JP2001066813A - 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置 - Google Patents

電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置

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JP2001066813A
JP2001066813A JP24209299A JP24209299A JP2001066813A JP 2001066813 A JP2001066813 A JP 2001066813A JP 24209299 A JP24209299 A JP 24209299A JP 24209299 A JP24209299 A JP 24209299A JP 2001066813 A JP2001066813 A JP 2001066813A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の材料を含む中間層を用いた電子写真感
光体は、低温低湿下から高温高湿下の全環境において優
れた画像を形成することが困難であった。 【解決手段】 導電性支持体上に中間層を介して感光層
を有する電子写真感光体において、中間層がコロイダル
シリカ及びシロキサン樹脂を含有していることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真感光体、
電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子
写真装置に関し、詳しくは特定の物質を含有する中間層
を有する電子写真感光体、電子写真感光体を有するプロ
セスカートリッジ及び電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真感光体は、通常、導電性支持体
上に感光層を有するが、感光層は一般に非常に薄い層で
あり、傷や付着物といった支持体表面の欠陥により、感
光層の膜厚が不均一になってしまうということがあっ
た。この傾向は、現在の主流である感光層が0.5μm
程度の極めて薄い膜厚を有する電荷発生層と電荷輸送層
を有する、いわゆる機能分離型の感光層においては特に
顕著である。
【0003】感光層の膜厚が不均一であれば、当然電位
ムラや感度ムラが生じてしまうので、感光層はできる限
り均一に形成する必要がある。また、電子写真感光体に
求められる重要な特性として、繰り返し使用の際の明部
電位及び暗部電位の安定性が挙げられる。
【0004】これらの電位が安定していないと、画像濃
度が安定しなかったり、画像にカブリが生じたりしてし
まう。そこで、支持体と感光層の間に、支持体表面の欠
陥の被覆、支持体と感光層との接着性の向上、更に、支
持体から感光層へのキャリア注入の防止といった機能を
有する中間層を設けることが提案されている。
【0005】従来、この中間層に用いる樹脂としては、
ポリアミド(特開昭48−47344号公報及び特開昭
52−25638号公報)、ポリエステル(特開昭52
−20836号公報及び特開昭54−26738号公
報)、ポリウレタン(特開昭53−89435号公報及
び特開平2−115858号公報)、第4級アンモニウ
ム塩含有アクリル系重合体(特開昭51−126149
号公報)及びカゼイン(特開昭55−103556号公
報)などが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
材料を中間層として用いた電子写真感光体は、温湿度の
変化に応じて中間層の電気抵抗が変化し易く、低温低湿
下から高温高湿下の全環境において安定して優れた電位
特性を有し、優れた画像を形成し得る電子写真感光体を
作成することが困難であった。
【0007】例えば、中間層の電気抵抗が増大し易い低
温低湿下において感光体を繰り返し使用した場合には、
中間層には電荷が残留し易くなり、明部電位及び残留電
位が上昇してしまう。その結果、正規現像ではコピー画
像にカブリを生じたり、反転現像では画像が薄くなった
りして、所定の画質を有する画像が継続的に得られない
という問題があった。
【0008】一方、中間層の電気抵抗が低下し易い高温
高湿下においては、中間層のバリヤー機能が低下し、支
持体からのキャリア注入が増加し易くなり、暗部電位が
低下してしまう。その結果、正規現像では画像が薄くな
ったり、反転現像では画像に黒点状欠陥(黒ポチ)及び
カブリを生じたりすることがあった。
【0009】また、中間層を設けることにより、低温低
湿下における電位の安定性及び高温高湿下における画像
上の黒点状欠陥を改善しても、感光体自身の感度の低下
を招くことが多かった。従って、本発明の目的は、低温
低湿下から高温高湿下に至る全環境において、安定して
優れた電位特性を発揮すると共に、初期の優れた画像を
継続して形成し得る電子写真感光体を提供することにあ
る。
【0010】また、本発明の目的は、支持体への密着性
及び成膜性に優れた中間層を介在させることによって、
欠陥のない良好な画像を形成し、かつ高感度の電子写真
感光体を提供することにある。
【0011】更に、本発明の目的は、上記のような電子
写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真
装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、導電性
支持体上に中間層を介して感光層を有する電子写真感光
体において、該中間層がコロイダルシリカ及びシロキサ
ン樹脂を含有していることを特徴とする電子写真感光体
である。
【0013】本発明で述べるシロキサン樹脂とは、OH
基、OR基等の加水分解性基をケイ素原子あたり3つ有
するケイ素化合物の縮合により得られるシリコーン樹脂
もしくは部分縮合したオリゴマーを意味する。
【0014】本発明の好ましい態様において、中間層
は、コロイダルシリカ存在下に下記一般式(1) RSiO3/2 …(1) (式中、Rは炭素数1〜3のアルキル基、ビニル基、C
n2n+124−基(n=1〜18)、γ−グリシドキ
シプロピル基及びγ−メタクリロオキシプロピル基から
なる群より選ばれた少なくとも一つの基を表す。)で表
される化合物を縮合した縮合物を含有する。
【0015】また、本発明は、上記電子写真感光体を有
するプロセスカートリッジ及び電子写真装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
【0017】本発明は導電性支持体上に中間層を介して
感光層を有する電子写真感光体において、該中間層がコ
ロイダルシリカ及びシロキサン樹脂を含有することを特
徴とする。本発明の電子写真感光体は導電性支持体上の
表面に塗布後、乾燥、硬化させて形成される。
【0018】本発明の電子写真感光体の中間層は、少な
くとも下記の(a)〜(c)の3成分からなる塗液を用
いて形成することができる。
【0019】(a)コロイダルシリカ (b)R−Si(OR13の部分縮合により作成される
シロキサン樹脂 (Rは炭素数1〜3のアルキル基、ビニル基、Cn
2n+124−基(n=1〜18)、γ−グリシドオキシ
プロピル基、γ−メタクリロオキシプロピル基から単独
もしく複数選択される。R1は炭素数1〜3のアルキル
基、水素原子から単独もしく複数選択される。) (c)低級脂肪族アルコール、水より単独もしくは複数
選択してなる溶剤
【0020】本発明の電子写真感光体の中間層用組成物
は、好ましくはコロイダルシリカが10〜70重量%、
シロキサン樹脂が30〜90重量%の範囲で構成され、
これら固形分は1〜50wt%低級アルコール水混合溶
液中に分散されているものが用いられる。固形分が50
wt%を超えると組成物の安定性が劣化し易く、ゲル化
等のために良好に塗膜が形成されにくくなり、塗布でき
る期間が限定され好ましくない。1wt%未満では形成
される中間層の膜厚が均一になりにくい。
【0021】また、固形分におけるコロイダルシリカの
割合は、好ましくは10〜70wt%であり、シロキサ
ン樹脂の割合は30〜90wt%で用いられる。シロキ
サン樹脂の固形分に占める割合が30wt%未満では脆
くなり、良好な膜が形成されにくく、クラック等がはい
りやすくなり、またコロイダルシリカの割合が10wt
%未満では、形成された中間層の電気抵抗の安定性が低
下し易い。その理由は明らかではないが、コロイダルシ
リカが環境の変動によっても保持する吸着水を変えず、
それによって、エレクトロンの注入及び移動を安定化し
た結果によるものと推測される。
【0022】本発明の中間層に用いられるコロイダルシ
リカは、市販の水分散系のものが用いられる。(商品名
“Ludox”、“Nalcoag”等)粒径は、好ましくは5nm
〜150nmのものが用いられ、より好ましくは10n
m〜30nmの粒径のものであり、分散安定性と光学特
性から優れている。コロイダルシリカには、Na2O等
のアルカリ金属酸化物が含有されるが、その含有量が2
wt%以下のものが好ましい。
【0023】また分散溶剤としてはメタノール、エタノ
ール、イソプロパノール、t−ブタノール、n−ブタノ
ール等の低級脂肪族アルコールと水の混合溶剤系が有利
に用いられるが、その他のグリコール、アセトン等の水
可溶性の溶剤を更に添加してもよい。
【0024】本発明においては、中間層中に、必要に応
じて添加剤や導電性物質などを、本発明の効果が得られ
る範囲の量で含有することができる。添加剤としては、
2,5,7−トリニトロフルオレノン及びベンゾキノン
などのアクセプター性化合物などが挙げられ、導電性物
質としては、金属粉体(例えばアルミニウム、銅、ニッ
ケル及び銀など)、金属短繊維、カーボンファイバー、
導電性粉体〔例えばカーボンブラック、チタンブラッ
ク、グラファイト、金属酸化物及び金属硫化物(例えば
酸化アンチモン、酸化インジウム、酸化スズ、酸化チタ
ン、酸化亜鉛、チタン酸カリウム、チタン酸バリウム、
チタン酸マグネシウム、硫化亜鉛、硫化銅、酸化マグネ
シウム及び酸化アルミニウムなど)及びこれらの金属酸
化物や金属硫化物を導電性物質で表面処理したもの、シ
ランカップリング剤やチタンカップリング剤で表面処理
したもの、及び還元処理したもの〕などが挙げられる。
【0025】本発明の電子写真感光体に用いられる中間
層用組成物は、無機酸もしくは有機酸を用いることによ
りpH3.0〜6.0の酸性状態に調整される。強酸を
用いると組成物の安定性等に好ましくない影響を与え易
いので、より好ましくは弱酸が用いられpH4.0〜
5.5の酸性状態に調整される。
【0026】電子写真感光体の感光層の上に塗布された
中間層用の組成物は、乾燥後、熱硬化されることにより
膜質の強度、環境の電気抵抗安定性が発現する。熱硬化
は高温であるほど完全に進行するが、電子写真感光体特
性に悪影響を与えない範囲で選ばれる。好ましくは80
℃〜180℃で熱硬化されるが、より好ましくは100
℃〜150℃で行われる。
【0027】熱硬化の時間としては、長時間であるほど
硬化は進むが、その処理温度において電子写真感光体特
性に悪影響を与えない範囲で選ばれる。熱硬化の処理時
間は一般的には10分〜12時間程度で行われる。
【0028】乾燥後、熱硬化して得られた中間層は少な
くともコロイダルシリカとしてSiO2で示される成分
及びRSiO3/2で示されるシロキサン樹脂を含有して
いる。
【0029】このときRは炭素数1〜3のアルキル基、
ビニル基、Cn2n+124−基(n=1〜18)、γ
−グリシドオキシプロピル基、γ−メタクリロオキシプ
ロピル基から単独もしく複数のものが選択して用いられ
ている。
【0030】中間層はコロイダルシリカ及びシロキサン
樹脂を必須の成分として含む樹脂組成物を用い、これら
は米国特許4027073号明細書や米国特許3944
702号明細書に記載されている方法で製造できる。
【0031】シリコーン系のハードコート樹脂は、加水
分解性基を分子中に有する多官能性有機ケイ素化合物の
加水分解縮合物からなる。官能性基数が多いほど強度が
上がるため、生成した樹脂は硬くなる。その中でも、4
官能性有機ケイ素の替わりにコロイダルシリカを使用し
3官能性有機ケイ素を用いたものでは、コロイダルシリ
カの粒径、その添加量、3官能性有機ケイ素の加水分解
縮合を調節することにより、硬度が高くかつ製膜性に優
れた樹脂が得られる。
【0032】好適なコロイダルシリカとしては、平均粒
径が5nm〜150nmであり、これを前述の範囲で水
を含む低級アルコール中に分散させ、加水分解性基を有
する3官能性の有機ケイ素化合物を酸あるいはアルカリ
存在下で加水分解することで製造される。反応終了後に
更に、必要に応じて低級アルコール、硬化触媒、レベリ
ング剤等を加える。これをプラスチック基板上に、ディ
ップ、スプレー、バーコート、スピンコート等によりコ
ートされる。溶媒を除去した後、一般的には80〜15
0度の範囲で加熱硬化させることにより被膜が形成され
る。硬化温度はコート基材プラスチックの熱変形温度以
下の温度で行うのが好ましい。
【0033】このようにして形成されたシロキサン樹脂
は、樹脂単独では鉛筆硬度で数H以上9Hの硬度を発現
できる。ハードコートレジンは適用基板材料に応じて、
基材表面との密着性を向上させる目的で、基材表面を例
えばシランカップリング剤といわれるシラン化合物で表
面処理したり、あるいは化学的方法、物理的方法で表面
を変成させて密着性を向上させることは通常行われてい
ることである。
【0034】本発明における中間層は、1層のみで構成
されているものでも、複数の層で構成されていて、少な
くともその1層に本発明の樹脂を含有するものでもよ
い。中間層が複数の層で構成される場合、本発明の樹脂
以外の樹脂としては、ポリアミド、ポリエステル及びフ
ェノール樹脂などが挙げられる。
【0035】本発明の電子写真用感光体の中間層は電子
写真特性及び支持体上の欠陥などを考慮して適宜設定さ
れ得るものであるが、0.1μm〜20μmの膜厚で用
いられる。0.1μm未満では支持体等の下地の欠陥を
拾い易く、また膜質が均一となりにくいために、画像特
性的に好ましくない。20μmを超えると繰り返し使用
の際に明部電位の上昇を招き易く好ましくない。
【0036】本発明の電子写真感光体の感光層は、電荷
発生物質と電荷輸送物質を同一の層に含有する、いわゆ
る単一層型、及び電荷発生物質を含有する電荷発生層と
電荷輸送物質を含有する電荷輸送層を有する、いわゆる
積層型に大別される。積層型は、更に、導電性支持体、
電荷発生層及び電荷輸送層をこの順に有するタイプと導
電性支持体、電荷輸送層及び電荷発生層をこの順に有す
るタイプに分けられる。本発明においては、積層型、特
に電荷発生層の上に電荷輸送層を積層したタイプである
ことが好ましい。
【0037】電荷発生層は、モノアゾ、ビスアゾ及びト
リスアゾなどのアゾ顔料;金属フタロシアニン及び無金
属フタロシアニンなどのフタロシアニン系顔料;インジ
ゴ及びチオインジゴなどのインジゴ系顔料;アントアン
トロン及びピレンキノンなどの多環キノン系顔料;ペリ
レン酸無水物及びペリレン酸イミドなどのペリレン系顔
料;スクワリリウム系色素;ピリリウム及びチアピリリ
ウム塩類;及びトリフェニルメタン系色素などの電荷発
生物質を、適当な溶剤を用いて結着樹脂(バインダー樹
脂)、例えばポリビニルアセタール、ポリスチレン、ポ
リエステル、ポリ酢酸ビニル、メタクリル樹脂、アクリ
ル樹脂、ポリビニルピロリドン及びセルロース系樹脂な
どの樹脂中に分散させた溶液を塗布し、乾燥することに
よって形成することができる。電荷発生層の膜厚は通常
5μm以下であることが好ましく、特には0.05〜2
μmであることが好ましい。
【0038】電荷輸送層は、成膜性を有する樹脂の溶液
に下記のような電荷輸送物質を溶解した溶液を塗布し、
乾燥することによって形成される。電荷輸送物質は電子
輸送物質と正孔輸送物質に大別される。電子輸送物質と
しては、2,4,7−トリニトロフルオレノン、2,
4,5,7−テトラニトロフルオレノン、クロラニル及
びテトラシアノキノジメタンなどの電子受容性物質やこ
れらを高分子化したものが挙げられる。正孔輸送物質と
しては、ピレン及びアントラセンなどの多環芳香族化合
物;カルバゾール、インドール、イミダゾール、オキサ
ゾール、チアゾール、オキサジアゾール、ピラゾール、
ピラゾリン、チアジアゾル及びトリアゾールなどの複素
環化合物;p−ジエチルアミノベンズアルデヒド−N,
N−ジフェニルヒドラゾン及びN,N−ジフェニルヒド
ラジノ−3−メチルデン−9−エチルカルバゾールなど
のヒドラゾン系化合物;α−フェニル−4′−N,N−
ジアミノスチルベン及び5−[4−(ジ−p−トリルア
ミノ)ベンジリデン]−5H−ジベンゾ[a,d]ジシ
クロヘプテンなどのスチリル系化合物;ベンジジン系化
合物;トリアリールアミン系化合物;トリフェニルアミ
ンあるいはこれらの化合物からなる基を主鎖または側鎖
に有するポリマー(例えばポリ−N−ビニルカルバゾー
ル及びポリビニルアントラセンなど)が挙げられる。成
膜性を有する樹脂としては、ポリエステル、ポリカーボ
ネート、ポリメタクリル酸エステル及びポリスチレンな
どが挙げられる。電荷輸送層の膜厚は、5〜40μmで
あることが好ましく、特には10〜30μmであること
が好ましい。
【0039】単一層型の場合には、前述したような電荷
発生物質と電荷輸送物質とを結着樹脂中に分散及び溶解
させた溶液を塗布し、乾燥することによって形成するこ
とができる。単一層型の場合、感光層の膜厚は5〜40
μmであることが好ましく、特には10〜30μmであ
ることが好ましい。
【0040】また、本発明ではポリビニルカルバゾー
ル、ポリビニルアントラセンなどの有機光導電性ポリマ
ー層、前述した電荷発生物質の蒸着層、セレン蒸着層、
セレン−テルル蒸着層、アモルファスシリコン層なども
感光層として用いることができる。
【0041】本発明に用いられる導電性支持体として
は、例えばアルミニウム、アルミニウム合金、銅、亜
鉛、ステンレス、チタン、ニッケル、インジウム、金及
び白金などが挙げられる。またこうした金属や合金を、
真空蒸着法によって被膜形成したプラスチック(例えば
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ
エチレンテレフタレート及びアクリル樹脂など)や、導
電性粒子(例えばカーボンブラック及び銀粒子など)を
適当なバインダー樹脂と共に上記のようなプラスチッ
ク、金属または合金支持体上に被覆した支持体、あるい
は導電性粒子をプラスチックや紙に含浸した支持体など
を用いることができる。支持体の形状としてはドラム
状、シート状及びベルト状などが挙げられるが、適用さ
れる電子写真感光体に最も適した形状にすることが好ま
しい。
【0042】更に、本発明においては、感光層上に保護
層として樹脂層や導電性粒子を含有する樹脂層を積層す
ることもできる。
【0043】上述した各種層の塗布方法としては、浸漬
コーティング法、スプレーコーティング法、ビームコー
ティング法、スピンナーコーティング法、ローラーコー
ティング法、マイヤーバーコーティング法及びブレード
コーティング法などが挙げられる。
【0044】図1に本発明の電子写真感光体を有するプ
ロセスカートリッジを用いた電子写真装置の概略構成を
示す。
【0045】図において、1はドラム状の本発明の電子
写真感光体であり、軸2を中心に矢印方向に所定の周速
度で回転駆動される。感光体1は、回転過程において、
一次帯電手段3によりその周面に正または負の所定電位
の均一帯電を受け、次いで、スリット露光やレーザービ
ーム走査露光等の露光手段(不図示)から出力される目
的の画像情報の時系列電気デジタル画像信号に対応して
強調変調された露光光4を受ける。こうして感光体1の
周面に対し、目的の画像情報に対応した静電潜像が順次
形成されていく。
【0046】形成された静電潜像は、次いで現像手段5
によりトナー現像され、現像されたトナー像は、不図示
の給紙部から感光体1と転写手段6との間に感光体1の
回転と同期して取り出されて給紙された転写材7に、感
光体1の表面に形成担持されているトナー画像が転写手
段6により順次転写されていく。
【0047】トナー画像の転写を受けた転写材7は、感
光体面から分離されて像定着手段8へ導入されて像定着
を受けることにより画像形成物(プリント、コピー)と
して装置外へプリントアウトされる。
【0048】像転写後の感光体1の表面は、クリーニン
グ手段9によって転写残りトナーの除去を受けて清浄面
化され、更に前露光手段(不図示)からの前露光光10
により除電処理された後、繰り返し画像形成に使用され
る。なお、一次帯電手段3が帯電ローラー等を用いた接
触帯電手段である場合は、前露光は必ずしも必要ではな
い。
【0049】本発明においては、上述の電子写真感光体
1、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段
9等の構成要素のうち、複数のものをプロセスカートリ
ッジとして一体に結合して構成し、このプロセスカート
リッジを複写機やレーザービームプリンター等の電子写
真装置本体に対して着脱自在に構成してもよい。例え
ば、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段
9の少なくとも一つを感光体1と共に一体に支持してカ
ートリッジ化して、装置本体のレール12等の案内手段
を用いて装置本体に着脱自在なプロセスカートリッジ1
1とすることができる。
【0050】また、露光光4は、電子写真装置が複写機
やプリンターである場合には、原稿からの反射光や透過
光、あるいは、センサーで原稿を読取り、信号化し、こ
の信号に従って行われるレーザービームの走査、LED
アレイの駆動及び液晶シャッターアレイの駆動等により
照射される光である。
【0051】本発明の電子写真感光体は、電子写真複写
機に利用するのみならず、レーザービームプリンター、
CRTプリンター、LEDプリンター、液晶プリンター
及びレーザー製版等の電子写真応用分野にも広く用いる
ことができる。
【0052】以下、実施例に従って本発明を更に詳細に
説明する。なお、実施例中の「部」は重量部を表す。
【0053】
【実施例】(実施例1)フラスコにコロイダルシリカ
(40%固体)の水性分散液3.9gを取り、攪拌しな
がらコロイダルシリカ(30%固体)のイソプロピルア
ルコール分散液26.8g、メチルトリエトキシシラン
2.7g、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン1.9g、酢酸3.1gを添加した。添加後、混合溶
液を65〜70℃に加熱し、2時間反応させた。その
後、イソプロピルアルコール23.3gで希釈し、硬化
触媒としてベンジルトリメチルアンモニウムアセテート
2.4gを添加し、更にポリエーテル変成ジメチルシリ
コーンの10%エタノール溶液0.16gを添加し中間
層用塗工液を調製した。
【0054】次にアルミニウム板上に、上記中間層用塗
工液をマイヤーバーで塗布し、120℃で3時間乾燥す
ることによって、膜厚が1μmの中間層を形成した。
【0055】次に、下記式
【0056】
【化1】
【0057】で示されるビスアゾ顔料5部にテトラヒド
ロフラン90部を加え、サンドミルで20時間分散し
た。この液にブチラール樹脂(BLS、積水化学工業社
製)2.5部をテトラヒドロフラン20部に溶かした液
を加え、更に2時間分散した。この分散液にシクロヘキ
サノン100部及びテトラヒドロフラン100部を加え
て希釈した溶液を、先に形成した中間層の上にマイヤー
バーで塗布し、乾燥することによって、膜厚が2μmの
電荷発生層を形成した。
【0058】次いで、下記式
【0059】
【化2】
【0060】で示されるトリアリールアミン5部とポリ
カーボネート樹脂(Z−200、三菱瓦斯化学(株)
製)5部をモノクロロベンゼン40部に溶解した液を、
電荷発生層の上にマイヤーバーで塗布し、乾燥すること
によって、膜厚が20μmの電荷輸送層を形成した。
【0061】得られた電子写真感光体を、静電複写機試
験装置(Model SP−428、川口電気(株)
製)を用いて−5kVのコロナ放電で負に帯電させ、1
秒間暗所放置した後、ハロゲンランプを用いて照度10
luxの光で露光し、帯電特性を評価した。帯電特性と
しては、表面電位(VO)、VOが1/2に減衰するのに
必要な露光量、即ち感度(E1/2)及び前露光後の電
位、即ち残留電位(Vr)を測定した。
【0062】その結果E1/2=1.33(lux・se
c)、Vr=−5(V)と感度も高く、また残留電位も
低かった。
【0063】(実施例2)フラスコにコロイダルシリカ
(40%固体)の水性分散液30.0gを取り、攪拌し
ながらメチルトリメトキシシラン21.5gと酢酸3.
5gとの混合物の1/3を添加した。添加後、混合溶液
を55℃まで加熱し、急激な発熱が観測されたら直ちに
氷冷し、フラスコ内の温度を50〜60℃に保ちながら
残りの混合物を添加した。反応溶液を20℃まで冷却
し、温度が安定したら30分間攪拌する。その後、イソ
プロピルアルコール17.8gで反応溶液を希釈し、ジ
ブチル錫ジ−2−エチルヘキソエート2.8gを徐々に
添加し、ベンジルトリメチルアンモニウムアセテート
2.4g、更にポリエーテル変成ジメチルシリコーンの
10%エタノール溶液0.16gを添加した。次に得ら
れた反応混合物の沈澱物を除去して中間層用塗工液を調
製した。
【0064】この塗工液を用いること以外は実施例1と
同様にして電子写真感光体を作製し、評価した。その結
果感度E1/2=1.35(lux・sec)、残留電位
r=−30(V)と感度も高く、また残留電位も低か
った。
【0065】(比較例1)中間層用塗工液として、アル
コール可溶性共重合ナイロン(アミランCM−800
0、東レ(株)製)5部をメタノール95部に溶解した
溶液を用いて中間層を形成した以外は、実施例1と同様
にして電子写真感光体を作製し、評価した。
【0066】その結果感度E1/2=1.57(lux・
sec)、残留電位Vr=−70(V)と残留電位が高
く、感度もあまり高くなかった。
【0067】(比較例2)中間層用塗工液として、メチ
ルシロキサン単位70モル%、ジメチルシロキサン単位
30モル%からなる1wt%のシラノール基を含むシロ
キサン樹脂100gをトルエン100gに溶解し、これ
に、ジブチル錫アセテート2gを加え均一な溶液にし
た。この塗工液を用いて実施例1と同様にして電子写真
感光体を作製し、評価した。
【0068】その結果感度E1/2=1.38(lux・
sec)、残留電位Vr=−45(V)と感度は高かっ
たが、残留電位が高かった。
【0069】(実施例3)アルミニウム板の代わりにア
ルミニウムシリンダー(外径30mm×長さ360m
m)を用い、中間層の乾燥を110℃で3時間行い、中
間層の膜厚を0.8μmとした以外は、実施例1と同様
にして電子写真感光体を作製した。なお、各層の塗布は
浸漬コーティング法により行った。
【0070】得られた電子写真感光体を、帯電−露光−
現像−転写−クリーニングのプロセスを0.8秒のサイ
クルで行う正規現像方式の普通紙複写機に装着し、低温
低湿環境(15℃、15%RH)下及び高温高湿環境
(30℃、85%RH)下で連続10,000枚の画像
出し耐久試験を行った。評価は、初期における暗部電位
(VD)の測定、初期及び耐久試験における明部電位
(VL)の測定及び得られた画像の目視による評価をす
ることにより行った。結果を表1に示す。
【0071】(比較例3)比較例1で用いた中間層用溶
液を使用した以外は実施例3と同様にして電子写真感光
体を作製し、評価した。
【0072】結果を表1に示す。
【0073】(実施例4)第1中間層をレゾール型フェ
ノール樹脂(プライオーフェンJ−325、大日本イン
キ(株)製)25部、酸化アンチモンを10%含有する
酸化スズで被覆された導電性酸化チタン粉体50部、メ
チルセロソルブ25部及びメタノール5部の混合物をサ
ンドミルで20時間分散した液を用いて形成し、第2中
間層として実施例3で用いた中間層用塗工液を用いて形
成した以外は、実施例3と同様にして電子写真感光体を
作製し、評価した。
【0074】結果を表1に示す。
【0075】(比較例4)第1中間層を、レゾール型フ
ェノール樹脂(プライオーフェンJ−325、大日本イ
ンキ(株)製)25部、酸化アンチモンを10%含有す
る酸化スズで被覆された導電性酸化チタン粉体50部、
メチルセロソルブ25部及びメタノール5部の混合物を
サンドミルで20時間分散した液を用いて形成し、第2
中間層を、アルコール可溶性共重合ナイロン(アミラン
CM−8000、東レ(株)製)5部をメタノール95
部に溶解した溶液を用いて形成した以外は、実施例3と
同様にして電子写真感光体を作製し、評価した。
【0076】結果を表1に示す。
【0077】
【表1】
【0078】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、低温低湿
下から高温高湿下に至る全環境において、安定して高い
感度及び優れた電位特性を有し、繰り返し使用しても優
れた画像を継続して形成し得る電子写真感光体、該電子
写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真感光体を有するプロセスカー
トリッジを用いる電子写真装置の概略構成の例を示す図
である。
【符号の説明】
1 感光体 2 軸 3 帯電手段 4 露光光 5 現像手段 6 転写手段 7 転写材 8 定着手段 9 クリーニング手段 10 前露光光 11 プロセスカートリッジ 12 レール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 83/08 C08L 83/08 (72)発明者 平岡 敬子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H068 AA43 AA44 BB32 CA06 FA27 FC01 FC05 FC08 FC11 4J002 CP031 CP081 CP131 DJ016 FA086 GP03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体上に中間層を介して感光層
    を有する電子写真感光体において、前記中間層がコロイ
    ダルシリカ及びシロキサン樹脂を含有していることを特
    徴とする電子写真感光体。
  2. 【請求項2】 前記中間層が、コロイダルシリカ存在下
    に下記一般式(1) RSiO3/2 …(1) (式中、Rは炭素数1〜3のアルキル基、ビニル基、C
    n2n+124−基(n=1〜18)、γ−グリシドキ
    シプロピル基及びγ−メタクリロオキシプロピル基から
    なる群より選ばれた少なくとも一つの基を表す。)で表
    される化合物を縮合した縮合物を含有する請求項1に記
    載の電子写真感光体。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の電子写真感光
    体を、該電子写真感光体を帯電させる帯電手段、静電潜
    像の形成された電子写真感光体をトナーで現像する現像
    手段、及び転写工程後の感光体上に残余するトナーを回
    収するクリーニング手段からなる群より選ばれた少なく
    とも一つの手段と共に一体に支持し、電子写真装置本体
    に着脱自在であることを特徴とするプロセスカートリッ
    ジ。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の電子写真感光
    体、該電子写真感光体を帯電させる帯電手段、帯電した
    電子写真感光体に対し露光を行い静電潜像を形成する露
    光手段、静電潜像の形成された電子写真感光体をトナー
    で現像する現像手段、及び転写材上のトナー像を転写す
    る転写手段を有することを特徴とする電子写真装置。
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