JP2001058559A - シートベルトリトラクタ - Google Patents

シートベルトリトラクタ

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JP2001058559A JP2000236661A JP2000236661A JP2001058559A JP 2001058559 A JP2001058559 A JP 2001058559A JP 2000236661 A JP2000236661 A JP 2000236661A JP 2000236661 A JP2000236661 A JP 2000236661A JP 2001058559 A JP2001058559 A JP 2001058559A
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梶山浩
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シートベルトにかかる制限荷重を緊急時の状況
に応じて柔軟に種々設定することができるシートベルト
リトラクタを提供する。 【解決手段】大きな衝突時、プリテンショナー11から
の排出ガスでロックピン40が突き飛ばされて、ロック
部材38がスプリング39のばね力でシリンダ部材37
から飛び出す。すると、ロック車35のラチェット爪3
5aがロック部材38に係合し、ロック車35はベルト
引出方向CWの回転が阻止される。このため、第2トー
ションバー32はその全長θより短い長さηの部分でね
じれる。こうして、第1トーションバー7のねじれと第
2トーションバー32のねじれとによって、EA機構に
よるEA作動が開始される。第2トーションバー32は
所定量ねじれると破断し、この第2トーションバー32
の破断後は、第1トーションバー7のみがねじれるよう
になる。これにより、EA荷重が切り替えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートベルトを巻
取引出し可能に巻き取るシートベルトリトラクタの技術
分野に属し、特に、シートベルト装着状態で衝突時等の
車両に大きな車両減速度が作用した場合のような緊急時
にシートベルトの引出しを阻止する際、トーションバー
がねじれ変形してこのシートベルトにかかる荷重を制限
するベルト荷重制限機構(以下、EA機構ともいう)を
備えているシートベルトリトラクタの技術分野に属する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から自動車等の車両に装備されてい
るシートベルト装置は、前述の緊急時に、シートベルト
で乗員を拘束することにより乗員のシートからの飛び出
しを阻止し、乗員を保護している。このようなシートベ
ルト装置においては、シートベルトを巻き取るシートベ
ルトリトラクタを備えている。このシートベルトリトラ
クタは、シートベルトは非装着時にはスプールに巻き取
られているが、装着時には引き出されて乗員に装着され
る。そして、シートベルトリトラクタは、前述のような
緊急時にロック機構が作動してスプールの引出し方向の
回転を阻止することにより、シートベルトの引出しが阻
止される。これにより、緊急時にシートベルトは乗員を
確実に拘束し、保護するようになる。
【0003】ところで、この従来のシートベルト装置の
シートベルトリトラクタにおいては、車両衝突等の緊急
時にシートベルトが乗員を拘束保護するとき、大きな車
両減速度が生じるため、乗員が大きな慣性により前方へ
移動しようとする。このため、シートベルトには大きな
荷重が加えられるとともに、乗員はこのシートベルトか
ら大きな衝撃力を受けるようになる。乗員に対してこの
衝撃力は特に問題ではないが、できれば制限される方が
望ましい。
【0004】そこで、シートベルトリトラクタにおいて
は、従来、トーションバーを設けて、シートベルト装着
状態での緊急時に、このシートベルトにかかる荷重を制
限するようにしたものが開発されている。図4は、この
ようなトーションバーを備えたシートベルトリトラクタ
の一例を示す縦断面図である。図中、1はシートベルト
リトラクタ、2はコ字状のフレーム、3はシートベル
ト、4はコ字状のフレーム2の両側壁間に回転可能に支
持され、シートベルト3を巻き取るスプール、5は前述
の緊急時に発生する大きな車両減速度を感知して作動す
る減速度感知手段、6は減速度感知手段5によって作動
して少なくともスプール4のベルト引出方向の回転を阻
止するロック機構、7はこのスプール4の中心に軸方向
に遊嵌、貫通され、かつスプール4とロック機構6とを
回転的に連結するトーションバー(本発明のシートベル
ト荷重制限機構に相当する)、8はスパイラルスプリン
グ9のばね力によりブッシュ10を介してスプール4を
常時ベルト巻取方向に付勢するスプリング手段、11は
前述の緊急時に作動してベルト巻取トルクを発生するプ
リテンショナー、12はプリテンショナー11のシート
ベルト巻取トルクをスプール4に伝達するブッシュであ
る。
【0005】ロック機構6は、トーションバー7の後述
する第1トルク伝達軸17に一体回転可能でありかつパ
ウル13を揺動可能に保持するロッキングベース(本発
明のロッキング部材に相当)14を備えているととも
に、トーションバー7に通常時はこのトーションバー7
と一体回転し緊急時に減速度感知手段5の作動で停止し
てトーションバー7との間に相対回転差を発生させてパ
ウル13をフレーム2の側壁の内歯19に係合させてロ
ッキングベース14つまりはスプール4のシートベルト
引出方向の回転を阻止するロックギヤ6aを備えてい
る。ロッキングベース14には雄ねじ軸部15が形成さ
れており、この雄ねじ軸部15には、スプール4と一体
に回転するナット状のストッパ部材16が螺合されてい
る。また、トーションバー7には、ロッキングベース1
4と相対回転不能に係合する第1トルク伝達部17が形
成されているとともに、スプール4と相対回転不能に係
合する第2トルク伝達部18が形成されている。
【0006】そして、スプリング手段8のばね力によ
り、スプール4はブッシュ10、トーションバー7、ト
ーションバー7の第2トルク伝達部18およびブッシュ
12を介して常時シートベルト巻取方向に付勢されてい
る。また、プリテンショナー11の作動時、プリテンシ
ョナー11で発生したベルト巻取トルクがブッシュ12
を介してスプール4に伝達され、これによりスプール4
はシートベルト3を所定量巻き取るようになっている。
【0007】このように構成された従来のシートベルト
リトラクタ1においては、シートベルト非装着時には、
スプリング手段8の付勢力で、シートベルト3が完全に
巻き取られている。そして、装着のためシートベルト3
を通常の速度で引き出すと、スプール4がシートベルト
引出方向に回転し、シートベルト3はスムーズに引き出
される。シートベルト3に摺動自在に設けられた図示し
ないタングを車体に固定されたバックルに挿入係止した
後、余分に引き出されたシートベルト3がスプリング手
段8の付勢力でスプール4に巻き取られ、シートベルト
3は乗員に圧迫感を与えない程度にフィットされる。
【0008】前述の緊急時にはプリテンショナー11が
発生したシートベルト巻取トルクはスプール4に伝達さ
れ、スプール4はシートベルト3を所定量巻き取り、乗
員を堅固に拘束する。一方、緊急時に発生する大きな車
両減速度で減速度感知手段5が作動してロック機構6が
作動する。すなわち、減速度感知手段5の作動により、
ロックギヤ6aのシートベルト引出方向の回転が阻止さ
れ、ロック機構6のパウル13が回動して、フレーム2
の側壁の内歯19に係合する。すると、ロッキングベー
ス14のシートベルト引出方向の回転が阻止されるの
で、トーションバー7がねじられ、スプール4のみがシ
ートベルト引出方向にロッキングベース14に対して相
対回転する。これ以後、スプール4がトーションバー7
をねじりつつシートベルト引出方向に回転することにな
り、このトーションバー7のねじりトルクによってシー
トベルト3に加えられる荷重が制限されて、乗員に加え
られる衝撃が吸収緩和される。
【0009】スプール4がロッキングベース14に対し
て相対回転することで、スプール4と一体回転するスト
ッパ部材16が、螺合している雄ねじ軸部15に対して
相対回転するため、ロッキングベース14の方へ移動す
る。そして、ストッパ部材16がロッキングベース14
に当接すると、ストッパ部材16のそれ以上の回転が阻
止されるので、スプール4の回転も阻止されて、トーシ
ョンバー7のねじりが停止する。このようにして、シー
トベルト3の引出が阻止されて乗員がシートベルト3に
より確実に拘束されるとともに、トーションバー7の最
大ねじりが制限され、トーションバー7のねじりによる
切断が防止される。
【0010】また、この従来のシートベルトリトラクタ
1は、シートベルトの急激な引出時にも、ロック機構6
のロッキングベース14がロックギヤ6aに対してシー
トベルト引出方向に相対回転するようになっており、こ
れにより前述と同様にロック機構6のパウル13がフレ
ーム2の側壁の内歯19に係合して、ロッキングベース
14の回転が阻止されるため、トーションバー7を介し
てスプール4の引出方向の回転が阻止され、シートベル
トの引出が阻止される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のシートベルトリトラクタ1においては、トーショ
ンバー7のみにより1つの制限荷重が設定されており、
この1つの制限荷重のみによって乗員の運動エネルギが
吸収されるようになっている。しかしながら、前述のプ
リテンショナー11等の付属の拘束手段や図示しないエ
アバッグ等の他の拘束保護手段と協働して乗員を拘束す
るような場合には、乗員の拘束状況が種々異なる。この
ような場合に1つの制限荷重だけでは、乗員をより効果
的にかつより適切に拘束することは難しい。
【0012】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、シートベルトにかかる制
限荷重を緊急時の状況に応じて柔軟に種々設定すること
ができるシートベルトリトラクタを提供することであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、シートベルトを巻き取るスプ
ールと、緊急時にシートベルト引出し方向の回転が阻止
されるロッキング部材を有するロック機構と、前記スプ
ールと前記ロッキング部材との間を回転的に連結すると
ともにねじれ変形可能なトーションバーを備え、前記ロ
ッキング部材のシートベルト引出し方向の回転が阻止さ
れて前記スプールが前記ロッキング部材に対してシート
ベルト引出方向に相対回転するとき、前記トーションバ
ーがねじれ変形することで前記シートベルトにかかる荷
重を制限するシートベルト荷重制限機構とを少なくとも
備えているシートベルトリトラクタにおいて、前記シー
トベルト荷重制限機構が、更に、前記シートベルトに対
して制限する制限荷重を、プリテンショナーおよびエア
バッグの少なくとも1つの作動に関連して複数段階で変
化させるようになっていることを特徴としている。
【0014】また、請求項2の発明は、前記制限荷重
が、その最大制限荷重が前記シートベルト荷重制限機構
の作動開始後の最初に設定されているかまたは前記複数
段階の途中に設定され、前記プリテンショナーおよび前
記エアバッグの少なくとも1つの作動時に前記トーショ
ンバーのねじれ変形による最小制限荷重に設定されるこ
とを特徴としている。更に、請求項3の発明は、各段階
の制限荷重における前記スプールの相対回転時のストロ
ークが少なくとも一部の段階で異なるように設定されて
いることを特徴としている。
【0015】更に、請求項4の発明は、前記シートベル
ト荷重制限機構が、前記トーションバーに加え、更に、
前記スプールの相対回転時にねじれ変形する第2のトー
ションバーを備えており、前記プリテンショナーおよび
前記エアバッグの少なくとも1つの作動時にこの第2の
トーションバーが前記第1のトーションバーのねじれ変
形が終了する前に破断することにより、前記制限荷重が
段階的に変化するようになっていることを特徴としてい
る。更に、請求項5の発明は、前記シートベルト荷重制
限機構が、更に前記第2のトーションバーがねじれ変形
する部分を所定数段階で切替制御する制限荷重切換機構
を備えており、前記プリテンショナーおよび前記エアバ
ッグの少なくとも1つの作動時に最後までねじれ変形す
る前記第2のトーションバーの部分が前記第1のトーシ
ョンバーのねじれ変形が終了する前に破断することによ
り、前記制限荷重が段階的に変化するようになっている
ことを特徴としている。
【0016】
【作用】このように構成された本発明にかかるシートベ
ルトリトラクタは、シートベルト荷重制限機構により、
シートベルトに対して制限する制限荷重がプリテンショ
ナーおよびエアバッグの少なくとも1つの作動に関連し
て複数段階で変化するようになる。したがって、シート
ベルトにかかる制限荷重が緊急時の状況に応じて柔軟に
種々設定可能となる。すなわち、プリテンショナーおよ
びエアバッグの少なくとも1つと協働して乗員を拘束す
るような場合には、例えばプリテンショナーおよびエア
バッグの効果が発生する前等の初期時においてはシート
ベルトによる乗員の初期拘束を高め、プリテンショナー
およびエアバッグの効果が発生する頃等の後期時にはシ
ートベルトによる乗員の拘束を緩めるようにシートベル
トにかかる制限荷重が調整するなど、プリテンショナー
およびエアバッグの少なくとも1つの作動に対応して、
シートベルトにかかる制限荷重がより適切に調整可能と
なる。これにより、乗員の拘束状況に応じて制限荷重を
種々調整することにより、乗員をより効果的にかつより
適切に拘束することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明にかかるシートベ
ルトリトラクタの実施の形態の一例を、その構成の一部
を省略して示す図である。なお、前述の図4に示す従来
のシートベルトリトラクタ1の構成要素と同じ構成要素
には同じ符号を付すことで、その詳細な説明は省略す
る。図1に示すように、この例のシートベルトリトラク
タ1は、ロッキングベース14の外周に第1ギア30が
このロッキングベース14と一体的に回転可能に設けら
れているとともに、スプール4の第1延長軸4aの外周
に第2ギア31がこの第1延長軸4a(つまり、スプー
ル4)と一体的に回転可能に設けられている。
【0018】更に、フレーム2に第2トーションバー3
2がスプール4に干渉しないようにして回転可能にかつ
トーションバー7(以下のこの例の説明においては、第
1トーションバー7と表記する)に平行に設けられてい
る。この第2トーションバー32のロック機構6側の端
部には、第3ギア33が第2トーションバー32と相対
回転不能に設けられているとともに、この第3ギア33
は、第1ギア30と常時噛合されている。また、第2ト
ーションバー32のスプリング手段8側の端部には、第
4ギア34が第2トーションバー32と相対回転不能に
設けられているとともに、この第4ギア34は、第2ギ
ア31と常時噛合されている。
【0019】更に、第2トーションバー32には、ロッ
ク車35が第3および第4ギア33,34の間に位置し
てこの第2トーションバー32と相対回転不能に設けら
れている。図2(a)に示すように、このロック車35
の外周には、所定数(図示例では5個)のラチェット爪
35aが周方向に等間隔を置いて形成されている。ま
た、EA荷重切替機構36がロック車35の外周面に対
向して設けられており、このEA荷重切替機構36はシ
リンダ部材37と、このシリンダ部材37内を摺動可能
に設けられ、ロック車35のラチェット爪35aに係合
可能なロック部材38と、このロック部材38を常時上
方に付勢するスプリング39と、シリンダ部材37にそ
の長手方向(図において上下方向)に移動可能に設けら
れ、ロック部材38を図2(a)に示すラチェット爪3
5aと係合しない非係合位置に保持してシリンダ部材3
7から外に飛び出すのを阻止するロックピン40と、こ
のロックピン40を作動させるためにプリテンショナー
11からの排出ガスを導く導管41と、導管41によっ
て導かれたこの排出ガスで作動されてロックピン40を
シリンダ部材37から突き飛ばすピストン42とから構
成されている。
【0020】そして、ロック部材38は、通常時にはロ
ックピン40により図2(a)に示す非係合位置に保持
されてロック車35のラチェット爪35aに係合不能と
なっており、プリテンショナー11が作動する規模の大
きな車両衝突時には、ロックピン40がシリンダ部材3
7から飛び出すことでスプリング39のばね力により図
2(b)に示す係合位置に設定されてロック車35のラ
チェット爪35aに係合可能となるようにされている。
そして、第2トーションバー32は、その全長にわたっ
てねじれ変形するときは第1トーションバー7のねじれ
変形が終了しても破断することなく、また、ロック車3
5と第4ギア34との間の第2トーションバー32の部
分のみがねじれ変形するときは第1トーションバー7の
ねじれ変形が終了する前に破断するように設定されてい
る。
【0021】なお、この例では、プリテンショナー11
は図示しないエアバッグ装置が作動しないような規模の
小さい衝突時には作動しなく、エアバッグ装置が作動す
る規模の大きい衝突時には、このエアバッグ装置に供給
される作動制御信号がこのプリテンショナーにも供給さ
れることで、エアバッグ装置とともに作動するようにさ
れている。この例のシートベルトリトラクタ1の他の構
成は、図4に示す従来例のシートベルトリトラクタ1に
対してロッキングベース14の雄ねじ軸部15およびス
トッパ部材16が設けられていない以外は、同じであ
る。
【0022】このように構成されたこの例のシートベル
トリトラクタ1においては、通常時はロック部材38が
図2(a)に示す非係合位置にあってラチェット爪35
aと係合不能となっているので、ロック車35はベルト
引出方向CWの回転およびベルト巻取方向CCWの回転
のいずれも可能となっている。
【0023】プリテンショナー11およびエアバッグが
作動しない規模の小さな衝突時は、プリテンショナー1
1が排出ガスを発生しないため、ピストン42が作動し
ない。このため、ロックピン39もシリンダ部材37か
ら飛び出さないので、ロック部材38は非係合位置に保
持されたままとなる。したがって、ロック車35はベル
ト引出方向CWおよびベルト巻取方向CCWのいずれの
方向も回転可能な状態が維持されている。
【0024】この衝突によって、ロック機構6によりロ
ッキングベース14のベルト引出方向CWの回転が阻止
されるので、第1および第3ギア30,33の回転も阻
止される。一方、この衝突による乗員の慣性でシートベ
ルト3が引き出されるので、スプール4がベルト引出方
向CWに回転し、第1トーションバー7がねじれるとと
もに、このスプール4の回転で第2ギア31を介して第
3ギア34が回転し、第2トーションバー32がねじれ
る。こうして、EA機構によるEA作動が開始される。
このとき、ロック車35が回転自由となっているので、
第2トーションバー32はその全長の長さθにわたって
ねじれるようになる。そして、第2トーションバー32
は第1トーションバー7のねじれ作動が終了するまで、
破断することなくねじるようになる。したがって、この
ときのこの例のEA機構のEA荷重特性は、図3(a)
に示すように第1および第2トーションバー7,32の
各EA荷重を合わせた一定荷重F1となる。
【0025】また、プリテンショナー11およびエアバ
ッグがともに作動する規模の大きな衝突時は、プリテン
ショナー11が排出ガスを発生する。前述の従来のシー
トベルトリトラクタと同様に、このプリテンショナー1
1の排出ガスにより、スプール4がベルト巻取方向CC
Wに所定量回転させられ、シートベルトが所定量巻き取
られる。このため、ベルトテンションが所定量増大し、
乗員は比較的堅固に拘束される。
【0026】一方、プリテンショナー11が発生した排
出ガスは導管41を通ってピストン42の方にも導かれ
るので、排出ガスによってピストン42が導管41から
飛び出す方向に作動する。このピストンの作動で、図2
(b)に示すようにロックピン40が突き飛ばされるの
で、ロック部材38のロックが解除され、ロック部材3
8がスプリング39のばね力でシリンダ部材37から飛
び出し、係合位置となる。すると、前述の衝突の場合と
同様にしてスプール4のベルト引出方向CWの回転で第
2ギア31を介して第4ギア34が回転するので、ロッ
ク車35も同方向に回転する。しかし、すぐにラチェッ
ト爪35aがロック部材38に係合するので、ロック車
35はベルト引出方向CWの回転が阻止される。このと
き、ラチェット爪35aによるワンウェイクラッチ作用
で、ロック車35はベルト巻取方向CCWの回転は許容
されている。
【0027】ロック車35のベルト引出方向CWの回転
が阻止されると、第2トーションバー32はその全長θ
より短い長さηにわたってねじれるようになる。こうし
て、第1トーションバー7の全長にわたるねじれと、第
2トーションバー32の長さηにわたるねじれとによっ
て、EA機構によるEA作動が開始される。そして、第
2トーションバー32は所定量ねじれると破断し、この
第2トーションバー32の破断後は、第1トーションバ
ー7のみがねじれるようになる。したがって、このとき
のこの例のEA機構のEA荷重特性は、図3(b)に示
すように第2トーションバー32が破断するまでは、第
1および第2トーションバー7,32の各EA荷重を合
わせた一定荷重F2となり(第2トーションバー32が
ねじれる部分が短いので、前述の全長がねじられたとき
の一定荷重F1より大きくなっている)、また第2トー
ションバー32の破断後は、第1トーションバー7のE
A荷重のみの最小の一定荷重F3となる。
【0028】こうして、この例のシートベルトリトラク
タ1によれば、EA作動中にEA荷重をプリテンショナ
ー11およびエアバッグの作動に関連して異なる値に切
り換えることができ、プリテンショナー11およびエア
バッグに対応して、シートベルト3にかかる制限荷重が
乗員の初期拘束を高めつつ、より適切に調整可能とな
る。したがって、例えば、このEA荷重の切換をエアバ
ッグへの乗員当接時点に一致させるあるいはほぼ一致さ
せるように設定することにより、乗員がエアバッグに当
接する前では、シートベルト3にかかる制限荷重が比較
的大きく調整されて乗員の初期拘束力を高め、また、乗
員が膨張したエアバッグへ当接するときはシートベルト
3にかかる制限荷重が比較的小さく調整されてシートベ
ルト3による乗員の拘束力を低くなるので、エアバッグ
の拘束保護機能を十分に発揮させることができ、エアバ
ッグによる乗員拘束とシートベルト3による乗員拘束と
をより効果的に組み合わせることができる。なお、ロッ
ク車35の設置位置、つまり第4ギア34とロック車3
5との間の第2トーションバー32の長さηを適宜設定
することにより、EA荷重の切換点(切換ストローク)
を任意に設定することができる。
【0029】また、ロック車35を複数個設けかつこれ
らのロック車35のベルト引出方向CWの回転阻止を順
に遅らせて行うことにより、EA荷重を複数の荷重に設
定でき、多段荷重化が可能となるとともに、第4ギア3
4と各ロック車との間の長さηを各ロック車毎に種々設
定すれば、EA荷重の種々の切換点(切換ストローク)
を任意に設定することができる。この場合には、第4ギ
ア34とこれに隣接するロック車との間のトーションバ
ー部分が破断するようになる。更に、第4ギア34とこ
れに隣接するロック車との間のトーションバー部分の
径、互いに隣接する2つのロック車との間のトーション
バー部分の径、および第3ギア33とこれに隣接するロ
ック車との間のトーションバー部分の径のいずれかを異
ならせることにより、種々のEA荷重を設定することも
できるし、またこれらの間のトーションバー部分のう
ち、少なくとも1つのトーションバー部分を径の異なる
段付バーまたは径が連続して変化するテーパ状あるいは
湾曲状に形成することもできる。更に、第2トーション
バー32はその全長にわたってねじれ変形するとき、第
1トーションバー7のねじれ作動が終了する前に破断す
るように設定することもできる。この場合には、EA荷
重切換機構36は不要となる。
【0030】更に、ロックピン40をプリテンショナー
11の排出ガスで作動させることに代えて、プリテンシ
ョナー11あるいはエアバッグを作動させる電気信号で
作動する電磁ソレノイド等の電磁力手段で作動させるこ
ともできる。また、プリテンショナー11およびエアバ
ッグのいすれか一方の作動時にロックピン40を作動さ
せることによりEA荷重の切換を行うようにすることも
できる。この例のシートベルトリトラクタ1の他の作動
および他の作用効果は前述の従来例と同じである。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のシートベルトリトラクタによれば、シートベルトに対
して制限する制限荷重をプリテンショナーおよびエアバ
ッグの少なくとも1つの作動に関連して複数段階で変化
させるようにしているので、シートベルトにかかる制限
荷重を緊急時の状況に応じて柔軟に種々設定できるよう
になる。すなわち、プリテンショナーおよびエアバッグ
の少なくとも1つと協働して乗員を拘束するような場合
に、プリテンショナーおよびエアバッグの少なくとも1
つの作動に対応して、例えばシートベルトにかかる制限
荷重を乗員の初期拘束を高めつつより適切に調整可能と
なる。これにより、乗員の拘束状況に応じて制限荷重を
種々調整することにより、乗員をより効果的にかつより
適切に拘束することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるシートベルトリトラクタの実
施の形態の一例を、その構成の一部を省略して示す図で
ある。
【図2】 この例を図1におけるII方向から見てその作
動を説明し、(a)はロック部材の非作動時の状態を示
す図、(b)はロック部材の作動時の状態を示す図であ
る。
【図3】 この例のEA荷重の特性を示す図である。
【図4】 従来のトーションバーを備えたシートベルト
リトラクタの一例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…シートベルトリトラクタ、2…フレーム、3…シー
トベルト、4…スプール、5…減速度感知機構、6…ロ
ック機構、7…トーションバー(第1トーションバ
ー)、8…スプリング手段、14…ロッキングベース、
30…第1ギア、31…第2ギア、32…第2トーショ
ンバー、33…第3ギア、34…第4ギア、35…ロッ
ク車、35a…ラチェット爪、36…EA荷重切替機
構、37…シリンダ部材、38…ロック部材、39…ス
プリング、40…ロックピン、41…導管、42…ピス
トン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートベルトを巻き取るスプールと、緊
    急時にシートベルト引出し方向の回転が阻止されるロッ
    キング部材を有するロック機構と、前記スプールと前記
    ロッキング部材との間を回転的に連結するとともにねじ
    れ変形可能なトーションバーを備え、前記ロッキング部
    材のシートベルト引出し方向の回転が阻止されて前記ス
    プールが前記ロッキング部材に対してシートベルト引出
    方向に相対回転するとき、前記トーションバーがねじれ
    変形することで前記シートベルトにかかる荷重を制限す
    るシートベルト荷重制限機構とを少なくとも備えている
    シートベルトリトラクタにおいて、 前記シートベルト荷重制限機構は、更に、前記シートベ
    ルトに対して制限する制限荷重を、プリテンショナーお
    よびエアバッグの少なくとも1つの作動に関連して複数
    段階で変化させるようになっていることを特徴とするシ
    ートベルトリトラクタ。
  2. 【請求項2】 前記制限荷重は、その最大制限荷重が前
    記シートベルト荷重制限機構の作動開始後の最初に設定
    されているかまたは前記複数段階の途中に設定され、前
    記プリテンショナーおよび前記エアバッグの少なくとも
    1つの作動時に前記トーションバーのねじれ変形による
    最小制限荷重に設定されることを特徴とする請求項1記
    載のシートベルトリトラクタ。
  3. 【請求項3】 各段階の制限荷重における前記スプール
    の相対回転時のストロークが少なくとも一部の段階で異
    なるように設定されていることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のシートベルトリトラクタ。
  4. 【請求項4】 前記シートベルト荷重制限機構は、前記
    トーションバー(以下、この請求項4の記載および次の
    請求項5の記載では後述する第2のトーションバーとの
    差別化を明瞭にするために第1のトーションバーと表記
    する)に加え、更に、前記スプールの相対回転時にねじ
    れ変形する第2のトーションバーを備えており、前記プ
    リテンショナーおよび前記エアバッグの少なくとも1つ
    の作動時にこの第2のトーションバーが前記第1のトー
    ションバーのねじれ変形が終了する前に破断することに
    より、前記制限荷重が段階的に変化するようになってい
    ることを特徴とする請求項1記載のシートベルトリトラ
    クタ。
  5. 【請求項5】 前記シートベルト荷重制限機構は、更に
    前記第2のトーションバーがねじれ変形する部分を所定
    数段階で切替制御する制限荷重切換機構を備えており、
    前記プリテンショナーおよび前記エアバッグの少なくと
    も1つの作動時に最後までねじれ変形する前記第2のト
    ーションバーの部分が前記第1のトーションバーのねじ
    れ変形が終了する前に破断することにより、前記制限荷
    重が段階的に変化するようになっていることを特徴とす
    る請求項4記載のシートベルトリトラクタ。
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