JP2003155780A - ほぞ棒金物を用いた結合構造 - Google Patents

ほぞ棒金物を用いた結合構造

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JP2003155780A
JP2003155780A JP2001354991A JP2001354991A JP2003155780A JP 2003155780 A JP2003155780 A JP 2003155780A JP 2001354991 A JP2001354991 A JP 2001354991A JP 2001354991 A JP2001354991 A JP 2001354991A JP 2003155780 A JP2003155780 A JP 2003155780A
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tenon
pillar
metal fitting
tenon bar
bar metal
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JP2001354991A
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Yayoi Omura
弥生 大村
Hiroki Kanai
宏樹 金井
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FUJI HOUSE KK
Kanai Co Ltd
Original Assignee
FUJI HOUSE KK
Kanai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 結合のために用いる金物どうしの干渉が少な
く、また、金物が柱や横架材の外側へ現われる部分がわ
ずかである軸組み結合構造の提供。 【解決手段】 柱6と横架材(桁8)あるいは上下の管
柱3,6どうしを、ほぞ棒金物11を用いて結合する。
ほぞ棒金物11はほぞ棒部18とその一端に設けた雌ね
じ部(高ナット21)とからなり、雌ねじ部を上方にし
てほぞ棒部18を柱の上端面から柱の軸方向に嵌入させ
てほぞ棒金物11をドリフトピンなどで柱6に固定す
る。そして、上方の柱に取付けた他のほぞ棒金物11の
雄ねじ部19、あるいは横架材の上面から座金を介して
貫通させるボルト25を、前記一方のほぞ棒金物11の
雌ねじ部に結合し緊結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、木造軸組住宅に
おける上下階の管柱の結合および柱と横架材(土台、梁
など)の結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】木造軸組住宅では柱と横架材との結合及
び上下の管柱と横架材との結合に多くの結合金物を用い
る。例えば、柱と土台の結合にはホールダウン金物、か
ど金物や山形金物等が、また、柱を挟んだ横架材どうし
の結合には羽子板金物や短冊金物が用いられる。筋かい
を固定するときはさらに筋かい固定金物が加わる。これ
らはそれぞれに特徴的な機能を持って木造軸組の構造的
な強度を高めている。しかし、一方では、柱や横架材が
交差する個所にいくつもの金物が集まり、取付け時に相
互に干渉する事態が生じたり、後工程としての床板や壁
板を取付ける際にこれらの金物が釘打ちやビス止めの支
障になることがある。また、従来のホールダウン金物は
柱の外面に露出しているが、防火上からすると金物は露
出しないほうが好ましい。さらに、背板に引寄せボルト
係合部を突出させたホールダウン金物は、引寄せボルト
の係合個所と柱の軸心間に距離があり、本来の金物強度
を充分に発揮できない難点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、結合のた
めに用いる金物どうしの干渉が少なく、また、金物が柱
や横架材の外側へ現われる部分がわずかである結合構造
の提供を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】〔小屋組みの結合構造〕
柱の上端面に横架材を載置しこれらをほぞ棒金物と座金
およびボルトによって結合する。ほぞ棒金物はほぞ棒部
とその一端に設けた雌ねじ部とからなる。そして、雌ね
じ部を上方にしてほぞ棒部を柱の上端面から柱の軸方向
に嵌入させてほぞ棒金物を柱に固定する。固定にはドリ
フトピンなどが用いられる。なお、柱には、プレカット
として柱の上端から下方へほぞ棒部を埋め込むほぞ孔を
加工しておき、また、横架材には、前記のほぞ孔位置に
対応させて、上下方向の貫通孔を形成しておく。
【0005】ついで、横架材の上面から、前記の貫通孔
に座金を介してボルトを挿通し、ボルトの先端ねじ部を
ほぞ棒金物の前記雌ねじ部に螺合する。ボルトを締めこ
むことによって、座金を介して横架材は柱の上端部に押
圧され、緊結される。この構造ではボルト頭と座金が外
部に露出するが、ほぞ棒金物は柱と横架材の結合部分に
埋設された格好となる。座金とボルトに替え、これらを
一体に形成した座金付きボルトを利用することができ
る。また、座金付きボルトに替え、座金付きナットを利
用することもできる。この場合、ほぞ棒金物と座金付き
ナットの結合は、ほぞ棒金物のねじ部を雄ねじとして土
台に差し込める程度にするか、ほぞ棒金物の雌ねじ部と
座金付きナットの雌ねじ部間を寸切りボルトで結合する
などの構造を採用する。あるいは、雄ねじ部の突出量が
小さなほぞ金物と座金付きナットを利用する時は高ナッ
トを雄ねじ部に螺合しておいてから寸切りボルトで結合
することもある。座金付きボルト、座金付きナットは工
具などでボルト部やナット部を回転させるとき共に回転
するので、下面に切刃を設けておくと、ねじ込みと同時
に座掘りを行なわせて座金部を横架材の表面に埋め込む
ことが出来る。なお、ほぞ棒金物のほぞ棒部は、ドリフ
トピンやボルトナットなど、柱を貫通する貫通金物で結
合するが、柱とばかりでなく、横架材側にもほぞ棒部を
配置して横架材を貫通する貫通金物によりほぞ棒と横架
材を結合することが好ましい。横架材とほぞ棒部に貫通
させる貫通金物は、結合部の引き抜き耐力増強に大きな
効果がある。また、ドリフトピンやボルトナットなどの
貫通金物を横架材に貫通させることにより、ほぞ棒金物
の方向性が定まる。すなわち、例えば、横架材から突出
したほぞ棒部に管柱の下部を嵌合し、この部分に貫通金
物を差し込むと、柱に設けた貫通孔とほぞ棒部に設けた
貫通孔が整合し、横架材に対する管柱の姿勢(管柱の軸
を中心とした回転方向の位置)が自動的に定まる。
【0006】〔管柱の結合構造〕梁や桁などの横架材を
挟んだ上階の管柱と下階の管柱をほぞ棒金物を用いて緊
結した構造である。ほぞ棒金物はほぞ棒部とその一端に
設けたねじ部とからなり、下階の管柱ではその上端面か
ら一方のほぞ棒金物を、そのねじ部を上方にしてほぞ棒
部を柱の軸方向に嵌入させて、一方のほぞ棒金物と下階
の管柱をドリフトピンなどで固定する。次いで、他方の
ほぞ棒金物をそのねじ部を下方に配置して、横架材の上
方から前記一方のほぞ棒金物におけるねじ部とねじ部で
結合して、ほぞ棒部を横架材から上方へ突出させる。他
方のほぞ棒金物を一方のほぞ棒金物に固定する。つい
で、上階の管柱の下端面から上方へ他方のほぞ金物のほ
ぞ棒部を上階管柱の軸方向に嵌入させる。そして、他方
のほぞ棒金物と上階の管柱をドリフトピンなどで固定す
る。それぞれのほぞ棒金物のほぞ棒部と横架材をドリフ
トピンで結合することもある。前記ねじ部とねじ部の結
合は、雌ねじに対する雄ねじの直接結合の他に、寸切り
ボルトを利用したり、高ナットを利用することがある。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、木造軸組み住宅の軸組が
ほぼ完成した状態の一部を示している。布基礎1の天端
に土台2が固定され、その上に下階の管柱3を立設して
ある。管柱3は、結合用の金物セット4を用いて土台2
と結合してある。管柱3の上端には横架材5を載置し、
その上に上階の管柱6を立設し、横架材5を挟んで上下
階の管柱3,6を固定してある。上下階の管柱3,6
は、結合用の金物セット7を用いて結合してある。さら
に、上階の管柱6の上端には桁8を載置し、結合用の金
物セット9を用いて結合してある。符号10は屋根用の
垂木である。
【0008】下階の管柱3を土台2へ結合する結合用の
金物セット4は(図2のA)、ほぞ棒金物11とナット
台12、アンカーボルト13及びドリフトピン14(1
本だけ示している)とからなる。アンカーボルト13
は、基部を布基礎1に固定してあり、上部のナット15
を布基礎1の天端に突出させてある。ナット台12は底
面側に前記のナット15を係合するあり溝16を備え、
上面側の中央に雌ねじ部17を備えたものである。ほぞ
棒金物11は、この実施形態において、頑丈な鋼製パイ
プを加工したもので、ほぞ棒部18とその下端面中央に
溶着した雄ねじ部19とからなる。ほぞ棒部18にはド
リフトピン14が水平に貫通する貫通孔20a、20b
を相互に直交させて有している。雄ねじ部19に近い貫
通孔20は土台2との結合用である。
【0009】アンカーボルト13のナット15に、あり
溝16を用いてナット台12を係合させ、ナット台12
を天端に取付ける。土台2であってナット台12を呑み
込む座掘り穴とその中央に上下方向の貫通孔を予め設け
たものを、座掘り穴を前記ナット台12の上からかぶせ
るようにして布基礎1の天端に固定する。なお、ナット
台12はナット15との係合により回り止めされる。ま
た、あり溝を有するナット台12を用いるのは、アンカ
ーボルト13の位置ずれを吸収するためである。次い
で、ほぞ棒金物11の雄ねじ部19を土台2の上面から
前記の貫通孔に差込み、下端の雄ねじ部19をナット台
12の雌ねじ部17にしっかりとねじ込む。そして、管
柱3を持ち上げてその下端面中央に予め設けたほぞ孔を
土台2の上面から垂直に突出しているほぞ棒部18に差
し込み、ドリフトピン14で固定する。ドリフトピン1
4はほぞ棒部18の貫通孔20a、20b、20cに貫
通させる。これにより、ほぞ棒金物11を介してアンカ
ーボルト13と土台2及び管柱3が結合される。なお、
土台2からほぞ棒部18の貫通孔20cへドリフトピン
14を差し込むことにより、土台2から上方へ突出する
ほぞ棒部18における貫通孔20a、20bの位置が定
まり、管柱3に設けてある貫通孔との整合をとりやす
い。また、土台2からドリフトピン14を打つとき、ほ
ぞ棒金物11とナット台12との螺合を多少緩ませて調
節するが、その状態で土台2や管柱3にドリフトピンを
打ち込んでも、ドリフトピン14によってほぞ棒金物1
1の回転が阻止されているんで、ほぞ棒金物11とナッ
ト台12の結合がそれ以上緩むことはない。
【0010】ドリフトピン14を打ち込むとき、ほぞ棒
金物11がナット台12に対してわずかにねじ込まれる
方向に回転するよう、ほぞ棒部18における貫通孔20
a、20bの方向を定めておくことが好ましい。図2の
Bは、金物セット4の他の例であって、Aとほぼ同様の
構造であるが、ほぞ棒部18は中実の丸鋼棒に貫通孔2
0a、20b及び貫通孔20cを設けている。また、ア
ンカーボルト13の上端には高ナット21が装着され、
これに六角頭の押しねじ15aがねじ込まれている。ほ
ぞ部18の貫通孔20cには土台2の側面から差し込ま
れるドリフトピン14(貫通金物)が貫通する。このよ
うな土台2とほぞ棒金物11との結合は、前記のよう
に、ほぞ棒金物11が不要に回転するのを止め、また、
土台2と管柱3との引き抜き耐力を増強する。以上の構
成であって、下階の管柱3と土台2(横架材)との結合
に、結合用の金物セット4はドリフトピン14の先端部
分を除いて外部に現れない。また、ナット台12がアン
カーボルト13および土台2と強固に係合し、ほぞ棒金
物11が土台2と下階の管柱3とに強固に係合している
ので、下階の管柱3と土台2との結合は、確実である。
【0011】管柱3,6を結合する中間の結合用金物セ
ット7は、図3(イ)(ロ)(ハ)(ニ)に示すいずれ
かの金物とドリフトピン14を用いて上下階の管柱3,
6を結合している。すなわち、金物セット(イ)(図1
に示したものである)は、対向して配置する2個のほぞ
棒金物11、11と2個の高ナット21及び寸切りボル
ト22とからなる。金物セット(ロ)は、ほぞ棒金物1
1にねじ部を雌ねじ部23としたもので高ナット21は
用いない。金物セット(ハ)は、上方のほぞ棒金物11
を雌ねじ部23を有するものとし、下方のほぞ棒金物1
1を長い雄ねじ部19を備えたものとしており、高ナッ
ト21は用いない。金物セット(ニ)は、上方、下方の
ほぞ棒金物11共に雄ねじ部19を備えたもので、これ
らを1個の高ナット21で結合している。これらにおい
て、ほぞ棒金物11はいずれもほぞ棒部18とねじ部
(雄ねじ部19、雌ねじ部23)とからなる。上下の配
置は逆転しても同じである。ほぞ棒部18には、ドリフ
トピン14を挿し通す貫通孔20a、20b、20cを
形成してある。ドリフトピン14を貫通孔A,Bに通す
ことにより貫通孔Cの位置が定まり、ドリフトピンを貫
通孔Dに通すことにより、貫通孔E,Fの位置が定ま
る。
【0012】結合用の金物セット(イ)を中心に上下階
にわたる管柱3,6の結合を説明する。下階の管柱3の
上端に予め設けてあるほぞ孔に一方のほぞ棒金物11
(下方となるもの)を雄ねじ部19を上方として差込ん
でドリフトピン14で固定し、雄ねじ部19に一方の高
ナット21を螺合する。この状態で、下階の管柱3の位
置にあらかじめ貫通孔を設けてある横架材5を、管柱3
の上端面に載置し、貫通孔の上方から寸切りボルト22
を差し込んで下部を一方の高ナット21ヘ充分に螺合し
て結合しておく。次いで、他方の高ナット21(上方の
もの)を寸切りボルト22の上部に螺合し、さらに、こ
の高ナット21に他方のほぞ棒金物11を螺合して固定
する。高ナット21は、雄ねじ部19を雌ねじ部に変え
るものであり、寸切りボルト22は雌ねじ部23を雄ね
じ部に変えるものといえる。なお、上下の高ナット21
はいずれも管柱3,6側に半分が、横架材5側に残りの
半分が埋まり込む配置が通常であるが、管柱3,6側に
あるいは横架材5側に全部が埋まり込む配置としてもよ
い。
【0013】そして、横架材5から上方へ突出している
ほぞ棒部18に、上方の管柱6を、その下端面に予め設
けたほぞ孔を嵌め合わせて立設し、ドリフトピン14で
固定する。ドリフトピン14は、横架材5から貫通さ
せ、また、管柱3,6からも貫通させる。これにより、
上下の管柱3,6が横架材5を挟んで結合される。この
場合もまた、結合用の金物セット7は、ドリフトピン1
4の端面が見える程度でほとんど外部に露出しない。
【0014】他の結合用の金物セット(ロ)(ハ)
(ニ)の場合も用い方は同様であり、金物(ロ)の場合
は寸切りボルト22を長くすることと、ほぞ棒金物11
のねじ部を上下ともに雌ねじ部23とすることで金物セ
ット(イ)の場合に必要な高ナット21の利用を省略し
ている。また、金物セット(ハ)の場合は、一方のほぞ
棒金物11の雄ねじ部19を長く形成することと、他方
のほぞ棒金物11のねじ部を雌ねじ部23とすることに
より、寸切りボルト22の利用をも省略している。
(ニ)の場合は、寸切りボルト19を省略し、高ナット
19を仲介にして上下のほぞ棒金物11を結合してい
る。いずれの場合も、使用の勝手が異なるだけで、上下
の管柱3,6を結合する機能に格別な差異はない。
【0015】結合用の金物セット9は、図4(イ)
(ロ)(ハ)のいずれかを用いる。金物セット(イ)を
中心に説明する。結合用の金物セット(イ)は、ほぞ棒
金物11と高ナット21、座金24及びボルト25を備
える。ほぞ棒金物11は、端部に雄ねじ部19を有す
る。座金24とボルト25は一体に形成した金物セット
(ロ)におけるような座金付きボルト26としても良
い。座金付きボルト26は通常、座金部の下面に切刃を
有し、座金付きボルト26の回転にともなって木材の表
面を削りこみ自己座掘りを行なう。
【0016】横架材5上に固定した上階の管柱6の上端
面にほぞ棒金物11をドリフトピン14を利用して取り
付ける。管柱6の上端面には、中央にほぞ孔が垂直に予
め設けてあって、これにほぞ棒金物11のほぞ棒部18
を差込み、管柱6を横断して嵌挿するドリフトピン14
により固定する。ドリフトピン14は、管柱6と桁8と
から貫通させる。次いで、高ナット21を雄ねじ部19
へ充分に螺合し、その上から桁8を載置する。桁8には
予めほぞ棒金物11と対応した個所に上下方向の貫通孔
が設けてある。そして、桁8の上面側からこの貫通孔に
座金24を介してボルト25を差込み、下端部のねじを
高ナット21に螺合する。ボルト25を締め込むと、座
金24を介して桁8は管柱6の上端に結合される。な
お、金物セット(ロ)におけるような座金付きボルト2
6を用いると、このボルトの座金部は自己座掘りにより
桁8の表面に沈み込んで座金部の上面が桁8の上面と同
一面となる。(ハ)は、ほぞ棒金物11が中実であり、
前記のボルト25が押しねじ25aと高ナット21及び
寸切りボルト19に分割された構造である。寸切りボル
ト19を利用することで、桁8の上下方向寸法(厚さ)
に対応しやすい。この場合も、ほぞ棒金物11を管柱6
へ固定するドリフトピン14の端面と桁8の上面に座金
24とボルト頭が見える程度で、他に結合用の金物9が
露出することはない。また、管柱6と桁8は、それぞれ
に貫通させたドリフトピン14が共に1本のほぞ棒金物
11に係合しており、引き抜き耐力が大きい。桁にドリ
フトピンを貫通させることにより、ほぞ棒金物の方向が
定まることは、前記の土台と柱の結合あるいは柱と柱の
納まりの場合と同じである。
【0017】実施形態は以上の構造であって、結合用の
金物セット4,7,9のそれぞれにおけるほぞ棒金物11
は、上下の管柱3,6の軸心(上下方向で一致させる)
に沿って整列させて配置する。ほぞ棒金物11を管柱
3,6に固定する手段としてドリフトピン14を利用し
たが、管柱3,6を横断して貫通するボルトであっても
良い。なお、結合用の金物セット4、7,9において高
ナット21を利用するタイプでは、同時に使用するほぞ
棒金物11を、全て端部に短い雄ねじ部19を備えた同
一構造のものとすることができる。さらに、ほぞ棒金物
11をパイプで形成すると軽量であり、また、ドリフト
ピン14を挿通する孔を通じて柱内部に外気の流通が生
じ、湿気による柱端部の腐蝕を防止することができる。
【0018】
【発明の効果】木造軸組住宅の軸組みにおいて、柱と横
架材を接合する個所にこれらを相互に結合するための金
物が外部に露出せず、金物が木材の表面を占有してしま
う面積が少ないので、他の建築金物を取付けたり、床
板、壁板を取付ける際に支障の生じることが少ない。ほ
ぞ棒金物を利用した結合なので、柱や横架材に対する仕
口構造が簡単でプレカットも能率よく行える。また、プ
レカット材を利用することで現場作業が少なく、施工期
間の短縮を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】木造軸組住宅における軸組みの一部を示す斜視
図(一部を透視で示している)
【図2】下端部の結合用金物セットを示した斜視図
【図3】(イ)(ロ)(ハ)はいずれも中間部の結合用
金物セットを示した斜視図
【図4】(イ)(ロ)はいずれも上端部の結合用金物セ
ットを示した斜視図
【符号の説明】
1 布基礎 2 土台 3 下階の管柱 4 結合用の金物セット 5 横架材 6 上階の管柱 7 結合用の金物セット 8 桁 9 結合用の金物セット 10 垂木 11 ほぞ棒金物 12 ナット台 13 アンカーボルト 14 ドリフトピン 15 ナット 16 あり溝 17 雌ねじ部 18 ほぞ棒部 19 雄ねじ部 20a、20b、20c 貫通孔 21 高ナット 22 寸切りボルト 23 雌ねじ部 24 座金 25 ボルト 26 座金付きボルト
フロントページの続き (72)発明者 金井 宏樹 東京都足立区花畑4丁目24番5号 Fターム(参考) 2E125 AA04 AA14 AA18 AB12 AC23 AG03 AG04 AG12 AG13 BB08 BB19 BC01 BD01 BE07 BF05 CA05 CA09 CA14 CA23 CA32 CA44 EA01 3J039 AA01 AA06 BB01 BB02 GA05 GA06 GA07

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱の上端面に横架材を載置しこれらをほ
    ぞ棒金物と座金およびボルトによって結合した構造であ
    って、ほぞ棒金物はほぞ棒部とその一端に設けたねじ部
    とからなり、ほぞ棒金物を柱の上端面から柱の軸方向
    へ、ねじ部を上方にしてほぞ棒部を嵌入させ、ほぞ棒金
    物と柱に貫通する貫通金物によりほぞ棒金物と柱を固定
    し、横架材の上面から座金を介してボルトをほぞ棒金物
    のねじ部に結合し緊結してあることを特徴とした小屋組
    みの結合構造。
  2. 【請求項2】 座金およびボルトはこれらが一体とされ
    た座金付きボルトであることを特徴とする請求項1に記
    載した小屋組みの結合構造。
  3. 【請求項3】 柱の上端面に横架材を載置しこれらをほ
    ぞ棒金物と座金およびナットによって結合した構造であ
    って、ほぞ棒金物はほぞ棒部とその一端に設けたねじ部
    とからなり、ほぞ棒金物を柱の上端面から柱の軸方向
    へ、ねじ部を上方にしてほぞ棒部を嵌入させ、ほぞ棒金
    物と柱に貫通する貫通金物によりほぞ棒金物と柱を固定
    し、横架材の上面から座金を介してナットをほぞ棒金物
    のねじ部に結合し緊結してあることを特徴とした小屋組
    みの結合構造。
  4. 【請求項4】 座金およびナットはこれらが一体とされ
    た座金付きナットであることを特徴とする請求項3に記
    載した小屋組みの結合構造。
  5. 【請求項5】 横架材とほぞ棒金物も、横架材とほぞ棒
    金物を貫通させた貫通金物によって結合することを特徴
    とした請求項1〜4のいずれか1つに記載した小屋組み
    の結合構造。
  6. 【請求項6】 横架材を挟んだ上階の管柱と下階の管柱
    をほぞ棒金物を用いて緊結した構造であって、ほぞ棒金
    物はほぞ棒部とその一端に設けたねじ部とからなり、一
    方のほぞ棒金物を、そのねじ部を上方にしてほぞ棒部を
    下階の管柱の上端面から柱の軸方向に嵌入させて固定
    し、他方のほぞ棒金物を、そのねじ部を下方にしてほぞ
    棒部を上階の管柱の下端面から柱の軸方向に嵌入させて
    固定し、一方のほぞ棒金物と他方のほぞ棒金物をこれら
    のねじ部を用いて相互に連結し、上下階の管柱と横架材
    を緊結してあることを特徴とした横架材を挟んだ上階の
    管柱と下階の管柱との結合構造。
  7. 【請求項7】 一方のほぞ棒金物と他方のほぞ棒金物の
    ねじ部を寸切りボルトと高ナットを用いて結合してある
    ことを特徴とした請求項7に記載の横架材を挟んだ上階
    の管柱と下階の管柱との結合構造。
  8. 【請求項8】 一方のほぞ棒金物と他方のほぞ棒金物の
    ねじ部は一方が雄ねじ、他方が雌ねじであって、一方の
    ねじ部に他方のねじ部を直接にねじ込むことにより、一
    方のほぞ棒金物と他方のほぞ棒金物をこれらのねじ部を
    用いて相互に連結し、上下階の管柱と横架材を緊結して
    あることを特徴とした請求項7に記載の横架材を挟んだ
    上階の管柱と下階の管柱との結合構造。
  9. 【請求項9】 一方のほぞ棒金物と他方のほぞ棒金物の
    ねじ部は共に雌ねじであって、寸切りボルトを用いて一
    方のほぞ棒金物と他方のほぞ棒金物とを相互に連結し、
    上下階の管柱と横架材を緊結してあることを特徴とした
    請求項7に記載の横架材を挟んだ上階の管柱と下階の管
    柱との結合構造。
  10. 【請求項10】 一方のほぞ棒金物と他方のほぞ棒金物
    のねじ部は共に雄ねじであって、高ナットを用いて一方
    のほぞ棒金物と他方のほぞ棒金物を相互に連結し、上下
    階の管柱と横架材を緊結してあることを特徴とした請求
    項7に記載の横架材を挟んだ上階の管柱と下階の管柱と
    の結合構造。
  11. 【請求項11】 一方と他方のほぞ棒金物は、ともに横
    架材にも貫通金物によって結合されていることを特徴と
    した請求項6〜10のいずれか1つに記載の横架材を挟
    んだ上階の管柱と下階の管柱との結合構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013136926A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Sumitomo Forestry Co Ltd 柱脚部・柱頭部接合セット金物
JP2017020222A (ja) * 2015-07-09 2017-01-26 住友林業株式会社 柱脚部・柱頭部接合構造
JP2021095787A (ja) * 2019-12-18 2021-06-24 株式会社ポラス暮し科学研究所 重ね繋ぎ梁

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