JP2001065251A - 引き戸 - Google Patents

引き戸

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JP2001065251A
JP2001065251A JP23978799A JP23978799A JP2001065251A JP 2001065251 A JP2001065251 A JP 2001065251A JP 23978799 A JP23978799 A JP 23978799A JP 23978799 A JP23978799 A JP 23978799A JP 2001065251 A JP2001065251 A JP 2001065251A
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nurse call
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Tomoshi Kataoka
岡 知 史 片
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、病室の出入り口に構成され、戸袋側
が建物と同じ化粧パネルで覆われている引き戸に関する
もので、ナースコール代表廊下灯、病室内の患者を表示
する患者名表示部、手指消毒器具等を扉閉鎖時の戸当り
部に集約可能となし、又、戸当り部を回動可能とする事
で、病室に入る際に手指の消毒を視覚的に意識せしめて
院内感染の予防をはかると共に、看護の初期作業(病室
への入室時における、ナースコールされた病室及び患者
の確認作業等)の効率化を計り、必要時には出入り口を
通常使用時より大きく開口出来る美観的にも優れた引き
戸を提供する事を目的とする。 【構成】出入り口を開閉する引き戸において、少なくと
も手指消毒器具、ナースコールユニットが廊下側に面し
て設置可能とした扉閉鎖時の戸当たり部が、扉の反対側
を中心として室内側に回動可能に構成されているもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、病室の出入り口
に構成され、特に戸袋側が建物と同じ化粧パネルで覆わ
れている引き戸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 近年、特に病室の出入り口に構成され
る引き戸は、壁面との一体感を強調し、意匠的な効果を
高めるため、引き戸の扉が閉鎖時に位置する個所(病室
の出入り口)以外は、壁面と同じ化粧パネルで覆われて
いる。そして、ナースコール代表廊下灯、病室内の患者
を表示する患者名表示部等が集約されたナースコールユ
ニットは、化粧ボードの一部に埋め込まれている為、化
粧ボードの張り付けやナースコールユニットの取り付
け、及び、故障時の点検作業等が煩雑であった。一方、
ナース及び医者が病室の患者と接触した後、他の病室の
患者に接触しておこる院内感染を防止するため、病室の
出入時に手先を消毒する為の手指消毒器具は病室内に置
かれていたり、あるいは廊下の手摺に吊るされていた
り、さらに、病室の出入り口とは直接関係のない箇所に
設けられているため、使い勝手が悪く、消毒の意識付け
が薄れる原因となるばかりか、病院の視覚的環境の悪化
にもつながっていた。さらに、通常、病室の出入時に開
閉される扉の開放巾は、人の通過巾よりやや広い程度で
あるが、ストレッチャー等の搬出入を考慮した開放巾に
引き戸が構成されているので、扉自体も大型化し、その
搬出入、及び引き戸の組み立てを少人数で行うのも容易
でなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は、ナースコ
ール代表廊下灯、病室内の患者を表示する患者名表示
部、手指消毒器具等を戸当り部に集約可能となし、戸当
り部を回動可能とする事で、病室の出入時に手指の消毒
を視覚的に意識せしめて院内感染の予防をはかると共
に、看護の初期作業(病室への入室時における、ナース
コールされた病室及び患者の確認作業等)の効率化を計
り、必要時には出入り口を通常使用時より大きく開口出
来る美観的にも優れた引き戸を提供する事を目的とす
る。
【0004】
【課題を解決する為の手段】 そこで、本発明が第1の
手段として構成したところは、出入り口を開閉する引き
戸において、手指消毒器具を室内側あるいは廊下側に設
置可能とした扉閉鎖時の戸当たり部が、扉の反対側を中
心として回動可能にしたものである。
【0005】次に本発明が第2の手段として構成したと
ころは、出入り口を開閉する引き戸において、手指消毒
器具を室内側あるいは廊下側に設置可能となし、ナース
コール代表廊下灯、ナースコール患者別廊下灯、ナース
コール復旧ボタン等からなるナースーコールユニットを
廊下側に取り付け可能となした扉閉鎖時の戸当たり部
が、扉の反対側を中心として回動可能にしたものであ
る。
【0006】次に本発明が第3の手段として構成したと
ころは、出入り口を開閉する引き戸において、手指消毒
器具を室内側あるいは廊下側に設置可能とした扉閉鎖時
の戸当たり部が、扉の反対側を中心として室内側に回動
可能にしたものである。
【0007】次に本発明が第4の手段として構成したと
ころは、出入り口を開閉する引き戸において、手指消毒
器具を室内側あるいは廊下側に設置可能となし、ナース
コール代表廊下灯、ナースコール患者別廊下灯、ナース
コール復旧ボタン等からなるナースコールユニットを廊
下側に取り付け可能とした扉閉鎖時の戸当たり部が、扉
の反対側を中心として室内側に回動可能にしたものであ
る。
【0008】次に本発明が第5の手段として構成したと
ころは、出入り口を開閉する引き戸において、手指消毒
器具と、ナースコール代表廊下灯、ナースコール患者別
廊下灯、ナースコール復旧ボタン等からなるナースコー
ルユニットを廊下側に設置可能とした扉閉鎖時の戸当た
り部が、扉の反対側を中心として室内側に回動可能に構
成されたものである。
【0009】次に本発明が第6の手段として構成したと
ころは、建築側の鉄骨に固定される戸先側縦枠と戸尻側
縦枠と上横枠より門形の引き戸枠が形成され、戸先側縦
枠と戸尻側縦枠間に、出入り方向に所定間隔を有して中
枠が設けられ、戸先側縦枠と中枠間を出入り口側とな
し、戸尻側縦枠と中枠間を戸袋側となし、戸袋側の表面
が建物の壁面と面一となした化粧ボードで覆われてなる
引き戸において、手指消毒器具と、ナースコール代表廊
下灯、ナースコール患者別廊下灯、ナースコール復旧ボ
タン等からなるナースコールユニットを廊下側に設置可
能とした扉閉鎖時の戸当たり部が、扉の反対側を中心と
して室内側に回動可能に設けられたものである。
【0010】
【実施例】 以下、添付図面に基づいて実施例を詳述す
る。図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7におい
て、符号1は引き戸枠を示している。引き戸枠1は、建
物側の鉄骨(図示せず。)にブラケット(図示せず。)
を介して固定された戸尻側縦枠13と戸先側縦枠14
と、戸尻側縦枠13と戸先側縦枠14の上端間に配設さ
れ、建物側鉄骨にブラケットを介して固定された上横枠
15より門形に形成されている。
【0011】符号2はレール取付材をしめしている。レ
ール取付材2は、戸尻側縦枠13と戸先側縦枠14の内
面に突出して設けられたL字形の固定用突片138、1
38に固定用ボルト212を介して、戸尻側縦枠13と
戸先側縦枠14の上部間で高さ調節可能に配設され、引
き戸レール5が着脱自在に連結されている。符号6は引
き戸レール5に吊り下げらた扉を示し、符号3、3は、
戸尻側縦枠13と戸先側縦枠14間で、上端がレール取
付材2の室内側及び廊下側の両面に固定され、下端部が
床面に埋め込まれて立設された中枠を示している。以
下、戸尻側縦枠13と中枠3、3間側を戸袋側、戸先側
縦枠14と中枠3、3間側を出入り口側と云う。
【00012】符号16はベース材を示し、ベース材1
6は、戸袋側の床面全幅に固定され、出入り口側に突出
した端部上面に、ガイドローラ17を回転自在に設けた
ガイドローラ取付部材164が、入り口側に突出して固
着されている。符号4・・・は、戸袋側の室内側及び廊
下側の両面上下方向に配設された下地パネルを示してい
る。符号18・・・は、レール取付材2の廊下側の表面
で出入り口側に取付られるランマ下地パネルを示し、符
号19はレール取付材2の室内側の出入り口側に着脱自
在に取付られた点検パネルを示し、符号9は戸先側縦枠
14の出入り口側に回動可能に取り付けられた戸当たり
部を示している。
【0013】そして、上記引き戸枠1、ベース材16、
中枠3、3、下地パネル4・・・、ランマ下地パネル1
8、点検パネル19、引き戸レール5が取付られたレー
ル取付材2、及び戸当り部9は、内装仕上げ(化粧パネ
ルの張り付け)が行われるまでに施工され、内装仕上げ
終了後に、点検パネル19を取り外して、扉6が引き戸
レール5に吊り込まれ、扉6の閉鎖スピードの調整、床
面及び戸当り部9との隙間調節等が行われる。
【0014】以下、各部材について詳述する。戸尻側縦
枠13は、図3、図6に示す如く、戸袋側面131と廊
下側面132と室内側面133より横断面略コ字形に形
成され、建物側鉄骨側の上下方向に所定間隔を有して設
けられた固定用部材134・・・が、建物用鉄骨の戸袋
側面に突出して固着されたブラッケット・・・と溶接さ
れ、下端部は床面仕上げ時に床面に埋め込まれて立設さ
れている。そして、戸袋側面131の戸袋側に扉6が開
放された時、扉6の戸尻側端面が当接する緩衝部材13
5が取付られている。
【0015】戸先側縦枠14は、図3、図7、図16、
図17、図18に示す如く、廊下側に突出して化粧ボー
ド100の出入り口側端面を隠蔽する廊下側ボード閉塞
部146と、室内側に突出して化粧ボード100の出入
り口側端面を隠蔽する室内側ボード閉塞部147と、戸
当り部9の高さ寸法に対応して出入り口側に突出して形
成された出入り口側突条148を有する設備側部材14
9よりなる基枠145と、基枠145の建物側鉄骨側の
上下方向に所定間隔を有してもうけられた固定用部材1
41・・・と、補強枠142より構成され、設備側部材
149の高さ方向略中央部の室内側に、戸当り部9のナ
ースコールユニット(後記する。)のケーブルが挿通す
る縦枠側ケーブル挿通孔140(図17参照)が形成さ
れている。
【0016】そして、戸先側縦枠14は、固定用部材1
41・・・が、建物用鉄骨の戸袋側面に突出して固着さ
れたブラッケットと溶接され、下端部は床面仕上げ時に
床面に埋め込まれて立設され、出入り口側突条148の
上下端部に、回動中心が室内側に突出するピッボットヒ
ンジ90、90の受け座904、904がネジ止めさ
れ、これに戸当り部9の上下端部に設けられたヒンジ座
905、905の回動ピンが嵌合して、戸先側縦枠14
の出入側に戸当り部9が回動可能に取り付けられてい
る。
【0017】上横枠15は、図4等に示す如く、建物用
鉄骨側で、扉6の開閉方向に所定間隔を有して固定部材
151・・・が設けられた断面上向き略コ字形をなし、
開閉方向両端部に取付られた逆L字形の連結金具152
が、戸尻側縦枠13および戸先側縦枠14の上端部にね
じ止めされ、さらに固定部材151・・・が建物用鉄骨
の下面下方に突出して固着されたブラッケトに溶接固定
されて引き戸枠1が構成されている。
【0018】ベース材16は、図5、図8に示す如く、
戸袋側の床面全幅に位置する固定面161と、固定面1
61の室内側及び廊下側の端部に形成された立ち上がり
面162、162と、立ち上がり面162、162から
内方に突出して形成されたL字形の下地パネル受け面1
63、163と、固定面161の出入り口側端部に固着
されて、出入り口側に突出し、扉6の下端面に形成され
た嵌合溝60内に嵌合するガイドローラー17を上面で
回転自在に保持するガイドローラー取付部材164より
構成されている。そして、ガイドローラー取付部材16
4の出入り口側端部はアンカーボルトにて床面に固定さ
れると共に、固定面161の出入り口側端部に設けられ
た上向きコ字形のベース側固定部材166(図6参
照。)が中枠3、3の下端部内面と連結され、さらに、
固定面161の戸袋側端部に設けられたベース固定部材
167(図6に示す。)が戸尻側縦枠13の下端部と連
結され床面に固定されている。又、下地パネル受け面1
63には、開閉方向に所定間隔を有して、下地パネル4
の係止孔165・・・が形成されている。
【0019】レール取付材2は、図9、図10、図11
に示す如く、固定用枠21と、該固定用枠21の室内側
の下方に設けられたレール取付枠22より構成されてお
り、室内側下方隅部が開口し、点検パネル19を外した
状態で、引き戸レール5が水平状態に着脱自在にとりつ
けられる。すなわち、固定用枠21の上面部211の扉
開閉方向端部には、上方に突出する固定用ボルト212
が設けられている。そして、戸尻側縦枠13の戸袋側上
端部と、戸先側縦枠14の出入り口側上端部に突出して
設けられた逆L字形の固定用突片138、138の挿通
孔に固定用ボルト212を下方より挿通し、固定用突片
138、138と上面部211間に複数枚のライナーを
選択して介在せしめて、固定用突片138、138の上
方で固定用ボルト212に固定用ナット214を螺合せ
しめて水平状態に調節して固定される。
【0020】符号215は、扉6の開閉方向両端部が戸
先側縦枠14と室内側の中枠3の上端部に連結され、固
定枠21の室内側面部210の出入り口側全幅に設けら
れる、点検パネル19の上部支持部材、符号216は固
定枠21の室内側面部210で、出入り口側の開閉方向
両端部に設けられた、点検パネル19の下部支持部材を
示し、下部支持部材216の下面には点検パネル19の
取付用螺孔が形成されている。
【0021】レール取付枠22は、固定用枠21の廊下
側面部200の下端部の折り曲げ部220に、下端部が
固着されるL字形の引き戸レール取付面221と、引き
戸レール取付面221の上端から室内側に延出され、固
定用枠21の室内側面部210の内面に固着される上部
固定面222より構成され、室内側の下方に開閉方向全
幅に渡って開口する引き戸レール取付用開口20を有し
ている。
【0022】そして、引き戸レール取付面221の戸袋
側には、図10に示す如く、扉6の開閉方向に所定間隔
を有して引き戸レール5の取付用係合孔223・・・が
複数個形成され、引き戸レール取付面221の出入り口
側には、扉6の開閉方向に所定間隔を有して引き戸レー
ル5の固定用螺孔224が複数個形成されている。
【0023】引き戸レール5は、図9、図10に示す如
く、スライド装置7と、アルミの押出材より形成され
た、スライド装置7の補強材51と、補強材51を保持
する保持部材52が一体に連結されて構成されている。
そして、その開閉方向の長さは、レール取付材2に着脱
自在に取付られるよう、レール取付材2より所定寸法短
く形成されている 。
【0024】すなわち、引き戸レール5の保持部材52
の出入り口側端部には室内側に突出する操作突片521
が形成され、戸袋側には、扉6の開閉方向に所定間隔を
有して、前記固定枠21の取付用係合孔223・・・に
出入り口側から係合する係合爪522・・・が形成さ
れ、引き戸レール5の出入り口側には、固定用螺孔22
4・・・に対応する連結孔523・・・が形成されてい
る。
【0025】そして、引き戸レール5の点検補修の為取
り外された引き戸レール5を、レール取付材2に連結す
る時は、点検パネル19が取り外された状態で、出入り
口側下方の室内側斜め方向から、戸袋側端部を上方に向
けて差入れて、引き戸レール取付用開口20内に引き戸
レール5を位置せしめたのち、係合爪522・・・を取
付用係合孔223・・・内に位置させた状態で、扉6の
開放方向にハンマー等にて操作突片521を打撃して、
引き戸レール5を扉6の開放方向にスライドさせて、係
合爪522・・・を取付用係合孔223・・・に係合せ
しめて、固定用螺孔224・・・と連結孔523・・・
を一致させ、連結ネジ50にて、引き戸レール5をレー
ル取付材2に連結させる。
【0026】一方、レール装置7の破損等によって、レ
ール取付材2から引き戸レール5を取り外す場合は、上
記操作とは逆に、連結ネジ50を取り外した後、扉6の
閉鎖方向にハンマー等にて操作突片521を打撃して、
引き戸レール5を扉6の閉鎖方向にスライドさせて、係
合爪522・・・と取付用係合孔223・・・の係合状
態を解除する。
【0027】スライド装置7は、図11に示す如く、補
強材51の室内側に固定される断面略C字形のアウター
メンバー71と、アウターメンバー71にボールリテー
ナー72に保持された複数個のボール73・・・を介し
てスライド自在に保持される断面略C字形のインナーメ
ンバー74より構成されており、保持部材52と補強材
51とアウターメンバー71は開閉方向全幅に渡って配
設され、インナーメンバー74は扉6の開閉方向の幅よ
りやや小さ目に形成され、ボールリテーナー72はイン
ナメンバー74より2倍強の幅に形成されている。符号
75はインナーメンバー74の室内側に固着された吊り
金具を示している。
【0028】中枠3、3は図6に示す如く、対向した同
形に形成されているので、便宜上廊下側についてのみ説
明する。中枠3は、内面側に位置する補強枠31と、補
強枠31の出入り口側の端部に形成されて廊下側に突出
し、戸袋側の化粧パネル100の出入り口側端部を隠蔽
する中枠突部32と、補強枠31の廊下側の表面に設け
られ、戸尻側縦枠13側の端部に補強枠31と共に下地
パネル4のパネル嵌合溝33を形成する表面板34より
形成され、上端部がレール取付材2の廊下側面部200
に連結され、下部がベース材16のベース側固定部材1
66と連結され、下端部が床面仕上げ時に床面に埋め込
まれて立設される。符号30は軟質合成樹脂材より形成
された指づめ防止材を示している。
【0029】下地パネル4は、図6、図8に示す如く、
下端部の開閉方向所定位置に前記ベース材16の係止孔
165・・・に対応する係止突片41・・・を所定幅で
有する表面板部42と、表面板部42の上端を内方にL
字形に折り曲げて形成された下地パネル上受け面部43
と、表面板部42の戸尻側縦枠13側を横向きL字形に
折り曲げて形成された端部連結突片44より構成され、
下地パネル上受け面部43の開閉方向所定箇所には、前
記係止突片41・・・に対応する下地パネル上係止孔4
31が形成され、表面板部42の内面に石膏ボード45
が貼り付けられている。
【0030】下地パネル4は上記の如く形成され、出入
り口側の端部を中枠3のパネル嵌合溝33に嵌入し、下
端部の係止突片41・・・をベース材16の係止孔16
5・・・に係止させて、表面板部42の下端部をベース
材16の下地パネル受け面163に載置し、端部連結突
片44を戸尻側縦枠13の廊下側面132にネジ止めす
る。次に、ベース材16に取付られた下地パネル4の上
方に、上方の下地パネル4の出入り口側の端部を中枠3
のパネル嵌合溝33に嵌入し、下端部の係止突片41・
・・を下方の下地パネル上受け面部43の下地パネル上
係止孔431・・・に係止させ、表面板部42の下端部
を下方の下地パネル上受け面部43に載置し、端部連結
突片44を戸尻側縦枠13の室内側面132にネジ止め
する。そして、最上部の下地パネル4のみ上端部(下地
パネル上受け面部43の上向き突片432)をレール取
付材2の室内側面部210、廊下側面部200にネジ止
めする。
【0031】ランマ下地パネル18は、図4、図9に示
す如く、廊下側表面板181の上端がレール取付材2の
廊下側面部200にネジ止めされ、廊下側表面板181
の下端部で廊下側に突出して形成されたランマ下地突部
180で、化粧ボード100の下端部端面を隠蔽し、廊
下側表面板181の開閉方向の両端部が、廊下側の中枠
3の上端部と、戸先側縦枠14の廊下側の上端部にネジ
止めされている。
【0032】扉6は、図3、図4、図6、図9に示す如
くパネル形状をなし、下端面の開閉方向に前記ガイドロ
ーラー17が嵌合する嵌合溝60が形成され、上端面の
開閉方向に所定間隔を有して吊り下げ用連結螺孔61・
・・が形成され、室内側上端部の開閉方向に所定間隔を
有して吊り下げ固定用螺孔62・・・が形成され、上端
部に隙間調節用部材8が外嵌している。
【0033】隙間調節用部材8は、吊り下げ面81と、
吊り下げ面81の室内側及び廊下側に形成された室内側
挟持片82及び廊下側挟持片83より断面下向き略コ字
形に形成され、吊り下げ面81には、前記インナーメン
バー74の吊り金具75に取付ピン800を介して室内
側及び廊下側方向に回動自在に吊り下げられる吊り受け
金具820が上方に突出して設けられると共に、扉6の
前記吊り下げ用連結螺孔61・・・に対応して、挿通孔
830・・・が形成され、固定用ボルト80・・・が、
吊り下げ面81の上方から挿通孔830・・・を挿通し
て吊り下げ用連結螺孔61・・・に螺合し、吊り金具7
5と扉6が連結している。又、室内側挟持片82には、
前記吊り下げ固定用螺孔62・・・に対応して、上下方
向の長孔が形成され、長孔を挿通して固定ネジ840・
・・が吊り下げ固定用螺孔62・・・に螺合している。
【0034】そして扉6の戸尻側の端部上面にゼンマイ
式の自閉装置が埋設され、ゼンマイ式の自閉装置のワイ
ヤーの一端が、中枠3の出入り口側で、レール取付材2
側に設けられた固定座に固定されている。又、扉6の上
端の室内側で戸先側端部に全開ストッパー用ローラーが
設けられ、全開ストッパー用ローラーに対応して、中枠
3の上端部に板バネからなる全開ストッパーが取付ら
れ、レール取付材2と吊り金具75間に自閉時のブレー
キ装置等が設けられている。(自閉装置、固定座、全開
ストッパー用ローラー全開ストッパー、ブレーキ装置等
はいずれも周知技術であるので図示せず。)
【0035】戸当たり部9は、図3、図7、図12〜図
18に示す如く、互いに対向する側が開放する略偏平箱
形の室内側設備パネル99と、廊下側設備パネル97を
組み合わせて内部を空洞とし、廊下側設備パネル97に
各種設備構成部91を有する偏平角筒状に形成されてい
る。そして、戸先側縦枠14の上下端部の出入り口側で
室内側に突出するピボットヒンジ90、90と、戸先側
縦枠14側の端部が、レール取付材2に設けられた戸当
り部固定金具902の戸先側縦枠14側端部に固定さ
れ、扉6側端部が戸当り部9の扉側端部上面に固定され
た、伸縮機能を有するステー903にて、室内側に所定
角度回動可能にに支持される一方、出入り口側端面の上
下端部に設けられたフランス落し901、901と、フ
ランス落し901、901のロッド棒908、908が
嵌入する戸当り部固定金具902にて、レール支持材2
と床面で回動不能に固定され(図9参照)、扉6の閉鎖
時の戸当りとして機能する。すなわち、戸当たり部9
は、室内側に所定角度回動可能に構成されているのでス
トレッチャーの出し入れの際戸当り部9を回動して、出
入り口を大きくしても、廊下側に戸当たり部9が突出し
ないので、廊下側の通行を妨げる事がない。
【0036】室内側設備パネル99は、縦長長方形状の
室内側表面板991と、室内側表面板991の戸先側縦
枠14側端部に形成された、前記戸先側縦枠14の出入
り口側突条148に対応する凹部を有する縦枠側連結突
片992と、出入り口側端部に形成された、扉6の戸当
り部材600の先端部が扉の閉鎖時に嵌入し、前記フラ
ンス落し901、901の取付孔が形成された凹段部を
有する出入り口側連結突片993と、上端部に形成され
た廊下側に突出する上連結突部994と、下端部に形成
された廊下側に突出する下連結突部995より構成され
ている。そして縦枠側連結突片992の上下方向略中央
部の室内側表面板991側に、前記戸先側縦枠14の縦
枠側ケーブル挿通孔140に対応してパネル側ケーブル
挿通孔990が形成され、前記上下連結突部994、9
95の上下端面には、前記フランス落し901、901
のロッド棒908、908が貫通する上下貫通孔90
9、909が形成されている。
【0037】廊下側設備パネル97は、戸先側縦枠14
側の端部を室内側に突出させて、前記出入り口側突条1
48に対応する凹部をを有し、前記室内側設備パネル9
9の縦枠側連結突片992とネジ止めされる戸先側縦枠
折り曲げ部971が形成された縦枠側表面板970と、
出入り口側の端部を室内側に突出させて、前記フランス
落し901、901の取り付け孔が形成された凹段部を
有し、前記室内側設備パネル99の出入り口側連結突片
993とネジ止めされる出入り口側折り曲げ部972が
形成された出入り口側表面板973と、室内側に窪んだ
状態で出入り口側表面板973と縦枠側表面板970の
上部を連結する廊下側上表面板974と、廊下側上表面
板974の所定寸法下方に、手指消毒器具92の手指消
毒器具収納部93が取り付けられる取付開口975を形
成し、その下方に室内側に窪んだ状態で出入り口側表面
板973と縦枠側表面板970の下部を連結する廊下側
下表面板976より構成されている。尚、廊下側上表面
板974にはナースコールユニットの取り付け位置に対
応してケーブル等の逃がし孔が形成されている。
【0038】そして、出入り口側表面板973、縦枠側
表面板970等の上下端部には室内側に突出し、前記室
内側設備パネル99の上下連結突部994、995とネ
ジ止めされる上下連結突片977、978が設けられて
いる。すなわち、室内側設備パネル99と、廊下側設備
パネル97を組み合わせた状態で、戸先側縦枠14の端
面中央部の上下方向に渡って、前記戸先側縦枠14の出
入り口側突条148が嵌入する縦枠側嵌入凹条900が
形成される。従って、戸当り部9が扉6の閉鎖時の戸当
りとして機能する時は、戸先側縦枠14の出入り口側突
条148に縦枠側嵌入凹条900が嵌合しているので、
廊下側或いは室内側から他方が直接目視出来ず、プライ
バシーが確実に確保されるとともに、照明光のもれも防
止できる。又、出入り口側の端面中央部の上下方向にわ
たって、扉6の戸当たり部材600の先端が嵌入する出
入り口側嵌入凹条601が形成されているので、出入り
口側嵌入凹条601には、フランス落し901、901
が出入り口側に突出せず取り付けられ、さらに、その取
り付け個所以外にクッション部材602を張り付ける事
ができる。
【0039】各種設備構成部91は、前記取付開口97
5に取り付けられる手指消毒器具92の手指消毒器具収
納部93、手指消毒器具収納部93の上部に位置し、廊
下側上表面板974に取り付けられる、ナースコール代
表廊下灯94、ナースコール患者別廊下灯95、ナース
コール復旧ボタン96(一般的にナースコールユニット
として一つの部材に集約されている。)及び患者名表示
部(図示せず。)を有する電気設備パネル940、ボト
ル収納部93の下部に位置し廊下側下表面板976に取
り付けられる、各種ポスター、あるいは病院の視覚的環
境を向上させるための絵画等を設ける為の装飾パネル9
50より構成されている。
【0040】手指消毒器具収納部93は廊下側が開口す
る箱状に形成され、室内側設備パネル99と廊下側設備
パネル97が連結されていない状態で、前記廊下側設備
パネル97の取付開口975に廊下側より挿入され、縦
枠側表面板970と出入り口側表面板973に、室内側
よりネジ止めされて取付られ、その後、室内側設備パネ
ル99と廊下側設備パネル97連結され、上下のフラン
ス落し901、901、ヒンジ座905、905、ステ
ー903が取り付けられる。符号930は手指消毒器具
収納部93の下面に載置されたステンレス製のトレー、
符号931は、戸当り部9が回動した際、手指消毒器具
92の落下を防止する為の落下防止棒を示している。
【0041】尚、実施例では手指消毒器具収納部93を
廊下側から使用する態様に形成しているが、前記室内側
設備パネル99に取り付け開口を形成して、室内側から
使用出来る態様、あるいは廊下側、室内側の両方から使
用出来る態様に設けるようにしても良い事は云うまでも
ない。又、実施例では、手指消毒器具92として、載置
型の消毒液噴射用ボトルを使用しているので、その載置
場所として使用者側が開口する箱形の手指消毒器具収納
部93を構成しているが、吊り下げ型の場合は使用者側
に吊り下げ用のフックを設けるなど、手指消毒器具92
の種類に応じて適宜変更可能である。
【0042】電気設備パネル940、装飾パネル950
はボトル収納部93と同様に、室内側設備パネル99と
廊下側設備パネル97が連結されていない状態で、廊下
側上下表面板974、976に、室内側からあらかじめ
ネジ止めされ、室内側設備パネル99と廊下側設備パネ
ル97が連結された後、室内側設備パネル99の上下連
結突部994、995に、電気設備パネル940及び装
飾パネル950に形成された上下連結突片977、97
8(図12、図13、図14、図16に仮想線で示
す。)連結する。
【0043】あるいは、図16、図17、図18に示す
ように、廊下側上下表面板974、976にラッチ受け
941・・・を設けておき、電気設備パネル940、装
飾パネル950にラッチ942・・・を設けて置く事に
より、室内側設備パネル99と廊下側設備パネル97の
連結後でも廊下側から着脱自在に取り付けることができ
る。
【0044】すなわち、病院の視覚的環境を向上させる
ため、装飾パネル950のカラー及び表面デザインの異
なるものを複数種類用意しておくことにより、小児科、
外科等にあった適切な環境を適宜選択する事ができる。
そして、ナースコール代表廊下灯94、ナースコール患
者別廊下灯95、ナースコール復旧ボタン96を集約し
たナースコールニットは、電気設備パネル940に形成
されたナースコールユニット取付開口に廊下側から取り
付けられる。すなわち、戸当り部9を戸先側縦枠14に
取り付ける際に、すでに戸先側縦枠14内に配線された
ケーブルを通電金具907を介して縦枠側ケーブル挿通
孔140からパネル側ケーブル挿通孔990を挿通さ
せ、廊下側上表面板974の逃がし孔及び前記設備パネ
ル940のナースコールユニット取付開口に臨ませてお
く事でナースコールユニットの取り付け及び配線が同時
に行える。
【0045】上記如く構成された各部材のうち、引き戸
枠1、ベース材16(ガイドローラー17を含む。)、
中枠3、3、下地パネル4・・・、ランマ下地パネル1
8、引き戸レール5が取付られたレール取付材2、点検
パネル19、戸当たり部9、各種設備構成部91が、内
装仕上げが行われる前に施工され、化粧ボード100等
が取付られ、床面等が仕上げられた後、扉6等が組み込
まれる。すなわち、上端面に隙間調節用部材8が、固定
用ボルト80・・・、固定ネジ840・・・にて仮固定
された扉6は、点検パネル19が取り外された状態で、
嵌合溝60の戸袋側端部にガイドローラー17を嵌合さ
せた状態で持ち上げ、スライド装置7に設けられた吊り
金具75に、吊り受け金具820を一致せしめて、取付
ピン800を嵌入し、レール取付材2に対し開閉方向に
摺動自在に吊り下げられる。
【0046】この状態で、レール取付材2は施工段階で
レベル調整され水平状態で固定されているが、戸先側縦
枠14は建物側の鉄骨にブラッケットを介して溶接にて
固定されているので、必ずしも鉛直に立設されているわ
けではない。従って、扉6の戸先側に設けられた戸当た
り部材600と、戸当り部9の出入り口側嵌入凹条60
1、及びクッション材602が、扉6の閉鎖時に、上下
方向に渡って密着するわけではなく、上下端部のいづれ
かに隙間が発生し、非常に見苦しいものとなる可能性が
ある。
【0047】よって、扉6の上端面に外嵌する隙間調節
用部材8の固定用ボルト80・・・と吊り下げ用連結螺
孔61・・・の螺合状態を調節すると、扉6は、隙間調
節用部材8に対し開閉方向で、クッション部材602と
戸当たり部材600が上下方向で密着するよう傾斜自在
に調節される。そして、吊り下げ固定用螺孔62・・・
に室内側挟持片82の室内側から固定ネジ840・・・
を長孔・・・を挿通して螺合し、室内側挟持片82と扉
6を固定する。次に、自閉装置のワイヤーの一端を、固
定座に連結し、全開ストッパー用ローラー、全開ストッ
パー、自閉時のブレーキ装置を取付けた後、点検パネル
19を取付け、隙間調節用部材8と扉6、及びレール取
付材2等を隠蔽する。そして、電気設備パネル940、
装飾950に前記した要領でナースコールユニット等を
取り付け、最後に出入り口を除く廊下側に手摺り10が
取り付けられる。
【0048】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、扉閉鎖
時の戸当たり部の室内側あるいは廊下側に、手指消毒器
具が設けられるので、病室への入出時に通過する位置
と、手指消毒器具が近接し、手指の消毒を確実に意識せ
しめると同時に、手指の消毒が簡単に行う事ができ、院
内感染の予防をはかる事ができる。又、戸当り部が回動
可能に構成されているので、扉巾を小さく構成して、引
き戸の搬入、組み立て時を少人数で行えるように出来る
と共に、必要時には、出入り口開口を大きくする事がで
き、ストレッチャ等の出入りに支障をきたす事もない。
【0049】請求項2に記載の発明によれば、前記効果
に加え、ナースコール代表廊下灯、ナースコール患者別
廊下灯、ナースコール復旧ボタン等を集約したナースコ
ールユニットが戸当たり部の廊下側に設けられるので、
目的とする病室、及び患者の確認を入室時に行うことが
でき、使用勝手が一段と向上し、看護の初期作業の効率
化を計る事ができる。
【0050】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加え、戸当り部が室内側に回動するので、廊下
側の通行を妨げることがなく、安全である。
【0051】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
の効果に加え、看護の初期作業の効率化を計る事がで
き。
【0052】請求項5に記載の発明によれば、病室への
入室時に通過する位置と、手指消毒器具およびナースコ
ールユニットが接近しているので、目的とする病室、及
び患者の確認作業とともに、手指の消毒を確実に意識せ
しめ、看護の初期作業の効率化を計ると同時に、院内感
染の予防をはかる事ができる。又、戸当り部が室内側に
回動可能に構成されているので、扉巾を小さく構成し
て、引き戸の搬入、組み立て時を少人数で行えるように
出来ると共に、必要時には、出入り口開口を大きくする
事ができ、ストレッチャ等の出入りに支障をきたす事も
なく、廊下側の通行を妨げることもなく安全である。
【0053】請求項6に記載の発明によれば、請求項5
の効果に加え、引き戸全体の意匠、病院の視覚的環境の
的向上がはかれれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の引き戸の廊下側からの正面図
【図2】 本発明の引き戸の室内側からの正面図
【図3】 図1のAーA線要部拡大断面図
【図4】 図1のBーB線要部拡大断面図
【図5】 図1のCーC線要部拡大断面図
【図6】 図3の戸袋側の拡大図
【図7】 図3の戸先側縦枠部分の拡大図
【図8】 図5のベース材部分の拡大図
【図9】 扉の吊り下げ状態を示す拡大縦断面図
【図10】 レール取付材と引き戸レールの取付状態を
示す拡大横断面図
【図11】 レール取付材と引き戸レールの取付状態を
示す拡大縦断面図
【図12】 図1のD−D線要部拡大断面図
【図13】 図12の上連結突部部分の拡大図
【図14】 図12の下連結部分の拡大図
【図15】 図1のE−E線要部拡大断面図
【図16】 図1のF−F線要部拡大断面図
【図17】 図1のG−G線要部拡大断面図
【図18】 図1のH−H線要部拡大断面図
【符号の説明】
1 引き戸枠 13 戸尻側縦枠 14 戸先側縦枠 15 上横枠 19 点検パネル 100 化粧ボード 2 レール取付材 3 中枠 4 下地パネル 5 引き戸レール 6 扉 9 戸当たり部 91 各種設備構成部 92 手指消毒液用噴射ボトル 93 ボトル収納部 94 ナースコール代表廊下灯 95 ナースコール患者別廊下灯 96 ナースコール復旧ボタン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出入り口を開閉する引き戸において、手
    指消毒器具を室内側あるいは廊下側に設置可能とした扉
    閉鎖時の戸当たり部が、扉の反対側を中心として回動可
    能に構成されている事を特徴とする引き戸。
  2. 【請求項2】 出入り口を開閉する引き戸において、手
    指消毒器具を室内側あるいは廊下側に設置可能となし、
    廊下側に、ナースコール代表廊下灯、ナースコール患者
    別廊下灯、ナースコール復旧ボタン等からなるナースコ
    ールユニットを取り付け可能とした扉閉鎖時の戸当たり
    部が、扉の反対側を中心として回動可能に構成されてい
    る事を特徴とする引き戸。
  3. 【請求項3】 出入り口を開閉する引き戸において、手
    指消毒器具を室内側あるいは廊下側に設置可能とした扉
    閉鎖時の戸当たり部が、扉の反対側を中心として室内側
    に回動可能に構成されている事を特徴とする引き戸。
  4. 【請求項4】 出入り口を開閉する引き戸において、手
    指消毒器具を室内側あるいは廊下側に設置可能となし、
    ナースコール代表廊下灯、ナースコール患者別廊下灯、
    ナースコール復旧ボタン等からなるナースコールユニッ
    トを廊下側に取り付け可能となした扉閉鎖時の戸当たり
    部が、扉の反対側を中心として室内側に回動可能に構成
    されている事を特徴とする引き戸。
  5. 【請求項5】 出入り口を開閉する引き戸において、手
    指消毒器具と、ナースコール代表廊下灯、ナースコール
    患者別廊下灯、ナースコール復旧ボタン等からなるナー
    スコールユニットを廊下側に設置可能とした扉閉鎖時の
    戸当たり部が、扉の反対側を中心として室内側に回動可
    能に構成されている事を特徴とする引き戸。
  6. 【請求項6】 建築側の鉄骨に固定される戸先側縦枠と
    戸尻側縦枠と上横枠より門形の引き戸枠が形成され、戸
    先側縦枠と戸尻側縦枠間に、出入り方向に所定間隔を有
    して中枠が設けられ、戸先側縦枠と中枠間を出入り口側
    となし、戸尻側縦枠と中枠間を戸袋側となし、戸袋側の
    表面が建物の壁面と面一となした化粧ボードで覆われて
    なる引き戸において、手指消毒器具と、ナースコール代
    表廊下灯、ナースコール患者別廊下灯、ナースコール復
    旧ボタン等からなるナースコールユニットを廊下側に設
    置可能とした扉閉鎖時の戸当たり部が、扉の反対側を中
    心として室内側に回動可能に設けられている事を特徴と
    する引き戸。
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