JP2004039245A - ディスクカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型で部品点数の少ない組立て容易なディスクカートリッジを提供する。
【解決手段】 本発明のディスクカートリッジは、略円形状の上ケース及び下ケースから構成されている。上ケースと下ケースは、ほぼディスク外周形状に沿った曲面部を有した形状をしており、互いに重ね合わせることにより、ディスクの収容部を区画する。ディスクカートリッジは、上ケース及び/又は下ケースに設けられている可動部を起点として、上ケースと下ケースとが相対的に回転することにより開閉が行われ、ディスクカートリッジが開放された状態で、情報記録ディスクの収容及び取出しを行う。また、本ディスクカートリッジは、上ケースと下ケースを互いに係合するための係合部、及び、上ケース及び下ケースの少なくとも一方の表面に、情報記録ディスクの中心部及び情報記録面を露出するための開口部が設けられている。
【選択図】    図1

Description

 本発明は、DVDやMO等のディスク状情報記録媒体を収納するためのディスクカートリッジに関し、さらに詳しくは、小型でディスクの挿入及び取り出しが容易なディスクカートリッジに関する。
 図7に示すように、従来DVD等の情報記録媒体に使用されてきたディスクカートリッジ200は、ディスク102を保持するためのディスクホルダー101及びディスクホルダー101を収納するカートリッジケース100から構成されている。カートリッジケース100は表面がほぼ正方形で薄い厚みを有するケースであり、主に上ケースと下ケースからなる。上ケース及び下ケースは合成樹脂の成形体であり、上ケースと下ケースを重ね合わせることにより内部に空間を形成する。カートリッジケース100の側面のうちの一つには、開口部106が設けられている。この開口部106より矢印AR7の方向に向かってディスク102を保持したディスクホルダー101を挿入することで、ディスクカートリッジ200内にディスク102を収容する。また、カートリッジケース100の一方(例えば、上ケース)の表面には開口部103が設けられており、さらに開口部103を覆うように滑動可能なシャッター104が設けられている。ディスク102を収納したディスクカートリッジを情報記録再生装置に挿入するときに、情報記録再生装置の所定の部分が、このシャッター104をAR7と直交する方向に滑動させて開口部103を開放し、ディスクカートリッジ200内のディスク102の情報記録再生面を露出させる。これにより、情報記録再生装置の記録再生ヘッドがディスク102の情報記録面に対しアクセス可能となる。
 しかしながら、図7に示したような構造のディスクカートリッジは円盤状のディスクの面積に対し約1.6倍の面積を有しており、このディスクカートリッジを収容するために情報記録再生装置内に無駄な空間が使われていた。この無駄な空間は、情報記録再生装置自体の設計の自由度を低下させ、小型化を妨げる要因の一つとなっていた。また、従来のディスクカートリッジは、ディスクホルダーでディスクを保持しているため構造が複雑であり、部品点数が多いという問題があった。この問題はディスクカートリッジの製造コストを高くするとともに、ディスクの収納または取り出しを不便にしていた。
 そこで、本発明の目的は、小型で部品点数の少ない組立て容易なディスクカートリッジを提供することにある。
 本発明の態様に従えば、情報記録ディスクを収容するためのディスクカートリッジであって、
 第1係合部を有する、略円形状の上ケースと;
 第1係合部と係合可能な第2係合部を有するとともに、上ケースに重ね合わされることでディスク収容部を区画する、略円形状の下ケースと;
 上ケース及び/又は下ケースに設けられ、上ケースと下ケースとを相対的に回転させる可動部と;を備え、
 上ケース及び下ケースが、略ディスク外周形状に沿った曲面部と、外周部の対向する位置に、互いに平行で且つ上記情報記録ディスクの直径と略同じ間隔を隔てて設けられた一組の平坦部とを有し、
 該一組の平坦部に、収容されたディスクを露出させるための開口部がそれぞれ設けられており、
 さらに、上ケースまたは下ケースの少なくともいずれか一方の表面に開口部を有することを特徴とするディスクカートリッジが提供される。
 本発明のディスクカートリッジは、略円形状の上ケース及び下ケースから構成されている。上ケースと下ケースは、ほぼディスク外周形状に沿った曲面部と、外周部の対向する位置に、互いに平行で且つ上記情報記録ディスクの直径と略同じ間隔を隔てて設けられた一組の平坦部を有した形状をしているとともに、該一組の平坦部に収容されたディスクを露出させるための開口部がそれぞれ設けられているので、ディスクカートリッジがコンパクトとなり、ディスクの記録再生装置のデッドスペースを低減することができる。また、上ケースと下ケースを互いに重ね合わせることにより、ディスクの収容部を区画する。ディスクカートリッジは、上ケース及び/又は下ケースに設けられている可動部を起点として、上ケースと下ケースとが相対的に回転することにより開閉が行われ、ディスクカートリッジが開放された状態で、情報記録ディスクの収容及び取出しを行う。また、本ディスクカートリッジは、上ケースと下ケースを互いに係合するための第1及び第2係合部(例えば、係止部及びそれに係合する弾性片)が設けられている。これにより、ディスクカートリッジの閉鎖状態を維持する。また、上ケース及び下ケースの少なくとも一方の表面には、スピンドル孔が設けられている情報記録ディスクの中心部及び情報記録面を露出するための開口部が設けられている。この開口部を通して、ディスクの回転を行うスピンドルが挿入され、記録再生ヘッドがディスクの情報記録面にアクセスする。なお、本発明のディスクカートリッジは、さらにディスクが収容され得る。本発明のディスクカートリッジは、ディスクカートリッジ単体またはディスクカートリッジ内に情報記録ディスクが収容された形態で提供される。
 本発明における実施の形態について、図を用いて説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
  [ディスクカートリッジの構造]
 図1(a)に、本発明における、ディスクを収納した状態のディスクカートリッジ1の六面図を示す。ディスクカートリッジ1は、円盤状ケースであり、上ケース2及び下ケース3から構成されている。上ケース2と下ケース3を重ねて組み合わせることで形成される空間にディスク5が収納される。上ケース2及び下ケース3は、ともに合成樹脂、例えばポリカーボネートの成形体からなり、半径40〜55mmの複数の円弧を有する略円形状であって、互いにほぼ同じ形状に成形されている。また、上ケース2及び下ケース3の外周部には、互いに対向し且つ平行に延びる平坦部61がそれぞれ形成されている。説明の都合上、カートリッジ1の中心位置Xを通り、平坦部61に平行な面を中心面AXと定義する。ディスク5は、外径80mm、内径(スピンドル孔径)15mm、厚さ1.2mmの情報記録媒体であり、半径24mm〜38mmの領域に情報記録面が形成されている。
 次に、上ケース2及び下ケース3の詳細について、図2を用いて説明する。図2(a)に示すように、上ケース2には、中心面AXの一方の端部22に、上ケース2の中心Xに向かって矩形に陥没した凹部(切り欠き部)25が形成されている。凹部25を画成する互いに対向する側壁25’には、それぞれピン25’aが突出するように形成されている。また、下ケース3には、図2(b)に示すように、中心面AXの一方の端部32が中心面AXと直交するように所定の長さに渡って平坦に形成されている。端部32には、下ケース3の厚み方向(紙面に垂直)で且つ上ケース2と組み合う方向に向かって凸部35が形成されている。凸部35の両側壁35’には、上ケース2のピン25’aが挿入可能な孔35’aが形成されている。ピン25’aを孔35’aに嵌めこむことにより、ピン25’aと孔35’aが図1(a)に示すようなディスクカートリッジ1のヒンジ(可動部)7を形成し、このヒンジ7を回転軸として上ケース2と下ケース3とが相対的に回転することにより、ディスクカートリッジ1の開閉を行う。
 図1(a)及び図2に示すように、上ケース2及び下ケース3の表面には、開口部20及び30が設けられている。開口部20及び30は、それぞれのケースの中心Xを中心とした半円部と、半円部から中心面AXの他端24,34に至るまで延びる矩形部からなる。開口部20及び30により、カートリッジ1に収容されたディスク5は、そのスピンドル孔51及び情報記録面53が露出される。他端24,34には、それぞれ周方向に延びるブリッジ21及び31が形成されており、これらのブリッジ21及び31は開口部20及び30を区画するとともに、比較的大面積の開口部20及び30を有するディスクカートリッジの剛性低下を補強する。
 ブリッジ21及び31は、図1(b)及び(c)に示すように、ディスクカートリッジ1が閉じた状態でブリッジ21はブリッジ31の外側に重なって配置されるように形成されている。即ち、ブリッジ21の内面にブリッジ31の外面が重なるような位置にブリッジ21及びブリッジ31が上ケース2及び下ケース3に設けられており、それらの内面及び外面は同じ傾斜角で形成されている。これにより、ディスクカートリッジ1は、ブリッジ21とブリッジ31とを干渉させることなしに開閉することができる。なお、ブリッジ21及び31は、図2に示すように、上ケース2及び下ケース3のそれぞれの厚みに比較して薄く形成されている。また、図1(a)に示すように、ブリッジ21と上ケース2の接合部、及びブリッジ31と下ケース3の接合部には、中心面AXと直交する方向に延びる平坦部63が形成されている。
 次に、図2及び図3を用いて、ディスクカートリッジ1の開閉機構について説明する。図2(a)に示すように、上ケース2の、ブリッジ21の近傍の外周部に係止部23が、面AXに関して対称となるように2箇所設けられている。また、図2(b)に示すように、下ケース3には、ブリッジ31の近傍の外周部にロック用弾性片33が、面AXに関して対称となるように2箇所設けられている。ロック用弾性片33は、上ケース2と下ケース3とをヒンジを介して重ね合わせたときに係止部23と係合するような位置に形成されている。なお、係合部を2箇所設けることにより、上ケース2と下ケース3との固定を確実なものとし、外部から衝撃が加わることによるディスクカートリッジの誤開放を一層有効に防止している。なお、上記係合部は、ディスクカートリッジ1の外形面と同一面または外形面より内側となるように形成されていればよい。
 図3に示すように、係止部23は、上ケース2の外周に沿って延在する片持ちバネのようなアームであり、アームには孔23’が形成されている。また、ロック用弾性片33もまた、下ケース3の外周に沿って延在する片持ちバネのようなアームであり、アームの先端には孔23’と嵌合する突起33’が形成されている。上ケース2と下ケース3とをヒンジを介して重ね合わせたとき、即ち、ディスクカートリッジ1を閉じた状態では、図3(a)及び(c)に示すように、係止部23の孔23’にロック用弾性片33の突起33’が嵌合している。これにより、ディスクカートリッジ1の閉じた状態が維持される。一方、図3(b)及び(d)に示すように、ディスクカートリッジ1を開放する場合には、ロック用弾性片33を矢印AR3の方向に押圧することにより、弾性片33が基部を支点に弾性変形し、突起33’が係止部23の孔23’から外れる。これにより、上ケース2と下ケース3との係合は解除される。なお、突起33’及び係止部23は、互いに最初に接触する部分がそれぞれケースの外側表面に向かって広がるようにテーパ状に加工されている。これにより、ディスクカートリッジ1を閉じる際に突起33’が係止部23の内壁を摺動し、孔23’に嵌合されることを容易にしている。一旦突起33’が孔23’に嵌合されると、図3(b)に示すように弾性片33を付勢しない限り、突起33’は孔23’から抜け出せず、上アームと下アームがロックし合っている。
  [ディスクカートリッジにおけるディスクの収納/取り出し]
 次に、ディスク5のディスクカートリッジ1への収納及び取り出しについて、図4及び5を用いて説明する。図4(a)は、ディスクカートリッジ1の上ケース2と下ケース3を開放した状態で、ディスク5を収納する様子を示した図である。ディスク5の外周端が下ケース3に形成されているブリッジ31及びロック用弾性片33等が形成されるリブ39の内壁部分をガイドとして、ディスク5を下ケース3に載置する(矢印AR4)。次いで、上ケース2を、ヒンジ7を回転軸として矢印AR4’の方向に回転させながら下ケース3上に重ね合わせる。上述のように、下ケース3のロック用弾性片33の突起33’が上ケース2の係止部23の孔23’に係合されることにより、ディスクカートリッジ1が閉じた状態となる。これにより、図4(b)に示すように、ディスクカートリッジ1内にディスク5が収納される。
 ディスク5をカートリッジ1から取り出す際に、図5(a)に示すように、ディスク5が収納されたディスクカートリッジ1のロック用弾性片33をディスクカートリッジ1の内側方向である矢印AR5の方向に押圧する。これにより、上述のように上ケース2の係止部23に係合していた下ケース3の突起33’がディスクカートリッジ中心方向に移動し、係止部23の孔23’から突起33’が外れ、上ケース2と下ケース3との係合が解除される。次いで、上ケース2をヒンジ7を中心に回転させて、下ケース3から離脱し、ディスクカートリッジ1を開放する。この状態で、ディスクカートリッジ1に収納されていたディスク5を容易に取り出すことができる。
  [ディスクカートリッジの情報記録再生装置への挿入]
 次に、ディスクカートリッジ1の情報記録再生装置への挿入について、図6を用いて説明する。ディスクカートリッジ1は、使用する情報記録再生装置に合わせて、その挿入する方向を変更することができる。図6に示すように、ディスクカートリッジ1の外周部には、中心面AXに平行な平坦部61が形成されている。ディスクカートリッジ1をブリッジ21及び31の形成されている側から不図示の情報記録再生装置に挿入する場合(矢印AR6の方向)、この平坦部61がディスクカートリッジ1の挿入時のガイドとして機能する。これにより、ディスクカートリッジ1を情報記録再生装置へ確実に挿入することができる。また、ディスクカートリッジ1のヒンジ7近傍及びブリッジ21,31の接合部付近にそれぞれ平坦部62及び63が形成されている。これらの平坦部62及び63は、面AXに直交し、ディスクカートリッジ1の中心Xを通る面BXに平行となるように形成されている。面BXの一方向(矢印AR6’の方向)に向かってディスクカートリッジ1を情報記録再生装置へ挿入する際に、これらの平坦部62,63をガイドとして利用することができる。なお、本実施例では、平坦部61間の幅aは80.5mm、ヒンジ7と平坦部63との幅bは79.5mmとなるように形成した。また、ブリッジ21(または31)の厚みcは2.4mmであり、ディスクカートリッジ1の厚みdの5mmに比較して薄く形成されている。ブリッジ部分をディスクカートリッジの厚みより薄く形成することにより、ディスクカートリッジ1の情報記録再生装置への誤挿入を防止することができる。具体的には、情報記録再生装置におけるディスクカートリッジの挿入部分の奥若しくは挿入口の形状を、ブリッジ21(または31)の厚みのみを受け入れ可能な寸法の構造にする。これにより、仮にディスクカートリッジ1を前後若しくは左右反対に挿入しようとした場合でも、ディスクカートリッジを最終設置位置に設置することができない、若しくは、ディスクカートリッジ自体を挿入口に挿入することができず、誤挿入を確実に防止することができる。なお、本実施例におけるディスクカートリッジ1を不図示の情報記録再生装置に挿入する場合、情報記録再生装置の記録再生ヘッドはブリッジ21(または31)側から挿入される。
 図6に示すように、ディスクカートリッジ1の外周部付近の表面には、長穴状のアライメントホール65,65’と真円状のロケーションホール67を設けることができる。アライメントホール65は、面AX方向に長軸が配置されるように形成されている。また、アライメントホール65’は、面BX方向に長軸が配置されるように形成されている。これらのアライメントホール65,65’及びロケーションホール67は、ディスクカートリッジ1が情報記録再生装置に挿入された際、情報記録再生装置内でのディスクカートリッジ1の位置決めを行うために設けられている。ディスクカートリッジ1が情報記録再生装置に挿入された際に、情報記録再生装置に設けられた、アライメントホール65,65’及びロケーションホール67のそれぞれに対応する基準ピンがアライメントホール65,65’及びロケーションホール67に嵌合することにより、ディスクカートリッジ1の位置決めが行われる。
 上記実施例では、ディスクカートリッジの形状を略円形状としたが、ディスクカートリッジの外形の一部がほぼディスク外周形状に沿った曲面部を有していればよく、例えば、ディスクカートリッジの外形の一部が扇形状もしくは半円形状となっていてもよい。
 上記実施例では、別々に成形された上ケース2と下ケース3とをヒンジ7を介して接続したが、予め上ケース及び下ケースとともにヒンジ部を一体成形により作製してもよい。これにより、部品点数は1となり、製造工程の簡略化及び組立工程の省略が可能となる。
 上記実施例では、上ケース2と下ケース3の両方に開口部を設けたが、ディスクの片面側のみから情報の記録再生を行う媒体の場合、上ケース2と下ケース3のいずれか一方の面にのみ開口部を設けるようにしてもよい。
 上記実施例ではヒンジに対向する位置のブリッジ近傍に上ケース2と下ケース3とを係合する係合部を設けたが、容易に係合部が解除されなければ係合部の位置は任意である。また、係合部の機構は上記のアーム型の構造に限らず、ピンとホール等の種々の形態を取り得る。係合部の数は、2箇所に限られず、1箇所でも、あるいは2箇所以上、例えば3箇所、4箇所でもよい。係合部が1箇所の場合、例えばブリッジに係合部を設ける、あるいは、ブリッジの両端近傍に回転軸を設け、ブリッジと反対側に係合部を設けてもよい。
 本発明のディスクカートリッジは、ほぼディスク外周形状に沿った曲面部を有し且つシャッター及びディスクホルダーを持たない簡単構造であるので、小型で部品点数が少なく、製造工程の簡略化及び製造コストの引き下げが可能となる。また、ディスクカートリッジ内へのディスクの収納が容易であるので、取り扱い上の不具合の危険性を排除できる。
 本発明のディスクカートリッジは、ヒンジ及び2箇所の係合部で組立てられており、外部からの衝撃によるカートリッジの開放を抑制する。また、本カートリッジは、ポリカーボネート等の合成樹脂からなる薄板成形品であるので、端面の浮きや反り等の変形を防止する。
(a)は、本発明の実施例におけるディスクカートリッジを示した六面図である。(b)は、(a)のディスクカートリッジのA−A線の断面図である。(c)は、(b)のA’部分の拡大図である。 (a)は、図1のディスクカートリッジを構成する上ケースの六面図を示し、(b)は、図1のディスクカートリッジを構成する下ケースを示した図である。 (a)及び(b)は、ディスクカートリッジの係合部付近の拡大図であり、(c)及び(d)は、(a)及び(b)にそれぞれ対応したB−B線の断面図である。 本発明の実施例におけるディスクカートリッジにディスクを収納する様子を示した図である。 本発明の実施例におけるディスクカートリッジからディスクを取り出す様子を示した図である。(b)は(a)におけるA”部分の拡大図である。 本発明の実施例におけるディスクカートリッジの情報記録再生装置への挿入に関する説明に用いる図である。 従来の情報記録媒体用ディスクカートリッジを示した図である。
符号の説明
 1 ディスクカートリッジ
 2 上ケース
 3 下ケース
 5 ディスク
 7 ヒンジ
 20,30 開口部
 21,31 ブリッジ
 23 係止部
 23’ 孔
 25 凹部
 27,37 リブ
 33 ロック用弾性片
 35 凸部
 35’ 突起
 65,65’ アライメントホール
 67 ロケーションホール
 100 カートリッジケース
 101 ディスクホルダー
 102 ディスク
 103 開口部
 104 シャッター
 108 ディスク保持部
 AX,BX 中心面

Claims (2)

  1. 情報記録ディスクを収容するためのディスクカートリッジであって、
     第1係合部を有する、略円形状の上ケースと;
     第1係合部と係合可能な第2係合部を有するとともに、上ケースに重ね合わされることでディスク収容部を区画する、略円形状の下ケースと;
     上ケース及び/又は下ケースに設けられ、上ケースと下ケースとを相対的に回転させる可動部と;を備え、
     上ケース及び下ケースが、略ディスク外周形状に沿った曲面部と、外周部の対向する位置に、互いに平行で且つ上記情報記録ディスクの直径と略同じ間隔を隔てて設けられた一組の平坦部とを有し、
     該一組の平坦部に、収容されたディスクを露出させるための開口部がそれぞれ設けられており、
     さらに、上ケースまたは下ケースの少なくともいずれか一方の表面に開口部を有することを特徴とするディスクカートリッジ。
  2. さらにディスクが収容されていることを特徴とする請求項1に記載のディスクカートリッジ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2814704B2 (de) 2012-02-14 2019-11-06 WABCO GmbH Verfahren zur ermittlung einer notbremssituation eines fahrzeuges

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