JP2001073412A5 - - Google Patents

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【書類名】 明細書
【発明の名称】 作業機及びその操縦システム
【特許請求の範囲】
【請求項1】 回動可能に連結されている複数の作業側リンク部材を有する作業装置、
上記複数の作業側リンク部材をそれぞれ回動させる駆動装置、
上記作業側リンク部材にそれぞれ対応して回動可能に連結されている複数の操作側リンク部材を有する操作装置、
上記作業側リンク部材の回動を検出する回動センサ、
上記回動センサからの信号に応じて駆動されるモータ、
上記モータにより正逆両方向へ駆動される作業側可動部と、この作業側可動部に対する中立位置から所定の範囲内で正逆両方向へ変位可能な操作側可動部と、上記作業側可動部に対する上記操作側可動部の上記中立位置からの相対的な変位を検出する差動センサとを有している差動検出部、
上記操作側リンク部材と上記操作側可動部との間に設けられ、上記操作側リンク部材の回動を機械的に伝達し、上記操作側リンク部材の回動に応じて上記操作側可動部を変位させる操作伝達手段、及び
上記差動センサからの信号に応じて上記駆動装置を制御する制御部
を備え、上記作業側リンク部材は、対応する上記操作側リンク部材の回動に対応して上記駆動装置により回動され、上記作業側可動部は、上記操作側可動部を相対的に中立位置に戻す方向へ上記モータにより駆動されることを特徴とする作業機。
【請求項2】 上記作業側可動部と上記操作側可動部との間には、上記操作側可動部を上記中立位置に戻す方向へ付勢する戻しばねが設けられていることを特徴とする請求項1記載の作業機の操縦システム。
【請求項3】 上記モータは、モータ本体と、このモータ本体により回動される回動軸とを有するサーボモータにより構成され、
上記作業側可動部は、上記回動軸の回動により回動される作業側回動片により構成され、
上記操作側可動部は、上記作業側回動片と同一の軸線を中心として所定の角度内で回動可能に上記作業側回動片に組み合わされている操作側回動片から構成され、
上記差動センサは、上記作業側回動片に対する上記操作側回動片の相対的な回動を検出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の作業機。
【請求項4】 上記駆動装置は、上記作業側リンク部材を回動させる油圧シリンダと、上記油圧シリンダの動作方向を切り換える切換バルブを含む油圧回路部とを有し、上記制御部は、上記差動センサからの信号に応じて上記切換バルブを制御する制御バルブを有していることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の作業機。
【請求項5】 回動可能に連結されている複数の作業側リンク部材を有する作業装置と、上記複数の作業側リンク部材をそれぞれ回動させる駆動装置とを備えた作業機を操縦するための作業機の操縦システムであって、
上記作業側リンク部材にそれぞれ対応して回動可能に連結されている複数の操作側リンク部材を有する操作装置、
上記作業側リンク部材の回動を検出する回動センサ、
上記回動センサからの信号に応じて駆動されるモータ、
上記モータにより正逆両方向へ駆動される作業側可動部と、この作業側可動部に対する中立位置から所定の範囲内で正逆両方向へ変位可能な操作側可動部と、上記作業側可動部に対する上記操作側可動部の上記中立位置からの相対的な変位を検出する差動センサとを有している差動検出部、
上記操作側リンク部材と上記操作側可動部との間に設けられ、上記操作側リンク部材の回動を機械的に伝達し、上記操作側リンク部材の回動に応じて上記操作側可動部を変位させる操作伝達手段、及び
上記操作側リンク部材の回動に対応して上記作業側リンク部材が回動されるように、上記差動センサからの信号に応じて上記駆動装置を制御する制御部
を備え、上記作業側可動部は、上記操作側可動部を相対的に中立位置に戻す方向へ上記モータにより駆動されることを特徴とする作業機の操縦システム。
【請求項6】 上記作業側可動部と上記操作側可動部との間には、上記操作側可動部を上記中立位置に戻す方向へ付勢する戻しばねが設けられていることを特徴とする請求項記載の作業機の操縦システム。
【請求項7】 上記モータは、モータ本体と、このモータ本体により回動される回動軸とを有するサーボモータにより構成され、
上記作業側可動部は、上記回動軸の回動により回動される作業側回動片により構成され、
上記操作側可動部は、上記作業側回動片と同一の軸線を中心として所定の角度内で回動可能に上記作業側回動片に組み合わされている操作側回動片から構成され、
上記差動センサは、上記作業側回動片に対する上記操作側回動片の相対的な回動を検出することを特徴とする請求項又は請求項に記載の作業機の操縦システム。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば油圧ショベル等の重機、産業用ロボット、医療用処置装置、放射性物質等の危険物取扱装置など、複数の作業側リンク部材を有する作業装置が、同様のリンク機構を有する操作装置により操作される作業機、及びその作業機に使用される操縦システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、油圧ショベルには、作業装置のアクチュエータを操作するための2本の作業用操作レバーが設けられている。これらの作業用操作レバーは、それぞれ4方向、合計8方向への操作が可能になっている。また、油圧ショベルでは、ブーム、アーム、バケット及び旋回体がそれぞれ2方向、合計8方向へ回動するため、上記の作業用操作レバーの操作方向にブーム、アーム、バケット及び旋回体の動作方向が対応している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の油圧ショベルにおいては、ブーム、アーム、バケット及び旋回体の動作方向と作業用操作レバーの操作方向とが異なっているため、これら操作方向と動作方向との関係を感覚的に把握し、作業装置をスムーズに動作させるためにはかなりの熟練を要するという問題点があった。また、熟練度などのオペレータの個人的な能力により作業の進み具合に大きな差が生じてしまい、全体の工期にも大きな影響を及ぼすという問題点があった。
【0004】
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題としてなされたものであり、熟練を必要とせず、スムーズに操作することができる作業機及びその操縦システムを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る作業機は、回動可能に連結されている複数の作業側リンク部材を有する作業装置、複数の作業側リンク部材をそれぞれ回動させる駆動装置、作業側リンク部材にそれぞれ対応して回動可能に連結されている複数の操作側リンク部材を有する操作装置、作業側リンク部材の回動を検出する回動センサ、回動センサからの信号に応じて駆動されるモータ、モータにより正逆両方向へ駆動される作業側可動部と、この作業側可動部に対する中立位置から所定の範囲内で正逆両方向へ変位可能な操作側可動部と、作業側可動部に対する操作側可動部の中立位置からの相対的な変位を検出する差動センサとを有している差動検出部、操作側リンク部材と操作側可動部との間に設けられ、操作側リンク部材の回動を機械的に伝達し、操作側リンク部材の回動に応じて操作側可動部を変位させる操作伝達手段、及び差動センサからの信号に応じて駆動装置を制御する制御部を備え、作業側リンク部材は、対応する操作側リンク部材の回動に対応して駆動装置により回動され、作業側可動部は、操作側可動部を相対的に中立位置に戻す方向へモータにより駆動されるものである。
【0006】
また、この発明に係る作業機の操縦システムは、回動可能に連結されている複数の作業側リンク部材を有する作業装置と、複数の作業側リンク部材をそれぞれ回動させる駆動装置とを備えた作業機を操縦するためのものであって、作業側リンク部材にそれぞれ対応して回動可能に連結されている複数の操作側リンク部材を有する操作装置、作業側リンク部材の回動を検出する回動センサ、回動センサからの信号に応じて駆動されるモータ、モータにより正逆両方向へ駆動される作業側可動部と、この作業側可動部に対する中立位置から所定の範囲内で正逆両方向へ変位可能な操作側可動部と、作業側可動部に対する操作側可動部の中立位置からの相対的な変位を検出する差動センサとを有している差動検出部、操作側リンク部材と操作側可動部との間に設けられ、操作側リンク部材の回動を機械的に伝達し、操作側リンク部材の回動に応じて操作側可動部を変位させる操作伝達手段、及び操作側リンク部材の回動に対応して作業側リンク部材が回動されるように、差動センサからの信号に応じて駆動装置を制御する制御部を備え、作業側可動部は、操作側可動部を相対的に中立位置に戻す方向へモータにより駆動されるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図について説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による作業機の動作原理を一部ブロックで示す説明図である。この発明は、複数の関節を有するリンク機構を持つ作業機に特に有効であるが、ここでは簡単のため、まず1つの関節を有するリンク機構について説明する。
【0008】
図において、実際の作業を行う作業装置101は、互いに回動可能に連結されている第1及び第2の作業側リンク部材102,103を有している。第2の作業側リンク部材103は、駆動装置104により第1の作業側リンク部材102に対して回動される。駆動装置104は、油圧作業機であれば油圧モータや油圧シリンダが使用され、電動の作業機であれば電動駆動モータや、場合によってはリニアモータ等が使用される。第1の作業側リンク部材102に対する第2の作業側リンク部材103の回動(回動量及び回動方向)は、回動センサ105により検出される。
【0009】
作業者が操縦する操作装置106は、第1及び第2の作業側リンク部材102,103にそれぞれ対応して互いに回動可能に連結されている第1及び第2の操作側リンク部材107,108を有している。作業側リンク部材102,103のサイズが大きい場合、操作側リンク部材107,108は、操縦し易い大きさまで縮小してもよい。
【0010】
回動センサ105には、モータ109が接続されている。モータ109としては、例えばサーボモータが使用される。作業側可動部110は、モータ109により正逆両方向へ駆動される。第1の操作側リンク部材107に対する操作側リンク部材108の回動(回動量及び回動方向)は、操作伝達手段111を介して操作側可動部112に機械的に伝達される。
【0011】
従って、作業側可動部110は、作業側リンク部材103の回動に対応して変位し、操作側可動部112は、操作側リンク部材108の回動に対応して変位する。操作側可動部112は、作業側可動部110に対する中立位置から所定の範囲内で正逆両方向へ変位可能になっている。これら作業側及び操作側可動部110,112の変位は、直線動作による変位でも回動動作による周方向への変位でもよい。また、作業側可動部112は、モータ109によって変位されるが、操作側から作業側可動部112を変位させることは、モータ109によって規制されている。
【0012】
作業側可動部110に対する操作側可動部112の中立位置からの相対的な変位は、差動センサ113により検出される。即ち、差動センサ113は、操作側リンク部材108と作業側リンク部材103との差動を検出する。差動検出部114は、作業側可動部110、操作側可動部112及び差動センサ113により構成されている。制御部115は、差動センサ113からの信号に応じて駆動装置104を制御する。
【0013】
次に、動作について説明する。まず、第2の操作側リンク部材108が作業者により回動されたとすると、この回動が操作伝達手段111により操作側可動部112に伝達される。操作側可動部112は、操作側リンク部材108が停止されているときには作業側可動部110に対して中立位置にあるが、操作側リンク部材108が回動されると、中立位置から対応する方向へ変位される。
【0014】
このとき、作業側リンク部材103はまだ回動していないため、作業側可動部110は停止している。従って、操作側可動部112は、作業側可動部110に対して相対的に変位され、この相対的な変位が差動センサ113により検出される。この後、差動センサ113から制御部115に信号が出力され、この信号に応じて制御部115により駆動装置104が制御される。即ち、第2の操作側リンク部材108が回動されると、その動作に僅かに遅れて、第2の作業側リンク部材103が駆動装置104により同方向へ回動される。
【0015】
このような第2の作業側リンク部材103の回動は、回動センサ105により検出され、これによりモータ109が駆動され、操作側可動部112を中立位置に戻す方向へ、作業側可動部110が操作側可動部112に対して相対的に変位される。即ち、作業側可動部110は、操作側可動部112を追従するように変位される。従って、第2の操作側リンク部材108が連続して回動されると、操作側及び作業側可動部112,110が同方向へ変位し続け、第2の作業側リンク部材103が連続して回動される。
【0016】
また、第2の操作側リンク部材108の回動が停止されれば、操作側可動部112が作業側可動部110に対して中立位置に戻され、第2の作業側リンク部材103の回動も停止される。
【0017】
上記の例では、1つの関節を有するリンク機構について説明したが、複数の関節を有するリンク機構についても、回動センサ105、モータ109及び差動検出部114の数を増やし、各関節での操作側リンク部材の回動を操作伝達手段で対応する操作側可動部に伝達することにより、操作側リンク部材の動作に応じて、対応する作業側リンク部材を高精度で追従させることができる。
【0018】
従って、この発明は、図1に示したような1関節のリンク機構を持つ作業機にも適用できるが、複数の関節が直列に配置されたリンク機構を持つ作業機に対して特に有効である。
【0019】
実施の形態2.
次に、この発明を油圧作業機である油圧ショベルに適用した例について説明する。図2はこの発明の実施の形態2による油圧ショベルを示す概略の構成図である。図において、下部走行体1上には、運転室2Aを有する上部旋回体2が旋回可能に設けられている。この上部旋回体2には、作業装置3が搭載されている。この作業装置3は、ブーム連結部材3A、このブーム連結部材3Aに回動可能に連結されているブーム4、このブーム4に回動可能に連結されているアーム5、及びこのアーム5に回動可能に連結されているバケット6を有している。
【0020】
ここで、作業装置3を作業側のリンク機構として見た場合、ブーム連結部材3A、ブーム4、アーム5、及びバケット6は、それぞれ作業側リンク部材に相当する。
【0021】
ブーム連結部材3Aとブーム4との間にはブームシリンダ7、ブーム4とアーム5との間にはアームシリンダ8、アーム5とバケット6との間にはバケットシリンダ9がそれぞれ設けられている。これらのシリンダ7,8,9としては、油圧シリンダが用いられる。上部旋回体2は、油圧モータである旋回モータ10により下部走行体1に対して旋回可能になっている。運転室2Aには、作業装置3のリンク機構を適当な比率で縮小した操作側のリンク機構を構成する操作装置11が設けられている。
【0022】
ブーム4の基端部には、ブーム4の回動を検出する回動センサとしてのブームセンサ12が設けられている。ブーム4とアーム5との連結部には、アーム5の回動を検出する回動センサとしてのアームセンサ13が設けられている。バケット6を回動させるためのリンク機構の一部には、バケット6の回動を検出する回動センサとしてのバケットセンサ14が設けられている。これらのセンサ12〜14としては、例えばポテンションメータなど、回転状態に応じて電気信号を出力する周知の回転センサを適宜選択して使用することができる。また、絶対的な回動位置を検出するエンコーダを使用してもよい。
【0023】
上部旋回体2上の適当な場所には、作業装置3を操作するための差動ユニット15が配置されている。各センサ12〜14と差動ユニット15とは、配線(図示せず)により電気的に接続されている。
【0024】
図3は図2の油圧ショベルの要部を示す概略のブロック図である。図において、各シリンダ7〜9及び旋回モータ10には、それぞれの動作方向を切り換える切換バルブ21〜24が接続されている。また、各切換バルブ21〜24は、それぞれ制御バルブ25〜28により制御される。ブーム制御バルブ25、アーム制御バルブ26及びバケット制御バルブ27には、電磁比例バルブが使用されている。
【0025】
上記の切換バルブ21〜24を有する油圧回路部29には、タンク及び油圧ポンプ等(図示せず)が設けられているのは勿論であり、周知の油圧ショベルの油圧回路部を利用することもできる。従って、回路構成の細部については、種々の変更が可能である。この実施の形態2における駆動装置30は、油圧シリンダ7〜9、旋回モータ10及び油圧回路部29を有している。
【0026】
ブーム制御バルブ25、アーム制御バルブ26及びバケット制御バルブ27は、コントロールユニット31からの信号により制御される。コントロールユニット31には、差動ユニット15からのアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器32と、A/D変換器32からの信号を処理して制御バルブ25〜27に出力するCPU33とが設けられている。制御部34は、制御バルブ25〜28及びコントロールユニット31を有している。
【0027】
次に、図4は図2の差動ユニット15の要部を示す正面図、図5は図4のV−V線に沿う断面図である。サーボモータ35は、ブームセンサ12、アームセンサ13及びバケットセンサ14のいずれか1つのセンサからの信号に応じて駆動される。サーボモータ35は、モータ本体36と、このモータ本体36により回動される回動軸37とを有している。回動軸37には、回動軸37と一体に回動するフランジ部材38が固着されている。フランジ部材38には、フランジ部38aが設けられている。
【0028】
フランジ部材38には、フランジ部材38と一体に回動する作業側可動部としての作業側回動片39が固定されている。作業側回動片39は、フランジ部38aにねじ(図示せず)により固定されている。また、作業側回動片39には、円弧状の嵌合溝39aと、軸部39bとが設けられている。
【0029】
作業側回動片39には、操作側可動部としての操作側回動片40が組み合わされている。操作側回動片40は、作業側回動片39と同一の軸線を中心として所定の範囲(角度)内で正逆両方向へ相対的に回動可能になっている。また、操作側回動片40には、嵌合溝39aに挿入され操作側回動片40の相対的な回動に伴って嵌合溝39a内を移動する円弧状の嵌合突起40aが設けられている。
【0030】
操作側回動片40には、ねじ(図示せず)により差動ユニット側プーリ41が固定されている。差動ユニット側プーリ41は、操作装置11を操作することにより操作側回動片40と一体に回動される。作業側回動片39の軸部39bは、操作側回動片40及び差動ユニット側プーリ41の中心部を貫通している。また、回動軸37、フランジ部材38、作業側回動片39、嵌合溝39a、軸部39b、操作側回動片40、嵌合突起40a及び差動ユニット側プーリ41は、それぞれ同一の軸線を中心として配置されている。
【0031】
軸部39bの先端部には、作業側回動片39と一体に回動されるピン支持板42が固着されている。ピン支持板42には、ピン43が立設されている。差動ユニット側プーリ41の側面には、台座44を介して差動センサ45が取り付けられている。台座44は、複数のねじ46により差動ユニット側プーリ41に固定されている。
【0032】
差動センサ45は、台座44に固定されたセンサ本体47と、このセンサ本体47に揺動可能に設けられている揺動片48とを有している。この実施の形態2における差動検出部は、作業側回動片39、操作側回動片40、ピン支持板42、ピン43、台座44及び差動センサ45を有している。モータ本体36及びセンサ本体47の内部構造は図示しない。揺動片48には、ピン43が回動自在に貫通している。
【0033】
差動センサ45は、台座44及び差動ユニット側プーリ41を介して操作側回動片40に搭載されており、操作側回動片40とともに回動される。これに対し、ピン43は、作業側回動片39の回動により変位されるため、操作側回動片40が作業側回動片39に対して相対的に回動変位されると、揺動片48がセンサ本体47に対して揺動される。これにより、差動センサ45から制御部34のコントロールユニット31へアナログ電気信号が出力される。
【0034】
図6は図5の作業側回動片39を示す正面図、図7は図5の操作側回動片40を示す正面図である。なお、図6は図5の右側から作業側回動片39を見た図、図7は図5の左側から操作側回動片40を見た図である。
【0035】
作業側回動片39の嵌合溝39aの一部には、溝幅を広げることにより円弧状のばね収容部39cが設けられている。ばね収容部39cには、操作側回動片40を中立位置に戻す方向へ付勢する戻しばね49が収容されている。操作側回動片40の嵌合突起40aには、戻しばね49の両端部に当接する一対の当接部40bが設けられている。このような構成により、作業側回動片39に対する操作側回動片40の相対的な回動範囲が所定の角度内に規制されている。
【0036】
なお、差動ユニット15には、ブーム4、アーム5及びバケット6のそれぞれに対応して、図4ないし図7に示した装置が3組設けられている。
【0037】
次に、図8は図2の操作装置11を示す側面図である。図において、運転室2Aに固定された固定部材51には、旋回モータ10用の旋回制御バルブ28が搭載されている。旋回制御バルブ28は、固定部材51に固定されたバルブ本体28aと、このバルブ本体28aに設けられた揺動可能なバルブ操作レバー28bとを有している。バルブ操作レバー28bには、可動支持部材52が固定されている。この可動支持部材52は、固定部材51に対して、バルブ操作レバー28bと一体に水平方向左右へ回動可能になっている。
【0038】
可動支持部材52上には、操作装置基台53が固定されている。この操作装置基台53には、ブームレバー54の基端部が回動可能に連結されている。このブームレバー54の先端部には、アームレバー55が回動可能に連結されている。さらに、アームレバー55の先端部には、バケットレバー56が回動可能に連結されている。
【0039】
バケットレバー56は、操作装置11の把手を兼ねており、作業者が掴み易い形状に構成される。また、バケットレバー56には、付属的な機器を操作するための電気スイッチや安全スイッチ等を搭載することも可能である。
【0040】
ここで、操作装置11を操作側のリンク機構として見た場合、操作装置基台53、ブームレバー54、アームレバー55、及びバケットレバー56は、それぞれ操作側リンク部材に相当する。
【0041】
各レバー54〜56の基端部には、各レバー54〜56と一体に回動するブームレバープーリ57、アームレバープーリ58及びバケットレバープーリ59が固定されている。各レバープーリ57〜59の外周には、それぞれループ状のブームワイヤ60、アームワイヤ61及びバケットワイヤ62の一部がそれぞれ巻かれている。各ワイヤ60〜62は、例えば止めねじ(図示せず)を締め付けることにより、各レバープーリ57〜59にその円周上の1箇所で固定されている。
【0042】
また、ワイヤ60〜62は、それぞれワイヤチューブ60a,61a,62aに摺動自在に挿通された状態で、各レバープーリ57〜59の近傍まで導かれている。さらに、各ワイヤチューブ60a,61a,62aの一端部は、操作装置基台53、ブームレバー54及びアームレバー55にそれぞれ固定されている。
【0043】
図9は図2の操作装置11と差動ユニット15との接続状態を模式的に示す説明図である。上述したように、差動ユニット15には、差動検出部とサーボモータ35とを組み合わせたユニットが3組設けられている。各ユニットの差動ユニット側プーリ41には、図8に示したワイヤチューブ60a,61a,62aにより導かれたワイヤ60〜62の一部がそれぞれ巻かれている。各ワイヤ60〜62は、例えば止めねじ(図示せず)を締め付けることにより、各差動ユニット側プーリ41にその円周上の1箇所で固定されている。
【0044】
従って、操作装置11における各レバー54〜56が回動され、対応するレバープーリ57〜59が回動されると、ワイヤ60〜62が循環され、対応する差動ユニット側プーリ41が回動される。この実施の形態2における操作伝達手段は、レバープーリ57〜59、ワイヤ60〜62、ワイヤチューブ60a,61a,62a、及び差動ユニット側プーリ41を有している。
【0045】
次に、動作について説明する。運転室2Aに搭乗した作業者は、操作装置11のバケットレバー56を把持し、バケット6及び作業現場を目視しながら、バケット6を動かすようにバケットレバー56を移動させる。これにより、操作装置11の各関節部分が回動される。
【0046】
例えば、ブームレバー54が図8の反時計方向(下げ方向)へ回動されたとすると、これとともにブームレバープーリ57も同様に回動される。ブームレバープーリ57にはブームワイヤ60が固定されているので、ブームレバープーリ57の回動によりブームワイヤ60はワイヤチューブ60a内を循環され、対応する差動ユニット側プーリ41が同期して回動される。
【0047】
差動ユニット側プーリ41が回動されると、これと一体に操作側回動片40が回動される。このとき、ブーム4はまだ回動しておらず、ブームセンサ12からの信号では回動量がゼロであるため、作業側回動片39は停止したままである。従って、操作側回動片40は、作業側回動片39に対して中立位置から一方向へ相対的に回動される。
【0048】
このとき、嵌合突起40aが嵌合溝39a内を摺動し、一方の当接部40bにより戻しばね49が圧縮される。作業側回動片39に対する操作側回動片40の相対的な回動角度は、戻しばね49の圧縮範囲により規制されている。また、作業側回動片39は、サーボモータ35によって回動されるが、戻しばね49の圧縮範囲を超えて操作側から作業側回動片39を無理に変位させることは、サーボモータ35によって規制されている。
【0049】
このように、操作側回動片40が作業側回動片39に対して相対的に回動されると、ピン43により揺動片48が揺動され、差動センサ45からコントロールユニット31に信号が出力される。差動センサ45からの信号は、A/D変換器32によりデジタル信号に変換され、さらにCPU33で演算処理された後、コントロールユニット31からブーム制御バルブ25に出力される。
【0050】
ブーム制御バルブ25は、コントロールユニット31からの信号により操作され、ブーム制御バルブ25によりブーム切換バルブ21が制御される。従って、ブームレバー54が回動されると、その動作に僅かに遅れてブーム4が同様に回動される。
【0051】
このようなブーム4の回動は、ブームセンサ12により検出され、これにより対応するサーボモータ35が駆動され、操作側回動片40を中立位置に戻す方向へ作業側回動片39が回動される。即ち、操作装置11の操作により操作側回動片40が回動されると、同方向へ追従するようにサーボモータ35により作業側回動片39が回動される。従って、ブームレバー54を連続して回動させると、操作側回動片40及び作業側回動片39が回動され続け、ブーム4が連続して回動される。
【0052】
また、ブームレバー54の回動が停止すれば、作業側回動片39が操作側回動片40に追いつき、操作側回動片40が中立位置に戻り、差動センサ45からの信号が出力されず(又は差動0の信号が出力され)、ブーム4の回動も停止される。なお、ブームレバー54を逆方向へ操作した場合は、上記の逆の動作となる。また、アーム5及びバケット6についてもブーム4と同様に操作される。各レバー54〜56の回動方向と、対応するブーム4、アーム5及びバケット6の回動方向とは、同じになるように予め設定されている。
【0053】
次に、旋回動作について説明する。バケットレバー56を握ったままで、操作装置11全体を旋回させたい方向へ回動させると、旋回制御バルブ28のバルブ操作レバー28bが直接操作され、上部旋回体2全体が同方向へ旋回される。従って、操作装置11を旋回方向へ回動させている間、上部旋回体2は同方向へ旋回され、操作装置11の回動を止めれば、上部旋回体2の旋回も停止される。
【0054】
このように、操作装置11のリンク機構に追従して、作業装置3のリンク機構をスムーズに動作させることができるため、作業者は、作業装置3を直接動かすのに近い感覚で操作装置11を容易に操作することができる。また、バケットレバー56を動かせば、操作装置11のリンク機構は自動的に最短距離で追従するので、各リンクの個別の角度等を考慮する必要もない。従って、特別な熟練を必要とせずに作業効率を向上させることができ、工期全体としても大幅な短縮を図ることができる。
【0055】
さらに、作業装置3及び操作装置11の各リンク部材は1:1で対応しているため、例えばブーム4の動作に対するアーム5の対比速度や対比変位量などを考慮する必要もなく、装置構成が簡単である。即ち、各油圧シリンダ7〜9及び旋回モータ10への作動油の配分が自動的に行われるため、ディストリビュータでの複雑な制御は不要であり、油圧回路部29に設けられたポンプの出力を最大限に利用して、大幅なコストダウンを図ることができる。また、既存の油圧作業機への操縦システムの装着が容易であり、かつメンテナンスも容易である。
【0056】
なお、各センサ12〜14からサーボモータ35への信号の送信は、リード線を配線することにより行えばよいが、ワイヤレスで送信することも可能であり、リード線の断線等による故障を防止することができる。
【0057】
また、実施の形態2では、3つの油圧シリンダ7〜9及び旋回モータ10の動作について示したが、例えばブーム4をスイング動作させる場合や、図2の左右方向へ延びる軸を中心にブーム4を回動させる場合にも、この発明は適用できる。
【0058】
さらに、作業装置及び操作装置をそれぞれ2組設け、両手で同時に操縦するようにすることも可能である。この場合、上記のような操縦システムを用いれば、同様の構造の数を増やすだけでよいため、増設が容易である。
【0059】
さらにまた、実施の形態2では、旋回制御バルブ28の操作も操作装置11で行ったが、別のレバーを設けたり、運転室2Aの足元にペダルを設け、このペダルを足で操作することにより、旋回制御バルブ24を操作するようにしてもよい。
【0060】
また、実施の形態2では、プーリとワイヤとを用いた操作伝達手段を示したが、歯付きプーリと歯付きベルトとを用いた操作伝達手段や、チェーンとスプロケットとを用いた操作伝達手段としてもよい。
【0061】
さらに、実施の形態2では、油圧ショベル、特に油圧バックホーについて示したが、この発明は、例えばトラックバックホー、ジャンボブレーカ、クラッシャ、クラムシェル、油圧フォーク(はさみ)、油圧バイブロなど、種々の油圧作業機に適用することができる。また、バケットの代わりに種々のアタッチメントを取り付けてもよい。
【0062】
さらに、下部走行体を持たない定置式の作業機にもこの発明を適用することができ、かつ操作装置を作業機本体外に設けることも可能である。例えば、海底、湖底、川底、深い穴の底等での作業を行うための作業装置を、別に設けた操作装置により遠隔操作する場合にも、この発明は適用できる。この場合、例えばコントロールユニット31から制御バルブ25〜27への配線、及び回動センサ12〜14からサーボモータ35への配線を引き延ばして、作業側と操作側とに配置を振り分ければよい。さらにまた、建設用に限らず、あらゆる作業に使用される油圧作業機にこの発明は適用できる。
【0063】
実施の形態3.
また、実施の形態2では、電磁比例バルブからなる制御バルブ25〜27を制御部34に設け、これらの制御バルブ25〜27により切換バルブ21〜23を制御したが、例えば図10に示すように、切換バルブ71〜73として電磁比例バルブを使用し、コントロールユニット31からの信号で切換バルブ71〜73を直接制御するようにしてもよい。この場合、制御部74は、コントロールユニット31及び切換バルブ71〜73を有しており、他の構成は実施の形態2と同様である。
【0064】
実施の形態4.
図11はこの発明の実施の形態4による油圧ショベルの要部を示す概略のブロック図である。実施の形態2では、制御バルブ25〜27に電磁比例バルブを使用し、コントロールユニット31からの信号を制御バルブ25〜27に入力したが、例えば図11に示すように、機械的に操作される制御バルブ25〜27を用い、コントロールユニット31からの信号を第1ないし第3のバルブ操作モータ87〜89に入力し、これらのバルブ操作モータ87〜89により制御バルブ25〜27を機械的に操作してもよい。
【0065】
実施の形態5.
図12はこの発明の実施の形態5による油圧ショベルの要部を示す概略のブロック図である。実施の形態2では、制御バルブ25〜27に電磁比例バルブを使用し、コントロールユニット31からの信号を制御バルブ25〜27に入力したが、例えば図12に示すように、コントロールユニット31からの信号を第1ないし第3のバルブ操作モータ87〜89に入力し、これらのバルブ操作モータ87〜89により切換バルブ21〜23を機械的に直接操作してもよい。
【0066】
なお、図10〜図12では、旋回モータの記載を省略したが、駆動装置に旋回モータが含まれる場合、実施の形態2と同様に制御すればよい。また、旋回モータについても、作業装置側に回動センサを設けるとともに、操作伝達手段を設け、他の関節と同様に制御することも可能である。特に、遠隔操作をする場合には、旋回モータも他の関節と同様に制御するのが望ましい。
【0067】
実施の形態6.
次に、図13はこの発明の実施の形態6による電動作業機の要部を示すブロック図である。この例では、3関節の直列リンク機構を持つ作業装置(図示せず)が使用される。3つの作業側リンク部材は、第1ないし第3の電動駆動モータ81〜83により回動される。駆動装置84は、第1ないし第3の電動駆動モータ81〜83を有している。
【0068】
また、実施の形態6では、図4ないし図7に示された差動ユニット15及び図8に示された操作装置11を使用することができる。作業側リンク部材の回動は、回動センサにより検出され、回動センサからの信号は、サーボモータ35に入力される。差動センサ45からの信号は、コントロールユニット31に入力される。コントロールユニット31からの指令信号は、インバータ85を介して第1ないし第3の電動駆動モータ81〜83に送られる。制御部(制御回路部)86は、コントロールユニット31及びインバータ85を有している。
【0069】
このような構成により、電動の作業機についても、操作装置11のリンク機構に追従して、作業装置のリンク機構をスムーズに動作させることができ、簡単な構造により操作性を著しく向上させることができる。従って、医療用処置装置(例えば先端部の作業側リンク部材に、レーザ照射ヘッド、内視鏡、又は放射線照射装置が搭載されたものなど)、宇宙空間での作業機、放射線など人体に有害な環境下での作業機など、あらゆる分野に使用されるマスタ・スレーブ方式の作業機にも、この発明を適用することができる。
【0070】
なお、この発明を油圧重機に適用する場合、作業装置よりも小さいサイズの操作装置を用いることが多いが、他の分野の作業機にこの発明を適用する場合、作業装置と等倍の操作装置や、作業装置よりも形の操作装置を用いてもよい。
【0071】
また、上述したように、作業装置及び操作装置のリンク機構の関節数は、特に限定されるものではない。逆に言うと、この発明を適用することより、関節数を増加させ、作業装置の細かい動きを実現することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による作業機の動作原理を一部ブロックで示す説明図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による油圧ショベルを示す概略の構成図である。
【図3】 図2の油圧ショベルの要部を示す概略のブロック図である。
【図4】 図2の差動ユニットの要部を示す正面図である。
【図5】 図4のV−V線に沿う断面図である。
【図6】 図5の作業側回動片を示す正面図である。
【図7】 図5の操作側回動片を示す正面図である。
【図8】 図2の操作装置を示す側面図である。
【図9】 図2の操作装置と差動ユニットとの接続状態を模式的に示す説明図である。
【図10】 この発明の実施の形態3による油圧ショベルの要部を示す概略のブロック図である。
【図11】 この発明の実施の形態4による油圧ショベルの要部を示す概略のブロック図である。
【図12】 この発明の実施の形態5による油圧ショベルの要部を示す概略のブロック図である。
【図13】 この発明の実施の形態6による電動作業機の要部を示すブロック図である。
【符号の説明】
3A ブーム連結部材、4 ブーム、5 アーム、6 バケット、7 ブームシリンダ、8 アームシリンダ、9 バケットシリンダ、11 操作装置、12 ブームセンサ、13 アームセンサ、14 バケットセンサ、21,71 ブーム切換バルブ、22,72 アーム切換バルブ、23,73 バケット切換バルブ、25 ブーム制御バルブ、26 アーム制御バルブ、27 バケット制御バルブ、29 油圧回路部、30 駆動装置、34,74 制御部、35 サーボモータ、36 モータ本体、37 回動軸、39 作業側回動片、39a 嵌合溝、39c ばね収容部、40 操作側回動片、40a 嵌合突起、45 差動センサ、49 戻しばね、53 操作装置基台、54 ブームレバー、55 アームレバー、56 バケットレバー。
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