JP2005143739A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 パチンコ機1は、所定の枠(レール22等)により囲まれるようにして遊技盤7上に遊技領域90が構成されている。この遊技領域90内には、所定の装飾部55が配置されると共に、この装飾部55において遊技領域90の外部に延出する延出部60が設けられている。装飾部55は、例えば、表示装置5の周囲に配置される装飾部品として構成されるものであり、この装飾部55の少なくとも一部において後方ガラス51の流路構成面よりも前方に突出する突出装飾部55fが設けられている。
【選択図】 図5
Description
手段1.遊技盤上において所定の枠によって囲まれることにより遊技領域が構成された遊技機において、
前記遊技盤の前方において遊技球の流路を構成する流路構成透明板が設けられると共に、この流路構成透明板の裏面の少なくとも一部が、前記遊技盤の盤面と対向して流路を構成する流路構成面とされており、
前記遊技領域内において前記遊技盤に取り付けられるように設けられた1又は複数の部品からなる所定の装飾部の一部が、前記遊技領域の外部に及んで配置され、かつ当該装飾部の少なくとも一部において、前記流路構成透明板が形成されていない非形成領域を介して前記流路構成面より前方に突出する突出装飾部が設けられ、
さらに、前記流路構成透明板の前方をカバーする前方透明板が設けられており、この前方透明板には、少なくとも一部が前方側へ曲がる形状をなす非平坦部が、前記突出装飾部をカバーするように設けられていることを特徴とする遊技機。
このようにすれば、突出装飾部を前方に突出させつつ、その一方で前方透明板によってカバーしやすい構成となる。
前記変位部は、前記駆動手段により、前記流路構成面の前方位置において変位するように制御されることを特徴とする手段27又は手段28に記載の遊技機。
この表示装置周囲部品は、前記遊技領域の内部から外部にまで及ぶ構成をなし、かつ少なくとも一部が前記突出装飾部として構成されて前記流路構成面の前方に突出していることを特徴とする手段1ないし手段29のいずれかに記載の遊技機。
そのキャラクター部は、前記遊技領域の内部から外部にまで及ぶ構成をなし、かつ少なくとも一部が前記突出装飾部として構成されて前記流路構成面の前方に突出することを特徴とする手段1ないし手段34のいずれかに記載の遊技機。
前記遊技盤は、前記遊技領域の内部において、前記装飾部の一部を進入可能とする取付け用の内部配置孔が形成され、他方、前記遊技領域の外部において前記内部配置孔とは異なる取付け用の外部配置孔が形成されることを特徴とする手段1ないし手段40のいずれかに記載の遊技機。
前記装飾部は、この配置孔に一部を進入させる形態にて前記遊技領域の内部から外部に及ぶよう配置され、かつ、当該装飾部によって流路底部及び流路側部が構成される形態にて遊技球を通過させるための流路が構成されていることを特徴とする手段1ないし手段40のいずれかに記載の遊技機。
前記流路構成透明板の裏面の少なくとも一部が、前記遊技盤の盤面と対向して前記流路を構成する流路構成面とされており、
前記遊技盤の前面と平行な面方向に関し、前記遊技球が流下可能となる流下可能領域が定められ、この流下可能領域の内側において、所定の装飾部が前記遊技盤に取り付けられるようにして設けられると共に、当該装飾部の一部が前記流下可能領域の外部に及んで配置され、かつ当該装飾部の少なくとも一部において、前記流路構成透明板が形成されていない非形成領域を介して前記流路構成面より前方に突出する突出装飾部が設けられ、
さらに、前記流路構成透明板の前方をカバーする前方透明板が設けられており、この前方透明板には、少なくとも一部が前方側へ曲がる形状をなす非平坦部が、前記突出装飾部をカバーするように設けられていることを特徴とする遊技機。
前記盛り上がり部は、前記平坦部と接続されてこの平坦部よりも前方位置に盛り上がるように構成されていることを特徴とする手段59又は手段60に記載の遊技機。
この平坦部は、前記盛り上がり部の周囲において全周にわたって設けられていることを特徴とする手段59ないし手段61のいずれかに記載の遊技機。
前記変位部は、前記駆動手段により、前記流路構成面の前方位置において変位するように制御されることを特徴とする手段76又は手段77に記載の遊技機。
この表示装置周囲部品は、前記流下可能領域の内部から外部にまで及ぶ構成をなし、かつ少なくとも一部が前記突出装飾部として構成されて前記流路構成面の前方に突出していることを特徴とする手段50ないし手段78のいずれかに記載の遊技機。
そのキャラクター部は、前記流下可能領域の内部から外部にまで及ぶ構成をなし、かつ少なくとも一部が前記突出装飾部として構成されて前記流路構成面の前方に突出することを特徴とする手段50ないし手段83のいずれかに記載の遊技機。
前記遊技盤は、前記流下可能領域の内部において、前記装飾部の一部を進入可能とする取付け用の内部配置孔が形成され、他方、前記流下可能領域の外部において前記内部配置孔とは異なる取付け用の外部配置孔が形成されることを特徴とする手段50ないし手段89のいずれかに記載の遊技機。
前記装飾部は、この配置孔に一部を進入させる形態にて前記流下可能領域の内部から外部に及ぶよう配置され、かつ、当該装飾部によって流路底部及び流路側部が構成される形態にて遊技球を通過させるための流路が構成されていることを特徴とする手段50ないし手段89のいずれかに記載の遊技機。
前記装飾部は、前記所定の枠に隣接して配置され、かつ前記非配置領域を介して前記所定の枠によって囲まれる領域の内部から外部にかけて延出した構成をなしており、
さらに、当該装飾部の内部において遊技球が通過可能となる内部流路が設けられ、当該装飾部の配置領域においては、前記内部流路の側縁が前記流下可能領域の境界をなすことを特徴とする手段50ないし手段91のいずれかに記載の遊技機。
前記流路構成透明板の裏面の少なくとも一部が、前記遊技盤の盤面と対向して前記流路を構成する流路構成面とされており、
前記遊技盤の中央部付近から前記遊技盤の端部付近にまで渡って連続したデザインをなすように、当該遊技盤において所定の装飾部が配置され、かつ当該装飾部の少なくとも一部において、前記流路構成透明板が形成されていない非形成領域を介して前記流路構成面より前方に突出する突出装飾部が設けられ、
さらに、前記流路構成透明板の前方をカバーする前方透明板が設けられており、この前方透明板には、少なくとも一部が前方側へ曲がる形状をなす非平坦部が、前記突出装飾部をカバーするように設けられていることを特徴とする遊技機。
一方、前記装飾部の外部右側において遊技球が流下可能となるように、遊技球の外部流路が構成され、当該外部流路の流路側部において、第2の衝突緩衝部材が配置されていることを特徴とする手段105及び手段106に記載の遊技機。
請求項3(手段100)の構成によれば、従来において遊技領域内のみに設けられていた(即ち、遊技盤において中央部及びその周りの一定範囲内に設けられていた)装飾部を、上記のように遊技盤の中央部付近から遊技盤の端部付近にまで渡って連続したデザインをなすように配置できるため、構成的に斬新でインパクトの極めて強い構成が実現する。さらに一部を流路構成面より突出させて突出装飾部として構成すれば、今までになく装飾性が極めて高い構成となり、さらに、流路構成透明板が設けられない非形成領域を介して突出装飾部が流路構成面の前方に突出し、その突出部に対応して非平坦部が設けられているため、突出装飾部をより一層前方に突出させ易く、突出装飾部による装飾を引き立たせることができる。
本発明の実施形態1を図1ないし図6を参照しつつ説明する。
図1は、実施形態1に係る遊技機における遊技盤構成を概念的に例示する斜視図であり、図2は図1の正面図であり、図3はその遊技機の遊技盤構成を概念的に説明する説明図である。また、図4は、図2のガラス扉枠の裏側構成を概念的に例示する概念図である。図5は実施形態1における装飾部の配置構成を説明する説明図である。また、図6は図4のガラス扉枠に関しその変形例を概念的に例示するものである。
次に装飾部について説明する。
図2ないし図5に示すように、本実施形態に係るパチンコ機1において、遊技領域90(図3、図5参照)内に所定の装飾部55が配置されており、この装飾部55が遊技領域90の外部に及ぶように構成されている。装飾部55は遊技領域90の右上部において、遊技領域90の外部に延出する構成をなしており、装飾部55の全体が遊技領域90の中央付近から遊技領域90の右上の外部にわたって配置されている。具体的には、装飾部55の一端が遊技領域90における左側領域(遊技領域を左右に二分した場合の左側の領域)に配置されており、他端が遊技領域90の右側領域(遊技領域を左右に二分した場合の右側の領域)外部に配置され、極めて大きく、インパクトのある構成をなしている。
次に、図7を参照し、実施形態2について説明する。
図7(A)は実施形態2の要部構成を断面にて説明する図であり、図5を変形した図である。また、(B)は遊技盤7を抜き出して示す図である。実施形態2でも、実施形態1と同様に流路構成透明板が形成されていない非形成領域(凹部51A)を介して突出装飾部55fが流路構成面(板面51B)より前方に突出し、突出装飾部55fに対応する位置において前方透明板(前方ガラス52)に、当該突出装飾部55fをカバーするように前方に凸となる凸状部52B(非平坦部)が設けられている。さらに実施形態2に係る装飾部55は、複数の部品が連なる装飾をなすように構成されており、内部配置孔7bに取り付けられる内部取付部品(即ち遊技領域配置部59)と外部配置孔7cに取り付けられる部品(延出部60)とが別々の部品によって構成されている点が実施形態1と異なっている。いわば、図5の構成において、装飾部55を複数に分割させた構成(遊技領域配置部59と延出部60とに分割させた構成)とも言える。図7の構成でも、図5と同様に、レール22と装飾部55との間(即ちレール22と遊技領域配置部59との間)に溝状の流路54がレール22に沿って形成されている。
次に図8を参照しつつ実施形態3について説明する。
図8(A)は実施形態3の要部構成を断面にて説明する図であり、図5や図7を変形した図である。また、(B)は遊技盤7を抜き出して示す図である。実施形態3でも、実施形態1、2と同様に流路構成透明板が形成されていない非形成領域(凹部51A)を介して突出装飾部55fが流路構成面(板面51B)より前方に突出し、突出装飾部55fに対応する位置において前方透明板(前方ガラス52)に、当該突出装飾部55fをカバーするように前方に凸となる凸状部52B(非平坦部)が設けられている。さらに、本実施形態では、複数の部品により装飾部55が構成され、その複数の部品が、所定距離だけ離れて配置されている。具体的には図8のように、内部配置孔7bに取り付けられる遊技領域配置部59(内部取付部品)と、外部配置孔7cに取り付けられる延出部60(外部取付部品)が盤面方向において所定距離を隔てて配置される構成を例示している。図8の例では、遊技領域配置部59と延出部60との間に流路54が形成されており、流路54の一部、或いは大部分を露出させる構成となっている。さらに、図8では、内部取付部品たる遊技領域配置部59と外部取付部品たる延出部60との間にレール22が配置され、遊技領域配置部59(内部取付部品)の一部は、遊技盤7の盤面に沿って板状にレール側に延出するレール側延出部59aを有している。ここでは、そのレール側延出部59aの外面において、周囲(即ち、装飾部55においてレール側延出部59aの両側に位置する部分)と連なる装飾が施されており、装飾が施される部分を太線部Fにて例示している。
次に図9及び図10を参照しつつ実施形態4について説明する。
図9は、実施形態4に係る遊技機に関し、窓枠3cの内縁形状が略矩形形状をなす遊技機について例示するものであり、図10は、その窓枠の内縁付近、前方ガラス52、及び遊技盤上の構成を概念的に示すものである。図10に示すように、実施形態4でも、実施形態1ないし3と同様に流路構成透明板が形成されていない非形成領域(凹部51Aの内側領域)を介して突出装飾部55fが流路構成面(板面51B)より前方位置に突出し、突出装飾部55fに対応する位置において前方透明板(前方ガラス52)に、当該突出装飾部55fをカバーするように前方に凸となる凸状部52B(非平坦部)が設けられている。
次に実施形態5について図11ないし図18を参照しつつ説明する。
本実施形態でも実施形態1ないし4と同様に流路構成透明板が形成されていない非形成領域(凹部51Aの内側領域)を介して突出装飾部55fが流路構成面(板面51B)より前方位置に突出し、突出装飾部55fに対応する位置において前方透明板(前方ガラス52)に、当該突出装飾部55fをカバーするように前方に凸となる凸状部52B(非平坦部)が設けられている。さらに本実施形態では、キャラクター部が、動作態様、表示態様等の態様が変化するように構成されている点が第1実施形態等と異なり、それ以外の構成については上記実施形態とほぼ同様の構成をなすため、その相違点について重点的に説明する。なお、本実施形態の要部構成は、上記又は下記のいずれの実施形態にも付加することができる。
次に実施形態6について図19ないし図27を参照しつつ説明する。
まず、図19ないし図24を参照し、本実施形態の一例を説明する。図19は、本実施形態に係る遊技機を模式的に示す斜視図、図20はその正面図であり、図21はガラス扉枠の裏側構成を説明する説明図、図22は、遊技盤構成を説明する説明図、図23は図22のD−D断面付近を概念的に示す概念図、図24は、図23について扉が開いた状態を示す図である。
<実施形態7>
次に図28を参照して実施形態7について説明する。図28は、図23を変形した構成を示すものである。本実施形態でも、上記実施形態と同様に流路構成透明板が形成されていない非形成領域(後方ガラス51の側部(即ち後方ガラスの端縁51Gの外側部分))を介して突出装飾部55fが流路構成面(板面51B)より前方に突出し、突出装飾部55fに対応する位置において前方透明板(前方ガラス52)に、当該突出装飾部55fをカバーするように前方に凸となる凸状部52Bが設けられている。また、実施形態6と同様に、流路構成透明板たる後方ガラス51の外部領域が非形成領域とされており、この後方ガラス51の側方位置において突出装飾部55fが流路構成面の前方に突出している。また、後方ガラス51の端縁51Gより外側の位置において突出装飾部55fが前方に突出しており、前方ガラス52は、後方ガラス51よりも板面サイズが大きく、後方ガラス51と、その側方位置に配置される突出装飾部55fとの双方の前方をカバーするように前方ガラス52が配置されている。また、非形成領域は、遊技領域90の内外のうち、外部にのみ設けられており、突出装飾部55fは遊技領域90の外部においてのみ流路構成面の前方に突出する構成をなしている。
上記実施形態では、レール等の所定の枠によって環状に囲まれるようにして遊技領域が構成されるものについて例示したが、いずれの実施形態においても、所定の枠(図30の例ではレール22)と装飾部55を盤面方向において隣接させて配置し、装飾部55と所定の枠によって遊技盤上を環状に取り囲むようにしてもよい。図30の構成は、レール22によって大部分が囲まれるが、一部においてこのようなレール22が設けられていないため、上述したように、その設けられない領域(非配置領域(後述するP1,P2の間の領域))において、当該非配置領域の側方のレール22に沿って遊技領域の仮想的な境界が設定される。図30の例では、非配置領域の両側方のレール22が略同一の曲率をなす円弧状に構成されており、その曲率と略同一のカーブを描いて遊技領域の仮想的な境界が設定される。図30の例では、隣接するレール22の側面に沿って滑らかに連なるように装飾部55の内部壁面(具体的には延出部60の側面60f)が構成されており、この内部壁面が遊技領域90の境界とほぼ一致している。また、延出部60と遊技領域配置部59との間には、その内部壁面を流路側面とするように遊技球の流路54(内部流路)が構成されている。また、図29、図30では装飾部55内に形成された流路54が、当該流路54に沿って形成されるスリット55cを介して露出する構成をなしている。
次に実施形態9について図31ないし図34を参照しつつ説明する。
図31は本実施形態の一例を概念的に示す斜視図、図32は図31の遊技機を正面から見た構成について遊技盤構成と共に概念的に説明する説明図である。図33は、本実施形態の要部について説明する説明図である。図34は図31の遊技機におけるガラス扉枠3の裏側構成について説明する説明図である。
上記実施形態では、遊技領域と流下可能領域とがほぼ同じ場合について示したが、実施形態10では、遊技領域と流下可能領域とが若干異なる構成をなしている。なお、それ以外の構成については、上述した実施形態であって組み合わせ可能な構成であればいずれの実施形態も組み合わせて適用できる。図35は実施形態10の一例を概念的に示す正面図であり、図36は、図35の遊技機に関しガラス扉枠を開いた状態を概念的に示す図である。図37は図35の一部を拡大して示す拡大図である。本実施形態でも、上記実施形態と同様に、流路構成透明板が形成されていない非形成領域(凹部51Aの内部領域)を介して突出装飾部55fが流路構成面(板面51B)より前方に突出し、突出装飾部55fに対応する位置において前方透明板(前方ガラス52)に、当該突出装飾部55fをカバーするように前方に凸となる凸状部52Bが設けられている。
次に実施形態11について図40ないし図45を参照しつつ説明する。実施形態11では、装飾部55の内部において遊技球の流路が構成されていない場合について説明する。なお、本実施形態でも、上記実施形態と同様に、流路構成透明板が形成されていない非形成領域(凹部51Aの内部領域)を介して突出装飾部55fが流路構成面(図36と同様の板面(図36の板面51B参照))より前方に突出し、突出装飾部55fに対応する位置において前方透明板(前方ガラス52)に、当該突出装飾部55fをカバーするように前方に凸となる凸状部52Bが設けられている。なお、それ以外の構成については、上述した実施形態であって組み合わせ可能な構成であればいずれの実施形態も組み合わせて適用できる。
次に実施形態12について図46ないし図49を参照しつつ説明する。図46は実施形態12の一例を概念的に示す正面図、図47はその遊技盤構成を示す図である。図48は図46の変形例を示し、図49は図48とは異なる変形例を示している。実施形態12においても、図46及び図47に示すように、上記実施形態と同様に、遊技盤7の中央部付近から端部付近にまで渡って連続したデザインをなす装飾部55が配置されており、ここでも遊技盤7は矩形状に構成され、装飾部55は、この遊技盤7の角部付近にまで及んで配置されている。「遊技盤の中央部付近」「遊技盤の端部付近」「遊技盤の角部付近」の定義は先にも述べた通りである。なお、本実施形態でも、上記実施形態と同様に、流路構成透明板が形成されていない非形成領域(凹部51A)を介して突出装飾部55fが流路構成面(板面51B)より前方に突出し、突出装飾部55fに対応する位置において前方透明板(前方ガラス52)に、当該突出装飾部55fをカバーするように前方に凸となる凸状部52Bが設けられている。
次に実施形態13について図50及び図51を参照しつつ説明する。
実施形態13では、所定の枠(レール22)によって大部分が囲まれ、その一方で一部にその所定の枠が設けられない構成のものにおいて、その所定の枠が全体的に円形状に構成されていないものについて例示している。このような構成であっても図50、図51に示すように、レール22が配置されない非配置領域(P1,P2の間)を介して装飾部55を遊技盤7の中央部付近から端部付近にまで渡り、デザイン的に連続するように配置できる。なお、図50はこのような構成において装飾部55内に内部流路54aが設けられた構成を示しており、流下可能領域の内外に渡って装飾部55がデザイン的に連続して配置されている。また、本実施形態でも、上記実施形態と同様に、流路構成透明板が形成されていない非形成領域(凹部51A)を介して突出装飾部55fが流路構成面(板面51B)より前方に突出し、突出装飾部55fに対応する位置において前方透明板(前方ガラス52)に、当該突出装飾部55fをカバーするように前方に凸となる凸状部52Bが設けられている。
次に、図52、図53を参照し、実施形態14について説明する。実施形態10等の例では、衝突緩衝部材が装飾部55の周縁部に設けられた例について示したが、本実施形態ではそれとは異なる構成を例示する。即ち、本実施形態では、装飾部55の内部領域において、遊技球の内部流路54aが構成されており、その内部流路54aにおいて、当該装飾部55の周縁部から所定距離隔てた位置において衝突緩衝部材たる返しゴム61が配置されている構成を例示している。即ち、換言すれば、装飾部55の内側に入りこんだ位置において返しゴム61が配置され、返しゴム61の配置位置の内側及び外側に渡って装飾部55が配置されている。なお、本実施形態でも、上記実施形態と同様に、流路構成透明板が形成されていない非形成領域(凹部51A)を介して突出装飾部55fが流路構成面(板面51B)より前方に突出し、突出装飾部55fに対応する位置において前方透明板(前方ガラス52)に、当該突出装飾部55fをカバーするように前方に凸となる凸状部52Bが設けられている。
次に実施形態15について説明する。実施形態15の構成は、上記実施形態において、装飾部55の内部に内部流路を備える構成であればいずれにも適用できるものである。具体的には、図54、図55に示すように、装飾部55内に構成された内部流路54aにおいて、遊技球に流下に影響を与える釘部材62(金属製の釘であっても樹脂製の釘であってもいずれでもよい)が配置されており、遊技盤7の板面上の構成と同様に遊技球の流下が釘の影響を受けるように構成されている。また、遊技球が進入可能となる入賞口63が配置されている。具体的な一例を述べると、図55に示すように、装飾部55の一部において内部流路54aが構成されており、その内部流路54aでは、釘部材62が装飾部55に固定若しくは一体形成されている。
次に図56ないし図60を参照し、実施形態16について説明する。
実施形態16でも、上記実施形態と同様に、装飾部55における突出装飾部55fの前方をカバーする前方透明板(即ち前方ガラス52)において、突出装飾部55fの前方位置に、この突出装飾部55fをカバーする凸状部52Bが凸状に設けられた構成をなし、さらに凸状部52Bは、少なくとも前方透明板(前方ガラス52)の周縁部に位置する構成をなし、この前方透明板(前方ガラス52)における凸状部52Bの配置領域において、前方透明板(前方ガラス52)の周縁部が前方に盛り上がる構成をなしている。そして、図56、図57に示すように、前方ガラス52は、流路構成面と平行に構成される平坦部52Aを有すると共に、凸状部52Bは、この平坦部52Aよりも前方に凸となるように構成されている。
次に図61を参照して実施形態17について説明する。実施形態17は、図49を変形した構成を示すものであり、図49と同様に遊技盤7上に「所定の枠」としてのレール22が略環状に配置され、かつ遊技盤7の端部付近を部分的に枠内に包囲するようにこのレール22が配設された構成をなし、装飾部55がレール22の枠内において、遊技盤7の中央部付近から遊技盤7の端部付近にまで渡って連続したデザインをなすように配置されている。本実施形態ではさらに、装飾部55の内部領域において、遊技球の内部流路54aが構成されており、その内部流路において、当該装飾部の周縁部から所定距離隔てた位置において衝突緩衝部材(返しゴム61a)が配置されている。一方、装飾部55の外部右側において、遊技球の外部流路54bが構成され、外部流路54bの流路側部において、第2の衝突緩衝部材としての返しゴム61bが配置されている。これにより、装飾部55において、その外部及び内部にそれぞれ遊技球の流路を構成することができて流下のバリエーションを増やすことができ、その一方で、装飾部55の外部及び内部でそれぞれ遊技球の衝突を受けることができ、それぞれの流路において衝撃の緩衝を図ることが可能となる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態は、表示画面が全て遊技領域内に収まる構成を例示したが、表示画面の一部が遊技領域外部に配置される構成、即ち、表示画面が遊技領域の内部から外部に跨るように配置される構成であってもよい。
(2)上記実施形態では、表示画面が遊技盤の盤面とほぼ平行に配置される構成を例示したが、表示画面が遊技盤の盤面に対して傾斜した構成をなすようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、表示装置の周囲に配置される表示装置周囲部品が装飾部として構成されるものを例示したが、これ以外の装飾部を遊技領域の内部から外部へ延出させてもよい。例えば、装飾部は役物を構成する役物構成部品としてもよく、この役物構成部品の一部が延出される形態にて延出部が構成されるようにしてもよい。また、遊技盤に配置される入賞装置において、当該入賞装置を構成する部品の一部分を遊技領域外部へ延出させてもよい。
(4)上記実施形態では、遊技領域の右上部に延出部が設けられた構成を示したが、延出部の位置はこれに限定されない。例えば、左上部や右下部、左下部などであってもよい。或いは、遊技領域の側部や上部、下部などであってもよい。
(5)上記実施形態では、表示画面の中心が、遊技領域のほぼ中心位置よりも延出部寄りにずれた位置となるように構成されるものを例示したが、これ以外であってもよい。
(6)上記実施形態では、前方透明板及び流路構成透明板を両方ともガラス部材により構成したが、これに限られない。例えば、前方透明板を樹脂部材により構成し、一方、流路構成透明板をガラス部材によって構成することができる。このようにすれば、流路構成透明板については傷等が生じにくいガラス部材によって構成され、前方透明板については加工し易い樹脂部材によって構成されることとなる。また、前方透明板及び流路構成透明板の双方を樹脂部材によって構成してもよい。
(7)上記実施形態では、平坦部と凸状部が1枚板によって構成されるものを例示したが、凸状部は前記平坦部に接合されていてもよい。
5…表示装置
5a…表示画面
7…遊技盤
7a…配置孔(配置孔)
7b…内部配置孔(配置孔)
7c…外部配置孔(配置孔)
7d…盤面
21…制御装置(キャラクター部態様制御手段)
22…レール(所定の枠)
51…後方ガラス(流路構成透明板)
51A…凹部
51B…後方ガラスの板面(流路構成面)
51D…貫通孔
51G…後方ガラスの端縁
52…前方ガラス(前方透明板)
52A…平坦部
52B…凸状部(非平坦部,盛り上がり部)
54…流路
54a…内部流路
55…装飾部(表示装置周囲部品、キャラクター部)
55f…突出装飾部
60…延出部
60C…縁部カバー
90…遊技領域
91…流下可能領域
F…装飾が施される部分
Claims (3)
- 遊技盤上において所定の枠によって囲まれることにより遊技領域が構成された遊技機において、
前記遊技盤の前方において遊技球の流路を構成する流路構成透明板が設けられると共に、この流路構成透明板の裏面の少なくとも一部が、前記遊技盤の盤面と対向して流路を構成する流路構成面とされており、
前記遊技領域内において前記遊技盤に取り付けられるように設けられた1又は複数の部品からなる所定の装飾部の一部が、前記遊技領域の外部に及んで配置され、かつ当該装飾部の少なくとも一部において、前記流路構成透明板が形成されていない非形成領域を介して前記流路構成面より前方に突出する突出装飾部が設けられ、
さらに、前記流路構成透明板の前方をカバーする前方透明板が設けられており、この前方透明板には、少なくとも一部が前方側へ曲がる形状をなす非平坦部が、前記突出装飾部をカバーするように設けられていることを特徴とする遊技機。 - 遊技盤と、この遊技盤の前方に配置された流路構成透明板とによって前後方向が挟まれるように遊技球の流路が構成された遊技機であって、
前記流路構成透明板の裏面の少なくとも一部が、前記遊技盤の盤面と対向して前記流路を構成する流路構成面とされており、
前記遊技盤の前面と平行な面方向に関し、前記遊技球が流下可能となる流下可能領域が定められ、この流下可能領域の内側において、所定の装飾部が前記遊技盤に取り付けられるようにして設けられると共に、当該装飾部の一部が前記流下可能領域の外部に及んで配置され、かつ当該装飾部の少なくとも一部において、前記流路構成透明板が形成されていない非形成領域を介して前記流路構成面より前方に突出する突出装飾部が設けられ、
さらに、前記流路構成透明板の前方をカバーする前方透明板が設けられており、この前方透明板には、少なくとも一部が前方側へ曲がる形状をなす非平坦部が、前記突出装飾部をカバーするように設けられていることを特徴とする遊技機。 - 所定の遊技盤と、この遊技盤の前方に配置された流路構成透明板とによって前後方向が挟まれるように遊技球の流路が構成された遊技機であって、
前記流路構成透明板の裏面の少なくとも一部が、前記遊技盤の盤面と対向して前記流路を構成する流路構成面とされており、
前記遊技盤の中央部付近から前記遊技盤の端部付近にまで渡って連続したデザインをなすように、当該遊技盤において所定の装飾部が配置され、かつ当該装飾部の少なくとも一部において、前記流路構成透明板が形成されていない非形成領域を介して前記流路構成面より前方に突出する突出装飾部が設けられ、
さらに、前記流路構成透明板の前方をカバーする前方透明板が設けられており、この前方透明板には、少なくとも一部が前方側へ曲がる形状をなす非平坦部が、前記突出装飾部をカバーするように設けられていることを特徴とする遊技機。
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