JP2994093B2 - 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた電子写真装置並びにファクシミリ - Google Patents
電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた電子写真装置並びにファクシミリInfo
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Description
【産業上の利用分野】本発明は電子写真感光体、該電子
写真感光体を備えた電子写真装置並びにファクシミリに
関する。
写真感光体を備えた電子写真装置並びにファクシミリに
関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真感光体の光導電材料としてセレ
ン、硫化カドミウム、酸化亜鉛などの無機光導電材料が
従来より用いられている。一方、ポリビニルカルバゾ−
ル、オキサジアゾ−ル、フタロシアニンなどの有機光導
電材料は無機光導電材料に比べてその無公害性、高生産
性などの利点があるが、感度が低く、その実用化は困難
であった。そのため、いくつかの増感方法が提案されて
いるが、効果的な方法としては電荷発生層と電荷輸送層
を積層した機能分離型感光体を用いることが知られてい
る。
ン、硫化カドミウム、酸化亜鉛などの無機光導電材料が
従来より用いられている。一方、ポリビニルカルバゾ−
ル、オキサジアゾ−ル、フタロシアニンなどの有機光導
電材料は無機光導電材料に比べてその無公害性、高生産
性などの利点があるが、感度が低く、その実用化は困難
であった。そのため、いくつかの増感方法が提案されて
いるが、効果的な方法としては電荷発生層と電荷輸送層
を積層した機能分離型感光体を用いることが知られてい
る。
【0003】一方、電子写真感光体には当然のことであ
るが、適用される電子写真プロセスに応じた所定の感
度、電気特性、さらには光学特性を備えていることが要
求される。特に繰り返し使用可能な感光体にあってはそ
の感光体の表面層にはコロナ帯電、トナ−現像、紙への
転写、クリ−ニング処理などの電気的機械的外力が直接
に加えられるため、それらに対する耐久性が要求され
る。具体的にはコロナ帯電時に発生するオゾンによる劣
化のために感度低下、残留電位増加および摺擦による表
面の摩耗や傷の発生などに対する耐久性が要求されてい
る。感光体の表面は樹脂によって被膜化されるため特に
樹脂の性能が重要であり、耐久性の優れた樹脂が要望さ
れていた。最近になりこれらを満足する樹脂としてビス
フェノ−ルAを骨格とするカ−ボネ−ト樹脂(以下、ビ
スフェノ−ルA型ポリカ−ボネ−トという)が表面層の
バインダ−として研究されるようになってきた。
るが、適用される電子写真プロセスに応じた所定の感
度、電気特性、さらには光学特性を備えていることが要
求される。特に繰り返し使用可能な感光体にあってはそ
の感光体の表面層にはコロナ帯電、トナ−現像、紙への
転写、クリ−ニング処理などの電気的機械的外力が直接
に加えられるため、それらに対する耐久性が要求され
る。具体的にはコロナ帯電時に発生するオゾンによる劣
化のために感度低下、残留電位増加および摺擦による表
面の摩耗や傷の発生などに対する耐久性が要求されてい
る。感光体の表面は樹脂によって被膜化されるため特に
樹脂の性能が重要であり、耐久性の優れた樹脂が要望さ
れていた。最近になりこれらを満足する樹脂としてビス
フェノ−ルAを骨格とするカ−ボネ−ト樹脂(以下、ビ
スフェノ−ルA型ポリカ−ボネ−トという)が表面層の
バインダ−として研究されるようになってきた。
【0004】一方、有機感光体はキャリアの移動度が低
いという欠点を有するが、これに対しても電荷輸送材の
材料設計により改良されてきている。電荷輸送材の構造
としては、トリフェニルアミン骨格を有するものがキャ
リアの移動度が高い。
いという欠点を有するが、これに対しても電荷輸送材の
材料設計により改良されてきている。電荷輸送材の構造
としては、トリフェニルアミン骨格を有するものがキャ
リアの移動度が高い。
【0005】電子写真感光体を作成するときは、これら
のバインダ−樹脂と電荷輸送材を溶剤に溶解して塗工、
乾燥することにより膜を形成する。このような条件で成
膜された樹脂は、その内部構造中に残留歪み応力を持っ
ており、ポリカ−ボネ−トは特にその傾向が強く、いわ
ゆるソルベントクラックが発生しやすいという欠点を有
する。こうして作成された電子写真感光体を取り扱う、
あるいは電子写真装置に装着する場合、例えば人の手が
触れたり、装置に用いている様々なオイルなどに接触す
ると感光体にクラックが生じ、欠陥画像となって現れ
る。
のバインダ−樹脂と電荷輸送材を溶剤に溶解して塗工、
乾燥することにより膜を形成する。このような条件で成
膜された樹脂は、その内部構造中に残留歪み応力を持っ
ており、ポリカ−ボネ−トは特にその傾向が強く、いわ
ゆるソルベントクラックが発生しやすいという欠点を有
する。こうして作成された電子写真感光体を取り扱う、
あるいは電子写真装置に装着する場合、例えば人の手が
触れたり、装置に用いている様々なオイルなどに接触す
ると感光体にクラックが生じ、欠陥画像となって現れ
る。
【0006】ところで、最近電子写真装置の帯電法とし
て、一般的なコロナ帯電に代わって直接帯電を用いた装
置が実用化されてきている。この方法は装置の簡略化や
コロナ放電で生成するオゾンを軽減するなどの寄与があ
るが、一方で電子写真感光体に直接接触する部材が増え
たことにより、上記のようなクラック現象がより発生し
やすい状況になっていることも事実である。すなわち、
直接帯電部材を構成する各種の材料が感光体表面にマイ
グレ−トしクラックを発生させる。このようなことか
ら、電子写真感光体に対してソルベントクラックを起こ
しにくい表面層の設計が望まれていた。
て、一般的なコロナ帯電に代わって直接帯電を用いた装
置が実用化されてきている。この方法は装置の簡略化や
コロナ放電で生成するオゾンを軽減するなどの寄与があ
るが、一方で電子写真感光体に直接接触する部材が増え
たことにより、上記のようなクラック現象がより発生し
やすい状況になっていることも事実である。すなわち、
直接帯電部材を構成する各種の材料が感光体表面にマイ
グレ−トしクラックを発生させる。このようなことか
ら、電子写真感光体に対してソルベントクラックを起こ
しにくい表面層の設計が望まれていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の電子写真感光体の有する優れた特性を生かした上で、
欠点であるソルベントクラックの発生しにくい電子写真
感光体を提供するものである。
の電子写真感光体の有する優れた特性を生かした上で、
欠点であるソルベントクラックの発生しにくい電子写真
感光体を提供するものである。
【0008】
【課題を解決する手段】本発明は直接帯電により帯電さ
れる電子写真感光体であって、ポリカ−ボネ−ト系バイ
ンダ−樹脂を含有する電荷輸送層を表面に有する電子写
真感光体において、該電荷輸送層が下記一般式(1)で
示される電荷輸送材を含有し、かつ、該ポリカ−ボネ−
トの粘度平均分子量が3.5×104 〜10×104 で
あることを特徴とする電子写真感光体から構成される。 一般式(1)
れる電子写真感光体であって、ポリカ−ボネ−ト系バイ
ンダ−樹脂を含有する電荷輸送層を表面に有する電子写
真感光体において、該電荷輸送層が下記一般式(1)で
示される電荷輸送材を含有し、かつ、該ポリカ−ボネ−
トの粘度平均分子量が3.5×104 〜10×104 で
あることを特徴とする電子写真感光体から構成される。 一般式(1)
【化2】 式中、Ar1 およびAr2 は置換されていてもよい芳香
環基を示し、R1 およびR2 は水素原子またはアルキル
基を示し、R3 は水素原子、アルキル基またはハロゲン
原子を示す。
環基を示し、R1 およびR2 は水素原子またはアルキル
基を示し、R3 は水素原子、アルキル基またはハロゲン
原子を示す。
【0009】また、本発明は前記本発明の電子写真感光
体および直接帯電手段を備えたことを特徴とする電子写
真装置から構成される。
体および直接帯電手段を備えたことを特徴とする電子写
真装置から構成される。
【0010】また、本発明は前記本発明の電子写真感光
体および直接帯電手段を備えた電子写真装置およびリモ
−ト端末からの画像情報を受信する手段を有することを
特徴とするファクシミリから構成される。
体および直接帯電手段を備えた電子写真装置およびリモ
−ト端末からの画像情報を受信する手段を有することを
特徴とするファクシミリから構成される。
【0013】ポリカ−ボネ−トと上記構造の電荷輸送材
とからなる電荷輸送層は電子写真特性としては非常に優
れた性質を有しているが、その塗布膜はクラックを発生
しやすいという欠点があった。本発明者らは、この性質
がポリカ−ボネ−トの分子量に大きく依存することを見
出した。すなわち、粘度平均分子量が2.5×104〜
15×104 の場合にクラックが発生しにくくなり、こ
の傾向は上記構造の電荷輸送材に特に顕著であった。通
常バインダ−樹脂として用いるポリカ−ボネ−トの分子
量は2×104 前後を用いることが多い。これは樹脂の
機械的強度が2×104 前後から十分に発現するように
なるためおよび塗料としたときの塗工性を最適化するた
めである。従って電子写真装置における繰り返し耐久性
は十分であるが、クラックは発生しやすい。これに対
し、分子量3.5×104 以上とすることにより著しく
改善される。一方、分子量が15×104 を超えると塗
料の粘度が高くなりすぎるため、10×104 以下に設
定される。
とからなる電荷輸送層は電子写真特性としては非常に優
れた性質を有しているが、その塗布膜はクラックを発生
しやすいという欠点があった。本発明者らは、この性質
がポリカ−ボネ−トの分子量に大きく依存することを見
出した。すなわち、粘度平均分子量が2.5×104〜
15×104 の場合にクラックが発生しにくくなり、こ
の傾向は上記構造の電荷輸送材に特に顕著であった。通
常バインダ−樹脂として用いるポリカ−ボネ−トの分子
量は2×104 前後を用いることが多い。これは樹脂の
機械的強度が2×104 前後から十分に発現するように
なるためおよび塗料としたときの塗工性を最適化するた
めである。従って電子写真装置における繰り返し耐久性
は十分であるが、クラックは発生しやすい。これに対
し、分子量3.5×104 以上とすることにより著しく
改善される。一方、分子量が15×104 を超えると塗
料の粘度が高くなりすぎるため、10×104 以下に設
定される。
【0014】本発明において用いるポリカ−ボネ−トの
具体例を表1に示す。
具体例を表1に示す。
【表1】
【0015】また、本発明において用いる電荷輸送材の
具体例を表2に示す。本発明において用いる電荷輸送材
について一般式(1)において、Ar1 およびAr2 の
例としてはフェニル基、メチル基置換(パラ位)フェニ
ル基、ナフチル基などが挙げられ、また、R1 およびR
2 は水素原子、メチル基、R3 は水素原子、メチル基な
どが例として挙げられる。具体的な化合物としては下記
表2に示す。これらの電荷輸送材は単独で用いる他に2
種以上混合して用いてもよい。
具体例を表2に示す。本発明において用いる電荷輸送材
について一般式(1)において、Ar1 およびAr2 の
例としてはフェニル基、メチル基置換(パラ位)フェニ
ル基、ナフチル基などが挙げられ、また、R1 およびR
2 は水素原子、メチル基、R3 は水素原子、メチル基な
どが例として挙げられる。具体的な化合物としては下記
表2に示す。これらの電荷輸送材は単独で用いる他に2
種以上混合して用いてもよい。
【表2】
【0016】本発明の電子写真感光体を製造する場合、
導電性支持体としてはアルミニウム、ステンレスなどの
金属、導電層を設けた紙、プラスチックなどの円筒状シ
リンダ−またはフィルムが用いられる。
導電性支持体としてはアルミニウム、ステンレスなどの
金属、導電層を設けた紙、プラスチックなどの円筒状シ
リンダ−またはフィルムが用いられる。
【0017】導電性支持体の上にはバリヤ−機能と接着
機能を持つ下引き層を設けることができる。下引き層は
感光層の接着性改良、塗工性改良、導電性支持体の保
護、導電性支持体表面の欠陥の被覆、導電性支持体から
の電荷注入性改良、感光層の電気的破壊に対する保護な
どのために形成される。下引き層の材料としてはポリビ
ニルアルコ−ル、ポリ−N−ビニルイミダゾ−ル、ポリ
エチレンオキシド、エチルセルロ−ス、メチルセルロ−
ス、エチレン−アクリル酸コポリマ−、カゼイン、ポリ
アミド、共重合ナイロン、にかわ、ゼラチンなどが挙げ
られる。これらはそれぞれに適した溶剤に溶解されて導
電性支持体上に塗布される。膜厚は0.2〜2μm程度
である。
機能を持つ下引き層を設けることができる。下引き層は
感光層の接着性改良、塗工性改良、導電性支持体の保
護、導電性支持体表面の欠陥の被覆、導電性支持体から
の電荷注入性改良、感光層の電気的破壊に対する保護な
どのために形成される。下引き層の材料としてはポリビ
ニルアルコ−ル、ポリ−N−ビニルイミダゾ−ル、ポリ
エチレンオキシド、エチルセルロ−ス、メチルセルロ−
ス、エチレン−アクリル酸コポリマ−、カゼイン、ポリ
アミド、共重合ナイロン、にかわ、ゼラチンなどが挙げ
られる。これらはそれぞれに適した溶剤に溶解されて導
電性支持体上に塗布される。膜厚は0.2〜2μm程度
である。
【0018】さらに支持体と下引き層との間に、支持体
のむらや欠陥の被覆および画像入力がレ−ザ−の場合に
は散乱による干渉縞防止を目的とした導電層を設けるこ
とが好適である。これはカ−ボンブラック、金属粒子、
金属酸化物などの導電性粉体をバインダ−樹脂中に分散
して形成することができる。膜厚は5〜40μm、好ま
しくは10〜30μmが適当である。
のむらや欠陥の被覆および画像入力がレ−ザ−の場合に
は散乱による干渉縞防止を目的とした導電層を設けるこ
とが好適である。これはカ−ボンブラック、金属粒子、
金属酸化物などの導電性粉体をバインダ−樹脂中に分散
して形成することができる。膜厚は5〜40μm、好ま
しくは10〜30μmが適当である。
【0019】本発明の電子写真感光体の製造の場合、電
荷発生物質としてはセレン−テルル、ピリリウム、チオ
ピリリウム系染料、フタロシアニン系顔料、アントアン
トロン顔料、ジベンズピレンキノン顔料、ピラントロン
顔料、アゾ系顔料、インジゴ顔料、キナクリドン系顔
料、非対称キノシアニン、キノシアニンあるいは特開昭
54−143645号公報に記載のアモルファスシリコ
ンなどが挙げられる。
荷発生物質としてはセレン−テルル、ピリリウム、チオ
ピリリウム系染料、フタロシアニン系顔料、アントアン
トロン顔料、ジベンズピレンキノン顔料、ピラントロン
顔料、アゾ系顔料、インジゴ顔料、キナクリドン系顔
料、非対称キノシアニン、キノシアニンあるいは特開昭
54−143645号公報に記載のアモルファスシリコ
ンなどが挙げられる。
【0020】電荷発生層の上に電荷輸送層が形成され
る。
る。
【0021】本発明の電子写真感光体は電子写真複写
機、レ−ザ−ビ−ムプリンタ−、普通紙ファクシミリな
どの電子写真応用分野に広く用いることができる。
機、レ−ザ−ビ−ムプリンタ−、普通紙ファクシミリな
どの電子写真応用分野に広く用いることができる。
【0022】次に、本発明の電子写真感光体を備えた電
子写真装置並びにファクシミリについて説明する。図1
に本発明のドラム型感光体を用いた一般的な転写式電子
写真装置の概略構成を示した。図において、1は像担持
体としてのドラム型感光体であり、軸1aを中心に矢印
方向に所定の周速度で回転駆動される。該感光体1はそ
の回転過程で帯電手段2によりその周面に正または負の
所定電位の均一帯電を受け、次いで露光部3にて不図示
の像露光手段により光像露光L(スリット露光・レ−ザ
−ビ−ム走査露光など)を受ける。これにより感光体周
面に露光像に対応した静電潜像が順次形成されていく。
その静電潜像は、次いで現像手段4でトナ−現像され、
そのトナ−現像像が転写手段5により不図示の給紙部か
ら感光体1と転写手段5との間に感光体1の回転と同期
取りされて給送された転写材Pの面に順次転写されてい
く。像転写を受けた転写材Pは感光体面から分離されて
像定着手段8へ導入されて像定着を受けて複写物(コピ
−)として機外へプリントアウトされる。像転写後の感
光体1の表面はクリ−ニング手段6にて転写残りトナ−
の除去を受けて清浄面化され、前露光手段7により除電
処理がされて繰り返し像形成に使用される。感光体1の
均一帯電手段2としては直接帯電装置が使用される。電
子写真装置として、上述の感光体や現像手段、クリ−ニ
ング手段などの構成要素のうち、複数のものを装置ユニ
ットとして一体に結合して構成し、このユニットを装置
本体に対して着脱自在に構成してもよい。例えば、感光
体1とクリ−ニング手段6とをひとつの装置ユニットと
し、装置本体のレ−ルなどの案内手段を用いて着脱自在
の構成にしてもよい。このとき、上記の装置ユニットの
ほうに帯電手段および/または現像手段を伴って構成し
てもよい。また、光像露光Lは、電子写真装置を複写機
やプリンタ−として使用する場合には、原稿からの反射
光や透過光を用いる、あるいは、原稿を読み取り信号化
し、この信号に従ってレ−ザ−ビ−ムの走査、発光ダイ
オ−ドアレイの駆動、または液晶シャッタ−アレイの駆
動などを行うことにより行なわれる。また、ファクシミ
リのプリンタ−として使用する場合には、光像露光Lは
受信デ−タをプリントするための露光になる。
子写真装置並びにファクシミリについて説明する。図1
に本発明のドラム型感光体を用いた一般的な転写式電子
写真装置の概略構成を示した。図において、1は像担持
体としてのドラム型感光体であり、軸1aを中心に矢印
方向に所定の周速度で回転駆動される。該感光体1はそ
の回転過程で帯電手段2によりその周面に正または負の
所定電位の均一帯電を受け、次いで露光部3にて不図示
の像露光手段により光像露光L(スリット露光・レ−ザ
−ビ−ム走査露光など)を受ける。これにより感光体周
面に露光像に対応した静電潜像が順次形成されていく。
その静電潜像は、次いで現像手段4でトナ−現像され、
そのトナ−現像像が転写手段5により不図示の給紙部か
ら感光体1と転写手段5との間に感光体1の回転と同期
取りされて給送された転写材Pの面に順次転写されてい
く。像転写を受けた転写材Pは感光体面から分離されて
像定着手段8へ導入されて像定着を受けて複写物(コピ
−)として機外へプリントアウトされる。像転写後の感
光体1の表面はクリ−ニング手段6にて転写残りトナ−
の除去を受けて清浄面化され、前露光手段7により除電
処理がされて繰り返し像形成に使用される。感光体1の
均一帯電手段2としては直接帯電装置が使用される。電
子写真装置として、上述の感光体や現像手段、クリ−ニ
ング手段などの構成要素のうち、複数のものを装置ユニ
ットとして一体に結合して構成し、このユニットを装置
本体に対して着脱自在に構成してもよい。例えば、感光
体1とクリ−ニング手段6とをひとつの装置ユニットと
し、装置本体のレ−ルなどの案内手段を用いて着脱自在
の構成にしてもよい。このとき、上記の装置ユニットの
ほうに帯電手段および/または現像手段を伴って構成し
てもよい。また、光像露光Lは、電子写真装置を複写機
やプリンタ−として使用する場合には、原稿からの反射
光や透過光を用いる、あるいは、原稿を読み取り信号化
し、この信号に従ってレ−ザ−ビ−ムの走査、発光ダイ
オ−ドアレイの駆動、または液晶シャッタ−アレイの駆
動などを行うことにより行なわれる。また、ファクシミ
リのプリンタ−として使用する場合には、光像露光Lは
受信デ−タをプリントするための露光になる。
【0023】図2は、この場合の1例をブロック図で示
したものである。コントロ−ラ10は画像読取部9とプ
リンタ−18を制御する。コントロ−ラ10の全体はC
PU16により制御されている。画像読取部からの読取
りデ−タは、送信回路12を通して相手局に送信され
る。相手局から受けたデ−タは受信回路11を通してプ
リンタ−18に送られる。画像メモリには所定の画像デ
−タが記憶される。プリンタコントロ−ラ17はプリン
タ−18を制御している。13は電話である。回線14
から受信された画像(回線を介して接続されたリモ−ト
端末からの画像情報)は、受信回路11で復調された
後、CPU16は画像情報の信号処理を行い順次画像メ
モリ15に格納される。そして、少なくとも1ペ−ジの
画像がメモリ15に格納されると、そのペ−ジの画像記
憶を行う。CPU16は、メモリ15より1ペ−ジの画
像情報を読み出しプリンタコントロ−ラ17に信号化さ
れた1ペ−ジの画像情報を送出する。プリンタコントロ
−ラ17は、CPU16からの1ペ−ジの画像情報を受
け取るとそのペ−ジの画像情報記録を行うべく、プリン
タ−18を制御する。なお、CPU16は、プリンタ−
18による記録中に、次のペ−ジの受信を行っている。
以上のように、画像の受信と記録が行われる。
したものである。コントロ−ラ10は画像読取部9とプ
リンタ−18を制御する。コントロ−ラ10の全体はC
PU16により制御されている。画像読取部からの読取
りデ−タは、送信回路12を通して相手局に送信され
る。相手局から受けたデ−タは受信回路11を通してプ
リンタ−18に送られる。画像メモリには所定の画像デ
−タが記憶される。プリンタコントロ−ラ17はプリン
タ−18を制御している。13は電話である。回線14
から受信された画像(回線を介して接続されたリモ−ト
端末からの画像情報)は、受信回路11で復調された
後、CPU16は画像情報の信号処理を行い順次画像メ
モリ15に格納される。そして、少なくとも1ペ−ジの
画像がメモリ15に格納されると、そのペ−ジの画像記
憶を行う。CPU16は、メモリ15より1ペ−ジの画
像情報を読み出しプリンタコントロ−ラ17に信号化さ
れた1ペ−ジの画像情報を送出する。プリンタコントロ
−ラ17は、CPU16からの1ペ−ジの画像情報を受
け取るとそのペ−ジの画像情報記録を行うべく、プリン
タ−18を制御する。なお、CPU16は、プリンタ−
18による記録中に、次のペ−ジの受信を行っている。
以上のように、画像の受信と記録が行われる。
【0024】
【実施例】実施例1 30φ、260ミリメ−トルのアルミニウムシリンダ−
を支持体とし、これに下記の材料から構成される塗料を
浸漬法で塗布し、140℃で30分間熱硬化して18μ
mの導電層を形成した。 導電性顔料:酸化錫コ−ト処理酸化チタン10部(重量部、以下同様) 抵抗調節用顔料:酸化チタン10部 結着樹脂:フェノ−ル樹脂10部 レベリング剤:シリコ−ンオイル0.001部 溶剤:メタノ−ル/メチルセロソルブ=1/1:20部
を支持体とし、これに下記の材料から構成される塗料を
浸漬法で塗布し、140℃で30分間熱硬化して18μ
mの導電層を形成した。 導電性顔料:酸化錫コ−ト処理酸化チタン10部(重量部、以下同様) 抵抗調節用顔料:酸化チタン10部 結着樹脂:フェノ−ル樹脂10部 レベリング剤:シリコ−ンオイル0.001部 溶剤:メタノ−ル/メチルセロソルブ=1/1:20部
【0025】次に、上記導電層上にN−メトキシメチル
化ナイロン3部と共重合ナイロン3部とをメタノ−ル6
5部とn−ブタノ−ル30部とに溶解した溶液を浸漬法
で塗布して0.5μmの下引き層を形成した。
化ナイロン3部と共重合ナイロン3部とをメタノ−ル6
5部とn−ブタノ−ル30部とに溶解した溶液を浸漬法
で塗布して0.5μmの下引き層を形成した。
【0026】次に、下記構造式のジスアゾ顔料3部、
【化3】 ポリビニルベンザ−ル(ベンザ−ル化度80%、重量平
均分子量1万1千)2部およびシクロヘキサノン80部
をφ1ミリメ−トルガラスビ−ズを用いたサンドミル装
置で24時間分散した後、メチルエチルケトン115部
を加えて電荷発生層用塗料を調製し、この塗工液を下引
き層上に浸漬法で塗布し、0.2μmの電荷発生層を形
成した。
均分子量1万1千)2部およびシクロヘキサノン80部
をφ1ミリメ−トルガラスビ−ズを用いたサンドミル装
置で24時間分散した後、メチルエチルケトン115部
を加えて電荷発生層用塗料を調製し、この塗工液を下引
き層上に浸漬法で塗布し、0.2μmの電荷発生層を形
成した。
【0027】次に、電荷輸送材として表2中、構造式
(3)の化合物を9部、ポリカ−ボネ−ト化合物例
(8)(粘度平均分子量4.1×104 )を10部をク
ロロベンゼン45部、ジクロルメタン10部に溶解し
た。この塗料を電荷発生層上に浸漬法で塗布し、20μ
mの電荷輸送層を形成し、電子写真感光体を作成した。
(3)の化合物を9部、ポリカ−ボネ−ト化合物例
(8)(粘度平均分子量4.1×104 )を10部をク
ロロベンゼン45部、ジクロルメタン10部に溶解し
た。この塗料を電荷発生層上に浸漬法で塗布し、20μ
mの電荷輸送層を形成し、電子写真感光体を作成した。
【0028】比較例1 分子量2.0×104 のポリカ−ボネ−トを用いた他
は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作成した。
は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作成した。
【0029】比較例2 分子量18×104 のポリカ−ボネ−トを用いた他は、
実施例1と同様にして電子写真感光体を作成した。電荷
輸送層の塗布はビ−ム法により行った。
実施例1と同様にして電子写真感光体を作成した。電荷
輸送層の塗布はビ−ム法により行った。
【0030】これらの電子写真感光体についてソルベン
トクラックの特性を調べた。方法としては電子写真感光
体に指油を付着させ24時間経過した後に顕微鏡でクラ
ックの有無を観察した。また、感度の測定を実際の複写
機に装着して行った。複写機はキヤノン(株)製FC−
2を導電性ゴムロ−ラ−による直接帯電方式に改造した
機を用いた。結果を後記表3に示す。
トクラックの特性を調べた。方法としては電子写真感光
体に指油を付着させ24時間経過した後に顕微鏡でクラ
ックの有無を観察した。また、感度の測定を実際の複写
機に装着して行った。複写機はキヤノン(株)製FC−
2を導電性ゴムロ−ラ−による直接帯電方式に改造した
機を用いた。結果を後記表3に示す。
【0031】実施例2 下引き層までを実施例1と同様にして形成した。次に、
下記構造式のジスアゾ顔料3部、
下記構造式のジスアゾ顔料3部、
【化4】 ポリビニルブチラ−ル1.5部およびシクロヘキサン8
0部をφ1ミリメ−トルガラスビ−ズを用いたサンドミ
ル装置で40時間分散した後、テトラヒドロフラン10
0部を加えて電荷発生層用塗料を調製し、この塗工液を
下引き層上に浸漬法で塗布し、0.2μmの電荷発生層
を形成した。
0部をφ1ミリメ−トルガラスビ−ズを用いたサンドミ
ル装置で40時間分散した後、テトラヒドロフラン10
0部を加えて電荷発生層用塗料を調製し、この塗工液を
下引き層上に浸漬法で塗布し、0.2μmの電荷発生層
を形成した。
【0032】次に、電荷輸送材として表2中、構造式
(2)の化合物を11部、ポリカ−ボネ−トとして化合
物例(1)(粘度平均分子量4.3×104 )を10部
をジクロルエタン30部、ジクロルメタン20部、シク
ロヘキサノン20部に溶解した。この塗料を電荷発生層
上に浸漬法で塗布し、17μmの電荷輸送層を形成し、
電子写真感光体を作成した。
(2)の化合物を11部、ポリカ−ボネ−トとして化合
物例(1)(粘度平均分子量4.3×104 )を10部
をジクロルエタン30部、ジクロルメタン20部、シク
ロヘキサノン20部に溶解した。この塗料を電荷発生層
上に浸漬法で塗布し、17μmの電荷輸送層を形成し、
電子写真感光体を作成した。
【0033】この電子写真感光体について実施例1と同
様の評価を行った。ただし、感度の測定については直接
帯電方式のレ−ザ−プリンタ−(キヤノン(株)製LB
P−LX)に装着して行った。なお、帯電に用いた導電
性ゴムロ−ラ−は前記の複写機と同じ材質のものを用い
た。結果を表3に示す。
様の評価を行った。ただし、感度の測定については直接
帯電方式のレ−ザ−プリンタ−(キヤノン(株)製LB
P−LX)に装着して行った。なお、帯電に用いた導電
性ゴムロ−ラ−は前記の複写機と同じ材質のものを用い
た。結果を表3に示す。
【0034】
【表3】 この表に示すように、ポリカ−ボネ−トの分子量を3.
5×104 以上とすることによって、特性を劣化させる
ことなくクラックの発生を押さえることができた。ま
た、比較例2の電子写真感光体については分子量が大き
すぎるため塗料の粘度が高く、塗膜のむらおよび糸引き
によるスジが発生していた。
5×104 以上とすることによって、特性を劣化させる
ことなくクラックの発生を押さえることができた。ま
た、比較例2の電子写真感光体については分子量が大き
すぎるため塗料の粘度が高く、塗膜のむらおよび糸引き
によるスジが発生していた。
【0036】次に、これらの電子写真感光体に対し、帯
電用のゴムロ−ラ−を当接した状態で3ヶ月間の保存試
験を行った。なお、このゴムロ−ラ−の表面は次のよう
な材料構成となっている。導電性粉体:酸化錫、粉体分
散剤:トリアルキルアミン系界面活性剤、バインダ−樹
脂:変性ポリアミド
電用のゴムロ−ラ−を当接した状態で3ヶ月間の保存試
験を行った。なお、このゴムロ−ラ−の表面は次のよう
な材料構成となっている。導電性粉体:酸化錫、粉体分
散剤:トリアルキルアミン系界面活性剤、バインダ−樹
脂:変性ポリアミド
【0037】ここで用いている分散剤が電子写真感光体
との当接状態で徐々に電子写真感光体側にマイグレ−ト
してくるため、比較例1においてはロ−ラ−の当接部に
ソルベントクラックが発生し、不良画像となった。しか
し、その他の電子写真感光体サンプルについてはクラッ
クの発生はなかった。
との当接状態で徐々に電子写真感光体側にマイグレ−ト
してくるため、比較例1においてはロ−ラ−の当接部に
ソルベントクラックが発生し、不良画像となった。しか
し、その他の電子写真感光体サンプルについてはクラッ
クの発生はなかった。
【0038】
【発明の効果】本発明の電子写真感光体は優れた電子写
真特性を損なわずにソルベントクラックの発生を押さえ
ることが可能であり、取り扱い性が容易で、かつ、電子
写真感光体回りの設計、特に直接帯電の部材の設計ラチ
チュウドが広く容易になるという顕著な効果を奏する。
また、該電子写真感光体を備えた電子写真装置並びにフ
ァクシミリにおいても同様に効果を奏する。
真特性を損なわずにソルベントクラックの発生を押さえ
ることが可能であり、取り扱い性が容易で、かつ、電子
写真感光体回りの設計、特に直接帯電の部材の設計ラチ
チュウドが広く容易になるという顕著な効果を奏する。
また、該電子写真感光体を備えた電子写真装置並びにフ
ァクシミリにおいても同様に効果を奏する。
【図1】一般的な転写式電子写真装置の概略構成図であ
る。
る。
【図2】電子写真装置をプリンタ−として使用したファ
クシミリのブロック図である。
クシミリのブロック図である。
1 像担持体としてのドラム型感光体(本発明の電子
写真感光体) 2 直接帯電装置 3 露光部 4 現像手段 5 転写手段 6 クリ−ニング手段 7 前露光手段 8 像定着手段 L 光像露光 P 像転写を受けた転写材 9 画像読取部 10 コントロ−ラ− 11 受信回路 12 送信回路 13 電話 14 回線 15 画像メモリ 16 CPU 17 プリンタコントロ−ラ 18 プリンタ−
写真感光体) 2 直接帯電装置 3 露光部 4 現像手段 5 転写手段 6 クリ−ニング手段 7 前露光手段 8 像定着手段 L 光像露光 P 像転写を受けた転写材 9 画像読取部 10 コントロ−ラ− 11 受信回路 12 送信回路 13 電話 14 回線 15 画像メモリ 16 CPU 17 プリンタコントロ−ラ 18 プリンタ−
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相野谷 英之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 岸 淳一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 青砥 寛 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−78758(JP,A) 特開 平3−132763(JP,A) 特開 平3−132764(JP,A) 特開 平3−132666(JP,A) 特開 昭64−24255(JP,A) 特開 平1−273050(JP,A) 特開 平3−94262(JP,A) 特開 平2−236556(JP,A) 特開 昭64−7070(JP,A) 特開 平2−230255(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 5/00 H04N 1/29 CA(STN) REGISTRY(STN)
Claims (3)
- 【請求項1】 直接帯電により帯電される電子写真感光
体であって、ポリカ−ボネ−ト系バインダ−樹脂を含有
する電荷輸送層を表面に有する電子写真感光体におい
て、該電荷輸送層が下記一般式(1)で示される電荷輸
送材を含有し、かつ、該ポリカ−ボネ−トの粘度平均分
子量が3.5×104 〜10×104 であることを特徴
とする電子写真感光体。 一般式(1) 【化1】 式中、Ar1 およびAr2 は置換されていてもよい芳香
環基を示し、R1 およびR2 は水素原子またはアルキル
基を示し、R3 は水素原子、アルキル基またはハロゲン
原子を示す。 - 【請求項2】 請求項1記載の電子写真感光体および直
接帯電手段を備えたことを特徴とする電子写真装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の電子写真感光体および直
接帯電手段を備えた電子写真装置およびリモ−ト端末か
らの画像情報を受信する手段を有することを特徴とする
ファクシミリ。 【0001】
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3171962A JP2994093B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた電子写真装置並びにファクシミリ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3171962A JP2994093B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた電子写真装置並びにファクシミリ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04368956A JPH04368956A (ja) | 1992-12-21 |
JP2994093B2 true JP2994093B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=15932993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3171962A Expired - Fee Related JP2994093B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた電子写真装置並びにファクシミリ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2994093B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8481234B2 (en) | 2010-09-09 | 2013-07-09 | Ricoh Company, Ltd. | Image bearing member |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08254840A (ja) * | 1995-03-15 | 1996-10-01 | Yamanashi Electron Co Ltd | 電子写真感光体及び電子写真装置 |
-
1991
- 1991-06-18 JP JP3171962A patent/JP2994093B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8481234B2 (en) | 2010-09-09 | 2013-07-09 | Ricoh Company, Ltd. | Image bearing member |
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---|---|
JPH04368956A (ja) | 1992-12-21 |
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