JP3101469B2 - 電子写真感光体、該電子写真感光体を有する電子写真装置及び装置ユニット - Google Patents
電子写真感光体、該電子写真感光体を有する電子写真装置及び装置ユニットInfo
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Description
し、詳しくは特定の表面層を有する電子写真感光体に関
する。また、本発明は上記電子写真感光体を有する電子
写真装置及び装置ユニットに関する。
プロセスに応じた所要の感度、電気的特性及び光学的特
性を備えていることは勿論であるが、更に、繰り返し使
用される感光体には、帯電、現像、転写及びクリーニン
グといった電気的及び機械的外力に対する耐久性が要求
される。具体的には、摺擦による感光体表面の摩耗や
傷、及びオゾンやNOxによる感光体の劣化などに対す
る耐久性が要求される。加えて、感光体表面へのトナー
の付着を防止するために優れたクリーニング性を有する
ことも必要である。
に樹脂を主成分とする表面保護層を設けることが知られ
ている。例えば、特開昭62−272282号公報に
は、保護層にフッ素系樹脂粒子と電荷輸送物質を添加す
ることにより機械的特性と電位安定性を向上させること
が提案されている。
作成した膜は、他の層との接着性が良好である反面、硬
度が低く、耐久性に乏しくなる傾向にある。逆に、分子
量の大きい樹脂を用いて作成した膜は、内部応力が大き
くなる傾向があるので、特に、感光層のような比較的膜
厚の厚い層を形成すると、膜にクラックが生じたり、膜
自体がもろくなり易くなる。
に伴い、より優れた電子写真特性及びより優れた耐久性
を有する電子写真感光体が検討されている。
た電子写真特性を有し、繰り返し使用しても安定して優
れた画像を得ることのできる電子写真感光体を提供する
ことにある。
る電子写真装置及び装置ユニットを提供することにあ
る。
支持体上に感光層を有し、該感光層上に表面層を有する
電子写真感光体であって、該感光層が電荷発生物質、電
荷輸送物質及び結着樹脂を含有し、該表面層がフッ素原
子含有樹脂粒子、電荷輸送物質及び結着樹脂を含有する
電子写真感光体において、該表面層が含有する結着樹脂
の構成成分と該感光層が含有する結着樹脂の構成成分が
同じであり、該表面層が含有する結着樹脂が50,00
0〜160,000の数平均分子量を有し、該感光層が
含有する結着樹脂が10,000〜50,000の数平
均分子量を有し、かつ該表面層が含有する結着樹脂の数
平均分子量が該感光層が含有する結着樹脂の数平均分子
量の2倍以上であることを特徴とする電子写真感光体で
ある。
る電子写真装置及び装置ユニットである。
の構成成分と感光層が含有する樹脂の構成成分が同じで
あるので、それぞれの層に異なる種類の樹脂を用いた場
合に比較して、表面層と感光層の界面が生じないため、
両層の密着性が高く、歪みも生じにくく、表面層に高分
子量の樹脂を使用することが可能となり、耐久性を著し
く向上させることができると同時に、界面でのキャリヤ
のトラップも非常に少なくなるので、電気的特性もより
優れたものにできる。
る樹脂の数平均分子量が感光層が含有する樹脂の数平均
分子量の2倍以上であるので、適度な界面が生じるた
め、両層間の電荷輸送物質などのマイグレーションが生
じにくく、非常に均一な表面層と感光層を形成すること
ができ、結果としてより優れた画像を得ることができ
る。2倍に満たないと両層が相溶し過ぎて層の表面状態
が不均一になってしまったり、電荷輸送物質などのマイ
グレーションに起因する電位特性の不均一や残留電位の
上昇などが生じ易い。
ンを含有するので、表面潤滑性も高く、極めて優れた耐
久性を有する電子写真感光体を提供することができたの
である。
発生物質、電荷輸送物質及び結着樹脂を含有するが、電
荷発生物質と電荷輸送物質を同一の層に含有する、所謂
単一層型と、電荷発生物質を含有する電荷発生層と電荷
輸送物質を含有する電荷輸送層を有する、所謂積層型に
大別される。積層型は、更に、導電性支持体、電荷発生
層及び電荷輸送層の順に有するタイプと導電性支持体、
電荷輸送層及び電荷発生層を有するタイプに分けられ
る。本発明においては、積層型、特に電荷発生層の上に
電荷輸送層を積層するタイプが最も好ましい。
レン、セレン−テルル及びアモルファスシリコンなどの
無機系電荷発生物質;ピリリウム系染料、チアピリリウ
ム系染料、アズレニウム系染料、チアシアニン系染料及
びキノシアニン系染料などのカチオン染料;スクエアリ
ウム塩系染料;フタロシアニン系顔料;アントアントロ
ン系顔料;ジベンズピレンキノン系顔料及びピラントロ
ン系顔料などの多環キノン顔料;インジゴ系顔料;キナ
クリドン系顔料及びアゾ系顔料などから選ばれた材料を
電荷発生物質として含有する。これらは、単独ないしは
組み合わせて用いることができる。電荷発生層は、導電
性支持体上に真空蒸着装置によって蒸着層として形成し
たり、あるいは上記のような電荷発生物質を適当な溶剤
を用いて結着樹脂に分散した液を塗布、乾燥することに
よって塗布層として形成することができる。
脂、例えば、ポリビニルブチラール、ポリアリレート
(ビスフェノールAとフタル酸の縮重合体など)、ポリ
カーボネート、ポリエステル、ポリ酢酸ビニル、アクリ
ル樹脂、ポリアクリルアミド、ポリアミド、セルロース
系樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂及びポリビニルア
ルコールなどの樹脂を挙げることができ、また、ポリ−
N−ビニルカルバゾール及びポリビニルピレンなどの有
機光導電性樹脂も挙げることができる。電荷発生層中の
結着樹脂の割合は、電荷発生層全重量に対して90重量
%以下であることが好ましく、特には50重量%以下で
あることが好ましい。但し、電荷発生層が電荷輸送層上
に形成されるタイプの場合、電荷発生層は必ず結着樹脂
を含有していなければならず、その割合は、電荷発生層
全重量に対して10重量%以上であることが好ましく、
特には30重量%以上であることが好ましい。
6μmであることが好ましく、特には0.01〜1μm
であることが好ましい。
レン、アントラセン、ピレン及びフェナントレンなどの
構造を有する多環芳香族化合物;インドール、カルバゾ
ール、オキサジアゾール及びピラゾリンなどの含窒素環
化合物;ヒドラゾン化合物及びスチリル化合物などの電
荷輸送物質を適当な溶剤を用いて結着樹脂に溶解した液
を塗布、乾燥することにより形成される。
えばポリアリレート、ポリスルホン、ポリアミド、アク
リル樹脂、アクリロニトロル樹脂、メタクリル樹脂、塩
化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、フェノール樹脂、エポ
キシ樹脂、ポリエステル、アルキド樹脂、ポリカーボネ
ート、ポリウレタン、スチレン−ブタジエンコポリマ
ー、スチレン−アクリルコポリマー、スチレン−アクリ
ロニトリルコポリマー及びスチレン−マレイン酸コポリ
マーなどを挙げることができる。また、このような絶縁
性樹脂の他にポリビニルカルバゾール、ポリビニルアン
トラセンやポリビニルピレンなどの有機光導電性ポリマ
ーも使用することができる。これらの中では、アクリル
樹脂、メタクリル樹脂、ポリカーボネート及びスチレン
−アクリルコポリマーが特に好ましい。結着樹脂と電荷
輸送物質との配合割合は、電荷輸送層全重量に対して電
荷輸送物質が20〜80重量%であることが好ましく、
特には30〜70重量%であることが好ましい。
mであることが好ましく、特には15〜30μmである
ことが好ましい。
電荷発生物質及び電荷輸送物質を上述の結着樹脂に分散
及び溶解した液を導電性支持体上に塗布し、乾燥するこ
とによって形成することができる。
であることが好ましく、特には15〜30μmであるこ
とが好ましい。
明においては、表面層に接触している層が含有する結着
樹脂の有する数平均分子量は、10,000〜50,0
00であり、好ましくは15,000〜40,000で
ある。
は、フッ素含有樹脂粒子、電荷輸送物質及び結着樹脂を
含有する。
ポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロトリフルオロ
エチレン、ポリフッ化ビニリデン、ポリジクロロジフル
オロエチレン、テトラフルオロエチレン−パーフルオロ
アルキルビニルエーテル共重合体、テトラフルオロエチ
レン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テトラフル
オロエチレン−エチレン共重合体及びテトラフルオロエ
チレン−ヘキサフルオロプロピレン−パーフルオロアル
キルビニルエーテル共重合体などが挙げられる。これら
の樹脂粒子は、単独でも、2種以上を組み合わせても用
いることができる。また、分子量は、数平均分子量で、
3,000〜5,000,000であることが好まし
く、特には10,000〜3,000,000であるこ
とが好ましい。粒径は、平均粒径で0.01〜10μm
であることが好ましく、特には0.05〜2.0μmで
あることが好ましい。
点から、表面層が上記樹脂粒子を大量に含有することが
好ましい反面、樹脂粒子による光の散乱を最小限に抑え
るためには、できるだけ少量含有することが好ましい。
具体的には、表面層全重量に対し、樹脂粒子が30〜7
0重量%であることが好ましく、特には40〜65重量
%であることが好ましい。
感光層が含有するものと同様のものが挙げられる。
層が含有するものと同様のものが挙げられるが、本発明
においては、表面層が含有する結着樹脂は、その構成成
分が表面層が接触している感光層が含有する結着樹脂の
構成成分と同じであり、分子量が数平均分子量で50,
000〜160,000であり、好ましくは60,00
0〜100,000である。更に、本発明においては、
表面層が接触している感光層が含有する結着樹脂の数平
均分子量の2倍以上である。表面層と感光層の界面の歪
みや、表面層のクラックなどを考慮すると、表面層が含
有する樹脂の数平均分子量は、表面層が接触している感
光層が含有する樹脂の数平均分子量の6倍以下であるこ
とが好ましい。尚、樹脂が共重合体であるときは、樹脂
の構成成分とは、共重合体が有する複数のモノマー単位
のことを示し、表面層が含有する樹脂の共重合比と感光
層が含有する樹脂の共重合比は同じでも異なっていても
良いが、同じであることの方がより好ましい。
ッ素原子含有樹脂粒子及び電荷輸送物質を適当な溶剤を
用いて上記結着樹脂に分散及び溶解した液を感光層上に
塗布し、乾燥することによって形成することができる。
その膜厚は、0.05〜10μmであることが好まし
く、特には0.5〜8μmであることが好ましい。
は、例えばアルミニウム、アルミニウム合金、銅、亜
鉛、ステンレス、バナジウム、モリブデン、クロム、チ
タン、ニッケル、インジウム、金及び白金などが挙げら
れる。またこうした金属や合金を、真空蒸着法によって
被膜形成したプラスチック(例えばポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレ
ート及びアクリル樹脂など)や、導電性粒子(例えばカ
ーボンブラック及び銀粒子など)を適当な結着樹脂と共
に上記のようなプラスチック、金属または合金の支持体
上に被覆した支持体、あるいは導電性粒子をプラスチッ
クや紙に含浸した支持体などを用いることができる。支
持体の形状としてはドラム状、シート状及びベルト状な
どが挙げられるが、適用される電子写真装置に最も適し
た形状にすることが好ましい。
感光層との間に樹脂を主成分とする層、所謂下引き層を
設けてもよい。下引き層は導電性支持体からのキャリヤ
の注入を制御したり、支持体と感光層の接着性を向上さ
せる機能を有する。下引き層は主に樹脂から成るが、前
記金属や、合金、それらの酸化物、塩類及び界面活性剤
などを含有していてもよい。下引き層に用いられる樹脂
の具体例としては、ポリエステル、ポリウレタン、ポリ
アリレート、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリブタジ
エン、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリプロピレ
ン、ポリイミド、フェノール樹脂、アクリル樹脂、シリ
コーン樹脂、エポキシ樹脂、ユリア樹脂、アリル樹脂、
アルキッド樹脂、ポリアミド−イミド、ナイロン、ポリ
サルホン、ポリアリルエーテル、ポリアセタール及びブ
チラール樹脂などが挙げられる。膜厚は0.05〜7μ
mであることが好ましく、特には0.1〜2μmである
ことが好ましい。
コーティング法、スプレーコーティング法、ビームコー
ティング法、スピンナーコーティング法、ローラーコー
ティング法、マイヤーバーコーティング法及びブレード
コーティング法などが挙げられる。
ーザープリンター、LEDプリンター、液晶シャッター
式プリンターなどの電子写真装置一般に適応し得るが、
更に電子写真技術を応用したディスプレー、記録、軽印
刷、製版及びファクシミリなどの装置にも幅広く適用し
得るものである。
子写真装置の概略構成を示した。
型感光体であり軸1aを中心に矢印方向に所定の周速度
で回転駆動される。該感光体1は、その回転過程で帯電
手段2によりその周面に正または負の所定電位の均一帯
電を受け、次いで露光部3にて不図示の像露光手段によ
り光像露光L(スリット露光・レーザービーム走査露光
など)を受ける。これにより感光体周面に露光像に対応
した静電潜像が順次形成されていく。
現像され、このトナー現像像は、不図示の給紙部から感
光体1と転写手段5との間に感光体1の回転と同期取り
されて給送された転写材Pに転写手段5により順次転写
されていく。
離されて像定着手段8へ導入されて像定着を受けて複写
物(コピー)として機外へプリントアウトされる。
手段6にて転写残りトナーの除去を受けて清浄面化され
て、さらに、前露光手段7により除電処理されて繰り返
して像形成に使用される。
帯電装置が一般に広く使用されている。また転写装置5
もコロナ転写手段が一般に広く使用されている。本発明
においては、上述の感光体、現像手段及びクリーニング
手段などの構成要素のうち、複数のものを装置ユニット
として一体に結合して構成し、このユニットを装置本体
に対して着脱自在に構成しても良い。例えば、帯電手
段、現像手段及びクリーニング手段の少なくとも1つを
感光体と共に一体に支持してユニットを形成し、装置本
体に着脱自在の単一ユニットとし、装置本体のレールな
どの案内手段を用いて着脱自在の構成にしても良い。
リンターとして使用する場合には、原稿からの反射光や
透過光を感光体に照射すること、あるいは、センサーで
原稿を読み取り、信号化し、この信号に従ってレーザー
ビームの走査、LEDアレイの駆動、または液晶シャッ
ターアレイの駆動などを行い感光体に光を照射すること
などにより行われる。
用する場合には、光像露光Lは受信データをプリントす
るための露光になる。図2はこの場合の1例をブロック
図で示したものである。
ンター19を制御する。コントローラ11の全体はCP
U17により制御されている。画像読取部からの読取デ
ータは、送信回路13を通して相手局に送信される。相
手局から受けたデータは受信回路12を通してプリンタ
ー19に送られる。画像メモリには所定の画像データが
記憶される。プリンタコントローラ18はプリンター1
9を制御している。14は電話である。
て接続されたリモート端末からの画像情報)は、受信回
路12で復調された後、CPU17は画像情報の複号処
理を行い順次画像メモリ16に格納される。そして、少
なくとも1ページの画像がメモリ16に格納されると、
そのページの画像記録を行う。CPU17は、メモリ1
6より1ページの画像情報を読み出しプリンタコントロ
ーラ18に複号化された1ページの画像情報を送出す
る。プリンタコントローラ18は、CPU17からの1
ページの画像情報を受け取るとそのページの画像情報記
録を行うべく、プリンタ19を制御する。
録中に、次のページの受信を行っている。
われる。
を、メタノール100重量部及びイソプロパノール90
重量部の混合溶液に溶解した液を外径80mm、肉厚
1.5mm、長さ363mmのアルミニウムシリンダー
上に浸漬塗布し、90℃で20分間乾燥することによ
り、膜厚が2.0μmの下引き層を形成した。
0重量部を、
20,000)5重量部をシクロヘキサノン600重量
部に溶解した液に加え、サンドミルを用いて分散するこ
とにより、電荷発生層用溶液を得た。この溶液を前記下
引き層上に浸漬塗布し、120℃で20分間乾燥するこ
とにより、膜厚が0.15μmの電荷発生層を形成し
た。
部、
子量16,000)20重量部をクロロベンゼン800
重量部にボールミルを用いて溶解することにより電荷輸
送層用溶液を得た。この溶液を前記電荷発生層上に浸漬
塗布し、130℃で90分間乾燥することにより、膜厚
が18μmの電荷発生層を形成した。
(ルブロンL−2、ダイキン工業(株)製)10重量部
を、ポリカーボネート(ビスフェノールZ型、Mn8
5,000)10重量部と下記式で示される化合物5重
量部
サンドミルを用いて分散することにより表面層用溶液を
得た。この溶液を前記電荷輸送層上に浸漬塗布し、12
0℃で30分間乾燥することによって、膜厚が2.0μ
mの表面層を形成した。
カラー複写機(CLC−500、キヤノン(株)製)に
装着し、20,000枚の画像出し耐久試験を行った。
電位特性の評価は、初期と耐久試験後の暗部電位(V
D )、明部電位(VL )及び残留電位(Vr:前露光後
の電位)を比較することにより行った。また、得られる
画像を目視により評価した。尚、初期における暗部電位
と明部電位は、それぞれ−700V及び−200Vに設
定した。結果を表1に示す。
1のようにした以外は、実施例1と同様にして電子写真
感光体を作成し、評価した。結果を表1に示す。
外は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作成し、
評価した。結果を表1に示す。
クリレートとし、それぞれ数平均分子量を25,000
及び100,000とした以外は、実施例1と同様にし
て電子写真感光体を作成し、評価した。結果を表2に示
す。
2のようにした以外は、実施例6と同様にして電子写真
感光体を作成し、評価した。結果を表2に示す。
ーとし、それぞれの数平均分子量を22,000及び6
0,000とした以外は、実施例1と同様に電子写真感
光体を作成し、評価した。結果を表3に示す。
3のようにした以外は、実施例11と同様にして電子写
真感光体を作成し、評価した。結果を表3に示す。
は、実施例11と同様にして電子写真感光体を作成し、
評価した。結果は表3に示す。
子写真特性を有し、繰り返し使用しても安定して優れた
画像を得ることのできる電子写真感光体、該電子写真感
光体を有する電子写真装置及び装置ユニットを提供する
ことができる。
の概略構成の例を示す図である。
のブロック図の例を示す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 導電性支持体上に感光層を有し、該感光
層上に表面層を有する電子写真感光体であって、該感光
層が電荷発生物質、電荷輸送物質及び結着樹脂を含有
し、該表面層がフッ素原子含有樹脂粒子、電荷輸送物質
及び結着樹脂を含有する電子写真感光体において、 該表面層が含有する結着樹脂の構成成分と該感光層が含
有する結着樹脂の構成成分が同じであり、 該表面層が含有する結着樹脂が50,000〜160,
000の数平均分子量を有し、該感光層が含有する結着
樹脂が10,000〜50,000の数平均分子量を有
し、かつ該表面層が含有する結着樹脂の数平均分子量が
該感光層が含有する結着樹脂の数平均分子量の2倍以上
であることを特徴とする電子写真感光体。 - 【請求項2】 表面層が含有する結着樹脂の数平均分子
量が60,000〜100,000であり、感光層が含
有する結着樹脂の数平均分子量が15,000〜40,
000である請求項1に記載の電子写真感光体。 - 【請求項3】 表面層が含有する結着樹脂の数平均分子
量が感光層が含有する結着樹脂の数平均分子量の6倍以
下である請求項1に記載の電子写真感光体。 - 【請求項4】 感光層が電荷発生層及び電荷輸送層を有
し、導電性支持体上に電荷発生層を有し、電荷発生層上
に電荷輸送層を有する請求項1に記載の電子写真感光
体。 - 【請求項5】 請求項1に記載の電子写真感光体、静電
潜像を形成する手段、形成された静電潜像を現像する手
段及び現像された像を転写材に転写する手段を有するこ
とを特徴とする電子写真装置。 - 【請求項6】 請求項1に記載の電子写真感光体、及び
帯電手段、現像手段及びクリーニング手段からなる群よ
り選択される少なくともひとつの手段を一体に支持し、
かつ装置本体に着脱自在であることを特徴とする装置ユ
ニット。
Priority Applications (1)
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JP05155320A JP3101469B2 (ja) | 1992-06-29 | 1993-06-25 | 電子写真感光体、該電子写真感光体を有する電子写真装置及び装置ユニット |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4-192749 | 1992-06-29 | ||
JP19274992 | 1992-06-29 | ||
JP05155320A JP3101469B2 (ja) | 1992-06-29 | 1993-06-25 | 電子写真感光体、該電子写真感光体を有する電子写真装置及び装置ユニット |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0675416A JPH0675416A (ja) | 1994-03-18 |
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-
1993
- 1993-06-25 JP JP05155320A patent/JP3101469B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3257618B2 (ja) | 電子写真感光体、及び該感光体を有する電子写真装置 |
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