JP2001070536A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001070536A
JP2001070536A JP25467799A JP25467799A JP2001070536A JP 2001070536 A JP2001070536 A JP 2001070536A JP 25467799 A JP25467799 A JP 25467799A JP 25467799 A JP25467799 A JP 25467799A JP 2001070536 A JP2001070536 A JP 2001070536A
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game
signal
game board
gaming machine
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JP25467799A
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Takaaki Ichihara
高明 市原
Atsushi Honda
温 本田
Kazuaki Kuramoto
和明 倉本
Shuji Mizuno
修次 水野
Katsuhiko Hayashi
勝彦 林
Hidetoshi Adachi
秀俊 足立
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Daiichi Shokai Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Shokai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技盤の交換を配線作業を行うことなく、誰
でも素早くかつ確実に行えるようにする。 【解決手段】 パチンコ機等の遊技機に関し、操作器5
6は遊技者等が操作可能な操作ボタン58と、操作ボタ
ン58の操作に応じて操作信号をメイン制御基板100
に出力するスイッチ92とを有する。この操作器56は
遊技盤12の盤面上にネジ等を用いて固定される。ガラ
ス枠20は矢印D方向に開閉可能であり、操作器56は
ガラス枠20の切欠部20aを通過可能に構成されてい
る。よってガラス枠20を閉めた状態では、遊技機の正
面側から操作器56を操作することが可能になる。よっ
て、操作器56を備えた遊技盤12を前枠に組み付ける
だけで、操作器56を操作することができる。したがっ
て、遊技盤12を交換する際に配線作業を行う必要がな
いので、遊技盤12の交換を誰でも素早くかつ確実に行
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤と遊技機本
体とを備えた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機の一つであるパチンコ機の中に
は、図柄表示装置に図柄を変動または停止して表示し、
変動している図柄が特定の図柄で停止すると遊技者に特
典を与えるものがある。こうしたパチンコ機の中には、
図柄の変動中に遊技者が操作すると、当該図柄の変動期
間を短縮できるストップボタンをさらに備えているもの
がある。このストップボタンは、遊技者が操作し易いよ
うにパチンコ機本体に取り付けられる。具体的な取付方
法としては、例えばパチンコ球を貯留する受皿(上皿や
下皿等)や当該受皿の近傍における前板等に、ボタン部
分を露出した状態で収容固定する。そして、遊技者がス
トップボタンのボタンを操作すると、操作信号がメイン
制御基板に伝達されて変動中の図柄を早期に停止させ
る。
【0003】パチンコ遊技を行うにあたっては、役物装
置,入賞口,風車,釘などを適宜に配置した遊技盤が必
要になる。当該遊技盤は役物装置等と反対面にメイン制
御基板を備えており、一般にパチンコ機本体に着脱可能
に組み付けられて使用される。ところが、遊技盤には上
記ストップボタンを使用可能に構成したものと使用不能
に構成したものとがある。よって、ストップボタンを使
用可能な遊技盤をパチンコ機本体に組み付ける場合に
は、当該ストップボタンとメイン制御基板との間を電気
的に接続すればよい。こうして遊技中にストップボタン
を使用することができる。一方、ストップボタンを使用
不能な遊技盤をパチンコ機本体に組み付ける場合には、
当該ストップボタンとメイン制御基板との間を電気的な
接続を行う必要はない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ストップボタ
ンとメイン制御基板とを電気的に接続するためには、コ
ネクタ付きの信号ケーブルを用いて所要の端子に差し込
んだり、コネクタ無しの信号ケーブルを用いて所要の端
子にハンダ付けしたりする必要がある。この配線作業は
電気的な知識や経験等が必要であり、配線ミスを考慮す
ると誰でもできる作業ではなかった。また、遊技場にお
いて、ストップボタンを使用可能な遊技盤どうしの交換
だけでなく、ストップボタンを使用可能な遊技盤と使用
不能な遊技盤との間の交換を素早く行いたいとの要請も
ある。本発明はこのような点に鑑みてなされたものであ
り、遊技盤の交換を配線作業を行うことなく、誰でも素
早くかつ確実に行えるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段1】課題を解決するための
手段1は、請求項1に記載した通りである。ここで、請
求項1に記載した用語の「操作部」は一の操作器であっ
てもよく、複数の操作器で構成してもよい。当該操作器
の例としては、接触センサ(例えばボタン,スイッチ,
タッチパネル,圧力センサ等)や、非接触センサ(例え
ば光センサ,赤外線センサ,磁気センサ,音波センサ
等)、認識システム(音声認識システム,画像認識シス
テム等)などが該当する。当該解釈は他の請求項および
発明の詳細な説明についても同様である。
【0006】当該手段1によれば、操作装置の操作部を
遊技機の所要位置に操作可能に設ける。操作装置の信号
出力部と遊技制御装置とを遊技機の遊技盤に設けるとと
もに、これらの信号出力部と遊技制御装置との間を電気
的に接続する。信号出力部は、操作部が操作されると操
作信号を出力する。そして、信号伝達部材によって伝達
された操作信号を受けた遊技制御装置は遊技を制御す
る。このように遊技機の遊技盤に設けた信号出力部と遊
技制御装置を電気的に接続したので、操作部の使用可能
/使用不能にかかわらず遊技盤を交換する際に配線作業
を行う必要がない。したがって、遊技盤の交換を誰でも
素早くかつ確実に行うことができる。
【0007】
【課題を解決するための手段2】課題を解決するための
手段2は、請求項2に記載した通りである。当該手段2
によれば、操作部と信号出力部とを一体に構成した操作
装置を遊技盤に設けるとともに、操作装置が通過可能な
通過孔を遊技機本体に形成する。そして、遊技盤を遊技
機本体に組み付けると操作装置が通過孔を通過し、操作
部が遊技機の前面側に出て操作可能になる。よって、遊
技盤を遊技機本体に組み付けるだけで操作部を操作可能
になるので、配線作業を行う必要がない。
【0008】
【課題を解決するための手段3】課題を解決するための
手段3は、請求項3に記載した通りである。当該手段3
によれば、操作装置について、操作部を遊技機本体に、
信号出力部を遊技盤に離して設けた。遊技盤を遊技機本
体に組み付けるだけで、操作部の操作に応じて信号出力
部が操作信号を出力する。このように操作部と信号出力
部とを分離して設けた場合であっても、操作装置を機能
させることができる。
【0009】
【課題を解決するための手段4】課題を解決するための
手段4は、請求項4に記載した通りである。当該手段4
によれば、操作部を遊技機本体の前板に設けるととも
に、その操作部を設けた前板に対応する部位の遊技盤に
信号出力部を設ける。遊技領域を覆うガラスやガラス枠
に操作部を設けるのではないため、操作部によって遊技
者の視界を遮ることなく遊技盤に信号出力部を設けるこ
とができる。
【0010】
【課題を解決するための手段5】課題を解決するための
手段5は、請求項5に記載した通りである。ここで、請
求項5に記載した用語の「無線信号」は電磁波(すなわ
ち可視光,赤外線,電波,磁力等)に限らず、音波等の
ように空間で信号を伝達可能な物理的性質を有するもの
を含む。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明
についても同様である。
【0011】当該手段5によれば、操作部の発信器から
発信された無線信号は信号出力部の受信器によって受信
され、さらに当該無線信号は操作信号として信号伝達部
材を通じて遊技制御装置に伝達される。このように操作
部と信号出力部との間は無線信号によって信号伝達を行
うので、操作部と信号出力部が離れた位置にあってもよ
く、操作部と信号出力部との間にガラスやプラスチック
等の非導電部材が介在していても確実に信号伝達を行う
ことができる。
【0012】
【課題を解決するための手段6】課題を解決するための
手段6は、請求項6に記載した通りである。当該手段6
によれば、操作部としての遊技機本体の特定部位が操作
されると、発信器から特定部位に向けて発信された無線
信号が反射して受信部で受信される。このとき信号出力
部は操作信号を出力する。遊技機本体を加工する必要が
ないので、既設の遊技機でも容易に実現でき、実現のた
めのコストも低く抑えることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
を図面に基づいて説明する。 〔実施の形態1〕実施の形態1は遊技機の一つであるパ
チンコ機に本発明を適用したものであって、操作装置全
体を遊技盤に取り付けた例である。本実施の形態1は図
1〜図4を参照しながら説明する。
【0014】まず第1種パチンコ機であるパチンコ機1
0の外観を、図1には正面図で、図2には背面図でそれ
ぞれ示す。図1および図2に示すパチンコ機10は、概
してガラス枠20,前枠18,木枠86,機構板96な
どを有する。二重ガラスを嵌め込み可能なガラス枠20
は左下隅部を切り欠いた切欠部20a(図3参照)を有
し、前枠18に対して開閉可能に取り付けられる。同様
に、当該前枠18は木枠86に対して開閉可能にヒンジ
70を介して取り付けられる。また、前枠18は機構板
96を開閉可能に取り付けており、遊技盤12を前枠1
8に組み付けた後に機構板96を閉めて締め具等を用い
て固定する。図1に示す遊技盤12の盤面上には、通過
するパチンコ球を検出するゲートセンサ64を有するゲ
ート34や、そのゲート34を模した模擬ゲート26,
68、入賞したパチンコ球を検出する始動口センサ66
を備えた第1種始動口32、ソレノイド60によって開
閉される蓋76を有する大入賞口36、後述するように
特別図柄表示器24や保留球ランプ22,30などを備
えた複合装置14、図示しないが他に一般の入賞口や風
車,釘などが適宜に配置されている。遊技盤12の左下
隅部には、遊技者がパチンコ機10に対して所要の操作
を行う操作器56を備える。操作器56の構成や取り付
け方法等については後述する。
【0015】模擬ゲート26,68のうち模擬ゲート2
6には、普通図柄を変動または停止して表示する普通図
柄表示器28を備える。普通図柄表示器28は一個また
は複数個の発光体(例えば緑色を発するLEDと赤色を
発するLED)を有する。大入賞口36は上記蓋76の
他に、所定の条件で大当たり遊技状態を継続できるVゾ
ーン62や、単に賞球を払い出す普通入賞口などを有す
る。また、大入賞口36の下方には第1種始動口32と
同等の機能を備えた下部始動口74を設ける。これらの
第1種始動口32や下部始動口74は、いずれもパチン
コ球が入賞すると通常の入賞口と同様に賞球を払い出
す。
【0016】複合装置14は、液晶表示器を用いて図柄
を表示可能な特別図柄表示器24、普通図柄の変動中に
ゲート34を通過したパチンコ球の個数を表示する保留
球ランプ22、特別図柄の変動中に第1種始動口32や
下部始動口74に入賞したパチンコ球の個数を表示する
保留球ランプ30などを有する。なお、特別図柄表示器
24として液晶表示器を用いたが、CRTやLED表示
器,プラズマ表示器などのように図柄が表示可能な如何
なる表示器を用いてもよい。また、普通図柄表示器28
と特別図柄表示器24とを別個に用いたが、同一の表示
器で双方を兼用してもよい。保留球ランプ22,30
は、それぞれが1個または複数個の発光体(例えば4個
のLED)からなる。
【0017】遊技盤12の下方には、ガラス枠20と同
様に前枠18に対して開閉可能な前板40を設ける。前
板40は、賞球の受皿である上皿42や、プリペイドカ
ードの残存度数内においてパチンコ球の貸し出しを指示
する球貸スイッチ72、残存度数を表示する度数表示器
80、プリペイドカードの返却を指示する返却スイッチ
78、内部に内蔵され音(効果音や音楽等)を出すスピ
ーカ54などを有する。そして前板40の下方には、カ
バー体52を備える。カバー体52には、遊技者の手が
触れているか否かを検出するタッチセンサ46を備えた
ハンドル44や、賞球を含むパチンコ球を一時的に貯留
する下皿48や、タバコの吸い殻等を入れる灰皿50な
どを備える。その他、ガラス枠20の開放を検出する枠
開放センサ38や、パチンコ機10の遊技内容等に合わ
せて適切な位置に配置されて適宜に点灯・点滅する発光
体からなるランプ類16を備える。
【0018】図2に示す機構板96には、パチンコ機1
0に備えられている各種の装置に電力を配電する配電盤
88や、搬送されてきたパチンコ球を一時的に蓄える球
タンク82、その球タンク82の下方に設けられてパチ
ンコ球を払出装置90に誘導する誘導レール84、後述
するメイン制御基板100からの払出信号を受けてパチ
ンコ球を賞球または貸球として払い出す払出装置90な
どを有する。パチンコ機10によるパチンコ遊技を制御
するメイン制御基板100は、遊技盤12の背面側に取
り付けられている。遊技盤12の正面側に取り付けられ
た操作器56は、操作ボタン58(図1参照)とスイッ
チ92とを備えている。スイッチ92は、例えば押しボ
タンスイッチである。メイン制御基板100とスイッチ
92との間は信号ケーブル94によって電気的に接続さ
れている。
【0019】次に操作器56の構成や取り付け方法につ
いて、図3を参照しながら説明する。図3に示す操作器
56は、遊技者等が操作可能な操作ボタン58と、操作
ボタン58の操作に応じて操作信号をメイン制御基板1
00に出力するスイッチ92と、適宜に点灯・点滅する
装飾ランプ56a,56bとを有する。操作信号には、
例えばアナログ方式の電気信号を用いる。操作器56は
外観がほぼ三角柱形状に形成され、上皿42に通ずる払
出口42aの上方であって遊技盤12の盤面上にネジ等
を用いて固定される。ガラス枠20は矢印D方向に開閉
可能であり、操作器56がガラス枠20の切欠部20a
を通過可能に構成されている。よってガラス枠20を閉
めた状態では、パチンコ機10の正面側(図1参照)か
ら操作器56を操作することが可能になる。よって、操
作器56を備えた遊技盤12を前枠18に組み付けるだ
けで、操作器56を操作することができる。よって、遊
技盤12を交換する際に配線作業を行う必要がないの
で、遊技盤12の交換を誰でも素早くかつ確実に行うこ
とができる。
【0020】次にメイン制御基板100の構成につい
て、図4を参照しながら説明する。図4に示すメイン制
御基板100はCPU(プロセッサ)110を中心に構
成し、遊技制御プログラムや所要のデータ(例えば大当
たり値等)を格納するROM112、各種の乱数や信号
等のデータを格納するRAM114、各種の入力装置か
ら送られた信号を受けてメイン制御基板100内で処理
可能なデータ形式に変換する入力処理回路102、CP
U110から送られた作動データを受けて各種の出力装
置を作動させる出力処理回路104、CPU110から
送られた表示データを受けて表示体(発光体を含む)を
適宜に表示制御(点灯・点滅を含む)する表示制御回路
106、表示制御基板200,枠制御基板300(必要
に応じてホールコンピュータ400)に対して所要の信
号を送る通信制御回路116等を有する。これらの構成
要素は、いずれもバス118に互いに結合されている。
【0021】CPU110はROM112に格納された
遊技制御プログラムを実行してパチンコ機10による遊
技を実現する。ROM112にはEPROMを用い、R
AM114にはDRAMを用いるが、他種のメモリを用
いてもよい。他種のメモリとしては、EEPROM,S
RAM,フラッシュメモリ等がある。入力処理回路10
2が検出信号等を受ける入力装置としては、例えば操作
器56、始動口センサ66、ゲートセンサ64などが該
当する。出力処理回路104が信号を出力する出力装置
としては、例えばソレノイド60などが該当する。表示
制御回路106が表示制御する表示体としては、例えば
ランプ類16や保留球ランプ22,30、普通図柄表示
器28、度数表示器80などが該当する。この構成によ
れば、操作器56から出力された操作信号を受けたメイ
ン制御基板100は、遊技制御プログラムの内容に従っ
てパチンコ機10における遊技を制御することができ
る。例えば、特別図柄表示器24における図柄の変動中
に遊技者が操作器56を操作すると、操作信号を受けて
当該図柄の変動期間を伸縮することができる。
【0022】上記実施の形態1によれば、以下の効果を
得ることができる。 (1)請求項1に対応し、操作器56(操作装置)の操
作ボタン58(操作部)を遊技盤12に取り付けた(遊
技機の所要位置に操作可能に設ける)。また操作器56
のスイッチ92(信号出力部)とメイン制御基板100
(遊技制御装置)とをパチンコ機10(遊技機)の遊技
盤12に設けるとともに、これらのスイッチ92とメイ
ン制御基板100との間を信号ケーブル94(信号伝達
部材)で電気的に接続した。操作ボタン58が操作され
ると、スイッチ92は操作信号をメイン制御基板100
に出力する。そして、信号ケーブル94によって伝達さ
れた操作信号を受けたメイン制御基板100は遊技を制
御した。このようにパチンコ機10の遊技盤12に設け
たスイッチ92とメイン制御基板100との間を電気的
に接続したので、操作ボタン58の使用可能/使用不能
にかかわらず遊技盤12を交換する際に配線作業を行う
必要がない。したがって、遊技盤12の交換を誰でも素
早くかつ確実に行うことができる。 (2)請求項2に対応し、操作ボタン58とスイッチ9
2とを一体に構成した操作器56を遊技盤12に設ける
とともに、操作器56が通過可能な切欠部20a(通過
孔)を前枠18のガラス枠20(遊技機本体)に形成す
る。そして、遊技盤12を前枠18に組み付けると操作
器56が切欠部20aを通過し、操作ボタン58がパチ
ンコ機10の前面側に出て操作可能になる。よって、遊
技盤12を前枠18に組み付けるだけで操作ボタン58
を操作可能になるので、配線作業を行う必要がない。
【0023】〔実施の形態2〕実施の形態2は遊技機の
一つであるパチンコ機に本発明を適用したものであっ
て、操作装置を構成する操作部と信号出力部とを分離し
て異なる位置に設けた例である。本実施の形態2は操作
器の操作ボタンを前板に取り付けた例について、図5,
図6を参照しながら説明する。ここで、図5には図1の
一部拡大図を、図6には図5のA−A線断面図をそれぞ
れ示す。なお、パチンコ機10の構成等は実施の形態1
と同様であるので、図示および説明を簡単にするために
実施の形態2では実施の形態1と異なる点について説明
する。よって図5,図6において実施の形態1に示す要
素(図1,図3等)と同一の要素には同一の符号を付し
て説明を省略する。
【0024】実施の形態2は操作器のうち操作ボタンを
分離して前板に取り付けた点で、操作ボタン58とスイ
ッチ92とを一体に備えた操作器56を遊技盤12に設
けた実施の形態1と異なる。操作器500は操作ボタン
502とスイッチ518を備え、図5,図6に示すよう
に操作ボタン502を前板40に、図6に示すようにス
イッチ518を遊技盤12にそれぞれ分離して取り付け
る。すなわち、操作ボタン502を取り付けた部位の前
板40に対応してスイッチ518を遊技盤12に取り付
ける。例えば押しボタンスイッチであるスイッチ518
は遊技盤12の左下隅部の凸状部位に取り付け、メイン
制御基板100との間は信号ケーブル94によって電気
的に接続されている。
【0025】ここで、操作器500の取り付け方法につ
いて図6を参照しながら説明する。図6の図面左側はパ
チンコ機10の正面側になり、図面右側はパチンコ機1
0の背面側になる。前板40に設けた貫通孔506と、
遊技盤12に設けた貫通孔12aはほぼ同軸上に位置す
る。貫通孔506には操作ボタン502が嵌め込まれ、
操作ボタン502の長孔504内を進退可能な突起部5
08を備える。突起部508は長孔504内で往復移動
可能であるため、操作ボタン502の移動量(図6にお
ける左右方向の移動量)が規制される。貫通孔506の
図面右側端部には、当該貫通孔がほぼ連続するような凹
部510を備えた台座512が設けられる。この台座5
12は、遊技盤12の盤面上に接してスイッチ518を
固定する役割をも有する。スイッチ518は遊技盤12
の貫通孔12aに設けられる。
【0026】スイッチ518に備える操作ボタン516
は、操作ボタン502の操作に応じて操作されるように
なっている。すなわち操作ボタン516の軸に沿って、
かつ操作ボタン502の図面右側端部と凹部510の底
面との間にバネ514を設ける。バネ514は操作ボタ
ン502を図面左方向に付勢するので、操作ボタン50
2が押されていなければ図6に示すような状態を維持す
る。よって操作ボタン502を押せばバネ514の弾性
力に抗して操作ボタン516を押すことになり、スイッ
チ518からはメイン制御基板100に操作信号が伝達
される。以上により、スイッチ518を備えた遊技盤1
2を前板40がある前枠18に組み付けるだけで、操作
器500を操作することができる。したがって、遊技盤
12を交換する際に配線作業を行う必要がないので、遊
技盤12の交換を誰でも素早くかつ確実に行うことがで
きる。また、押しボタンスイッチとしてのスイッチ51
8は安価であり、ガラスやガラス枠20を加工する必要
がないので、コストを低く抑えて発明を実現することが
できる。
【0027】上記実施の形態2によれば、以下の効果を
得ることができる。 (1)請求項1に対応し、操作器500(操作装置)の
操作ボタン502(操作部)を前板40に取り付けた
(遊技機の所要位置に操作可能に設ける)。また操作器
500のスイッチ518(信号出力部)とメイン制御基
板100(遊技制御装置)とをパチンコ機10(遊技
機)の遊技盤12に設けた。スイッチ518とメイン制
御基板100との間については実施の形態1と同様であ
る。よって、操作ボタン502の使用可能/使用不能に
かかわらず遊技盤12を交換する際に配線作業を行う必
要がない。したがって、遊技盤12の交換を誰でも素早
くかつ確実に行うことができる。 (2)請求項3に対応し、操作器500について、操作
ボタン502を前枠18の前板40(遊技機本体)に、
スイッチ518(信号出力部)を遊技盤12に離して設
けた。遊技盤12を前枠18に組み付けるだけで、操作
ボタン502の操作に応じてスイッチ518が操作信号
を出力することが可能になる。このように操作ボタン5
02とスイッチ518とを分離して設けた場合であって
も、操作器500を機能させることができる。 (3)請求項4に対応し、操作器500について、操作
ボタン502を前板40に設けるとともに、その操作ボ
タン502を設けた前板40に対応する部位の遊技盤1
2にスイッチ518を設けた。遊技領域を覆うガラスや
ガラス枠20に操作ボタン502を設けるのではないた
め、操作ボタン502によって遊技者の視界を遮ること
なく遊技盤12にスイッチ518を設けることができ
る。よって、既設のパチンコ機でも容易に実現すること
ができる。
【0028】〔実施の形態3〕実施の形態3は遊技機の
一つであるパチンコ機に本発明を適用したものであっ
て、操作装置を構成する操作部と信号出力部とを分離し
て異なる位置に設けた例である。本実施の形態3は、図
7,図8を参照しながら説明する。本実施の形態3は操
作器の操作ボタンを前板に取り付けた例について、図
7,図8を参照しながら説明する。ここで、図7にはパ
チンコ機の正面図を、図8には図7のB−B線断面図を
それぞれ示す。なお、パチンコ機の背面側やメイン制御
基板については実施の形態1と同様であるので図示およ
び説明を省略する。
【0029】操作ボタンを分離して取り付ける点では実
施の形態2と同じであるが、実施の形態3はガラス枠を
切り欠くことなく取り付けた態様について説明する。図
7に示すパチンコ機600はガラス枠602を樹脂で形
成し、遊技盤604のうちほぼ遊技領域に相当する部位
をガラスで透視できるようになっている。ガラス枠60
2は前枠610に対して開閉可能にヒンジ638を介し
て取り付けられ、当該前枠610は木枠(図示せず)に
対して開閉可能に取り付けられる。なお、遊技盤604
の取り付け方法は実施の形態1と同様である。
【0030】ガラス枠602は、複数の突起部608,
616,634,636を有する。各突起部608,6
16,634,636にはランプ類606が、遊技領域
の周囲にはランプ類612がそれぞれ適宜に配置されて
点灯・点滅による装飾を演出する。このうち突起部61
6には飾り窓614が設けられ、内部の遊技盤604上
に張られた紙やシール等を確認することができる。突起
部634には操作器630が設けられている。操作器6
30の構成や取り付け方法については後述する。ガラス
枠602におけるアウト口付近には、パチンコ機10と
同様に球貸スイッチ640,度数表示器642,返却ス
イッチ644などを備える。ガラス枠602の下方に
は、当該ガラス枠602と同様に前枠610に対して開
閉可能な前板620を設ける。前板620には、上皿6
18やスピーカ628などを有する。そして前板620
の下方には、タッチセンサ(図示せず)を備えたハンド
ル622や、下皿624,灰皿626などを備える。
【0031】次に、操作器630の構成や取り付け方法
について図8を参照しながら説明する。図8の図面左側
はパチンコ機600の正面側になり、図面右側はパチン
コ機600の背面側になる。操作器630は操作ボタン
632とスイッチ662を備えるが、操作ボタン632
を突起部634に、スイッチ662を遊技盤604にそ
れぞれ分離して取り付ける。例えば押しボタンスイッチ
であるスイッチ662は遊技盤604の左下隅部に取り
付け、当該スイッチ662とメイン制御基板100との
間は信号ケーブル94によって電気的に接続されてい
る。突起部634に設けた小孔654と、二重のガラス
650に設けた小孔660、遊技盤604に設けた貫通
孔604aはほぼ同軸上に位置する。小孔654には操
作ボタン632が進退可能な保持部材652が設けら
れ、その保持部材652に組み込まれたバネ656は操
作ボタン632を図面左側に付勢する。よって、操作ボ
タン632が操作されない通常状態では図8に示すよう
になる。
【0032】貫通孔604aに設けられているスイッチ
662は、小孔660を貫通する操作軸658を備え
る。この操作軸658と上記操作ボタン632とは、ほ
ぼ同軸上で接して(あるいは固定されて)いる。よっ
て、操作ボタン632を操作すると操作軸658を操作
することになり、スイッチ662からメイン制御基板1
00に操作信号が伝達される。以上により、スイッチ6
62を備えた遊技盤604を突起部634(ガラス枠6
02)がある前枠610に組み付けるだけで、操作器6
30を操作することができる。したがって、遊技盤60
4を交換する際に配線作業を行う必要がないので、遊技
盤604の交換を誰でも素早くかつ確実に行うことがで
きる。
【0033】上記実施の形態3によれば、以下の効果を
得ることができる。 (1)請求項1に対応し、操作器630(操作装置)の
操作ボタン632(操作部)をガラス枠602に取り付
けた(遊技機の所要位置に操作可能に設ける)。また操
作器630のスイッチ662(信号出力部)とメイン制
御基板100(遊技制御装置)とをパチンコ機10(遊
技機)の遊技盤604に設けた。スイッチ662とメイ
ン制御基板100との間については実施の形態1と同様
である。よって、操作ボタン632の使用可能/使用不
能にかかわらず遊技盤604を交換する際に配線作業を
行う必要がない。したがって、遊技盤604の交換を誰
でも素早くかつ確実に行うことができる。 (2)請求項3に対応し、操作器630について、操作
ボタン632を前枠610のガラス枠602(遊技機本
体)に、スイッチ662(信号出力部)を遊技盤604
に離して設けた。遊技盤604を前枠610に組み付け
るだけで、操作ボタン632の操作に応じてスイッチ6
62が操作信号を出力することが可能になる。このよう
に操作ボタン632とスイッチ662とを分離して設け
た場合であっても、操作器630を機能させることがで
きる。
【0034】〔実施の形態4〕実施の形態4は遊技機の
一つであるパチンコ機に本発明を適用したものであっ
て、発信器付きの操作部と受信器付きの信号出力部とを
設けた例である。本実施の形態4は、パチンコ機の正面
図を示した図9と、図9のC−C線断面図を示した図1
0とを参照しながら説明する。なお、パチンコ機10の
構成等は実施の形態1と同様であるので、図示および説
明を簡単にするために実施の形態4では実施の形態1と
異なる点について説明する。よって図9,図10におい
て実施の形態1に示す要素(図1,図3等)と同一の要
素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0035】図9に示す操作器700は実施の形態1と
同様に遊技盤12の左下隅部に設けるが、実施の形態1
のようにガラス枠20やガラス自体を切り欠くことはな
い。操作器700の構成や取り付け方法について、図1
0を参照しながら説明する。ここで、図10(A)には
操作ボタン702とセンサ708を分離して設けた例
を、図10(B)には実体的な操作部を必要としない例
を示す。なお「無線信号」としては、例えば赤外線を用
いて信号を伝送する方式を適用する。
【0036】図10(A)に示す操作器700は、ほぼ
同軸上に設けられた操作ボタン702とセンサ708と
を有する。操作ボタン702は無線信号(赤外線)を発
信する発信器706を備えており、ガラス704の表面
に固定して設けられる。固定する方法としては、例えば
接着剤や接着テープ等によって接着したり、ネジ等を用
いて固定する。なお、操作ボタン702は着脱可能に設
けてもよい。発信器706は操作ボタン702が操作さ
れると、上記無線信号を発信する。赤外線センサとして
のセンサ708は発信器706から発信された無線信号
を受信する受信器710を備えており、遊技盤12の貫
通孔12aに設けられている。センサ708とメイン制
御基板100との間は信号ケーブル94によって電気的
に接続されている。受信器710は上記無線信号を受信
すると、操作信号として信号ケーブル94を通じてメイ
ン制御基板100に伝達する。
【0037】図10(B)に示す操作器700は、とも
に遊技盤12の貫通孔12aに設けられた発信器724
と受信器726とを備えたセンサ708を有する。発信
器724と受信器726はガラス704に手等が触れて
いるときに、発信器724から発信した無線信号(赤外
線)が受信器726で受信できるように傾斜した状態で
貫通孔12aに設けられている。すなわち、操作部に相
当するガラス704の表面部位(特定部位)が焦点とな
るように発信器724から無線信号が発信される。操作
のために手等を触れる位置は、遊技者等が容易に分かる
ようにガラス704上および/または遊技盤12上にシ
ール720,722が貼付される。発信器724は特定
期間中(例えば大当たり遊技中)は常に無線信号を発信
しており、当該無線信号を受信器726が受信すると操
作部により操作がなされたと判断する。このとき、受信
器726から信号ケーブル94を介してメイン制御基板
100に操作信号を伝達する。
【0038】以上により、センサ708を備えた遊技盤
12を前枠610に組み付けるだけで、操作器700を
操作することができる。したがって、遊技盤12を交換
する際に配線作業を行う必要がないので、遊技盤12の
交換を誰でも素早くかつ確実に行うことができる。
【0039】上記実施の形態4によれば、以下の効果を
得ることができる。 (1)請求項1に対応し、操作器700(操作装置)の
操作ボタン702(操作部)をガラス704に取り付け
た(遊技機の所要位置に操作可能に設ける)。また操作
器700のセンサ708(信号出力部)とメイン制御基
板100(遊技制御装置)とをパチンコ機10(遊技
機)の遊技盤12に設けた。そして発信器724と受信
器726(信号出力部)を遊技盤12に取り付けた。セ
ンサ708や受信器726と、メイン制御基板100と
の間については実施の形態1と同様である。よって、操
作ボタン702の使用可能/使用不能にかかわらず遊技
盤12を交換する際に配線作業を行う必要がない。した
がって、遊技盤12の交換を誰でも素早くかつ確実に行
うことができる。 (2)請求項3に対応し、操作器700について、操作
ボタン702を前枠18のガラス704(遊技機本体)
に、センサ708(信号出力部)を遊技盤12に離して
設けた。遊技盤12を前枠18に組み付けるだけで、操
作ボタン702の操作に応じてセンサ708が操作信号
を出力することが可能になる。このように操作ボタン7
02とセンサ708とを分離して設けた場合であって
も、操作器700を機能させることができる。 (3)請求項5に対応し、操作ボタン702の発信器7
06から発信された無線信号はセンサ708の受信器7
10によって受信される。同様に、発信器724から発
信された無線信号は、所定位置に手等があると反射して
受信器726で受信される。こうして受信された無線信
号は、操作信号として信号ケーブル94を通じてメイン
制御基板100に伝達される。このように操作ボタン7
02とセンサ708との間、あるいは発信器724と受
信器726との間はいずれも無線信号によって信号伝達
を行う。よって、操作ボタン702とセンサ708、あ
るいは発信器724と受信器726が離れた位置にあっ
てもよく、これらの間にガラス704等の非導電部材が
介在していても確実に信号伝達を行うことができる。 (4)請求項6に対応し、シール720,722を貼付
したガラスの特定部位(遊技機本体の特定部位)が操作
されると、発信器724から当該特定部位に向けて発信
された無線信号が反射して受信器726で受信される。
このときセンサ708(信号出力部)は操作信号を出力
し、信号ケーブル94を介してメイン制御基板100に
伝達する。こうすれば前枠18(遊技機本体)を加工す
る必要がないので、既設のパチンコ機でも容易に実現で
き、実現のためのコストも低く抑えることができる。 (5)図10(A)の例では操作ボタン702をガラス
704に設けたり、図10(B)の例ではシール72
0,722を所定位置に貼付するだけで操作が可能にな
る。このようにガラス704等を加工する必要がないの
で、既存のパチンコ機10でも容易に本発明を実現する
ことができる。
【0040】〔他の実施の形態〕上述したパチンコ機1
0,600(遊技機)において、他の部分の構造,形
状,大きさ,材質,配置および動作条件等については、
上記実施の形態に限定されない。例えば、上記実施の形
態を応用した次の各形態を実施することもできる。 (1)上記実施の形態では、パチンコ機10,600に
本発明を適用した。この形態に代えて、パチンコ機以外
の他の遊技機(例えばアレンジボール機,雀球遊技機,
テレビゲーム機等)であって遊技盤と遊技制御装置とを
備えたものにも同様に本発明を適用することができる。
当該他の遊技機であっても、操作部の使用可能/使用不
能にかかわらず遊技盤を交換する際に配線作業を行う必
要がないので、遊技盤の交換を誰でも素早くかつ確実に
行うことができる。
【0041】(2)上記各実施の形態では信号出力部と
して、押しボタンスイッチ(実施の形態1のスイッチ9
2,実施の形態2のスイッチ518,実施の形態3のス
イッチ662)や、実施の形態4のセンサ708を適用
した。この形態に代えて、他の接触センサ(例えば静電
容量を検出する静電容量検出センサ,ガラス等に加わる
圧力を検出する圧力センサ等)、非接触センサ(例えば
レーザ等を検出する光センサ,磁力の変化を検出する磁
気センサ,音波等を検出する音波センサ等)、認識シス
テム(マイクロフォンで拾った遊技者の音声を認識して
操作を検出する音声認識システム,カメラで撮像した画
像を認識して操作を検出する画像認識システム等)など
を用いてもよい。接触センサを適用すると遊技者等の操
作を確実に検出することができ、非接触センサを適用す
ると機械的動作がないために故障を少なくすることがで
きる。音声認識システムや画像認識システムを適用する
と、ガラス等を加工する必要がないので既存のパチンコ
機でも容易に実現できる。
【0042】(3)上記各実施の形態では、操作信号と
してアナログ方式の電気信号を用いたが、他の形式の信
号を用いてもよい。すなわち、信号方式はアナログ,デ
ジタル,複合信号,その他のいずれであってもよく、伝
達方式は電気,光,その他のいずれであってもよい。ま
た、操作信号には有線で伝達する方式に限らず、無線で
伝達する方式としてもよい。なお無線で伝達する場合に
は、信号出力部に発信部を備え、遊技制御装置に受信部
を備える必要がある。この形態であっても操作信号を確
実に遊技制御装置に伝達することができるので、上記各
実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0043】(4)上記実施の形態1では、遊技盤12
の左下隅部に操作器56を設けた。実施の形態2,4で
も同様である。また、実施の形態3ではガラス枠602
の左下部に操作器630を設けた。これらの形態に代え
て、遊技者等が操作可能であって遊技盤12やガラス枠
602等の他の部位に設けてもよい。他の部位として
は、例えば前枠や上皿であってもよく、ハンドルと一体
化してもよい。さらに、操作器56や操作器630等の
操作装置は一つに限らず、遊技態様に応じて複数個を集
中して(または分散して)設けてもよい。この形態であ
っても遊技者等が操作できるので、上記各実施の形態と
同様の効果を得ることができる。実施の形態4では、遊
技者等が手等をガラス704に触れる位置を分かりやす
くするために、ガラス704や遊技盤12にシール72
0,722を貼付した。この形態に代えて、他のマーキ
ング方法によって触れる位置を明示してもよい。他のマ
ーキング方法としては、例えばガラス704に色や凹凸
を設けたり、遊技盤12に凹凸を設けたりする。この形
態であっても遊技者等は触れる位置が容易に分かるの
で、上記各実施の形態と同様の効果を得ることができ
る。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、遊技機の遊技盤に設け
た信号出力部と遊技制御装置を電気的に接続したので、
操作部の使用可能/使用不能にかかわらず遊技盤を交換
する際に配線作業を行う必要がない。したがって、遊技
盤の交換を誰でも素早くかつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機を示す正面図である。
【図2】パチンコ機を示す背面図である。
【図3】操作ボタンの構造と取り付け方法を示す図であ
る。
【図4】メイン制御基板の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】前板に取り付けた操作ボタンを示す図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【図7】パチンコ機を示す正面図である。
【図8】図7のB−B線断面図である。
【図9】パチンコ機を示す正面図である。
【図10】図9のC−C線断面図である。
【符号の説明】
10,600 パチンコ機(遊技機) 12,604 遊技盤 18 前枠(遊技機本体) 20,602 ガラス枠(遊技機本体) 40 前板 56,500,630,700 操作器(操作装置) 58,502,632,702 操作ボタン(操作部) 92,518,662 スイッチ(信号出力部) 94 信号ケーブル(信号伝達部材) 100 メイン制御基板(遊技制御装置) 200 表示制御基板 300 枠制御基板 400 ホールコンピュータ 708 センサ(信号出力部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉本 和明 愛知県西春日井郡西春町大字沖村字西ノ川 1番地 株式会社大一商会内 (72)発明者 水野 修次 愛知県西春日井郡西春町大字沖村字西ノ川 1番地 株式会社大一商会内 (72)発明者 林 勝彦 愛知県西春日井郡西春町大字沖村字西ノ川 1番地 株式会社大一商会内 (72)発明者 足立 秀俊 愛知県西春日井郡西春町大字沖村字西ノ川 1番地 株式会社大一商会内 Fターム(参考) 2C088 EA06 EA23

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤と、その遊技盤を交換可能な遊技
    機本体とを有する遊技機において、 前記遊技機の所要位置に操作可能に設けた操作部と、前
    記遊技盤に設け前記操作部の操作に応じて操作信号を出
    力する信号出力部とを備えた操作装置と、 前記遊技盤に設け、前記操作信号を受けて遊技を制御す
    る遊技制御装置と、 前記信号出力部と前記遊技制御装置との間を電気的に接
    続し、前記信号出力部から出力された前記操作信号を前
    記遊技制御装置に伝達する信号伝達部材とを有する遊技
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した遊技機において、 遊技盤には操作部と信号出力部とを一体に構成した操作
    装置を設け、 遊技機本体には前記操作装置が通過可能な通過孔を形成
    し、 前記遊技盤を前記遊技機本体に組み付けると前記操作装
    置が前記通過孔を通過し、前記操作部が遊技機の前面側
    に出るように構成した遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載した遊技機において、 操作部を遊技機本体に設け、 遊技盤を前記遊技機本体に組み付けると、前記操作部の
    操作に応じて信号出力部が操作信号を出力するように構
    成した遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項1または3に記載した遊技機にお
    いて、 操作部を遊技機本体の前板に設け、 信号出力部を前記前板に対応する前記遊技盤に設けた遊
    技機。
  5. 【請求項5】 請求項1,3および4のいずれか一項に
    記載した遊技機において、 操作部は無線信号を発信する発信器を有し、信号出力部
    は前記無線信号を受信する受信器を有する遊技機。
  6. 【請求項6】 請求項1,3および4のいずれか一項に
    記載した遊技機において、 操作部は遊技機本体の特定部位とし、 信号出力部は前記特定部位に向けて無線信号を発信する
    発信器と、反射した前記無線信号を受信する受信器とを
    備え、 前記特定部位が操作されると、前記信号出力部は操作信
    号を出力する遊技機。
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