JP2001063108A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2001063108A
JP2001063108A JP24594799A JP24594799A JP2001063108A JP 2001063108 A JP2001063108 A JP 2001063108A JP 24594799 A JP24594799 A JP 24594799A JP 24594799 A JP24594799 A JP 24594799A JP 2001063108 A JP2001063108 A JP 2001063108A
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JP
Japan
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temperature
thermal head
printer
detecting
fan
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JP24594799A
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Inventor
Shinji Kato
真二 加藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サーマルヘッドを冷却するためのファンによっ
て吸引される空気に含まれる埃を遮断するフィルタが汚
れることによる当該サーマルヘッドの過熱の発生を回避
する。 【解決手段】フィルタ112に埃が多量に付着した状態
となると、ファン132による外部空気の吸引量が低下
し、サーマルヘッド131の冷却効果が低下する。シス
コン156は、フィルタ112のクリーニングの必要性
を判断し、その判断結果をプリンタ表示部106に表示
し、またパソコン等の外部制御装置200にその情報を
送信し、この外部制御装置200の表示部にもその判断
結果を表示する。シスコン156は、温度センサ15
4,155で検出されるヘッド温度やプリンタ内部温度
を用いて、フィルタ112のクリーニングの必要性を判
断する。ユーザは、フィルタ112のクリーニングの必
要性を容易に認識でき、フィルタ112のクリーニング
を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、サーマルヘッド
を使用するプリンタに関する。詳しくは、サーマルヘッ
ドを冷却するためのファンを有し、このファンによって
吸引される空気に含まれる埃を遮断するフィルタのクリ
ーニングの必要性を判断し、その判断結果を報知する構
成とすることによって、サーマルヘッドの過熱による不
具合を防止するようにしたプリンタに係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、サーマルヘッド(感熱ヘッド)を
使用したプリンタが知られている。そして、このような
プリンタにおいては、通常、サーマルヘッドを冷却する
ためのファンが設けられており、サーマルヘッドの過熱
を防止するようになされている。この場合、プリンタ筐
体に設けられた通風孔よりファンによって外部の空気が
吸引されるが、この空気に含まれる埃を遮断するために
ファンに対向してフィルタが配置される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにファン
によって吸引される空気に含まれる埃を遮断するための
フィルタを設ける場合、このフィルタに埃が多量に付着
した状態となると、ファンによって外部の空気を充分に
吸引できなくなり、充分な冷却効果が得られず、サーマ
ルヘッドの過熱が発生する。このようなサーマルヘッド
の過熱が発生すると、サーマルヘッドの不良やプリント
結果の不良を招くことがあり、またサーマルヘッドが冷
却するまで長時間プリント動作が行われなくなる。そこ
で、この発明では、サーマルヘッドの過熱による不具合
を良好に防止し得るプリンタを提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係るプリンタ
は、サーマルヘッドを使用すると共に、このサーマルヘ
ッドを冷却するためのファンと、このファンに対向して
配置され、このファンによって吸引される空気に含まれ
る埃を遮断するためのフィルタとを有するプリンタであ
って、フィルタのクリーニングの必要性を判断する判断
手段と、この判断手段の判断結果を報知する報知手段と
を備えるものである。
【0005】この発明においては、フィルタのクリーニ
ングの必要性が判断される。この必要性の判断は、例え
ば、ファンを動作させて冷却している状態で、サーマル
ヘッドの温度を一定値だけ降下させるために要する時間
や、一定時間におけるサーマルヘッドの降下温度に基づ
いて判断される。フィルタに付着する埃が多くなり、冷
却効果が低下するほど、サーマルヘッドの温度を一定値
だけ降下させるために要する時間は長くなり、また一定
時間におけるサーマルヘッドの降下温度は小さくなる。
【0006】そして、フィルタのクリーニングの必要性
の判断結果が報知される。例えば、判断結果が表示手段
に表示される。これにより、ユーザは、フィルタのクリ
ーニングの必要性を容易に認識でき、フィルタに埃が多
量に付着した状態になってサーマルヘッドの過熱が発生
する以前に、そのフィルタのクリーニングを行って、サ
ーマルヘッドの過熱による不具合を防止できる。
【0007】また、この発明に係るプリンタは、サーマ
ルヘッドを使用すると共に、このサーマルヘッドを冷却
するためのファンと、このファンに対向して配置され、
このファンによって吸引される空気に含まれる埃を遮断
するためのフィルタとを有するプリンタであって、フィ
ルタのクリーニングの必要性を判断する判断手段と、こ
の判断手段の判断結果を外部に出力する出力手段とを備
えるものである。
【0008】この発明においては、フィルタのクリーニ
ングの必要性が判断される。この必要性の判断は、例え
ば、ファンを動作させて冷却している状態で、サーマル
ヘッドの温度を一定値だけ降下させるために要する時間
や、一定時間におけるサーマルヘッドの降下温度に基づ
いて判断される。そして、フィルタのクリーニングの必
要性の判断結果が外部に出力される。これにより、例え
ばプリンタから離れた位置にあるパーソナルコンピュー
タ等の外部制御装置における報知で、ユーザは、フィル
タのクリーニングの必要性を即座に認識でき、フィルタ
に埃が多量に付着した状態になってサーマルヘッドの過
熱が発生する以前に、そのフィルタのクリーニングを行
って、サーマルヘッドの過熱による不具合を防止でき
る。
【0009】また、この発明に係るプリンタは、サーマ
ルヘッドを使用すると共に、このサーマルヘッドを冷却
するためのファンと、このファンに対向して配置され、
このファンによって吸引される空気に含まれる埃を遮断
するためのフィルタとを有するプリンタであって、フィ
ルタのクリーニングの必要性を判断する判断手段と、こ
の判断手段によってフィルタがクリーニングの必要があ
ると判断されるとき、サーマルヘッドによるプリント動
作を停止するプリント動作制御手段とを備えるものであ
る。
【0010】この発明においては、フィルタのクリーニ
ングの必要性が判断される。この必要性の判断は、例え
ば、ファンを動作させて冷却している状態で、サーマル
ヘッドの温度を一定値だけ降下させるために要する時間
や、一定時間におけるサーマルヘッドの降下温度に基づ
いて判断される。そして、フィルタがクリーニングの必
要性があると判断されるとき、サーマルヘッドによるプ
リント動作を停止する。サーマルヘッドはプリント動作
によってその温度が上昇するが、上述したようにフィル
タがクリーニングの必要性があると判断され、ファンに
よる冷却効果が低下しているとき、サーマルヘッドによ
るプリント動作を停止することによってサーマルヘッド
の過熱の発生を防止でき、その過熱による不具合を防止
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形
態としてのプリンタ100の外観を示している。筐体1
01の前面左側には、インクリボンを取り付けたインク
リボンホルダーを挿脱する際に開くリボンドア102が
設けられている。このリボンドア102の左下部に対応
する位置に、電源スイッチ103が配置されている。
【0012】筐体101の前面中央から右側の下部に
は、トレー収容部104が設けられている。このトレー
収容部104には、プリント紙を入れた給紙トレー10
5が装着される。筐体101の正面中央から右側の上部
には、例えば液晶表示素子で構成され、プリント状態を
表示するためのプリンタ表示部106とユーザが種々の
操作を行うためのキー操作部107とが配置されてい
る。
【0013】筐体101の左側面には、内部に配置され
たサーマルヘッド冷却手段としてのファン(図1には図
示せず)に対向した位置に、外部の空気を取り込むため
の通風孔111が設けられている。この通風孔111を
覆うように、プリンタ内部にファンによって吸引される
空気に含まれる埃を遮断するためのフィルタ112を装
着してなるファンカバー113が取り付けられる。
【0014】図2は、プリンタ100の要部機構を示し
ている。この図2は、給紙トレー105や、インクリボ
ンホルダー135を自由に取り出せる初期状態を示して
いる。この図2において、図1と対応する部分には同一
符号を付して示している。筐体101の内部左側には、
サーマルヘッド131が配置されており、このサーマル
ヘッド131を冷却するためのファン132が筐体10
1の内部左側面に配設されている。サーマルヘッド13
1の移動はヘッド駆動カム133を使用して行われる。
【0015】筐体101の内部左側で、上述したサーマ
ルヘッド131より右側にインクリボン134を取り付
けたインクリボンホルダー135が装着される。そし
て、このインクリボンホルダー135の右側に、リボン
ガイドローラ136、プラテン137、キャプスタン1
38、ピンチローラ139、排紙ローラ140、排紙ピ
ンチローラ141、給紙ガイド142、排紙ガイド14
3が配設されている。
【0016】プリント紙108を入れた給紙トレー10
5の装着位置に関連して、給紙レバー144、ピックア
ップローラ145、給紙ローラ146、分離ローラ14
7が配設されている。給紙レバー144は、給紙時にプ
リント紙108をピックアップローラ145に押しつけ
るためのものである。
【0017】プリント紙108は、ピックアップローラ
145および給紙ローラ146の働きで、給紙ガイド1
42でガイドされながら、プラテン137とサーマルヘ
ッド131との間に位置するように給紙される。この状
態で、サーマルヘッド131がインクリボン134を介
してプラテン137に圧着されてプリント動作が行われ
る。プリント動作が終了した後、プリント紙108は、
排紙ローラ140の働きで排紙される。
【0018】図3は、プリンタ100の回路構成を示し
ている。この図3において、図1および図2と対応する
部分には同一符号を付して示している。
【0019】プリンタ100は、例えばパーソナルコン
ピュータ等の外部制御装置200からの制御信号および
画像データの入力や、外部制御装置200へのプリンタ
状態を示す情報の出力を行うための外部通信装置151
と、この外部通信装置151に入力された画像データを
保存する例えば半導体メモリで構成される画像記憶装置
152と、この画像記憶装置152からの画像データに
対して補正処理等を行うと共に、その補正処理等が行わ
れた画像データをサーマルヘッド131に送る画像処理
装置153とを有している。
【0020】また、このプリンタ100は、上述したプ
リンタ表示部106、キー操作部107の他に、サーマ
ルヘッド131の温度を検出するサーマルヘッド温度検
出手段としての温度センサ154と、プリンタ内部の温
度を検出する庫内温度検出手段としての温度センサ15
5と、温度センサ154,155の検出出力等に基づい
て、上述した外部通信装置151、画像記憶装置15
2、画像処理装置153、ファン132およびプリンタ
表示部106の動作を制御するシステムコントローラ1
56とを有している。温度センサ155は、ファン13
2による空気流を避けて配置され、サーマルヘッド13
1の温度に影響されることなくプリンタ内部の温度を検
出できるようにされる。
【0021】図3に示すプリンタ100の動作概要を説
明する。外部制御装置200からのプリント命令によ
り、画像データが、外部制御装置200→外部通信装置
151→画像記憶装置152→画像処理装置153→サ
ーマルヘッド131の経路で、サーマルヘッド131に
供給されてプリント動作が行われる。また、プリンタ状
態はシステムコントローラ156の制御によりプリンタ
表示部106に表示されると共に、そのプリンタ状態を
示す情報が外部通信装置151より外部制御装置200
に供給され、この外部制御装置200の表示部(図示せ
ず)にもそのプリンタ状態が表示される。
【0022】また、サーマルヘッド131の温度はプリ
ント動作によって上昇するが、このサーマルヘッド13
1はファン132を動作させることによって冷却され
る。ファン132を動作させることで、プリンタ100
の外部よりフィルタ112を介して空気が吸引され、こ
の空気がサーマルヘッド131に吹き付けられる。この
場合、フィルタ112により空気に含まれる埃が遮断さ
れる。このファン132の動作は、サーマルヘッド13
1の温度等を参照して制御される。
【0023】次に、図4のフローチャートを参照して、
プリンタ100のシステムコントローラ156の制御動
作を説明する。電源が投入されると、まず、ステップS
T1で、timecount_flgを0とし、cleanfilter_flgを0
とする。timecount_flgは、後述するヘッド温度の降下
時間の計測中は1、それ以外は0となる変数である。cl
eanfilter_flgは、フィルタ112のクリーニングが必
要な場合は1、それ以外は0となる変数である。
【0024】次に、ステップST2で、ヘッド温度確認
処理を実行する。図5のフローチャートは、このヘッド
温度確認処理の動作を示している。まず、ステップST
11で、温度センサ154(図3参照)の検出出力に基
づいて、サーマルヘッド131の温度(ヘッド温度)を
検出する。そして、ステップST12で、Headtemp_flg
=1、かつヘッド温度が35゜C以下であるか否かを判
定する。Headtemp_flgは、サーマルヘッド131の冷却
中は1、それ以外は0となる変数である。Headtemp_flg
=1、かつヘッド温度が35゜C以下であるときは、ス
テップST13を介してステップST14に進み、そう
でないときは直ちにステップST14に進む。
【0025】ステップST13では、サーマルヘッド1
31を最早冷却する必要がないことから、Headtemp_flg
を0として、ファン132の動作を停止させ、またサー
マルヘッド131の冷却終了の情報を外部制御装置20
0に送信すると共に、外部制御装置200の表示部およ
びプリンタ表示部106の、冷却中であることを示す
「HEAD IN COOLING」の表示を消す。
【0026】ステップST14では、Headtemp_flg=
0、かつヘッド温度が60゜C以上であるか否かを判定
する。Headtemp_flg=0、かつヘッド温度が60゜C以
上であるときは、ステップST15を介してステップS
T16に進み、そうでないときは、直ちにステップST
16に進む。
【0027】ステップST15では、サーマルヘッド1
31を冷却する必要があることから、Headtemp_flgを1
として、ファン132の動作を開始させ、またサーマル
ヘッド131の冷却中の情報を外部制御装置200に送
信すると共に、外部制御装置200の表示部およびプリ
ンタ表示部106に「HEAD IN COOLING」を表示する。
【0028】ステップST16では、Headtemp_flg=
1、timecount_flg=0、かつヘッド温度が61゜C以
下の条件に合致するか否かを判定する。この条件に合致
するときはステップST17を介してステップST18
に進み、合致しないときは直ちにステップST18に進
む。ステップST17では、サーマルヘッド131の冷
却中でヘッド温度が61゜C以下になったので、ヘッド
温度の降下時間の計測を開始し、timecount_flgを1と
する。
【0029】ステップST18では、timecount_flg=
1、かつヘッド温度が60゜Cより低いか否かを判定す
る。timecount_flg=1、かつヘッド温度が60゜Cよ
り低いときは、ステップST19に進み、そうでないと
きは、直ちにステップST23に進んでリターンする。
ステップST19では、ヘッド温度の降下時間の計測を
終了し、timecount_flgを0とする。これにより、ヘッ
ド温度の降下時間として、ヘッド温度が61゜Cから6
0゜Cに降下するまでの時間が計測されることとなる。
【0030】次に、ステップST20で、温度センサ1
55(図3参照)の検出出力に基づいて、プリンタ内部
の温度Kを検出する。そして、ステップST21で、上
述したように計測されたヘッド温度の降下時間がしきい
値T(K)以上であるか否かを判定する。フィルタ11
2に付着する埃が多くなり、冷却効果が低下するほど、
ヘッド温度の降下時間は長くなる。降下時間がしきい値
T(K)以上となるときは、フィルタ112のクリーニ
ングが必要となる。
【0031】なお、プリンタ内部の温度Kが高いほどヘ
ッド温度の降下時間が長くなるので、しきい値T(K)
はプリンタ内部の温度Kによって変更される。例えば、
しきい値T(K)は、温度Kをパラメータとして演算で
求められ、あるいは温度Kに対応した読み出しアドレス
によりテーブルより読み出される。
【0032】ヘッド温度の降下時間がしきい値T(K)
以上であるときは、フィルタ112に埃が多量に付着
し、フィルタ112のクリーニングが必要な状態にある
ので、ステップST22を介してステップST23に進
んでリターンし、そうでないときは、直ちにステップS
T23に進んでリターンする。ステップST22では、
クリーニングの必要性があるという情報を外部制御装置
200に送信すると共に、外部制御装置200の表示部
およびプリンタ表示部106に、クリーニングが必要で
あることを示す「CLEAN FAN FILTER」を表示し、さらに
cleanfilter_flgを1とする。
【0033】図4に戻って、ステップST2で上述した
ようなヘッド温度確認処理を実行した後、ステップST
3に進む。このステップST3では、timecoun
t_flg=1であるか否か、すなわちヘッド温度の降
下時間の計測中であるか否かを判定する。timecount_fl
g=1であるときは、ステップST2に戻って、ヘッド
温度確認処理を実行する。一方、timecount_flg=1で
ないときは、ステップST4に進む。ステップST4で
は、cleanfilter_flg=1であるか否か、すなわちフィ
ルタ112のクリーニングが必要であるか否かを判定す
る。cleanfilter_flg=1であるときは、ステップST
2に戻って、ヘッド温度確認処理を実行する。一方、cl
eanfilter_flg=1でないときは、ステップST5に進
む。
【0034】ステップST5では、ヘッド温度の降下時
間の計測中でなく、またフィルタ112のクリーニング
が必要な状態でもないことから、外部制御装置200か
らプリント命令があるか否かを判定する。プリント命令
がないときは、ステップST2に戻って上述したと同様
の動作を繰り返し、一方プリント命令があるときは、ス
テップST6を介して、ステップST2に戻る。
【0035】ステップST6では、プリント処理を実行
する。図6のフローチャートは、プリント処理の動作を
示している。まず、ステップST31で、外部制御装置
200から外部通信装置151により画像データを入力
し、その画像データを画像記憶装置152に書き込む。
そして、ステップST32で、Headtemp_flgを0とした
後、ステップST33で、ヘッド温度確認処理(図5参
照)を実行して、ステップST34に進む。
【0036】ステップST34では、Headtemp_flg=1
であるか否かを判定する。Headtemp_flg=1であるとき
は、ヘッド温度が60゜C以上であるので、ステップS
T32に戻り、ファン132の動作によってサーマルヘ
ッド131を冷却し続ける。一方、Headtemp_flg=1で
ないときは、ヘッド温度が60゜Cより低くなっている
ので、ステップST35に進み、画像記憶装置152か
ら画像データを出力し、プリント動作をし、その後にス
テップST36に進んでリターンする。
【0037】以上説明したように本実施の形態において
は、温度センサ154で検出されるサーマルヘッド13
1の温度や、温度センサ155で検出されるプリンタ内
部の温度Kに基づいて、フィルタ112のクリーニング
の必要性が判断される。そして、クリーニングの必要性
があると判断されるときには、プリンタ表示部106に
その旨が表示される。したがって、ユーザは、フィルタ
112のクリーニングの必要性を容易に認識でき、フィ
ルタ112に埃が多量に付着した状態になってサーマル
ヘッド131の過熱が発生する以前に、そのフィルタ1
12のクリーニングを行って、サーマルヘッド131の
過熱による不具合を防止できる。
【0038】また、本実施の形態においては、上述した
ようにクリーニングの必要性があると判断されるときに
は、その情報が外部制御装置200に供給され、この外
部制御装置200にもその旨が表示される。したがっ
て、外部制御装置200がプリンタ100から離れた位
置にある場合、ユーザは、この外部制御装置200の表
示部で即座にフィルタ112のクリーニングの必要性を
認識でき、フィルタ112のクリーニングを行って、サ
ーマルヘッド131の過熱による不具合を防止できる。
【0039】また、本実施の形態においては、上述した
ようにクリーニングの必要性があると判断されるときに
は、cleanfilter_flg=1となって、図4のフローチャ
ートでステップST5に進めず、そのため、プリント命
令を受信できず、プリント動作に至らない。したがっ
て、クリーニングの必要性についての表示を見逃した
り、それを無視してプリント指示を行ってもプリント処
理に入らないため、サーマルヘッド131の過熱が発生
することがなく、その過熱による不具合を防止すること
ができる。
【0040】なお、上述実施の形態においては、ヘッド
温度が第1の温度から第2の温度(例えば61゜Cから
60゜C)に降下するまでの時間をヘッド温度の降下時
間として計測し、この降下時間としきい値T(K)とを
比較することで、フィルタ112のクリーニングの必要
性を判断したものであるが、一定時間におけるサーマル
ヘッドの降下温度を計測し、その降下温度としきい値と
を比較することで、フィルタ112のクリーニングの必
要性を判断するようにしてもよい。その場合、ヘッド温
度確認処理のフローチャートは、図5に示すものから、
例えば図7に示すものに変更される。
【0041】図7に示すフローチャートの動作を説明す
る。なお、この図7において、図5と対応するステップ
には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。ステッ
プST14でHeadtemp_flg=0、かつヘッド温度が60
゜C以上でないとき、あるいはステップST15の処理
の後に、ステップST41に進む。このステップST4
1では、Headtemp_flg=1、timecount_flg=0、かつ
ヘッド温度が65゜Cの条件に合致するか否かを判定す
る。この条件に合致するときはステップST42を介し
てステップST43に進み、合致しないときは直ちにス
テップST43に進む。ステップST42では、サーマ
ルヘッド131の冷却中でヘッド温度が65゜Cになっ
たので、時間計測を開始し、timecount_flgを1とす
る。
【0042】ステップST43では、timecount_flg=
1、かつ時間計測の開始から10秒間が経過したか否か
を判定する。timecount_flg=1、かつ時間計測の開始
から10秒間が経過したときは、ステップST44に進
み、そうでないときは、直ちにステップST23に進ん
でリターンする。ステップST44では、時間計測を終
了し、timecount_flgを0とする。
【0043】次に、ステップST45で、温度センサ1
54、155の検出出力に基づいてヘッド温度(現在ヘ
ッド温度)およびプリンタ内部の温度Kを検出し、その
後にステップST46に進む。ステップST46では、
上述した10秒間におけるサーマルヘッド131の降下
温度(65゜C−現在ヘッド温度)がしきい値F(K)
以下であるか否かを判定する。フィルタ112に付着す
る埃が多くなって冷却効果が低下するほど、降下温度は
小さくなる。降下温度がしきい値F(K)以下となると
きは、フィルタ112のクリーニングが必要となる。
【0044】なお、プリンタ内部の温度Kが高いほど上
述の降下温度が小さくなるので、しきい値F(K)はプ
リンタ内部の温度Kによって変更される。例えば、しき
い値F(K)は、温度Kをパラメータとして演算で求め
られ、あるいは温度Kに対応した読み出しアドレスによ
りテーブルより読み出される。
【0045】ステップST46で降下温度がしきい値F
(K)以下であるときは、フィルタ112に埃が多量に
付着し、フィルタ112のクリーニングが必要な状態に
あるので、ステップST22を介してステップST23
に進んでリターンし、そうでないときは、直ちにステッ
プST23に進んでリターンする。
【0046】また、上述実施の形態においては、プリン
タ内部の温度Kを検出する温度センサ155(図3参
照)を設け、このプリンタ内部の温度Kを使用してヘッ
ド温度確認処理(図5参照)で使用するしきい値T
(K)を得るようにしたものであるが、温度センサ15
5を用いない構成とすることもできる。
【0047】その場合、プリンタ100のシステムコン
トローラ156の制御動作は、図4に示すものから例え
ば図8に示すものに変更されると共に、ヘッド温度確認
処理のフローチャートは、図5に示すものから例えば図
9に示すものに変更される。
【0048】図8に示すフローチャートの動作を説明す
る。なお、この図8において、図4と対応するステップ
には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
【0049】電源が投入されると、まず、ステップST
51で、timecount_flgを0とし、timecount2_flgを0
とし、さらにcleanfilter_flgを0とする。timecount_f
lgは、後述するファン132を使用した強制冷却状態に
おけるヘッド温度の降下時間(強制冷却降下時間)の計
測中は1、それ以外は0となる変数である。timecount2
_flgは、後述するファン132を使用しない自然冷却状
態におけるヘッド温度の降下時間(自然冷却降下時間)
の計測中は1、それ以外は0となる変数である。
【0050】次に、ステップST2で、ヘッド温度確認
処理を実行し、その後にステップST52に進む。ステ
ップST52では、timecount_flg=1であるか否か、
すなわち強制冷却降下時間の計測中であるか否かを判定
する。timecount_flg=1であるときは、ステップST
2に戻って、ヘッド温度確認処理を実行する。一方、ti
mecount_flg=1でないときは、ステップST53に進
む。
【0051】ステップST53では、timecount2_flg=
1であるか否か、すなわち自然冷却降下時間の計測中で
あるか否かを判定する。timecount2_flg=1であるとき
は、ステップST2に戻って、ヘッド温度確認処理を実
行する。一方、timecount2_flg=1でないときは、ステ
ップST54に進む。
【0052】ステップST54では、cleanfilter_flg
=1であるか否か、すなわちフィルタ112のクリーニ
ングが必要であるか否かを判定する。cleanfilter_flg
=1であるときは、ステップST2に戻って、ヘッド温
度確認処理を実行する。一方、cleanfilter_flg=1で
ないときは、ステップST5に進む。
【0053】次に、図9に示すフローチャートの動作を
説明する。なお、この図9において、図5と対応するス
テップには同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
【0054】ステップST14でHeadtemp_flg=0、か
つヘッド温度が60゜C以上でないとき、あるいはステ
ップST15の処理の後に、ステップST61に進む。
このステップST61では、Headtemp_flg=1、timeco
unt2_flg=0、かつヘッド温度が61.5゜C以下の条
件に合致するか否かを判定する。この条件に合致すると
きはステップST62を介してステップST63に進
み、合致しないときは直ちにステップST63に進む。
ステップST62では、ファン132の動作を一時停止
させて自然冷却の状態とし、自然冷却降下時間の計測を
開始すると共に、timecount2_flgを1とする。
【0055】ステップST63では、Headtemp_flg=
1、timecount2_flg=1、timecount_flg=0、かつヘ
ッド温度が61゜C以下の条件に合致するか否かを判定
する。この条件に合致するときは、ステップST64を
介してステップST65に進み、合致しないときは直ち
にステップST65に進む。ステップST64では、フ
ァン132の動作を再開させて強制冷却の状態とし、自
然冷却降下時間の計測を終了すると共に、強制冷却降下
時間の計測を開始し、さらにtimecount2_flg=0、time
count_flg=1とする。
【0056】これにより、自然冷却降下時間Tnとし
て、ファン132の動作を停止させた状態でヘッド温度
が61.5゜Cから61゜Cに降下するまでの時間が計
測されることとなる。この自然冷却降下時間Tnはプリ
ンタ内部の温度に対応したものとなる。すなわち、プリ
ンタ内部の温度が高くなるほど、時間Tnは長くなる。
【0057】ステップST65では、timecount_flg=
1、かつヘッド温度が60゜Cより低いという条件に合
致するか否かを判定する。この条件に合致するときはス
テップST66に進み、合致しないときは直ちにステッ
プST23に進んでリターンする。ステップST66で
は、強制冷却降下時間の計測を終了し、timecount_flg
を0とする。これにより、強制冷却時間として、ファン
132を動作させた状態でヘッド温度が61゜Cから6
0゜Cに降下するまでの時間が計測されることとなる。
【0058】次に、ステップST67で、上述したよう
に計測された強制冷却降下時間がしきい値G(Tn)以
上であるか否かを判定する。フィルタ112に付着する
埃が多くなり、冷却効果が低下するほど、強制冷却降下
時間は長くなる。この強制冷却降下時間がしきい値G
(Tn)以上となるときは、フィルタ112のクリーニ
ングが必要となる。
【0059】なお、プリンタ内部の温度が高いほど強制
冷却降下時間が長くなると共に、上述したように計測さ
れた自然冷却降下時間Tnはプリンタ内部の温度に対応
したものとなることから、しきい値G(Tn)は自然冷
却降下時間Tnによって変更される。例えば、しきい値
G(Tn)は、時間Tnをパラメータとして演算で求め
られ、あるいは時間Tnに対応した読み出しアドレスに
よりテーブルより読み出される。
【0060】強制冷却降下時間がしきい値G(Tn)以
上であるときは、フィルタ112に埃が多量に付着し、
フィルタ112のクリーニングが必要な状態にあるの
で、ステップST22を介してステップST23に進ん
でリターンし、そうでないときは、直ちにステップST
23に進んでリターンする。
【0061】また、上述実施の形態においては、フィル
タ112のクリーニングの必要性があるときは、その旨
がプリンタ表示部106や外部制御装置200の表示部
に表示されるものを示したが、クリーニングの必要性を
音声で出力するなど、その他の手段でユーザに報知する
ようにしてもよい。また、上述実施の形態における各設
定温度は一例であって、この発明はこれに限定されるも
のでないことは勿論である。
【0062】
【発明の効果】この発明によれば、サーマルヘッドを冷
却するためのファンによって吸引される空気に含まれる
埃を遮断するフィルタのクリーニングの必要性を判断
し、その判断結果を報知するものである。したがって、
ユーザは、フィルタのクリーニングの必要性を容易に認
識でき、フィルタに埃が多量に付着した状態になってサ
ーマルヘッドの過熱が発生する以前に、そのフィルタの
クリーニングを行って、サーマルヘッドの過熱による不
具合、例えばサーマルヘッドの不良やプリント結果の不
良、さらにはサーマルヘッドが冷却するまで長時間プリ
ント動作が行われなくなること等を防止できる。
【0063】また、この発明によれば、上述したフィル
タのクリーニングの必要性の判断結果を外部に出力する
出力手段を備えるものである。そのため、例えばプリン
タから離れた位置にあるパーソナルコンピュータ等の外
部制御装置でフィルタのクリーニングの必要性を報知で
きる。したがって、ユーザは、外部制御装置側でフィル
タのクリーニングの必要性を即座に認識でき、フィルタ
のクリーニングを行って、サーマルヘッドの過熱による
不具合を防止できる。
【0064】また、この発明によれば、フィルタがクリ
ーニングの必要があると判断されるとき、サーマルヘッ
ドによるプリント動作を停止するものである。したがっ
て、サーマルヘッドはプリント動作によってその温度が
上昇するが、上述したようにフィルタがクリーニングの
必要があると判断されてファンによる冷却効果が低下し
ているとき、サーマルヘッドによるプリント動作を停止
することにより、サーマルヘッドの過熱の発生を防止で
き、その過熱による不具合を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としてのプリンタの概観を示す斜視
図である。
【図2】プリンタの要部機構を示す図である。
【図3】プリンタの回路構成を示すブロック図である。
【図4】プリンタのシステムコントローラの制御動作を
示すフローチャートである。
【図5】ヘッド温度確認処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】プリント処理を示すフローチャートである。
【図7】ヘッド温度確認処理(他の例)を示すフローチ
ャートである。
【図8】プリンタのシステムコントローラの制御動作
(他の例)を示すフローチャートである。
【図9】ヘッド温度確認処理(他の例)を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
100・・・プリンタ、104・・・トレー収容部、1
05・・・給紙トレー、106・・・プリンタ表示部、
107・・・キー操作部、108・・・プリント紙、1
11・・・通風孔、112・・・フィルタ、131・・
・サーマルヘッド、132・・・ファン、134・・・
インクリボン、137・・・プラテン、151・・・外
部通信装置、152・・・画像記憶装置、153・・・
画像処理装置、154,155・・・温度センサ、15
6・・・システムコントローラ、200・・・外部制御
装置

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルヘッドを使用すると共に、この
    サーマルヘッドを冷却するためのファンと、このファン
    に対向して配置され、このファンによって吸引される空
    気に含まれる埃を遮断するためのフィルタとを有するプ
    リンタであって、 上記フィルタのクリーニングの必要性を判断する判断手
    段と、 上記判断手段の判断結果を報知する報知手段とを備える
    ことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 上記報知手段は、上記判断結果を表示す
    る表示手段であることを特徴とする請求項1に記載のプ
    リンタ。
  3. 【請求項3】 上記判断手段は、 上記サーマルヘッドの温度を検出する第1の温度検出手
    段と、 上記ファンを動作させて上記サーマルヘッドを冷却して
    いる状態で、上記第1の温度検出手段で検出される上記
    サーマルヘッドの温度が第1の温度から第2の温度に降
    下するまでの時間を降下時間として検出する降下時間検
    出手段と、 上記降下時間を所定のしきい値と比較して上記フィルタ
    のクリーニングの必要性を判断する比較手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 上記判断手段は、さらに、 プリンタ内部の温度を検出する第2の温度検出手段と、 上記第2の温度検出手段で検出される上記プリンタ内部
    の温度に基づいて、上記所定のしきい値を得るしきい値
    取得手段とを有することを特徴とする請求項3に記載の
    プリンタ。
  5. 【請求項5】 上記第2の温度検出手段は、上記ファン
    による空気流を避けて配置されることを特徴とする請求
    項4に記載のプリンタ。
  6. 【請求項6】 上記判断手段は、さらに、 上記ファンを停止した状態で、上記第1の温度検出手段
    で検出される上記サーマルヘッドの温度が第3の温度か
    ら第4の温度に降下するまでの時間を自然冷却降下時間
    として検出する自然冷却降下時間検出手段と、 上記自然冷却降下時間に基づいて、上記所定のしきい値
    を得るしきい値取得手段とを有することを特徴とする請
    求項3に記載のプリンタ。
  7. 【請求項7】 上記判断手段は、 上記サーマルヘッドの温度を検出する第1の温度検出手
    段と、 上記ファンによって上記サーマルヘッドを冷却している
    状態で、上記第1の温度検出手段で検出される上記サー
    マルヘッドの温度が第1の温度となってから一定時間の
    間における上記サーマルヘッドの降下温度を検出する降
    下温度検出手段と、 上記降下温度を所定のしきい値と比較して上記フィルタ
    のクリーニングの必要性を判断する比較手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
  8. 【請求項8】 上記判断手段は、さらに、 プリンタ内部の温度を検出する第2の温度検出手段と、 上記第2の温度検出手段で検出される上記プリンタ内部
    の温度に基づいて、上記所定のしきい値を得るしきい値
    取得手段とを有することを特徴とする請求項7に記載の
    プリンタ。
  9. 【請求項9】 上記第2の温度検出手段は、上記ファン
    による空気流を避けて配置されることを特徴とする請求
    項8に記載のプリンタ。
  10. 【請求項10】 上記判断手段は、さらに、 上記ファンを停止した状態で、上記第1の温度検出手段
    で検出される上記サーマルヘッドの温度が第2の温度か
    ら第3の温度に降下するまでの時間を自然冷却降下時間
    として検出する自然冷却降下時間検出手段と、 上記自然冷却降下時間に基づいて、上記所定のしきい値
    を得るしきい値取得手段とを有することを特徴とする請
    求項7に記載のプリンタ。
  11. 【請求項11】 サーマルヘッドを使用すると共に、こ
    のサーマルヘッドを冷却するためのファンと、このファ
    ンに対向して配置され、このファンによって吸引される
    空気に含まれる埃を遮断するためのフィルタとを有する
    プリンタであって、 上記フィルタのクリーニングの必要性を判断する判断手
    段と、 上記判断手段の判断結果を外部に出力する出力手段とを
    備えることを特徴とするプリンタ。
  12. 【請求項12】 上記判断手段の判断結果を報知する報
    知手段をさらに備えることを特徴とする請求項11に記
    載のプリンタ。
  13. 【請求項13】 上記判断手段は、 上記サーマルヘッドの温度を検出する第1の温度検出手
    段と、 上記ファンを動作させて上記サーマルヘッドを冷却して
    いる状態で、上記第1の温度検出手段で検出される上記
    サーマルヘッドの温度が第1の温度から第2の温度に降
    下するまでの時間を降下時間として検出する降下時間検
    出手段と、 上記降下時間を所定のしきい値と比較して上記フィルタ
    のクリーニングの必要性を判断する比較手段とを有する
    ことを特徴とする請求項11に記載のプリンタ。
  14. 【請求項14】 上記判断手段は、さらに、 プリンタ内部の温度を検出する第2の温度検出手段と、 上記第2の温度検出手段で検出される上記プリンタ内部
    の温度に基づいて、上記所定のしきい値を得るしきい値
    取得手段とを有することを特徴とする請求項13に記載
    のプリンタ。
  15. 【請求項15】 上記第2の温度検出手段は、上記ファ
    ンによる空気流を避けて配置されることを特徴とする請
    求項14に記載のプリンタ。
  16. 【請求項16】 上記判断手段は、さらに、 上記ファンを停止した状態で、上記第1の温度検出手段
    で検出される上記サーマルヘッドの温度が第3の温度か
    ら第4の温度に降下するまでの時間を自然冷却降下時間
    として検出する自然冷却降下時間検出手段と、 上記自然冷却降下時間に基づいて、上記所定のしきい値
    を得るしきい値取得手段とを有することを特徴とする請
    求項13に記載のプリンタ。
  17. 【請求項17】 上記判断手段は、 上記サーマルヘッドの温度を検出する第1の温度検出手
    段と、 上記ファンによって上記サーマルヘッドを冷却している
    状態で、上記第1の温度検出手段で検出される上記サー
    マルヘッドの温度が第1の温度となってから一定時間の
    間における上記サーマルヘッドの降下温度を検出する降
    下温度検出手段と、 上記降下温度を所定のしきい値と比較して上記フィルタ
    のクリーニングの必要性を判断する比較手段とを有する
    ことを特徴とする請求項11に記載のプリンタ。
  18. 【請求項18】 上記判断手段は、さらに、 プリンタ内部の温度を検出する第2の温度検出手段と、 上記第2の温度検出手段で検出される上記プリンタ内部
    の温度に基づいて、上記所定のしきい値を得るしきい値
    取得手段とを有することを特徴とする請求項17に記載
    のプリンタ。
  19. 【請求項19】 上記第2の温度検出手段は、上記ファ
    ンによる空気流を避けて配置されることを特徴とする請
    求項18に記載のプリンタ。
  20. 【請求項20】 上記判断手段は、さらに、 上記ファンを停止した状態で、上記第1の温度検出手段
    で検出される上記サーマルヘッドの温度が第2の温度か
    ら第3の温度に降下するまでの時間を自然冷却降下時間
    として検出する自然冷却降下時間検出手段と、 上記自然冷却降下時間に基づいて、上記所定のしきい値
    を得るしきい値取得手段とを有することを特徴とする請
    求項17に記載のプリンタ。
  21. 【請求項21】 サーマルヘッドを使用すると共に、こ
    のサーマルヘッドを冷却するためのファンと、このファ
    ンに対向して配置され、このファンによって吸引される
    空気に含まれる埃を遮断するためのフィルタとを有する
    プリンタであって、 上記フィルタのクリーニングの必要性を判断する判断手
    段と、 上記判断手段によって上記フィルタがクリーニングの必
    要があると判断されるとき、上記サーマルヘッドによる
    プリント動作を停止するプリント動作制御手段とを備え
    ることを特徴とするプリンタ。
  22. 【請求項22】 上記判断手段は、 上記サーマルヘッドの温度を検出する第1の温度検出手
    段と、 上記ファンを動作させて上記サーマルヘッドを冷却して
    いる状態で、上記第1の温度検出手段で検出される上記
    サーマルヘッドの温度が第1の温度から第2の温度に降
    下するまでの時間を降下時間として検出する降下時間検
    出手段と、 上記降下時間を所定のしきい値と比較して上記フィルタ
    のクリーニングの必要性を判断する比較手段とを有する
    ことを特徴とする請求項21に記載のプリンタ。
  23. 【請求項23】 上記判断手段は、さらに、 プリンタ内部の温度を検出する第2の温度検出手段と、 上記第2の温度検出手段で検出される上記プリンタ内部
    の温度に基づいて、上記所定のしきい値を得るしきい値
    取得手段とを有することを特徴とする請求項22に記載
    のプリンタ。
  24. 【請求項24】 上記第2の温度検出手段は、上記ファ
    ンによる空気流を避けて配置されることを特徴とする請
    求項23に記載のプリンタ。
  25. 【請求項25】 上記判断手段は、さらに、 上記ファンを停止した状態で、上記第1の温度検出手段
    で検出される上記サーマルヘッドの温度が第3の温度か
    ら第4の温度に降下するまでの時間を自然冷却降下時間
    として検出する自然冷却降下時間検出手段と、 上記自然冷却降下時間に基づいて、上記所定のしきい値
    を得るしきい値取得手段とを有することを特徴とする請
    求項22に記載のプリンタ。
  26. 【請求項26】 上記判断手段は、 上記サーマルヘッドの温度を検出する第1の温度検出手
    段と、 上記ファンによって上記サーマルヘッドを冷却している
    状態で、上記第1の温度検出手段で検出される上記サー
    マルヘッドの温度が第1の温度となってから一定時間の
    間における上記サーマルヘッドの降下温度を検出する降
    下温度検出手段と、 上記降下温度を所定のしきい値と比較して上記フィルタ
    のクリーニングの必要性を判断する比較手段とを有する
    ことを特徴とする請求項21に記載のプリンタ。
  27. 【請求項27】 上記判断手段は、さらに、 プリンタ内部の温度を検出する第2の温度検出手段と、 上記第2の温度検出手段で検出される上記プリンタ内部
    の温度に基づいて、上記所定のしきい値を得るしきい値
    取得手段とを有することを特徴とする請求項26に記載
    のプリンタ。
  28. 【請求項28】 上記第2の温度検出手段は、上記ファ
    ンによる空気流を避けて配置されることを特徴とする請
    求項27に記載のプリンタ。
  29. 【請求項29】 上記判断手段は、さらに、 上記ファンを停止した状態で、上記第1の温度検出手段
    で検出される上記サーマルヘッドの温度が第2の温度か
    ら第3の温度に降下するまでの時間を自然冷却降下時間
    として検出する自然冷却降下時間検出手段と、 上記自然冷却降下時間に基づいて、上記所定のしきい値
    を得るしきい値取得手段とを有することを特徴とする請
    求項26に記載のプリンタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017087436A (ja) * 2015-11-02 2017-05-25 三菱電機株式会社 プリンタ装置
JP2021024170A (ja) * 2019-08-02 2021-02-22 株式会社リコー 画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017087436A (ja) * 2015-11-02 2017-05-25 三菱電機株式会社 プリンタ装置
JP2021024170A (ja) * 2019-08-02 2021-02-22 株式会社リコー 画像形成装置
JP7316546B2 (ja) 2019-08-02 2023-07-28 株式会社リコー 画像形成装置

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