JP3627691B2 - 記録媒体収容体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の記録媒体が収容可能な記録媒体収容体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数のDVD(Digital Video Disc)等の記録媒体を収容する記録媒体収容体として、底部とその内面周囲に配される側壁とにより箱状に形成された収容体本体と、収容体本体の開口部を開閉する蓋体と、収容体本体の一側壁内面に揺動可能に連結される中皿部材とから構成されている記録媒体収容体が提供されている。ここで、蓋体は収容体本体の一側壁の先端に揺動可能に取り付けられており、これら蓋体および中皿部材はそれぞれ収容体本体に対して同一方向の揺動軸を有すると共に、冊子状に開閉されるようになっている。
【0003】
この記録媒体収容体においては、収容体本体の底部内面、中皿部材の表裏面に各々1つずつの記録媒体を保持する保持部を備えている。記録媒体を保持するための保持部は、記録媒体の中央部に形成された中央孔に嵌合する嵌合部を備えており、この嵌合部を弾性変形させて記録媒体を嵌合装着するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の記録媒体収容体においては、中皿部材が収容体本体の幅方向の一側部に連結されているため、記録媒体収容体の幅方向の寸法が、中皿部材およびその取付部の存在により、幅寸法よりも大きくなってしまい、記録媒体収容体の小型化の要請に限界があるという問題があった。
また、記録媒体は嵌合部を弾性変形させてこの嵌合部に保持させる構成であるため、嵌合部の保持力が十分であるとはいえず、記録媒体収容体外方から強い振動、衝撃を受けた際に、記録媒体が嵌合部から脱落するという問題があった。
【0005】
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、複数の記録媒体が収容可能な記録媒体収容体において、記録媒体収容体の小型化が可能であると共に、記録媒体を確実に保持して、その脱落を防止することが可能な記録媒体収容体を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に係る発明は、底部とその内面周囲に配される側壁とから浅底の箱状に形成される収容体本体と、該収容体本体の一側壁の先端に配される第1の揺動軸回りに揺動可能に設けられ、収容体本体の開口部を開閉する蓋体と、前記収容体本体の側壁の内側に前記第1の揺動軸に直交して配される第2の揺動軸回りに揺動可能に設けられる中皿部材とを備え、前記底部内面および前記中皿部材の表裏面にそれぞれ1つの記録媒体を着脱可能に保持する保持部が設けられ、かつ、前記中皿部材表面に、前記中皿部材を前記底部に対して開いた際に、前記中皿部材と前記側壁との干渉を避けるように窪む逃げ部が形成されている記録媒体収容体を提案している。
【0007】
この発明に係る記録媒体収容体においては、蓋体を収容体本体に対して閉じた状態では、収容体本体の底部と蓋体とに挟まれる位置に中皿部材が配置されているため、この状態から蓋体を第1の揺動軸回りに回動して開いた後に、中皿部材を収容体本体に対して第2の揺動軸回りに回動して開くことになる。ここで、第2の揺動軸が第1の揺動軸に対して直交に配置され、中皿部材がこの第2の揺動軸の軸回りに設けられている。このため、収容体本体に連結するための揺動軸が中皿部材の幅方向(第2の揺動軸方向)に位置することがなく、したがって、中皿部材および収容体本体の幅方向の寸法を小寸法に設定することができる。
また、この発明に係る記録媒体収容体においては、中皿部材を収容体本体に対して開いた際に、中皿部材に形成された逃げ部により収容体本体の側壁との干渉を回避する。
【0008】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の記録媒体収容体において、前記保持部がそれぞれ前記底部内面および中皿部材の表裏面から突出して前記記録媒体の中央孔に嵌合する嵌合部を備え、前記中皿部材が前記底部に対向配置された際に、相互に対向する前記中皿部材裏面および前記底部内面の嵌合部が相互に中心をずらして配置されると共に、これら2つの嵌合部に、他方の嵌合部に嵌合した記録媒体の中央孔近傍に当接する突出部が設けられ、前記中皿部材を前記底部に対向させた状態でロックするロック機構を備えている記録媒体収容体を提供している。
【0009】
この発明に係る記録媒体収容体においては、中皿部材が底部に対向配置された状態において、中皿部材裏面および底部内面の嵌合部に嵌合された各々の記録媒体が突出部と中皿部材または底部とにより挟まれる共に、ロック機構によりこの状態が保持される。
【0010】
また、請求項3に係る発明は、請求項2に記載の記録媒体収容体において、前記中皿部材が前記底部に対向配置された際に、前記中皿部材裏面に前記底部内面の嵌合部に嵌合した前記記録媒体に当接する第1の凸部が設けられている記録媒体収容体を提供している。
【0011】
この発明に係る記録媒体収容体においては、中皿部材裏面が底部内面に対向配置された状態において、底部内面の嵌合部に嵌合された記録媒体が第一の凸部と底部とにより挟まれる共に、ロック機構によりこの状態が保持される。
【0012】
また、請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の記録媒体収容体において、前記蓋体が設けられている一側壁が、前記底部に第3の揺動軸回りに揺動可能に設けられると共に、該一側壁にその内面から突出する第2の凸部が設けられ、前記蓋体にその内面から突出する第3の凸部が設けられ、前記収容体本体に対して前記蓋体を閉じた際に、前記第2の凸部が前記中皿部材表面の保持部に保持された前記記録媒体の外周の一端を前記中皿部材との間に挟むと共に、前記第3の凸部が前記記録媒体の外周の径方向他端を前記中皿部材との間に挟んでいる記録媒体収容体を提供している。
【0013】
この発明に係る記録媒体収容体においては、収容体本体に対して蓋体を閉じた際に、中皿部材表面の嵌合部に嵌合された記録媒体の外周の両端が第2、第3の凸部と中皿部材とにより挟まれる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1から図12はこの発明に係る一実施形態を示す。まず、この実施の形態に係る記録媒体収容体が収容する記録媒体について説明すると、図12は当該記録媒体収容体に収容されるディスク型記録媒体(記録媒体)60を示しており、このディスク型記録媒体60は、薄型の円盤状の中央部に中央孔61が形成されたものである。図1に示すように、この実施の形態に係る記録媒体収容体1は、収容体本体2と蓋体20と中皿部材40とから構成されている。
【0017】
収容体本体2は、図3に示すように、底部5および底部5の内面5aの周囲を囲む側壁6a〜6dから形成されており、側壁6aは第3の揺動軸15を中心として底部5に対して揺動可能となっている。側壁6aには図1に示す中皿部材40の表面44の保持部46に保持されるディスク型記録媒体60の脱落を防止するための第2の凸部7が形成されている。また、側壁6cには蓋体20の側壁21に設けられた係止部21bと係合する一対の係止部6eが形成されている。
【0018】
内面5aにはディスク型記録媒体60を収容体本体2に保持するための保持部8および図1に示す中皿部材40の第2の揺動軸41を固定するための軸固定部9が形成されており、保持部8は嵌合部10および枠部11を備えている。嵌合部10は、図12に示すディスク型記録媒体60の中央孔61を嵌合することにより、ディスク型記録媒体60を保持部8に保持するためのものであり、内面5aより突出する5つの突出部10aと1つの突出部10bとから構成されるものである。これら突出部10a,10bのうち突出部10bは、図6に示すように、他の突出部10aよりも内面5aから長く突出しており、突出部の周囲にはディスク型記録媒体60の全面が内面5aに当接しないための環状壁部10cが形成されている。
【0019】
枠部11は、図3に示すように、嵌合部10を中心とした弧状の凸部に形成されており、枠部11の内側には段部11aが形成されている。この段部11aにより、嵌合部10に装着されるディスク型記録媒体60の周縁を支持し、ディスク型記録媒体60の記録面全体と底面5aとの当接を防ぐように構成されている。また、枠部11には保持部8に保持されたディスク型記録媒体60の取り出しを容易にするための切欠部11bが2カ所に設けられており、この切欠部11bの間には係止部11cが形成されている。係止部11cは、図7に示すように、その先端部が突起11dを有する鉤状に形成されており、中皿部材40の孔43に係合する。
【0020】
蓋体20の内面20aには、図1、図8に示すように、その周囲を囲むように側壁21が形成されており、この側壁21の内側に一対の係止部21bおよび第3の凸部22が形成されている。係止部21bは収容体本体2の係止部6bに係合することにより、収容体本体2と蓋体20とが相互に閉じられた状態を保持するためのものであり、第3の凸部22は、中皿部材40の表面44の保持部46に保持されるディスク型記録媒体60が脱落しないように防止するためのものである。
また、この蓋体20には一対のクリップ23が形成されており、このクリップ23は、ディスク型記録媒体60に記録されている内容に関する説明書等を保持することができる。
この蓋体20は、収容体本体2の側壁6a先端に形成された第1の揺動軸25により揺動可能となっており、これら収容体本体2および蓋体20はポリプロピレン等の合成樹脂により一体的に成形されているものである。
【0021】
中皿部材40は、図1に示すように、例えば、ポリスチレンに添加剤を加えたいわゆる合成樹脂により成形されるものであり、この中皿部材40の一端には収容体本体2に対して中皿部材40が揺動可能とされるための第2の揺動軸41が形成されている。この第2の揺動軸41は、収容体本体2の軸固定部9に回動可能に固定されている。また、第2の揺動軸41の近傍に、第2の揺動軸41の軸方向に凹状の逃げ部42が形成されており、この逃げ部42は、図5に示すように、中皿部材40が側壁6を回避して180度回動可能となるように形成されたものである。
図1に示すように、中皿部材40の他端には孔43が設けられており、孔43は、図7に示すように、収容体本体2の係止部11cに係合することにより、中皿部材40と収容体本体2とが対向配置された状態をロックする役割を果たす。これら係止部11cおよび孔43によりロック機構100が構成されている。
【0022】
この中皿部材40の表面44および裏面45には、図1、図4に示すように、各々の面にディスク型記録媒体60を保持する保持部46,47が設けられており、これら保持部46,47にはディスク型記録媒体60の中央孔61に嵌合する嵌合部48,49が備えられている。嵌合部48は、表面44より突出する6つの突出部48aにより構成されており、突出部48aの周囲にはディスク型記録媒体60の全面が表面44に当接しないための環状壁部48bが形成されている。嵌合部49は、裏面45より突出する5つの突出部49aと1つの突出部49bとから構成されるものである。これら突出部49a,49bのうち突出部49bは、図6に示すように、他の突出部49aよりも裏面45から長く突出しており、突出部49a,49bの周囲にはディスク型記録媒体60の全面が裏面45に当接しないための環状壁部49cが形成されている。
また、これら嵌合部48,49は、中皿部材40が収容体本体2に対して閉じた状態において、収容体本体2の嵌合部10に対して第2の揺動軸41(図1参照)に直交する方向(A方向)にずれて配置されている。
【0023】
また、図1、図4に示すように、この中皿部材40には、嵌合部48,49に嵌合されたディスク型記録媒体60の取り出しを容易にするための複数の孔50が設けられており、嵌合部48,49を中心とした周囲に設けられている。
さらに、この中皿部材40の裏面45には、図7に示すように、裏面45が内面5aに対向して配置される際に、底部5の保持部8に保持されたディスク型記録媒体60に当接する第1の凸部51が設けられており、この第1の凸部51は裏面45の保持部47に保持されたディスク型記録媒体60の周縁に配置されている。
【0024】
以上のように構成された記録媒体収容体1にディスク型記録媒体60を収容する方法について説明する。
ディスク型記録媒体60を記録媒体収容体1に収容するためには、はじめに、図9に示すように、蓋体20が収容体本体2に対して閉じられた状態から、図1、図8に示すように、蓋体20を開いた状態にする。次いで、第2の揺動軸41を中心に回動することにより、図5に示すように、中皿部材40を収容体本体2に対して開いた状態にする。中皿部材40を開く際には、中皿部材40は収容体本体2の側壁6bの先端に当接するが、この当接部分に逃げ部42が形成されているため、側壁6bとの干渉を避けるように180度回動することができる。
【0025】
中皿部材40を収容体本体2に対して開いた状態において、収容体本体2の嵌合部10および中皿部材40の裏面45の嵌合部49にディスク型記録媒体60の中央孔61を1枚ずつ嵌合させることにより、収容体本体2および中皿部材40の裏面45にディスク型記録媒体60が取り付けられる。
【0026】
この状態から中皿部材40を収容体本体2に対して閉じると、図1、図2に示すように、中皿部材40の裏面45が収容体本体2の内面5aに対向して配置された状態となる。この状態においては、嵌合部10と嵌合部49とが第2の揺動軸41と直交する方向にずれて配置されるため、図6に示すように、嵌合部10に嵌合されたディスク型記録媒体60が突出部49bに当接すると共に、嵌合部49に嵌合されたディスク型記録媒体60が突出部10bに当接する。したがって、嵌合部10に嵌合されたディスク型記録媒体60は突出部49bと嵌合部10の環状壁部10cとにより挟まれることになり、嵌合部49に嵌合されたディスク型記録媒体60は突出部10bと嵌合部49の環状壁部49cとにより挟まれることになる。
【0027】
また、この中皿部材40を閉じた状態においては、図7に示すように、中皿部材40の裏面45に突出する第1の凸部51が嵌合部10に嵌合されたディスク型記録媒体60の周縁に当接するため、ディスク型記録媒体60は第一の凸部51と枠部11の段部11aとにより挟まれることになる。この状態においては、ロック機構100により誤って中皿部材40が開いてしまうことを防ぎ、安定した状態で2枚のディスク型記録媒体60を保持することができる。
【0028】
さらに、この中皿部材40を閉じた状態においては、中皿部材40の表面45の嵌合部48にディスク型記録媒体60の中央孔61を嵌合させることにより、この表面44に1枚のディスク型記録媒体60が取り付けられる。
この状態から蓋体20を収容体本体2に対して閉じると、図9から図11に示すように、係合部6eと係合部21bとが係合することにより、蓋体20が閉じられた状態を保持することができる。この状態においては、側壁6aの第2の凸部7がディスク型記録媒体60の周縁一端に当接すると共に、蓋体20の第3の凸部22がディスク型記録媒体60の周縁他端に当接する。したがって、第2、第3の凸部7,22と表面44とによりディスク型記録媒体60が挟まれる。
【0029】
上記のように、この記録媒体収容体1によれば、中皿部材40の第2の揺動軸41が収容体本体2の内面5aの軸固定部9に取り付けられ、中皿部材40の幅方向(第2の揺動軸方向)には存在しないので、これら収容体本体2および中皿部材40の幅方向の寸法を小寸法とすることができ、例えば、ディスク型記録媒体60の直径寸法とほぼ同等に設定することができ、したがって、記録媒体収容体1の小型化を図ることができる。
また、中皿部材40を収容体本体2に対して閉じた状態においては、嵌合部10に嵌合されたディスク型記録媒体60が突出部49bおよび第一の凸部51と環状壁部10cおよび段部11aとにより挟まれると共に、嵌合部49に嵌合されたディスク型記録媒体60が突出部10bと環状壁部49cとにより挟まれた上で、ロック機構100によりこの状態を保持するため、記録媒体収容体1外方からの強い振動および衝撃による脱落を防止することができる。
【0030】
さらに、蓋体20を収容体本体2に対して閉じた状態においては、中皿部材40の嵌合部48に嵌合されたディスク型記録媒体60が、第2の凸部7および第3の凸部22と表面44とにより挟まれるため、記録媒体収容体1外部からの強い振動および衝撃による脱落を防止することができる。
また、中皿部材40を収容体本体2に対して開いた状態においては、凹状の逃げ部42が側壁6bに当接する部分に形成されているため、収容体本体2の側壁6bとの干渉を避けることができ、中皿部材40および収容体本体2の破損を防止することができる。
【0031】
なお、上記の実施の形態においては、記録媒体収容体1の材質をポリプロピレンおよびポリスチレンに添加剤を加えた合成樹脂としたが、これに限られることはなく、使用に耐え得る合成樹脂材料であればよい。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明によれば、収容体本体の側壁の内側に第1の揺動軸に直交して第二の揺動軸回りに揺動可能に中皿部材が設けられているため、記録媒体収容体の幅寸法を記録媒体の直径とほぼ同等とすることができ、記録媒体収容体の小型化を図ることができる。
また、この発明によれば、中皿部材表面に窪んだ逃げ部が形成されているため、中皿部材を収容体本体の底部に対して開いた際に、収容体本体の側壁との干渉を避けることができ、中皿部材および収容体本体の破損を防止することができる。
【0033】
また、請求項2に係る発明によれば、中皿部材裏面が収容体本体底部内面に対向配置された際に、中皿部材の裏面および底部内面の嵌合部に嵌合された各々の記録媒体が突出部と中皿部材または底部とにより挟まれた状態でロックすることができるため、記録媒体収容体外方からの振動および衝撃による記録媒体の脱落を防止することができる。
【0034】
また、請求項3に係る発明によれば、中皿部材裏面が収容体本体底部内面に対向してロックされている状態において、収容体本体底部内面の嵌合部に嵌合された記録媒体が第1の凸部と底部とにより挟まれるため、記録媒体収容体外方からの振動および衝撃による記録媒体の脱落を防止することができる。
【0035】
また、請求項4に係る発明によれば、収容体本体に対して蓋体を閉じた際に、中皿部材表面の嵌合部に嵌合された記録媒体が第2の凸部および第3の凸部と中皿部材とにより挟まれるため、記録媒体収容体外方からの振動および衝撃による記録媒体の脱落を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る記録媒体収容体を示す平面図である。
【図2】図1の記録媒体収容体において、収容体本体および中皿部材を示す側断面図である。
【図3】図1の記録媒体収容体において、収容体本体および蓋体を示す平面図である。
【図4】図1の記録媒体収容体において、中皿部材を示す下面図である。
【図5】図1の記録媒体収容体において、記録媒体収容体の要部を示す拡大断面図である。
【図6】図1の記録媒体収容体において、記録媒体収容体の要部を示す拡大断面図である。
【図7】図1の記録媒体収容体において、記録媒体収容体の要部を示す拡大断面図である。
【図8】図1の記録媒体収容体において、収容体本体と中皿部材を示す側断面図である。
【図9】図1の記録媒体収容体において、収容体本体と蓋体とが互いに閉じられている状態を示す側断面図である。
【図10】図1の記録媒体収容体において、記録媒体収容体の要部を示す拡大断面図である。
【図11】図1の記録媒体収容体において、記録媒体収容体の要部を示す拡大断面図である。
【図12】図1の記録媒体収容体に収容される記録媒体の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 記録媒体収容体
2 収容体本体
5 底部
5a 内面
6(6a,6b,6c,6d) 側壁
7 第2の凸部
8,46,47 保持部
10,48,49 嵌合部
10b,49b 突出部
20 蓋体
22 第3の凸部
25 第1の揺動軸
40 中皿部材
41 第2の揺動軸
42 逃げ部
44 表面
45 裏面
51 第1の凸部
60 ディスク型記録媒体(記録媒体)
61 中央孔
100 ロック機構

Claims (4)

  1. 底部とその内面周囲に配される側壁とから浅底の箱状に形成される収容体本体と、
    該収容体本体の一側壁の先端に配される第1の揺動軸回りに揺動可能に設けられ、収容体本体の開口部を開閉する蓋体と、
    前記収容体本体の側壁の内側に前記第1の揺動軸に直交して配される第2の揺動軸回りに揺動可能に設けられる中皿部材とを備え、
    前記底部内面および前記中皿部材の表裏面にそれぞれ1つの記録媒体を着脱可能に保持する保持部が設けられ、
    かつ、前記中皿部材表面に、前記中皿部材を前記底部に対して開いた際に、前記中皿部材と前記側壁との干渉を避けるように窪む逃げ部が形成されている記録媒体収容体。
  2. 前記保持部がそれぞれ前記底部内面および中皿部材の表裏面から突出して前記記録媒体の中央孔に嵌合する嵌合部を備え、
    前記中皿部材が前記底部に対向配置された際に、相互に対向する前記中皿部材裏面および前記底部内面の嵌合部が相互に中心をずらして配置されると共に、これら2つの嵌合部に、他方の嵌合部に嵌合した記録媒体の中央孔近傍に当接する突出部が設けられ、
    前記中皿部材を前記底部に対向させた状態でロックするロック機構を備えている請求項1に記載の記録媒体収容体。
  3. 前記中皿部材が前記底部に対向配置された際に、前記中皿部材裏面に前記底部内面の嵌合部に嵌合した前記記録媒体に当接する第1の凸部が設けられている請求項2に記載の記録媒体収容体。
  4. 前記蓋体が設けられている一側壁が、前記底部に第3の揺動軸回りに揺動可能に設けられると共に、該一側壁にその内面から突出する第2の凸部が設けられ、
    前記蓋体にその内面から突出する第3の凸部が設けられ、
    前記収容体本体に対して前記蓋体を閉じた際に、前記第2の凸部が前記中皿部材表面の保持部に保持された前記記録媒体の外周の一端を前記中皿部材との間に挟むと共に、前記第3の凸部が前記記録媒体の外周の径方向他端を前記中皿部材との間に挟んでいる請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の記録媒体収容体。
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