JPH10167371A - 情報記録媒体カセットの収納ケース - Google Patents
情報記録媒体カセットの収納ケースInfo
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- JPH10167371A JPH10167371A JP8323158A JP32315896A JPH10167371A JP H10167371 A JPH10167371 A JP H10167371A JP 8323158 A JP8323158 A JP 8323158A JP 32315896 A JP32315896 A JP 32315896A JP H10167371 A JPH10167371 A JP H10167371A
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- Japan
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- fulcrum
- lid
- case
- main body
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 蓋体を取り付け易くするとともに傷付きが防
止される情報記録媒体カセットの収納ケースを提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 収納ケース1を、カセット挿入開口部2
とこのカセット挿入開口部2付近にあって互いに軸線が
一致された軸穴5a,5bが設けられたケース本体3
と、このカセット挿入開口部2を閉塞する前面部8とこ
の前面部8の両端部に互いに相対向して突設されるとと
もにその外側面に肉盗み凹部31a,31bが形成され
る支点部10a,10bと互いに軸線が一致するように
支点部10に突設された支軸11a,11bとからなる
蓋体4とで構成する。
止される情報記録媒体カセットの収納ケースを提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 収納ケース1を、カセット挿入開口部2
とこのカセット挿入開口部2付近にあって互いに軸線が
一致された軸穴5a,5bが設けられたケース本体3
と、このカセット挿入開口部2を閉塞する前面部8とこ
の前面部8の両端部に互いに相対向して突設されるとと
もにその外側面に肉盗み凹部31a,31bが形成され
る支点部10a,10bと互いに軸線が一致するように
支点部10に突設された支軸11a,11bとからなる
蓋体4とで構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープカセットや
ディスクカセット等の情報記録媒体カセットを収納保管
する収納ケースに関する。
ディスクカセット等の情報記録媒体カセットを収納保管
する収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】テープカセットやディスクカセット等の
情報記録媒体カセットを収納する収納ケースは、上記情
報記録媒体カセットの持ち運びを可能としている。
情報記録媒体カセットを収納する収納ケースは、上記情
報記録媒体カセットの持ち運びを可能としている。
【0003】上記収納ケースは、上記情報記録媒体カセ
ットを挿入するためのカセット挿入開口部が形成された
ケース本体と、このカセット挿入開口部を閉塞するよう
に形成された蓋体とによって構成され、例えば合成樹脂
材料によって比較的強固に形成されていた。
ットを挿入するためのカセット挿入開口部が形成された
ケース本体と、このカセット挿入開口部を閉塞するよう
に形成された蓋体とによって構成され、例えば合成樹脂
材料によって比較的強固に形成されていた。
【0004】そして、テープカセット収納ケースには、
例えばケース本体のカセット挿入開口部を閉塞できるよ
うに蓋体がケース本体に回動自在に支持された回転開閉
型のものがある。
例えばケース本体のカセット挿入開口部を閉塞できるよ
うに蓋体がケース本体に回動自在に支持された回転開閉
型のものがある。
【0005】この回転開閉型のテープカセット収納ケー
スは、ケース本体に蓋体を回動自在に支持する軸穴を設
け、また蓋体に上記ケース本体の軸穴が係合するように
この軸穴よりやや小さめの外径をなす支軸を突設してい
る。
スは、ケース本体に蓋体を回動自在に支持する軸穴を設
け、また蓋体に上記ケース本体の軸穴が係合するように
この軸穴よりやや小さめの外径をなす支軸を突設してい
る。
【0006】上記回転開閉型のテープカセット収納ケー
ス100は、図14に示すように、支点部101に支軸
102が形成された蓋体103を軸穴104が形成され
たケース本体105に差し込むことで支軸102と軸穴
104を相対係合させて、蓋体103を回動自在に組み
合わせている。
ス100は、図14に示すように、支点部101に支軸
102が形成された蓋体103を軸穴104が形成され
たケース本体105に差し込むことで支軸102と軸穴
104を相対係合させて、蓋体103を回動自在に組み
合わせている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、上記回転
開閉型のテープカセット収納ケース100において、蓋
体103の支軸102がケース本体105の内側面に沿
って差し込まれるためにその弾性変位によって、ケース
本体105の内側面には、図15に示すように、接触に
よる傷106が生じてしまう。
開閉型のテープカセット収納ケース100において、蓋
体103の支軸102がケース本体105の内側面に沿
って差し込まれるためにその弾性変位によって、ケース
本体105の内側面には、図15に示すように、接触に
よる傷106が生じてしまう。
【0008】さらに、傷106と共に生じる粉落ちによ
る粉107がこのテープカセット収納ケース105に収
納される磁気テープに付着してしまうと、この磁気テー
プに対する記録再生特性が劣化してしまう。
る粉107がこのテープカセット収納ケース105に収
納される磁気テープに付着してしまうと、この磁気テー
プに対する記録再生特性が劣化してしまう。
【0009】また、蓋体103をケース本体105に取
り付ける際、支軸102が配設される支点部101を弾
性に抗して内方に撓ませる必要があり、そのため蓋体1
03は、ケース本体105に取り付けにくかった。
り付ける際、支軸102が配設される支点部101を弾
性に抗して内方に撓ませる必要があり、そのため蓋体1
03は、ケース本体105に取り付けにくかった。
【0010】さらに、テープカセット収納ケース100
は、カセット挿入開口部を開閉させる際、ケース本体1
05の内側面と蓋体103の支点部の外側面とが摺動す
るため、その摺動部に傷付きが生じていた。
は、カセット挿入開口部を開閉させる際、ケース本体1
05の内側面と蓋体103の支点部の外側面とが摺動す
るため、その摺動部に傷付きが生じていた。
【0011】そこで、本発明は、上記実情に鑑みてなさ
れたものであって、支持部の肉盗みを行うことで、蓋体
を取り付け易くするとともに本体への傷付きが防止され
る情報記録媒体カセットの収納ケースを提供することを
目的とする。
れたものであって、支持部の肉盗みを行うことで、蓋体
を取り付け易くするとともに本体への傷付きが防止され
る情報記録媒体カセットの収納ケースを提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報記録媒
体カセットの収納ケースは、上記課題を解決するため
に、開放された面が情報記録媒体カセットの挿入部とさ
れるとともにこの挿入部付近にあって相対向する側面部
に互いに軸線が一致された軸穴がそれぞれ設けられた箱
状のケース本体と、このケース本体の挿入部を閉塞する
前面部と、この前面部の両端部に互いに相対向して突設
されるとともに側面に肉盗み凹部が形成される支点部
と、互いに軸線が一致するように支点部の側面に突設さ
れた支軸とからなる蓋体とで構成する。
体カセットの収納ケースは、上記課題を解決するため
に、開放された面が情報記録媒体カセットの挿入部とさ
れるとともにこの挿入部付近にあって相対向する側面部
に互いに軸線が一致された軸穴がそれぞれ設けられた箱
状のケース本体と、このケース本体の挿入部を閉塞する
前面部と、この前面部の両端部に互いに相対向して突設
されるとともに側面に肉盗み凹部が形成される支点部
と、互いに軸線が一致するように支点部の側面に突設さ
れた支軸とからなる蓋体とで構成する。
【0013】このように構成される情報記録媒体カセッ
トの収納ケースは、蓋体の支点部がケース本体の側面部
に沿って差し込まれることにより支軸が軸穴にそれぞれ
相対係合され、蓋体がケース本体に回動自在に組み合わ
される。
トの収納ケースは、蓋体の支点部がケース本体の側面部
に沿って差し込まれることにより支軸が軸穴にそれぞれ
相対係合され、蓋体がケース本体に回動自在に組み合わ
される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る情報記録媒体
カセットの収納ケースの実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。
カセットの収納ケースの実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。
【0015】この実施例は、上ハーフと下ハーフとで構
成することで磁気テープを掛け合わせた一対のテープリ
ールを回転自在に収納した略長方形状の薄型箱体からな
るテープカセットを収納するハードケース型のテープカ
セットの収納ケースである。
成することで磁気テープを掛け合わせた一対のテープリ
ールを回転自在に収納した略長方形状の薄型箱体からな
るテープカセットを収納するハードケース型のテープカ
セットの収納ケースである。
【0016】このテープカセットの収納ケース1は、図
1に示すように、テープカセットが挿入されるカセット
挿入開口部2が形成された略箱形状のケース本体3と、
上記カセット挿入開口部2を開閉自在にするようにケー
ス本体3に組み合わせられる蓋体4とで構成されてい
る。このケース本体3と蓋体4とは、例えばポリカーボ
ネート樹脂やABS樹脂等の合成樹脂を材料に用いて成
形されている。
1に示すように、テープカセットが挿入されるカセット
挿入開口部2が形成された略箱形状のケース本体3と、
上記カセット挿入開口部2を開閉自在にするようにケー
ス本体3に組み合わせられる蓋体4とで構成されてい
る。このケース本体3と蓋体4とは、例えばポリカーボ
ネート樹脂やABS樹脂等の合成樹脂を材料に用いて成
形されている。
【0017】上記ケース本体3は、図2に示すように、
カセット挿入開口部2が形成されるように側面部が一部
切り欠かれた面が設けられるとともにその切り欠かれた
面の端部付近に軸穴5a,5bが形成された略矩形皿状
の下ハーフ6と、略矩型状に成形され、下ハーフ6の上
記切り欠かれた面でない開口された面を閉塞するように
配設される上ハーフ7とで構成される。このケース本体
3は、この下ハーフ6と上ハーフ7とが接合されること
で上記セット挿入開口部2が形成されるとともにテープ
カセットの外形状よりやや大きめの収納部が形成され
る。
カセット挿入開口部2が形成されるように側面部が一部
切り欠かれた面が設けられるとともにその切り欠かれた
面の端部付近に軸穴5a,5bが形成された略矩形皿状
の下ハーフ6と、略矩型状に成形され、下ハーフ6の上
記切り欠かれた面でない開口された面を閉塞するように
配設される上ハーフ7とで構成される。このケース本体
3は、この下ハーフ6と上ハーフ7とが接合されること
で上記セット挿入開口部2が形成されるとともにテープ
カセットの外形状よりやや大きめの収納部が形成され
る。
【0018】また、蓋体4は、下ハーフ6の切り欠かれ
た面と略同形状に形成された前面部8と、その前面部8
の長手方向の両端部に一体に形成される支点連設部9
a,9bと、支点連接部9a,9bに連接して形成され
る支点部10a,10bと、支点部10a,10bの外
側面に突設された支軸11a,11bとを備え、カセッ
ト挿入開口部2を閉塞するようにケース本体3に組み合
わされる。この蓋体4は、後述するように支点部10
a,10bの外側面に肉盗み凹部31を設けることで、
ケース本体3への組み込みを容易にしている。
た面と略同形状に形成された前面部8と、その前面部8
の長手方向の両端部に一体に形成される支点連設部9
a,9bと、支点連接部9a,9bに連接して形成され
る支点部10a,10bと、支点部10a,10bの外
側面に突設された支軸11a,11bとを備え、カセッ
ト挿入開口部2を閉塞するようにケース本体3に組み合
わされる。この蓋体4は、後述するように支点部10
a,10bの外側面に肉盗み凹部31を設けることで、
ケース本体3への組み込みを容易にしている。
【0019】なお、以下に形状等の説明では、図1を基
準として「前後」、「上下」の用語を用いている。例え
ば、カセット挿入開口部2である同図手前側を「前面」
とし、ケース本体3にあって上ハーフ7側を「上面」と
している。さらに、支点部のように左右が同一の構成か
らなる部位については、例えば最初に支点部10(10
a,10b)と表記し、以降支点部10と表記する。
準として「前後」、「上下」の用語を用いている。例え
ば、カセット挿入開口部2である同図手前側を「前面」
とし、ケース本体3にあって上ハーフ7側を「上面」と
している。さらに、支点部のように左右が同一の構成か
らなる部位については、例えば最初に支点部10(10
a,10b)と表記し、以降支点部10と表記する。
【0020】上記上ハーフ7は、図2及び図3に示すよ
うに、テープカセットの主面と略同形状に成形された主
面部12に収納されたテープカセットを外方より視認可
能とするための透明な表示部13を設けている。この上
ハーフ7には、その前面側を除いた収納部に臨む内側面
の外周縁に、それぞれ係合凸部14(14a乃至14
c)が一体に突設されている。そして、上ハーフ7に
は、主面部12の前方側の両端に、後述する下ハーフ6
の側面部18の厚み寸法よりもやや大きな切込み幅を有
して短辺方向に向かい形成される切欠きガイド15(1
5a,15b)が設けられている。
うに、テープカセットの主面と略同形状に成形された主
面部12に収納されたテープカセットを外方より視認可
能とするための透明な表示部13を設けている。この上
ハーフ7には、その前面側を除いた収納部に臨む内側面
の外周縁に、それぞれ係合凸部14(14a乃至14
c)が一体に突設されている。そして、上ハーフ7に
は、主面部12の前方側の両端に、後述する下ハーフ6
の側面部18の厚み寸法よりもやや大きな切込み幅を有
して短辺方向に向かい形成される切欠きガイド15(1
5a,15b)が設けられている。
【0021】上記下ハーフ6は、図2に示すように、テ
ープカセットの主面形状と略同形状に形成された底面部
16と、カセット挿入開口部2を形成する前面を除いて
底面部16に対して一体に形成されるとともに立ち上が
り成形される背面部17及び互いに相対向する側面部1
8(18a,18b)とで構成されている。そして背面
部17及び側面部18は、底面部16からの高さ寸法が
テープカセットの厚み寸法とほぼ等しく形成されてい
る。また、底面部16には、その前方縁の下面に指掛け
凹部19が形成されている。
ープカセットの主面形状と略同形状に形成された底面部
16と、カセット挿入開口部2を形成する前面を除いて
底面部16に対して一体に形成されるとともに立ち上が
り成形される背面部17及び互いに相対向する側面部1
8(18a,18b)とで構成されている。そして背面
部17及び側面部18は、底面部16からの高さ寸法が
テープカセットの厚み寸法とほぼ等しく形成されてい
る。また、底面部16には、その前方縁の下面に指掛け
凹部19が形成されている。
【0022】上記背面部17及び側面部18には、図2
及び図5に示すように、それぞれの上縁に上ハーフ7の
係合凸部14と対応位置して係合凹部20(20a乃至
20c)が形成されている。
及び図5に示すように、それぞれの上縁に上ハーフ7の
係合凸部14と対応位置して係合凹部20(20a乃至
20c)が形成されている。
【0023】また、側面部18には、図1及び図2に示
すように、カセット挿入開口部2付近にあってやや上方
に位置して互いに軸線が一致するように軸穴5が形成さ
れている。そして、側面部18には、図5に示すよう
に、テープカセットの収納部に臨むその内側面に第1の
クリック凹部21(21a,21b)と第2のクリック
凹部22(22a,22b)とが軸穴5を中心とした同
一円周上に位置して形成されている。これら第1のクリ
ック凹部21と第2のクリック凹部22とは、軸穴5を
中心としてほぼ90°の角度差を以って位置されてい
る。
すように、カセット挿入開口部2付近にあってやや上方
に位置して互いに軸線が一致するように軸穴5が形成さ
れている。そして、側面部18には、図5に示すよう
に、テープカセットの収納部に臨むその内側面に第1の
クリック凹部21(21a,21b)と第2のクリック
凹部22(22a,22b)とが軸穴5を中心とした同
一円周上に位置して形成されている。これら第1のクリ
ック凹部21と第2のクリック凹部22とは、軸穴5を
中心としてほぼ90°の角度差を以って位置されてい
る。
【0024】なお、第1のクリック凹部21及び第2の
クリック凹部22は、後述するように、蓋体4をカセッ
ト挿入開口部2を開放する位置及び閉塞する位置の2位
置に保持するために設けられているが、さらに蓋体4を
多段に保持する場合には、軸穴5を中心として形成され
る第1のクリック凹部21と第2のクリック凹部22と
の同一円周上に位置してクリック凹部を複数形成するこ
ともできる。
クリック凹部22は、後述するように、蓋体4をカセッ
ト挿入開口部2を開放する位置及び閉塞する位置の2位
置に保持するために設けられているが、さらに蓋体4を
多段に保持する場合には、軸穴5を中心として形成され
る第1のクリック凹部21と第2のクリック凹部22と
の同一円周上に位置してクリック凹部を複数形成するこ
ともできる。
【0025】さらに、側面部18には、図2及び図5に
示すように、その内側面であって軸穴5に対して第1の
クリック凹部21と第2のクリック凹部22の外側に位
置して係止リブ23(23a,23b)が一体に凸設さ
れている。この係止リブ23は、軸穴5を中心として第
1のクリック凹部21と第2のクリック凹部22とがな
す円よりも半径を大として円弧状に形成されている。そ
して、係止リブ23は、図5に示すように、底面部16
より立ち上がり形成されている。また、係止リブ23
は、図4に示すように、側面部18から凸設された寸法
が、蓋体4の支点部10の厚さ寸法よりもやや大とされ
形成されている。
示すように、その内側面であって軸穴5に対して第1の
クリック凹部21と第2のクリック凹部22の外側に位
置して係止リブ23(23a,23b)が一体に凸設さ
れている。この係止リブ23は、軸穴5を中心として第
1のクリック凹部21と第2のクリック凹部22とがな
す円よりも半径を大として円弧状に形成されている。そ
して、係止リブ23は、図5に示すように、底面部16
より立ち上がり形成されている。また、係止リブ23
は、図4に示すように、側面部18から凸設された寸法
が、蓋体4の支点部10の厚さ寸法よりもやや大とされ
形成されている。
【0026】また、側面部18には、その前面部上縁に
上縁突部24(24a,24b)が一体に突設されてい
る。上縁突部24は、その後端と背面部17との間の側
面部18の長さ寸法が上ハーフ7の短辺方向の長さ寸法
とほぼ等しくするように形成されている。そして、上縁
突部24は、その長さ寸法が上ハーフ7の切欠きガイド
15の前後方向の長さ寸法と後述する蓋体4の天井部3
2の短辺方向の幅寸法とを加えた寸法とほぼ等しくされ
て形成されている。
上縁突部24(24a,24b)が一体に突設されてい
る。上縁突部24は、その後端と背面部17との間の側
面部18の長さ寸法が上ハーフ7の短辺方向の長さ寸法
とほぼ等しくするように形成されている。そして、上縁
突部24は、その長さ寸法が上ハーフ7の切欠きガイド
15の前後方向の長さ寸法と後述する蓋体4の天井部3
2の短辺方向の幅寸法とを加えた寸法とほぼ等しくされ
て形成されている。
【0027】上記側面部18は、図4及び図5に示すよ
うに底面部16と連設される複数の補強リブ25によっ
て、機械的強度が保持されている。
うに底面部16と連設される複数の補強リブ25によっ
て、機械的強度が保持されている。
【0028】以上のように構成された下ハーフ6にその
開放された上面を閉塞するようにして上ハーフ7を組み
合わせることで、図1に示すように、一体化されて前面
のカセット挿入開口部2を形成した箱状のケース本体3
を構成する。このとき、下ハーフ6と上ハーフ7とは、
係合凹部20と係合凸部14とがそれぞれ相対係合され
るとともに、切欠きガイド15の端部が上縁突部24の
後端に突き合わされて組み合わされる。そして、下ハー
フ6と上ハーフ7とは、突合せ部に例えば超音波溶着処
理が施されることによって強固に一体化される。
開放された上面を閉塞するようにして上ハーフ7を組み
合わせることで、図1に示すように、一体化されて前面
のカセット挿入開口部2を形成した箱状のケース本体3
を構成する。このとき、下ハーフ6と上ハーフ7とは、
係合凹部20と係合凸部14とがそれぞれ相対係合され
るとともに、切欠きガイド15の端部が上縁突部24の
後端に突き合わされて組み合わされる。そして、下ハー
フ6と上ハーフ7とは、突合せ部に例えば超音波溶着処
理が施されることによって強固に一体化される。
【0029】すなわち、ケース本体3は、相対向する側
面部18の前方に位置して互いに軸線が一致された軸穴
5がそれぞれ設けられるとともに、テープカセットが挿
入されるカセット挿入開口部2が形成された箱体とな
る。
面部18の前方に位置して互いに軸線が一致された軸穴
5がそれぞれ設けられるとともに、テープカセットが挿
入されるカセット挿入開口部2が形成された箱体とな
る。
【0030】このケース本体3は、図1及び図5に示す
ように、下ハーフ6と上ハーフ7との突き合わせ部分が
同一面を構成して全体として段差の無い平坦な外周面と
して構成されている。また、ケース本体3は、図3に示
すように、上縁突部24の内側面に沿って、切欠きガイ
ド15による前後方向のスリットが構成される。このス
リットは、その幅寸法が蓋体4の支点部10の厚み寸法
とほぼ等しくなる。
ように、下ハーフ6と上ハーフ7との突き合わせ部分が
同一面を構成して全体として段差の無い平坦な外周面と
して構成されている。また、ケース本体3は、図3に示
すように、上縁突部24の内側面に沿って、切欠きガイ
ド15による前後方向のスリットが構成される。このス
リットは、その幅寸法が蓋体4の支点部10の厚み寸法
とほぼ等しくなる。
【0031】上記蓋体4は、図6乃至図8に示すよう
に、前面部8と、互いに相対向するよう形成された支点
連設部9と、この支点連接部9に連設されて互いに相対
向するように形成された支点部10と、この支点部10
の外側面に突設された支軸11と、支点部10の外側面
に形成される肉盗み凹部31(31a,31b)と、前
面部8の短辺方向の一端であって前面部8の長手方向に
わたって一体に連設された天井部32とで構成されてい
る。
に、前面部8と、互いに相対向するよう形成された支点
連設部9と、この支点連接部9に連設されて互いに相対
向するように形成された支点部10と、この支点部10
の外側面に突設された支軸11と、支点部10の外側面
に形成される肉盗み凹部31(31a,31b)と、前
面部8の短辺方向の一端であって前面部8の長手方向に
わたって一体に連設された天井部32とで構成されてい
る。
【0032】上記前面部8は、ケース本体3のカセット
挿入開口部2を閉塞するに足る外型寸法を有している。
この前面部8は、詳細には、その短辺方向の寸法がケー
ス本体3の高さ寸法とほぼ等しくかつ長手方向の寸法が
ケース本体3を構成する下ハーフ6の側面部18の対向
間隔とほぼ等しくなるように形成されている。
挿入開口部2を閉塞するに足る外型寸法を有している。
この前面部8は、詳細には、その短辺方向の寸法がケー
ス本体3の高さ寸法とほぼ等しくかつ長手方向の寸法が
ケース本体3を構成する下ハーフ6の側面部18の対向
間隔とほぼ等しくなるように形成されている。
【0033】上記天井部32は、前面部8の上端部に後
方側に向かって一体に突設され、後述するように蓋体4
がケース本体3に組み合わされた状態において、その後
端部32aに上ハーフ7の前方端が突き合わされること
によって、協動して収納ケース1の天井部分を構成す
る。
方側に向かって一体に突設され、後述するように蓋体4
がケース本体3に組み合わされた状態において、その後
端部32aに上ハーフ7の前方端が突き合わされること
によって、協動して収納ケース1の天井部分を構成す
る。
【0034】上記支点連設部9は、前面部8と天井部3
2とに一体に連設され、その先端側に支点部10が一体
に形成されている。この支点連設部9に連設される支点
部10は、その端部が略円弧状に形成されている。そし
て、この支点部10と支点連設部9とが一体とした長手
方向の全体寸法は、下ハーフ6の側面部18の前方端と
係止リブ23との間隔よりもやや小とされ構成される。
2とに一体に連設され、その先端側に支点部10が一体
に形成されている。この支点連設部9に連設される支点
部10は、その端部が略円弧状に形成されている。そし
て、この支点部10と支点連設部9とが一体とした長手
方向の全体寸法は、下ハーフ6の側面部18の前方端と
係止リブ23との間隔よりもやや小とされ構成される。
【0035】また、支点部10には、その外側面に、互
いに軸線を一致されて突設される支軸11と、この支軸
11の周囲部近傍に凹設される肉盗み凹部31と、クリ
ック凸部33(33a,33b)とが形成されている。
いに軸線を一致されて突設される支軸11と、この支軸
11の周囲部近傍に凹設される肉盗み凹部31と、クリ
ック凸部33(33a,33b)とが形成されている。
【0036】上記支軸11は、下ハーフ6の側面部18
の厚み寸法とほぼ等しい突設した寸法を有するとともに
外径寸法が軸穴5の内径寸法よりもやや小として形成さ
れている。また、支軸11は、後述するように蓋体4が
ケース本体3に組み合わされた状態において、下ハーフ
6の軸穴5にそれぞれ対応するように形成されている。
そして、支軸11は、蓋体4とケース本体3との組合わ
せ状態において、その先端部がケース本体3の外側面と
ほぼ同一面を構成し、軸穴5に回転自在に支持される。
の厚み寸法とほぼ等しい突設した寸法を有するとともに
外径寸法が軸穴5の内径寸法よりもやや小として形成さ
れている。また、支軸11は、後述するように蓋体4が
ケース本体3に組み合わされた状態において、下ハーフ
6の軸穴5にそれぞれ対応するように形成されている。
そして、支軸11は、蓋体4とケース本体3との組合わ
せ状態において、その先端部がケース本体3の外側面と
ほぼ同一面を構成し、軸穴5に回転自在に支持される。
【0037】上記クリック凸部33は、支点部10の厚
さ寸法とほぼ同一の高さ寸法を有して支点部10の外側
面から半球状を呈して突設されている。また、クリック
凸部33は、支軸11に対する間隔が下ハーフ6の軸穴
5とクリック凹部21或いはクリック凹部22との間隔
と等しく、支点部10の先端側に形成されている。そし
て、クリック凸部33は、蓋体4がケース本体3に組み
合わされて回動操作されることにより、第1のクリック
凹部21或いは第2のクリック凹部22に選択的に相対
係合する。
さ寸法とほぼ同一の高さ寸法を有して支点部10の外側
面から半球状を呈して突設されている。また、クリック
凸部33は、支軸11に対する間隔が下ハーフ6の軸穴
5とクリック凹部21或いはクリック凹部22との間隔
と等しく、支点部10の先端側に形成されている。そし
て、クリック凸部33は、蓋体4がケース本体3に組み
合わされて回動操作されることにより、第1のクリック
凹部21或いは第2のクリック凹部22に選択的に相対
係合する。
【0038】上記支点部10には、上述したように先端
部が円弧状を呈した、詳細には、支軸11を中心とした
略1/4部分の円弧状になるような円弧状端部34(3
4a,34b)が形成されている。この円弧状端部34
は、支軸11が支点部10のやや上方位置に設けられる
ことから、その上端から下端に向かって次第に長手方向
の長さ寸法が小とされた円弧端とされ形成されている。
そして、円弧状端部34は、支軸11からの曲率が軸穴
5を中心とした係止リブ23の曲率と同じく形成されて
いる。さらに、支軸11と円弧状端部34との間隔は、
下ハーフ6の軸穴5と係止リブ23との間隔よりもやや
小とされ形成されている。これにより、蓋体4がケース
本体3に組み合わされた状態において、円弧状端部34
は、係止リブ23と対向して位置される。
部が円弧状を呈した、詳細には、支軸11を中心とした
略1/4部分の円弧状になるような円弧状端部34(3
4a,34b)が形成されている。この円弧状端部34
は、支軸11が支点部10のやや上方位置に設けられる
ことから、その上端から下端に向かって次第に長手方向
の長さ寸法が小とされた円弧端とされ形成されている。
そして、円弧状端部34は、支軸11からの曲率が軸穴
5を中心とした係止リブ23の曲率と同じく形成されて
いる。さらに、支軸11と円弧状端部34との間隔は、
下ハーフ6の軸穴5と係止リブ23との間隔よりもやや
小とされ形成されている。これにより、蓋体4がケース
本体3に組み合わされた状態において、円弧状端部34
は、係止リブ23と対向して位置される。
【0039】上記支点部10には、その内側面と支点連
設部9の内側面にわたって、ケース本体3内にテープカ
セットが挿入される際にテープカセットの短辺方向の両
側面と接して挿入方向のガイド作用を奏する挿入ガイド
部35(35a,35b)が形成されている。これら挿
入ガイド部35は、支点部10の円弧状端部34から支
点連設部9の下端部の全域に形成されるとともに円弧状
端部34の縁部及び支点連設部9の下端縁部に向かって
次第に肉薄とされる傾斜面をなすように形成されてい
る。
設部9の内側面にわたって、ケース本体3内にテープカ
セットが挿入される際にテープカセットの短辺方向の両
側面と接して挿入方向のガイド作用を奏する挿入ガイド
部35(35a,35b)が形成されている。これら挿
入ガイド部35は、支点部10の円弧状端部34から支
点連設部9の下端部の全域に形成されるとともに円弧状
端部34の縁部及び支点連設部9の下端縁部に向かって
次第に肉薄とされる傾斜面をなすように形成されてい
る。
【0040】また、支点部10には、上述したようにそ
の外側面であって支軸11の外周部近傍に肉盗み凹部3
1が形成されている。この肉盗み凹部31は、円弧状凹
部36(36a,36b)と、矩形状凹部37(37
a,37b)とが連設されて構成される。なお、肉盗み
凹部31は、肉盗みによって残った板厚が例えば1mm
になるように支点部10に対して凹設される。
の外側面であって支軸11の外周部近傍に肉盗み凹部3
1が形成されている。この肉盗み凹部31は、円弧状凹
部36(36a,36b)と、矩形状凹部37(37
a,37b)とが連設されて構成される。なお、肉盗み
凹部31は、肉盗みによって残った板厚が例えば1mm
になるように支点部10に対して凹設される。
【0041】上記円弧状凹部36は、略円弧状に形成さ
れ、その一端部が支軸11の外周面上面と一致するよう
に形成されるとともに、支軸11及びクリック凸部33
とから離間され、例えば支軸11との離間幅が1mmを
なすように形成されている。そして、円弧状凹部36
は、全体にわたって同一幅になるように、支軸11に対
向する内周縁部と円弧状端部34に対向する外周縁部と
が円弧状端部34の曲率とほぼ等しく形成されている。
なお、円弧状凹部36は、円弧状端部34に対向する外
周縁部が支点部10の内側面に形成される挿入ガイド部
35の内周縁部に対して例えば1mm離間されるように
形成される。
れ、その一端部が支軸11の外周面上面と一致するよう
に形成されるとともに、支軸11及びクリック凸部33
とから離間され、例えば支軸11との離間幅が1mmを
なすように形成されている。そして、円弧状凹部36
は、全体にわたって同一幅になるように、支軸11に対
向する内周縁部と円弧状端部34に対向する外周縁部と
が円弧状端部34の曲率とほぼ等しく形成されている。
なお、円弧状凹部36は、円弧状端部34に対向する外
周縁部が支点部10の内側面に形成される挿入ガイド部
35の内周縁部に対して例えば1mm離間されるように
形成される。
【0042】上記円弧状凹部36に連設される矩形状凹
部37は、その短辺方向の幅寸法が円弧状凹部36の幅
寸法と略同一に形成されるとともに、一端部が支点連設
部9と支点部10とを加えた長手方向の略1/2なる位
置とされ形成される。そして、矩形状凹部37は、円弧
状凹部36と同様に、支持部10の下端部に対向するそ
の縁部が支点連設部9の内側面の挿入ガイド部35縁部
に対して離間されるように形成される。
部37は、その短辺方向の幅寸法が円弧状凹部36の幅
寸法と略同一に形成されるとともに、一端部が支点連設
部9と支点部10とを加えた長手方向の略1/2なる位
置とされ形成される。そして、矩形状凹部37は、円弧
状凹部36と同様に、支持部10の下端部に対向するそ
の縁部が支点連設部9の内側面の挿入ガイド部35縁部
に対して離間されるように形成される。
【0043】以上のように構成される蓋体4は、ケース
本体3に組み込んだ際、支軸11がケース本体3の軸穴
5に相対係合するように形成され、図9に示すように、
支軸11が設けられる支点部10の外側面対向間隔L1
が軸穴5が配設される下ハーフ6の側面部18の内側面
対向間隔L2と同一になるように形成される。これによ
り、支軸11aの端部と支軸11bの端部との間隔L3
は、側面部18の対向間隔L2より大となる。
本体3に組み込んだ際、支軸11がケース本体3の軸穴
5に相対係合するように形成され、図9に示すように、
支軸11が設けられる支点部10の外側面対向間隔L1
が軸穴5が配設される下ハーフ6の側面部18の内側面
対向間隔L2と同一になるように形成される。これによ
り、支軸11aの端部と支軸11bの端部との間隔L3
は、側面部18の対向間隔L2より大となる。
【0044】したがって、蓋体4は、ケース本体3に組
み込む際、支軸11が側面部18の前端部と衝合するた
め、図10に示すように、支点部10を内側(矢印方
向)へ撓ませてケース本体3の内方へ押し込まれる。そ
して、蓋体4は、支軸11が軸穴5に相対係合するまで
内方へと押し込まれる。
み込む際、支軸11が側面部18の前端部と衝合するた
め、図10に示すように、支点部10を内側(矢印方
向)へ撓ませてケース本体3の内方へ押し込まれる。そ
して、蓋体4は、支軸11が軸穴5に相対係合するまで
内方へと押し込まれる。
【0045】このとき、蓋体4は、その支点部10が肉
盗み凹部31を形成されているため、支点部10の弾性
抵抗が小さく撓み易くなる。すわわち、収納ケース1
は、支点部10に肉盗み凹部31を設けることで、蓋体
4をケース本体3へはめ込み易くすることができる。
盗み凹部31を形成されているため、支点部10の弾性
抵抗が小さく撓み易くなる。すわわち、収納ケース1
は、支点部10に肉盗み凹部31を設けることで、蓋体
4をケース本体3へはめ込み易くすることができる。
【0046】また、蓋体4は、支軸11が下ハーフ6の
側面部18の内側面に沿って差し込まれるが、支点部1
0の弾性抵抗が小さくなるために、例えばケース本体3
の内側面への傷付きを防止することができる。さらに、
蓋体4は、このように傷付きを防止することで下ハーフ
6の内側面或いは支軸11の端部からの粉落ちを防止す
ることができる。
側面部18の内側面に沿って差し込まれるが、支点部1
0の弾性抵抗が小さくなるために、例えばケース本体3
の内側面への傷付きを防止することができる。さらに、
蓋体4は、このように傷付きを防止することで下ハーフ
6の内側面或いは支軸11の端部からの粉落ちを防止す
ることができる。
【0047】そして、収納ケース1は、蓋体4の支点部
10の円弧状先端部34が係止リブ23の内面に近接し
て対向された状態で、ケース本体3と蓋体4とが組み合
わされる。このとき、収納ケース1は、図11に示すよ
うに、クリック凸部33が第2のクリック凹部22に相
対係合していることにより、蓋体4がケース本体3のカ
セット挿入開口部2を閉塞した状態に保持される。
10の円弧状先端部34が係止リブ23の内面に近接し
て対向された状態で、ケース本体3と蓋体4とが組み合
わされる。このとき、収納ケース1は、図11に示すよ
うに、クリック凸部33が第2のクリック凹部22に相
対係合していることにより、蓋体4がケース本体3のカ
セット挿入開口部2を閉塞した状態に保持される。
【0048】さらに、収納ケース1は、指掛け凹部19
を利用して、ケース本体3に対して蓋体4が押し上げる
ことができる。この場合、蓋体4は、支軸11を支点と
して図11の一点破線に示すように回動操作されてカセ
ット挿入開口部2を開放する。
を利用して、ケース本体3に対して蓋体4が押し上げる
ことができる。この場合、蓋体4は、支軸11を支点と
して図11の一点破線に示すように回動操作されてカセ
ット挿入開口部2を開放する。
【0049】このとき、蓋体4は、支点部10に肉盗み
凹部31を設けているために、下ハーフ6の側面部18
の内側面と摺動する部分が少なく、側面部18の内側面
に傷を付けることなく回転することができる。
凹部31を設けているために、下ハーフ6の側面部18
の内側面と摺動する部分が少なく、側面部18の内側面
に傷を付けることなく回転することができる。
【0050】そして、蓋体4は、図11に示すように、
ケース本体3に対してほぼ90°まで回転操作される
と、クリック凸部33が第1のクリック凹部21と相対
係合することでカセット挿入開口部2を開放した状態に
保持される。また、蓋体4は、この状態において、支点
連設部9及び支点部10の内側面に形成された挿入ガイ
ド部35の内側端部がカセット挿入開口部2側に位置さ
れる。挿入ガイド部35は、上述した構成から、カセッ
ト挿入開口部2に向かって次第に左右方向に広がる状態
を呈している。
ケース本体3に対してほぼ90°まで回転操作される
と、クリック凸部33が第1のクリック凹部21と相対
係合することでカセット挿入開口部2を開放した状態に
保持される。また、蓋体4は、この状態において、支点
連設部9及び支点部10の内側面に形成された挿入ガイ
ド部35の内側端部がカセット挿入開口部2側に位置さ
れる。挿入ガイド部35は、上述した構成から、カセッ
ト挿入開口部2に向かって次第に左右方向に広がる状態
を呈している。
【0051】そして、収納ケース1には、開放されたカ
セット挿入開口部2からテープカセットが内部へと挿入
される。テープカセットは、挿入するにしたがって両側
面が挿入ガイド部35に当接して規制されることから、
安定した状態で収納ケース1の内部へと挿入される。収
納ケース1は、テープカセット41を後方まで押し込ん
だ後に、蓋体4を回動操作することによってカセット挿
入開口部2が閉塞される。
セット挿入開口部2からテープカセットが内部へと挿入
される。テープカセットは、挿入するにしたがって両側
面が挿入ガイド部35に当接して規制されることから、
安定した状態で収納ケース1の内部へと挿入される。収
納ケース1は、テープカセット41を後方まで押し込ん
だ後に、蓋体4を回動操作することによってカセット挿
入開口部2が閉塞される。
【0052】以上よりテープカセットの収納ケース1
は、蓋体4の支点部10に肉盗み凹部31を設けること
によって、ケース本体3への蓋体4の組み込みを容易に
することができるとともに、組み込みの際の傷付きを防
止することができる。
は、蓋体4の支点部10に肉盗み凹部31を設けること
によって、ケース本体3への蓋体4の組み込みを容易に
することができるとともに、組み込みの際の傷付きを防
止することができる。
【0053】さらに、テープカセットの収納ケース1
は、蓋体4の支点部10に肉盗み凹部31を設けたこと
によって、蓋体4の機能を何ら低下させることなくカセ
ット挿入開口部2を開閉させる際の傷付きを防止するこ
とができる。
は、蓋体4の支点部10に肉盗み凹部31を設けたこと
によって、蓋体4の機能を何ら低下させることなくカセ
ット挿入開口部2を開閉させる際の傷付きを防止するこ
とができる。
【0054】よって、収納ケース1は、傷付きが減少さ
れたテープカセットの収納ケースとなる。
れたテープカセットの収納ケースとなる。
【0055】なお、蓋体4の支点部10に形成される肉
盗み凹部31は、上記記載に限定されることなく、例え
ば図12及び図13に示すように形成することもでき
る。
盗み凹部31は、上記記載に限定されることなく、例え
ば図12及び図13に示すように形成することもでき
る。
【0056】すなわち、上記肉盗み凹部31と連設する
ように支点連設部9の外側面にも第2の肉盗み凹部39
を形成する。このとき、第2の肉盗み凹部39は、その
縁部が支点連設部9の外周縁部から離間されて、例えば
1mmの離間幅を有するように形成される。なお、第2
の肉盗み凹部39(39a,39b)は、その下縁が、
肉盗み凹部31と同様に、支点連設部9の内側面に形成
される挿入ガイド部35の端部に対して例えば1mm離
間されるように形成する。
ように支点連設部9の外側面にも第2の肉盗み凹部39
を形成する。このとき、第2の肉盗み凹部39は、その
縁部が支点連設部9の外周縁部から離間されて、例えば
1mmの離間幅を有するように形成される。なお、第2
の肉盗み凹部39(39a,39b)は、その下縁が、
肉盗み凹部31と同様に、支点連設部9の内側面に形成
される挿入ガイド部35の端部に対して例えば1mm離
間されるように形成する。
【0057】上記テープカセットの収納ケース1は、肉
盗み凹部31に加え第2の肉盗み凹部39を設けること
によって、ケース本体3への蓋体4の組み込みをさらに
容易にすることができる。そして、このテープカセット
の収納ケース1は、カセット挿入開口部2を開閉させる
際、下ハーフ6の内側面と蓋体4の摺動する部分がさら
に減少にするために、傷付け及び粉落ちをさらに防止す
ることができる。
盗み凹部31に加え第2の肉盗み凹部39を設けること
によって、ケース本体3への蓋体4の組み込みをさらに
容易にすることができる。そして、このテープカセット
の収納ケース1は、カセット挿入開口部2を開閉させる
際、下ハーフ6の内側面と蓋体4の摺動する部分がさら
に減少にするために、傷付け及び粉落ちをさらに防止す
ることができる。
【0058】また、テープカセットの収納ケース1は、
蓋体4の支点部10の内側面に支軸11を形成すること
もできる。この場合、肉盗み凹部31は、支点部の内側
面に形成される。そして、蓋体4は、その支点部10が
下ハーフ6の外側面に位置するようにケース本体3に組
み合わされる。
蓋体4の支点部10の内側面に支軸11を形成すること
もできる。この場合、肉盗み凹部31は、支点部の内側
面に形成される。そして、蓋体4は、その支点部10が
下ハーフ6の外側面に位置するようにケース本体3に組
み合わされる。
【0059】
【発明の効果】本発明に係る情報記録媒カセットの収納
ケースは、支持部に肉盗み凹部を設けることで支点部の
弾性力が弱くなるため、ケース本体への蓋体の取り付け
を容易にすることができる。
ケースは、支持部に肉盗み凹部を設けることで支点部の
弾性力が弱くなるため、ケース本体への蓋体の取り付け
を容易にすることができる。
【0060】また、上記情報記録媒体カセットの収納ケ
ースは、支持部に肉盗み凹部を設けることで支点部の弾
性力が弱くなるため、蓋体を差し込む際に生じるこの収
納ケースへの傷付き及び粉落ちを防止することができ
る。
ースは、支持部に肉盗み凹部を設けることで支点部の弾
性力が弱くなるため、蓋体を差し込む際に生じるこの収
納ケースへの傷付き及び粉落ちを防止することができ
る。
【0061】さらに、上記情報記録媒体カセットの収納
ケースは、支持部に肉盗み凹部を設けることで回動操作
時の摺動部が減少するため、収納ケースへの傷付き及び
粉落ちを防止することができる。
ケースは、支持部に肉盗み凹部を設けることで回動操作
時の摺動部が減少するため、収納ケースへの傷付き及び
粉落ちを防止することができる。
【図1】本発明の実施例となるテープカセットの収納ケ
ースの斜視図である。
ースの斜視図である。
【図2】上記テープカセットの収納ケースの分解斜視図
である。
である。
【図3】上記テープカセットの収納ケースの平面図であ
る。
る。
【図4】下ハーフの横断面図である。
【図5】下ハーフの縦断面図である。
【図6】蓋体の平面図である。
【図7】蓋体の側面図である。
【図8】蓋体の要部斜視図である。
【図9】ケース本体に蓋体が組み込まれる前を示す平面
図である。
図である。
【図10】ケース本体に蓋体が組み込まれる時を示す平
面図である。
面図である。
【図11】上記テープカセットの収納ケースの縦断面図
である。
である。
【図12】第2の肉盗み凹部が形成された蓋体の側面図
である。
である。
【図13】第2の肉盗み凹部が形成された蓋体の斜視図
である。
である。
【図14】従来のテープカセットの収納ケースの要部平
面図である。
面図である。
【図15】傷付き及び粉落ちが生じたテープカセットの
収納ケースを示す斜視図である。
収納ケースを示す斜視図である。
3 ケース本体、4 蓋体、5 軸穴、10 支点部、
11 支軸、31 肉盗み凹部
11 支軸、31 肉盗み凹部
Claims (4)
- 【請求項1】 開放された面が情報記録媒体カセットの
挿入部とされるとともに上記挿入部付近にあって相対向
する側面部に互いに軸線が一致された軸穴がそれぞれ設
けられた箱状のケース本体と、 このケース本体の上記挿入部を閉塞する前面部と、この
前面部の両端部から互いに相対向して突設されるととも
に側面には肉盗み凹部が形成される支点部と、互いに軸
線が一致するように上記支点部の側面に突設された支軸
とからなる蓋体とを備え、 上記蓋体は、その支点部が上記挿入部から上記ケース本
体の側面部に沿って差し込むことにより上記支軸が上記
軸穴にそれぞれ相対係合されて、上記ケース本体に回動
自在に組み合わされることを特徴とする情報記録媒体カ
セットの収納ケース。 - 【請求項2】 上記支軸は、上記支点部の外側面に形成
されることを特徴とする請求項1記載の情報記録媒体カ
セットの収納ケース。 - 【請求項3】 上記肉盗み凹部は、上記支点部の外側面
に形成されることを特徴とする請求項1記載の情報記録
媒体カセットの収納ケース。 - 【請求項4】 上記肉盗み凹部は、上記支軸の外周部近
傍に形成されることを特徴とする請求項2記載の情報記
録媒体カセットの収納ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8323158A JPH10167371A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | 情報記録媒体カセットの収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8323158A JPH10167371A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | 情報記録媒体カセットの収納ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10167371A true JPH10167371A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18151738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8323158A Withdrawn JPH10167371A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | 情報記録媒体カセットの収納ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10167371A (ja) |
-
1996
- 1996-12-03 JP JP8323158A patent/JPH10167371A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040203 |