JP2008238997A - シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置 - Google Patents

シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置 Download PDF

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Abstract

【課題】エネルギ吸収機構のせん断部材にかかる曲げ荷重を抑制する。
【解決手段】シェアピン24が軸方向孔9b,18aにそれぞれ軸方向に挿入され、かつ雄ねじ部24cが雌ねじ部9cに螺合締結される。これにより、シェアピン24がスプール9に堅固に取り付けられる。スプール9とロッキングベース18との間に相対回転が生じると、シェアピン24にせん断荷重が作用する。このときシェアピン24がスプール9に固定されているので、シェアピン24がスプール9から抜け出る方向に移動しない。したがって、ロッキングベース18がスプール9から離間しなく、シェアピン24には曲げ荷重が作用せず、せん断荷重のみが作用する。これにより、シェアピン24の荷重制限作動を実質的にせん断変形のみにより行うことができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、車両に付設されるシートベルト装置においてシートベルトを巻取り引出し可能に巻き取るシートベルトリトラクタの技術分野に関する。
特に、シートベルト装着状態で衝突時等の車両に大きな車両減速度が作用した緊急時にシートベルトの引出しを阻止する際、乗員の運動エネルギを吸収してシートベルトにかかる荷重を制限するシートベルト荷重制限機構を備えているシートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置の技術分野に関するものである。
従来から自動車等の車両に装備されているシートベルト装置は、前述の緊急時に、シートベルトで乗員を拘束することにより乗員のシートからの飛び出しを阻止している。このようなシートベルト装置においては、シートベルトを巻き取るシートベルトリトラクタを備えている。このシートベルトリトラクタは、シートベルトは非装着時にはスプールに巻き取られているが、装着時には引き出されて乗員に装着される。そして、シートベルトリトラクタは、前述のような緊急時にロック手段が作動してスプールの引出し方向の回転を阻止することにより、シートベルトの引出しが阻止される。これにより、緊急時にシートベルトは乗員を確実に拘束するようになる。
ところで、この従来のシートベルト装置のシートベルトリトラクタにおいては、車両衝突等の緊急時にシートベルトが乗員を拘束するとき、大きな車両減速度が生じるため、乗員が大きな慣性により前方へ移動しようとする。このため、シートベルトには乗員の運動エネルギによる大きな荷重が加えられるとともに、乗員はこのシートベルトから大きな力を受けるようになる。乗員に対してこの力は特に問題ではないが、できれば制限される方が望ましい。
そこで、シートベルトリトラクタにおいては、従来、シートベルトを巻き取るスプールと緊急時にこのスプールのベルト引出し方向の回転をロックするロッキングプレートとの間に設けられたトーションバーとせん断部材であるシェアピンとからなるシートベルト荷重制限機構を備えたシートベルトリトラクタが種々開発されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載のシートベルト荷重制限機構は、シートベルト装着状態での緊急時にスプールとロッキングプレートとの間に相対回転が発生したときトーションバーがねじり変形するとともにシェアピンがせん断変形することで、乗員の運動エネルギを吸収するエネルギ吸収機構(以下、EA機構ともいう)からなる。そして、このEA機構により乗員の運動エネルギが吸収されることで、シートベルトにかかる荷重が制限される。このときのEA機構によるエネルギ吸収で軽減される荷重がEA荷重であり、シートベルトに作用する荷重の制限量を表す制限荷重である。
特開平10−35411号公報
しかしながら、特許文献1に記載のシートベルトリトラクタでは、シェアピンをスプールの軸方向孔に単に嵌合させているだけであるので、スプールとロッキングプレートとの相対回転時にシェアピンにせん断荷重が作用すると、シェアピンがスプールから抜け出す方向に移動する。すると、ロッキングプレートのシェアピン設置部分がスプールから離間してスプールとの間に隙間が生じるので、シェアピンにはせん断荷重に加えて曲げ荷重が作用するようになる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、せん断部材にかかる曲げ荷重を抑制することのできるシートベルトリトラクタおよびこれを用いたシートベルト装置を提供することである。
前述の課題を解決するために、請求項1の発明に係るシートベルトリトラクタは、シートベルトを巻き取るスプールと、緊急時にシートベルト引出し方向の回転が阻止されるロッキング部材を有するロック手段と、前記スプールが前記ロッキング部材に対して相対回転するとき、前記シートベルトにかかる荷重を制限するシートベルト荷重制限機構とを少なくとも備え、前記シートベルト荷重制限機構が、前記スプールと前記ロッキング部材との間を回転的に連結するとともに、前記スプールが前記ロッキング部材に対して相対回転するときにねじり変形可能なトーションバーと、前記スプールと前記ロッキング部材との間に架設されるとともに、前記スプールが前記ロッキング部材に対して相対回転するときにせん断変形可能なせん断部材とからなるシートベルトリトラクタにおいて、前記せん断部材の前記スプールに位置する部分の少なくとも一部が、前記スプールに軸方向に相対移動不能に固定されていることを特徴としている。
また、請求項2の発明に係るシートベルトリトラクタは、前記せん断部材がシェアピンからなり、前記シェアピンの一部が前記スプールに螺合されて相対移動不能に固定されていることを特徴としている。
更に、請求項3の発明に係るシートベルトリトラクタは、前記シェアピンにせん断破壊可能なノッチ溝が形成されていることを特徴としている。
このように構成された本発明に係るシートベルトリトラクタによれば、スプールとロッキング部材との間に架設されるせん断部材のスプールに位置する部分の一部をスプールに軸方向に相対移動不能に固定しているので、スプールとロッキング部材とに相対回転が生じた時に、せん断部材にスプールから抜け出す方向に力が作用しても、せん断部材がスプールから抜け出す方向に移動するのを阻止することができる。したがって、ロッキング部材のせん断部材設置部分がスプールから離間することでロッキング部材とスプールとの間に隙間を生じることを防止できる。これにより、せん断部材に曲げ荷重が作用するのを防止でき、せん断部材に実質的にせん断荷重のみを作用させることができる。したがって、せん断部材の荷重制限作動を実質的にせん断変形のみにより行うことが可能となる。
特に、請求項2の発明によれば、せん断部材を単純な構成でかつ安価なシェアピンで構成するとともに、シェアピンの少なくとも一部をスプールに単に螺合させているので、従来のシートベルトリトラクタにおけるシートベルト荷重制限機構を大幅に設計変更することなく、若干の設計変更だけで、シートベルト荷重制限機構を容易にかつ安価に得ることができる。
また、請求項3の発明によれば、シェアピンをスプールに螺合締結することで、シェアピンのスプールに対する位置が一定するので、シェアピンがスプールに組み付けられたとき、シェアピンに設けたノッチ溝の位置の精度が向上する。したがって、シェアピンのせん断荷重を高精度に設定することができるようになり、せん断部材の荷重制限作動をより一層せん断変形により行うことが可能となる。
一方、請求項4の発明に係るシートベルト装置によれば、本発明のシートベルトリトラクタを用いているので、せん断部材の荷重制限作動を実質的にせん断変形のみにより行うことができることから、緊急時のシートベルトによる乗員の拘束をより小さな拘束力で実現することができる。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は本発明にかかるシートベルトリトラクタの実施の形態の一例を備えたシートベルト装置を模式的に示す図である。
図1に示すように、この例のシートベルト装置1は、シートベルトリトラクタを用いた従来公知の三点式シートベルト装置と同様に、車両シート2近傍の車体に固定されたシートベルトリトラクタ3、このシートベルトリトラクタ3から引き出されるとともに先端のベルトアンカー4aが車体の床あるいは車両シート2に固定されるシートベルト4、シートベルトリトラクタ3から引き出されたシートベルト4を乗員のショルダーの方へガイドするベルトガイドアンカー5、このベルトガイドアンカー5からガイドされてきたシートベルト4に摺動自在に支持されたタング6、車体の床あるいは車両シート2に固定されかつタング6が係脱可能に挿入係合されるバックル7から構成されている。
図2はこの例のシートベルトリトラクタを示す縦断面図である。
この例のシートベルトリトラクタ3の構成のうち、従来公知の一般的なシートベルトリトラクタと同じ基本構成について簡単に述べる。図2中、3はシートベルトリトラクタ、8はコ字状のフレーム、4はシートベルト、9はコ字状のフレーム8の両側壁間に回転可能に支持され、シートベルト4を巻き取るスプール、10は前述の緊急時に発生する大きな車両減速度を感知して作動する減速度感知手段、11は作動時にスプール9のベルト引出し方向の回転を阻止するロック手段、12は減速度感知手段10によって作動されてロック手段11を作動制御するロック作動制御手段、13はこのスプール9の中心に軸方向に遊嵌、貫通され、かつスプール9とロック手段11とを回転的に連結するトーションバー、14はスパイラルスプリング15のばね力によりブッシュ16を介してスプール9を常時ベルト巻取方向に付勢するスプリング手段、17は前述の緊急時に作動してベルト巻取トルクを発生するプリテンショナーである。
また、このシートベルトリトラクタ3の基本構成の作動は、従来公知の一般的シートベルトリトラクタの基本構成の作動と同じであるので、その詳細な説明は省略する。
次に、この例のシートベルトリトラクタ3の構成の特徴部分について説明する。
図2に示すように、ロック手段11はスプール9に関しロック作動制御手段12と反対側(図2において左側)に設けられている(従来公知の一般的なシートベルトリトラクタでは、ロック手段11はロック作動制御手段12と同じ側に設けられる場合が多い)。このロック手段11は、スプール9と相対回転可能に設けられたロッキングベース(本発明のロッキング部材に相当)18と、このロッキングベース18に揺動可能に保持されたパウル19とを備えている。
ロック作動制御手段12は、スプール9に支持されて、通常時はこのスプール9と一体回転しまた緊急時に減速度感知手段10の作動で停止してスプール9との間に相対回転差を発生するロックギヤ20を備えている。
そして、緊急時にロック作動制御手段12のロックギヤ20のスプール9との相対回転差によって、スプール9を軸方向に貫通する制御伝達部材21(図4(a)に図示)を介してロック手段11のパウル19が作動される。これにより、パウル19がフレーム8の内歯2aにベルト引出し方向に係合し、スプール9のベルト引出し方向βの回転がロックされるようになっている。
トーションバー13は、スプール9とロッキングベース18との間に相対回転が生じることでねじり変形を生じ、乗員に慣性移動によりシートベルト4にかかるエネルギを吸収緩和するエネルギ吸収(EA)作動を行う。これにより、トーションバー13のねじり変形によるEA機構のEA荷重の分が低減されるので、シートベルト4から乗員にかかる荷重の増大が制限される。
このトーションバー13は、スプール9側(図2において右側)の端部に設けられた第1トルク伝達部22と、ロッキングベース18側(図2において左側)の端部に設けられた第2トルク伝達部23とを有している。
図3(a)に示すように、トーションバー13の第1トルク伝達部22は、スプール9に形成された凹部9a内に嵌合されている。その場合、凹部9aは横断面正六角形に形成されている。この凹部9aの六角形の各角部が丸くR部とされているとともに、各辺が内側に凹んだ湾曲形状とされている。また、第1トルク伝達部22は、凹部9aの正六角形より若干小さい横断面正六角形に形成されている。この第1トルク伝達部22の六角形の各角部も丸くR部とされているとともに、各辺も内側に凹んだ湾曲形状とされている。
したがって、図3(a)および(b)に示すように、第1トルク伝達部22が凹部9a内に嵌合された状態では、スプール9とトーションバー13は角度θだけ相対回転可能となっている。そして、通常時は図3(a)に示すように凹部9aの内周面が第1トルク伝達部22の外周面22aにベルト巻取り方向αに当接して、スプール9とトーションバー13の第1トルク伝達部22はベルト巻取り方向αに回転的に連結した状態に保持されている。
また、緊急時にロック手段11が作動すると、スプール9がトーションバー13に対して相対回転する。そして、スプール9がトーションバー13に対して角度θだけ相対回転すると、図3(b)に示すように凹部9aの内周面が第1トルク伝達部22の外周面22aにベルト引出し方向βに当接して、スプール9とトーションバー13の第1トルク伝達部22はベルト引出し方向βに回転的に連結した状態に設定される。これ以後、スプール9とトーションバー13はベルト引出し方向βに一体回転する。このように、ロック手段11の作動時には、スプール9はトーションバー13に対して角度θだけベルト引出し方向βに空回りするようになっている。このスプール9のトーションバー13に対する空回り角度θの設定については後述する。
一方、トーションバー13の第2トルク伝達部23は、ロッキングベース18に形成された横断面正六角形の凹部18a内に嵌合されている。その場合、第2トルク伝達部23も横断面正六角形に形成されている。凹部18aおよび第2トルク伝達部23の各六角形の形状は互いにほぼ同じ大きさに形成されている。したがって、第2トルク伝達部23が凹部18a内に嵌合された状態では、ロッキングベース18とトーションバー13は常時一体回転するようになっている。
また、この例のシートベルトリトラクタ3は、トーションバー13によるEA機構に加えて、せん断部材であるシェアピンによる第2のEA機構も備えている。図2および図4(a)に示すように、第2のEA機構はスプール9とロッキングベース18との間に架設された2つのシェアピン24を有している。これらのシェアピン24は、周方向に所定間隔を置きかつスプール9の回転中心を中心とする同じ円上に配設されている。各シェアピン24はともに同じものであり、スプール9の軸方向と同方向に延設されている。なお、図示例では2本のシェアピン24が設けられているが、シェアピンは1本以上の所定数だけ設けることができる。その場合、複数本のシェアピンが設けられる場合はそれらのシェアピンは同一円上に周方向に等間隔をおいて配設するのが望ましい。
図4(b)および(c)に示すように、シェアピン24は、軸部24aと、この軸部24aの一端側(図4(b)および(c)において左側)に形成された頭部24bと、軸部24aの他端側(図4(b)および(c)において右側)に形成された雄ねじ部24cとからなっている。その場合、頭部24bは軸部24aより大径に形成されているとともに、雄ねじ部24cの最外径は軸部24aより小径に形成されている。
また、シェアピン24の軸部24a外周には、断面v字状の環状のノッチ溝24dが形成されている。このノッチ溝24dはせん断破壊可能となっている。更に、頭部24bには、シェアピン24を回転させるためのドライバ等の工具(不図示)が嵌合する凹部24eが形成されている。
また、スプール9とロッキングベース18には、それぞれシェアピン24の軸部24aがほぼ隙間なく嵌入されかつ互いに軸方向に整列した軸方向孔9b,18aが穿設されている。スプール9の軸方向孔9bより右端側には、シェアピン24の雄ねじ部24cが螺合締結される雌ねじ部9cが形成されている。
そして、ロッキングベース18がスプール9に対して、それらの軸方向孔9b,18aが1列に整列するようにして配置され、シェアピン24がロッキングベース18側から軸方向孔9b,18aにそれぞれ軸方向に挿入される。更に、工具が凹部24eに嵌合されてこの工具によりシェアピン24が回転されることで、雄ねじ部24cが雌ねじ部9cに螺合締結される。これにより、シェアピン24がスプール9とロッキングベース18との間に堅固に取り付けられる。
そして、シェアピン24がスプール9とロッキングベース18とに取り付けられた状態では、図4(c)に示すようにロッキングベース18がスプール9に軸方向にほとんど隙間なく圧接されるとともに、シェアピン24のノッチ溝24dの軸方向位置がスプール9とロッキングベース18との当接部(境界部)の位置とほぼ一致するようにされている。
これらのシェアピン24は、いずれも予め設定された設定せん断破壊荷重以上のせん断荷重が加えられるとノッチ溝24dでせん断破壊するようになっている。このせん断破壊によるEA荷重がトーションバー13のねじり変形によるEA荷重に加えて設定されることで、EA機構のEA荷重が増大するようになっている。
このように、この例のシートベルトリトラクタ3では、EA機構がトーションバー13によるEA機構とシェアピン24によるEA機構とから構成されている。
ところで、この例のシートベルトリトラクタ3では、緊急時にロック手段11の作動でスプール9とロッキングベース18との間に相対回転が生じたとき、最初にシェアピン24のせん断破壊によるEA作動が行われ、このEA作動の途中でトーションバー13によるEA作動が行われるようにしている。そのために、スプール9とロッキングベース18との相対回転初期に、スプール9がトーションバー13に対してベルト引出し方向βに空回りするようにしている。すなわち、前述のスプール9のトーションバー13に対する空回り角θが設定されている。
この空回り角θは次のように設定されている。まずトーションバー13によるEA作動開始について説明する。図5(a)に示すように、このトーションバー13によるEA作動開始は、ロック手段11の作動によるロッキングベース18の回転停止後のシートベルト4の伸び出し(引出し)でシェアピン24によるEA作動が開始し、このシェアピン24によるEA荷重が最大EA荷重F0となるベルト伸び出し量a1を超えたベルト伸び出し量a2に設定されている。このベルト伸び出し量a2は、最大EA荷重F0となるベルト伸び出し量a1に更にベルト伸び出し量a3を加えた量であるとともに、シェアピン24がせん断破壊してシェアピン24によるEA作動が終了するベルト伸び出し量より、所定のベルト伸び出し量a4だけ少ない量である。すなわち、スプール9のトーションバー13に対する空回り角θは、このトーションバー13によるEA作動開始時のベルト伸び出し量aはに対応する角度に設定されている。
次に、このように構成されたシートベルトリトラクタ3およびこれを備えたシートベルト装置1の各作動について説明する。
シートベルト4の通常の装着および装着解除におけるシートベルトリトラクタ3およびシートベルト装置1の各作動は、いずれも、従来公知の一般的なシートベルトリトラクタおよびシートベルト装置と同じである。
すなわち、シートベルト4の非装着時には、スプリング手段14の付勢力でシートベルト4が完全に巻き取られている。そして、装着のためシートベルト4を通常の速度で引き出すと、スプール9がシートベルト引出し方向に回転し、シートベルト4はスムーズに引き出される。タング6をバックル7に挿入係止した後、余分に引き出されたシートベルト4がスプリング手段14の付勢力でスプール9に巻き取られ、シートベルト4は乗員に圧迫感を与えない程度にフィットされて装着される。
また、シートベルト4の装着を解除するために、タング6とバックル7との係止を解除すると、引き出されたシートベルト4がスプリング手段14の付勢力でスプール9に完全に巻き取られる。
このシートベルト4の通常の装着動作および装着解除動作では、ロック手段11のロッキングベース18、ロック作動制御手段12のロックギヤ20、およびトーションバー13がいずれもスプール9と一体に回転する。したがって、トーションバー13はねじり変形しない。また、同じく通常の装着動作および装着解除動作では、図3(a)に示すスプール9がトーションバー13の第1トルク伝達部22にベルト巻取り方向αに係合した状態が保持されるとともに、シェアピン24にはせん断荷重が作用しない。
ベルト装着状態で緊急時にはプリテンショナー17が作動して発生したシートベルト巻取トルクがピニオン25およびロッキングベース18を介してスプール9に伝達され、スプール9はシートベルト4を所定量巻き取り、乗員を拘束する。その後、乗員の前方へ慣性でシートベルト4が引き出されようとするので、スプール9がベルト引出し方向βに回転しようとする。一方、緊急時に発生する大きな車両減速度で減速度感知手段10が作動してロック作動制御手段12におけるロックギヤ20のベルト引出し方向βの回転が停止する。すると、スプール9とロックギヤ20との間に相対回転が生じ、パウル19が作動してフレーム2の内歯2aに係合する。これにより、ロッキングベース18のベルト引出し方向βの回転も停止するとともに、ロッキングベース18の回転停止で、トーションバー13のベルト引出し方向βの回転も停止する。
すると、スプール9のみが更にベルト引出し方向βに回転しようとするので、スプール9とロッキングベース18との間に相対回転が生じようとする。このため、シェアピン24にせん断荷重が作用するので、シェアピン24がせん断変形を開始し、スプール9がロッキングベース18に対してベルト引出し方向βに相対回転する。
このとき、シェアピン24の雄ねじ部24cがスプール9の雌ねじ部9cに螺合締結されているので、シェアピン24はせん断荷重が作用されてスプール9の軸方向孔9bから抜け出す方向(図4(b)および(c)において左方向)に引っ張られても、軸方向孔9bから抜け出す方向にスプール9に対して移動することはない。したがって、ロッキングベース18は、シェアピン24の設置部分がスプール9から離間して傾くことがない。これにより、シェアピン24に曲げ荷重がほとんど作用しなく、実質的にせん断荷重のみが作用するようになる。また、スプール9が第1トルク伝達部22にベルト引出し方向βに係合していないので、スプール9は第1トルク伝達部22に対して空回りする。すなわち、トーションバー13には何らのねじり荷重がかからない。
したがって、シートベルトリトラクタ3におけるEA作動開始時およびEA作動初期では、シェアピン24のせん断変形によるEA作動のみが行われる。このときのEA荷重は、図5(a)に示すようにシェアピン24によるEA荷重のみとなり、このEA荷重は乗員の慣性によるベルト引出し(ベルト伸び出し)量に応じて次第に増大する。スプール9が第1トルク伝達部22に対して空回りしている途中で、シェアピン24によるEA荷重が最大EA荷重F0となるとともに、それ以後シェアピン24によるEA荷重が次第に減少する。
そして、シェアピン24がせん断破壊する前に、スプール9が第1トルク伝達部22に対して空回り角度θだけ空回りし、図3(b)に示すトーションバー13の第1トルク伝達部22にベルト引出し方向βに当接する。これにより、スプール9の第1トルク伝達部22に対する空回りが終了する。すると、トーションバー13にねじり荷重が作用し、トーションバー13がねじり変形し、スプール9と第1トルク伝達部22とがベルト引出し方向βに一体に回転する。したがって、図5(a)に示すように、シェアピン24のせん断変形によるEA作動に加えて、トーションバー13のねじり変形によるEA作動が行われる。このときのEA荷重は、図5(a)に示すようにシェアピン24によるEA荷重とトーションバー13によるEA荷重とが合わされたEA荷重となる。
シェアピン24がせん断破壊すると、シェアピン24によるEA作動が終了し、図5(a)に示すようにトーションバー13によるEA作動のみが行われる。したがって、EA荷重は、シェアピン24によるEA荷重がなくなり、トーションバー13によるEA荷重のみとなる。そして、図5(a)に示すようにトーションバー13のねじり変形が一定量超えると、トーションバー13のねじり変形によるEA荷重が一定になる。こうして、この例のシートベルトリトラクタ3では、前述の各EA荷重に応じてシートベルト4に加えられる荷重が制限されて、乗員に加えられる衝撃が吸収緩和される。
このように、この例のシートベルトリトラクタ3においては、そのEA機構のEA荷重特性は、スプール9がロッキングベース18に対して相対回転するとき、最初シェアピン24のせん断変形によるEA荷重のみからなり、シェアピン24によるEA荷重の最大EA荷重を超えてトーションバー13のねじり変形によるEA荷重が加えられる特性となる。
なお、トーションバー13によるEA作動中、すなわちトーションバー13のねじり変形による一定EA荷重による衝撃緩和中に乗員の慣性移動が終了する。
この例のシートベルトリトラクタ3によれば、シェアピン24をスプール9にねじにより螺合締結しているので、シェアピン24をスプール9に堅固に固定することができる。これにより、スプール9とロッキングベース18とに相対回転が生じた時に、シェアピン24にスプール9から抜け出す方向に力が作用しても、シェアピン24がスプール9から抜け出す方向に移動するのを阻止することができる。したがって、ロッキングベース18のシェアピン24の設置部分がスプール9から離間して隙間生じることでロッキングベース18が傾くことを防止できる。これにより、シェアピン24に曲げ荷重が作用するのを防止でき、シェアピン24に実質的にせん断荷重のみを作用させることができる。したがって、シェアピン24の荷重制限作動を実質的にせん断変形のみにより行うことが可能となる。
また、単純な構成でかつ安価なシェアピン24を用いているとともに、シェアピン24の雄ねじ部24cをスプール9の雌ねじ部9cに単に螺合させているだけであるので、従来のシートベルトリトラクタにおけるシートベルト荷重制限機構を大幅に設計変更することなく、若干の設計変更だけで、シートベルト荷重制限機構を容易にかつ安価に得ることができる。
更に、シェアピン24をスプール9に螺合締結することで、シェアピン24のスプール9に対する位置が一定するので、シェアピン24がスプール9に組み付けられたとき、シェアピン24に設けたノッチ溝24dの位置の精度を向上することができる。したがって、シェアピン24のせん断荷重を高精度に設定することができるようになり、シェアピン24の荷重制限作動をより一層せん断変形により行うことが可能となる。
更に、ロック手段11の作動によるロッキングベース18の回転停止でスプール9とロッキングベース18とに相対回転が生じた時に、トーションバー13の第1トルク伝達部22に対してスプール9を所定の空回り角度θだけ空回りするようにしているので、EA作動時、最初にシェアピン24によるEA作動のみを行わせることができる。これにより、EA作動時におけるEA荷重のばらつきを少なくすることができる。
特に、スプール9の空回り角度θをシェアピン24によるEA荷重が最大になった後にスプール9の空回りが終了するように設定しているので、EA作動時における最大EA荷重のばらつきをより効果的に抑制することができる。
一方、この例のシートベルト装置1によれば、この例のシートベルトリトラクタ3を用いているので、シェアピン24の荷重制限作動を実質的にせん断変形のみにより行うことができることから、緊急時のシートベルトによる乗員の拘束をより小さな拘束力で実現することができる。
なお、前述の例では、トーションバー13のねじり変形の開始をシェアピン24による最大EA荷重時以降に設定するものとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、トーションバー13のねじり変形の開始をシェアピン24による最大EA荷重時と同時に設定することもできるし、あるいはシェアピン24のせん断破壊以降に設定することもできる。要は、トーションバー13のねじり変形の開始はシェアピン24による最大EA荷重時以降になるように設定する、つまりシェアピン24による最大EA荷重に基づいて設定しさえすればよい。
また、前述の例では、トーションバー13の第1トルク伝達部22とスプール9との間に空回り角度θを設定しているが、本発明は第1トルク伝達部22とスプール9との間に代えて、トーションバー13の第2トルク伝達部23とロッキングベース18との間に空回り角度θを設定することもできる。
更に、前述の例では、せん断部材としてシェアピン24を用いているが、本発明は、スプール9とロッキングベース18との間に架設されて、スプール9がロッキングベース18に対して相対回転するときにせん断変形をするものであれば、他のせん断部材を用いることもできる。
更に、前述の例では、シェアピン24の雄ねじ部24cをスプール9の雌ねじ部9cに螺合締結することでスプール9に軸方向に相対移動不能に固定しているが、本発明は、ねじによる螺合締結方法を用いることなく、例えば、シェアピン24をスプール9の軸方向穴に圧入することで軸方向に相対移動不能に固定することもできる。
本発明のシートベルトリトラクタおよびシートベルト装置は、シートベルト装着状態で衝突時等の緊急時に乗員の慣性によるシートベルトの引出しを阻止する際、トーションバーがねじり変形するとともにせん断部材がせん断変形して乗員の運動エネルギを吸収することでこのシートベルトにかかる荷重を制限するエネルギ吸収機構を備えているシートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置に好適に利用することができる。
本発明にかかるシートベルトリトラクタの実施の形態の一例を備えたシートベルト装置を模式的に示す図である。 図1に示す例のシートベルトリトラクタを示す縦断面図である。 (a)は通常時のスプールとトーションバーとの関係を説明する、図2におけるIIIA−IIIAに沿う断面図、(b)は緊急時のスプールとトーションバーとの関係を説明する、(a)と同様の断面図である。 (a)はシェアピンの設置状態を示す、図2におけるIVAから見てかつプリテンショナーを省略して示す図、(b)は(a)におけるIVB−IVB線に沿う断面図、(c)は(b)におけるIVC部の拡大図である。 (a)は本発明に係るシートベルトリトラクタにおけるEA荷重を示す図、(b)は従来のシートベルトリトラクタにおけるEA荷重を示す図である。
符号の説明
1…シートベルト装置、2…車両シート、3…シートベルトリトラクタ、4…シートベルト、6…タング、7…バックル、8…フレーム、9…スプール、9b…軸方向孔、9c…雌ねじ部、10…減速度感知手段、11…ロック手段、12…ロック作動制御手段、13…トーションバー、18…ロッキングベース、18a…軸方向孔、22…第1トルク伝達部、23…第2トルク伝達部、24…シェアピン、24a…軸部、24b…頭部、24c…雄ねじ部、24d…ノッチ溝

Claims (4)

  1. シートベルトを巻き取るスプールと、緊急時にシートベルト引出し方向の回転が阻止されるロッキング部材を有するロック手段と、前記スプールが前記ロッキング部材に対して相対回転するとき、前記シートベルトにかかる荷重を制限するシートベルト荷重制限機構とを少なくとも備え、
    前記シートベルト荷重制限機構は、前記スプールと前記ロッキング部材との間を回転的に連結するとともに、前記スプールが前記ロッキング部材に対して相対回転するときにねじり変形可能なトーションバーと、前記スプールと前記ロッキング部材との間に架設されるとともに、前記スプールが前記ロッキング部材に対して相対回転するときにせん断変形可能なせん断部材とからなるシートベルトリトラクタにおいて、
    前記せん断部材の前記スプールに位置する部分の少なくとも一部が、前記スプールに軸方向に相対移動不能に固定されていることを特徴とするシートベルトリトラクタ。
  2. 前記せん断部材がシェアピンからなり、前記シェアピンの一部が前記スプールに螺合されて相対移動不能に固定されていることを特徴とする請求項1記載のシートベルトリトラクタ。
  3. 前記シェアピンにせん断破壊可能なノッチ溝が形成されていることを特徴とする請求項2記載のシートベルトリトラクタ。
  4. 乗員に装着されるシートベルトと、前記シートベルトを引き出し可能に巻き取るとともに、前記緊急時に作動して前記シートベルトの引出しを阻止するシートベルトリトラクタと、前記シートベルトに摺動可能に支持されたタングと、車体または車両シートに設けられ、前記タングが離脱可能に係止されるバックルとを少なくとも備えるシートベルト装置において、
    前記シートベルトリトラクタに、請求項1ないし3のいずれか1に記載されたシートベルトリトラクタが用いられていることを特徴とするシートベルト装置。
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