JP2001065575A - シェル形針状ころ軸受 - Google Patents
シェル形針状ころ軸受Info
- Publication number
- JP2001065575A JP2001065575A JP23749399A JP23749399A JP2001065575A JP 2001065575 A JP2001065575 A JP 2001065575A JP 23749399 A JP23749399 A JP 23749399A JP 23749399 A JP23749399 A JP 23749399A JP 2001065575 A JP2001065575 A JP 2001065575A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shell
- needle roller
- outer ring
- roller bearing
- shaped outer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 このシェル形針状ころ軸受は,薄板鋼板の深
絞り加工でスラスト面を持つ段部を備えたシェル形外輪
を作製し,部品点数を低減する。 【解決手段】 このシェル形針状ころ軸受におけるシェ
ル形外輪1Aは,薄板鋼板を深絞り加工によって一端部
を針状ころ2の一端面8に対向するスラスト面15を構
成する段部10に形成されている。段部10は,シェル
形外輪1Aの段部以外の部分の厚さより厚肉に形成され
ている。また,段部10が形成された外周面が段差のな
い円筒面16に形成されている。シェル形外輪1Aの他
端部には針状ころ2の他端面に対向するスラスト面17
を構成するスラストリング3が配置されている。
絞り加工でスラスト面を持つ段部を備えたシェル形外輪
を作製し,部品点数を低減する。 【解決手段】 このシェル形針状ころ軸受におけるシェ
ル形外輪1Aは,薄板鋼板を深絞り加工によって一端部
を針状ころ2の一端面8に対向するスラスト面15を構
成する段部10に形成されている。段部10は,シェル
形外輪1Aの段部以外の部分の厚さより厚肉に形成され
ている。また,段部10が形成された外周面が段差のな
い円筒面16に形成されている。シェル形外輪1Aの他
端部には針状ころ2の他端面に対向するスラスト面17
を構成するスラストリング3が配置されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,シェル形外輪を
持つシェル形針状ころ軸受に関する。
持つシェル形針状ころ軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,針状ころ軸受は,断面積が小さく
コンパクトな構成であるにもかかわらず負荷容量が大き
いという特性を有するので,各種機械のコンパクトに構
成することが求められる高速回転部分やエンジン部分に
回転性能の優れた軸受として広範囲に使用されている。
針状ころ軸受は,例えば,小排気量の自動車用自動変速
機に備わるスタータギヤ部分に組み込まれて使用されて
いる。エンジンのクランクシャフトの延長部として構成
される自動変速機の入力軸を固定部に支持する軸受は,
構造上の制約から非常に狭いスペースに配置される必要
がある。即ち,クランクシャフトの延長部には,例え
ば,無段変速プーリを備えた変速機構と,一方向クラッ
チ及び中間歯車を介して始動用モータの出力軸が連結さ
れる。
コンパクトな構成であるにもかかわらず負荷容量が大き
いという特性を有するので,各種機械のコンパクトに構
成することが求められる高速回転部分やエンジン部分に
回転性能の優れた軸受として広範囲に使用されている。
針状ころ軸受は,例えば,小排気量の自動車用自動変速
機に備わるスタータギヤ部分に組み込まれて使用されて
いる。エンジンのクランクシャフトの延長部として構成
される自動変速機の入力軸を固定部に支持する軸受は,
構造上の制約から非常に狭いスペースに配置される必要
がある。即ち,クランクシャフトの延長部には,例え
ば,無段変速プーリを備えた変速機構と,一方向クラッ
チ及び中間歯車を介して始動用モータの出力軸が連結さ
れる。
【0003】また,シェル形針状ころ軸受は,薄板鋼板
を精密深絞り加工によって円筒状に成形した後に浸炭焼
き入れした薄い鋼板製外輪即ちシェル形外輪(ドローン
カップ)内に保持器で保持された複数の針状ころを組み
込んだものであり,断面高さの小さいコンパクトな転が
り軸受である。機械装置にシェル形針状ころ軸受を組み
込むことによって,小形,軽量化を実現でき,各種の機
械装置の回転部に広く組み込んで使用されている。
を精密深絞り加工によって円筒状に成形した後に浸炭焼
き入れした薄い鋼板製外輪即ちシェル形外輪(ドローン
カップ)内に保持器で保持された複数の針状ころを組み
込んだものであり,断面高さの小さいコンパクトな転が
り軸受である。機械装置にシェル形針状ころ軸受を組み
込むことによって,小形,軽量化を実現でき,各種の機
械装置の回転部に広く組み込んで使用されている。
【0004】従来のシェル形針状ころ軸受として,図5
に示すものが知られている(例えば,実公昭35−43
12号公報参照)。該シェル形針状ころ軸受は,シェル
形外輪1Eの内周に複数の針状ころ2が保持器6によっ
て等間隔に保持され,軸7に対してシェル形外輪1Eを
相対回転可能に構成されるものである。シェル形外輪1
Eには,針状ころ2の両端面8をスラスト支持するた
め,両側に断面四角形状のリングから構成されたスラス
トリング3が配設されている。スラストリング3は,針
状ころ2の端面8を案内し,針状ころ2が軸心に対して
傾く現象即ちスキュー現象が発生することを防止する機
能を有している。針状ころ2は,スラストリング3に良
好にスラスト支持されるため,端面形状が平面に形成さ
れていることが好ましい。また,シェル形外輪1Eの一
端側の鍔部4の端面即ち内径は,シェル形外輪1Eに挿
通する軸7の外径との間には僅かな隙間12が存在する
ように形成されている。
に示すものが知られている(例えば,実公昭35−43
12号公報参照)。該シェル形針状ころ軸受は,シェル
形外輪1Eの内周に複数の針状ころ2が保持器6によっ
て等間隔に保持され,軸7に対してシェル形外輪1Eを
相対回転可能に構成されるものである。シェル形外輪1
Eには,針状ころ2の両端面8をスラスト支持するた
め,両側に断面四角形状のリングから構成されたスラス
トリング3が配設されている。スラストリング3は,針
状ころ2の端面8を案内し,針状ころ2が軸心に対して
傾く現象即ちスキュー現象が発生することを防止する機
能を有している。針状ころ2は,スラストリング3に良
好にスラスト支持されるため,端面形状が平面に形成さ
れていることが好ましい。また,シェル形外輪1Eの一
端側の鍔部4の端面即ち内径は,シェル形外輪1Eに挿
通する軸7の外径との間には僅かな隙間12が存在する
ように形成されている。
【0005】図5に示すシェル形針状ころ軸受は,例え
ば,次のようにして製作できる。まず,薄板鋼板を深絞
り加工によって底付き円筒体に成形する。底付き円筒体
の中央部を打ち抜き,打ち抜かれた底部の周縁に鍔部4
を備えた円筒体を成形加工する。次いで,円筒体の内周
に円筒体の内径寸法よりわずかに小さい外形寸法のスラ
ストリング3を2本組み込んだ後に,鍔部4を形成した
端部とは反対側の端部を半径方向内向きに曲げて鍔部5
を形成し,外輪組立体を作製する。そこで,外輪組立体
を浸炭焼き入れして熱処理し,次いで,バレル研磨を行
ってスラストリング3が組み込まれたシェル形外輪1E
を完成する。
ば,次のようにして製作できる。まず,薄板鋼板を深絞
り加工によって底付き円筒体に成形する。底付き円筒体
の中央部を打ち抜き,打ち抜かれた底部の周縁に鍔部4
を備えた円筒体を成形加工する。次いで,円筒体の内周
に円筒体の内径寸法よりわずかに小さい外形寸法のスラ
ストリング3を2本組み込んだ後に,鍔部4を形成した
端部とは反対側の端部を半径方向内向きに曲げて鍔部5
を形成し,外輪組立体を作製する。そこで,外輪組立体
を浸炭焼き入れして熱処理し,次いで,バレル研磨を行
ってスラストリング3が組み込まれたシェル形外輪1E
を完成する。
【0006】また,図6に示すようなシェル形針状ころ
軸受が知られている。該シェル形針状ころ軸受は,図5
に示すシェル形針状ころ軸受に比較して,シェル形外輪
に設けた鍔部の構造及びスラストリングが1本組み込ん
だ点が相違する以外は,同一の構造を有するので,同一
部品及び部分については同一の符号を付す。図6に示す
シェル形針状ころ軸受は,シェル形外輪1Fの一端部の
鍔部4側にスラストリング3が配設され,シェル形外輪
1Fの他端部が半径方向内向きに180°折り曲げされ
て折返し部9が形成され,折返し部9の端面が針状ころ
2に対するスラスト面11を構成すると共に鍔部を形成
している。
軸受が知られている。該シェル形針状ころ軸受は,図5
に示すシェル形針状ころ軸受に比較して,シェル形外輪
に設けた鍔部の構造及びスラストリングが1本組み込ん
だ点が相違する以外は,同一の構造を有するので,同一
部品及び部分については同一の符号を付す。図6に示す
シェル形針状ころ軸受は,シェル形外輪1Fの一端部の
鍔部4側にスラストリング3が配設され,シェル形外輪
1Fの他端部が半径方向内向きに180°折り曲げされ
て折返し部9が形成され,折返し部9の端面が針状ころ
2に対するスラスト面11を構成すると共に鍔部を形成
している。
【0007】実開平5−89954号公報には,シェル
型ころ軸受が開示されている。該シェル型ころ軸受は,
外輪が鋼板の深絞り成形品から構成された底付き円筒体
から成り,外輪の底の周縁には,ころの端面に接する段
部が形成されている。また,特開平6−264930号
公報には,シェル型ニードル軸受用外輪及びその製造方
法が開示されている。該シェル型ニードル軸受用外輪
は,軸方向の両端に180°折り曲げた折返し部を形成
し,折返し部の端縁をニードルの端面に直接対向させた
ものである。
型ころ軸受が開示されている。該シェル型ころ軸受は,
外輪が鋼板の深絞り成形品から構成された底付き円筒体
から成り,外輪の底の周縁には,ころの端面に接する段
部が形成されている。また,特開平6−264930号
公報には,シェル型ニードル軸受用外輪及びその製造方
法が開示されている。該シェル型ニードル軸受用外輪
は,軸方向の両端に180°折り曲げた折返し部を形成
し,折返し部の端縁をニードルの端面に直接対向させた
ものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年,エンジン等の回
転機械は,高速回転化,高出力化等が追求され,それに
伴ってシェル形針状ころ軸受は高速化,高出力化等に対
応できる性能が要求されると共に,製造コストの低減,
安価で部品点数の少ないものが要求されるようになっ
た。従来のシェル形針状ころ軸受は,上記のように,針
状ころをシェル形外輪に組み込む場合に,針状ころを受
けるためにスラストリングが針状ころの両端面に配設さ
れる必要があり,組立工数が多くなっている。
転機械は,高速回転化,高出力化等が追求され,それに
伴ってシェル形針状ころ軸受は高速化,高出力化等に対
応できる性能が要求されると共に,製造コストの低減,
安価で部品点数の少ないものが要求されるようになっ
た。従来のシェル形針状ころ軸受は,上記のように,針
状ころをシェル形外輪に組み込む場合に,針状ころを受
けるためにスラストリングが針状ころの両端面に配設さ
れる必要があり,組立工数が多くなっている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は,上記
の課題を解決することであり,薄板鋼板を深絞り加工す
るに当たってスラストリングに代わるスラスト面を構成
する段部をシェル形外輪に形成し,部品点数を低減して
組立工数を低減し,安価で構造が簡単なシェル形針状こ
ろ軸受を提供することである。
の課題を解決することであり,薄板鋼板を深絞り加工す
るに当たってスラストリングに代わるスラスト面を構成
する段部をシェル形外輪に形成し,部品点数を低減して
組立工数を低減し,安価で構造が簡単なシェル形針状こ
ろ軸受を提供することである。
【0010】この発明は,鋼板を深絞り加工によって円
筒状に成形されたシェル形外輪,前記シェル形外輪内に
配置された保持器,及び前記保持器に保持された複数の
針状ころから成るシェル形針状ころ軸受において,前記
シェル形外輪の一端部は前記針状ころの一端面に対向す
るスラスト面を構成する段部に形成され,前記段部は前
記シェル形外輪の前記段部以外の部分の厚さより厚肉に
形成されていることを特徴とするシェル形針状ころ軸受
に関する。
筒状に成形されたシェル形外輪,前記シェル形外輪内に
配置された保持器,及び前記保持器に保持された複数の
針状ころから成るシェル形針状ころ軸受において,前記
シェル形外輪の一端部は前記針状ころの一端面に対向す
るスラスト面を構成する段部に形成され,前記段部は前
記シェル形外輪の前記段部以外の部分の厚さより厚肉に
形成されていることを特徴とするシェル形針状ころ軸受
に関する。
【0011】このシェル形針状ころ軸受は,前記シェル
形外輪における前記段部を形成した外周面は段差のない
円筒面に形成されている。
形外輪における前記段部を形成した外周面は段差のない
円筒面に形成されている。
【0012】このシェル形針状ころ軸受における前記シ
ェル形外輪の他端部には,前記針状ころの他端面に対向
するスラスト面を構成するスラストリングが配置されて
いるものである。前記スラストリングは,前記シェル形
外輪の前記他端部に設けられた鍔部で係止されている。
また,前記保持器は,一端部が前記段部の内周側に且つ
他端部が前記スラストリングの内周側に配置されて前記
針状ころを保持している。
ェル形外輪の他端部には,前記針状ころの他端面に対向
するスラスト面を構成するスラストリングが配置されて
いるものである。前記スラストリングは,前記シェル形
外輪の前記他端部に設けられた鍔部で係止されている。
また,前記保持器は,一端部が前記段部の内周側に且つ
他端部が前記スラストリングの内周側に配置されて前記
針状ころを保持している。
【0013】又は,このシェル形針状ころ軸受は,前記
シェル形外輪の他端部が前記針状ころの他端面に対向す
るスラスト面を構成するため折り曲げられた折返し部に
形成されているものである。また,前記保持器は,一端
部が前記段部の内周側に且つ他端部が前記折返し部の内
周側に配置されて前記針状ころを保持している。
シェル形外輪の他端部が前記針状ころの他端面に対向す
るスラスト面を構成するため折り曲げられた折返し部に
形成されているものである。また,前記保持器は,一端
部が前記段部の内周側に且つ他端部が前記折返し部の内
周側に配置されて前記針状ころを保持している。
【0014】このシェル形針状ころ軸受における前記シ
ェル形外輪の前記一端部に形成された前記段部の端部
は,前記シェル形外輪を貫通可能な軸との間にラビリン
スシール部を形成する孔部を備えた鍔部に形成されてい
る。
ェル形外輪の前記一端部に形成された前記段部の端部
は,前記シェル形外輪を貫通可能な軸との間にラビリン
スシール部を形成する孔部を備えた鍔部に形成されてい
る。
【0015】或いは,このシェル形針状ころ軸受は,前
記シェル形外輪の前記一端部に形成された前記段部の端
部が,前記シェル形外輪を閉鎖する端板に形成されてい
るものである。
記シェル形外輪の前記一端部に形成された前記段部の端
部が,前記シェル形外輪を閉鎖する端板に形成されてい
るものである。
【0016】このシェル形針状ころ軸受は,上記のよう
に構成されているので,シェル形外輪の一端部側に形成
された段部を針状ころの一端面に対向するスラスト面に
構成することによってスラストリングの部品点数を低減
できる。特に,このシェル形針状ころ軸受では,段部の
成形は深絞り加工に増肉部を形成する工程を含めること
で形成することができる。しかも,シェル形外輪に形成
した段部が厚肉に形成されているので,十分に強度及び
剛性を確保でき,針状ころに対する良好なスラスト面を
提供できる。
に構成されているので,シェル形外輪の一端部側に形成
された段部を針状ころの一端面に対向するスラスト面に
構成することによってスラストリングの部品点数を低減
できる。特に,このシェル形針状ころ軸受では,段部の
成形は深絞り加工に増肉部を形成する工程を含めること
で形成することができる。しかも,シェル形外輪に形成
した段部が厚肉に形成されているので,十分に強度及び
剛性を確保でき,針状ころに対する良好なスラスト面を
提供できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下,図面を参照して,この発明
によるシェル形針状ころ軸受の実施例を説明する。図1
はこの発明によるシェル形針状ころ軸受の一実施例を示
す断面図,図2はこの発明によるシェル形針状ころ軸受
の別の実施例を示す断面図,図3はこの発明によるシェ
ル形針状ころ軸受の更に別の実施例を示す断面図,及び
図4はこの発明によるシェル形針状ころ軸受の他の実施
例を示す断面図である。
によるシェル形針状ころ軸受の実施例を説明する。図1
はこの発明によるシェル形針状ころ軸受の一実施例を示
す断面図,図2はこの発明によるシェル形針状ころ軸受
の別の実施例を示す断面図,図3はこの発明によるシェ
ル形針状ころ軸受の更に別の実施例を示す断面図,及び
図4はこの発明によるシェル形針状ころ軸受の他の実施
例を示す断面図である。
【0018】まず,図1を参照して,この発明によるシ
ェル形針状ころ軸受の一実施例を説明する。このシェル
形針状ころ軸受は,薄板鋼板を深絞り加工によって円筒
状に成形されたシェル形外輪1A,シェル形外輪1A内
に配置された保持器6,及び保持器6に保持された複数
の針状ころ2から構成されており,特に,シェル形外輪
1Aの一端部は針状ころ2の一端面8に対向するスラス
ト面15を構成する段部10に形成され,段部10はシ
ェル形外輪1の段部10以外の部分の厚さより厚肉に形
成されている。段部10のスラスト面15は,針状ころ
2の端面8の平面に対応して平面に形成されている。
ェル形針状ころ軸受の一実施例を説明する。このシェル
形針状ころ軸受は,薄板鋼板を深絞り加工によって円筒
状に成形されたシェル形外輪1A,シェル形外輪1A内
に配置された保持器6,及び保持器6に保持された複数
の針状ころ2から構成されており,特に,シェル形外輪
1Aの一端部は針状ころ2の一端面8に対向するスラス
ト面15を構成する段部10に形成され,段部10はシ
ェル形外輪1の段部10以外の部分の厚さより厚肉に形
成されている。段部10のスラスト面15は,針状ころ
2の端面8の平面に対応して平面に形成されている。
【0019】シェル形外輪1Aの他端部には,針状ころ
2の他端面8に対向するスラスト面17を構成するスラ
ストリング3が配置されている。スラストリング3は,
シェル形外輪1Aの他端部に設けられた鍔部5で係止さ
れている。保持器6は,一端部が段部10の内周側に配
置されると共に,他端部がスラストリング6の内周側に
配置され,針状ころ2を保持している。また,シェル形
外輪1Aの一端部に形成された段部10の端部は,シェ
ル形外輪1Aを貫通可能な軸7との間に僅かな隙間12
を形成し,ラビリンスシール部を形成する孔部18を備
えた鍔部4に形成されている。シェル形外輪1Aの製作
は,薄板鋼板を深絞り加工し,その際に,深絞り加工に
段部を形成する増肉部を形成する工程を含め,次いで,
中央部を打ち抜き加工して孔部を形成してシェル形外輪
成形体を作製し,シェル形外輪成形体に1本のスラスト
リング3を装填した後に,シェル形外輪成形体の端部を
90°折り曲げ,次いで,シェル形外輪成形体を浸炭焼
き入れの熱処理を行って作製できる。
2の他端面8に対向するスラスト面17を構成するスラ
ストリング3が配置されている。スラストリング3は,
シェル形外輪1Aの他端部に設けられた鍔部5で係止さ
れている。保持器6は,一端部が段部10の内周側に配
置されると共に,他端部がスラストリング6の内周側に
配置され,針状ころ2を保持している。また,シェル形
外輪1Aの一端部に形成された段部10の端部は,シェ
ル形外輪1Aを貫通可能な軸7との間に僅かな隙間12
を形成し,ラビリンスシール部を形成する孔部18を備
えた鍔部4に形成されている。シェル形外輪1Aの製作
は,薄板鋼板を深絞り加工し,その際に,深絞り加工に
段部を形成する増肉部を形成する工程を含め,次いで,
中央部を打ち抜き加工して孔部を形成してシェル形外輪
成形体を作製し,シェル形外輪成形体に1本のスラスト
リング3を装填した後に,シェル形外輪成形体の端部を
90°折り曲げ,次いで,シェル形外輪成形体を浸炭焼
き入れの熱処理を行って作製できる。
【0020】このシェル形針状ころ軸受は,針状ころ2
の端面がほぼ平らな面に形成されているので,針状ころ
2の端面8が段部10のスラスト面15の平面に対向
し,針状ころ2がスキューする現象は発生しない。更
に,シェル形外輪1Aは,段部10が形成された外周面
が段差のない円筒面16に深絞り加工で形成されてい
る。従って,このシェル形針状ころ軸受は,従来のシェ
ル形針状ころ軸受と同様に機械装置に組み込むことがで
き,例えば,シェル形外輪1Aの外周面16と機械装置
のハウジングとの間にがたつきが発生しないように圧入
して組み込むことができ,組み付け等の作業性が変わる
ことがない。
の端面がほぼ平らな面に形成されているので,針状ころ
2の端面8が段部10のスラスト面15の平面に対向
し,針状ころ2がスキューする現象は発生しない。更
に,シェル形外輪1Aは,段部10が形成された外周面
が段差のない円筒面16に深絞り加工で形成されてい
る。従って,このシェル形針状ころ軸受は,従来のシェ
ル形針状ころ軸受と同様に機械装置に組み込むことがで
き,例えば,シェル形外輪1Aの外周面16と機械装置
のハウジングとの間にがたつきが発生しないように圧入
して組み込むことができ,組み付け等の作業性が変わる
ことがない。
【0021】次に,図2を参照して,この発明によるシ
ェル形針状ころ軸受の別の実施例を説明する。このシェ
ル形針状ころ軸受は,シェル形外輪1Bの他端部が針状
ころ2の他端面に対向するスラスト面11を構成するた
め折り曲げられた折返し部9に形成されている。また,
保持器6は,一端部が段部10の内周側に配置され,他
端部が折返し部9の内周側に配置され,針状ころ2を保
持している。折返し部9は,半径方向内向きに180°
折り曲げられており,図1に示すようなスラストリング
3を備えていないタイプである。言い換えれば,図2に
示すシェル形針状ころ軸受は,別部品のスラストリング
を全く備えていないタイプである。針状ころ2は,一端
部の段部10に形成されたスラスト面15と,他端部に
形成された折返し部9の端面のスラスト面11によって
ガイドされるように構成され,別部品のスラストリング
を全く備えていない構造である。この実施例のシェル形
外輪1Bの作製は,薄板鋼板を深絞り加工し,その際
に,深絞り加工に段部10を形成する増肉部を形成する
工程を含め,次いで中央部を打ち抜き加工してシェル形
外輪成形体を作製し,シェル形外輪成形体の端部を18
0°折り曲げて折返し部9を成形し,次いで,シェル形
外輪成形体を浸炭焼き入れの熱処理を行って作製でき
る。
ェル形針状ころ軸受の別の実施例を説明する。このシェ
ル形針状ころ軸受は,シェル形外輪1Bの他端部が針状
ころ2の他端面に対向するスラスト面11を構成するた
め折り曲げられた折返し部9に形成されている。また,
保持器6は,一端部が段部10の内周側に配置され,他
端部が折返し部9の内周側に配置され,針状ころ2を保
持している。折返し部9は,半径方向内向きに180°
折り曲げられており,図1に示すようなスラストリング
3を備えていないタイプである。言い換えれば,図2に
示すシェル形針状ころ軸受は,別部品のスラストリング
を全く備えていないタイプである。針状ころ2は,一端
部の段部10に形成されたスラスト面15と,他端部に
形成された折返し部9の端面のスラスト面11によって
ガイドされるように構成され,別部品のスラストリング
を全く備えていない構造である。この実施例のシェル形
外輪1Bの作製は,薄板鋼板を深絞り加工し,その際
に,深絞り加工に段部10を形成する増肉部を形成する
工程を含め,次いで中央部を打ち抜き加工してシェル形
外輪成形体を作製し,シェル形外輪成形体の端部を18
0°折り曲げて折返し部9を成形し,次いで,シェル形
外輪成形体を浸炭焼き入れの熱処理を行って作製でき
る。
【0022】次に,図3を参照して,この発明によるシ
ェル形針状ころ軸受の更に別の実施例を説明する。この
シェル形針状ころ軸受は,図1に対応する実施例であ
り,シェル形外輪1Cの鍔部4が端板14に形成されて
いる。このシェル形針状ころ軸受は,シェル形外輪1C
の一端部に形成された段部10の端部はシェル形外輪1
Cを閉鎖する端板14に形成され,シェル形外輪1Cの
他端部に鍔部5を備えている。このシェル形針状ころ軸
受は,鍔部5でスラストリング3が係止されている。針
状ころ2は,一端部の段部10に形成されたスラスト面
15と他端部に形成された鍔部5で係止されたスラスト
リング3の端面のスラスト面17によってガイドされる
ように構成されている。この実施例のシェル形外輪1C
の成形は,薄板鋼板を深絞り加工し,その際に,深絞り
加工に段部10を形成する増肉部を形成する工程を含
め,シェル形外輪成形体を作製し,次いで,シェル形外
輪成形体に1本のスラストリング3を装填した後に,シ
ェル形外輪成形体の端部を90°折り曲げて鍔部5を成
形し,次いで,シェル形外輪成形体を浸炭焼き入れの熱
処理を行って作製できる。
ェル形針状ころ軸受の更に別の実施例を説明する。この
シェル形針状ころ軸受は,図1に対応する実施例であ
り,シェル形外輪1Cの鍔部4が端板14に形成されて
いる。このシェル形針状ころ軸受は,シェル形外輪1C
の一端部に形成された段部10の端部はシェル形外輪1
Cを閉鎖する端板14に形成され,シェル形外輪1Cの
他端部に鍔部5を備えている。このシェル形針状ころ軸
受は,鍔部5でスラストリング3が係止されている。針
状ころ2は,一端部の段部10に形成されたスラスト面
15と他端部に形成された鍔部5で係止されたスラスト
リング3の端面のスラスト面17によってガイドされる
ように構成されている。この実施例のシェル形外輪1C
の成形は,薄板鋼板を深絞り加工し,その際に,深絞り
加工に段部10を形成する増肉部を形成する工程を含
め,シェル形外輪成形体を作製し,次いで,シェル形外
輪成形体に1本のスラストリング3を装填した後に,シ
ェル形外輪成形体の端部を90°折り曲げて鍔部5を成
形し,次いで,シェル形外輪成形体を浸炭焼き入れの熱
処理を行って作製できる。
【0023】次に,図4を参照して,この発明によるシ
ェル形針状ころ軸受の更に別の実施例を説明する。この
シェル形針状ころ軸受は,図2に対応する実施例であ
り,図2の鍔部4が端板14に形成されている。シェル
形外輪1Dの一端部に形成された段部10の端部は,シ
ェル形外輪1Dを閉鎖する端板14に形成され,また,
シェル形外輪1Dの他端部が折返し部9に形成されてい
る。シェル形外輪1Dの他端部が折返し部9に形成さ
れ,折返し部9の端面がスラスト面11に形成されてい
る。針状ころ2は,一端部の段部10に形成されたスラ
スト面15と他端部に形成された折返し部9のスラスト
面11によってガイドされるように構成されている。こ
の実施例のシェル形外輪1Dの成形は,薄板鋼板を深絞
り加工し,その際に,深絞り加工に段部10を形成する
増肉部を形成する工程を含め,シェル形外輪成形体を作
製し,シェル形外輪成形体の端部を180°折り曲げて
折返し部9を成形し,次いで,シェル形外輪成形体を浸
炭焼き入れの熱処理を行って作製することができる。
ェル形針状ころ軸受の更に別の実施例を説明する。この
シェル形針状ころ軸受は,図2に対応する実施例であ
り,図2の鍔部4が端板14に形成されている。シェル
形外輪1Dの一端部に形成された段部10の端部は,シ
ェル形外輪1Dを閉鎖する端板14に形成され,また,
シェル形外輪1Dの他端部が折返し部9に形成されてい
る。シェル形外輪1Dの他端部が折返し部9に形成さ
れ,折返し部9の端面がスラスト面11に形成されてい
る。針状ころ2は,一端部の段部10に形成されたスラ
スト面15と他端部に形成された折返し部9のスラスト
面11によってガイドされるように構成されている。こ
の実施例のシェル形外輪1Dの成形は,薄板鋼板を深絞
り加工し,その際に,深絞り加工に段部10を形成する
増肉部を形成する工程を含め,シェル形外輪成形体を作
製し,シェル形外輪成形体の端部を180°折り曲げて
折返し部9を成形し,次いで,シェル形外輪成形体を浸
炭焼き入れの熱処理を行って作製することができる。
【0024】
【発明の効果】この発明によるシェル形針状ころ軸受
は,上記のように構成されているので,シェル形外輪の
段部の端面を平面に形成しており,針状ころの平らな端
面を良好にガイドすることができ,従来のシェル形針状
ころ軸受に比較して1本のスラストリングを低減でき,
部品点数及び組立工数をすくなくでき,構造を簡素化で
きる。また,シェル形外輪の外周面を従来のシェル形外
輪と同様に段差のない円筒面に形成することによって,
従来のシェル形外輪の取り付け作業や組み込み状態を維
持でき,既存の機械装置に容易に組み込むことができ
る。
は,上記のように構成されているので,シェル形外輪の
段部の端面を平面に形成しており,針状ころの平らな端
面を良好にガイドすることができ,従来のシェル形針状
ころ軸受に比較して1本のスラストリングを低減でき,
部品点数及び組立工数をすくなくでき,構造を簡素化で
きる。また,シェル形外輪の外周面を従来のシェル形外
輪と同様に段差のない円筒面に形成することによって,
従来のシェル形外輪の取り付け作業や組み込み状態を維
持でき,既存の機械装置に容易に組み込むことができ
る。
【図1】この発明によるシェル形針状ころ軸受の一実施
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
【図2】この発明によるシェル形針状ころ軸受の別の実
施例を示す断面図である。
施例を示す断面図である。
【図3】この発明によるシェル形針状ころ軸受の更に別
の実施例を示す断面図である。
の実施例を示す断面図である。
【図4】この発明によるシェル形針状ころ軸受の他の実
施例を示す断面図である。
施例を示す断面図である。
【図5】従来のシェル形針状ころ軸受を示す断面図であ
る。
る。
【図6】従来の別のシェル形針状ころ軸受を示す断面図
である。
である。
1A,1B,1C,1D シェル形外輪 2 針状ころ 3 スラストリング 4 鍔部 5 鍔部 6 保持器 7 軸 8 端面 9 折返し部 10 段部 11 折返し部のスラスト面 12 隙間 14 端板 15 段部のスラスト面 16 外周面 17 スラスト面 18 孔部
Claims (9)
- 【請求項1】 鋼板を深絞り加工によって円筒状に成形
されたシェル形外輪,前記シェル形外輪内に配置された
保持器,及び前記保持器に保持された複数の針状ころか
ら成るシェル形針状ころ軸受において,前記シェル形外
輪の一端部は前記針状ころの一端面に対向するスラスト
面を構成する段部に形成され,前記段部は前記シェル形
外輪の前記段部以外の部分の厚さより厚肉に形成されて
いることを特徴とするシェル形針状ころ軸受。 - 【請求項2】 前記シェル形外輪における前記段部を形
成した外周面は段差のない円筒面に形成されていること
を特徴とする請求項1に記載のシェル形針状ころ軸受。 - 【請求項3】 前記シェル形外輪の他端部には,前記針
状ころの他端面に対向するスラスト面を構成するスラス
トリングが配置されていることを特徴とする請求項1又
は2に記載のシェル形針状ころ軸受。 - 【請求項4】 前記スラストリングは,前記シェル形外
輪の前記他端部に設けられた鍔部で係止されていること
を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のシェ
ル形針状ころ軸受。 - 【請求項5】 前記保持器は,一端部が前記段部の内周
側に且つ他端部が前記スラストリングの内周側に配置さ
れて前記針状ころを保持していることを特徴とする請求
項1〜4のいずれか1項に記載のシェル形針状ころ軸
受。 - 【請求項6】 前記シェル形外輪の他端部は前記針状こ
ろの他端面に対向するスラスト面を構成するため折り曲
げられた折返し部に形成されていることを特徴とする請
求項1又は2に記載のシェル形針状ころ軸受。 - 【請求項7】 前記保持器は,一端部が前記段部の内周
側に且つ他端部が前記折返し部の内周側に配置されて前
記針状ころを保持していることを特徴とする請求項6に
記載のシェル形針状ころ軸受。 - 【請求項8】 前記シェル形外輪の前記一端部に形成さ
れた前記段部の端部は,前記シェル形外輪を貫通可能な
軸との間にラビリンスシール部を形成する孔部を備えた
鍔部に形成されていることを特徴とする請求項1〜7の
いずれか1項に記載のシェル形針状ころ軸受。 - 【請求項9】 前記シェル形外輪の前記一端部に形成さ
れた前記段部の端部は,前記シェル形外輪を閉鎖する端
板に形成されていることを特徴とする請求項1〜7のい
ずれか1項に記載のシェル形針状ころ軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23749399A JP2001065575A (ja) | 1999-08-24 | 1999-08-24 | シェル形針状ころ軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23749399A JP2001065575A (ja) | 1999-08-24 | 1999-08-24 | シェル形針状ころ軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001065575A true JP2001065575A (ja) | 2001-03-16 |
Family
ID=17016147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23749399A Pending JP2001065575A (ja) | 1999-08-24 | 1999-08-24 | シェル形針状ころ軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001065575A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004092744A (ja) * | 2002-08-30 | 2004-03-25 | Nsk Ltd | シェル形針状ころ軸受及びシェル形外輪の製造装置 |
JP2004162887A (ja) * | 2002-09-17 | 2004-06-10 | Koyo Seiko Co Ltd | カムフォロア |
JP2004346760A (ja) * | 2003-05-20 | 2004-12-09 | Nsk Ltd | カムフォロア装置 |
JP2005172037A (ja) * | 2003-12-08 | 2005-06-30 | Koyo Seiko Co Ltd | ころ軸受 |
JP2008095739A (ja) * | 2006-10-06 | 2008-04-24 | Jtekt Corp | 軸受装置 |
JP2009299797A (ja) * | 2008-06-13 | 2009-12-24 | Nsk Ltd | 底付きシェル型総ころ軸受およびユニバーサルジョイント |
JP2010060041A (ja) * | 2008-09-03 | 2010-03-18 | Jtekt Corp | ニードル軸受 |
JP2012255551A (ja) * | 2012-07-05 | 2012-12-27 | Yamaha Motor Co Ltd | コンロッドの製造方法 |
JP2013104456A (ja) * | 2011-11-11 | 2013-05-30 | Ntn Corp | 電動リニアアクチュエータ |
-
1999
- 1999-08-24 JP JP23749399A patent/JP2001065575A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004092744A (ja) * | 2002-08-30 | 2004-03-25 | Nsk Ltd | シェル形針状ころ軸受及びシェル形外輪の製造装置 |
JP2004162887A (ja) * | 2002-09-17 | 2004-06-10 | Koyo Seiko Co Ltd | カムフォロア |
JP2004346760A (ja) * | 2003-05-20 | 2004-12-09 | Nsk Ltd | カムフォロア装置 |
JP2005172037A (ja) * | 2003-12-08 | 2005-06-30 | Koyo Seiko Co Ltd | ころ軸受 |
JP2008095739A (ja) * | 2006-10-06 | 2008-04-24 | Jtekt Corp | 軸受装置 |
JP2009299797A (ja) * | 2008-06-13 | 2009-12-24 | Nsk Ltd | 底付きシェル型総ころ軸受およびユニバーサルジョイント |
JP2010060041A (ja) * | 2008-09-03 | 2010-03-18 | Jtekt Corp | ニードル軸受 |
JP2013104456A (ja) * | 2011-11-11 | 2013-05-30 | Ntn Corp | 電動リニアアクチュエータ |
CN104024695A (zh) * | 2011-11-11 | 2014-09-03 | Ntn株式会社 | 线性电动致动器 |
US9353838B2 (en) | 2011-11-11 | 2016-05-31 | Ntn Corporation | Electric linear actuator |
CN104024695B (zh) * | 2011-11-11 | 2017-04-12 | Ntn株式会社 | 线性电动致动器 |
JP2012255551A (ja) * | 2012-07-05 | 2012-12-27 | Yamaha Motor Co Ltd | コンロッドの製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN100406761C (zh) | 用于转动体的支承结构 | |
WO2010018821A1 (ja) | 可変バルブタイミング装置 | |
JP6047999B2 (ja) | 回転支持装置 | |
US9581193B2 (en) | Press-fit combination bearing | |
JP2001065575A (ja) | シェル形針状ころ軸受 | |
EP1262686B1 (en) | Pulley unit having one-way clutch | |
JP2001317567A (ja) | 一方向クラッチ内蔵型回転伝達装置 | |
JP3340807B2 (ja) | ころ軸受 | |
JP4087630B2 (ja) | 保持器付きころおよびこれを用いた減速装置 | |
JP2010255778A (ja) | ラジアルニードル軸受 | |
JP5476593B2 (ja) | シェル形ニードル軸受 | |
JP2021167647A (ja) | 転がり軸受 | |
JP4627751B2 (ja) | 外輪部材の製造装置および外輪部材の製造方法 | |
JP3740443B2 (ja) | プーリユニット | |
JP3857478B2 (ja) | プーリユニット | |
JP2576703Y2 (ja) | プーリ用軸受 | |
JP2003227550A (ja) | 遊星歯車装置 | |
JP2007010012A (ja) | 針状ころ軸受 | |
JP2007040498A (ja) | スラストころ軸受 | |
JP2005030468A (ja) | 針状ころ軸受の保持器及び針状ころ軸受 | |
JP2566063Y2 (ja) | 自動車用自動変速機 | |
JP3814773B2 (ja) | スラスト針状ころ軸受用保持器 | |
JP4508751B2 (ja) | スラスト針状ころ軸受 | |
JPH11280873A (ja) | プーリ | |
JPH1163027A (ja) | ワンウェイクラッチ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20031226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040217 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |