JP2001063938A - エレベータ主ロープの点検装置 - Google Patents
エレベータ主ロープの点検装置Info
- Publication number
- JP2001063938A JP2001063938A JP24015499A JP24015499A JP2001063938A JP 2001063938 A JP2001063938 A JP 2001063938A JP 24015499 A JP24015499 A JP 24015499A JP 24015499 A JP24015499 A JP 24015499A JP 2001063938 A JP2001063938 A JP 2001063938A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main rope
- elevator
- inspection device
- string
- frame
- Prior art date
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- Pending
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- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロープ素線破断部の検出が簡単な構成で容易
に行なうことのできるエレベータ主ロープの点検装置の
提供。 【解決手段】 エレベータの主ロープ6の素線破断6a
を検出するエレベータ主ロープの点検装置において、略
U字形のフレーム1と、このフレーム1に所定の張力を
有して張られる紐体3と、この紐体3を主ロープ6に当
接させた後、エレベータを走行させ紐体3の振動によっ
て主ロープ6の素線破断6aを検知するようにした。
に行なうことのできるエレベータ主ロープの点検装置の
提供。 【解決手段】 エレベータの主ロープ6の素線破断6a
を検出するエレベータ主ロープの点検装置において、略
U字形のフレーム1と、このフレーム1に所定の張力を
有して張られる紐体3と、この紐体3を主ロープ6に当
接させた後、エレベータを走行させ紐体3の振動によっ
て主ロープ6の素線破断6aを検知するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ主ロー
プの点検装置に関する。
プの点検装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、公開技報83−866号公報に、
フレームに支持された検知ワイヤが主ロープの近傍にお
もりを介して張設されて検出部に接続されており、ま
た、検出ワイヤは固定部より支点を介して検出部に接続
され主ロープに近接して設けられ、エレベータの運転に
よってロープ素線破断部が、検出ワイヤを通過する際
に、接触したときの信号を検出部に伝え、ロープ素線破
断を検出する技術があった。
フレームに支持された検知ワイヤが主ロープの近傍にお
もりを介して張設されて検出部に接続されており、ま
た、検出ワイヤは固定部より支点を介して検出部に接続
され主ロープに近接して設けられ、エレベータの運転に
よってロープ素線破断部が、検出ワイヤを通過する際
に、接触したときの信号を検出部に伝え、ロープ素線破
断を検出する技術があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、常時
エレベータの主ロープ近傍に設けているため、装置を各
エレベータ毎に設置しなければいけなく、また、その設
定に手間が掛かる問題や、検出ワイヤは、おもりを介し
て張設されているので、ロープ素線破断部が通過したと
き切断され易いという問題もあった。
エレベータの主ロープ近傍に設けているため、装置を各
エレベータ毎に設置しなければいけなく、また、その設
定に手間が掛かる問題や、検出ワイヤは、おもりを介し
て張設されているので、ロープ素線破断部が通過したと
き切断され易いという問題もあった。
【0004】本発明の目的は、ロープ素線破断部の検出
が簡単な構成で容易に行なうことのできるエレベータ主
ロープの点検装置を提供することにある。
が簡単な構成で容易に行なうことのできるエレベータ主
ロープの点検装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、エレベータの主ロープの素線破断を検出
するエレベータ主ロープの点検装置において、略U字形
のフレームと、このフレームに所定の張力を有して張ら
れる紐体と、この紐体を前記主ロープに当接させた後、
エレベータを走行させ前記紐体の振動によって主ロープ
の素線破断を検知するようにしたものである。
に、本発明は、エレベータの主ロープの素線破断を検出
するエレベータ主ロープの点検装置において、略U字形
のフレームと、このフレームに所定の張力を有して張ら
れる紐体と、この紐体を前記主ロープに当接させた後、
エレベータを走行させ前記紐体の振動によって主ロープ
の素線破断を検知するようにしたものである。
【0006】このように構成したので、主ロープに当接
した紐体の振動をフレームを支持する手に伝わり、その
振動変化でロープ素線破断部の検知が行なえるのでロー
プ素線破断検出が簡単な構成で容易に行なえる。
した紐体の振動をフレームを支持する手に伝わり、その
振動変化でロープ素線破断部の検知が行なえるのでロー
プ素線破断検出が簡単な構成で容易に行なえる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【0008】図1は本発明のエレベータ主ロープの点検
装置の一実施形態を示す斜視図で、図2は本発明のエレ
ベータ主ロープの点検装置の一実施形態の正面図であ
る。
装置の一実施形態を示す斜視図で、図2は本発明のエレ
ベータ主ロープの点検装置の一実施形態の正面図であ
る。
【0009】図において、U字状のフレーム1に取手2
が付けられ、フレーム1の側面の中央部の中程まで切れ
目1aと、底面角部に切れ目1bが設けられ、この切れ
目1a、1bに一端に結び目を施した紐3が挿入され、
フレーム1の開口部の中程に紐3が張設される。
が付けられ、フレーム1の側面の中央部の中程まで切れ
目1aと、底面角部に切れ目1bが設けられ、この切れ
目1a、1bに一端に結び目を施した紐3が挿入され、
フレーム1の開口部の中程に紐3が張設される。
【0010】また、巻上機4のシーブ5に巻き掛けられ
た主ロープ6にフレーム1の取手を手で持って近接さ
せ、紐3を主ロープ6に当接させて用いられる。
た主ロープ6にフレーム1の取手を手で持って近接さ
せ、紐3を主ロープ6に当接させて用いられる。
【0011】次に、エレベータを直行させると主ロープ
6が移動し、主ロープ6に素線切断部6aが発生してい
ると、その素線切断部6aが紐3を振動させる。
6が移動し、主ロープ6に素線切断部6aが発生してい
ると、その素線切断部6aが紐3を振動させる。
【0012】この紐3の振動がフレーム1を介して取手
2を握る手に伝達されるので、主ロープ6に素線切断部
6aの発生が検知できる。
2を握る手に伝達されるので、主ロープ6に素線切断部
6aの発生が検知できる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、エレベータの主ロープ
に当接して紐体の振動をフレームを支持する手に伝え、
その振動変化でロープ素線破断部の検知が行なえるの
で、ロープ素線破断検出が簡単な構成で容易に行なえ
る。
に当接して紐体の振動をフレームを支持する手に伝え、
その振動変化でロープ素線破断部の検知が行なえるの
で、ロープ素線破断検出が簡単な構成で容易に行なえ
る。
【図1】本発明のエレベータ主ロープの点検装置の一実
施形態を示す斜視図である。
施形態を示す斜視図である。
【図2】本発明のエレベータ主ロープの点検装置の一実
施形態の正面図である。
施形態の正面図である。
1 フレーム 2 取手 3 紐 6 主ロープ 6a 素線切断部
Claims (1)
- 【請求項1】 エレベータの主ロープの素線破断を検出
するエレベータ主ロープの点検装置において、略U字形
のフレームと、このフレームに所定の張力を有して張ら
れる紐体と、この紐体を前記主ロープに当接させた後、
エレベータを走行させ前記紐体の振動によって主ロープ
の素線破断を検知することを特徴とするエレベータ主ロ
ープの点検装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24015499A JP2001063938A (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | エレベータ主ロープの点検装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24015499A JP2001063938A (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | エレベータ主ロープの点検装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001063938A true JP2001063938A (ja) | 2001-03-13 |
Family
ID=17055308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24015499A Pending JP2001063938A (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | エレベータ主ロープの点検装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001063938A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN106461611A (zh) * | 2014-04-28 | 2017-02-22 | 东京制纲株式会社 | 钢丝绳的检查装置 |
CN110155837A (zh) * | 2019-05-15 | 2019-08-23 | 安徽理工大学 | 一种基于Android和WiFi的钢丝绳张力在线监测装置 |
-
1999
- 1999-08-26 JP JP24015499A patent/JP2001063938A/ja active Pending
Cited By (17)
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