JP2001059797A - 光ファイバの敷設方法及び光ファイバを用いた歪み検知装置 - Google Patents

光ファイバの敷設方法及び光ファイバを用いた歪み検知装置

Info

Publication number
JP2001059797A
JP2001059797A JP11237140A JP23714099A JP2001059797A JP 2001059797 A JP2001059797 A JP 2001059797A JP 11237140 A JP11237140 A JP 11237140A JP 23714099 A JP23714099 A JP 23714099A JP 2001059797 A JP2001059797 A JP 2001059797A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
strain
tunnel
optical
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11237140A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3758905B2 (ja
Inventor
Tsuyotoshi Yamaura
剛俊 山浦
Hironori Kii
博徳 紀
Yoshiaki Inoue
好章 井上
Akira Shibazaki
明 柴崎
Hiromasa Ito
裕昌 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP23714099A priority Critical patent/JP3758905B2/ja
Publication of JP2001059797A publication Critical patent/JP2001059797A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3758905B2 publication Critical patent/JP3758905B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】トンネル内に光ファイバを短時間で効率的に敷
設できる光ファイバの敷設方法を提供することを目的と
する。 【解決手段】トンネル1内に光ファイバを敷設する際、
トンネル内壁面2にトンネル軸方向と直交する方向に複
数の溝を所定の間隔で形成し、この溝内に光ファイバ及
び保護管からなる信号ケーブル6を配設して接着剤によ
り固着する。上記信号ケーブル6は、更に一定の間隔で
ゲージ長固定ボルトにより壁面2に固定すると共に、そ
の途中を保護管固定ボルト9で固定する。信号ケーブル
6は、比較的堅い合成樹脂製の保護管内に光ファイバを
挿入し、一定の測定間隔毎に光ファイバと保護管との間
を予め固着して光ファイバにある程度の初期歪みを与え
る。上記信号ケーブル6を使用することにより、ケーブ
ルの敷設時に光ファイバに初期歪みを与える必要がな
く、敷設作業を効率的に行なうことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道トンネルや道
路トンネル等の覆工の変形、ひび割れなどを検知するた
めの光ファイバの敷設方法及び光ファイバを用いた歪み
検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、経年変化しているトンネルの検査
については、全般的に目視検査と破壊検査に大きく依存
している。道路トンネルのひび割れ検査は、作業者がト
ンネル内を徒歩または高所作業車にて移動し、目視観察
による調査を中心に行なっている。また、覆工背面の空
洞探査、覆工圧の測定は、コアボーリングを行ない、内
視鏡などを用いて調査している。
【0003】また鉄道トンネルでは、トンネルの新旧、
構造種別に関わりなく、2年を越えない期間に1回の周
期で検査、所謂全般検査を実施している。この全般検査
は、主に徒歩による目視で行ない、覆工表面のひび割れ
の発生、レンガコンクリートブロックなど覆工材料の目
地切れ及び漏水など、変状の発生及び進行の箇所を探し
出すことを目的として行なわれている。
【0004】一方、最近では、光ファイバを用いた歪み
分布計測器(BOTDR:Brillouin Optical Time Dom
ain Reflectometry)が開発されている。この歪み分布
計測器(BOTDR)は、光ファイバのブリルアン散乱
光を分析することにより、当該光ファイバにかかる歪み
量を計測するもので、後方ブリルアン散乱光の周波数シ
フト、すなわち入射光の光周波数からブリルアン散乱光
スペクトルの中心周波数を引いた値が、光ファイバに加
わった引張り応力、つまりそれた等価な引張り応力によ
る相対伸びである光ファイバの伸び歪みと共に変化する
ことに着目し、ブリルアン周波数のシフトから光ファイ
バあるいは光ケーブルの歪み量を測定するものである。
【0005】上記歪み分布計測器では、光ファイバの一
端からパルス光を入射し、この光ファイバ内でブリルア
ン散乱光の後方散乱光をコヒーレント検波方法により高
感度に検出する。このときブリルアン散乱光が光波と光
ファイバ中の音波との相互作用により誘起され、光周波
数をシフトさせることを利用し、ブリルアン散乱光の周
波数シフト分布から光ファイバの歪み分布を測定する。
ブリルアン散乱光の周波数シフトと歪み量との関係は、
次式 fb(ε)=fb(0)(1+Cε) ・・・(1) (但し、fb(0):歪み量ε[%]がゼロの時のブリ
ルアン周波数シフト、C:比例係数(=4.5)。)で
表されるもので、上記(1)式中の「fb(0)」は、
入射光の波長が1,500[nm]のときに11[GH
z]となる。上記(1)式を歪み量εについて解くと、 ε=(fb(ε)−fb(0))/Cfb(0) ・・・(2) となる。従って、ブリルアン周波数のシフト量を測定す
ることにより、光ファイバに生じている歪みを求めるこ
とができる。ブリルアン周波数のシフト量を求めるため
には、入射光あるいは射出光の周波数を走査してブリル
アン散乱光のピーク周波数を求めるようにしている。
【0006】また、入射光をパルス状にして散乱光が入
射端に戻ってくるまでの時間を計測することにより、光
ファイバの各部分での歪みの分布を求めることができ
る。
【0007】上記光ファイバによる歪み計測方法を利用
して岩盤などの歪みを計測する例としては、従来、特開
平10−197298号に記載された方法が知られてい
る。これは、岩盤などに光ファイバケーブルを取付け、
この光ファイバケーブルの一端に歪・損失統合型パルス
試験器を接続し、光ファイバケーブルに生ずる長さ方向
歪みを上記パルス試験器で測定することによって、岩盤
等に生ずる変状を計測するようにしたものである。上記
光ファイバケーブルの敷設に際しては、まず、光ファイ
バケーブルを接着剤等を使用して岩盤の表面にたるみの
ないように仮固定し、次いで固定治具を使用して岩盤の
表面に固定している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような光ファイ
バによる歪み計測方法を利用してトンネルの覆工の変
形、ひび割れなどの変状を検知する場合、非常に長い範
囲に亘って光ファイバを敷設しなければならない。ま
た、変状が発生した位置を特定するためには、光ファイ
バを一定の間隔毎にトンネルの内壁面に固定する必要が
あり、その作業に長時間を必要とする。
【0009】特に鉄道トンネルの場合には、列車が通過
しない夜間の限られた時間に光ファイバを敷設しなけれ
ばならず、その限られた施工時間内に作業を完了するこ
とは極めて困難である。
【0010】また、光ファイバによる歪み計測におい
て、温度補正を行なうものとして特開平11−1739
43号に示されているように光ファイバ自身の温度によ
る見かけ歪み量を補正するものが出願されているが、全
面的に接着した場合、温度のドリフト量は接着した構造
物の温度による伸び及び光ファイバの光学的特性に依存
するドリフト(ブリルアン周波数シフト)の和になる。ま
た、定点固定の場合は光ファイバ自身の被覆の伸びが影
響してくるが、被覆は一般に合成樹脂で出来ているため
温度による伸び量が安定していない.本発明は上記の課
題を解決するためになされたもので、トンネル内に光フ
ァイバを短時間で効率的に敷設できる光ファイバの敷設
方法を提供することを目的とする。また、本発明は、光
ファイバを用いてトンネルの覆工の変形、ひび割れなど
の歪みを確実に検知し得る光ファイバを用いた歪み検知
装置を提供することを目的とする。更に、本発明は、光
ファイバを定点固定する際、予め予想される温度によっ
て光ファイバ(被覆を含む)が伸びると予想される程度
の引張り量で固定することにより、温度上昇及び温度低
下に伴う光ファイバの長さ変化を吸収して安定した検知
動作を行ない得る光ファイバを用いた歪み検知装置を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る光ファ
イバの敷設方法は、合成樹脂製の保護管内に光ファイバ
を挿入し、一定の測定間隔毎に前記光ファイバと保護管
との間を固着して光ファイバに初期歪みを与えてなる信
号ケーブルを作成し、該信号ケーブルをトンネル内壁面
にトンネル軸方向と直交する方向に所定の間隔で形成さ
れた複数の溝内に配設して接着剤により固着すると共
に、前記信号ケーブルの光ファイバと保護管との固着部
分を固定具によりトンネル内壁に固定することを特徴と
する。
【0012】第2の発明に係る光ファイバの敷設方法
は、合成樹脂製の保護管内に光ファイバを挿入し、一定
の測定間隔毎に前記光ファイバと保護管との間を固着し
て光ファイバに初期歪みを与えてなる信号ケーブルを作
成し、該信号ケーブルをトンネル内壁面にトンネル軸方
向と直交する方向に所定の間隔で配設して接着剤により
固着すると共に、前記信号ケーブルの光ファイバと保護
管との固着部分を固定具によりトンネル内壁に固定する
ことを特徴とする。
【0013】第3の発明に係る光ファイバの敷設方法
は、前記第1又は第2の発明において、前記光ファイバ
に与える初期歪みは、光ファイバを配設する対象構造物
の温度特性に応じて予め求めた歪み量にほぼ等しくなる
ように設定することを特徴とする。
【0014】第4の発明に係る光ファイバを用いた歪み
検知装置は、トンネル内壁面にトンネル軸方向と直交す
る方向に所定の間隔で配設される複数の光ファイバと、
前記トンネルの外部に設けられ、前記光ファイバの歪み
分布を測定する歪み計測器と、この歪み計測器を前記複
数の光ファイバに切換え接続する光スイッチと、この光
スイッチを順次切換えて前記光ファイバを選択し、この
選択された光ファイバの歪み分布を前記歪み計測器によ
り計測し、その計測値と前記光ファイバの設置時におけ
る初期歪みとの差から歪み変化量を求める演算手段と、
この演算手段により求められた歪み変化量と予め設定さ
れている警報レベルとを比較し、歪み変化量が警報レベ
ル以上となった場合に警報を発する警報手段とを具備し
たことを特徴とする。
【0015】第5の発明に係る光ファイバを用いた歪み
検知装置は、トンネル内壁面にトンネル軸方向と直交す
る方向に所定の間隔で配設される複数の光ファイバと、
前記トンネルの外部に設けられ、前記光ファイバの歪み
分布を測定する歪み計測器と、前記トンネルの外部に設
けられ、前記光ファイバの温度分布を測定する温度計測
器と、前記歪み計測器及び温度計測器を前記複数の光フ
ァイバに切換え接続する光スイッチと、この光スイッチ
を順次切換えて前記光ファイバを選択し、この選択され
た光ファイバの歪み分布を前記歪み計測器により計測
し、その計測値と前記光ファイバの設置時における初期
歪みとの差から歪み変化量を求める第1の演算手段と、
前記光スイッチの切換えにより選択された光ファイバの
温度分布を前記温度計測器により計測し、その計測値と
前記光ファイバの設置時における初期温度との差から温
度変化量を求める第2の演算手段と、この第2の演算手
段で求めた温度変化量に対する見かけ歪み分を前記第1
の演算手段で求めた歪み変化量から減算してトンネル壁
面の歪み変化量とする第3の演算手段と、この第3の演
算手段により求められた歪み変化量と予め設定されてい
る警報レベルとを比較し、歪み変化量が警報レベル以上
となった場合に警報を発する警報手段とを具備したこと
を特徴とする。
【0016】第6の発明に係る光ファイバを用いた歪み
検知装置は、前記第4又は第5の発明において、トンネ
ル内壁面にトンネル軸方向と直交する方向に所定の間隔
で配設される複数の光ファイバをそれぞれ独立して設
け、並列配置したことを特徴とする。
【0017】第7の発明に係る光ファイバを用いた歪み
検知装置は、前記第4又は第5の発明において、トンネ
ル内壁面にトンネル軸方向と直交する方向に所定の間隔
で配設される複数の光ファイバのうち、任意の光ファイ
バを直列に接続したことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0019】(第1実施形態)図1は本発明の第1実施
形態に係る光ファイバの敷設方法及び光ファイバを用い
た歪み検知装置の構成を示す図、図2は図1におけるト
ンネルを溝形成部分で断面して示す図、図3は図1にお
ける信号ケーブルをゲージ長固定ボルトで固定する部分
の構成を示す図である。
【0020】図1に示すようにトンネル1内に光ファイ
バを敷設する際、トンネル内壁面2に図3に示すように
トンネル軸方向と直交する方向に例えば幅10mm、深
さ7mm程度の溝3を所定の間隔で形成し、この溝3内
に光ファイバ4及び保護管(チューブ)5からなる可撓
性を有する信号ケーブル6を配設し、接着剤7により固
着する。上記信号ケーブル6は、更に図2に示すように
一定の測定間隔(ゲージ長)で固定具例えばゲージ長固
定ボルト8によりトンネル内壁面2に固定すると共に、
その途中の1ないし数箇所を保護管固定ボルト9で固定
する。上記ゲージ長固定ボルト8は、図3に示すように
信号ケーブル6を押さえ治具10を介して壁面2に確実
に固定する。また、保護管固定ボルト9は、ゲージ長固
定ボルト8の場合と同様の押さえ治具10を用いても良
いが、比較的簡易な方法で信号ケーブル6を壁面2に固
定する。
【0021】上記信号ケーブル6は、図4(a)に示す
ように比較的堅い合成樹脂製の例えば外径4mm、内径
2mm程度の保護管5内に光ファイバ4を挿入し、この
光ファイバ4の距離分解能に応じて定まる一定の測定間
隔(ゲージ長)毎に光ファイバ4と保護管5との間を予
め固着しておく。この場合、各固着部5a、5b、…で
は、光ファイバ4にある程度の初期歪み(引張り歪み)
を与えた状態で固着する。前記光ファイバ4に与える初
期歪みは、光ファイバ4を配設する対象構造物の温度特
性に応じて予め求めた歪み量にほぼ等しくなるように設
定する。すなわち、予め予想される温度によって光ファ
イバ4が伸びると予想される程度の引張り量で光ファイ
バ4を固着する。
【0022】上記光ファイバ4の固着方法としては、例
えば所定温度以上の熱が加えられた時に接着作用を持つ
部材を光ファイバ4の外側に予め塗布しておき、この光
ファイバ4を保護管5内に挿入した後、保護管5の外側
から加熱することによって、光ファイバ4と保護管5と
を一定の測定間隔毎に固着する。あるいは、光ファイバ
4を保護管5に挿入した後、外側から例えば注射器のよ
うな注入器を使用して接着剤を保護管5内に注入するこ
とによって光ファイバ4と保護管5とを一定の測定間隔
毎に固着する。
【0023】また、その他、図4(b)に示すように保
護管5を予め測定間隔に相当する一定の長さに切断して
おき、この保護管5内に光ファイバ4を挿入した後、各
保護管5の両端部を接着剤により固着するようにしても
良い。この場合においても、光ファイバ4にある程度の
初期歪み(引張り歪み)を与えた状態で、光ファイバ4
と各保護管5との間を固着する。上記図4(b)に示す
方法では、各保護管5の両端部から接着剤を注入あるい
は塗布できるので、光ファイバ4と保護管5との固着処
理を容易に行なうことができる。
【0024】上記のように予め光ファイバ4と保護管5
とを所定間隔毎に固着してなる信号ケーブル6を上記溝
3内に配設し、光ファイバ4と保護管5との各固着部5
a、5b、…をゲージ長固定ボルト8でトンネル内壁面
2に固定する。この場合、光ファイバ4に対する初期歪
み(引張り歪み)が保たれるように固定する。
【0025】上記信号ケーブル6を敷設する際、トンネ
ル軸方向と直交する方向に所定の間隔で単独に敷設、す
なわち並列的に敷設しても、あるいはトンネル軸方向と
直交する方向に所定の間隔で設けた信号ケーブル6を直
列に接続しても良い。さらには、両者を組み合わせた状
態に敷設しても良い。
【0026】上記のように予め光ファイバ4と保護管5
とを所定間隔毎に固着し、予め光ファイバ4に初期歪み
を与えた信号ケーブル6を使用することにより、ケーブ
ルの敷設時に光ファイバ4に与える初期歪みについて、
それ程注意しなくても良いので、信号ケーブル6の敷設
を効率的に行なうことができ、短時間でケーブルの敷設
を完了することができる。
【0027】そして、上記敷設した各信号ケーブル6の
始端部は、トンネル1の外部に導出されて歪み検知装置
11に接続される。また、光ファイバ4の終端には終端
処理用ループ(図示せず)が設けられる。上記歪み検知
装置11は、図5に示すように、上記各光ファイバ4を
切換える光スイッチ12、上記BOTDR等を用いて各
光ファイバ4の歪み分布を計測する歪み計測器13、同
様にBOTDR等を用いて各光ファイバ4の温度分布を
計測する温度計測器14、上記歪み計測器13及び温度
計測器14の計測信号を処理すると共に上記光スイッチ
12に切換え指令を出力するCPU15、初期歪み、初
期温度、警報レベル、計測データ等を記憶するメモリ1
6、計測結果等を表示する表示装置17、計測結果が警
報レベルを越えた場合に警報を発する警報器18等から
なっている。また、必要に応じてプリンタを設け、通常
の計測データや異常時の計測データを印刷するようにし
ても良い。
【0028】次に上記実施形態における歪み検知動作に
ついて、図6に示すフローチャートを参照して説明す
る。トンネル1内に信号ケーブル6を布施した際、歪み
検知装置11におけるCPU15は、各光ファイバ4に
対する処理番号を設定すると共に光スイッチ12に切換
え指令を出力して対応する光ファイバ4に切換え、歪み
計測器13によりその光ファイバ4の歪み分布を計測し
てメモリ16に初期歪みとして記憶する。また、CPU
15は、同様にして各光ファイバ4の温度分布を温度計
測器14により計測し、メモリ16に初期温度として記
憶する。また、このメモリ16には、光ファイバ4の歪
みが危険領域に達したことを判定するための警報レベル
を予め記憶している。
【0029】上記のようにメモリ16に光ファイバ4の
初期歪み、初期温度等を記憶させた後、歪み検知装置1
1は、一定時間毎あるいは一定期間毎に歪み監視動作を
実行する。この歪み監視動作を行なう場合、CPU15
は、処理番号を設定して光スイッチ12を対応する光フ
ァイバ4に切換え(ステップA1、A2)、歪み計測器
13によりその光ファイバ4の歪み分布を計測し(ステ
ップA3)、その計測結果とメモリ16に記憶している
初期歪みとの差を光ファイバ設置後の歪み変化量として
算出する(ステップA4)。以下同様にCPU15は、
処理番号を変更して光スイッチ12を順次切換え、各光
ファイバ4に対する歪みを計測し、その測定結果と初期
歪みとの差を光ファイバ設置後の歪み変化量として算出
する。
【0030】また、CPU15は、上記歪み計測と並行
して各光ファイバ4に対する温度分布を温度計測器14
により計測し、あるいは上記歪み計測後に光スイッチ1
2を順次切換えて各光ファイバ4に対する温度分布を計
測し(ステップA5)、メモリ16に記憶している光フ
ァイバ設置時の初期温度分布との差を光ファイバ設置後
の温度変化として算出する(ステップA6)。そして、
上記温度変化による見かけ歪み分を上記光ファイバ4の
対応する位置の歪み変化量から差し引き、その値をトン
ネル内壁面2の歪み変化量とし(ステップA7)、その
時の時刻との対応を取り、計測データとしてメモリ16
に保存する(ステップA8)。また、この時のデータと
前回または一定期間前における計測データとの差を歪み
の時間変化率として算出する。
【0031】そして、CPU15は、上記のようにして
求めたトンネル内壁面2の歪み変化量もしくは歪みの時
間変化率が予め設定した警報レベル以上であるか否かを
比較判定し(ステップA9)、警報レベル以上でなけれ
ば次の計測処理に進むが、警報レベル以上であれば警報
器18により警報を発し、自動的にあるいはユーザの要
求に応じて警報レベル以上の歪み発生位置と発生位置の
歪みの経時変化を表示装置17に表示する(ステップA
10)。この場合、更に、警報信号を歪み検知装置11
から有線あるいは無線等で監視センターに送信するよう
にしても良い。
【0032】上記のようにトンネル1内に所定の間隔で
複数の信号ケーブル6を敷設し、これら信号ケーブル6
中の光ファイバ4を光スイッチ12で順次切換えて歪み
分布を計測することにより、トンネル内壁面の歪みを確
実に検知することができる。
【0033】次に、信号ケーブル6に与える初期歪みの
具体的な例について説明する。例えば、固定する時に光
ファイバ4の温度伸び量が4×10-5(℃-1)であり、使
用温度範囲が0℃から40℃で、20℃の時に設置する
場合、20℃変化すると20×4×10-5=8×10-2
%の伸びちぢみが発生する。対象構造物の温度伸び量が
1×10-5(℃-1)であるとすると、温度が20℃変化す
ると20×1×10-5=2×10-2%となり、その差は
(8−2)×10-2%=6×10-2%なので、初期歪み
量を6×10-2%以上掛けておけば、温度による見かけ
の歪み量が光学的特性の影響及び対象構造物の温度伸び
のみにする事が出来る。即ち、 「見かけの歪み量」=「光学的特性の影響」+「対象構
造物の温度伸び」 となる。
【0034】例えば1550nmの光を用いた測定の場
合、光学的特性による影響は2×10-5(℃-1)である
(使用する光と光ファイバによる固有の値)。その時
に、初期歪みを与えた温度が20℃で、測定時の温度が
30℃の時の光学的特性による見かけの歪み量は、温度
変化が10℃なので10×2×10-5=2×10-2%と
なり、対象構造物の温度伸び量が10×1×10-5=1
×10-2%であるから、計測時の見かけの歪み量は、
(2+1)×10-2%=3×10-2%となる。
【0035】従って、 真の構造物の歪み量=計測値−(敷設時の初期歪み量+
計測時の見かけの歪み量) となる。
【0036】即ち、敷設時の初期歪みが6×10-2%、
現在の歪み(計測値)が10×10-2%であれば、実際に
構造物に生じている歪みは、10−(6+3)×10-2
=1×10-2%となる。
【0037】敷設した光ファイバは、温度上昇及び温度
低下により長さが変化しようとするが、予め与えた引張
り張力により変化分が吸収される。特に光ファイバが伸
びようとする時に伸びを吸収する効果がある。また、光
ファイバがちぢむ時も対象物(構造物)に固定されている
ために光ファイバ自身のちぢみの影響が出ない。
【0038】なお、実施形態では、トンネル内壁面2に
溝3を設け、この溝3内に信号ケーブル6を配設するよ
うにした場合について示したが、特に溝3を設けずに信
号ケーブル6をトンネル内壁面2に接着剤で固着し、ゲ
ージ長固定ボルト8及び保護管固定ボルト9で固定する
ようにしても良い。
【0039】また、上記実施形態では、歪み検知装置1
1を光ファイバ4に常時接続している場合について説明
したが、例えば定期点検の際に歪み検知装置11を光フ
ァイバ4に接続してトンネル内壁面の歪みを検知するよ
うにしても良い。
【0040】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、光
ファイバを合成樹脂製の保護管内に挿入して光ファイバ
と保護管とを所定間隔毎に固着し、予め光ファイバに初
期歪みを与えた信号ケーブルを使用することにより、ケ
ーブルの敷設時に光ファイバに初期歪みを与える必要が
なくなるので、信号ケーブルの敷設を効率的に行なうこ
とができ、短時間でケーブルの敷設を完了することがで
きる。従って、施工時間が限られている鉄道トンネル等
においても実施することが可能となる。また、信号ケー
ブルを接着剤でトンネル内壁面に固着し、更に固定ボル
トで固定するようにしているので、接着剤が固化するま
で待つことなく敷設作業を完了することができる。
【0041】また、本発明は、トンネル内に所定の間隔
で複数の上記信号ケーブルを敷設し、これら信号ケーブ
ル中の光ファイバを光スイッチで順次切換えて歪み分布
を計測するようにしたので、トンネル内壁面の歪みを確
実に検知することができる。
【0042】更に本発明は、光ファイバを定点固定する
際、予め予想される温度によって光ファイバが伸びると
予想される程度の引張り量で固定し、所定の初期歪みを
与えているので、温度上昇及び温度低下に伴う光ファイ
バの長さ変化を吸収して安定した検知動作を行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る光ファイバの敷設方
法を示す図。
【図2】同実施形態におけるトンネルを溝形成部分で断
面して示す図。
【図3】同実施形態における信号ケーブルをゲージ長固
定ボルトにより固定する部分の構成を示す図。
【図4】同実施形態における信号ケーブルの構成例を示
す図。
【図5】同実施形態における歪み検知装置の構成を示す
ブロック図。
【図6】同実施形態における歪み検知動作を示すフロー
チャート。
【符号の説明】
1 トンネル 2 トンネル内壁面 3 溝 4 光ファイバ 5 保護管 6 信号ケーブル 7 接着剤 8 ゲージ長固定ボルト 9 保護管固定ボルト 10 押さえ治具 11 歪み検知装置 12 光スイッチ 13 歪み計測器 14 温度計測器 15 CPU 16 メモリ 17 表示装置 18 警報器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 好章 長崎県長崎市深堀町五丁目717番1号 三 菱重工業株式会社長崎研究所内 (72)発明者 柴崎 明 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内 (72)発明者 伊藤 裕昌 神奈川県横浜市中区錦町12番地 三菱重工 業株式会社横浜製作所内 Fターム(参考) 2F065 AA65 CC40 DD06 EE02 FF58 GG08 LL02 PP01 QQ13 QQ23 QQ25 SS03 SS06 SS09 2G086 DD01 DD04 DD05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製の保護管内に光ファイバを挿
    入し、一定の測定間隔毎に前記光ファイバと保護管との
    間を固着して光ファイバに初期歪みを与えてなる信号ケ
    ーブルを作成し、該信号ケーブルをトンネル内壁面にト
    ンネル軸方向と直交する方向に所定の間隔で形成された
    複数の溝内に配設して接着剤により固着すると共に、前
    記信号ケーブルの光ファイバと保護管との固着部分を固
    定具によりトンネル内壁に固定することを特徴とする光
    ファイバの敷設方法。
  2. 【請求項2】 合成樹脂製の保護管内に光ファイバを挿
    入し、一定の測定間隔毎に前記光ファイバと保護管との
    間を固着して光ファイバに初期歪みを与えてなる信号ケ
    ーブルを作成し、該信号ケーブルをトンネル内壁面にト
    ンネル軸方向と直交する方向に所定の間隔で配設して接
    着剤により固着すると共に、前記信号ケーブルの光ファ
    イバと保護管との固着部分を固定具によりトンネル内壁
    に固定することを特徴とする光ファイバの敷設方法。
  3. 【請求項3】 前記光ファイバに与える初期歪みは、光
    ファイバを配設する対象構造物の温度特性に応じて予め
    求めた歪み量にほぼ等しくなるように設定することを特
    徴とする請求項1又は2記載の光ファイバの敷設方法。
  4. 【請求項4】 トンネル内壁面にトンネル軸方向と直交
    する方向に所定の間隔で配設される複数の光ファイバ
    と、前記トンネルの外部に設けられ、前記光ファイバの
    歪み分布を測定する歪み計測器と、この歪み計測器を前
    記複数の光ファイバに切換え接続する光スイッチと、こ
    の光スイッチを順次切換えて前記光ファイバを選択し、
    この選択された光ファイバの歪み分布を前記歪み計測器
    により計測し、その計測値と前記光ファイバの設置時に
    おける初期歪みとの差から歪み変化量を求める演算手段
    と、この演算手段により求められた歪み変化量と予め設
    定されている警報レベルとを比較し、歪み変化量が警報
    レベル以上となった場合に警報を発する警報手段とを具
    備したことを特徴とする光ファイバを用いた歪み検知装
    置。
  5. 【請求項5】 トンネル内壁面にトンネル軸方向と直交
    する方向に所定の間隔で配設される複数の光ファイバ
    と、前記トンネルの外部に設けられ、前記光ファイバの
    歪み分布を測定する歪み計測器と、前記トンネルの外部
    に設けられ、前記光ファイバの温度分布を測定する温度
    計測器と、前記歪み計測器及び温度計測器を前記複数の
    光ファイバに切換え接続する光スイッチと、この光スイ
    ッチを順次切換えて前記光ファイバを選択し、この選択
    された光ファイバの歪み分布を前記歪み計測器により計
    測し、その計測値と前記光ファイバの設置時における初
    期歪みとの差から歪み変化量を求める第1の演算手段
    と、前記光スイッチの切換えにより選択された光ファイ
    バの温度分布を前記温度計測器により計測し、その計測
    値と前記光ファイバの設置時における初期温度との差か
    ら温度変化量を求める第2の演算手段と、この第2の演
    算手段で求めた温度変化量に対する見かけ歪み分を前記
    第1の演算手段で求めた歪み変化量から減算してトンネ
    ル壁面の歪み変化量とする第3の演算手段と、この第3
    の演算手段により求められた歪み変化量と予め設定され
    ている警報レベルとを比較し、歪み変化量が警報レベル
    以上となった場合に警報を発する警報手段とを具備した
    ことを特徴とする光ファイバを用いた歪み検知装置。
  6. 【請求項6】 トンネル内壁面にトンネル軸方向と直交
    する方向に所定の間隔で配設される複数の光ファイバを
    それぞれ独立して設け、並列配置したことを特徴とする
    請求項4又は5記載の光ファイバを用いた歪み検知装
    置。
  7. 【請求項7】 トンネル内壁面にトンネル軸方向と直交
    する方向に所定の間隔で配設される複数の光ファイバの
    うち、任意の光ファイバを直列に接続したことを特徴と
    する請求項4又は5記載の光ファイバを用いた歪み検知
    装置。
JP23714099A 1999-08-24 1999-08-24 光ファイバの敷設方法及び光ファイバを用いた歪み検知装置 Expired - Fee Related JP3758905B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23714099A JP3758905B2 (ja) 1999-08-24 1999-08-24 光ファイバの敷設方法及び光ファイバを用いた歪み検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23714099A JP3758905B2 (ja) 1999-08-24 1999-08-24 光ファイバの敷設方法及び光ファイバを用いた歪み検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001059797A true JP2001059797A (ja) 2001-03-06
JP3758905B2 JP3758905B2 (ja) 2006-03-22

Family

ID=17011009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23714099A Expired - Fee Related JP3758905B2 (ja) 1999-08-24 1999-08-24 光ファイバの敷設方法及び光ファイバを用いた歪み検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3758905B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003028618A (ja) * 2001-07-10 2003-01-29 Fujikura Ltd 歪み検知用光ケーブルおよびこれを用いた歪み検知装置
JP2007183166A (ja) * 2006-01-06 2007-07-19 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電柱応力評価装置、電柱応力評価システム、電柱応力評価方法及び電柱
JP2008175562A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Central Nippon Expressway Co Ltd 歪み計測システム
KR101018694B1 (ko) 2010-11-02 2011-03-04 한국씨엠이엔지(주) 터널의 안전 진단장치
CN107063107A (zh) * 2017-03-30 2017-08-18 云南大永高速公路建设指挥部 隧道围岩变形分布式光纤监测系统及施工、监测方法
JP2019056287A (ja) * 2017-09-22 2019-04-11 鹿島建設株式会社 トンネル及びトンネルの施工方法
JP2019070594A (ja) * 2017-10-10 2019-05-09 住友電工スチールワイヤー株式会社 Pcケーブルの損傷検知方法
CN113465636A (zh) * 2021-06-04 2021-10-01 中交第一公路勘察设计研究院有限公司 隧道二衬分布式光纤自动铺设装置及方法
CN113701818A (zh) * 2021-08-30 2021-11-26 中国建筑第七工程局有限公司 一种分布式光纤隧道状态监测方法
CN113959838A (zh) * 2021-09-15 2022-01-21 深圳市比洋光通信科技股份有限公司 一种用于光纤毛细管应力监测方法
CN114923420A (zh) * 2022-05-18 2022-08-19 中南大学 基于光纤布拉格光栅的裂纹诊断方法、系统及存储介质
CN116067591A (zh) * 2023-03-06 2023-05-05 中国矿业大学(北京) 一种隧道渗漏水的检测方法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003028618A (ja) * 2001-07-10 2003-01-29 Fujikura Ltd 歪み検知用光ケーブルおよびこれを用いた歪み検知装置
JP2007183166A (ja) * 2006-01-06 2007-07-19 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電柱応力評価装置、電柱応力評価システム、電柱応力評価方法及び電柱
JP2008175562A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Central Nippon Expressway Co Ltd 歪み計測システム
KR101018694B1 (ko) 2010-11-02 2011-03-04 한국씨엠이엔지(주) 터널의 안전 진단장치
CN107063107A (zh) * 2017-03-30 2017-08-18 云南大永高速公路建设指挥部 隧道围岩变形分布式光纤监测系统及施工、监测方法
JP2019056287A (ja) * 2017-09-22 2019-04-11 鹿島建設株式会社 トンネル及びトンネルの施工方法
JP7067733B2 (ja) 2017-10-10 2022-05-16 住友電気工業株式会社 Pcケーブルの損傷検知方法
JP2019070594A (ja) * 2017-10-10 2019-05-09 住友電工スチールワイヤー株式会社 Pcケーブルの損傷検知方法
CN113465636A (zh) * 2021-06-04 2021-10-01 中交第一公路勘察设计研究院有限公司 隧道二衬分布式光纤自动铺设装置及方法
CN113701818A (zh) * 2021-08-30 2021-11-26 中国建筑第七工程局有限公司 一种分布式光纤隧道状态监测方法
CN113959838A (zh) * 2021-09-15 2022-01-21 深圳市比洋光通信科技股份有限公司 一种用于光纤毛细管应力监测方法
CN113959838B (zh) * 2021-09-15 2024-03-29 深圳市比洋光通信科技股份有限公司 一种用于光纤毛细管应力监测方法
CN114923420A (zh) * 2022-05-18 2022-08-19 中南大学 基于光纤布拉格光栅的裂纹诊断方法、系统及存储介质
CN114923420B (zh) * 2022-05-18 2022-12-27 中南大学 基于光纤布拉格光栅的裂纹诊断方法、系统及存储介质
CN116067591A (zh) * 2023-03-06 2023-05-05 中国矿业大学(北京) 一种隧道渗漏水的检测方法
CN116067591B (zh) * 2023-03-06 2023-05-30 中国矿业大学(北京) 一种隧道渗漏水的检测方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3758905B2 (ja) 2006-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Yao et al. Measurement of cable forces for automated monitoring of engineering structures using fiber optic sensors: A review
JP3668199B2 (ja) トンネルの変形測定方法
US5723857A (en) Method and apparatus for detecting cracks and strains on structures using optical fibers and Bragg gratings
EP1390707B1 (en) Optical fibre backscatter polarimetry
JPH0921661A (ja) アンカー施工部の地中状況監視装置
JP2001059797A (ja) 光ファイバの敷設方法及び光ファイバを用いた歪み検知装置
JP3534659B2 (ja) トンネルひび割れ検知方法及び装置
WO2019139387A1 (ko) 분포된 광섬유를 이용한 복합재료 충격 손상 검출 장치 및 방법
JP3457894B2 (ja) 光ファイバの敷設方法及び光ファイバを用いた歪検知装置
JP6535895B2 (ja) 緊張管理システム、緊張管理方法
JP2000039309A (ja) 変形検査方法及び装置
JP5184876B2 (ja) 光ファイバセンサ及び光ファイバセンサを用いた歪み及び温度測定方法
JP2001194109A (ja) レイリー散乱を利用した変位計測装置
KR20210142082A (ko) 광섬유격자센서를 이용한 비탈면 변위 측정장치
JP3586611B2 (ja) 光ファイバを用いた歪検出方法及び歪検出システム
KR102323526B1 (ko) 분포형 광섬유센서-기반 스마트 정착판을 이용한 프리스트레스 강연선의 긴장력 모니터링 시스템 및 그 방법
JP3759144B2 (ja) トンネル補強材剥離検知方法及び装置
JP2002054956A (ja) 地盤歪検出端及びその設置方法
JP4865423B2 (ja) 光ファイバセンサおよびそれを用いた歪み測定方法
Zhu et al. Rayleigh scattering based, thermal-induced displacement measurement along a steel plate at high temperature
JP2000097647A (ja) 光ファイバを用いた構造物の変状計測方法および光ファイバセンサー
JPH11325822A (ja) ひび割れ監視装置
KR100546053B1 (ko) 구조물의 처짐 측정 방법
JPH076883B2 (ja) 埋設配管の沈下管理方法
JPH04134204A (ja) 歪センサ用光ファイバケーブル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051003

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051011

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051116

TRDD Decision of grant or rejection written
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20051205

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051227

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees