JP2005211146A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技機の前方より視認可能となる視認可能部の周縁部、若しくはその周縁部の近傍に反射部を設け、斬新な態様を創出する。
【解決手段】 パチンコ機1は、遊技盤7と、この遊技盤7の前方において配置されたガラス51,52とを備え、後方ガラス51と遊技盤7との間で遊技球が流下可能に構成されている。さらに、ガラス51,52を保持する枠体83と、枠体83を保持すると共に、パチンコ機1の本体部に対し、開閉可能に構成されたガラス扉枠3とを備えている。そして、ガラス51,52において、当該パチンコ機1の前方より視認可能となる視認可能部の周縁部の近傍に反射部101,102が配置されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、遊技機に関する。
従来、遊技機の一種として例えばパチンコ機が広く知られている。このようなパチンコ機等の遊技機では、遊技領域に配置される遊技部品(例えば、風車、装飾ランプ、表示装置など)に様々なデザインを施し、装飾効果を上げて遊技者の興味をなるべく引くように構成されている。
特開平6−134122号公報
ところで、従来の遊技機では、遊技盤に装飾部品を設けようとした場合、デザインを施すことのできるスペースはかなり限られており、遊技盤においてデザイン領域を大幅に拡大するようなことは限界があった。従って、限られた範囲においてデザインを施さねばならず、そのような制約があるがために装飾性を高めにくいものであった。特に、遊技盤には数多くの機能部品が配置されるため、遊技盤の前面(盤面)と平行な面方向に関しての配置領域を確保することは相当困難であり、結果的に当該面方向に関しての配置領域は狭くなりがちであり、斬新さの低下、ひいては興趣低下を招いていた。
一方、従来の遊技機では、絵柄等のデザインが施された装飾部品を見せるようにして遊技者の興味を引こうとしていたが、このような構成は広く行われており、単に絵柄等を見せるのみでは遊技者にインパクトを与えにくいという事情もあった。
本発明は上記のような事情に基づいてなされたものであって、デザインが施された領域以外を利用して拡張的装飾を行い、ひいては遊技機の装飾性を効果的に高めることを目的とする。
上記課題を解決するために有効な手段等を以下に示す。なお、必要に応じてその作用効果等についても説明する。
手段1.遊技盤と、この遊技盤の前方において当該遊技盤との間で遊技球の流路を構成するように配置された流路構成透明板とを備え、前記遊技盤と前記流路構成透明板との間で遊技球が流下可能に構成された遊技機であって、
前記流路構成透明板を保持する枠体と、
前記枠体を保持するように、若しくは前記枠体を備えて構成されると共に当該遊技機の本体部に対し、開閉可能に構成された透明板保持扉とを備え、
前記流路構成透明板は、前記透明板保持扉に構成された窓部を介して前方より一部が視認可能に構成され、当該流路構成透明板におけるその視認可能となる視認可能部の周縁部、又は前記視認可能部の周縁部の近傍に配置される部品の少なくともいずれかの部品に反射部が配置されており、
一方、前記遊技盤において前記反射部の近傍に所定のデザインが施されたデザイン部を有してなる装飾部品が設けられており、
当該遊技機を前方又は斜め前方から見た場合に、前記反射部に前記デザイン部の少なくとも一部が映るように構成されていることを特徴とする遊技機。
このようにすれば、装飾部品だけでなく、装飾部品と当該装飾部品が反射部に映されてなる鏡像とによって連携した装飾が可能となり、視認可能部の周縁付近の装飾を斬新なものとすることができる。
なお、本明細書を通して、遊技盤の前面(遊技盤の盤面)と直交する方向(即ち遊技機の奥行き方向)を前後方向とし、遊技者側を前側、遊技機裏側を後側とする。また、上下方向は、遊技者側から見た場合の遊技機の長手方向、左右方向は遊技機の短手方向とする。
本明細書を通して以下のように用語を定める。「前記枠体を保持するように、若しくは前記枠体を備えて構成される」とは、枠体を保持するように透明板保持扉が構成されていてもよく、枠体が透明板保持扉の一部として構成されていてもよいということである。また、「遊技機の本体部」は、遊技機において、透明板保持扉を除いた残りの部分を指すものとする。また、「視認可能部の周縁部の近傍に配置される部品」とは、視認可能部の周縁部と当接して又は所定距離隔てて隣接して配置される部品(例えば周縁部の後方や斜め後方に配置される部品等)などである。「反射部の近傍」とは、前方又は斜め前方から見た場合に少なくとも一部が反射部に映る程度に近い位置である。具体的には例えば、遊技盤の前面と平行な面方向に関して、反射部とが距離を隔てずに隣接する位置、あるいは当該面方向に関して反射部に映る程度に若干の距離を隔てて近接する位置などをいう。
また、本明細書を通して、「デザイン部」は、各種の模様、絵柄などの装飾が平面的に又は立体的に施された部分である。デザイン部は、各種分野におけるデザインを平面的又は立体的に模した構成とすることができ、具体的には、小説・漫画・映画・演劇・テレビ・或いはその他の分野において登場する人、動植物、乗物、その他のもの、シンボル、またはそのイメージ等を、平面的又は立体的に模した部分として構成することができ、特に、遊技機利用者において、周知、ないし著名な人物(芸能人等)、架空の人物(架空のキャラクター等)、動植物、その他のものを模した絵柄構成又はこれらを模した立体構成とすることができる。特に、デザイン部を意匠性に優れた構成とすると、装飾性、遊技性を効果的に高めうる構成となる。
手段2.遊技盤と、この遊技盤の前方において当該遊技盤との間で遊技球の流路を構成するように配置された流路構成透明板とを備え、前記遊技盤と前記流路構成透明板との間で遊技球が流下可能に構成された遊技機であって、
前記流路構成透明板を保持する枠体と、
前記枠体を保持するように、若しくは前記枠体を備えて構成されると共に当該遊技機の本体部に対し、開閉可能に構成された透明板保持扉とを備え、
前記流路構成透明板は、前記透明板保持扉に構成された窓部を介して前方より一部が視認可能に構成され、当該流路構成透明板におけるその視認可能となる視認可能部の周縁部の近傍において、所定のデザインが施されたデザイン部を有してなる装飾部品が前記遊技盤に設けられており、
前記装飾部品において反射部が設けられ、当該遊技機を前方又は斜め前方から見た場合に、前記反射部に前記デザイン部の少なくとも一部が映されるように構成されていることを特徴とする遊技機。
このようにすれば、反射部を備えるという装飾性の高い構成となり、その上、デザイン部が同一部品内の反射部に映されるという斬新な装飾部品構成となる。なお、手段2(請求項2)における「視認可能部の周縁部の近傍」とは、視認可能部の周縁部の後方や斜め後方など、周縁部に近い位置のことである。即ち、視認可能部の周縁部の後方に装飾部品の少なくとも一部が配置される構成、あるいは、周縁部からあまり距離を隔てない斜め後方に装飾部品の一部が配置される構成などが該当する。
手段3.前記反射部は、前記遊技盤に取り付けられる遊技盤取付部品に設けられていることを特徴とする手段1に記載の遊技機。
このようにすれば、反射部を設けやすい好適構成となる。手段3では、遊技盤取付部品が請求項1(手段1)でいう「視認可能部の周縁部の近傍に配置される部品」に相当することとなる。
手段4.前記遊技盤取付部品は前記装飾部品とは異なる第2装飾部品からなり、前記装飾部品における前記デザイン部のデザインが、前記第2装飾部品に設けられた前記反射部に映るように構成されていることを特徴とする手段3に記載の遊技機。
このようにすれば、反射対象の部品とは異なる第2装飾部品を利用して反射部を配置しやすい好適構成となる。
手段5.前記遊技盤において、前記遊技盤取付部品を挿入して配置するための配置孔が形成され、前記遊技盤取付部品は前記配置孔に一部を挿入する形態にて前記遊技盤に取り付けられており、
前記反射部は少なくとも一部が前記配置孔に挿入されて前記遊技盤の前面よりも後方側に配置されていることを特徴とする手段3又は手段4に記載の遊技機。
このようにすれば、より奥まった位置に反射部を配置できるため、スペース的な利点が大きい構成となる。
手段6.前記遊技盤において前記装飾部品を取りつけるための配置孔が形成されており、前記装飾部品は前記配置孔に一部を挿入する形態にて前記遊技盤に取りつけられており、
前記反射部は少なくとも一部が前記配置孔に挿入されて前記遊技盤の前面よりも後方側に配置されていることを特徴とする手段2に記載の遊技機。
このようにすれば、より奥まった位置に反射部を配置できるため、スペース的な利点が大きい構成となる。
手段7.前記反射部は前記遊技盤の前面よりも後方側から前方側にまで及んで配置されていることを特徴とする手段5又は手段6に記載の遊技機。
このようにすれば、スペース的な制約の大きい遊技盤においてより広範囲に反射部を配置できる好適構成となる。
手段8.前記反射部は、少なくとも前記遊技盤に取り付けられる遊技盤取付部品以外の部品に設けられており、
前記デザイン部のデザインが前記反射部に映されるように構成されていることを特徴とする手段1に記載の遊技機。
このようにすれば、遊技盤以外の部品を利用して反射部を配置することができ、遊技盤のスペースをとらずに反射部を配置できることとなる。
手段9.前記反射部は、少なくとも前記流路構成透明板とは別部品として構成されていることを特徴とする手段8に記載の遊技機。
このようにすれば、流路構成透明板に特別な加工を施さずとも別部品によって反射が行えることとなり、流路構成透明板を加工しにくい事情がある場合に都合のよい構成となる。
手段10.少なくとも前記枠体の一部が前記反射部として構成されていることを特徴とする手段1ないし手段9に記載の遊技機。
このようにすれば、いままで装飾に用いられていなかった枠体を装飾に利用できることとなり、斬新な枠体構成となる。また、視認可能部の周縁部に反射部を配置しやすい構成となる。
手段11.前記反射部は少なくとも前記枠体に取り付けられていることを特徴とする手段1ないし手段9に記載の遊技機。
このようにすれば、反射部と枠体とを別々に製造、管理したほうが良い場合に都合のよい構成となる。
手段12.前記反射部は前記枠体に着脱可能に取り付けられることを特徴とする手段11に記載の遊技機。
このようにすれば、必要に応じて反射部を着脱することができるため、使い勝手の良い構成となる。
手段13.前記枠体は前記流路構成透明板の周縁部において当該流路構成透明板を囲むように配置される一方、前記枠体の一部において、前記流路構成透明板の板面方向において当該流路構成透明板の端部よりも中央側に延出してなる延出部が設けられており、この延出部に前記反射部が設けられていることを特徴とする手段10ないし手段12のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、枠体を利用して視認可能部の周縁部に反射部を配置できる好適構成となる。
手段14.前記延出部は、前記遊技盤の前面と平行な面方向において、前記視認可能部の外縁よりも内側に延出し、当該延出部において前記視認可能部の外縁よりも内側の視認可能な位置に前記反射部が設けられていることを特徴とする手段13に記載の遊技機。
このようにすれば、前方から見て反射部が明確に確認できる位置となり、遊技者が見る角度の影響をあまり受けず反射部が確認しやすくなる。なお、透明板が複数設けられるような構成のものにおいては、また、全ての透明板の視認可能部の外縁よりも内側に延出するように延出部を構成してもよい。
手段15.前記延出部において前記視認可能部の外縁よりも内側に延出した部分が、前記視認可能部の周縁部付近において環状に配置されていることを特徴とする手段14に記載の遊技機。
このようにすれば、枠体を利用して視認可能部の周縁部全周にわたって反射部を配置しやすい好適構成となる。
手段16.前記流路構成透明板における前記視認可能部は円形に構成され、前記反射部は、その円形の前記視認可能部の半径方向に関して中心側から外側に向かうにつれ外面が次第に前方側に位置するように構成されていることを特徴とする手段13ないし手段15のいずれかに記載の遊技機。
このように反射部の外面が半径方向に関して中心側から外側に向かうにつれ次第に前方側に位置するように構成すれば、遊技盤側の部品を映しやすい構成となり、遊技盤側の部品と反射部との連携した装飾が可能となる。
手段17.前記延出部における前記流路構成透明板の中央側の側面は、周状に配置されており、かつ後方側から前方側につれて径が広くなるすり鉢状に構成されていることを特徴とする手段13ないし手段16のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、視認可能部の周縁全周にわたって遊技盤側の部品を映しやすい構成となり、極めて装飾効果が高い構成となる。
手段18.少なくとも前記流路構成透明板における前記視認可能部の周縁部が、少なくとも部分的に前記反射部として構成されていることを特徴とする手段9ないし手段17のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、流路構成透明板を反射部として利用できるため、部品点数をあまり増やすことなく斬新な構成を実現できる。また、あまり込み入った構成とならず、すっきりとまとまる構成を実現できる。
手段19.前記流路構成透明板における前記視認可能部の周縁部がメッキ加工されて前記反射部として構成されていることを特徴とする手段18に記載の遊技機。
このようにすれば、流路構成透明板に反射部を設けやすい好適構成となる。流路構成透明板をガラス部材によって構成する場合には、鏡と同様の構成(例えば銀メッキ等を用いが構成)により反射部を構成できる。また、樹脂部材によって構成する場合には樹脂用のメッキ加工を施すことができる。
手段20.前記流路構成透明板における前記視認可能部の周縁部に反射部材が接合され、当該反射部材が前記反射部として構成されていることを特徴とする手段18に記載の遊技機。
このようにすれば、流路構成透明板と反射部材とを別々に製造、管理したほうが良い事情がある場合に都合のよい構成となる。なお、手段20のものとして、具体的には流路構成透明板と反射部材とを接着剤等の接着媒体などにより接合できる。
手段21.前記反射部は、少なくとも前記視認可能部の周縁部、若しくは少なくとも前記視認可能部の周縁部の近傍において、前記視認可能部を囲むように環状に配置されていることを特徴とする手段8ないし手段20のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、視認可能部の全周にわたって装飾がなされることとなり、装飾効果が一層高まる。
手段22.前記流路構成透明板の前方において前方透明板が設けられており、前記枠体はこれら流路構成透明板と前方透明板の周縁部を保持可能に構成されていることを特徴とする手段8ないし手段21のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、2枚の透明板を保持する枠体を利用して反射部を配置できるため、位置的に配置しやすい構成となり、かつ部品点数をそれほど多くせずに斬新な構成が可能となる。
手段23.前記前方透明板と前記流路構成透明板は、前後方向において所定距離隔てて配置されており、前記反射部は、前記枠体の一部において、前記前方透明板と前記流路構成透明板との間に挟まれて配置されていることを特徴とする手段22に記載の遊技機。
このようにすれば、手段22の効果に加え、前方透明板と流路構成透明板の間の空間を利用して効果的な配置がなされるため、スペース的な制約が多い遊技機において、視認可能部の周縁部に反射部を配置する上での極めて有効な構成となる。
手段24.前記枠体は前記前方透明板及び前記流路構成透明板の周縁部において両透明板を囲むように配置される一方、前記枠体の一部において、前記遊技盤の前面と平行な面方向において両透明板の端部よりも両透明板の中央側に延出してなる延出部が設けられており、この延出部に前記反射部が設けられていることを特徴とする手段22又は手段23に記載の遊技機。
このようにすれば、手段22の効果に加え、枠体に反射部を配置する上での具体的な好適構成となる。
手段25.前記延出部は、前後方向において前記前方透明板と前記流路構成透明板に挟まれた位置に配置され、かつ両透明板の中央側に向けて延出した構成をなすことを特徴とする手段24に記載の遊技機。
このようにすれば、枠体の延出部を利用して簡易に反射部を配置でき、かつ、前方透明板と流路構成透明板の間の空間を利用して効果的な配置がなされるため、スペース的な制約が多い遊技機において、視認可能部の周縁部に反射部を配置する上での極めて有効な構成となる。
手段26.前記延出部は、前記流路構成透明板の後方において前記中央側に向けて延出していることを特徴とする手段24に記載の遊技機。
このようにすれば、枠体の延出部を利用して簡易に反射部を配置でき、かつ反射部を遊技盤により近い位置に配置できるため、遊技盤側の部品との連携をもたせやすい構成となる。
手段27.少なくとも前記前方透明板において視認可能となる前方透明板視認可能部の端部付近が前記反射部として構成されていることを特徴とする手段22ないし手段26のいずれかに記載の遊技機。
このように前方透明板視認可能部の端部付近に反射部を配置すれば、前方透明板の周囲を効果的に装飾できると共に、遊技者により近い側に反射部が設けられることとなり、反射部自体のデザインをより遊技者に印象付けやすくなる。
手段28.少なくとも前記流路構成透明板において視認可能となる流路構成透明板視認可能部の端部付近が前記反射部として構成されていることを特徴とする手段22ないし手段27のいずれかに記載の遊技機。
このように流路構成透明板視認可能部の端部付近に反射部を配置するように構成すれば、流路構成透明板の周囲を効果的に装飾できると共に、遊技盤との連携をとりやすい構成となる。
手段29.前記透明板保持扉は、前後方向に貫通した開口部を備えて前記窓部が構成されると共に、当該開口部の後方において前記流路構成透明板が配置されており、当該遊技機は、前記開口部及び前記流路構成透明板を介して前記遊技盤及び当該遊技盤に取り付けられる遊技盤取付部品が前方より視認されるようになっており、
前記開口部において前記反射部が設けられていることを特徴とする手段8ないし手段28のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、透明板保持扉の開口部周囲を効果的に装飾できて斬新な透明板保持扉が実現する。
手段30.前記開口部において前記視認可能部を環状に取り囲むように前記反射部が設けられていることを特徴とする手段29に記載の遊技機。
このようにすれば、開口部全周にわたって反射部が設けられるため、極めて斬新でインパクトのある装飾態様となる。
手段31.前記反射部は、複数の部品にそれぞれ設けられており、
それら複数の反射部に前記デザイン部が映るように構成されていることを特徴とする手段1ないし手段30のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、装飾部品による装飾効果が複数の部品に渡って拡張されることとなり、より一層装飾性が高くなる。即ち、手段1(請求項1)の構成でいえば、視認可能部の周縁部又は前記周縁部の近傍に配置される複数部品にそれぞれ反射部を配置することができる。手段2(請求項2)の構成でいえば、所定の装飾部品と、当該装飾部品以外の部品とにそれぞれ反射部を設けることができる。
手段32.前記デザイン部は、表面が平坦またはほぼ平坦な形状をなす平坦部を有してなり、
一方、前記反射部は少なくとも一部の反射面が平坦に構成されており、
その平坦に構成された反射面と、前記平坦部の表面とが互いに傾斜して配置されており、前方もしくは斜め前方から見た場合に、前記デザイン部が前記反射部に映るように構成されていることを特徴とする手段1ないし手段31のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、デザイン部を反射部に映しやすい構成となる。
手段33.前記反射部において平坦に構成された反射面が、前記遊技盤の盤面に対して傾斜して配置されていることを特徴とする手段32に記載の遊技機。
このようにすれば、側方を映しやすい反射面構成となる。より具体的には、前記反射部において平坦に構成された前記反射面が前記デザイン部側に向くように、当該平坦な反射面を前記盤面に対して傾斜して配置することができる。この場合、前記平坦部の表面が、前記遊技盤の盤面に対して傾斜させて配置されるように構成されていてもよく、前記平坦部の表面が、前記遊技盤の盤面と平行となるように構成されていてもよい。
手段34.前記平坦部の表面は、前記遊技盤の盤面に対して傾斜して配置されていることを特徴とする手段32又は手段33に記載の遊技機。
このようにすれば斜め側方から把握されやすいデザイン部構成となるため、デザイン部のデザインが反射部に映りやすくなる。より具体的には、前記平坦部の表面が前記反射部側に向くように、当該平坦部の表面を前記盤面に対して傾斜させて配置することができる。
手段35.前記デザイン部は、立体的デザインが施された非平坦部を有してなり、この非平坦部が前記反射部に映されるように構成されていることを特徴とする手段1ないし手段34のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、立体的で装飾性の高いデザイン部構成となり、このデザインが反射部と連携した装飾をなすように機能することとなる。
手段36.前記装飾部品は、遊技盤の盤面よりも前方に突出するように遊技盤に取り付けられる突出部品からなり、当該突出部品の少なくとも一部が前記デザイン部として構成されることを特徴とする手段32ないし手段35のいずれかに記載の遊技機。
このように、突出部品の配置スペースや構成は遊技機上制約が大きく、あまり大きくしたり斬新さを強調することは難しいが、上記構成のように通常遊技盤に取り付けられて単体で機能する突出部品を反射部と連携させれば、突出部品を効果的に拡張でき、斬新さを強調することもできる。
なお、突出部品としては樹脂部品、金属部品、あるいは樹脂と金属が混在する混在部品などが挙げられる。
手段37.前記装飾部品は、前記遊技盤の前面部に貼り付けられる貼付部材によって構成され、
前記デザイン部は、当該貼付部材において描かれる描画部からなり、
前記描画部が前記反射部に映るように構成されていることを特徴とする手段32ないし手段35のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、構成的にあまり工夫を施しにくかったセル部材等の貼付部品を反射部によって拡張的に表示することができる。なお、貼付部材は遊技盤の前面に貼り付けられるセル部材や、当該セル部材などに貼付け可能な所定のシール部材などが挙げられる。
手段38.前記装飾部品は、前記デザイン部と、前記デザイン部が前記反射部に映されてなる鏡像とによって合成デザインが構成されることを特徴とする手段1ないし手段37のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、遊技盤に設けられた装飾部品を利用して視認可能部の周辺にデザインを施すことが可能となる。
手段39.前記デザイン部は、所定の全体デザインのうちのの少なくとも半分を構成する半分デザイン部分を有してなり、当該半分デザイン部分と、当該半分デザイン部分が前記反射部に映された鏡像とによって前記全体デザインに相当するデザインが構成されることを特徴とする手段38に記載の遊技機。
このようにすれば、遊技盤に半分のデザインを配置するのみでよいため、装飾部品の設置スペースを小さくすることができる。「全体デザインに相当するデザインが構成される」とは、装飾部品にて構成される半分デザイン部分と、その半分デザイン部分が反射部に映った像によりあたかも全体のデザインが構成されているように視認されるということである。
手段40.前記全体デザインは、所定の境界線に対して線対称となるものであり、
その対称線で二分されるうちの一方側の半分のデザインをなすように前記半分デザイン部分が構成されており、その半分デザイン部分の鏡像が、前記対称線で二分されるうちの他方側の半分のデザインをなし、それらが合成されて前記全体デザインが構成されることを特徴とする手段39に記載の遊技機。
このように、線対称に構成される全体デザインの半分に相当するものをデザイン部として構成し、残りの半分に相当するものを反射部として構成すれば、半分のみのデザインしか施されていなくても効率的に全体デザインが構成できることとなる。
なお、線対称となる全体デザインとしては実在する人物やキャラクター、或いは架空の人物やキャラクターの顔や体などが挙げられ、この場合「半分のデザイン」は、顔の半分、体の半分などとなる。これ以外にも、例えば乗り物(自動車、飛行機、宇宙船等)を正面から見たデザイン、左右対称の建築物のデザインなど様々なデザインが挙げられる。
手段41.前記デザイン部は、所定のキャラクターの一部分のデザインを有してなり、
このキャラクターの一部分のデザインと、当該一部分のデザインが前記反射部に映されてなる鏡像とにより、キャラクターのデザインが構成されることを特徴とする手段1ないし手段40に記載の遊技機。
このように遊技盤にキャラクター部の一部部分のデザインを配置し、当該デザインと鏡像とによってキャラクターのデザインを構成するようにすれば、遊技盤においてキャラクターの占めるスペースを抑制しつつ、効果的なキャラクター表示が可能となる。
手段42.前記デザイン部は、前記キャラクターの少なくとも顔の半分に相当するデザインが施されており、
その顔の半分に相当するデザインと、当該顔の半分に相当するデザインが前記反射部に映されてなる鏡像とによる合成デザインによって顔の装飾が構成されることを特徴とする手段41に記載の遊技機。
このようにすれば、遊技者にインパクトを与えやすいキャラクターの顔を遊技盤上のスペースをとりすぎることなく表示することができる。
手段43.前記遊技盤の盤面と平行な面方向に関し、前記反射部と前記デザイン部が近接して配置されていることを特徴とする手段1ないし手段42に記載の遊技機。
このようにすれば、装飾部品と鏡像とを連続性高く構成しやすくなる。
手段44.前記反射部と前記デザイン部とが前記面方向において隙間を隔てずに配置されていることを特徴とする手段43に記載の遊技機。
このようにすれば、面方向において反射部とデザイン部との連続が高い構成となり、ひいてはデザイン性に優れた構成となる。
手段45.前記反射部と前記デザイン部とが部分的に前後に重なるように配置されていることを特徴とする手段43又は手段44に記載の遊技機。
このようにすれば、反射部と装飾部品を隙間を隔てずに配置しやすい構成となる。
手段46.前記遊技盤に設けられた所定の枠により取り囲まれるようにして遊技領域が構成され、前記反射部は、前記遊技盤の盤面と平行な面方向に関し、当該遊技領域の外側領域のみに配置されていることを特徴とする手段1ないし手段45のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、遊技領域内に影響を与えずに反射が可能となる。
手段47.遊技盤に取り付けられる所定の枠によって囲まれるようにして遊技領域が構成されており、
前記装飾部品は、前記遊技領域の外部に配置される外部装飾部品からなり、当該外部装飾部品に設けられた前記デザイン部が、前記反射部に映されるように構成されていることを特徴とする手段1ないし手段46のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、反射部とデザイン部の装飾が相乗的に作用して、従来あまり目立たないものであった外部装飾部品を効果的に目立たせることができる。
手段48.遊技盤に取り付けられる所定の枠によって囲まれるようにして遊技領域が構成されており、
前記装飾部品は、前記所定の枠の一部を構成する枠構成部品からなり、当該枠構成部品に設けられた前記デザイン部が、前記反射部に映されるように構成されていることを特徴とする手段1ないし手段46のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、従来において装飾上あまり重要視されていなかった枠(レールに相当する部分)において、反射部とデザイン部の装飾が相乗的に作用することとなり、装飾性が高い枠構成となる。
手段49.遊技盤に取り付けられる所定の枠によって囲まれるようにして遊技領域が構成されており、
前記装飾部品は、前記遊技領域の内部に配置される内部装飾部品からなり、当該内部装飾部品に設けられた前記デザイン部が、前記反射部に映されるように構成されていることを特徴とする手段1ないし手段46のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、遊技者の注目を集めやすい内部装飾部品において、反射部とデザイン部の装飾が相乗的に作用することとなり、遊技機の装飾上重要な内部装飾部品を一層斬新なものとすることができる。
手段50.前記反射部は少なくとも一部が前記遊技領域の境界外側付近に配置され、一方、前記デザイン部は、前記遊技領域の内側境界付近に配置されて当該反射部に映されるように構成されていることを特徴とする手段1ないし手段46に記載の遊技機。
このようにすれば、遊技領域内に設けられたデザイン部による装飾の効果を、反射部を利用して遊技領域外部にまで拡張しやすい好適構成となる。
手段51.所定の表示を行う表示装置を有すると共に、前記装飾部品は、前記表示装置の近傍を装飾する表示装置近傍装飾部品からなり、
前記デザイン部は、前記表示装置近傍装飾部品の少なくとも一部をなすように構成されていることを特徴とする手段49又は手段50に記載の遊技機。
このようにすれば、一般的に遊技者の注目を集めやすい表示装置近傍装飾部品を一層斬新な装飾態様とすることができる。
手段52.前記装飾部品は、遊技領域の内部から外部にまで及ぶように構成され、
前記反射部は、前記遊技領域の外部に設けられており、
前記デザイン部は、少なくとも遊技領域の外部に配置されて前記反射部に映るように構成されていることを特徴とする手段1ないし手段46のいずれかに記載の遊技機。
このように装飾部品が遊技領域の内部から外部にまで及ぶように構成するという斬新な装飾部品構成をとりつつ、さらにデザイン部を遊技領域外の反射部に映すように構成すれば、斬新な装飾部品構成を採りつつも、遊技領域外において反射部とデザイン部の装飾を相乗的に作用させることができる。
手段53.前記装飾部品は、前記遊技盤に着脱可能に取り付けられる着脱可能部品からなることを特徴とする手段1ないし手段52のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、取付性に優れた装飾部品構成となる。
手段54.前記装飾部品は、発光部品を有してなり、当該発光部品による光が前記反射部によって反射するように構成されていることを特徴とする手段1ないし手段53のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、装飾部品の表面のデザインのみならず発光部品による光も反射部に映されることとなり、装飾性の高い鏡像(ひいては鏡像及び装飾部品の両方による装飾性の高い装飾態様)が実現する。
手段55.前記装飾部品は、変位可能に構成されるとともに前記デザイン部の少なくとも一部をなす変位部と、
前記変位部を駆動する駆動手段と、
前記駆動手段を制御する駆動制御手段とを有してなり、
前記変位部の変位が前記反射部に映されるように構成されていることを特徴とする手段1ないし手段54のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、変位部と、変位部が反射部に映されてなる鏡像とが共に動くこととなり、単に遊技盤上の部品が動く場合と比較して装飾性の高い構成となる。また、変位部をそれほど大きくせずとも、変位部の鏡像が補足的に装飾効果を発揮し、変位部の設置スペースの削減等に寄与する構成となる。
手段56.前記装飾部品の内部において、遊技球が通過可能となる内部流路が設けられており、前記内部流路を通る遊技球が前記反射部に映されるように構成されていることを特徴とする手段1ないし手段55に記載の遊技機。
このようにすれば、装飾部品の内部を通る遊技球が反射部に映ることとなるため、鏡像に動きが加わり、装飾性の高い鏡像となる。
手段57.前記反射部は、少なくとも一部の反射面が曲面状に構成されており、
その曲面状の反射面に前記デザイン部の少なくとも一部が映るように構成されていることを特徴とする手段1ないし手段56のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、デザイン部がそのまま映されるのではなく一風代わった斬新な反射態様となる。
手段58.前記反射部は、平坦に構成される第1反射面と、この第1反射面とは異なる第2反射面とを有することを特徴とする手段1ないし手段56のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、2つの反射態様が生じることとなり、装飾性を一層高めることができる。
手段59.前記第1反射面と前記第2反射面とが所定距離隔てて配置されていることを特徴とする手段58に記載の遊技機。
このようにすれば、所定距離隔てた異なる位置において2つの反射態様を生じさせることができる。
手段60.前記第1反射面と前記第2反射面とが互いに傾斜して配置されていることを特徴とする手段58又は手段59に記載の遊技機。
このようにすれば、第1反射面と第2反射面とで映り方が異なりやすくなる。
手段61.前記第1反射面と前記第2反射面とが段状に構成されていることを特徴とする手段59に記載の遊技機。
このようにすれば、一層斬新な反射態様となる。なお、手段61に記載のものにおいて、第1反射面と第2反射面との間に第3反射面を介在させるようにして段状に構成してもよい。
手段62.前記反射部は変位可能に構成されていることを特徴とする手段1ないし手段61に記載の遊技機。
このようにすれば、一層斬新な反射部構成となる。なお、より具体的には、手段62に記載のものにおいて、前記反射部を駆動する反射部駆動手段と、当該反射部駆動手段を制御する反射部駆動制御手段とを備えた構成とすることができる。そして、遊技状況に応じて反射部の駆動を制御すれば、遊技との関連性が高まり遊技の面白みを一層高めることができる。
請求項1の発明(手段1の発明)によれば、デザイン部だけでなく、デザイン部と当該デザイン部が反射部に映されてなる鏡像とによって連携した装飾が可能となり、視認可能部の周縁付近の装飾を斬新なものとすることができる。
請求項2の発明(手段2の発明)によれば、デザイン部だけでなく、デザイン部と当該デザイン部が反射部に映されてなる鏡像とによって連携した装飾が可能となり、視認可能部の周縁付近の装飾を斬新なものとすることができる。また、デザイン部が同一部品内の反射部に映されるため、双方の連携性が高い構成となる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図5を参照しつつ説明する。
図1は、実施形態1に係る遊技機を概念的に例示する斜視図、図2は図1の正面図、図3はその遊技機の遊技盤構成を概念的に説明する説明図である。また、図4は、図2の要部構成を概念的に示す拡大図、図5は要部断面構成を概念的に示す概念図である。
本実施形態に係る遊技機の一例たるパチンコ機1は、例えば遊技ホールに設置されたパチンコ島台のカウンタ台の上部にて複数横方向に並べられて設けられるものである。パチンコ機1は、図1及び図2に示すように、前部には前枠2が設けられ、さらにその前枠2にガラス扉枠3(ガラス扉枠3が本発明の透明板保持部に相当する)が取付けられている。
ガラス扉枠3は、縦軸の回動軸を有するヒンジ部81により前枠2(本体枠)に開閉可能に支持され、かつガラス(透明板に相当)が嵌め込まれた樹脂製の枠83(図5参照)を備えている。この枠83に二枚のガラス(前方ガラス52、後方ガラス51)が嵌め込まれてガラスユニットが構成されている。なお、枠83は樹脂製であってもよい。
図5に示すようにガラス扉枠3の後方には、図3のような構成をなす遊技盤7が配置されている。遊技盤7は、図3に示すように略円形の遊技領域90a(レール22に沿った境界90によって囲まれる領域)を有し、その遊技領域90aには第1種始動口4、特別表示装置(以下、単に「表示装置」ともいう)5及び大入賞口6が設けられている。第1種始動口4は遊技球の通路を備え、その通路入口に羽根4aが開閉可能に支持されている。表示装置5は、例えば図柄を動的に表示する図柄表示装置として構成できる。
図1及び図2に示すように、ガラス扉枠3の下部には、賞球が払い出される上受け皿3aが装着されている。また、前枠2の下方には下受け皿2aが装着されている。下受け皿2aは、前記上受け皿3aに入りきらない賞球や、上受け皿3aから球抜きした抜き球や、或いはファウル球等の余剰球を、余剰球出口から排出させて貯留させるものである。前枠2における下受け皿2aの右側方には遊技球を発射するための発射ハンドル17が回動操作可能に装着されている。発射ハンドル17に対応する前枠2の裏側にはモータ(図示せず)が装着されており、発射ハンドル17の回動操作によってモータか回動され、これにより打球杆(図示せず)が間欠動作されるとともに、前記発射ハンドル17の回動角度に応じた弾発力に調節される。従って、前記モータ及び打球杆等によって球発射装置が構成されている。
図2、図3に示すように、表示装置5は第1種始動口4の上方に設けられており、液晶ディスプレイ(LCD)からなる画面5aを備えている。画面5aには多種類の画像が表示されるが、その1つとして、図3のように、左図柄列8、中図柄列9及び右図柄列10が表示される。図柄列の数は前述したもの(3列)に限られず、1列、2列、4列以上であってもよい。各図柄列8乃至10は、数字、記号等からなる複数の図柄によって構成されている。
図3に示すように、表示装置5では、図柄列8乃至10での図柄変動が、遊技球の第1種始動口4への入賞により開始される。図柄変動は左図柄列8、右図柄列10、中図柄列9の順に停止されるが、これは一例にすぎず、別の順序で停止されてもよい。全ての図柄列8乃至10での図柄変動が停止したとき、表示されている図柄(以下「停止図柄」という)の組合せが、予め定められた組合せ(特定表示結果、以下「大当りの組合せ」という)、すなわち、同一種類の図柄が大当りラインに沿って並んでいるときの同図柄の組合せ(例えば、777)、となる場合がある。この停止図柄の組合せを、以下「大当り図柄」という。本実施形態では、大当りラインとして、水平方向へ延びるもの(上・中・下の3種類)と、斜め方向へ延びるもの(右下がり・左下がりの2種類)の合計5種類存在するが、これに限られない。例えば、大当りラインの数が1つであり、通常、「1ライン」と呼ばれているものであってもよい。そして、大当りの組合せが成立すると特別電動役物が作動し、遊技者にとって有利な特別遊技状態としての大当り遊技状態が到来し、より多くの賞球を獲得することが可能となる。
さらに、パチンコ機1は大当り遊技状態の発生に先立ちリーチ遊技状態となる。ここで、リーチ遊技状態とは大当り遊技状態の直前の状態をいい、例えば、列10での図柄変動が、大当りライン上において左図柄列8での停止図柄と同一種類の図柄で停止し、かつ、その後に中図柄列9での図柄変動が左右両図柄列8,10での停止図柄と同一種類の図柄で停止されれば最終的に大当りの組合せとなる状態を含む。また、図柄変動が停止すると、大当り遊技状態となる組合せで変動し、その図柄で停止されれば最終的に大当り遊技状態となる場合において、その変動中の状態もリーチ遊技状態に含まれる。これは、通常、全回転(全図柄)リーチと呼ばれているものである。
図3に示すように、大入賞口6は第1種始動口4の下方に設けられており、1つのVゾーン11、2つの通路12,13及びシャッタ14を備えている。シャッタ14は大入賞口用ソレノイド15(以下、単に「ソレノイド15」ともいう)により作動させられ、Vゾーン11及び通路12,13の各入口を開閉する。
図3に示すように、遊技盤7には、始動口用スイッチ18、Vゾーン用スイッチ19及びカウントスイッチ20が取付けられている。始動口用スイッチ18は、遊技球の第1種始動口4への入賞を検出する。Vゾーン用スイッチ19は遊技球のVゾーン11への入賞を検出し、カウントスイッチ20は遊技球の大入賞口6への入賞を検出する。また、各スイッチ18乃至20の検出結果に基づきソレノイド15及び表示装置5をそれぞれ駆動制御するために、制御装置21が設けられている。制御装置21は読出し專用メモリ(ROM)、中央処理装置(CPU)、ランダムアクセスメモリ(RAM)等を備えている。ROMは所定の制御プログラムや初期データを予め記憶しており、CPUはROMの制御プログラム等に従って各種演算処理を実行する。RAMはCPUによる演算結果を一時的に記憶する。尚、より詳細には、制御装置21は、パチンコ機1の主制御を行うメイン基板と、当該メイン基板からの信号によって各部を制御するための表示制御基板、音量調整基板、LED基板、払出し制御基板等の各種のサブ基板とを備えて構成されており、不正信号がメイン基板へ入力されることを防止するために、信号の伝送方向は、メイン基板からサブ基板への一方向のみとなっている。
CPUによる制御の1つとして、大当り遊技状態の発生確率を条件に応じて変動させる、いわゆる確率変動がある。具体的には、1/300程度の低確率で大当り遊技状態を発生させる低確率モードと、その約5倍である1/60程度の高確率で大当り遊技状態を発生させる高確率モードとが用意されており、大当り図柄の種類に応じて確率モードが切替えられる。すなわち、大当り図柄が、予め定められた特別図柄(例えば奇数図柄)であると高確率モードに設定され、予め定められた通常図柄(例えば偶数図柄)であると低確率モードに設定される。なお、低確率モードでの発生確率に対する高確率モードでの発生確率の倍数は、前述した値(約5)以外の値であってもよい。
次に反射部について説明する。
本実施形態では、図1ないし図5に示すように、透明板における遊技機1の前方より視認可能となる視認可能部51aの周縁部、若しくはその周縁部の近傍に反射部が配置されている。本実施形態に係る透明板は、遊技盤と対向して配置される流路構成透明板(具体的には後方ガラス51が流路構成透明板に相当する)と、その流路構成透明板の前方に配置される前方透明板(前方ガラス52が前方透明板に相当する)とを備えた構成をなしている。枠体83はこれら後方ガラス51及び前方ガラス52の周縁付近を保持可能に構成され、この周縁部の近傍において、枠体側反射部101(以下単に反射部101ともいう)、開口部側反射部102(以下単に反射部102ともいう)が設けられている。反射部101,102は例えば、鏡として構成されるか、若しくは金属部材や樹脂部材にメッキ加工を施されてなるものである。
前方ガラス52と後方ガラス51は、図5のように、前後方向において所定距離隔てて配置されており、枠体側反射部101は、枠体83の一部において、前方ガラス52と後方ガラス51との間に挟まれて配置されている。枠体83は、後方ガラス51の周縁部において両ガラス51,52を囲むように配置される一方、枠体83の一部において、遊技盤7の前面7d(即ち盤面)と平行な面方向(以下、盤面方向ともいう)において両ガラス51,52の端部よりも中央側に延出してなる延出部83aが設けられており、この延出部83aの先端部に枠体側反射部101が設けられている。延出部83aは、前後方向において前方ガラス52と後方ガラス51とに挟まれた位置に配置され、かつ両ガラス51,52の中央側に向けて延出した構成をなし、突出方向先端面が傾斜した形態をなしている。
本実施形態では、図5に示すように、前方ガラス52において視認可能となる前方透明板視認可能部52aの端部付近に反射部が配置されており、また、後方ガラス51において視認可能となる流路構成透明板視認可能部51aの端部付近にも反射部が配置されている。なお、本実施形態及び以降の実施形態を通して前方透明板視認可能部52aの境界を破線L1で概念的に示し、流路構成透明板視認可能部51aの境界を破線L2で概念的に示すものとする。従って、それぞれの透明板(即ち前方ガラス52、後方ガラス51)において、この破線L1,L2よりも透明板中心側の部位が、それぞれの透明板(即ち前方ガラス52、後方ガラス51)の視認可能部に相当する。反射部101,102は、視認可能部51a,52aの周縁部の近傍において、これら視認可能部を囲むように環状に配置されている。
また、図3のように遊技盤7に設けられた所定の枠(レール22が所定の枠に相当する)により取り囲まれるようにして遊技領域90aが構成されているが、反射部101,102は、遊技盤7の前面7d(盤面が遊技盤の前面に相当する)と平行な面方向に関し、当該遊技領域90aの外側領域のみに配置してもよく、内外の領域に跨るように配置してもよい。
また、図2ないし図4に示すように、反射部101,102は、遊技盤7の盤面(前面7d)及び/又は遊技盤7に取り付けられる部品を映す鏡面体として構成されており、図2ないし図4の例では、遊技盤7に取り付けられた装飾部品50を映す様子を例示している。具体的には、反射部101、102は装飾部を明瞭に映すミラーとして構成されている。図2、図4に示すように、ここでは、反射部101,102が、複数の部品(即ち枠体83とガラス扉枠3)においてそれぞれ設けられており、反射部101,102とガラス51,52とは別部品として構成されている。詳細には、枠体83の一部と、ガラス扉枠3の一部とがそれぞれ上述の枠体側反射部101、開口部側反射部102として構成されている。
次に、枠体及び枠体側反射部について説明する。
図2及び図5を参照して枠体83に関して具体的に述べると、枠体83は両ガラス51,52の周縁部においてこれら両ガラス51,52を囲むように配置されており、一方、枠体83の一部において、ガラス51,52の板面方向(ここでは遊技盤7の前面と平行な面方向と同じ)において両ガラス51,52の端部よりも中央側に延出してなる延出部83aが設けられており、この延出部83aに上述の枠体側反射部101が設けられている。なお、枠体側反射部101は枠体83と一体的に形成してもよく、枠体83に取り付けられるように構成してもよい。取り付けられるように構成する場合には、枠体側反射部101と枠体83とが着脱可能となるように構成することができる。
延出部83aは、ガラス51,52の板面方向(ガラスの板面と平行な面方向)において、両視認可能部51a,52aの外縁よりも内側に(ガラスの中心側に)延出し、当該延出部83aにおいて両視認可能部51a,52aの外縁よりも内側の視認可能な位置に反射部101が設けられている。より具体的には、延出部83aにおいて両視認可能部51a,52aの外縁よりも内側に延出した部分が、両視認可能部51a,52aの周縁部付近において環状に配置されている。
両ガラス51,52における両視認可能部51a,52aは前方から見て共に円形に構成され、反射部101は、その円形に構成される両ガラス51,52の半径方向に関して中心側から外側に向かうにつれ外面が次第に前方側に位置するように構成されている。より具体的に言えば、延出部83aにおける両ガラス51,52の中央側の側面(延出方向先端面)は、周状に配置されており、かつ後方側から前方側につれて径が広くなるすり鉢状に構成されている。
次に透明板保持扉及び開口部側反射部について説明する。図2、図5に示すように、ガラス扉枠3(ガラス扉枠3が透明板保持扉に相当する)は、前後方向に貫通した開口部3cを備えて窓部3bが構成されるとともに、当該開口部3c
の後方において当該開口部3cを塞ぐように前方ガラス52及び後方ガラス51が配置されており、遊技機1は、開口部3c及び両ガラス51,52を介して遊技盤7及び遊技盤取付部品(表示装置、入賞装置、釘部材、或いは図示される装飾部品50など)が前方より視認されるようになっている。本実施形態では、上述したようにこの開口部3cにおいて開口部側反射部102が設けられている。具体的には開口部3cの開口の周囲を全体的に取り囲むように開口部反射部102が配置されている。
具体的には、開口部3cにおいて視認可能部51a,52a(図5参照)を環状に取り囲むように反射部102が設けられており、開口部3c全周にわたって反射部102が設けられるため、極めて斬新でインパクトのある装飾態様となっている。開口部3cの開口形状は円形に構成され、反射部102は、少なくとも当該開口部3cの内周縁付近において、当該開口部3cの半径方向に関して中心側から外側に向かうにつれ外面が次第に前方側に位置するように構成されている。具体的に言えば、反射部102は、開口部3cにおける内周縁(即ち視認可能部52aの境界)付近においてこの内周縁を囲んで、後方側から前方側につれて径が広くなるすり鉢状に構成されている。
次に反射態様について説明する。
本実施形態では、遊技盤7において反射部101,102の近傍に装飾部品50が設けられており、図2、図4に示すように、当該遊技機1を前方又は斜めから見た場合に、反射部101,102に装飾部品50が映るように構成されている。装飾部品50は、所定のデザインが施されたデザイン部50bを有してなり、当該デザイン部50bと、当該デザイン部50bが反射部101,102に映されてなる鏡像150とによって合成デザインが構成されている。具体的にはデザイン部50bは、所定の全体デザインのうちのの少なくとも半分を構成する半分デザイン部分を有してなり、当該半分デザイン部分と、当該半分デザイン部分が反射部に映された鏡像とによって全体デザイン(完成体)に相当するデザインが構成される。全体デザインは、所定の境界線に対してほぼ線対称となるものであり、その対称線で二分されるうちの一方側の半分のデザインをなすように半分デザイン部分が構成されており、その半分デザイン部分の鏡像が、前記対称線で二分されるうちの他方側の半分のデザインをなし、それらが合成されて全体デザインが構成される。
なお、線対称となる全体デザインとしては実在する人物やキャラクター、或いは架空の人物やキャラクターの顔や体などが挙げられ、この場合「半分のデザイン」は、顔の半分、体の半分などとなる。図2、図4で示される例では、線対称となる全体デザインとしては犬の顔の全体デザインが相当しており、装飾部品50に設けられた犬のキャラクターの顔の半分が半分デザイン部分に相当している。この犬の顔の半分からなる半分デザイン部分と、この犬のキャラクターの顔の半分が反射部に映された鏡像150とによって犬の顔の全体デザイン(完成体)に相当する合成デザインが構成される。これ以外にも、例えば乗り物(自動車、飛行機、宇宙船等)を正面から見たデザイン、左右対称の建築物のデザインなど様々なデザインが挙げられる。
具体的な位置関係について述べると、図4、図5に示すように、遊技盤7の前面7d(盤面)と平行な面方向に関し、反射部101,102と装飾部品50とが近接して配置されており、特に、反射部101と装飾部品50とが面方向において隙間を隔てずに配置されている。具体的には、図5のように、反射部101と装飾部品50とが前後に重なるように配置されている。
本実施形態に係る装飾部品50は、遊技領域90aの内部に配置される内部装飾部品からなり、当該内部装飾部品が反射部101,102に映されるように構成されている。反射部は少なくとも一部が遊技領域90aの境界外側付近に配置され、一方、内部装飾部品は、図3、図5に示すように、遊技領域90aの境界90の内側付近に配置されて当該反射部に映されるように構成されている。また、本実施形態の装飾部品50は、遊技盤7に着脱可能に取り付けられる着脱可能部品として構成されている。具体的には、ねじ等の締結部品によって装飾部品50が遊技盤7に対して固定されており、ねじ等の着脱により装飾部品50を取り付け又は取り外しできることとなる。
<実施形態2>
次に図6及び図7を参照しつつ実施形態2について説明する。
図6は、実施形態2に係る遊技機を概念的に示す正面図であり、図7は、図6の要部断面構成を概念的に示す図である。実施形態2では、枠体側反射部101のみを設け、開口部3cには反射部を設けないように構成している。そのほかの構成は実施形態1と同様であり、実施形態1から開口部側反射部102を除いた構成となっている。
<実施形態3>
次に図8及び図9を参照しつつ実施形態3について説明する。
図8は、実施形態3に係る遊技機を概念的に示す正面図であり、図9は、図8の要部断面構成を概念的に示す図である。実施形態3は、実施形態2の逆であり、開口部側反射部102のみを設け枠体83に反射部を設けないように構成している。そのほかの構成は実施形態1と同様であり、実施形態1から枠体側反射部101を除いた構成となっている。なお、本実施形態では、枠体83に延出部が設けられておらず、枠体83が視認可能部52aの境界よりも外側に配置されて前方から見えないようになっている。
<実施形態4>
次に図10を参照して実施形態4について説明する。
図10は、実施形態4に係る遊技機の要部断面構成を概念的に示すものであり図5を変形した変形例である。本実施形態では、延出部83bは、流路構成透明板たる後方ガラス51のさらに後方において中央側に向けて延出している。そして、その延出部83bの先端部付近に枠体側反射部103が設けられている。そして、デザイン部50bが少なくとも枠体側反射部103に映るように構成されている。枠体側反射部103なお、そのほかの構成については実施形態1と同様である。
<実施形態5>
次に図11を参照して実施形態5について説明する。
図11は、実施形態5に係る遊技機の要部断面構成を概念的に示すものであり図5を変形した変形例である。本実施形態では、装飾部品50のデザイン部50bは、反射部101,102側に斜めに向くように配置されている。反射部101、102のそれぞれと、デザイン部50bの平坦部(ここではデザイン部前面の略全体が平坦部)の前面とが互いに傾斜するように配置されている。またこの平坦部(デザイン部50bの前面全体)は遊技盤7の盤面(前面7d)に対して傾斜して配置されている。
<実施形態6>
次に図12を参照して実施形態6について説明する。
図12は、実施形態6に係る遊技機の要部断面構成を概念的に示すものであり図5を変形した変形例である。流路構成透明板(後方ガラス51)におけるその視認可能となる視認可能部51aの周縁部の近傍において、所定のデザインが施されたデザイン部50bを有してなる装飾部品50が遊技盤7に設けられており、少なくとも装飾部品50において反射部が設けられている。ここでは、装飾部品50に設けられた装飾部品側反射部104と、同じく装飾部品50に配置された平坦なデザイン部50bとが互いに傾斜して配置されており、前方もしくは斜め前方から見た場合に、デザイン部50bが装飾部品50に設けられた反射部104に映るように構成されている。デザイン部50の平坦な前面は、遊技盤7の前面7dに対しても傾斜して配置されている。ここでは、反射部は、装飾部品50だけでなく複数の部品にそれぞれ設けられており、その複数の部品に装飾部品50が映るように構成されている。なお、反射部101、102を省略し、装飾部品50のみに反射部を配置してもよい。
<実施形態7>
次に図13を参照して実施形態7について説明する。
図13は、実施形態7に係る遊技機の要部断面構成を概念的に示すものであり図5を変形した変形例である。本実施形態では、透明板の端部が反射部として構成されている。具体的には、後方ガラス51の端部(具体的には視認可能部51aの周縁部)が部分的に傾斜して構成されており、この傾斜する端部においてメッキ加工が施され、反射部105が構成されている。なお、後方ガラス51の端部に、反射部材を接合するようにして反射部を構成してもよい。また、後方ガラス51に限らず、例えば、前方ガラス52の端部を傾斜させて構成し、この傾斜する端部に反射部を設けるようにしてもよい。
<実施形態8>
次に図14を参照して実施形態8について説明する。図14は、実施形態8に係る遊技機の要部断面構成を概念的に示すものであり図5を変形した変形例である。本実施形態に係る装飾部品は、遊技盤7の前面部に設けられるセル部材55からなり、当該セル部材において描かれる描画が遊技盤に取り付けられた第2装飾部品57(遊技盤取付部品に相当する)に設けられた反射部106と、枠体83に設けられた枠体側反射部101,と開口部3cの付近に設けられた開口部側反射部102に映るように構成されている。ここでは、実施形態1と同様の枠体側反射部101、開口部側反射部102に加え、遊技盤7に設けられた第2装飾部品57においても反射部106を構成している。なお、図14の例では遊技領域内にのみセル部材55が設けられているが、遊技領域内外にまたがって配置されていてもよい。なお、ここではセル部材55の前面が遊技盤7の前面とされている。セル部材55と反射部106は近接又は当接して配置することができ、ここでもセル部材55と反射部106とが極めて近接して若しくは当接して配置されている。また、セル部材55の上に取り付けられる部品に設けられていてもよい。
<実施形態9>
次に図15を参照して実施形態9について説明する。図15は、実施形態9に係る遊技機の要部断面構成を概念的に示すものであり図14を変形した変形例である。本実施形態では、装飾部品50とは異なる第2装飾部品57(遊技盤取付部品)において反射部106が設けられ、その第2装飾部品57とは別部品の装飾部品50が当該反射部106によって映されるように構成されている。なお、第2装飾部品57に形成された反射部106に加え、実施形態1と同様の枠体側反射部101、開口部側反射部102も設けられている。
<実施形態10>
次に図16ないし図22を参照して実施形態10について説明する。
本実施形態では、図2ないし図4の変形例を示すものであり、反射部に映される対象となる装飾部品60が駆動するように構成されている。
具体的には図3と同様の制御手段21を用い、当該制御手段21に設けられたCPU(CPUが駆動制御手段に相当する)からの信号を受けて、図17、図18に示すように、駆動アクチュエータたるソレノイド70(ソレノイドが駆動手段に相当する)が所定の駆動回路により駆動されるようになっており、この駆動回路は、例えば、CPUからの駆動信号を受けてコイル部71を通電し、駆動OFF信号を受けてその通電を解除する回路として構成できる。そして、所定の駆動条件が成立してCPUから駆動信号が出力されると、駆動回路により中空状のコイル部71を通電して金属製の駆動部72を引き込むように駆動し、その駆動部72と連動してキャラクター部の動作態様が変化することとなる。
このキャラクター部は、変位部60Aの変位により、ランプ33が視認可能な態様(図16(b))と、視認不可能な態様(図16(a))との少なくとも2つの態様をとるようになっている。なお、ここでは、通常態様の場合には図16(a)のようにランプ33が前方より視認不可能となり、特別態様(例えば大当り発生時等)の場合には、図16(b)のようにランプ33が前方より視認可能となるように構成されている。ランプ33が視認可能となると、ランプ33による光が反射部に反射されることとなり、新たな装飾態様を創出することとなる。
具体的な構成としては、図17、18に示すように、キャラクター部60において、遊技盤7に対し相対変位不能に構成された固定部60Bと、その固定部60Bに対し相対的に変位可能に構成された変位部60Aとが設けられており、この変位部60を変位させるためにソレノイド70が設けられている。中空状のソレノイド70には例えば鉄製の駆動部72が挿入可能に構成されており、駆動部72に形成されたフランジ部72Cとコイル保持部の間にはコイルばね73が設けられている。コイルばね73は、駆動部72をソレノイド70から抜く方向に付勢しており、非駆動状態では変位部60Aが図16(a)の位置をとるようになっている。一方、ソレノイド70が通電されると駆動部72がコイルばね73の付勢に抗してソレノイド70内に引きこまれ、それに伴って駆動部72と連結部61を介して接続される変位部60Aが図16(b)、図17、図18にて示されるように変位する。なお、ここに示す構成はあくまで一例であり、ソレノイド70の駆動に応じて変位部60Aが固定部60Bに対して相対変位するものであれば他の構成を用いてもよい。また、変位部60Aの変位方向を定めるために、変位部60Aの前後方向の動きを拘束し、上下方向に誘導するガイド部材を設けるようにしてもよい。
図16ないし18に示すように、変位部60Aの後方において、筐体に固定される形態にてランプ33が設けられており、ソレノイド70の駆動中においては、駆動部72がコイル部71内(即ちソレノイド70内)にひきこまれることにより、それと連動して図16(b)又は図17若しくは図18の実線部のように、ランプ33が前方より視認できるように変位部60Aが下方へ変位し、その変位により、変位部60Aの端縁66と固定部60Bの端縁65との間に隙間が生じ、その隙間を通してランプ33より前方に光を照射可能となる。ここでは、犬の形態をなすキャラクター部が、その犬の口が開くように態様が変化する構成をなし、口の中からランプが現れることとなる。
なお、ここに示すような、キャラクター部60の一部を変位させるための構成はあくまで一例であり、ソレノイド70の駆動に応じて変位部60Aが固定部60Bに対して相対変位するものであれば他の構成を用いてもよい。また、ここではキャラクター部60の一部をなす単一部品が遊技盤7に対して変位するように構成されているが、複数の部品が変位するように構成してもよく、キャラクター部全体が遊技盤7に対して変位するように構成してもよい。また、キャラクター部としては、アニメの主人公等の架空のキャラクター部、芸能人等の実在する著名人物、或いは、後述する犬等の動物や植物、乗物等、様々なものに類似させて構成できる。
また、ソレノイドは様々な遊技状態に応じて駆動することができるが、以下において、そのような遊技状態の発生制御について説明する。図19乃至図22のフローチャートは、制御装置21によって実行される各種ルーチンを示している。これらのルーチンの各処理は、カウンタ群及びフラグFに基づいて実行される。
カウンタ群は、ラウンドカウンタR、入賞カウンタP及び確変カウンタCを含む。ラウンドカウンタRはラウンド回数をカウントするためのものであり、入賞カウンタPはカウントスイッチ20の検出結果に基づき大入賞口6への遊技球Bの入賞個数をカウントするためのものである。確変カウンタCは高確率モードの終了を判断するためのものであり、「2」,「1」,「0」の値を採る。なお、カウンタR,P,Cの初期値はいずれも「0」である。
そのほかにもカウンタ群は、大当り遊技状態発生を決定するための内部乱数カウンタと、外れリーチ等を決定するための外れリーチ乱数カウンタと、停止図柄等を決定するためのそれぞれの図柄カウンタと、リーチ動作の種類を決定するためのリーチ種別カウンタとを含む。ここで、外れリーチ乱数カウンタによる外れリーチとは、前述したリーチ遊技状態の後に最終的に大当りの組合せとならない状態をいう。フラグFは、Vゾーン11への遊技球Bの入賞の有無を判定するためのものであり、Vゾーン用スイッチ19によって入賞が検出されない場合に「0」に設定され、入賞が検出されると「1」に設定される。なお、確率モードには低確率モードと高確率モードの2種類類あることは既に説明したが、初期値には低確率モードが設定されている。
さて、遊技者による遊技が開始されると、制御装置21は、まず図19の特別電動役物制御ルーチンのステップS10において、始動口用スイッチ18の検出結果に基づき、遊技球Bの第1種始動口4への入賞があったか否かを判定する。この判定条件が満たされていないと特別電動役物制御ルーチンを終了し、満たされているとステップS20において、内部乱数カウンタ、外れリーチ乱数カウンタの各値を取得するとともに、各図柄カウンタの値に基づき図柄列8乃至10毎に外れ図柄を取得する。ここでの取得とは、各カウンタの値を読取り、その値をメモリに記憶する処理を指す。
次に、ステップS30で図柄変動開始処理を実行する。詳しくは、図21のステップS31において、図柄列8乃至10の各図柄をそれぞれ表示装置5で変動表示させる。この表示により、遊技者には左・中・右の3つのリールがあたかも回転しているように見える。ステップS32において、内部乱数カウンタの値が大当り値と同一であるか否かを判定する。大当り値としては、2種類の値(低確率用大当り値、高確率用大当り値)が用意されている。前者は大当り遊技状態を前述した低確率で発生させるための値であり、後者は高確率で発生させるための値である。例えば、内部乱数カウンタが、「0」乃至「299」の範囲で所定時間毎に値を更新するものである場合、そのうちの「7」を低確率用大当り値とし、「7」,「17」,「27」,「37」,「47」を高確率用大当り値とする。すると、大当り遊技状態が発生する確率は、低確率用大当り値を大当り値として用いた場合には1/300となり、高確率用大当り値を大当り値として用いた場合には1/60となる。そして、前回の制御周期で低確率モードが設定されている場合には、低確率用大当り値が大当り値として選択される。高確率モードが設定されている場合には、高確率用大当り値が大当り値として選択される。
ステップS32の判定条件が満たされていると、ステップS33において、大当り値に対応する大当り図柄を停止図柄としてメモリに記憶する。一方、ステップS32の判定条件が満たされていないと、ステップS34において、外れリーチ乱数カウンタの値が予め定められた外れリーチ値と同一である否かを判定する。この判定条件が満たされていると、ステップS35において、外れリーチ値に対応する図柄(以下「外れリーチ図柄」という)を停止図柄としてメモリに記憶する。なお、ステップS34の判定条件が満たされていないと、ステップS36において、前記ステップS20での外れ図柄を停止図柄としてメモリに記憶する。そして、上記ステップS33,S35,S36で停止図柄を記憶した後、図柄変動開始処理ルーチンを終了する。
前記のようにステップS30の処理(図柄変動開始処理)を実行した後、図19のステップS40において左右両図柄列8,10における図柄を、前記ステップS33,S35,S36のいずれかの処理で記憶した停止図柄に差替える。差替え後の図柄によって左右両図柄列8,10での図柄変動を停止させる。
ステップS50では、中図柄列9での図柄変動を停止させる。続いて、ステップS60において、図柄の組合せが大当りの組合せであるか否かを判定する。この判定条件が満たされていないと特別電動役物制御ルーチンを終了し、満たされていると、ステップS70において、大当り信号ONを図示しない出力端子に出力する。さらに、ステップS80において、大当り図柄が特別図柄(この場合、奇数図柄)であるか否かを判定し、特別図柄である場合は(ステップS80:Yes)、ステップS90において確変大当り信号ONを図示しない出力端子に出力する。続いて、ステップS100において、ラウンドカウンタRをリセットする。そして、ステップS110において入賞カウンタPをリセットするとともに、フラグFを「0」に設定する。
続いて、図20のステップS120においてソレノイド15を励磁する。すると、シャッタ14が倒れ、大入賞口6の通路入口が開放される。この開放により、遊技球BのVゾーン11及び通路12,13への入賞が可能となる。ステップS130でラウンドカウンタRを「1」インクリメントする。
次に、ステップS140において、入賞カウンタPの値が所定値Pmax以下であるか否かを判定する。この判定条件が満たされていると、ステップS150において、大入賞口6の閉鎖予定時期がまだか否かを判定する。この判定条件が満たされていると(ステップS150:Yes)、ステップS140へ戻る。その結果、大入賞口6の開放開始後にPmax個よりも多くの遊技球Bが入賞するか、閉鎖予定時期が到来するかしない限りは、大入賞口6が開放され続ける。これに対し、ステップS140,S150の判定条件のいずれか一方が満たされていないと、ステップS160においてソレノイド15を消磁する。すると、シャッタ14が起こされ、大入賞口6の通路入口が閉鎖される。
そして、ステップS170において、ラウンドカウンタRの値が所定値がRmax以下であるか否かを判定する。この判定条件が満たされていると、ステップS180においてフラグFが「1」であるか否かを判定する。ステップS180の判定条件が満たされていると(ステップS180:Yes)、図19のステップS110へ戻る。従って、一旦大当り遊技状態が発生すると、遊技球BがVゾーン11に最大Rmax回入賞するまでは、大入賞口6が開閉のサイクルを繰返す。例えば、所定値Pmaxが「10」に設定され、大入賞口6の開放時間が「約29.5」秒に設定され、所定値Rmaxが「16」に設定されている場合には、大入賞口6の開放後、(1)遊技球Bが大入賞口6へ10個入賞すること、(2)約29.5秒が経過すること、のいずれか一方の条件が満たされた時点で大入賞口6が閉鎖される。この大入賞口6の開放・閉鎖のサイクルが、遊技球BのVゾーン11への入賞を条件に最大で16回繰返されることとなる。ステップS170,S180の判定条件のいずれか一方が満たされていないと、ステップS190で「大当り信号OFF」を出力端子に出力する。さらに、ステップS200において、大当り図柄が特別図柄(この場合、奇数図柄)であるか否かを判定し、特別図柄である場合は(ステップS200:Yes)、ステップS210において確変大当り信号OFFを出力端子に出力する。続いて、ステップS220で確率変動処理を実行し、その後、特別電動役物制御ルーチンを終了する。
図22の確率変動処理ルーチンでは、ステップS221において、大当り図柄が通常図柄(この場合偶数図柄)であるか否かを判定する。この判定条件が満たされていないと(ステップS221:No)、すなわち、大当り図柄が特別図柄(奇数図柄)であると、ステップS227において確変カウンタCが「0」であるか否か(高確率モード中であるか否か)が判定され、確変カウンタCが「0」である(高確率モード中である)場合は(S227:Yes)、ステップS228において、確変中信号ONを図示しない出力端子に出力する。続いて、ステップS229において高確率モードを設定し、確変カウンタCに「2」を設定する。ステップS229の処理を実行した後、確率変動処理ルーチンを終了する。このように、高確率中に特別図柄(奇数図柄)で大当り遊技状態が連続して発生した場合には、高確率モードが継続することとなる。
一方、前記ステップS221の判定条件が満たされていると、すなわち、大当り図柄が通常図柄(偶数図柄)であると、ステップS222において確変カウンタCが「0」でないか否かを判定する。この判定条件が満たされていない(C=0)と確率変動処理ルーチンを終了し、満たされている(C=2,1)とステップS223において確変カウンタCを「1」デクリメントする。ステップS224において確変カウンタCが「0」であるか否かを判定する。この判定条件が満たされていない(C=1)と確率変動処理ルーチンを終了し、満たされている(C=0)とステップS225において、確変中信号OFFを図示しない出力端子に出力し、ステップS226において、低確率モードを設定する。このように一旦高確率モードが設定されると、確変カウンタCが「0」となるまで、すなわち、高確率モード設定後、連続して偶数図柄で2回大当り遊技状態が発生するまでは高確率モードが継続する。そして、偶数図柄での大当り遊技状態が2回連続すると、高確率モードが終了し低確率モードに切替えられる。
なお、本実施形態での処理手順は一例であり、適宜変更可能である。例えば、図柄変動処理(ステップS31)を停止図柄の記憶処理(ステップS33,S35,S36)の後に行うようにしてもよい。
上述したように、本実施形態では、遊技球Bが第1種始動口4へ入賞したことが検出されると、各カウンタの値が取得されるとともに図柄列8乃至10が変動表示される。各カウンタの値に基づき停止図柄が記憶され、その停止図柄によって図柄変動が停止される。停止されたときに表示されている図柄の組合せが大当りの組合せであると、遊技者に有利な大当り遊技状態が発生し、遊技球BがVゾーン11に最大Rmax回入賞するまで、大入賞口6の開閉のサイクルが繰返される。
一方、大当り図柄が特別図柄(奇数図柄)であると高確率モードが設定され、次回と、その次の回の2回にわたり大当り遊技状態の発生確率が高められる。すなわち、一旦高確率モードが設定されると、次回以降2回の大当り遊技状態の発生確率が高められるが、その期間中に再び奇数図柄で大当り遊技状態が発生すれば高確率モードが設定される。これに対し、前記期間経過後に通常図柄(偶数図柄)で大当り遊技状態が発生すれば高確率モードが終了する(低確率モードに切替えられる)。
このような制御過程において、所定のタイミング(例えば、大当り発生時、確率変動発生時、リーチ発生時等)でキャラクター部(即ち装飾部品60)が駆動制御されることとなり、駆動状態が反射部にも映されることとなる。なお、駆動制御するタイミングは様々とすることができる。
<実施形態11>
次に、図23ないし図26を参照して実施形態11について説明する。
本実施形態では、装飾部品55が表示装置5の近傍を装飾する表示装置近傍装飾部品として構成されている。具体的には、装飾部品55は、表示装置の周囲を取り囲む部品の一部として、表示装置5側から遊技領域90aの外側にまで及んで延びており、少なくとも一部が、ガラス扉枠3の開口部3cに設けられた開口部側反射部112(以下単に反射部112ともいう)に映されるように構成されている。装飾部品55は、上記実施形態と同様にキャラクターの顔のデザインが施されており、このキャラクターの顔が反射部112に映るように構成されている。このようにすれば、一般的に遊技者の注目を集めやすい表示装置近傍装飾部品を一層斬新な装飾態様とすることができる。特に、従来において配置スペースの制約が大きかった表示装置近傍装飾部品を効率的に配置できるため有用である。
装飾部品55は、遊技領域90aの内部から外部にまで及ぶように構成されており、少なくとも遊技領域90aの外部に配置される部分が反射部112に映るように構成されている。このように装飾部品55が遊技領域90aの内部から外部にまで及ぶように構成するという斬新な装飾部品構成をとりつつ、さらに上記のごとく反射部112に映すように構成すれば相乗的効果により極めて装飾性の高い構成が実現する。
また、装飾部品55の内部において、遊技球が通過可能となる内部流路54aが設けられており、内部流路54を通る遊技球が反射部112に映されるように構成されている。このようにすれば、図のように装飾部品55の内部を通る遊技球が反射部に映ることとなるため、鏡像に動きが加わり、装飾性の高い鏡像となる。
また、装飾部品55とは異なる装飾部品85(装飾部品85は外部装飾部品に相当する)が遊技領域90aの外部に設けられており、この装飾部品85において、発光部75aが設けられている。この装飾部品85には星の形状をなす発光部75aが設けられており、この発光部75aの内部にはLED等の図示しない発光部品が設けられている。そして、この発光部76aから発せられるる光が反射部112によって反射するように構成されている。なお、ここでは装飾部品85がレール22に隣接して配置されているが、装飾部品を「所定の枠」の一部として構成してもよい。即ち、遊技領域を構成する「所定の枠」を、例えば装飾部品85のようなデザインを施して構成し、このデザインを反射部に映すように構成してもよい。
<実施形態12>
次に、図27及び図28を参照して実施形態12について説明する。
実施形態11では、装飾部品55、装飾部品85が開口部3cに設けられた開口部側反射部112に映るように構成されていたが、実施形態12では、装飾部品55、装飾部品85が、ガラス扉枠3の開口部3cに設けられた開口部側反射部112と、枠体に設けられた枠体側反射部111との両方に映るように構成されている。なお、このような反射部構成以外は実施形態11の構成を採用することができる。
<実施形態13>
次に、図29を参照して実施形態13について説明する。
実施形態13では、遊技盤7において、遊技盤取付部品(ここでは装飾部品50)を挿入して配置するための配置孔7cが形成されており、遊技盤取付部品は配置孔7cに一部を挿入する形態にて遊技盤7に取りつけられている。反射部106は少なくとも一部が遊技盤7の前面(盤面7d)よりも後方側(紙面下側)に配置されている。このようにすれば、より後方側の奥まった位置に反射部105を配置できるため、スペース的な利点が大きい構成となる。
より具体的には、反射部106は遊技盤7の前面(盤面7d)よりも後方側から前方側にまで及んで配置されている。従って、後方ガラス51と盤面7dの間の間隔が狭くとも盤面7dの奥を利用して広範囲に反射部106を配置できることとなる。なお、図29の構成では、このように奥まで反射部106を配置しつつ、前方ガラス52及び後方ガラス51の間及び前方ガラス52のさらに前方にも反射部101、102がそれぞれ配置されているため、極めて広範囲にわたる反射部構成となり、装飾部品の拡張効果が極めて高い構成となる。
<実施形態14>
次に、図30及び図31を参照しつつ、実施形態14について説明する。
実施形態14では、反射部の少なくとも一部の反射面が曲面状をなす構成について示している。図30では、装飾部品50に設けられた反射部106の反射面(ここでは反射部106の表面)が略全体にわたって曲面状をなしている。また、図31の例では、枠体83の延出部83aに設けられた反射部101と開口部3cに設けられた反射部102の反射面が略全体に渡って曲面状をなしている。なお、図30の反射部106、図31の反射部101,102では、反射面が略全体に渡って曲面状をなしているが一部のみ曲面状であってもよい。いずれにしても、これら曲面状の反射面にデザイン部50bの少なくとも一部が映るように構成されている。このようにすれば、デザイン部がそのまま映されるのではなく一風代わった斬新な反射態様となる。
<実施形態15>
次に、図32及び図33を参照し、実施形態15について説明する。
実施形態15では、反射部において、平坦に構成される第1反射面と、この第1反射面とは異なる第2反射面とが設けられている。図32の構成では、第1反射面106cと第2反射面106dとが所定距離隔てて配置されておりこれら第1反射面106cと第2反射面106dとが段状に構成されている。ここでは、第1反射面106cと第2反射面106dとの間に第3反射面106eが介在しているが、第1反射面と第2反射面との間に反射面が介在しないように構成してもよい。即ち、第1反射面106cと第2反射面106dとの間が反射しないように構成してもよい。また、図33の構成では、第1反射面106aと第2反射面106bとが互いに傾斜して配置されている。このようにすれば、第1反射面106aと第2反射面106bとで映り方が異なることとなり、各々の反射面で異なった反射態様が生じることとなる。
<実施形態16>
次に、図34を参照し、実施形態16について説明する。
実施形態16では、反射部が変位可能に構成された例について示している。図34では、反射部116が所定の第1位置(図34の実線部)と第2位置(図34の破線部)との間で変位するようになっている。反射部116は、所定の回動軸116aまわりを回動するように構成されている。ここでは、第1位置にある場合には反射面が前方から見えにくい状態となり、第2位置にある場合には、前方から見て反射部が視認でき、かつデザイン部の少なくとも一部が反射部に映るようになっている。具体的には、反射部116を駆動する図示しない反射部駆動手段(ソレノイド等)と、当該反射部駆動手段を制御する反射部駆動制御手段(CPU等)とを備えた構成とすることができる。そして、遊技状況に応じて反射部の駆動を制御すれば、遊技との関連性が高まり遊技の面白みを一層高めることができる。
遊技盤に取り付けられるベース部と、当該ベース部を前記遊技盤に取り付けた状態で当該ベース部に対して着脱可能な着脱可能部とを有するように装飾部品を構成してもよい。このようにすれば所定のベース部を常時遊技盤に取り付けておき、一部部品を交換しやすい構成となる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、前面側に平坦部を設け、その平坦部に装飾を施した形態と例示したが、装飾が施される部分を立体的に形成してもよい。例えば、上記実施形態で例に挙げた犬のキャラクターを立体的に模して構成し、これを反射部に映すようにさせてもよい。
(2)上記実施形態では、線対称に構成されるものの例としてキャラクターの顔の半分を反射部に映すように構成していたが、キャラクターの体の半部を映すように構成してもよい。また、自動車や乗り物など、他の線対称のものの半分のデザインを反射部に映すように構成してもよい。
本発明の実施形態1に係る遊技機を概念的に例示する斜視図 本発明の実施形態1に係る遊技機を概念的に例示する正面図 図2の遊技機の遊技盤構成を概念的に示す正面図 図2の遊技機のガラス扉枠の裏側構成を概念的に例示する概念図 実施形態1の遊技機の要部断面構成を概念的に示す概念図 本発明の実施形態2に係る遊技機を概念的に例示する正面図 実施形態2の遊技機の要部断面構成を概念的に示す概念図 本発明の実施形態3に係る遊技機を概念的に例示する正面図 実施形態3の遊技機の要部断面構成を概念的に示す概念図 実施形態4の遊技機の要部断面構成を概念的に示す概念図 実施形態5の遊技機の要部断面構成を概念的に示す概念図 実施形態6の遊技機の要部断面構成を概念的に示す概念図 実施形態7の遊技機の要部断面構成を概念的に示す概念図 実施形態8の遊技機の要部断面構成を概念的に示す概念図 実施形態9の遊技機の要部断面構成を概念的に示す概念図 実施形態10の遊技機の装飾部品について概念的に説明する説明図 図16の装飾部品の駆動機構を示す図 図16の装飾部品の駆動機構を正面から説明する説明図 特別電動役物制御ルーチンの流れの一例を示すフローチャート 図19に続く図 図柄変動開始処理ルーチンの流れの一例を示すフローチャート 確率変動処理ルーチンの流れの一例を示すフローチャート 実施形態11に係る遊技機を概念的に例示する正面図 図23の遊技機の斜視図 図23の要部を拡大して示す拡大図 図23の遊技機の要部断面構成を概念的に示す図 実施形態12に係る遊技機の一例について、要部を拡大して示す拡大図 図27の要部断面構成を概念的に示す図 実施形態13に係る遊技機の要部断面構成を概念的に例示する概念図 実施形態14に係る遊技機の要部断面構成を概念的に例示する概念図 実施形態14について図30とは異なる例を概念的に例示する概念図 実施形態15に係る遊技機の要部断面構成を概念的に例示する概念図 実施形態15について図32とは異なる例を概念的に例示する概念図 実施形態16に係る遊技機の要部断面構成を概念的に例示する概念図
符号の説明
1…パチンコ機(遊技機)
3…ガラス扉枠(透明板保持扉)
3b…窓部
3c…開口部
7…遊技盤
7d…盤面(遊技盤の前面)
21…制御装置(キャラクター部態様制御手段)
22…レール
50,55,60,85…装飾部品
50b…デザイン部
51…後方ガラス(流路構成透明板)
51a…後方ガラスの視認可能部(視認可能部)
52…前方ガラス(前方透明板)
52a…前方ガラスの視認可能部
57…第2装飾部品(遊技盤取付部品)
83…枠体
83a…延出部
90a…遊技領域
101,111…枠体側反射部(反射部)
102,112…開口部側反射部(反射部)
F…装飾が施される部分

Claims (2)

  1. 遊技盤と、この遊技盤の前方において当該遊技盤との間で遊技球の流路を構成するように配置された流路構成透明板とを備え、前記遊技盤と前記流路構成透明板との間で遊技球が流下可能に構成された遊技機であって、
    前記流路構成透明板を保持する枠体と、
    前記枠体を保持するように、若しくは前記枠体を備えて構成されると共に当該遊技機の本体部に対し、開閉可能に構成された透明板保持扉とを備え、
    前記流路構成透明板は、前記透明板保持扉に構成された窓部を介して前方より一部が視認可能に構成され、当該流路構成透明板におけるその視認可能となる視認可能部の周縁部、又は前記視認可能部の周縁部の近傍に配置される部品の少なくともいずれかの部品に反射部が配置されており、
    一方、前記遊技盤において前記反射部の近傍に所定のデザインが施されたデザイン部を有してなる装飾部品が設けられており、
    当該遊技機を前方又は斜め前方から見た場合に、前記反射部に前記デザイン部の少なくとも一部が映るように構成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 遊技盤と、この遊技盤の前方において当該遊技盤との間で遊技球の流路を構成するように配置された流路構成透明板とを備え、前記遊技盤と前記流路構成透明板との間で遊技球が流下可能に構成された遊技機であって、
    前記流路構成透明板を保持する枠体と、
    前記枠体を保持するように、若しくは前記枠体を備えて構成されると共に当該遊技機の本体部に対し、開閉可能に構成された透明板保持扉とを備え、
    前記流路構成透明板は、前記透明板保持扉に構成された窓部を介して前方より一部が視認可能に構成され、当該流路構成透明板におけるその視認可能となる視認可能部の周縁部の近傍において、所定のデザインが施されたデザイン部を有してなる装飾部品が前記遊技盤に設けられており、
    前記装飾部品において反射部が設けられ、当該遊技機を前方又は斜め前方から見た場合に、前記反射部に前記デザイン部の少なくとも一部が映されるように構成されていることを特徴とする遊技機。
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