JP5385821B2 - 無線システム及びそれに用いるプログラム - Google Patents

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本発明は、親機と子機との間で無線通信を行う無線システム及びそれに用いるプログラムに関する。
従来から、親機と子機との間で無線通信を行う無線システムが普及している。この種の無線システムは、例えばビルや工場等において、電気設備などの電力監視を目的として多数分散配置された計測端末の一括監視や、遠隔地の保安員の呼び出しのために利用される。ところで、無線システムを工場等の敷地内で採用する場合には、親機と子機との間の距離が遠くなって、親機から送信される無線信号が子機に届かなくなることがある。このような場合、他の子機を用いて親機から送信される無線信号を中継することが一般的に行われている。このように子機を中継機としても使用する場合には、従来、親機と子機との間の通信経路の設定を行う必要がある。そして、設定した親機と子機との間の通信経路から構成される無線ネットワークを確認できるように、例えば通信経路をツリー状に表示した通信経路画像を親機及び子機とは別の装置(例えば、パーソナルコンピュータ)に表示することが提案されている。
近年では、設定作業を必要とせずに自動的に親機と子機との間で通信経路を設定して無線ネットワークを構成する技術(例えば、ZigBee(登録商標))が知られており、例えば特許文献1に開示されている。このような無線ネットワークを自動的に構成する無線システムにおいても、例えば子機の故障等によって一部の通信経路が途絶える等の異常を把握するために、通信経路画像の表示によって無線ネットワークの構成を確認できるようにすることが望ましい。
特開2007−174303号公報
しかしながら、上述のような自動的に無線ネットワークを構成する無線システムでは、周囲の電波環境の変化等があれば自動的に無線ネットワークを再構成する。このため、施工時に確認した無線ネットワークと、一定期間が経過した後に確認した無線ネットワークとが互いに異なる構成となる場合がある。この場合、単に通信経路画像を表示するのみでは、過去の無線ネットワークの構成から現在の無線ネットワークの構成への変化を把握することができず、無線ネットワークの再構成に至った原因の推測や、その対策を検討するために要する時間が長くなるという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みて為されたもので、無線ネットワークの構成の変化を容易に把握することのできる無線システム及びそれに用いるプログラムを提供することを目的とする。
第1の発明は、上記目的を達成するために、互いに無線通信を行う複数の無線機と、前記各無線機間の通信経路から構成される無線ネットワークを確認するための確認装置とから成る無線システムであって、前記各無線機は、一定の条件を満たすと前記無線ネットワークを自動的に構成する制御部を備え、複数の無線機のうち1つを親機、残りの無線機を子機とし、前記親機は、前記無線ネットワークの最新のデータを記憶する記憶部を備え、前記確認装置は、前記無線ネットワークのデータを記憶する記憶手段と、前記無線ネットワークのデータにおける通信経路を表す通信経路画像を少なくとも表示する画像表示手段と、所定の操作入力を受け付ける操作入力受付手段と、前記操作入力受付手段で所定の操作入力を受け付けると前記無線ネットワークを確認する確認処理を実行する演算処理手段とで構成され、前記確認処理は、前記親機に前記無線ネットワークの最新のデータを要求する要求処理と、前記要求処理で得られた前記無線ネットワークの最新のデータを前記記憶手段に記憶する記憶処理と、前記要求処理を行う前に前記記憶手段に既に記憶してある前記無線ネットワークのデータのうち最新のデータと前記要求処理で得られた前記無線ネットワークの最新のデータとを比較する比較処理と、前記比較処理において変化のあった通信経路の情報を他の変化の無い通信経路の情報と区別した前記通信経路画像を前記画像表示手段に表示させる表示処理とを含み、前記表示処理は、前記変化のあった通信経路の情報を抜き出して表した前記通信経路画像を前記画像表示手段に表示させることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明の無線システムにおいてコンピュータから成る前記確認装置の演算処理手段で使用されるプログラムであって、前記演算処理手段に、前記親機に前記無線ネットワークの最新のデータを要求する要求処理と、前記要求処理で得られた前記無線ネットワークの最新のデータを前記記憶手段に記憶する記憶処理と、前記要求処理を行う前に前記記憶手段に既に記憶してある前記無線ネットワークのデータのうち最新のデータと前記要求処理で得られた前記無線ネットワークの最新のデータとを比較する比較処理と、前記比較処理において変化のあった通信経路の情報を他の変化の無い通信経路の情報と区別した前記通信経路画像を前記画像表示手段に表示させる表示処理とを少なくとも実行させ、前記表示処理は、前記変化のあった通信経路の情報を抜き出して表した前記通信経路画像を前記画像表示手段に表示させることを特徴とする。
本発明は、変化のあった通信経路の情報と他の変化の無い通信経路の情報とを区別した通信経路画像を見ることで無線ネットワークの構成の変化を容易に把握することができる。したがって、無線ネットワークの再構成に至った原因の推測や、その対策を検討するために要する時間を短縮することができる。
本発明に係る無線システムの実施形態を示す図で、(a)はシステム構成図で、(b)は変更前の通信経路画像の説明図で、(c)は変更後の通信経路画像の説明図である。 (a)は同上の変更前のレイアウト図で、(b)は同上の変更後のレイアウト図で、(c)は従来の変更後の通信経路画像の説明図である。 同上の他の表示方法による変更後の通信経路画像の説明図である。 同上の新たに子機を追加した場合を示すレイアウト図である。
以下、本発明に係る無線システムの実施形態について図面を用いて説明する。本実施形態は、図1(a)に示すように、互いに無線通信を行う無線機のうちの1つである親機1と、当該親機1と無線通信を行う複数(本実施形態では3つ。図4に示す場合のみ4つ)の子機2とを備える。尚、以下の説明では、複数の子機2を区別するために、必要に応じて子機2を符号2A〜2Dで表すものとする。
親機1及び子機2は、無線信号の送受信を行う無線送受信部10と、記憶部11と、外部機器(例えば、後述する確認装置3や端末装置4)との通信に使用される外部インタフェースである通信部12と、各部を制御する制御部13とを備えた無線機から成る。尚、外部インタフェースとしては、例えばRS232CポートやUSBポート等がある。また、子機2には、例えば温度計や、電力計、ガスメータ等の所定の物理量(温度や消費電力、流量)を計測する計測部14が設けられている。
無線送受信部10は、アンテナ(図示せず)より無線信号を送信する送信回路部(図示せず)及びアンテナより無線信号を受信する受信回路部(図示せず)を具備する。尚、この種の無線送受信部10は従来周知であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
記憶部11は、例えば書換え可能な不揮発性メモリ(一例としてはフラッシュメモリ)より成る。この記憶部11には、例えば制御部13で実行されるプログラム等が記憶される。また、本実施形態では、無線機(親機1及び各子機2)にそれぞれ固有のアドレス(MACアドレス及びネットワークアドレス)が設定され、当該MACアドレス及びネットワークアドレスによって無線信号の送信先及び送信元の無線機を特定可能としている。このため、記憶部11には各無線機のMACアドレス及びネットワークアドレスも記憶される。
ここで、親機1の記憶部11には、親機1と子機2との間で無線通信を行うために必要な親機1と子機2との間の通信経路から構成される無線ネットワークのデータが記憶される。無線ネットワークのデータには、親機1と親機1の配下の全ての子機2との間それぞれの通信経路の情報が含まれる。即ち、親機1と直接無線通信を行う子機2と親機1との間の通信経路の情報と、他の子機2を中継機とした子機2と親機1との間の通信経路の情報である。ここで、他の子機2を中継機とした子機2と親機1との間の通信経路の情報には、無線信号を中継する子機2(中継する子機2が複数ある場合には、中継する順番も含む)に関する情報が含まれている。
具体的には、親機1と直接無線通信を行う子機2と親機1との間の通信経路の情報には、送信先の子機2のMACアドレス及び送信元の親機1のMACアドレスが格納されるヘッダ部が含まれている。また、当該通信経路の情報には、送信先の子機2が端末装置4として用いられているか否かの情報と、端末装置4が接続されている場合には当該端末装置4の局番とが含まれている。一方、他の子機2を中継機とした子機2と親機1との間の通信経路の情報には、送信先の他の子機2のMACアドレス及び送信元の親機1のMACアドレスから成るヘッダ部と、送信先の子機2のMACアドレス及び送信元の他の子機2のMACアドレスから成るサブヘッダ部とが含まれている。また、当該通信経路情報には、各子機2が端末装置4として用いられているか否かの情報と、端末装置4が接続されている場合には当該端末装置4の局番とが含まれている。尚、親機1の記憶部11に記憶されるデータには、親機1のシリアルナンバーや通信プロトコル等が含まれている。そして、本実施形態では、各無線機のシリアルナンバーをネットワークアドレスとして使用している。これらのデータは、親機1の記憶部11における書換え可能な記憶領域に記憶され、一旦登録した後でも更新可能となっている。
制御部13は、例えばマイコン(マイクロコンピュータ)から成り、メモリに格納されたプログラムを実行することによって各種の機能を実現する。また、制御部13は、一定の条件を満たすと無線ネットワークを自動的に構成するようになっている。一定の条件としては、例えば各子機2において親機1から送信される無線信号を定期監視し、何れかの子機2において受信する無線信号の電界強度が零となる条件が考えられる。当該条件を満たした子機2では、親機1の探索を開始して、当該子機2と親機1との間で新たな通信経路を設定する。このように無線ネットワークが自動的に構成された場合には、新たに設定された通信経路の情報を含む最新の無線ネットワークのデータが親機1の記憶部11に記憶される。尚、本実施形態では、無線ネットワークを自動的に構成する技術としては、家電向けの短距離無線通信規格であるZigBeeによる技術を採用しているが、当該技術は従来周知であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
本実施形態は、上述した親機1及び複数の子機2に加えて、無線ネットワークを確認するための確認装置3と、種々のデータを収集する端末装置4とを備える。
確認装置3は、演算処理手段30と、画像表示手段31と、操作入力受付手段32とを備える。演算処理手段30は、例えばCPUや、CPUで実行するプログラムが記憶された記憶領域及びCPUの作業領域となる記憶領域を有したメモリ、親機1の通信部12に接続される外部インタフェース等を備え、所定のプログラムを実行するパーソナルコンピュータ(パソコン)である。この演算処理手段30に、任意の画像を表示する液晶ディスプレイ等の画像表示装置である画像表示手段31と、キーボードやマウス等のユーザインタフェースから成り種々のデータの入力に使用される操作入力受付手段32とが接続される。また、演算処理手段30は、書換え可能な不揮発性メモリから成り、無線ネットワークのデータ等が記憶される記憶手段33を備える。
端末装置4は、例えば温度計や、電力計、ガスメータ等の所定の物理量(温度や消費電力、流量)を計測する計測機器である。本実施形態では、端末装置4は子機2の通信部12に接続される。この端末装置4は、子機2からの要求に応じて計測データを子機2に送信する。この種の端末装置4としては従来周知のものを採用することができるため、詳細な説明を省略する。尚、本実施形態では、端末装置4として計測機器を例に挙げているが、端末装置4としては、通信端末器(一例としてはPLC(Programmable Logic Controller))等を採用することができる。また、本実施形態では、子機2が計測部14を備えているため、子機2を端末装置4と兼用することもできるようになっている。
上述のように、本実施形態は、親機1と、親機1と無線通信を行う複数の子機2と、親機1に接続された確認装置3と、子機2に接続された端末装置4とで構成される。本実施形態は、主として、端末装置4及び端末装置4として機能する子機2が保有する計測データを確認装置3で収集するために使用される。
確認装置3の演算処理手段30は、操作入力受付手段32の入力内容に応じて、親機1に所定の処理を行わせるための制御信号を送信する。例えば、演算処理手段30は、端末装置4及び端末装置4として機能する子機2より計測データを取得するための制御信号(データ取得信号)を親機1に送信する。親機1は、データ取得信号を受信すると、測定データを親機1に送るように要求するデータ要求信号を子機2に送信する。そして、当該データ要求信号を受信した子機2は、端末装置4と通信することで端末装置4から計測データを取得し、当該計測データを含む無線信号を親機1に向けて送信する。また、端末装置4として機能する子機2では、データ要求信号を受信すると自身の記憶部11から計測データを読み出し、当該計測データを含む無線信号を親機1に向けて送信する。
ここで、本実施形態の確認装置3は、上述のような計測データの収集のみならず、親機1と子機2との間で構成される無線ネットワークの確認も行うことができる。以下、確認装置3における無線ネットワークの確認について説明する。確認装置3の演算処理手段30のメモリには、無線ネットワークを確認する確認処理を行うための確認用プログラムが記憶される。このため、演算処理手段30は、操作入力受付手段32で所定の操作入力を受け付けると、確認用プログラムによって確認処理を実行する。尚、確認用プログラムは、例えば当該確認用プログラムが記録された記録媒体(例えば、CD−ROM等)や、ネットワークサーバからのダウンロード等によって演算処理手段30であるパソコンにインストールされる。
確認用プログラムが実行されると、最初に、親機1に無線ネットワークの最新のデータを要求するための要求信号を送信する要求処理が実行される。この要求信号を受信した親機1では、自身の記憶部11から無線ネットワークの最新のデータを読み出し、当該データを含む信号を通信部12を介して演算処理手段30に返信する。次に、演算処理手段30では、要求処理で得られた無線ネットワークの最新のデータを記憶手段33に記憶する記憶処理が実行される。
そして、要求処理を行う前に記憶手段33に既に記憶してある無線ネットワークのデータのうち最新のデータと、要求処理で得られた無線ネットワークの最新データとを比較する比較処理が実行される。この比較処理において何れかの通信経路で変化があった場合、当該変化があった通信経路の情報を差分情報として記憶手段33に記憶させる。
最後に、演算処理手段30では、要求処理で得られた無線ネットワークの最新のデータを記憶手段33から読み出し、当該データにおける親機1と子機2との間の各通信経路を表す通信経路画像を画像表示手段31に表示させる表示処理が実行される。ここで、比較処理において差分情報を記憶手段33に記憶させていた場合には、当該差分情報を他の変化の無い通信経路の情報と区別した通信経路画像を画像表示手段31に表示させる。
以下、具体例として、図2(a)に示すレイアウトから図2(b)に示すレイアウトに変更された後に確認用プログラムが実行された場合について説明する。図2(a)に示すレイアウトでは、親機1と子機2Aとの間、及び親機1と子機2Bとの間では、何れも中継機を介さずに直接無線通信を行っている。また、親機1と子機2Cとの間では、無線通信を妨げる設備5が存在するため、子機2Bを中継機として無線通信を行っている。尚、子機2A,2Cはそれぞれ端末装置4として機能しており、子機2Bには端末装置4が接続されている。
この図2(a)のレイアウトにおける通信経路画像を図1(b)に示す。尚、通信経路画像においては、親機1は、親機1専用のアイコンと「MASTER S/N:00000014」の文字列とで表示される。また、子機2Aは、子機2専用のアイコンと「SLAVE S/N:00000019-No.001」の文字列とで表示され、子機2Bは、子機2専用のアイコンと「SLAVE S/N:00000021」の文字列とで表示され、子機2Cは、子機2専用のアイコンと「SLAVE S/N:00000024-No.003」の文字列とで表示される。また、端末装置4は、端末装置4専用のアイコンと「No.002」の文字列とで表示される。そして、通信経路画像では、各無線機及び端末装置4の無線ネットワークが一目で判るように通信経路がツリー状に表示される。即ち、図1(b)に示す例では、親機1のアイコンと、親機1との間で直接無線通信を行う子機2のアイコンとを枝で接続している。また、中継機を介して親機1との間で無線通信を行う子機2のアイコンと、中継機となる子機2のアイコンとを枝で接続している。尚、「S/N:」で表される文字列は、各無線機のシリアルナンバーを示し、「No.」で表される文字列は端末装置4及び端末装置4として機能する子機2の局番を示す。
ここで、図2(b)に示すように、設備5が親機1と子機2Cとの間から、子機2と子機3との間に移動すると、子機2と子機3との間で無線通信を行うことができないため、無線ネットワークが自動的に再構成される。すると、子機2Bを中継機としていた親機1と子機2Cとの間の通信経路が、中継機を介さずに直接無線通信を行う通信経路に変更される。この状態で確認用プログラムが実行されると、従来であれば図2(c)に示すような通信経路画像が画像表示手段31に表示される。この通信経路画像では、各無線機及び端末装置4の接続が一目で判るものの、現在の無線ネットワークの構成が過去の無線ネットワークの構成からどのように変化したかを確認することができない。
一方、本実施形態では、上述のように変化のあった通信経路の情報を他の変化の無い通信経路の情報と区別した通信経路画像を画像表示手段31に表示させる。具体的には、図1(c)に示すように、変化のあった通信経路の子機2Cを示すアイコン及び文字列を枠で囲み、枠内を文字列の色とは異なる色で色分けした通信経路画像を画像表示手段31に表示させる。このため、現在の無線ネットワークの構成が過去の無線ネットワークの構成からどのように変化したかを一目で確認することができる。
上記の例であれば、子機2Cにおいて通信経路に変化があった事が判るため、この情報に基づいて実際の設置箇所を確認すると、設備5のレイアウトの変更が原因で子機2Bと子機2Cとの間で無線通信が行えなくなっていることが判る。また、無線ネットワークの再構成の結果、親機1と子機2Cとの間で中継機を介さずに無線通信を行うようになっているが、実際の設置箇所を確認すれば、親機1と子機2Cとの間の距離が長く、通信が不安定になることを予測できる。この場合、例えば図4に示すように、親機1と子機2Cとの間に新たに子機2Dを設置し、子機2Dを中継機として親機1と子機2Cとの間で無線通信を行うようにすることで、通信の安定化を図るといった対策を容易に検討することができる。
上述のように、変化のあった通信経路の情報と他の変化の無い通信経路の情報とを区別した通信経路画像を見ることで無線ネットワークの構成の変化を容易に把握することができる。したがって、無線ネットワークの再構成に至った原因の推測や、その対策を検討するために要する時間を短縮することができる。
ところで、通信経路画像において変化のあった通信経路の情報を他の変化の無い通信経路の情報と区別する方法は、上記の色分けに限定されるものではない。例えば、変化のあった通信経路の子機2の文字列を反転させる等、変化のあった通信経路の情報を他の変化の無い通信経路の情報とは異なる表示形態で表せばよい。また、変化のあった通信経路の情報を抜き出して表した通信経路画像を画像表示手段31に表示させてもよい。具体的には、図3に示すように、通信経路がツリー表示された通信経路画像において、変化のあった通信経路の子機2Cの文字列を抜き出し、差分としてリスト表示させる。この場合でも、変化のあった通信経路の情報を容易に把握することができる。
尚、本実施形態の無線システムは、あくまでも本発明の一実施形態に過ぎないものであって、本発明の技術的範囲を本実施形態のものに限定する趣旨ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲での変更は当然に行える。例えば、子機2の数は3,4つに限定されず、また、端末装置4も上述の計測機器に限定されるものではない。即ち、本実施形態の無線システムは、データ収集を行うシステムに適用することに限定されず、遠隔地の人(例えば、保安員)の呼出のためのシステムや、警報システム、遠隔操作用のシステム等の種々のシステムに適用可能である。また、本実施形態では、確認装置3は親機1と別体のものであるが、確認装置3を親機1と一体に設けてもよい。更に、無線ネットワークを自動的に構成する技術としては、IEEE802.15.4の技術等、他の技術を用いてもよい。
1 親機
11 記憶部
13 制御部
2 子機
3 確認装置
30 演算処理手段
31 画像表示手段
32 操作入力受付手段
33 記憶手段

Claims (2)

  1. 互いに無線通信を行う複数の無線機と、前記各無線機間の通信経路から構成される無線ネットワークを確認するための確認装置とから成る無線システムであって、前記各無線機は、一定の条件を満たすと前記無線ネットワークを自動的に構成する制御部を備え、複数の無線機のうち1つを親機、残りの無線機を子機とし、前記親機は、前記無線ネットワークの最新のデータを記憶する記憶部を備え、前記確認装置は、前記無線ネットワークのデータを記憶する記憶手段と、前記無線ネットワークのデータにおける通信経路を表す通信経路画像を少なくとも表示する画像表示手段と、所定の操作入力を受け付ける操作入力受付手段と、前記操作入力受付手段で所定の操作入力を受け付けると前記無線ネットワークを確認する確認処理を実行する演算処理手段とで構成され、前記確認処理は、前記親機に前記無線ネットワークの最新のデータを要求する要求処理と、前記要求処理で得られた前記無線ネットワークの最新のデータを前記記憶手段に記憶する記憶処理と、前記要求処理を行う前に前記記憶手段に既に記憶してある前記無線ネットワークのデータのうち最新のデータと前記要求処理で得られた前記無線ネットワークの最新のデータとを比較する比較処理と、前記比較処理において変化のあった通信経路の情報を他の変化の無い通信経路の情報と区別した前記通信経路画像を前記画像表示手段に表示させる表示処理とを含み、
    前記表示処理は、前記変化のあった通信経路の情報を抜き出して表した前記通信経路画像を前記画像表示手段に表示させることを特徴とする無線システム。
  2. 請求項1に記載の無線システムにおいてコンピュータから成る前記確認装置の演算処理手段で使用されるプログラムであって、前記演算処理手段に、前記親機に前記無線ネットワークの最新のデータを要求する要求処理と、前記要求処理で得られた前記無線ネットワークの最新のデータを前記記憶手段に記憶する記憶処理と、前記要求処理を行う前に前記記憶手段に既に記憶してある前記無線ネットワークのデータのうち最新のデータと前記要求処理で得られた前記無線ネットワークの最新のデータとを比較する比較処理と、前記比較処理において変化のあった通信経路の情報を他の変化の無い通信経路の情報と区別した前記通信経路画像を前記画像表示手段に表示させる表示処理とを少なくとも実行させ、前記表示処理は、前記変化のあった通信経路の情報を抜き出して表した前記通信経路画像を前記画像表示手段に表示させることを特徴とするプログラム。
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