JP2000505016A - 補助シャフト荷重を制限するシートベルト・リトラクタ - Google Patents
補助シャフト荷重を制限するシートベルト・リトラクタInfo
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Abstract
(57)【要約】
シートベルト・ウェッビング(33)と、フレーム(22)に回転するように取り付けられた、ウェッビング(33)を保管するためのスプール(24)と、ウェッビング(33)の巻戻しまたは引き戻しを行うための巻戻しバネ(29)と、スプール(24)と共に回転するように取り付けられた、歯(30)を備える少なくとも1つの駆動歯車(28a、28b)と、少なくとも1つの駆動歯車(28a、28b)にかみ合って係合する少なくとも1つの被駆動歯車(52a、52b)を含む、フレーム(22)に回転するように取り付けられた補助シャフト(50)と、補助シャフト(50)と共に回転し、それに沿ってスライドするように取り付けられたラチェット・ナット(70)と、ラチェット・ナット(70)の回転を阻止するが、補助シャフト(50)に対するラチェット・ナットのスライドは可能にする第1のロック・バー(40)と、補助シャフト(50)のまわりに取り付けられて、ラチェット・ナット(70)と選択的に接触し、ラチェット・ナット(70)によって変形すると、非常時におけるウェッビング(33)の引き出しに対抗する比較的一定した反動力をスプール(24)に発生する第1のエネルギ吸収ブッシング(80)が含まれている、シートベルト・リトラクタ(20)。
Description
【発明の詳細な説明】
補助シャフト荷重を制限するシートベルト・リトラクタ
本発明は、一般に、シートベルト・リトラクタに関するものであり、とりわけ
、事故時に、乗員荷重に応答して、シートベルトにほぼ一定の反動力を発生する
リトラクタに関するものである。
発明の背景と要旨
米国特許第4,309,001号には、歯車で連結された主ウェブ受けスプー
ルと補助シャフトを備えたシートベルト・リトラクタが示されている。回転部材
は、補助シャフトで移動し、ロックつめの位置を選択的に制御する。このリトラ
クタは、一般に、自動ロック・リトラクタ(ALR)として機能し、本発明のよ
うにエネルギを散逸させることもないし、吸収することもない。米国特許第3,
952,967号及び第3,927,846号には、衝突時に、リトラクタの一
部を変形させることによってエネルギを散逸させる手段を備えたリトラクタが示
されている。
本発明の目的は、事故または非常時に、シートベルトにほぼ一定の制限された
レベルの反動力を発生することによって、乗員がシートベルトに加える可能性の
ある荷重を制限し、そうすることで、衝突エネルギを散逸または吸収させる手段
をもたらず、シートベルト・リトラクタを提供することである。本発明のもう1
つの目的は、以上の作用が、リトラクタの主スプールから遠隔の位置で発生し、
スプールに伝達されるリトラクタを提供することにある。
従って、本発明は、ウェッビングを保持するスプールを具備するシートベルト
・リトラクタを備えている。スプールは、フレームに回転するように取り付けら
れ、巻戻しバネを利用して、ウェッビングの巻戻しまたは引き戻しが行われる。
リトラクタには、スプールと共に回転するように取り付けられた、歯を備えた少
なくとも1つの駆動歯車と、少なくとも1つの駆動歯車にかみ合って係合する少
なくとも1つの被駆動歯車とを含む、フレームに回転するように取り付けられた
補助シャフトが含まれている。ラチェット・ナットが、補助シャフトと共に回転
し、補助シャフトに沿ってスライドするように取り付けられている。第1のロッ
ク手段によって、ラチェット・ナットの回転が阻止されるが、補助シャフトに対
するラチェット・ナットのスライドは可能である。第1のエネルギ吸収手段が、
補助シャフトのまわりに取り付けられており、ラチェット・ナットと選択的に接
触して、ラチェット・ナットによって変形すると、比較的一定した反動力を発生
し、非常時におけるウェッビングの引き出しに対抗する。本発明の代替実施態様
には、第2のラチェット・ナット、ロック手段、ブッシングのようなエネルギ吸
収手段、及び、所定の事故パラメータに相応じてロック手段を作動させるための
手段が含まれている。こうして、リトラクタは、3つの異なるレベルのうちのあ
るレベルの反動力をシートベルトに発生することができる。
本発明の他の多くの目的及び意図については、図面に関する下記の詳細な説明
から明らかになるであろう。
図面の簡単な説明
図1には、本発明の正面図が示されている。
図2は、本発明の平面図である。
図3には、ロックされたリトラクタが示されている。
図4は、ナットの移動の関数として反動力またはトルクを表したグラフである
。
図5及び6には、本発明の代替実施態様が示されている。
図7及び8は、図5の断面図である。
図9には、流れ図が示されている。
図面の詳細な説明
全体が参照番号20で示されたシートベルト・リトラクタを示す図1〜4を参
照する。リトラクタは、部分22a、22b、及び22cを備えたU字形のフレ
ーム22を備えている。シートベルトまたはシートベルト・ウェッビング33が
巻き付けられる主ウェブ受けスプール24が、フレームに対して、既知の方法で
回転するように支持されている。スプール24は、中心本休26と少なくとも1
つの駆動歯車を含んでいる。望ましい実施形態では、やはり、ベルト33を保持
するためのフランジの働きをする2つの歯車28a及び28bが用いられている
。歯車は、スプールと一体にすることもできるし、あるいは、スプールから分離
することも可能である。歯車28aと28bのそれぞれに、全体が30で示され
た複数の歯が含まれている。端部ウイング34aと34b及びロック歯部分40
を含むロック・バー32は、フレームの側部の開口部31a及び31bとによっ
て回転するように支持されている。ロック・バーは、後述する1つ以上の検知機
構を用いて、非作動位置から作動位置に移動する。リトラクタには、さらに、引
き出されたウェッビングを引き戻すために、フレーム22とスプールのシャフト
31の間に取り付けられた既知構造の戻りバネ29が含まれている。バネ・ハウ
ジング29aが、バネ29を保護している。
フレーム側部22a及び22bには、補助シャフト50が回転するように支持
されている。シャフト50は、開口部、ブッシング、または、軸受け51等によ
って既知の方法で支持されている。補助シャフト50の両端近くには、それぞれ
、対応する駆動歯車28aまたは28bの歯30とかみ合って係合する歯54を
備えた、被駆動歯車52a及び52bが配置されている。図1から明らかなよう
に、補助シャフト50の外壁53は、ネジが切られている。こうしたネジが、参
照番号56で示されている。補助シャフト50には、全休が参照番号70で示さ
れたラチェット・ナット部材が回転するように支持されている。この部材70に
は、内部ネジ72及び複数のロック歯74が含まれている。補助シャフトには、
エネルギ吸収ブッシング80が緩くはめられている。
リトラクタの通常の動作時、すなわち、ウェッビング33が引き出され、引き
戻される際に、スプール24が回転すると、補助シャフト50の被駆動歯車52
a及び52bが、歯車28a及び28bに係合して回転する。また、この動作段
階において、ラチェット・ナット部材70は、ネジ56と72の間に固有の摩擦
によって補助シャフト50と共に回転する。非常状況の際、ロック・バー32は
、例えば、車両センサまたはウェブ・センサのような慣性センサによってその作
動位置まで移動し、ラチェット・ナット70の歯54の1つに係合することによ
って、ラチェット・ナット70が補助シャフト50と共に回転するのを阻止する
。
リトラクタには、過剰な車両減速に応答して動作する、振り子またはスタンディ
ング・マンのような独立した車両センサ42が含まれている場合が多い。このタ
イプのセンサの動作は、ロック・バー32をその作動位置まで移動させるために
利用される。リトラクタには、一般に、リトラクタ・スプールに固定されたウェ
ブ・センサ44も含まれている。ウェブ・センサは、ウェッビングが所定のレベ
ルを超える増大率で延びると作動する。車両センサ42及びウェブ・センサ44
は、ロック・カップ46と連係させて用いられる場合が多い。こうしたロック・
カップの動作は、ロック・バーをその作動位置まで移動させるために用いること
が可能である。米国特許第4,328,934号には、ロック・バーを移送させ
る車両センサが示されており、欧州特許出願EP 0 228 729には、ロ
ック・バーを移動させるロック・カップ・タイプの検知機構の利用が示されてい
る。これらの特許は、両方とも、参考までに本明細書に援用されている。ロック
・バー32と検知機構の間の相互作用は既知のところであるので、これらの特徴
について詳述する必要はない。ウェブ・センサは、利用する場合、主スプール・
シャフトの回転または補助シャフトの回転を検知するために取り付けることが可
能である。同様に、ロック・カップは、スプールまたは補助シャフトに固定する
ことが可能である。
非常時、ロック・バー32は、慣性センサの働きによってラチェット・ナット
部材70の歯74と係合する位置につく。その後、車両乗員は、一般に、前方事
故の結果として、前方へ動くか、または、動こうとして、ウェッビング(シート
ベルト)33及びスプール24に荷重を加えるので、シートベルト33に荷重を
加えることになる。歯車28a、b及び52a、bがかみ合うことによってスプ
ール24にかかる荷重は、補助シャフト50に伝達される。ロック・バー32が
その作動位置まで移動すると、ラチェット・ナット70は、ロック・バー32の
歯付き部分40によって回転が固定される。補助シャフトに伝達されるベルトの
力によって、補助シャフトが回転し、その結果、ラチェット・ナット70は、協
働するネジ56及び72でロック歯40に対して左にスライドし、補助シャフト
まわりに配置されたエネルギ吸収ブッシング80を圧縮する。ブッシング80は
、プラスチック、銅、または、アルミニウムから造ることが可能である。ブッシ
ン
グ80は、つぶれるか、曲がるので、エネルギを散逸させるか、または、吸収す
ることになり、その降伏強度を超えてつぶれると、ラチェット・ナット70にか
かる比較的一定した反動トルクを発生し、これによって、さらに、補助シャフト
50に荷重を加えられることになる。この反動トルクは、歯車28a、b/52
a、bの係合を通じてスプール24に伝達される。図4には、反動力Fまたはト
ルクTとナット70の変位または移動Mとの関係が示されている。この伝達され
る反動力またはトルクがスプールに作用すると、一定の荷重または力が制限され
る、すなわち、乗員の荷重に対して逆方向に作用し、シートベルト・ウェッビン
グ33の伸張に対して作用するエネルギの散逸または吸収レベルが生じる。対を
なす歯車52a及び52bと28a及び28bによって両側に力が伝達される、
本発明の望ましい実施態様が示されているが、当然明らかなように、1組のかみ
合い歯車だけしか利用する必要はない。さらに、回転するように取り付けられた
ロック・バーが、図示のように、ラチェット・ナット70に係合しているが、回
転するように取り付けられた片側ロックつめを用いることも可能である。さらに
、単純な歯車装置を遊星歯車セットのような他の装置に置き換えることも可能で
ある。
次に、本発明の代替実施態様を示した図5及び6を参照する。上述の実施態様
では、シートベルト・ウェッビングに単一レベルのほぼ一定した反動力を発生し
て、乗員の動きに対抗し、制御する方法が示された。後述の実施態様では、この
反動力を可変にし、少なくとも、所定の事故パラメータに応じて変動できるよう
にする方法が示される。事故パラメータは、衝突の強度または衝突エネルギのレ
ベルを確かめるのに有用なパラメータを表している。こうしたパラメータには、
車両質量、車両剛性、物体に対する車両接近速度及び/または単純な車両速度が
含まれる。さらに、以上の事故パラメータには、保護される乗員に固有のパラメ
ータも含まれる。追加事故パラメータには、乗員の質量及びサイズ、ステアリン
グ・ホイールまたは計器板に対する着座位置等が含まれる。
衝突条件の検知、モニタ、または、予測が済むと、このシステムは、乗員保護
のために発生すべき反動力のレベルを決定することが可能になる。例えば、車両
の路上速度または障害物との接近速度または他の車両パラメータは、アンチ・ロ
ック・ブレーキ・システムのホイール速度センサから容易に測定することができ
るし、接近速度は、既知のレーダまたは車両位置検出システムから測定すること
が可能である(接近速度は位置の導関数である)。乗員の一般サイズは、多くの
手段によって測定することが可能である。乗員のサイズ(及び、暗にその体重ま
たは質量)を測定する間接的な方法には、Dリングまたはウェブ・ガイド(それ
を支持する)、ショルダ・ベルト(上部胴体サイズの測定)の高さを測定するこ
と、または、シート位置(下部胴体サイズの測定)をモニタすることが含まれる
。シート位置及び背もたれ角度によって、乗員が、ステアリング・ホイールまた
はダッシュ・ボードにどれほど接近する可能性があるかを理解することができる
し、どれだけ前方へ移動することができるかの限界に関して尺度を示すことが可
能になる。例えば、乗員のサイズが小さい場合、大きい乗員の制御に必要な所望
の力に比べて低いレベルの一定の反動力を発生する方が有利である可能性がある
。所定の時間期間にわたって、より弱い反動力に比べて強い反動力がシートベル
トに作用すると、スプールから引き出すことが可能なウェッビングの量が少なく
なるのは明白である。ステアリング・ホイールまたは計器板に接近して着座する
サイズの小さい乗員の場合、システムは、より強い反動力を発生して、乗員がス
テアリング・ホイールまたは計器板から遠くに着座する状況に比べて、乗員の移
動可能量が少なくなるようにする。もちろん、乗員が障害物すなわちステアリン
グ・ホイールまたは計器板から遠くに着座する場合には、リトラクタまたはシス
テムは、乗員の被制御移動量が大きくなるようにすることが可能である(移動量
は、発生する反動力のレベルによって制御される)。乗員のサイズを直接測定す
る例には、超音波またはマイクロ波距離モニタ装置またはパターン認識装置が含
まれる。
図5及び6から明らかなように、この代替リトラクタ20’は、同様のスプー
ル24及びフレーム22を利用する。スプール24には、巻き付けられたウェッ
ビング33を保持するため、2つの対向しているフランジ102a及び102b
が含まれでいる。主スプール24のシャフト31(図6参照のこと)は、単一の
駆動歯車28aに接続されている。この駆動歯車は、フレームの外側に、スプー
ル24から遠く離れて配置されているが、共用シャフト31によってスプールと
共に回転することが可能である。リトラクタ20’には、さらに、全体が参照番
号110によって示された補助シャフトが含まれている。補助シャフトには、5
2aのような単一の従歯車または被駆動歯車が接続されている。補助シャフトに
は、それぞれ、ネジ114a及び114bを備えた第1と第2のネジ切り部分1
12a及び112bが含まれている。第1のネジ切り部分には、第1のラチェッ
ト・ナット70aが回転可能に取り付けられている。第2のラチェット・ナット
70bが、シャフト・ネジ114bに取り付けられている。第1のブッシング8
0aは、第1のラチェット・ナット70aとシャフト110の拡大部分の間にお
いてシャフト110のまわりに取り付けられている。第2のブッシング80bは
、第2のラチェット・ナット70bと第2のストップ120bの間に配置されて
いる。それぞれ、フレーム開口部31a及び31bと31c及び31dに支持さ
れた第1のロック・バー32a及び第2のロック・バー32bが、スプール24
に対して回転可能にフレーム22に配置されている。開口部31dは、見えない
が、開口部31cの反対側に配置されている。ロック・バー32a及び32bは
、例えば、車両接近速度または車両減速が所定のレベルを超えるか、あるいは、
車両のアンチ・ロック・ブレーキ・システムが作動したこと等を検知すると、車
両の衝突パラメータに相応じて作動する、線形または回転電動ソレノイド、電磁
石等のような、別個に制御可能な作動装置150a、bによって移動する。作動
装置150a、bは、ロック・バー32a及び32bの両端34b及び34cに
連結されている。作動信号は、横方向の変化すなわち側方における減速または加
速に応答し、こうした変化を表す電気信号を発生する慣性センサをモニタするこ
とによって発生することも可能である。ロック・バー32a及び32bは、異な
る減速レベルで作動する慣性センサを用いることによって作動させることが可能
である。
本発明の第1の実施態様の説明から明らかなように、いずれかのロック・バー
が対応するラチェット・ナットに係合すると、シートベルトに、乗員によって生
じるシートベルトにかかる荷重に抵抗する反動力が発生し、これによって、乗員
の前方への移動が制御される。反動力のレベルは、主として、80aまたは80
bのような特定のブッシングのエネルギ散逸特性、並びに、歯車比、ブッシング
のサイズ等に対応する。そのこと自休明らかなように、ロック・バー32a及び
32bの一方または両方を選択的に作動させることによって、マルチレベルの反
動力を発生させることが可能である。例えば、ブッシング80a及び80bが同
じ材料の場合に、32aのような、ロック・バーの一方がその作動位置まで移動
すると、乗員によってベルトに荷重が加えられ、第1レベルの反動力を発生させ
ることが可能である。代わりに、ロック・バー32a及び32bが同時に作動位
置まで移動すると、両方のラチェット・ナットが補助シャフトに反動力を発生す
るので、発生する反動力は、個別に係合するラチェット・ナットの反動力の和と
いうことになる。本発明は、さらに、3レベルの反動力の発生を可能にする。こ
れは、異なる降伏強度、サイズ、または、破砕特性を備えた材料をブッシング8
0a及び80bに用いることによって実施可能になる。第1のレベルの反動力自
体は、ラチェット・ナット70aをロックすることによって得ることが可能であ
り、第2のレベルの反動力は、ラチェット・ナット70bをロックするだけで発
生することが可能である。第3のレベルの反動力は、ラチェット・ナット70a
と70bの両方を同時にロックすることによって発生することが可能である。
図9を参照すると、本発明のこの第2の実施態様の働きを示すフローチャート
が示されている。ブロック200には、条件が変化するので、継続して実施され
る可能性のある、接近速度、車両速度、乗員のサイズ、着座位置等のような事故
パラメータを測定するステップが示されている。この情報は、後続の利用に備え
て記憶される。エア・バッグまたはシートベルト・プレテンショナの作動に用い
られるような車両衝突センサを絶えずモニタして、非常事態の開始が判定される
(ブロック200)。次に、実際の事故の開始を検知すると、ECUが、ブロッ
ク204に示す3つの制御信号セットの1つを発生し、発生させるべき反動力の
レベルに相応じて、アクチュエータ150の一方または両方を選択的に作動させ
る(ブロック202)。これらの制御信号セットは、電子作動装置150aに対
するロック・バー32aを作動させるための信号(ブロック204)、または、
作動装置150bに対するロック・バー32bを作動させることになる信号、及
び、最後に、作動装置150a及びbの両方に対する両ロック・バーを同時に作
動させるための組み合わせ信号から構成される。
もちろん、本発明の上述の実施態様には、その範囲を逸脱することなく、多く
の変更及び修正を加えることが可能である。従って、該範囲は、付属の請求項の
範囲による制限しか受けないものとする。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1997年7月14日(1997.7.14)
【補正内容】
補正請求の範囲
1.シートベルト・リトラクタ(20)であって、
シートベルト・ウェッビング(33)、及び、フレーム(22)に回転するよ
うに取り付けられたウェッビングを保持するためのスプール(24)と、
ウェッビング(33)の巻戻しまたは引き戻しを行うための巻戻しバネ(29
)と、
スプール(24)と共に回転可能な少なくとも1つの駆動部材(28a、28
b)と、
少なくとも1つの駆動部材(28a、28b)に有効に連結され、少なくとも
1つの被駆動部材(52a、52b)を含む補助シャフト(50)と、
補助シャフト(50)と共に回転し、かつそれに沿ってスライドするように取
り付けられた第1の可動部材(70)と、
第1の可動部材(70)の回転を阻止するが、補助シャフト(50)に対する
第1の可動部材(70)のスライドを可能にする第1のロック・バー(40)と
、
補助シャフト(50)のまわりに取り付けられて、第1の可動部材(70)と
選択的に接触し、第1の可動部材(70)によって変形すると、非常時における
ウェッビングの引き出しに対抗する反動力をスプールに発生する第1のエネルギ
吸収ブッシング(80)と
が含まれでいるシートベルト・リトラクタ(20)。
2.補助シャフト(50)に回転可能に、かつ、スライド可能に取り付けられ
た第2の可動部材(70b)と、
補助シャフトのまわりに取り付けられて、第2の可動部材(70b)と選択的
に接触し、第2の可動部材によって変形すると、非常時におけるウェッビングの
引き出しに対抗するのを助ける第2の反動力をスプールに発生する第2のエネル
ギ吸収手段(80b)と、
第2の可動部材の回転を阻止するが、補助シャフトに対する第2の可動部材の
スライドは可能にする第2のロック手段(32b)と
が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
3.第1のロック手段を移動させて、第1の可動部材の回転を停止させるため
の第1の作動手段(42、44、46)が含まれていることを特徴とする請求項
1に記載の装置。
4.第2のロック手段を移動させて、第2の可動部材の回転を停止させるため
の第2の作動手段(150a、b)が含まれていることを特徴とする請求項3に
記載の装置。
5.第1と第2の作動手段を別々に、または、まとめて作動させるための制御
手段(150a、b)が含まれていることを特徴とする請求項4に記載の装置。
6.制御手段に、事故パラメータを測定するための第3の手段と、第1と第2
の作動手段を選択的にロックし、作動させるための1つ以上の制御信号を発生す
るための第4の手段が含まれていることを特徴とする請求項5に記載の装置。
7.駆動部材及び被駆動部材にかみ合い歯が含まれることを特徴とする請求項
1に記載の装置。
─────────────────────────────────────────────────────
【要約の続き】
しに対抗する比較的一定した反動力をスプール(24)
に発生する第1のエネルギ吸収ブッシング(80)が含
まれている、シートベルト・リトラクタ(20)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.シートベルト・リトラクタであって、 シートベルト・ウェッビング、及び、フレームに回転するように取り付けられ た、ウェッビングを保管するためのスプールと、 ウェッビングの巻戻しまたは引き戻しを行うための巻戻しバネと、 スプールと共に回転可能な、歯を備える少なくとも1つの駆動歯車と、 少なくとも1つの駆動歯車にかみ合って係合する少なくとも1つの被駆動歯車 を含む、フレームに回転するように取り付けられた補助シャフトと、 補助シャフトと共に回転し、それに沿ってスライドするように取り付けられた ラチェット・ナット部材と、 ラチェット・ナット部材の回転を阻止するが、補助シャフトに対するラチェッ ト・ナット部材のスライドは可能にする第1のロック手段と、 補助シャフトのまわりに取り付けられて、ラチェット・ナット部材と選択的に 接触し、ラチェット・ナット部材によって変形すると、非常時におけるウェッビ ングの引き出しに対抗する反動力をスプールに発生する第1のエネルギ吸収手段 が含まれている、 シートベルト・リトラクタ。 2.補助シャフトに回転可能に、かつ、スライド可能に取り付けられた第2の ラチェット・ナット部材と、 補助シャフトのまわりに取り付けられて、第2のラチェット・ナット部材と選 択的に接触し、ラチェット・ナット部材によって変形すると、非常時におけるウ ェッビングの引き出しに対抗するのを助ける第2の反動力をスプールに発生する 第2のエネルギ吸収手段と、 第2のラチェット・ナット部材の回転を阻止するが、補助シャフトに対する第 2のラチェット・ナット部材のスライドは可能にする第2のロック手段が含まれ ていることを特徴とする、 請求項1に記載の装置。 3.第1のロック手段を移動させて、第1のラチェット・ナット部材の回転を 停止させるための第1の作動手段が含まれていることを特徴とする、請求項1に 記載の装置。 4.第2のロック手段を移動させて、第1(第2では?)のラチェット・ナッ ト部材の回転を停止させるための第2の作動手段が含まれていることを特徴とす る、請求項2に記載の装置。 5.第1と第2の作動手段を別々に、または、まとめて作動させるための第2 の手段が含まれていることを特徴とする、請求項4に記載の装置。 6.第2の手段に、事故パラメータを測定するための第3の手段と、第1と第 2の作動手段を選択的にロックし、作動させるための1つ以上の制御信号を発生 するための第4の手段が含まれていることを特徴とする、請求項5に記載の装置 。 7.シートベルト・リトラクタであって、 シートベルト・ウェッビングと、 フレーム、に回転するように取り付けられた、ウェッビングを保管するための スプールと、 ウェッビングの巻戻しまたは引き戻しを行うための巻戻しバネと、 スプールと共に回転可能に取り付けられた、歯を備える少なくとも1つの駆動 歯車と、 少なくとも1つの駆動歯車にかみ合って係合する少なくとも1つの被駆動歯車 を含む、フレームに回転するように取り付けられた補助シャフトと、 少なくとも2つの可動部材から構成され、補助シャフトまわりに配置されて、 すなわち、補助シャフトにスライド可能及び回転可能に取り付けられて、対応す る変形可能部材を変形させるロック・ホイール手段と、 第1の可動部材の回転を阻止するが、補助シャフトに対する第1の可動部材の スライドは可能にする第1のロック手段と、 補助シャフトのまわりに取り付けられて、第1の可動部材と選択的に接触し、 変形すると、非常時におけるウェッビングの引き出しに対抗する比較的一定した 反動力をスプールに発生する第1のエネルギ吸収手段と、 第2の可動部材の回転を阻止するが、補助シャフトに対する第2の可動部材の スライドは可能にする第2のロック手段と、 補助シャフトのまわりに取り付けられて、第2の可動部材と選択的に接触し、 変形すると、非常時におけるウェッビングの引き出しに対抗する比較的一定した 反動力をスプールに発生する第2のエネルギ吸収手段が含まれている、 シートベルト・リトラクタ。 8.第1と第2のロック手段を選択的に移動させて、作動位置につけるアクチ ュエータ手段が含まれていることを特徴とする、請求項7に記載の装置。 9.制御装置に組み合わせられることと、アクチュエータ手段が、制御装置に 用いられる1つ以上の事故パラメータに相応じて作動することを特徴とする、請 求項8に記載の装置。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045 Effective date: 20040427 |