JP6749671B1 - マスタースレーブアーム装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スレーブ機を直感的に簡便且つ正確に操作することができるマスタースレーブアーム装置を提供すること。【解決手段】マスタースレーブアーム装置100のスレーブ機10は、手首ユニット20と腕ユニット70で構成され、手首ユニット20が水平方向に軸を有する第一回転軸22及び第一回転軸22と直交する水平方向に軸を有する第二回転軸26を具え、腕ユニット70が水平方向に可動な第一直線可動部30と第二直線可動部60、垂直方向に可動な第三直線可動部40、及び垂直方向に軸を有する第六回転軸52を具え、操作部により、第一モータ乃至第六モータ24,28,36,46,54,62を別々に駆動させてこれらをそれぞれ別個に操作することができるので、スレーブ機10の直線動作も簡単に実現させることができ、スレーブ機10を直感的に簡便且つ正確に操作することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、操作者が操作するマスター機の動作に応じてスレーブ機を動作させるマスタースレーブ方式の装置に関する。
マスター機と離れた場所にあるスレーブ機に対し、操作者による操作に応じてスレーブ機を動作させるという装置が開発されている。その例として、以下に挙げるものがある。
特開2001−300871号公報 特開2017−13167号公報
特許文献1の装置は、操作者の手の位置姿勢だけでなく、肘の動きも反映させることができるマスタースレーブアーム装置であり、具体的には、肩部における3軸が略1点で交わり、手首部における3軸も略1点で交わり、肘部を持った7自由度マスタースレーブアーム装置であって、肘部に操作者の肘の位置を検出する肘センサと、肘部を駆動する駆動装置を具え、肘部の追従制御を行うというものである。
特許文献2には、密閉されたボックス内部に配設されたスレーブ機を、外部から容易且つ安全に行うことができるマスタースレーブアーム装置の操作システムが開示されている。具体的には、反力制御部を具え、反力制御部がスレーブ機の可動領域を示す可動領域情報に基づき、スレーブ機が可動領域の限界に近づくのに応じて、マスター機において、操作者がマスター機を当該限界に近づく方向に動かす力に反する力を増大させるという操作システムが開示されている。
特許文献1のマスタースレーブアーム装置は、産業用ロボットの内、いわゆる7軸ロボアームの構成を採用しており、特許文献2のマスタースレーブアーム装置は、産業用ロボットの内、いわゆる6軸ロボアームの構成を採用している。すなわち、特許文献1と2のいずれのマスタースレーブアーム装置も、スレーブ機の動作は、全ての軸を関節のように回転させることによって実現されている。このようなマスタースレーブアーム装置の場合、例えば、直線動作をスレーブ機にさせる場合であっても、複数の軸を連携させて回転させる必要がある。よって、操作者が思う通りにスレーブ機を動かすためには、操作の熟練を要するという問題がある。
また、特許文献1のマスタースレーブアーム装置では、スレーブ機に力検知部を設け、マスター機の7軸のそれぞれにモータを配置して、スレーブ機が受けた力をモータを通じてマスター機に与えることができるとされている。しかし、前述したように、スレーブ機は、7軸が連携して動くものであるため、7軸それぞれに力検知部を設け、その力検知部に応じたマスター機側のモータを設けなければならず、製造コストが掛かるという問題がある。
そこで、本発明は、前述した点に鑑み、スレーブ機を直感的に簡便且つ正確に操作することができ、さらには、製造コストを比較的掛けずに、スレーブ機が受けた力をマスター機に反映させることができるマスタースレーブアーム装置を提供することを目的とする。
本発明は、マスター機の動作に応じてスレーブ機を動作させるマスタースレーブアーム装置であって、
前記スレーブ機は、
業部材が取付けられる作業部材取付部と、
前記作業部材取付部に連結される手首ユニットと、
前記手首ユニットに連結される腕ユニットを具え、
前記手首ユニットは、前記作業部材取付部を回転させるための、水平方向に軸を有する第一回転軸及び該第一回転軸と直交する水平方向に軸を有する第二回転軸と、前記第一回転軸に連結される第一モータと、前記第二回転軸に連結される第二モータで構成され、
前記腕ユニットは、水平方向に可動な第一直線可動部と、該第一直線可動部の移動に応じて回転する第三回転軸と、水平方向に可動な第二直線可動部と、該第二直線可動部の移動に応じて回転する第四回転軸と、垂直方向に可動な第三直線可動部と、該第三直線可動部の移動に応じて回転する第五回転軸と、垂直方向に軸を有する第六回転軸と、前記第三回転軸に連結される第三モータと、前記第四回転軸に連結される第四モータと、前記第五回転軸に連結される第五モータと、前記第六回転軸に連結される第六モータを具え、前記第一直線可動部、第二直線可動部、第三直線可動部、及び第六回転軸が連結されて構成され、
前記第三直線可動部が該第三直線可動部を支持する少なくとも1つの補助腕部を具え、
前記補助腕部は、第一補助腕部と第二補助腕部を有し、該第一補助腕部の先端側と第二補助腕部の基端側は回動可能に連結され、
前記第一補助腕部の基端側と第二補助腕部の先端側が垂直線上に一致する位置で前記第三直線可動部に連結され、
前記マスター機は、操作部を具え、
前記操作部により、前記第一モータ乃至第六モータが別々に駆動されるように構成されていることを特徴とするマスタースレーブアーム装置によって前記課題を解決した。
本発明のマスタースレーブアーム装置によれば、スレーブ機が手首ユニットと腕ユニットで構成され、手首ユニットが水平方向に軸を有する第一回転軸及び当該第一回転軸と直交する水平方向に軸を有する第二回転軸を具え、腕ユニットが水平方向に可動な第一直線可動部と第二直線可動部、垂直方向に可動な第三直線可動部、及び垂直方向に軸を有する第六回転軸を具え、操作部により、第一モータ乃至第六モータを別々に駆動させてこれらをそれぞれ別個に操作することができる。よって、スレーブ機の直線動作も簡単に実現させることができ、スレーブ機を直感的に簡便且つ正確に操作することができる。
また、第一直線可動部、第二直線可動部、第三直線可動部、及び第六回転軸が垂直方向の上から、第一直線可動部、第三直線可動部、第六回転軸、第二直線可動部の順に連結されている構成とすれば、より操作し易いマスタースレーブアーム装置とすることができる。
また、第二直線可動部が一対の腕部で構成され、一対の腕部は、それぞれ、第一腕部と第二腕部を有し、第一腕部の先端側と第二腕部の基端側は回動可能に連結され、一対の第一腕部の基端側にそれぞれ設けられる歯数が同じ基端歯車が回転可能な状態で互いに噛合い、一対の第二腕部の先端側にそれぞれ設けられる歯数が同じ先端歯車が回転可能な状態で互いに噛合うという構成とすることで、水平方向の正確な直線移動を実現させることができる。
また、第三直線可動部が第三直線可動部を支持する少なくとも1つの補助腕部を具え、補助腕部は、第一補助腕部と第二補助腕部を有し、第一補助腕部の先端側と第二補助腕部の基端側は回動可能に連結され、第一補助腕部の基端側と第二補助腕部の先端側が垂直線上に一致する位置で第三直線可動部に連結されている構成とすることで、垂直方向の正確な直線移動を実現させることができる。
また、腕ユニットが、少なくとも第三直線可動部に加わる力を検知する力検出部を具え、力検出部によって検知した力に応じた力を操作部に出力するように構成すれば、スレーブ機が垂直方向に受ける力をマスター機の操作者が得ることができ、マスター機の操作者は、その感触に応じた操作を行うことができる。これにより、力検出部や操作部に力を出力する部材を最小限に抑えることができるので、製造コストを比較的掛けずに、スレーブ機が受けた力をマスター機に反映させることができるマスタースレーブアーム装置とすることができる。本構成は、特に、ディスクグラインダーによる研削作業など、作業部材を作業対象に押付けて作業する場合のマスタースレーブアーム装置として好適である。
本発明の第一実施形態のスレーブ機の正面図。 図1の一部省略側面図。 図1の一部省略平面図。 図1の第二直線可動部の平面図。 図1の手首ユニットの一部省略側面図。 図1の手首ユニットの一部省略平面図。 本発明の第一実施形態のマスタースレーブアーム装置のシステム構成を示す機能ブロック図。
本発明の実施例を図1〜7を参照して説明する。但し、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
本発明は、マスター機80の動作に応じてスレーブ機10を動作させるマスタースレーブアーム装置100(図7参照。)に関するものであるが、便宜上、スレーブ機10の構成から説明する。図1は、本発明の第一実施形態のスレーブ機10の正面図である。スレーブ機10は、手首ユニット20と腕ユニット70を具えている。手首ユニット20と腕ユニット70は、ボルト等の連結具で連結される。
手首ユニット20は、さらに、作業部材取付部14と連結されており、作業部材取付部14には、作業部材12が取付けられている。本実施例では、作業部材12は、ディスクグラインダーであるが、作業部材はこれに限られるものではない。
手首ユニット20は、水平方向に軸を有する第一回転軸22と、第一回転軸22と直交する水平方向に軸を有する第二回転軸26(図2参照。)を具えている。図5に示すように、第一回転軸22は、第一モータ24の軸とキー締結され、連結されている。また、作業部材取付部14の支持部材16は、第一回転軸22上にスプライン嵌合している。一方、図6に示すように、第二回転軸26は、歯車機構を介して第二モータ28と連結されている。そして、作業部材取付部14は、第二回転軸26とともに回転するように固定されている。このようにして、第一回転軸22と第二回転軸26は、第一モータ24と第二モータ28によって回転させられるように構成されており、第一回転軸22が回転すると、作業部材取付部14が第一回転軸22の周方向に回転し、第二回転軸26が回転することにより、作業部材取付部14が第二回転軸26の周方向に回転するよう構成されている。
一方、図1,2に示すように、腕ユニット70は、垂直方向の上から、第一直線可動部30、第三直線可動部40、第六回転軸52、及び第二直線可動部60が順に連結されて構成されている。第一直線可動部30、第三直線可動部40、第六回転軸52、及び第二直線可動部60を連結する順序はこれに限られるものではないが、腕ユニット70のような構成とすることにより、より操作し易くすることができる。
第一直線可動部30は、第一ピニオン34を有する。第一ピニオン34は、水平方向に設置される水平ラック32と噛合っている。第一ピニオン34は、第三回転軸35上に設けられており、第三回転軸35は、第三モータ36と連結されている。第三モータ36の駆動により、第三回転軸35及び第一ピニオン34が回転し、第一直線可動部30が水平ラック32に対して進退動する。すなわち、第一直線可動部30の移動に応じて、第三回転軸35が回転していることとなる。なお、第一直線可動部30とともに、第三直線可動部40、回転部50、第二直線可動部60、及び手首ユニット20も水平ラック32に対して進退動する。第一直線可動部30と水平ラック32の間には、ガイドレールからなる案内部材38が設けられている。第一直線可動部30は、ラックアンドピニオンにより直線移動するように構成されているが、油圧シリンダを用いるなど、第三モータ36の駆動によって直線的に進退動することができる構成であればよい。
第一直線可動部30に連結されている第三直線可動部40は、図2に示されているように、垂直ラック42と第二ピニオン44を有し、垂直ラック42と第二ピニオン44は噛合っている。第二ピニオン44は、第五回転軸45上に設けられており、第五回転軸45は、第五モータ46(図3参照。)と連結されている。第五モータ46の駆動により、第五回転軸45及び第二ピニオン44が回転し、垂直ラック42が垂直方向に進退動する。すなわち、第三直線可動部40の移動に応じて、第五回転軸45が回転していることとなる。第三直線可動部40の垂直ラック42の進退動に応じて、回転部50、第二直線可動部60、及び手首ユニット20も同方向に進退動する。第三直線可動部40は、ラックアンドピニオンにより直線移動するように構成されているが、油圧シリンダを用いるなど、第五モータ46の駆動によって直線的に進退動することができる構成であればよい。
ここで、第三直線可動部40は、補助腕部48を具えている。補助腕部48は、第一補助腕部47と第二補助腕部49を有し、第一補助腕部47の先端側と第二補助腕部49の基端側は、回動可能に連結されている。そして、補助腕部48は、第一補助腕部47の基端側と第二補助腕部49の先端側が垂直線上に一致する位置で第三直線可動部40に連結されている(図3も参照。)。このように、第三直線可動部40が補助腕部48を具えることにより、偏荷重に対する耐性が向上し、手首ユニット20の垂直方向に対する正確な直線移動を実現させることができる。また、図3に示す、補助腕部48,48a,48bのように、補助腕部48と同様の構成の補助腕部48a,48bを複数設けた構成としてもよい。
図1に示すように、第三直線可動部40と第二直線可動部60の間には、回転部50が連結されている。回転部50は、基体56を具え、基体56は、第三直線可動部40と連結されている。また、基体56には、第六回転軸52が回転可能に支持されている。第六回転軸52は、第二直線可動部60と連結されている。また、第六回転軸52は、歯車機構を介して第六モータ54と連結されている。第六モータ54の駆動により、第六回転軸52が回転するので、第二直線可動部60及び手首ユニット20を基体56、第三直線可動部40、及び第一直線可動部30に対し、垂直方向を軸として回転させることができる。
第二直線可動部60は、図4に示すように、一対の腕部61,61aで構成されている。腕部61は、第一腕部64と第二腕部66を有し、第一腕部64の先端側と第二腕部66の基端側は回動可能に連結されている。腕部61aの構成も同様で、腕部61と腕部61aは平面視で略対称の構成とされている。第一腕部64の基端側には、基端歯車69が連結されており、第一腕部64aの基端側にも基端歯車69aが連結されている。基端歯車69と基端歯車69aの歯数は同じであり、基端歯車69と基端歯車69aは、回転可能な状態で互いに噛合っている。また、第二腕部66の先端側には、先端歯車67が連結され、第二腕部66aの先端側にも先端歯車67aが連結されている。先端歯車67と先端歯車67aの歯数は同じであり、先端歯車67と先端歯車67aは、回転可能な状態で互いに噛合っている。
また、基端歯車69は、歯車機構を介して第四回転軸65と連結されており、第四回転軸65は、第四モータ62(図2参照。)と連結されている。第四モータ62を駆動すると、第四回転軸65が回転し、基端歯車69,69aを回転させ、図4の実線及び二点鎖線で示すように、腕部61,61aを伸縮させる。このとき、先端歯車67,67aも回転する。このようにして、第二直線可動部60を水平方向に可動な構成とすることができ、第二直線可動部60の移動に応じて、第四回転軸65が回転していることにもなる。第二腕部66,66aの先端側には、手首ユニット20が連結されているので、第二直線可動部60のように、一対の腕部61,61aを具える構成とすれば、手首ユニット20の水平方向に対する正確な直線移動を実現させることができる。なお、第二直線可動部60は、ラックアンドピニオンや油圧シリンダを用いるなど、第四モータ62の駆動によって進退動することができる構成としてもよい。
マスタースレーブアーム装置において、マスター機とスレーブ機のシステム構成は、既に知られているものを適用すればよいため、以下に、簡単に説明する。上記の構成を有するスレーブ機10は、図7に示すように、マスター機80と通信部13,83を介して相互間で通信可能に構成されている。マスター機80は、操作部82を具えている。操作部82は、操作者が操作するための機械的構成であり、スレーブ機10と同様の構成のものや、ジョイスティックのように、コンパクトなものとすることもできる。
操作者によって操作部82が操作され、操作部82に機械的な位置の変化が生じると、その変化はエンコーダなどにより電気信号に変換され、演算部84により、スレーブ機10のモータ24,28,36,46,54,62のいずれをどの方向にどの程度、どの回転数で回転させるかという電気的情報に変換される。このようにして変換された電気的情報は、通信部83からスレーブ機10の通信部13に送られ、スレーブ機10のモータ24,28,36,46,54,62のそれぞれに送られ、モータ24,28,36,46,54,62を別々に駆動する。このため、スレーブ機10の作業部材12の角度、水平方向の位置、及び垂直方向の位置を動かす際、モータ24,28,36,46,54,62の内、対応するモータをそれぞれ別個に駆動させればよいから、6軸ロボアームや7軸ロボアームのように複数の軸を連携させて回転させるという操作は不要である。よって、スレーブ機の直線動作も簡単に実現させることができ、スレーブ機を直感的に簡便且つ正確に操作することができる。
また、スレーブ機10が力検出部15を具える構成とすることもできる。例えば、腕ユニット70の第5モータ46がトルクセンサ等の力検出部15を具えることができる。力検出部15によって検知した力は、電気信号に変換され、通信部13からマスター機の通信部83に送られる。そして、演算部84により、操作部82に対し、どの方向のどの程度の力を出力するかという電気的情報に変換され、別途設けられるモータ(図示省略)などにより、操作部82に力が出力されるように構成されている。これにより、スレーブ機10が垂直方向に受ける力をマスター機80の操作者が得ることができ、マスター機80の操作者は、その感触に応じた操作を行うことができる。このようにして、力検出部15や操作部82に力を出力する部材を最小限に抑えることができるので、製造コストを比較的掛けずに、スレーブ機10が受けた力をマスター機80に反映させることができるマスタースレーブアーム装置100とすることができる。本構成は、特に、ディスクグラインダーによる研削作業など、作業部材を作業対象に押付けて作業する場合のマスタースレーブアーム装置100として好適である。
力検出部15と同様のものは、第五モータ46の他に、第四モータ62や他のモータに設けることも可能である。また、モータに内蔵されるトルクセンサの他に、圧力センサなどのセンサをマスタースレーブアーム装置100に設けることも可能である。
以上に説明したように、本発明によれば、スレーブ機を直感的に簡便且つ正確に操作することができ、さらには、製造コストを比較的掛けずに、スレーブ機が受けた力をマスター機に反映させることができるマスタースレーブアーム装置を提供することができる。
10 スレーブ機
12 作業部材
14 作業部材取付部
15 力検出部
20 手首ユニット
22 第一回転軸
24 第一モータ
26 第二回転軸
28 第二モータ
30 第一直線可動部
35 第三回転軸
36 第三モータ
40 第三直線可動部
45 第五回転軸
46 第五モータ
47 第一補助腕部
48 補助腕部
49 第二補助腕部
52 第六回転軸
54 第六モータ
60 第二直線可動部
61,61a 腕部
62 第四モータ
64,64a 第一腕部
65 第四回転軸
66,66a 第二腕部
67,67a 先端歯車
69,69a 基端歯車
70 腕ユニット
80 マスター機
82 操作部
100 マスタースレーブアーム装置

Claims (4)

  1. マスター機の動作に応じてスレーブ機を動作させるマスタースレーブアーム装置であって、
    前記スレーブ機は、
    業部材が取付けられる作業部材取付部と、
    前記作業部材取付部に連結される手首ユニットと、
    前記手首ユニットに連結される腕ユニットを具え、
    前記手首ユニットは、前記作業部材取付部を回転させるための、水平方向に軸を有する第一回転軸及び該第一回転軸と直交する水平方向に軸を有する第二回転軸と、前記第一回転軸に連結される第一モータと、前記第二回転軸に連結される第二モータで構成され、
    前記腕ユニットは、水平方向に可動な第一直線可動部と、該第一直線可動部の移動に応じて回転する第三回転軸と、水平方向に可動な第二直線可動部と、該第二直線可動部の移動に応じて回転する第四回転軸と、垂直方向に可動な第三直線可動部と、該第三直線可動部の移動に応じて回転する第五回転軸と、垂直方向に軸を有する第六回転軸と、前記第三回転軸に連結される第三モータと、前記第四回転軸に連結される第四モータと、前記第五回転軸に連結される第五モータと、前記第六回転軸に連結される第六モータを具え、前記第一直線可動部、第二直線可動部、第三直線可動部、及び第六回転軸が連結されて構成され、
    前記第三直線可動部が該第三直線可動部を支持する少なくとも1つの補助腕部を具え、
    前記補助腕部は、第一補助腕部と第二補助腕部を有し、該第一補助腕部の先端側と第二補助腕部の基端側は回動可能に連結され、
    前記第一補助腕部の基端側と第二補助腕部の先端側が垂直線上に一致する位置で前記第三直線可動部に連結され、
    前記マスター機は、操作部を具え、
    前記操作部により、前記第一モータ乃至第六モータが別々に駆動されるように構成されていることを特徴とする、
    マスタースレーブアーム装置。
  2. 前記第一直線可動部、第二直線可動部、第三直線可動部、及び第六回転軸が垂直方向の上から、前記第一直線可動部、第三直線可動部、第六回転軸、第二直線可動部の順に連結されている、請求項1のマスタースレーブアーム装置。
  3. 前記第二直線可動部が一対の腕部で構成され、
    一対の前記腕部は、それぞれ、第一腕部と第二腕部を有し、該第一腕部の先端側と第二腕部の基端側は回動可能に連結され、
    一対の前記第一腕部の基端側にそれぞれ設けられる歯数が同じ基端歯車が回転可能な状態で互いに噛合い、
    一対の前記第二腕部の先端側にそれぞれ設けられる歯数が同じ先端歯車が回転可能な状態で互いに噛合っている、請求項1又は2のマスタースレーブアーム装置。
  4. 前記腕ユニットが、少なくとも前記第三直線可動部に加わる力を検知する力検出部を具え、
    前記力検出部によって検知した力に応じた力を前記操作部に出力するように構成されている、請求項1からのいずれかのマスタースレーブアーム装置。
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