JP2001065060A - 壁パネルと上階床パネルとの接合構造及びユニット建物 - Google Patents

壁パネルと上階床パネルとの接合構造及びユニット建物

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JP2001065060A JP28469299A JP28469299A JP2001065060A JP 2001065060 A JP2001065060 A JP 2001065060A JP 28469299 A JP28469299 A JP 28469299A JP 28469299 A JP28469299 A JP 28469299A JP 2001065060 A JP2001065060 A JP 2001065060A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物ユニット等を構成する壁パネルと上階床
パネルとの接合において極めて大きな水平方向の力を受
けても変位量の少ない接合構造と、この接合構造で組み
立てられたユニット建物を提供する。 【解決手段】 壁枠組が形成されている壁パネル16a
の上枠18aと床枠組みが形成されている上階床パネル
10aの枠材(頭つなぎ)22との接合構造において、
壁パネル16aの上枠18aの下側から上枠18aを貫
通し、上枠18a上面に突出するボルト31を上階床パ
ネル10aの枠材22に予め設けられた貫通孔24に挿
通してナット30で締結してなる接合構造であって、ボ
ルト31と貫通孔24との間隙に接着剤40が充填され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁パネルと上階床
パネルとの接合構造及びユニット建物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、枠組み壁工法の建物は第10図に
示すようにして完成される(従来技術1)。即ち、基礎
1に土台2をアンカーボルト3で固定し、この上に根太
4を配置して釘5を斜め打ちして固定して床枠組みを形
成させ、その上に床板6を張ることにより床パネルとな
し、この床パネルの上に上枠7、下枠8、縦枠9が組ま
れた壁枠組みを有する壁パネルを、その下枠8において
釘5で固定することにより立設させ、この壁パネルの上
枠7の上に根太を掛け渡し前述と同様にして2階の床パ
ネルを形成、固定させるという順序で作業が進められ
る。
【0003】そして住宅の工業生産化の一方式として建
物ユニットの方式があり、この建物ユニット方式を前述
の枠組み壁工法に適用して床パネルに壁パネルを立設し
て箱形になした建物ユニットを工場で組み立て、その複
数個を建築現場で据え付ける方法を採ろうとすると、建
物ユニットの基礎への固定や1階の建物ユニットと2階
の建物ユニットとの接合が面倒なものとなる。即ち土台
と1階の建物ユニットの床パネルの根太との固定あるい
は、1階の建物ユニットの壁パネルの上枠と2階の建物
ユニットの床パネルの根太との固定を釘打ちによって行
おうとしても、前述のように下から順次組み立てていく
在来工法と異なり、床梁や壁枠に面材が予め張設されて
いるので、これらが邪魔になるのである。
【0004】そのため、特公昭58−30798号公報
においては、図9に示すように、現場据え付け時に、予
め下階建物ユニットの壁パネル16の上枠18から突出
するボルト31を設けておき、上階建物ユニットの床パ
ネル10の下枠22には貫通孔24がボルト31を通し
易くするためボルト径より大きくして設けられ、容易に
固定作業ができるようになされている(従来技術2)。
尚、12は根太、15は床面材、17は縦枠、25、2
6は面材、30はナットである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記従来
技術2では、貫通孔24がボルト径より大きくなされて
いるが、座金29で締めつけることによって水平方向の
力Hpによる変位を防止している。しかしながら、今
後、建物の大型化高層化が要求され、それに伴って水平
方向の力Hpも極大化すると、この間隙だけ変位を生じ
得るという問題がある。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、建物ユニット等を構成する壁パネルと上階
床パネルとの接合において極めて大きな水平方向の力を
受けても変位量の少ない接合構造と、この接合構造で組
み立てられたユニット建物を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、上枠、下枠及び縦枠が組まれて壁枠組が形成されて
いる壁パネルの上枠上面にボルトの先端が突出され、根
太が組まれて床枠組みが形成されている上階床パネルの
側縁の根太の下面に上記上枠と接合される枠材が取り付
けられ、この枠材に予め設けられた貫通孔に上記ボルト
を挿通せしめ、ボルトにナットを螺入することで、上枠
と枠材とを締結してなる壁パネルと上階床パネルとの接
合構造であって、該ボルトと貫通孔との間隙に接着剤が
充填されていることを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の本発明は、上枠、下枠及
び縦枠が組まれて壁枠組が形成されている壁パネルの上
枠上面にボルトの先端が突出され、根太が組まれて床枠
組みが形成されている上階床パネルの側縁の根太の下面
に上記上枠と接合される枠材が取り付けられ、この枠材
に予め設けられた貫通孔に上記ボルトを挿通せしめ、ボ
ルトにナットを螺入することで、上枠と枠材とを締結し
てなる壁パネルと上階床パネルとの接合構造であって、
貫通孔にボルトを挿通可能で、かつ外径が貫通孔内径に
略等しい筒状金具が取り付けられ、筒状金具の下端部に
突起が形成され、この突起が上枠上面に突き刺されてい
ることを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の本発明は、請求項2記載
の壁パネルと上階床パネルとの接合構造において、前記
筒状金具が上面に外径より大きなつばを有していること
を特徴とする。
【0010】請求項4に記載の本発明は、請求項2又は
3記載の壁パネルと上階床パネルとの接合構造におい
て、前記筒状金具の下端部に、全外周に連続的なテーパ
ー加工1と、更に外周方向に不連続的にテーパー1より
大きい角度になされたテーパー加工2とが施されて上記
突起が形成されていることを特徴とする。
【0011】請求項5に記載の本発明は、請求項2又は
3記載の壁パネルと上階床パネルとの接合構造におい
て、前記筒状金具の下端部に、全内周に連続的なテーパ
ー加工1と、更に内周方向に不連続的にテーパー1より
大きい角度になされたテーパー加工2とが施されて上記
突起が形成されていることを特徴とする。
【0012】請求項6に記載の本発明は、請求項2又は
3記載の壁パネルと上階床パネルとの接合構造におい
て、前記筒状金具の下端部に、複数の突起が形成され、
この突起と突起との間に筒に平行で一定長さの切り込み
がなされていることを特徴とする。
【0013】上記筒状金具は、木材の接合金具であっ
て、つば付き筒状金具の場合はつばは大きい程水平方向
の力Hpを受けても変位量の少ない接合構造とすること
ができる。床パネルの下枠(頭つなぎ)上面の範囲まで
つばの外径が大きく(例えば、つばの最大外径89m
m)とも良い。又、筒状金具の下端部の突起は上枠上面
に突き刺さって、水平方向の力Hpを受けても変位量の
少ない接合構造とするために、確実に木材に食い込む形
状であることが好ましく、複数の鋭い突起を有する事が
好ましい。
【0014】請求項7に記載の本発明は、上枠、下枠及
び縦枠が組まれて壁枠組が形成されている壁パネルの上
枠上面にボルトの先端が突出され、根太が組まれて床枠
組みが形成されている上階床パネルの側縁の根太の下面
に上記上枠と接合される枠材が取り付けられ、この枠材
に予め設けられた貫通孔に上記ボルトを挿通せしめ、ボ
ルトにナットを螺入することで、上枠と枠材とを締結し
てなる壁パネルと上階床パネルとの接合構造であって、
ナットと枠材との間に内径がボルト外径に略等しいボル
ト挿通孔を有するジベルプレートを介在させることを特
徴とする。
【0015】上記ジベルプレートは、木材の接合具であ
って、爪を出した接続具の爪を木材に噛み込ませて、そ
の摩擦抵抗によってずれを防ぐものであればよく、ま
た、プレートの形状は矩形、円形、楕円形、その他いず
れの形状でもよい。
【0016】請求項8に記載の本発明は、請求項1〜7
のいずれかに記載の壁パネルと上階床パネルとの接合構
造によって下階ユニットの壁パネルと上階ユニットの床
パネルとが接合されてなるユニット建物である。
【0017】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、壁パネルの
上枠上面にボルトの先端が突出され、上階床パネルの側
縁の根太の下面に上記上枠と接合される枠材に予め設け
られた貫通孔に上記ボルトを挿通せしめ、ボルトにナッ
トを螺入することで、上枠と枠材とを締結してなる壁パ
ネルと上階床パネルとの接合構造であって、ボルトと貫
通孔との間隙を接着剤で充填固化してあるので、極めて
大きな水平の力を受けても変位量が少ない。
【0018】請求項2に記載の本発明によれば、壁パネ
ルの上枠上面にボルトの先端が突出され、上階床パネル
の側縁の根太の下面に上記上枠と接合される枠材に予め
設けられた貫通孔に上記ボルトを挿通せしめ、ボルトに
ナットを螺入することで、上枠と枠材とを締結してなる
壁パネルと上階床パネルとの接合構造であって、貫通孔
に筒状の金具を挿入し、筒状の金具の下端の突起が壁上
枠に突き刺さって固定され、筒状の金具の外径が貫通孔
の内径と略等しいので、上枠と枠材が更に固定され、極
めて大きな水平の力を受けても変位量が少ない。
【0019】請求項3に記載の本発明によれば、前記筒
状の金具が上面に外径より大きなつばを有しているの
で、水平方向の力Hpを受けてもつばが床パネルの下枠
(頭つなぎ)上面から受ける反力が働くので、より確実
に変位量を少なくすることができる。
【0020】請求項4に記載の本発明によれば、前記筒
状金具の下端部に、全外周に連続的なテーパー加工1
と、更に外周方向に不連続的にテーパー1より大きい角
度になされたテーパー加工2とが施されて上記突起が形
成されているので、鋭い突起が形成され、上枠上面に確
実に突き刺ささり、水平方向の力Hpを受けても変位量
が少ない。
【0021】請求項5に記載の本発明によれば、前記筒
状金具の下端部に、全内周に連続的なテーパー加工1
と、更に内周方向に不連続的にテーパー1より大きい角
度になされたテーパー加工2とが施されて上記突起が形
成されているので、鋭い突起が形成され、請求項4と同
様な作用効果が得られる。
【0022】請求項6に記載の本発明によれば、前記筒
状金具の下端部に、複数の突起が形成され、この突起と
突起との間に筒に平行で一定長さの切り込みがなされて
いるので、貫通孔に挿通しやすく、上枠上面に突き刺さ
る際に切り込みの弾性変形により、その後の保持力が持
続し、より確実に変位量を少なくすることができる。
【0023】請求項7に記載の本発明によれば、壁パネ
ルの上枠上面にボルトの先端が突出され、上階床パネル
の側縁の根太の下面に上記上枠と接合される枠材に予め
設けられた貫通孔に上記ボルトを挿通せしめ、ボルトに
ナットを螺入することで、上枠と枠材とを締結してなる
壁パネルと上階床パネルとの接合構造であって、ナット
と枠材との間にジベルプレートを介在させて締結するこ
とで、ジベルプレートのボルト挿通孔はボルト径と略等
しく、またジベルプレートは枠材に突き刺さっているの
で上枠と枠材が更に固定され、極めて大きな水平の力を
受けても変位量が少ない。
【0024】請求項8に記載の本発明によれば、請求項
1〜7のいずれかに記載の壁パネルと上階床パネルとの
接合構造によって下階ユニットの壁パネルと上階ユニッ
トの床パネルとが接合されてなるユニット建物であるの
で、地震等の災害に強いユニット建物が得られる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は本発明が適用される建物ユ
ニットを示す一部破断斜視図、図2(イ)は第1実施形
態により構築されたユニット建物の斜視図、図2(ロ)
はA−A線の一部切り欠き垂直断面図、図3(イ)は第
2実施形態(I)を示す壁パネル上枠と上階床パネル枠
材の接合構造を示す部分模式図、図3(ロ)はその部分
断面図、図4(イ)は第2実施形態の別の例(II)を
示す筒状の金具の斜視図、図4(ロ)は平面図、図4
(ハ)及び(ニ)は側面図、図4(ホ)は壁パネル上枠
と上階床パネル枠材の接合構造を示す部分断面図、図5
(イ)は第2実施形態の更に別の例(III)を示す筒
状の金具の下端部平面図、図5(ロ)は側面図、図5
(ハ)は図5(イ)のa−a線断面図、図5(ニ)は図
5(イ)のb−b線断面図、図6(イ)は第2実施形態
の更に別の例(IV)を示す筒状の金具の下端部平面
図、図6(ロ)は側面図、図6(ハ)は図6(イ)のc
−c線断面図、図6(ニ)は図6(イ)のd−d線断面
図、図7(イ)は第2実施形態の更に別の例(V)を示
す筒状の金具の斜視図、図7(ロ)は第2実施形態の更
に別の例(VI)を示す筒状の金具の斜視図、図8
(イ)は第3実施形態の壁パネル上枠と上階床パネル枠
材の接合構造を示す部分模式図、図8(ロ)はその部分
断面図である。
【0026】(建物ユニット)建物ユニットTは、図1
に示す如く、床パネル10は根太11,11,・・・と
最外縁の側根太12,12に直交してその木口と突きつ
けの状態で端根太13,13が釘打ちされて矩形状の枠
組みとされ、さらに根太11,11・・・及び側根太1
2,12の相互間に受け材14,14・・・も取り付け
られて床枠組みが構成され、この床枠組みの上面に構造
用合板やパーティクルボード等の面材15が取り付けら
れて構成されている。16,16,16はは壁パネルで
あり、床パネル10の側縁に沿って立設されている。図
1では壁パネル16は床パネル10の三方に立設されて
いるが、建物ユニットが建物のどの箇所を構成するかに
応じて立設され、かつ少なくとも一対の相対向する側縁
に沿って立設される。
【0027】壁パネル16は、縦枠17,17・・・の
上端と下端の各々においてこれらの木口と突きつけの状
態で上枠18と下枠19が各々釘打ちされて壁枠組みと
され、この内面及び外面の両側に石膏ボードや木片セメ
ント板等の面材が取り付けられ、それらの面材の外面は
各々内装外装の仕上げも施され、さらに内部に必要に応
じて断熱材が充填されて構成される。又、これらの壁パ
ネル16には必要に応じて出入り口や窓等の開口部が形
成される。
【0028】(第1実施形態)図2(イ)は第1実施形
態により構築されたユニット建物の斜視図を示す。工場
で生産された建物ユニットT1,T2は建築現場に輸送さ
れ、予め敷設された基礎1の上に据え付け、この上に屋
根ユニット35を取り付け、種々な仕上げを行ってユニ
ット建物Uが完成する。
【0029】図2(ロ)は上記ユニット建物UのA−A
線の一部切り欠き垂直断面図であり、本発明の第1実施
形態の接合構造を示す。即ち、下階壁パネル16aは上
枠18aの下面から予め外径16mmの接合ボルト31
を螺着して上枠18aの上面よりも突出させておき、こ
の接合ボルト31が上階床パネル10aの頭つなぎ(上
枠と接合される枠材)22に設けられたボルト径より大
きい径を有する内径30mmの貫通孔24に挿通される
ように位置決めして載置される。そして、接合ボルト3
1と貫通孔24との間の隙間に一液型の湿気硬化性ポリ
ウレタン系接着剤40で充填し、その後座金29b及び
ナット30によって緊結されることにより下階壁パネル
16aと上階床パネル10aとが固定される。尚10b
は床パネルであり下階壁パネル16aと生産工場で予め
一体になされている。12a、12bは床根太、15
a、15bは床面材、17aは縦枠、19aは下枠、2
5aは内面材、26aは外面材をそれぞれ表す。
【0030】上記接合ボルト31と貫通孔24との間の
隙間に充填した一液型の湿気硬化性ポリウレタン系接着
剤40は空気中の湿気により硬化すると、隙間が硬質物
で充填されることになるので建物ユニット間に極めて大
きな水平の力が懸かっても変位量の少ない躯体構造が得
られる。
【0031】(第2実施形態I)図3(イ)は第2実施
形態Iを示す壁パネル上枠と上階床パネル枠材の接合構
造を示す部分模式図、図3(ロ)はその部分断面図を示
す。第1実施形態と同様にして、下階壁パネルの上枠1
8cの下面から予め外径16mmの接合ボルト31を螺
着して上枠18cの上面よりも突出させておき、この接
合ボルト31が上階床パネルの頭つなぎ(上枠と接合さ
れる枠材)22cに設けられたボルト径より大きい径を
有する内径30mmの貫通孔24cに挿通されるように
位置決めして載置される。そして、接合ボルト31と貫
通孔24cとの間の隙間に、貫通孔24の内径と略等し
い外径の筒状の金具41を挿通する。次いで座金29b
とナット30により緊結する。この時、ナット30の締
め付けにより、筒状の金具41は押し下げられ、上枠1
8cの上面から筒状の金具41の下側の突起42が食い
込む。
【0032】上記接合ボルト31と貫通孔24cとの間
の隙間に、貫通孔24cの内径と略等しい外径の筒状の
金具41を挿通し上枠18cの上面から筒状の金具41
の下側の突起42を食い込ませ、次いで座金29bとナ
ット30により緊結されているので堅牢な接合構造とな
り、建物ユニット間に極めて大きな水平の力が懸かって
も変位量の少ない躯体構造が得られる。即ち、筒状の金
具41の突起42が上枠18cに突き刺さっているの
で、筒状の金具41と上枠18cとは変位せず、また筒
状の金具41の外径が頭つなぎ22cの貫通孔の内径と
略等しいので筒状の金具41と頭つなぎ22cとは変位
しない。よって、上枠18cと頭つなぎ22cとは変位
しないから、その結果、変位量の少ない躯体構造が得ら
れる。
【0033】(第2実施形態II)図4(イ)は筒状の
金具の別の実施例を示し、つば411A付き筒状の金具
41Aである。つばの外径は38mmであり、筒状の金
具41Aの外径は29mm、内径は25mm、厚み2m
mである。筒状の金具41Aの下端部42Aは図4
(ハ)に示すように、周方向に連続して4mm巾のテー
パー1(角度30度)を有し、次いで図4(ニ)に示す
ように周方向に不連続に6ヵ所、角度45度で切削し突
起423Aを形成する。図4(ホ)は上記筒状の金具4
1Aを用いた壁パネル上枠と上階床パネル枠材の接合構
造を示す部分断面図を示す。第2実施形態と同様のもの
には同番号を付し、説明を省略する。本実施例は第2実
施形態Iと比較すると筒状の金具41Aのみが異なる。
筒状の金具41Aはつば411Aを有しているので、ナ
ット30の締め付けにより、確実に頭つなぎ(上枠と接
合される枠材)22cに押し下げられ、更に、上枠18
cの上面から筒状の金具41Aの下側の突起42Aが食
い込む。
【0034】上記接合ボルト31と貫通孔24cとの間
の隙間に、貫通孔24cの内径30mmと略等しい外径
29mmのつば付き411A筒状の金具41Aを挿通し
上枠18cの上面から筒状の金具41Aの下側の突起4
2Aを食い込ませ、次いで座金29bとナット30によ
り緊結されているのでより堅牢な接合構造となり、建物
ユニット間に極めて大きな水平の力が懸かっても変位量
の少ない躯体構造が得られる。即ち、つば付き411A
筒状の金具41Aの突起42Aが上枠18cに突き刺さ
っているので、筒状の金具41Aと上枠18cとは変位
せず、また筒状の金具41Aのつば411Aが頭つなぎ
22cの上面からの反力により、筒状の金具41Aの動
きを抑え、又外径が29mmで頭つなぎ22cの貫通孔
の内径30mmと略等しいので筒状の金具4A1と頭つ
なぎ22cとは変位しない。よって、上枠18cと頭つ
なぎ22cとは変位しないから、その結果、より変位量
の少ない躯体構造が得られる。
【0035】(第2実施形態III)図5(イ)、
(ロ)はさらに別の筒状の金具41Bの実施例を示し、
筒状の金具41Bの下端部に突起を形成する方法を示し
ている。即ち、テーパー1の加工を行い図5(ハ)に示
すように、図5(イ)のa−a線断面が、内径412B
面が高く、外径411B面が低くなるように、外周方向
にテーパー加工され、テーパー421Bを得る。テーパ
ー421B面と内径412B面とのなす角度は30度に
なされている。次いで、外周方向に不連続的に6ヵ所、
角度45度で切削しテーパー422B面を得る。図5
(ニ)に示すように、図5(イ)のb−b線断面におい
て、テーパー422B面と内径412B面とのなす角度
は45度になされている。その結果鋭い突起423Bが
6箇所得られる。
【0036】即ち、上記に示す方法により、筒状の金具
41Bに鋭い突起423Bが低コストで容易に得られ
る。そのため、筒状の金具41Bに鋭い突起423Bが
上枠18cに確実に突き刺さるので、筒状の金具41B
と上枠18cとは変位せず、また筒状の金具41Bの外
径が頭つなぎ22cの貫通孔の内径と略等しいので筒状
の金具41Bと頭つなぎ22cとは変位しない。よっ
て、上枠18cと頭つなぎ22cとは変位しないから、
その結果、より変位量の少ない躯体構造が得られる。
【0037】(第2実施形態IV)図6(イ)、(ロ)
はさらに別の筒状の金具41Cの実施例を示し、筒状の
金具41Cの下端部に突起を形成する方法を示してい
る。即ち、テーパー1の加工を行い図5(ハ)に示すよ
うに、図6(イ)のc−c線断面が、内径412C面が
低く、外径411C面が高くなるように、内周方向にテ
ーパー加工され、テーパー421Cを得る。テーパー4
21C面と内径412C面とのなす角度は30度になさ
れている。次いで、内周方向に不連続的に6ヵ所、角度
45度で切削しテーパー422C面を得る。図6(ニ)
に示すように、図6(イ)のd−d線断面において、テ
ーパー422C面と内径412C面とのなす角度は45
度になされている。その結果鋭い突起423Cが6箇所
得られる。
【0038】即ち、上記に示す方法により、筒状の金具
41Cに鋭い突起423Cが低コストで容易に得られ
る。そのため、筒状の金具41Cに鋭い突起423Cが
上枠18cに確実に突き刺さり、且つ突き刺さるとき
に、逆テーパーによりボルト穴を圧縮する方向に力が働
き、よりボルト固定力が向上するので、筒状の金具41
Cと上枠18cとは変位せず、また筒状の金具41Cの
外径が頭つなぎ22cの貫通孔の内径と略等しいので筒
状の金具41Cと頭つなぎ22cとは変位しない。よっ
て、上枠18cと頭つなぎ22cとは変位しないから、
その結果、より変位量の少ない躯体構造が得られる。
【0039】(第2実施形態V,VI)図7(イ)、
(ロ)はさらに別の筒状の金具41D(第2実施形態
V),41E(第2実施形態VI)の実施例を示してい
る。筒状の金具41Dと筒状の金具41Eとは、筒状の
金具41Dに鍔423Dを有している以外は同じである
ので、筒状の金具41Dについて説明する。筒状の金具
41Dの下端部には複数の突起421Dが形成され、こ
の突起421Dと突起421Dとの間に筒に平行で一定
長さの切り込み422Dがなされている。その結果、突
起421Dは弾性変形することが可能である。
【0040】即ち、上記に示す方法により、筒状の金具
41D、又は41Eに弾性変形可能な突起423D(又
は423E)が形成される。そのため、頭つなぎ22c
の貫通孔に挿通する際の抵抗が低減し、上枠18cに突
き刺さる際に生じる切り込み422Dの弾性変形により
突き刺さり保持力の持続性が増し、その結果、より変位
量の少ない躯体構造が得られる。
【0041】(第3実施形態)図8(イ)は第3実施形
態を示す壁パネル上枠と上階床パネル枠材の接合構造を
示す部分模式図、図8(ロ)はその部分断面図を示す。
第1実施形態と同様にして、下階壁パネルの上枠18d
の下面から予め外径16mmの接合ボルト31を螺着し
て上枠18dの上面よりも突出させておき、この接合ボ
ルト31が上階床パネルの頭つなぎ(上枠と接合される
枠材)22dに設けられたボルト径より大きい径を有す
る内径30mmの貫通孔24dに挿通されるように位置
決めして載置される。そして、ナット30と頭つなぎ
(上枠と接合される枠材)22dの間にジベルプレート
43を介在させ、ジベルプレート43のボルト挿通孔4
4に接合ボルト31を挿通しナット30により緊結す
る。そのため、ジベルプレート43の突起45が上階床
パネルの頭つなぎ(上枠と接合される枠材)に食い込み
上枠と頭つなぎが強固に固定される。
【0042】上記ジベルプレート43のボルト挿通孔4
4はボルト径と略等しく、またジベルプレート43の突
起45が上階床パネルの頭つなぎ(上枠と接合される枠
材)に食い込んで固定されるので、堅牢な接合構造とな
り、建物ユニット間に極めて大きな水平の力が懸かって
も変位量の少ない躯体構造が得られる。即ち、上枠18
dのボルト挿通孔はボルト径と略等しいので、両者は変
位せず、ジベルプレート43のボルト挿通孔44はボル
ト径と略等しいので、両者は変位せず、ジベルプレート
43は頭つなぎ22dに突き刺さっているので、両者は
変位しない。よって上枠18dと頭つなぎ22dとは変
位しないから、その結果、変位量の少ない躯体構造が得
られる。
【0043】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0044】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、壁パ
ネルの上枠上面にボルトの先端が突出され、上階床パネ
ルの側縁の根太の下面に上記上枠と接合される枠材に予
め設けられた貫通孔に上記ボルトを挿通せしめ、ボルト
にナットを螺入することで、上枠と枠材とを締結してな
る壁パネルと上階床パネルとの接合構造であって、ボル
トと貫通孔との間隙を接着剤で充填固化してあるので、
極めて大きな水平の力を受けても変位量が少ない。
【0045】請求項2に記載の本発明によれば、壁パネ
ルの上枠上面にボルトの先端が突出され、上階床パネル
の側縁の根太の下面に上記上枠と接合される枠材に予め
設けられた貫通孔に上記ボルトを挿通せしめ、ボルトに
ナットを螺入することで、上枠と枠材とを締結してなる
壁パネルと上階床パネルとの接合構造であって、貫通孔
に筒状の金具を挿入し、筒状の金具の下端の突起が壁上
枠に突き刺さって固定され、筒状の金具の外径が貫通孔
の内径と略等しいので、上枠と枠材が更に固定され、極
めて大きな水平の力を受けても変位量が少ない。
【0046】請求項3に記載の本発明によれば、前記筒
状の金具が上面に外径より大きなつばを有しているの
で、水平方向の力Hpを受けてもつばが床パネルの下枠
(頭つなぎ)上面から受ける反力が働くので、より確実
に変位量を少なくすることができる。
【0047】請求項4に記載の本発明によれば、前記筒
状金具の下端部に、全外周に連続的なテーパー加工1
と、更に外周方向に不連続的にテーパー1より大きい角
度になされたテーパー加工2とが施されて上記突起が形
成されているので、鋭い突起が形成され、上枠上面に確
実に突き刺ささり、水平方向の力Hpを受けても変位量
が少ない。
【0048】請求項5に記載の本発明によれば、前記筒
状金具の下端部に、全内周に連続的なテーパー加工1
と、更に内周方向に不連続的にテーパー1より大きい角
度になされたテーパー加工2とが施されて上記突起が形
成されているので、鋭い突起が形成され、請求項4と同
様な作用効果が得られる。
【0049】請求項6に記載の本発明によれば、前記筒
状金具の下端部に、複数の突起が形成され、この突起と
突起との間に筒に平行で一定長さの切り込みがなされて
いるので、貫通孔に挿通しやすく、上枠上面に突き刺さ
る際に切り込みの弾性変形により、その後の保持力が持
続し、より確実に変位量を少なくすることができる。
【0050】請求項7に記載の本発明によれば、壁パネ
ルの上枠上面にボルトの先端が突出され、上階床パネル
の側縁の根太の下面に上記上枠と接合される枠材に予め
設けられた貫通孔に上記ボルトを挿通せしめ、ボルトに
ナットを螺入することで、上枠と枠材とを締結してなる
壁パネルと上階床パネルとの接合構造であって、ナット
と枠材との間にジベルプレートを介在させて締結するこ
とで、ジベルプレートのボルト挿通孔はボルト径と略等
しく、またジベルプレートは枠材に突き刺さっているの
で上枠と枠材が更に固定され、極めて大きな水平の力を
受けても変位量が少ない。
【0051】請求項8に記載の本発明によれば、請求項
1〜7のいずれかに記載の壁パネルと上階床パネルとの
接合構造によって下階ユニットの壁パネルと上階ユニッ
トの床パネルとが接合されてなるユニット建物であるの
で、地震等の災害に強いユニット建物が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される建物ユニットを示す一部破
断斜視図である。
【図2】(イ)は第1実施形態により構築されたユニッ
ト建物の斜視図、(ロ)はA−A線の一部切り欠き垂直
断面図である。
【図3】(イ)は第2実施形態(I)を示す壁パネル上
枠と上階床パネル枠材の接合構造を示す部分模式図、
(ロ)はその部分断面図である。
【図4】(イ)は第2実施形態の別の例(II)を示す
筒状の金具の斜視図、(ロ)は平面図、(ハ)及び
(ニ)は側面図、(ホ)は壁パネル上枠と上階床パネル
枠材の接合構造を示す部分断面図である。
【図5】(イ)は第2実施形態の更に別の例(III)
を示す筒状の金具の下端部平面図、(ロ)は側面図、
(ハ)は(イ)のa−a線断面図、(ニ)は(イ)のb
−b線断面図である。
【図6】(イ)は第2実施形態の更に別の例(IV)を
示す筒状の金具の下端部平面図、(ロ)は側面図、
(ハ)は(イ)のc−c線断面図、(ニ)は(イ)のd
−d線断面図である。
【図7】(イ)は第2実施形態の更に別の例(V)を示
す筒状の金具の斜視図、(ロ)は第2実施形態の更に別
の例(VI)を示す筒状の金具の斜視図である。
【図8】(イ)は第3実施形態の壁パネル上枠と上階床
パネル枠材の接合構造を示す部分模式図、(ロ)はその
部分断面図である。
【図9】従来技術2による接合構造を示す一部切り欠き
垂直断面図である。
【図10】従来技術1による接合構造を示す一部切り欠
き垂直断面図である。
【符号の説明】
T,T1,T2 建物ユニット U ユニット建物 10,10a,10b 床パネル 16,16a 壁パネル 18,18a,18c,18d 上枠 19,19a 下枠 22,22c,22d 頭つなぎ(上枠と接合する枠
材) 29a,29b 座金 30 ナット 31 接合ボルト 40 接着剤 41,41A,41B,41C,41D,41E 筒
状の金具 43 ジベルプレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 余田 泰宏 茨城県つくば市和台32 積水化学工業株式 会社内 Fターム(参考) 2E125 AA53 AA57 AD01 AD02 AE18 AG12 BA52 BB09 BB19 BB30 BB31 BB32 BB35 BD01 BE07 BF06 CA05 CA09 CA19 DA03 EB03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上枠、下枠及び縦枠が組まれて壁枠組が
    形成されている壁パネルの上枠上面にボルトの先端が突
    出され、根太が組まれて床枠組みが形成されている上階
    床パネルの側縁の根太の下面に上記上枠と接合される枠
    材が取り付けられ、この枠材に予め設けられた貫通孔に
    上記ボルトを挿通せしめ、ボルトにナットを螺入するこ
    とで、上枠と枠材とを締結してなる壁パネルと上階床パ
    ネルとの接合構造であって、該ボルトと貫通孔との間隙
    に接着剤が充填されていることを特徴とする壁パネルと
    上階床パネルとの接合構造。
  2. 【請求項2】 上枠、下枠及び縦枠が組まれて壁枠組が
    形成されている壁パネルの上枠上面にボルトの先端が突
    出され、根太が組まれて床枠組みが形成されている上階
    床パネルの側縁の根太の下面に上記上枠と接合される枠
    材が取り付けられ、この枠材に予め設けられた貫通孔に
    上記ボルトを挿通せしめ、ボルトにナットを螺入するこ
    とで、上枠と枠材とを締結してなる壁パネルと上階床パ
    ネルとの接合構造であって、貫通孔にボルトを挿通可能
    で、かつ外径が貫通孔内径に略等しい筒状金具が取り付
    けられ、筒状金具の下端部に突起が形成され、この突起
    が上枠上面に突き刺されていることを特徴とする壁パネ
    ルと上階床パネルとの接合構造。
  3. 【請求項3】 前記筒状金具が上面に外径より大きなつ
    ばを有していることを特徴とする請求項2記載の壁パネ
    ルと上階床パネルとの接合構造。
  4. 【請求項4】 前記筒状金具の下端部に、全外周に連続
    的なテーパー加工1と、更に外周方向に不連続的にテー
    パー1より大きい角度になされたテーパー加工2とが施
    されて上記突起が形成されていることを特徴とする請求
    項2又は3記載の壁パネルと上階床パネルとの接合構
    造。
  5. 【請求項5】 前記筒状金具の下端部に、全内周に連続
    的なテーパー加工1と、更に内周方向に不連続的にテー
    パー1より大きい角度になされたテーパー加工2とが施
    されて上記突起が形成されていることを特徴とする請求
    項2又は3記載の壁パネルと上階床パネルとの接合構
    造。
  6. 【請求項6】 前記筒状金具の下端部に、複数の突起が
    形成され、この突起と突起との間に筒に平行で一定長さ
    の切り込みがなされていることを特徴とする請求項2又
    は3記載の壁パネルと上階床パネルとの接合構造。
  7. 【請求項7】 上枠、下枠及び縦枠が組まれて壁枠組が
    形成されている壁パネルの上枠上面にボルトの先端が突
    出され、根太が組まれて床枠組みが形成されている上階
    床パネルの側縁の根太の下面に上記上枠と接合される枠
    材が取り付けられ、この枠材に予め設けられた貫通孔に
    上記ボルトを挿通せしめ、ボルトにナットを螺入するこ
    とで、上枠と枠材とを締結してなる壁パネルと上階床パ
    ネルとの接合構造であって、ナットと枠材との間に内径
    がボルト外径に略等しいボルト挿通孔を有するジベルプ
    レートを介在させることを特徴とする壁パネルと上階床
    パネルとの接合構造。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の壁パネ
    ルと上階床パネルとの接合構造によって下階ユニットの
    壁パネルと上階ユニットの床パネルとが接合されてなる
    ユニット建物。
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