JP2008175562A - 歪み計測システム - Google Patents

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Yoshihiko Usuda
芳彦 臼田
Kazunori Kudo
和紀 工藤
Satoshi Tayama
聡 田山
Hiroto Nomura
洋人 野村
Koji Kanzawa
幸治 神澤
Hiroyuki Hirano
宏幸 平野
Hitoshi Kumagai
仁志 熊谷
Hideaki Iwaki
英朗 岩城
Hiroo Kumasaka
博夫 熊坂
Kazu Miyata
和 宮田
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Shimizu Corp
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Central Nippon Expressway Co Ltd
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Abstract

【課題】盛替え等を行わずにトンネル覆工コンクリートの長期間挙動を計測することができ、また、覆工コンクリートの中心部や外側面近傍に発生する変状を把握でき、また、変状現象の進行状況を十分に評価することができ、また、トンネル縦断方向の歪みの変化を確実に把握することができ、さらに、材料費を抑えることができる歪み計測システムを提供することを目的とする。
【解決手段】光ファイバセンサを用いてトンネルTの覆工コンクリート3の歪みを計測する歪み計測システムにおいて、トンネルTの縦断方向に延在する第1の光ファイバセンサ1…が備えられ、第1の光ファイバセンサ1…が覆工コンクリート3内に埋設されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、トンネルの覆工コンクリートの歪みを計測する歪み計測システムに関する。
従来から、光ファイバ(素線)が繊維強化プラスチック(FRP)や樹脂で被覆された構成からなる例えば分布型光ファイバセンサ(BOTDR)によって、構造物に生じる歪みを計測する技術がある。この技術は、光ファイバにレーザ光を通したときに生じるブリルアン散乱光の周波数が歪みの大きさに比例して変化することを利用して歪みを計測するものである(例えば、特許文献1参照。)。
上記した光ファイバセンサによる歪み計測の技術を利用して、従来、トンネルの覆工コンクリートの歪みを計測する技術が提案されている。具体的には、トンネルの覆工コンクリートの内壁面上に光ファイバセンサを敷設し、この光ファイバセンサによって覆工コンクリートの歪みを計測するものがある。この技術では、覆工コンクリートの内壁面に添わして配置された光ファイバセンサが固定冶具によって内壁面に固定されている(例えば、特許文献2参照。)。
また、覆工コンクリートの内壁面に溝を形成し、この溝内に光ファイバセンサを設置する技術が提案されている。具体的には、まず、光ファイバセンサを保護管内に挿入し、当該保護管と光ファイバセンサとを一定間隔で固定してケーブルを作成する。一方、トンネル覆工コンクリートの内壁面に、トンネル横断方向に溝を形成する。そして、上記したケーブルを、覆工コンクリートの内壁面に形成された溝内に配設して接着剤等により固定する(例えば、特許文献3参照。)。
一方、近年、コンクリート構造物のコンクリート内に光ファイバセンサを埋設し、この光ファイバセンサによって当該コンクリートの歪みを計測する技術が提案されている(例えば、特許文献4,5参照。)。
また、地下に構築された高圧気体貯蔵施設の裏込めコンクリート内に光ファイバセンサを埋設して、この光ファイバセンサによって歪みを計測する技術も提案されている(例えば、特許文献6参照。)。
特開2006−64761号公報 特開2003−247814号公報 特開2001−59797号公報 特開2002−23030号公報 特開2000−227368号公報 特開2003−270078号公報
しかしながら、上記した覆工コンクリートの内壁面上に光ファイバセンサを敷設して固定冶具で固定する従来技術では、固定冶具の腐食等により光ファイバセンサが落下するおそれがあり、また、上記した覆工コンクリートの内壁面に形成された溝内に前記ケーブルを嵌合させて接着剤等で固定する従来技術では、接着剤等の劣化により光ファイバセンサが落下するおそれがある。したがって、上記した双方の従来技術では、数年程度で盛替えが必要となるという問題がある。
また、上記した双方の従来技術では、光ファイバセンサの設置位置が、覆工コンクリートの内壁面近傍に限定されるため、覆工コンクリートの中心部や外側面近傍に発生する変状については把握できないという問題がある。
また、上記した双方の従来技術では、覆工コンクリートが形成された後に光ファイバセンサを設置することになるため、覆工コンクリートの変状の発生時期を把握することができない場合があり、変状現象の進行状況を十分に評価することが難しいという問題がある。特に、覆工コンクリートの表面の変状が目視により確認されてから光ファイバセンサを設置する場合には、変状が目視により確認されるときは変状がかなり進展しており、その影響範囲が広範囲に亘っていると考えられるため、変状の状況や原因の把握のための調査範囲や調査項目が多くなる。
また、上記した双方の従来技術では、固定冶具等によって光ファイバセンサを一定間隔で固定しているため、固定箇所間の区間歪みを計測することはできるが、連続的な歪みの変化を図ることができないという問題がある。
また、上記したように、コンクリート構造物のコンクリート内に光ファイバセンサを埋設する技術は従来から開示されているが、その光ファイバセンサの延在方向については明示されてなく、仮に、コンクリート内に埋設された光ファイバセンサがトンネル横断方向に延在するものであると、トンネル覆工コンクリートのトンネル縦面方向の歪みの変化が把握できない。
また、高圧気体貯蔵施設の裏込めコンクリート内に光ファイバセンサを埋設する従来の技術では、光ファイバセンサが高圧気体貯蔵施設全体を網羅するように高圧気体貯蔵施設の周りに格子状に張り巡らされているため、施設全体で使用される光ファイバセンサの長さ(総使用長さ)が長くなり、材料費が増大するという問題がある。
本発明は、上記した従来の問題が考慮されたものであり、盛替え等を行わずにトンネル覆工コンクリートの長期間挙動を計測することができ、また、覆工コンクリートの中心部や外側面近傍に発生する変状を把握でき、また、変状現象の進行状況を十分に評価することができ、また、トンネル縦断方向の歪みの変化を確実に把握することができ、さらに、材料費を抑えることができる歪み計測システムを提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、光ファイバセンサを用いてトンネルの覆工コンクリートの歪みを計測する歪み計測システムにおいて、トンネルの縦断方向に延在する第1の光ファイバセンサが備えられ、該第1の光ファイバセンサが前記覆工コンクリート内に埋設されていることを特徴としている。
このような特徴により、第1の光ファイバセンサが覆工コンクリートに確実に固定され、耐久性も増大する。また、第1の光ファイバセンサは、覆工コンクリートの内壁面近傍だけでなく、覆工コンクリートの中心部や外側面近傍にも設置可能である。また、第1の光ファイバセンサを覆工コンクリートの打設前に配設することができるため、当該第1の光ファイバセンサによって、覆工コンクリートのコンクリート打設直後から当該覆工コンクリートの歪みを計測することが可能である。また、トンネルの縦断方向(トンネル軸方向)に延在する第1の光ファイバセンサによって、覆工コンクリートの縦断方向の歪みが連続的に計測される。さらに、第1の光ファイバセンサは縦断方向に延在されるため、覆工コンクリート全体に光ファイバセンサを張り巡らせる場合に比べて光ファイバセンサの総使用長さは短くなる。
請求項2記載の発明は、トンネル横断方向に延在する第2の光ファイバセンサが備えられ、該第2の光ファイバセンサが、前記覆工コンクリートの変状が予想される横断面位置の覆工コンクリート内に埋設されていることを特徴としている。
このような特徴により、トンネル横断方向に延在する第2の光ファイバセンサによって覆工コンクリートの横断方向の歪みが計測される。また、覆工コンクリートが形成された当初から、変状が予想される覆工コンクリート断面における歪みが第2の光ファイバセンサによって計測される。
請求項3記載の発明は、トンネル横断方向に延在する第3の光ファイバセンサが備えられ、該第3の光ファイバセンサが、前記第1の光ファイバセンサによって前記覆工コンクリートの変状が確認された断面位置の覆工コンクリート内壁面に設置されていることを特徴としている。
このような特徴により、実際に変位が生じた位置の歪みを計測することができる。つまり、第1の光ファイバセンサによって縦断方向の歪み分布が計測され、大きな変位が生じた位置と大きさが発見される。そして、大きな変位が確認された位置に第3の光ファイバセンサが設置され、その位置における変形挙動が計測されることで、覆工コンクリートの健全性が評価される。
請求項4記載の発明は、前記覆工コンクリートの目地に交差する前記第1の光ファイバセンサの目地交差部分に、当該光ファイバセンサと覆工コンクリートとを分離させるための保護管が外装されていることを特徴としている。
このような特徴により、覆工コンクリートの乾燥収縮による目地部の第1の光ファイバセンサの破断が回避される。
本発明に係る歪み計測システムによれば、第1の光ファイバセンサが覆工コンクリートに確実に固定され、耐久性も増大するため、盛替え等を行わずにトンネル覆工コンクリートの長期間挙動を計測することができる。また、覆工コンクリートの中心部や外側面近傍にも設置可能であるため、覆工コンクリートの中心部や外側面近傍に発生する変状を把握することも可能となる。また、覆工コンクリートのコンクリート打設直後から当該覆工コンクリートの歪み計測が可能であるため、覆工コンクリートに変状が発生した当初から歪みの変化を捉えることが可能である。これによって、変状現象の進行状況を十分に評価することができ、調査範囲や方法を限定することができ、その費用および時間を低減させることができる。また、覆工コンクリートの縦断方向の歪みが連続的に計測されるため、縦断方向の歪みの変化を確実に把握することができ、覆工コンクリートの縦断方向の変状を確実に発見することができる。さらに、覆工コンクリート全体に光ファイバセンサを張り巡らせる場合に比べて光ファイバセンサの総使用長さは短くなるため、材料費を抑えることができる。
以下、本発明に係る歪み計測システムの実施の形態について、図面に基いて説明する。
図1は歪み計測システムを備えるトンネルTの斜視図である。
図1に示すように、本実施の形態における歪み計測システムは、光ファイバセンサ1…,2を用いて、地盤G内に構築されたトンネルTの覆工コンクリート3の歪みを計測するためのシステムである。
図2は本実施の形態における歪み計測システムの概略構成を表すブロック図である。図2に示すように、歪み計測システムには、覆工コンクリート3のアーチ部内にそれぞれ埋設されてトンネルTの縦断方向(トンネル軸方向)に延在する複数の第1の光ファイバセンサ1…と、覆工コンクリート3のアーチ部内に埋設されてトンネルTの横断方向(トンネル周方向)に延在する第2の光ファイバセンサ2と、第1,第2の光ファイバセンサ1…,2にそれぞれ電気的に接続された光スイッチモジュール4と、光スイッチモジュール4に電気的に接続された光ファイバ歪み測定器(BOTDRモジュール5)と、BOTDRモジュール5に電気的に接続されたデータ収集用のコンピュータ(データ収集用PC6)とが備えられている。
第1,第2の光ファイバセンサ1…,2としては、一本の光ファイバセンサからなるもの、又は複数の光ファイバセンサを接続して一繋ぎにしたものであり、公知の光ファイバセンサを用いることができる。例えば、光ファイバ素線をFRPで被覆して更にその上に樹脂をコーティングした構成からなる光ファイバセンサを用いることができる。このような構成からなる第1,第2の光ファイバセンサ1…,2は、上記した樹脂被覆の表面に凹凸加工を施して覆工コンクリート3との付着性を向上させることが好ましい。
光スイッチモジュール4は、複数の光ファイバセンサ1…,2のBOTDRモジュール5への接続切り替えを行うための機器であり、周知の光スイッチ機器を用いることができる。この光スイッチモジュール4によって、複数の光ファイバセンサ1…,2による歪み計測を一つのBOTDRモジュール5で行うことができる。つまり、歪み計測時に、光スイッチモジュール4を切り替えて何れかの光ファイバセンサ1…,2を選択することで、選択された何れかの光ファイバセンサ1…,2がBOTDRモジュール5に接続されて、その光ファイバセンサ1…,2による歪み計測が行われる。
BOTDRモジュール5は、光ファイバセンサ1…,2の片端からパルス光を送り、反射して戻ってくるブリルアン散乱光の周波数シフトから歪みの大きさを測定するとともに、光パルスの入射してからの戻り時間から歪み位置を求める機器であり、周知のBOTDR測定機を用いることができる。
データ収集用PC6は、BOTDRモジュール5から計測データを収集して記録等するためのパーソナルコンピュータであり、周知のパーソナルコンピュータを用いることができる。なお、このデータ収集用PC6に電話回線やインターネットなどの通信回線を接続することで、遠隔モニタリングを行うことができる。
図3は図1に示すA−A間の断面図である。
山側から谷側へ断層や地滑りによる力が働くと予想される場合には、図3に示すように、縦断方向に延在する第1の光ファイバセンサ1…は、山側(図3における右側)のスプリングラインSL付近と、谷側(図3における左側)のスプリングラインSL付近と、トンネルTの天端部分と、トンネルTの山側の肩部(スプリングラインSLと天端部分との間にある斜めの部分)付近とにそれぞれ配設されている。
図3に示す例では、スプリングラインSL付近の第1の光ファイバセンサ1A,1Bは、第2の光ファイバセンサ2の端部をトンネル内に引き出すための図示せぬ成端ボックスを避けた位置に配設されている。また、トンネルT天端部分の第1の光ファイバセンサ1Cは、覆工コンクリート2のコンクリート打設における吹上げ位置から所定間隔(1m程度)だけ離した位置に配設されている。このように所定間隔を離すのは、コンクリート打設時に光ファイバセンサが損傷しないようにするためである。また、トンネルT肩部の第1の光ファイバセンサ1Dは、上記したトンネルT天端部分の第1の光ファイバセンサ1Cと山側スプリングラインSL付近の第1の光ファイバセンサ1Bとの間の位置に配設されている。
図4は図1に示すB−B間の断面図である。
図4に示すように、横断方向に延在する第2の光ファイバセンサ2は、覆工コンクリート3のアーチ部全周に亘って延在されており、また、覆工コンクリート3内での内壁面寄りの位置(例えば、内壁面から100mmの位置)と背面寄りの位置(例えば、背面から100mmの位置)とにそれぞれ配設されている。具体的には、一本又は一繋ぎの光ファイバセンサからなる第2の光ファイバセンサ2は、スプリングラインSL付近の覆工コンクリート3内壁面に設置された図示せぬ成端ボックスから覆工コンクリート3内に入り、成端ボックスから覆工コンクリート3(アーチ部)の内壁面に沿って延在されている。そして、覆工コンクリート3内壁面に沿って延在された第2の光ファイバセンサ2は、覆工コンクリート3(アーチ部)の一方の下端部のところでU字状に折り返されて覆工コンクリート3(アーチ部)の背面に沿って延在される。覆工コンクリート3背面に沿って延在された第2の光ファイバセンサ2は、覆工コンクリート3(アーチ部)の他方の下端部のところでU字状に折り返されて覆工コンクリート3(アーチ部)の内壁面に沿って延在され、上記した成端ボックスからトンネルTの内方に引き出される。なお、上記した成端ボックスは、覆工コンクリート3の内壁面を凹状に箱抜きしてその箱抜き部分に嵌め込むことで設置される。
上記した第2の光ファイバセンサ2は、トンネルTの全長範囲のうち、覆工コンクリート3の変状が予想される横断面位置に配設されている。具体的には、第2の光ファイバセンサ2は、将来ゆるみ圧や塑性圧が発生する確率が高いと予想される横断面位置に配設されており、例えば、周囲の地盤に断層がある位置、或いは周囲の地盤に地滑りが想定される位置に配設されている。なお、図1では、横断方向に延在する第2の光ファイバセンサ2が一箇所だけであるが、第2の光ファイバセンサ2は、必要に応じて、複数の断面位置に配設させてもよい。
図1,図4に示すように、第1の光ファイバセンサ1…と第2の光ファイバセンサ2とは、互いに交差させて配設されている。具体的には、第1の光ファイバセンサ1…は、覆工コンクリート3の中央部に配設されており、第2の光ファイバセンサ2は、上述したとおり、覆工コンクリート3の内壁面寄りの位置と背面寄りの位置とにそれぞれ配設されている。
図5は第1、第2の光ファイバセンサ1…,2の設置状況を表した斜視図である。
図5に示すように、上記した第1、第2の光ファイバセンサ1…,2は、覆工コンクリート3のコンクリート打設前に覆工コンクリート3内の所定位置に配設することで設置される。例えば、まず、覆工コンクリート3の鉄筋12…の配筋後、或いは鉄筋12…の配筋と同時に、光ファイバセンサ1…,2を設置する所定位置に、光ファイバセンサ1…,2を固定するための固定用鉄筋7を配筋する。この固定用鉄筋7は、光ファイバセンサ1…,2の延在方向と同方向に延在させる。次に、上記した固定用鉄筋7に添わして光ファイバセンサ1…,2を配置し、この光ファイバセンサ1…,2と固定用鉄筋7とをインシュロック8(樹脂製固定バンド)等の結束手段で結束する。インシュロック8等による結束は、所定ピッチ(20〜30cm程度)で行う。
また、トンネルTでは、覆工コンクリート3を一度に打設することは困難であるため、通常、縦断方向に分割して順次コンクリート打設を行うことになる。このような場合、第1の光ファイバセンサ1をドラム9に巻き付けてロール状にしておくことが好ましい。これにより、施工に併せてロール状の第1の光ファイバセンサ1を必要な長さだけ引き出して順次延伸させることができ、第1の光ファイバセンサ1が絡まることがない。このため、第1の光ファイバセンサ1として長い光ファイバセンサを用いることができ、現場での光ファイバセンサの接続作業を無くしたり減らしたりすることができる。なお、ドラム9は、覆工コンクリート3の鉄筋12…に引っ掛けて吊り下げておくことできる。
図6はコンクリート打ち継ぎ箇所における第1の光ファイバセンサ1…の設置状況を表した拡大図である。
上述したように覆工コンクリート3を縦断方向に分割してコンクリート打設を行う場合、コンクリート打ち継ぎ箇所の覆工コンクリート3内壁面には、横断方向に延在する打ち継ぎ目地(目地10)が形成される。この場合、この目地10に交差する第1の光ファイバセンサ1の目地交差部分(目地10に交差する部分)1aに、第1の光ファイバセンサ1と覆工コンクリート3とを分離させるための保護管11を外装させることが好ましい。
保護管11としては、目地10の幅寸法よりも長い筒状の部材(50〜100cm)であり、例えば、樹脂製の一対の半割り管を用いることができる。具体的には、第1の光ファイバセンサ1の目地交差部分1aを一対の半割り管で上下から挟み込むことで、目地交差部分1aに保護管11が装着される。また、保護管11内にコンクリートが入らないように、保護管11の端部(口元)をシリコン等のシール材で閉塞することが好ましい。
上記した構成からなる歪み計測システムによって、覆工コンクリート3の長期挙動計測を行うことができる。具体的には、第1の光ファイバセンサ1…および第2の光ファイバセンサ2による歪み測定を行い、測定された歪みから覆工コンクリート3の変状の有無等を確認して、覆工コンクリート3の健全性を点検する。なお、第1の光ファイバセンサ1…や第2の光ファイバセンサ2を用いた歪み測定は、公知の測定方法と同様にして行うことができる。
上記した第1の光ファイバセンサ1…および第2の光ファイバセンサ2による歪み測定は、日常点検、定期点検、臨時点検として行う。日常点検は、例えば、初期段階で1回/月程度の頻度で実施し、その後は状況に応じて3〜6ヶ月に1回程度の頻度で実施する。また、覆工コンクリート3の変状の発生が確認された後は、その変状位置における常に監視(歪み測定)を行ったり、交通量に応じた頻度で監視を行ったりしてもよい。定期点検は、例えば、1回/年程度の頻度で実施し、また、臨時点検は、日常点検の補完や異常時に必要に応じて実施する。
上記した構成からなる歪み計測システムによれば、トンネルTの縦断方向に延在する第1の光ファイバセンサ1…が備えられ、この第1の光ファイバセンサ1…が覆工コンクリート3内に埋設されている構成からなるため、第1の光ファイバセンサ1…が覆工コンクリート3に確実に固定され、耐久性も増大する。これによって、固定冶具等の盛替えを行わずに覆工コンクリート3の長期間の挙動を計測することができる。
また、第1の光ファイバセンサ1…が覆工コンクリート3内に埋設されるため、第1の光ファイバセンサ1…は、覆工コンクリート3の内壁面近傍だけでなく、覆工コンクリート3の中心部や外側面近傍にも設置可能である。したがって、覆工コンクリート3の中心部や外側面近傍に発生する変状を把握することも可能である。
また、第1の光ファイバセンサ1…は、覆工コンクリート3の打設前に配設されるため、第1の光ファイバセンサ1…によって、覆工コンクリート3のコンクリート打設直後から覆工コンクリート3の歪み計測が可能となる。これによって、覆工コンクリート3に変状が発生した当初から歪みの変化を捉えることが可能であり、変状現象の進行状況を十分に評価することができ、調査範囲や方法を限定することができ、その費用および時間を低減させることができる。
また、トンネルTの縦断方向に延在する第1の光ファイバセンサ1…によって、覆工コンクリート3の縦断方向の歪みが連続的に計測される。これによって、縦断方向の歪みの変化を確実に把握することができ、覆工コンクリート3の縦断方向の変状を確実に発見することができる。
また、第1の光ファイバセンサ1…が縦断方向に延在されるため、覆工コンクリート3全体に光ファイバセンサを張り巡らせる場合に比べて光ファイバセンサの総使用長さは短くなる。これによって、材料費を抑えることができる。
また、上記した構成からなる歪み計測システムによれば、トンネルTの横断方向に延在する第2の光ファイバセンサ2が備えられ、第2の光ファイバセンサ2が覆工コンクリート3の変状が予想される横断面位置の覆工コンクリート3内に埋設されている構成からなるため、トンネル横断方向に延在する第2の光ファイバセンサ2によって覆工コンクリート3の横断方向の歪みが計測される。これにより、覆工コンクリート3の健全性を評価することができる。
また、第2の光ファイバセンサ2は覆工コンクリート3の打設前に配設されるため、覆工コンクリート3が形成された当初から、変状が予想される断面位置における歪みが第2の光ファイバセンサ2によって計測される。これにより、変状現象の進行状況を十分に評価することができる。
また、覆工コンクリート3のコンクリート硬化に伴い、目地部(目地10がある部分)においてコンクリートの乾燥収縮が生じるが、覆工コンクリート3の目地10に交差する第1の光ファイバセンサ1の目地交差部分1aに、第1の光ファイバセンサ1…と覆工コンクリート3とを分離させるための保護管11を外装させることで、乾燥収縮による第1の光ファイバセンサ1の破断が回避される。つまり、保護管11によって、第1の光ファイバセンサ1の目地交差部分1aは覆工コンクリート3から分離されているため、乾燥収縮が生じても目地部で第1の光ファイバセンサ1が破断することがない。これにより、第1の光ファイバセンサ1の破断によって歪み計測が不能となる不具合を回避することができる。また、BOTDRモジュール5には、歪みが局所化すると精度が低下するという問題があるが、第1の光ファイバセンサ1の目地交差部分1aに保護管11を外装させることで、上記問題が解消され、目地の開き量を推定することができる。
図7は、本発明に係る歪み計測システムの他の実施の形態を表すトンネルTの断面図である。
図2,図7に示すように、上記した構成からなる歪み計測システムに、トンネルの横断方向に延在する第3の光ファイバセンサ30を備えさせることもできる。この第3の光ファイバセンサ30は、覆工コンクリート3を形成した後に覆工コンクリート3内壁面に敷設される光ファイバセンサであって、第1の光ファイバセンサ1…によって覆工コンクリート3の変状が確認された横断面位置に配置されるものである。この第3の光ファイバセンサ30は、上記した第1、第2の光ファイバセンサ1…,2と同様の構成からなるものである。また、第3の光ファイバセンサ30の設置方法としては、従来の光ファイバセンサの設置方法を採用することができ、例えば、覆工コンクリート3の内壁面に添わして第3の光ファイバセンサ30を配置し、この第3の光ファイバセンサ30を複数の固定冶具31…で覆工コンクリート3内壁面に固定させる方法がある。
上記した第3の光ファイバセンサ30を備える歪み計測システムによれば、トンネルTの横断方向に延在する第3の光ファイバセンサ30が備えられ、この第3の光ファイバセンサ30が第1の光ファイバセンサ1…によって覆工コンクリート3の変状が確認された横断面位置の覆工コンクリート3内壁面に設置されている構成からなるため、実際に変位が生じた位置の歪みを計測することができる。つまり、第1の光ファイバセンサ1…によって縦断方向の歪み分布が計測され、大きな変位が生じた位置と大きさが発見される。そして、大きな変位が確認された位置に第3の光ファイバセンサ30が設置され、その位置における変形挙動が計測される。これによって、覆工コンクリート3の健全性が評価される。
このように、第2の光ファイバセンサ2及び第3の光ファイバセンサ30を併用することで、第2の光ファイバセンサ2で網羅できなかった範囲(横断面位置)を第3の光ファイバセンサ30…で補う形となるため、トンネル横断方向に延在する第2の光ファイバセンサ2をトンネルTの全長に亘って配設する必要がなく、第2の光ファイバセンサ2の設置数を低減させることができ、コストダウンを図ることができる。
なお、本発明は、上記した第2の光ファイバセンサ2を設置せずに第3の光ファイバセンサ30…だけで横断方向の歪み計測を行う構成にしてもよい。
以上、本発明に係る歪み計測システムの実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、上記した実施の形態では、覆工コンクリート3の中には、トンネル軸方向に延在する第1の光ファイバセンサ1とトンネル横断方向に延在する第2の光ファイバセンサ2とがそれぞれ埋設されているが、本発明は、覆工コンクリート3の中にトンネル横断方向に延在する第2の光ファイバセンサが埋設されていなくてもよい。
また、上記した実施の形態では、縦断方向に延在する第1の光ファイバセンサ1…が複数配設されているが、本発明は、第1の光ファイバセンサが一箇所のみに配設されていてもよい。
また、上記した実施の形態では、水平方向に延在する本設のトンネルTの覆工コンクリート3における歪み計測システムについて説明したが、本発明におけるトンネルとは、地盤内に形成される坑を意味するものであり、例えば、鉛直方向に延在する立坑や、斜め方向に延在する斜坑などの坑道も本発明におけるトンネルに含まれるものとする。
また、上記した実施の形態では、第1、第2の光ファイバセンサ1…,2は、覆工コンクリート3のアーチ部(側壁部も含む。)にそれぞれ埋設され、第3の光ファイバセンサ30・・・は覆工コンクリート3のアーチ部内壁面に設置されているが、本発明は、必要に応じて、覆工コンクリートのインバート部に各光ファイバをそれぞれ埋設或いは設置してもよい。
また、上記した実施の形態では、第1の光ファイバセンサ1…や第2の光ファイバセンサ2が光スイッチモジュール4を介してBOTDRモジュール5に接続されているが、本発明は、光スイッチモジュールが備えられていなくてもよく、各光ファイバセンサがBOTDRモジュール5等の測定機に直接接続されていてもよい。
また、上記した実施の形態では、ブリルアン散乱光の周波数特性から歪み大きさを、戻り時間から歪み位置を計測する分布型のBOTDRモジュール5が用いられた歪み計測システムについて説明しているが、本発明に係る歪み計測システムは、ブラック光の波長特性により歪み計測を行う多点型のFBGや、マイクロベンディングによる漏洩光量変化から変位を計測する広域型のOSMOSを用いて覆工コンクリートの歪みを計測してもよく、その他の測定機を用いて覆工コンクリートの歪みを計測してもよい。
その他、本発明の主旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
本発明の実施の形態を説明するための歪み計測システムを備えるトンネルの斜視図である。 本発明の実施の形態を説明するための歪み計測システムを表すブロック図である。 本発明の実施の形態を説明するためのトンネルの断面図であって、図1に示すA−A間の断面図である。 本発明の実施の形態を説明するためのトンネルの断面図であって、図1に示すB−B間の断面図である。 本発明の実施の形態を説明するための第1、第2の光ファイバセンサの設置状況を表した斜視図である。 本発明の実施の形態を説明するための第1の光ファイバセンサの設置状況を表した拡大図である。 本発明の他の実施の形態を説明するための歪み計測システムを備えるトンネルの断面図である。
符号の説明
1 第1の光ファイバセンサ
1a 目地交差部分
2 第2の光ファイバセンサ
3 覆工コンクリート
10 目地
11 保護管
30 第3の光ファイバセンサ
T トンネル

Claims (4)

  1. 光ファイバセンサを用いてトンネルの覆工コンクリートの歪みを計測する歪み計測システムにおいて、
    トンネルの縦断方向に延在する第1の光ファイバセンサが備えられ、
    該第1の光ファイバセンサが前記覆工コンクリート内に埋設されていることを特徴とする歪み計測システム。
  2. 請求項1記載の歪み計測システムにおいて、
    トンネルの横断方向に延在する第2の光ファイバセンサが備えられ、
    該第2の光ファイバセンサが、前記覆工コンクリートの変状が予想される横断面位置の覆工コンクリート内に埋設されていることを特徴とする歪み計測システム。
  3. 請求項1または2記載の歪み計測システムにおいて、
    トンネルの横断方向に延在する第3の光ファイバセンサが備えられ、
    該第3の光ファイバセンサが、前記第1の光ファイバセンサによって前記覆工コンクリートの変状が確認された横断面位置の覆工コンクリート内壁面に設置されていることを特徴とする歪み計測システム。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の歪み計測システムにおいて、
    前記覆工コンクリートの目地に交差する前記第1の光ファイバセンサの目地交差部分に、当該光ファイバセンサと覆工コンクリートとを分離させるための保護管が外装されていることを特徴とする歪み計測システム。
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