JP2001072169A - 収納ケース - Google Patents
収納ケースInfo
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- JP2001072169A JP2001072169A JP24989399A JP24989399A JP2001072169A JP 2001072169 A JP2001072169 A JP 2001072169A JP 24989399 A JP24989399 A JP 24989399A JP 24989399 A JP24989399 A JP 24989399A JP 2001072169 A JP2001072169 A JP 2001072169A
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B33/00—Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
- G11B33/02—Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
- G11B33/04—Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon modified to store record carriers
- G11B33/0405—Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon modified to store record carriers for storing discs
- G11B33/0433—Multiple disc containers
- G11B33/0438—Multiple disc containers for disc cartridges
Landscapes
- Packaging For Recording Disks (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスクカートリッジ等を収納した外ケース
が前方に倒れないようにする。 【解決手段】 収納ケース1は被収納物を挿入するポケ
ット部2を構成する内ケース3と、内ケース3を設けた
外ケース4と、外ケース4に軸5で回動可能に取付けら
れた蓋6とを有し、該蓋6を閉じた状態から開いた状態
に回動させることにより上記蓋6を台座として上記外ケ
ース4を所定の角度に傾斜させた状態で支持するように
なっている。上記外ケース4は、上記所定の角度に傾斜
させたときに上記蓋6の台座面側から突出する稜部8を
有している。
が前方に倒れないようにする。 【解決手段】 収納ケース1は被収納物を挿入するポケ
ット部2を構成する内ケース3と、内ケース3を設けた
外ケース4と、外ケース4に軸5で回動可能に取付けら
れた蓋6とを有し、該蓋6を閉じた状態から開いた状態
に回動させることにより上記蓋6を台座として上記外ケ
ース4を所定の角度に傾斜させた状態で支持するように
なっている。上記外ケース4は、上記所定の角度に傾斜
させたときに上記蓋6の台座面側から突出する稜部8を
有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスクや光
ディスク,光磁気ディスク等の情報記録媒体(以下、デ
ィスクという)を収納するのに使用して好適な収納ケー
スに関するものである。
ディスク,光磁気ディスク等の情報記録媒体(以下、デ
ィスクという)を収納するのに使用して好適な収納ケー
スに関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数枚のディスクを収納するケースとし
て図8〜9に示したものが知られている。上記ディスク
収納ケース101は、ディスク201を挿入するポケッ
ト部102を構成する内ケース103と、該内ケース1
03を備えた外ケース104と、該外ケース104に軸
105で回動可能に取付けられた蓋106を有してい
て、図8に示したように蓋106を閉じた状態から図9
に示したように蓋106を270゜以上回動させ蓋10
6を全開させた状態にすることにより、上記蓋106を
台座として、上記外ケース104を所定の傾斜角度θ1
に傾斜させた状態で支持する事が可能なようになってい
る。
て図8〜9に示したものが知られている。上記ディスク
収納ケース101は、ディスク201を挿入するポケッ
ト部102を構成する内ケース103と、該内ケース1
03を備えた外ケース104と、該外ケース104に軸
105で回動可能に取付けられた蓋106を有してい
て、図8に示したように蓋106を閉じた状態から図9
に示したように蓋106を270゜以上回動させ蓋10
6を全開させた状態にすることにより、上記蓋106を
台座として、上記外ケース104を所定の傾斜角度θ1
に傾斜させた状態で支持する事が可能なようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
収納ケース101は、外ケース104を所定の角度θ1
に傾斜させた状態において、図10の実線に示したよう
に、上記外ケース104の最下端の稜部107は、収納
ケース載置面Tから離れた位置にあり、上記外ケース1
04は、収納ケース載置面Tから浮き上がった状態で支
持されているために、上記外ケース104に外力Fが作
用すると、図10の2点鎖線で示したように、上記外ケ
ース104は、容易に前方に向かって倒れた状態になっ
てしまうという問題点があった。
収納ケース101は、外ケース104を所定の角度θ1
に傾斜させた状態において、図10の実線に示したよう
に、上記外ケース104の最下端の稜部107は、収納
ケース載置面Tから離れた位置にあり、上記外ケース1
04は、収納ケース載置面Tから浮き上がった状態で支
持されているために、上記外ケース104に外力Fが作
用すると、図10の2点鎖線で示したように、上記外ケ
ース104は、容易に前方に向かって倒れた状態になっ
てしまうという問題点があった。
【0004】本発明は、外ケースが容易に前方に倒れる
ことのない収納ケースを提供することを目的としてなさ
れたものである。
ことのない収納ケースを提供することを目的としてなさ
れたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、被収納物を挿
入するポケット部を構成する内ケースと、該内ケースを
備えた外ケースと、該外ケースに回動可能に取付けられ
た蓋を有し、該蓋を閉じた状態から開いた状態に反転回
動させることにより上記蓋を台座として上記外ケースを
所定の角度に傾斜させた状態で支持するようになってい
る収納ケースにおいて、外ケースに、上記所定の角度に
傾斜させたときに蓋の台座面側から突出する稜部を設
け、外ケースを所定の角度に傾斜させた状態で上記蓋を
台座としてテーブル等の収納ケース載置面に載置した場
合に、上記外ケースの稜部が上記収納ケース載置面に接
触し、上記蓋の一端側の稜部とともに被載置面(台座
面)の一部を形成するようにして、上記外ケースが容易
に前方に倒れるように回動することのないようにした。
入するポケット部を構成する内ケースと、該内ケースを
備えた外ケースと、該外ケースに回動可能に取付けられ
た蓋を有し、該蓋を閉じた状態から開いた状態に反転回
動させることにより上記蓋を台座として上記外ケースを
所定の角度に傾斜させた状態で支持するようになってい
る収納ケースにおいて、外ケースに、上記所定の角度に
傾斜させたときに蓋の台座面側から突出する稜部を設
け、外ケースを所定の角度に傾斜させた状態で上記蓋を
台座としてテーブル等の収納ケース載置面に載置した場
合に、上記外ケースの稜部が上記収納ケース載置面に接
触し、上記蓋の一端側の稜部とともに被載置面(台座
面)の一部を形成するようにして、上記外ケースが容易
に前方に倒れるように回動することのないようにした。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、蓋を閉じた状態の収納ケ
ース1の斜視図、図2は蓋を開いた状態の斜視図であ
る。上記収納ケース1は、被収納物としての複数枚のデ
ィスクカートリッジ201…201を挿入するポケット
部2を構成する内ケース3と、該内ケース3を備えた外
ケース4と、該外ケース4に第1の軸5で回動可能に取
付けられた蓋6を有していて、図1に示したように、蓋
6を閉じた状態から、図2に示したように蓋6を約29
0°回動させ蓋6を全開した状態にすることにより、上
記蓋6を台座として、上記外ケース4を所定の角度θ1
に傾斜させた状態でテーブル等の収納ケース載置面T上
に支持するようになっている。
ース1の斜視図、図2は蓋を開いた状態の斜視図であ
る。上記収納ケース1は、被収納物としての複数枚のデ
ィスクカートリッジ201…201を挿入するポケット
部2を構成する内ケース3と、該内ケース3を備えた外
ケース4と、該外ケース4に第1の軸5で回動可能に取
付けられた蓋6を有していて、図1に示したように、蓋
6を閉じた状態から、図2に示したように蓋6を約29
0°回動させ蓋6を全開した状態にすることにより、上
記蓋6を台座として、上記外ケース4を所定の角度θ1
に傾斜させた状態でテーブル等の収納ケース載置面T上
に支持するようになっている。
【0007】上記外ケース4は、上記所定の角度θ1に
傾斜させたときに上記蓋6の台座面7側から突出する第
1の稜部8を有している。
傾斜させたときに上記蓋6の台座面7側から突出する第
1の稜部8を有している。
【0008】上記外ケース4の第1の稜部8は、上記蓋
6の台座面7側の一端側を上記収納ケース載置面Tから
浮き上がらせるとともに、上記蓋6の台座面7側の他端
側の第2の稜部9を上記収納ケース載置面Tに接地させ
て、これら外ケース4の第1の稜部8と蓋6の第2の稜
部9によって、上記収納ケース載置面Tに載置される被
載置面を形成するようになっている。
6の台座面7側の一端側を上記収納ケース載置面Tから
浮き上がらせるとともに、上記蓋6の台座面7側の他端
側の第2の稜部9を上記収納ケース載置面Tに接地させ
て、これら外ケース4の第1の稜部8と蓋6の第2の稜
部9によって、上記収納ケース載置面Tに載置される被
載置面を形成するようになっている。
【0009】内ケース3は、第2の軸10によって外ケ
ース4に回動可能に取付けられていてポケット部2の開
口を広げたり或は狭めたりすることが出来るようになっ
ているとともに、上記第1の軸4が挿入された円弧状の
長孔11を有している。
ース4に回動可能に取付けられていてポケット部2の開
口を広げたり或は狭めたりすることが出来るようになっ
ているとともに、上記第1の軸4が挿入された円弧状の
長孔11を有している。
【0010】内ケース3は、ポケット部2の開口を広げ
る方向(矢印a方向)に所定の角度回動させたときに上
記蓋6の台座面7側から突出する第3の稜部12を有し
ている。
る方向(矢印a方向)に所定の角度回動させたときに上
記蓋6の台座面7側から突出する第3の稜部12を有し
ている。
【0011】外ケース4は、ポケット部2の開口を最も
広げた位置(図2の実線位置)まで内ケース3を回動さ
せたときに該内ケース3の上記第3の稜部12と反対側
の端部13が接触する内ケース回動阻止部(以下、第1
の回動阻止部という)14を有している。
広げた位置(図2の実線位置)まで内ケース3を回動さ
せたときに該内ケース3の上記第3の稜部12と反対側
の端部13が接触する内ケース回動阻止部(以下、第1
の回動阻止部という)14を有している。
【0012】内ケース3は、上記第1の回動阻止部14
との接触する端部13に弾性が付与されている。
との接触する端部13に弾性が付与されている。
【0013】内ケース3の上記第1の回動阻止部14と
の接触する端部13の弾性は、該端部13の近傍に設け
られたスリット15により付与されている。
の接触する端部13の弾性は、該端部13の近傍に設け
られたスリット15により付与されている。
【0014】図3は、収納ケース1の分解斜視図であ
る。上記内ケース3は、前面板21と、底面板22と、
左右の側面板23,24とで構成されている。
る。上記内ケース3は、前面板21と、底面板22と、
左右の側面板23,24とで構成されている。
【0015】上記左右の側面板23,24は、上端部に
第2の回動阻止部25を有している。上記第2の回動阻
止部25は、左右の側面板23,24の上端部を前面板
21の上端よりも上部に突出させることにより形成され
ている。
第2の回動阻止部25を有している。上記第2の回動阻
止部25は、左右の側面板23,24の上端部を前面板
21の上端よりも上部に突出させることにより形成され
ている。
【0016】上記左右の側面板23,24は、前面板2
1と反対側の下端部の外面の対向位置に、上記第2の軸
10を有しているとともに、上記第2の軸10を中心に
して上記円弧状の長孔11を有している。また、上記内
ケース3は、上記第2の軸10の近傍に上記第1の回動
阻止部14と接触する端部13に適度の弾性を持たせる
ためのスリット15を有している。上記スリット15
は、上記底面板22と略平行に形成されている。
1と反対側の下端部の外面の対向位置に、上記第2の軸
10を有しているとともに、上記第2の軸10を中心に
して上記円弧状の長孔11を有している。また、上記内
ケース3は、上記第2の軸10の近傍に上記第1の回動
阻止部14と接触する端部13に適度の弾性を持たせる
ためのスリット15を有している。上記スリット15
は、上記底面板22と略平行に形成されている。
【0017】上記外ケース4は、背面板31と、左右の
側面板32,33とで構成されている。
側面板32,33とで構成されている。
【0018】上記左右の側面板32,33は、上記内ケ
ース3を組付けたときに、該内ケース3の左右の側面板
23,24の外面に重なり合うようになっている。
ース3を組付けたときに、該内ケース3の左右の側面板
23,24の外面に重なり合うようになっている。
【0019】上記外ケース4の左右の側面板32,33
は、上端部の外側面に、蓋係止用の凹部34を有し、下
端部には第1の軸受部35と第2の軸受部36を有して
いる。
は、上端部の外側面に、蓋係止用の凹部34を有し、下
端部には第1の軸受部35と第2の軸受部36を有して
いる。
【0020】そして、上記内ケース3の左右の側面板2
3,24を上記外ケース4の左右の側面板32,33の
間に挿入すると、上記第2の軸10が上記第1の軸受部
35に嵌合して、上記内ケース3は外ケース4に回動可
能に取付けられる。なお、上記第2の軸受部36は、内
ケース3を外ケース4に取付けたときに、上記円弧状の
長孔11と重なり合う位置に形成されている。
3,24を上記外ケース4の左右の側面板32,33の
間に挿入すると、上記第2の軸10が上記第1の軸受部
35に嵌合して、上記内ケース3は外ケース4に回動可
能に取付けられる。なお、上記第2の軸受部36は、内
ケース3を外ケース4に取付けたときに、上記円弧状の
長孔11と重なり合う位置に形成されている。
【0021】上記蓋6は、前面板41と、上面板42
と、左右の側面板43,44とで構成されている。上記
前面板41の下端部には、上記内ケース3の前面板21
が臨む窓部45が設けられている。上面板42には、蓋
開閉用の爪掛部46が設けられている。また、上記左右
の側面板43,44は、上記外ケース4に組付けたとき
に、上記外ケース4の左右の側面板32,33の外面に
重なり合うようになっている。
と、左右の側面板43,44とで構成されている。上記
前面板41の下端部には、上記内ケース3の前面板21
が臨む窓部45が設けられている。上面板42には、蓋
開閉用の爪掛部46が設けられている。また、上記左右
の側面板43,44は、上記外ケース4に組付けたとき
に、上記外ケース4の左右の側面板32,33の外面に
重なり合うようになっている。
【0022】上記側面板43,44の上端部の内面には
上記外ケース4の蓋係止用の凹部34に係合して、蓋6
を閉じた状態に係止するロック用の凸部47が設けられ
ているとともに、下端部の内面には上記外ケース4の第
2の軸受部36及び上記内ケース3の円弧状の長孔11
に嵌合する上記第1の軸5が設けられている。そして、
上記蓋6は、左右の側面板43,44の間に上記外ケー
ス4を挟むように挿入し、上記第1の軸5を上記外ケー
ス4の第2の軸受部36及び上記内ケース3の円弧状の
長孔11に嵌合することにより、上記外ケース4に回動
可能に取付けられている。なお、上記収納ケース1は、
ポリスチレン,アクリルスチレン,ポリカーボネート,
ABS等の合成樹脂で形成されている。
上記外ケース4の蓋係止用の凹部34に係合して、蓋6
を閉じた状態に係止するロック用の凸部47が設けられ
ているとともに、下端部の内面には上記外ケース4の第
2の軸受部36及び上記内ケース3の円弧状の長孔11
に嵌合する上記第1の軸5が設けられている。そして、
上記蓋6は、左右の側面板43,44の間に上記外ケー
ス4を挟むように挿入し、上記第1の軸5を上記外ケー
ス4の第2の軸受部36及び上記内ケース3の円弧状の
長孔11に嵌合することにより、上記外ケース4に回動
可能に取付けられている。なお、上記収納ケース1は、
ポリスチレン,アクリルスチレン,ポリカーボネート,
ABS等の合成樹脂で形成されている。
【0023】次に、上記収納ケース1の作用について説
明する。図4に示したように、上記内ケース3のポケッ
ト部2にディスク201…201を挿入して、蓋6を閉
じた状態にすると、上記凸部47が上記蓋係止用の凹部
34に嵌合して、蓋6は閉じた状態にロックされる。蓋
6が閉じた状態において、内ケース3の左右の側面板2
3,24の上端の第2の回動阻止部25は、上記蓋6の
前面板41の内面に当接して、該前面板41から突出す
るのを阻止されている。
明する。図4に示したように、上記内ケース3のポケッ
ト部2にディスク201…201を挿入して、蓋6を閉
じた状態にすると、上記凸部47が上記蓋係止用の凹部
34に嵌合して、蓋6は閉じた状態にロックされる。蓋
6が閉じた状態において、内ケース3の左右の側面板2
3,24の上端の第2の回動阻止部25は、上記蓋6の
前面板41の内面に当接して、該前面板41から突出す
るのを阻止されている。
【0024】次に、上記蓋6を開き方向(矢印a方向)
に回動させると、図5に示したように、上記凸部47が
蓋係止用の凹部34から抜け出て蓋6のロックが解除さ
れる。
に回動させると、図5に示したように、上記凸部47が
蓋係止用の凹部34から抜け出て蓋6のロックが解除さ
れる。
【0025】そして、上記蓋6を外ケース4に対して略
290°回動させると、図6に示したように、蓋6の前
面板41の一端が上記外ケース4の背面板31に当接
し、外ケース4は所定の傾斜角度θ1に傾いた状態に支
持されるとともに、上記外ケース4の第1の稜部8が上
記蓋6の台座面6側から突出する。従って、上記蓋6の
台座面6側を収納ケース載置面T上に載置すれば、上記
外ケース4の第1の稜部8と、上記蓋6の一端部の第2
の稜部9が収納ケース載置面Tに接触し、被載置面(台
座面)を構成する。
290°回動させると、図6に示したように、蓋6の前
面板41の一端が上記外ケース4の背面板31に当接
し、外ケース4は所定の傾斜角度θ1に傾いた状態に支
持されるとともに、上記外ケース4の第1の稜部8が上
記蓋6の台座面6側から突出する。従って、上記蓋6の
台座面6側を収納ケース載置面T上に載置すれば、上記
外ケース4の第1の稜部8と、上記蓋6の一端部の第2
の稜部9が収納ケース載置面Tに接触し、被載置面(台
座面)を構成する。
【0026】そして、上記内ケース3を前方に向けて倒
すように所定の角度回動させれば、図7に示したよう
に、内ケース3の前面板21と外ケース4の背面板32
との間の開き角度θ2が増大し、ポケット部2の開口が
広がってディスク201…201を取り出しやすいもの
になるとともに、上記内ケース3の前面板21と底面板
22との間の第3の稜部12が上記収納ケース載置面T
上に接触し、上記第1、第2の稜部8、9とともに被載
置面(台座面)を構成するのである。なお、実施例にお
いて、収納ケース1をディスクカートリッジ等の情報記
録媒体のケースとして構成した場合を示したが、収納ケ
ースはディスクカートリッジ以外のものを収納するので
あってもよい。
すように所定の角度回動させれば、図7に示したよう
に、内ケース3の前面板21と外ケース4の背面板32
との間の開き角度θ2が増大し、ポケット部2の開口が
広がってディスク201…201を取り出しやすいもの
になるとともに、上記内ケース3の前面板21と底面板
22との間の第3の稜部12が上記収納ケース載置面T
上に接触し、上記第1、第2の稜部8、9とともに被載
置面(台座面)を構成するのである。なお、実施例にお
いて、収納ケース1をディスクカートリッジ等の情報記
録媒体のケースとして構成した場合を示したが、収納ケ
ースはディスクカートリッジ以外のものを収納するので
あってもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明の収納ケースには次に述べるよう
な効果がある。 (1)請求項1の収納ケースは、蓋を台座とし、外ケー
スを所定の傾斜角度に傾斜させた状態で収納ケース載置
面に載置したときに、上記外ケースの下端の稜部が上記
収納ケース載置面に接触して、上記外ケースは倒れ方向
に回動しにくいものになる。 (2)請求項2の収納ケースは、内ケースを回動させて
ポケット部の開口を広げることにより、被収納物を取り
出しやすいものにすることができる。 (3)請求項3の収納ケースは、外ケースの稜部と、蓋
の稜部と、ポケット部の稜部の三者で被載置面(台座
面)を構成し、安定した状態で収納ケースを収納ケース
載置面上に載置することができる。 (4)請求項4の収納ケースは、内ケースの端部に弾性
を持たせたので、該端部が外ケースの第1の回動阻止部
に強い力で接触したときでも、その衝撃吸収効果によ
り、回動中心軸等の保護を図ることができる。 (5)請求項5の収納ケースは、スリットを形成すると
いう簡単な手段で内ケースの端部に弾性をもたせること
ができる。 (6)請求項6の収納ケースは、蓋を閉じた状態におい
て、内ケースが蓋の前面から突出するのを防止すること
ができる。 (7)請求項7の収納ケースは、合成樹脂を素材として
使用したので製造が容易で安価に提供することができ
る。 (8)請求項8の収納ケースは、情報記録媒体の保護を
図ることができる。
な効果がある。 (1)請求項1の収納ケースは、蓋を台座とし、外ケー
スを所定の傾斜角度に傾斜させた状態で収納ケース載置
面に載置したときに、上記外ケースの下端の稜部が上記
収納ケース載置面に接触して、上記外ケースは倒れ方向
に回動しにくいものになる。 (2)請求項2の収納ケースは、内ケースを回動させて
ポケット部の開口を広げることにより、被収納物を取り
出しやすいものにすることができる。 (3)請求項3の収納ケースは、外ケースの稜部と、蓋
の稜部と、ポケット部の稜部の三者で被載置面(台座
面)を構成し、安定した状態で収納ケースを収納ケース
載置面上に載置することができる。 (4)請求項4の収納ケースは、内ケースの端部に弾性
を持たせたので、該端部が外ケースの第1の回動阻止部
に強い力で接触したときでも、その衝撃吸収効果によ
り、回動中心軸等の保護を図ることができる。 (5)請求項5の収納ケースは、スリットを形成すると
いう簡単な手段で内ケースの端部に弾性をもたせること
ができる。 (6)請求項6の収納ケースは、蓋を閉じた状態におい
て、内ケースが蓋の前面から突出するのを防止すること
ができる。 (7)請求項7の収納ケースは、合成樹脂を素材として
使用したので製造が容易で安価に提供することができ
る。 (8)請求項8の収納ケースは、情報記録媒体の保護を
図ることができる。
【図1】蓋を閉じた状態の斜視図。
【図2】蓋を開いた状態の斜視図。
【図3】分解斜視図。
【図4】蓋を閉じた状態の側面図。
【図5】蓋を僅かに開いた状態の側面図。
【図6】蓋を全開した状態の側面図。
【図7】ポケット部を前方に向けて傾斜させた状態の側
面図。
面図。
【図8】従来例の斜視図(蓋を閉じた状態)。
【図9】従来例の斜視図(蓋を開いた状態)。
【図10】従来例の問題点を示す側面図。
1…収納ケース,2…ポケット部,3…内ケース,4…
外ケース,5…第1の軸,6…蓋,7…台座面,8…第
1の稜部,9…第2の稜部,10…第2の軸,12…第
3の稜部,13…内ケースの端部,14…第1の回動阻
止部、15…スリット,201…ディスクカートリッ
ジ,25…第2の回動阻止部。
外ケース,5…第1の軸,6…蓋,7…台座面,8…第
1の稜部,9…第2の稜部,10…第2の軸,12…第
3の稜部,13…内ケースの端部,14…第1の回動阻
止部、15…スリット,201…ディスクカートリッ
ジ,25…第2の回動阻止部。
Claims (8)
- 【請求項1】 被収納物を挿入するポケット部を構成す
る内ケースと、該内ケースを備えた外ケースと、該外ケ
ースに回動可能に取付けられた蓋を有し、該蓋を閉じた
状態から開いた状態に反転回動させることにより上記蓋
を台座として上記外ケースを所定の角度に傾斜させた状
態で支持するようになっている収納ケースにおいて、 上記外ケースは、上記所定の角度に傾斜させたときに上
記蓋の台座面側から突出する稜部を有していることを特
徴とする収納ケース。 - 【請求項2】 請求項1において、 内ケースは、ポケット部の開口を広げる方向に回動可能
に外ケースに取付けられていることを特徴とする収納ケ
ース。 - 【請求項3】 請求項2において、 内ケースは、ポケット部の開口を広げる方向に所定の角
度回動させたときに上記蓋の台座面側から突出する稜部
を有していることを特徴とする収納ケース。 - 【請求項4】 請求項2において、 外ケースは、ポケット部の開口を狭める方向に内ケース
が回動してきたときに該内ケースの一端部が接触する内
ケース回動阻止部を有し、内ケースは、上記内ケース回
動阻止部と接触する端部に弾性が付与されていることを
特徴とする収納ケース。 - 【請求項5】 請求項4において、 内ケースの上記接触部の弾性は、接触部の近傍に設けら
れたスリットにより付与されていることを特徴とする収
納ケース。 - 【請求項6】 請求項2において、 内ケースは、蓋を閉じた状態において、該蓋の前面板か
ら突出するのを防止する回動阻止部を有していることを
特徴とする収納ケース。 - 【請求項7】 請求項1において、 内ケースと外ケース及び蓋は、ポリスチレン,アクリル
スチレン,ポリカーボネート,ABS等の合成樹脂で形
成されていることを特徴とする収納ケース。 - 【請求項8】 請求項1において、 被収納物は、情報記録媒体であることを特徴とする収納
ケース。
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