置200のメッセージ制御部140は、上り経路情報要求を受信した場合は、上り経路情報要求の送信元の子局装置200の上位局装置になる場合は、上り経路通知を生成する。また、子局装置200のメッセージ制御部140は、下り経路通知を受信した場合は、経路管理部160に下り経路リストの更新を行わせる。
より具体的には、親局装置100の経路管理部160は、下り経路通知の送信元を下り通信経路における通信先として経路情報保存部180に登録する。
また、子局装置200の経路管理部160は、上り経路通知の送信元を上り通信経路における通信先として経路情報保存部180に登録する。更に、子局装置200の経路管理部160は、下り経路通知の送信元を下り通信経路における通信先として経路情報保存部180に登録する。
より具体的には、親局装置100の経路情報保存部180は、下り通信経路における通信先を記憶する。
また、子局装置200の経路管理部160は、上り通信経路の通信先を保存する。また、ツリー形状のネットワークに含まれる中間階層の子局装置200の経路管理部160は、下り通信経路の通信先を記憶する。
図4に示すように、親局装置100及び子局装置200は、アンテナ110、RF(Radio Frequency)回路220、PHY制御回路230、CPU(Central Processing Unit)240、発振器250、RAM(Random Access Memory)260、補助記憶装置270で構成される。
アンテナ110は、図3に示したものと同じである。RF回路220は、無線通信を行う回路である。PHY制御回路230は、PHY層の制御を行う回路である。CPU240はプログラムを実行するプロセッサである。発振器250は、クロックパルスを生成する回路である。RAM260は揮発性の記憶素子である。補助記憶装置270は、不揮発性の記憶素子であり、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等である。
無線送受信部120はRF回路220で実現される。信号処理部130はPHY制御回路230で実現される。時刻管理部150は発振器250で実現される。周辺端末情報保存部170、経路情報保存部180はRAM260又は補助記憶装置270で実現される。メッセージ制御部140、状態管理部190、経路管理部160はCPU240がプログラムを実行することにより実現される。
つまり、CPU240は、メッセージ制御部140、状態管理部190、経路管理部160の機能を実現するプログラムを実行する。メッセージ制御部140、状態管理部190、経路管理部160の機能を実現するプログラムは補助記憶装置270で記憶されている。そして、メッセージ制御部140、状態管理部190、経路管理部160の機能を実現するプログラムは、実行時にRAM260にロードされ、CPU240により実行される。
先ず、図5を用いて親局装置100の通信経路構築時の動作例を説明する。
無線起動後に、メッセージ制御部140が時刻管理部150を用いて上り経路通知タイマを起動させる(ステップS110)。上り経路通知タイマは、上り経路通知を送信するタイミングを調整するためのタイマである。
また、上り経路通知を送信した後に、メッセージ制御部140は上り経路通知タイマを初期化する(ステップS190)。なお、初期化方法は例えば非特許文献1で示される、Trickle timerを使う。
無線起動後に、メッセージ制御部140が時刻管理部150を用いて上り経路情報要求タイマと上り経路通知タイマを起動する(ステップS201、S202)。
上り経路通知タイマは、前述したとおりである。上り経路情報要求タイマは、上り経路情報要求を送信するタイミングを調整するためのタイマである。
上り通知タイマが満了する前に上り経路情報要求を受信した場合(ステップS203でYES)は、ステップS204の下り経路参入完了手順が行われる。下り経路参入完了手順の詳細は図8を参照して後述する。
ステップS207〜S214は、親局装置100の動作であるステップS120〜S190の動作と同じである。このため、ステップS207〜S214の説明は省略する。
メッセージ制御部140は、例えば、予め設定されたスロット時間(T_wait)に対して、ステップS310で決定した待ちスロット数(N_wait)を乗算し、乗算値(T_wait×N_wait)の時間をタイマ満了時間として設定する。つまり、メッセージ制御部140は、上り経路通知の受信から下り経路通知の送信までの待ち時間を、乱数を用いて設定する。
なお、応答信号はどのような信号でもよく、例えば、MAC(Media Access Control)層のACKが想定される。
また、ステップS350において、下り経路通知の送信後一定期間の間に応答信号を受信できなければ、処理がステップS310に戻る。
また、図9では、親局#1と、子局#1、子局#2、子局#3とがスター型の通信経路を構築する際の通信シーケンスの例を示す。
子局#1、子局#2、子局#3は、それぞれ、上り経路通知を受信し、下り経路通知タイマを起動する。子局#1、子局#2、子局#3は、それぞれ、乱数を用いて待ち時間を決定するため、下り経路通知タイマが満了する時刻が異なる。
図9の例では、子局#1の下り経路通知タイマが最も早くに満了する。次に、子局#2の下り経路通知タイマが満了する。最後に、子局#3の下り経路通知タイマが満了する。
このように、本実施の形態では、乱数を用いることで、下り経路通知の送信時刻を子局ごとにずらすことが可能である。
また、各子局でも図6〜図8に示したように、繰り返し上り経路通知タイマが起動され、繰り返し上り経路通知がブロードキャストされるが、説明の簡明化のために図示を省略している。
また、図9では、各子局が上り経路情報要求を送信する前に親局#1からの上り経路通知を受信しているため上り経路情報要求の送信は図示されていない。図6〜図8に示したように、各子局は親局#1から上り経路通知を受信しない場合は、上り経路情報要求をブロードキャスト送信する。
以上、本実施の形態によれば、複数の子局装置から下り経路通知が一斉に送信されることがない。このため、下り経路通知の送信によってアプリケーションデータの通信が阻害されるという事態を回避することができる。
実施の形態1では、各子局装置が、予め定められたスロット時間(T_wait)と、乱数によって決定された待ちスロット数(N_wait)とに基づき、下り経路通知の送信タイミングを決定する。
実施の形態2では、各子局装置が、各子局装置の周辺に存在する子局装置の数を推定し、推定した周辺の子局装置の数と乱数とに基づき、下り経路通知の送信タイミングを決定する。
図10は、本実施の形態に係る子局装置200の機能構成例を示す。図3の機能構成例と比べると、図10では周辺端末情報保存部170が追加されている。
周辺端末情報保存部170は、周辺に存在する子局装置200の数の把握のため、受信メッセージ数を記憶する。
本実施の形態に係る親局装置100の機能構成は、図3に示したものと同じである。
また、本実施の形態に係る親局装置100及び子局装置200のハードウェア構成は図4に示したもとの同じである。
以下では、主に実施の形態1との差異を説明する。以下で説明していない事項は、実施の形態1と同じである。
親局装置100の動作手順は図5に示したものと同じである。
本実施の形態では、子局装置200は、図6のステップS203、S207において、上り経路通知、上り経路情報要求を受信する度に(ステップS400)、無線送受信部120が受信電力を計測し、メッセージ制御部140が、計測された受信電力を、予め定められているしきい値と比較する(ステップS401)。計測された受信電力がしきい値以上であれば、メッセージ制御部140が周辺端末情報保存部170の受信メッセージ数をインクリメントする。つまり、メッセージ制御部140は、受信電力がしきい値以上である場合は、周辺に他の子局装置200が存在すると推定し、周辺端末情報保存部170に周辺の子局装置200の推定数を記憶させる。
なお、ここでは、メッセージ制御部140は、受信電力を用いて周辺の子局装置200の数を推定しているが、他のパラメータを用いて周辺の子局装置200の数を推定してもよい。
また、メッセージ制御部140は、上り経路通知、上り経路情報要求だけでなく、アプリケーションデータを受信した際にも同様の動作を行って、周辺の子局装置200の数を推定してもよい。
図12では、図8の動作フローと比較して、ステップS510のみが異なり、S300、S320〜S360は同じである。以下ではステップS510のみを説明する。
そして、メッセージ制御部140は、ステップS510で選択した値を、下り経路通知タイマに設定する。
実施の形態2では、周辺の子局装置の数に応じて、下り経路通知の送信待ち時間を決定するため、実施の形態1により得られる効果に加え、必要以上に長い間下り経路通知の送信を待たなければならない機会を減少させることができる。
あるいは、これら2つの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。
あるいは、これら2つの実施の形態を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
***ハードウェア構成の説明***
最後に、ハードウェア構成の補足説明を行う。
補助記憶装置270には、OS(Operating System)が記憶されている。そして、OSの少なくとも一部がCPU240により実行される。
CPU240がOSを実行することで、タスク管理、メモリ管理、ファイル管理、通信制御等が行われる。
図4では、1つのCPU240が図示されているが、親局装置100又は子局装置200が複数のCPU240を備えていてもよい。
また、メッセージ制御部140、状態管理部190、経路管理部160(以下、これらをまとめて「部」という)の処理の結果を示す情報やデータや信号値や変数値が、RAM260、補助記憶装置270、又は、CPU240内のレジスタ又はキャッシュメモリに記憶される。
また、「部」の機能を実現するプログラムは、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD等の可搬記憶媒体に記憶されてもよい。
また、親局装置100及び子局装置200は、ロジックIC(Integrated Circuit)、GA(Gate Array)、ASIC(Application
Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)といった電子回路により実現されてもよい。
この場合は、「部」は、それぞれ電子回路の一部として実現される。
なお、CPU240及び上記の電子回路を総称してプロセッシングサーキットリーともいう。
Claims (8)
- 通信経路構築用にブロードキャスト送信される制御メッセージの受信から前記制御メッセージに対する応答メッセージの送信までの待ち時間を、乱数を用いて設定するメッセージ制御部と、
ブロードキャスト送信された前記制御メッセージを受信し、前記制御メッセージの受信から前記メッセージ制御部により設定された前記待ち時間が経過したときに、前記制御メッセージの送信元に前記応答メッセージを送信するメッセージ通信部とを有する通信装置。 - 前記メッセージ制御部は、
下り通信経路構築用にブロードキャスト送信される制御メッセージである第1の制御メッセージの受信から前記第1の制御メッセージに対する応答メッセージの送信までの待ち時間を、乱数を用いて設定し、
前記メッセージ通信部は、
ブロードキャスト送信された前記第1の制御メッセージを受信し、前記第1の制御メッセージの受信から前記メッセージ制御部により設定された前記待ち時間が経過したときに、前記第1の制御メッセージの送信元に前記応答メッセージを送信する請求項1に記載の通信装置。 - 前記メッセージ制御部は、
前記メッセージ通信部により前記第1の制御メッセージが受信されたときに前記待ち時間を設定し、
前記メッセージ通信部は、
前記第1の制御メッセージの受信から前記メッセージ制御部により設定された前記待ち時間が経過したときに、前記第1の制御メッセージの送信元に前記応答メッセージを送信する請求項2に記載の通信装置。 - 前記通信装置は、更に、
前記第1の制御メッセージの送信元を上り通信経路における通信先として登録する経路管理部を有する請求項2に記載の通信装置。 - 前記メッセージ通信部は、
前記第1の制御メッセージを受信しない場合に、上り通信経路構築用の制御メッセージである第2の制御メッセージをブロードキャスト送信し、前記第2の制御メッセージの受信先が前記第2の制御メッセージに応答してブロードキャスト送信した前記第1の制御メッセージを送信し、
前記メッセージ制御部は、
前記メッセージ通信部により前記第1の制御メッセージが受信されたときに前記待ち時間を設定し、
前記メッセージ通信部は、
前記第1の制御メッセージの受信から前記メッセージ制御部により設定された前記待ち時間が経過したときに、前記第1の制御メッセージの送信元に前記応答メッセージを送信する請求項2に記載の通信装置。 - 前記メッセージ通信部は、
前記第1の制御メッセージをブロードキャスト送信し、前記第1の制御メッセージに対する応答メッセージを前記第1の制御メッセージの送信先から受信し、
前記通信装置は、更に、
前記応答メッセージの送信元を下り通信経路における通信先として登録する経路管理部を有する請求項2に記載の通信装置。 - 前記メッセージ制御部は、
前記通信装置の周辺に存在する他の通信装置の数を推定し、
推定した前記他の通信装置の数と乱数とを用いて前記待ち時間を設定する請求項1に記載の通信装置。 - コンピュータが、通信経路構築用にブロードキャスト送信される制御メッセージの受信から前記制御メッセージに対する応答メッセージの送信までの待ち時間を、乱数を用いて設定し、
前記コンピュータが、ブロードキャスト送信された前記制御メッセージを受信し、前記制御メッセージの受信から、設定された前記待ち時間が経過したときに、前記制御メッセージの送信元に前記応答メッセージを送信する通信方法。
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