JP2001050457A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP2001050457A
JP2001050457A JP11220117A JP22011799A JP2001050457A JP 2001050457 A JP2001050457 A JP 2001050457A JP 11220117 A JP11220117 A JP 11220117A JP 22011799 A JP22011799 A JP 22011799A JP 2001050457 A JP2001050457 A JP 2001050457A
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tube holding
seal member
joint
tube
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Masahiro Nakasumi
角 正 洋 中
Haruo Mori
玄 夫 森
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SMC Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/08Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/08Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
    • F16L37/084Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking
    • F16L37/091Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of a ring provided with teeth or fingers
    • F16L37/0915Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of a ring provided with teeth or fingers with a separate member for releasing the coupling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な手段によって、継手本体内に収容する
弾性シール部材によるシール性能を改善した管継手を提
供する。 【解決手段】 継手本体1の内部を貫通する流体流路4
の一端側に、内奥側をシール部材の収容部5とし、口部
側をチューブ保持機構2の係止溝6がある該チューブ保
持機構の収容部7とした拡径凹部8を設け、この継手本
体1を、金属材の冷間鍛造部品として構成し、上記シー
ル部材の収容部5には、弾性シール部材3を収容すると
共に、上記チューブ保持機構の収容部7の係止溝6に、
チューブ保持機構の外周側に設けたバネ性金属材からな
るガイド部材13の内端側突出部13aを外側に折り返
して形成した先鋭なエッジをもつ係止部13bを抜止め
状態で弾性的に係止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として空気圧回
路において、各種機器とチューブとの接続に用いる管継
手(ワンタッチ継手)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、空気圧回路において用いる管継手
(ワンタッチ継手)として、その外周部を形成する継手
本体を金属材で形成したものは公知である。この継手本
体は、通常、内部を貫通する流体流路を設け、その流体
流路の一端側に、内奥側をシール部材の収容部とし、口
部側をチューブ保持機構の収容部とする拡径凹部が設け
られ、それを黄銅等からなる金属材の切削品によって形
成している。しかしながら、上記金属材の切削品では、
必ずしも、継手本体におけるシール部材の収容部内面の
面粗度がシールに適する値にまで達するとは限らず、場
合によってはシール部材と継手本体の収容部内面との間
でわずかながらも空気が漏れる可能性があり、また、切
削品では、その加工時に生じた切り粉がシール部材収容
部の内面に付着したままで組立が完了し、加工が適切に
行われているにも拘らずシールが不完全な不良品となる
可能性もある。
【0003】また、上記従来の管継手では、金属材から
なる継手本体内に、合成樹脂からなるガイド部材をスナ
ップフィットさせるのが通例であるが、この場合には、
管継手の強度が合成樹脂からなるガイド部材の温度特性
に支配されるところが大であり、種々の利用分野におい
て、強度的、熱特性的及び耐久性についての改善の要求
が強かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題を解消するためになされたもので、その技術的課題
は、簡単な手段によって継手本体内に収容する弾性シー
ル部材によるシール性能を一層向上させた管継手を提供
することにある。本発明の他の技術的課題は、内面の面
粗度が改善されてシール面としてより適するように形成
した継手本体を用いることにより、弾性シール部材の組
立性及び気密性の向上を図った管継手を提供することに
ある。本発明の他の技術的課題は、強度的、熱特性的及
び耐久性において改善された管継手を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の管継手は、継手本体に内部を貫通する流体流
路を設け、該継手本体における流体流路の一端側に、内
奥側をシール部材の収容部とし、口部側をチューブ保持
機構の係止溝がある該チューブ保持機構の収容部とする
拡径凹部を設けると共に、継手本体の他端外周に流体圧
機器への取付部を設け、この構成を有する継手本体を金
属材の冷間鍛造部品として構成し、上記シール部材の収
容部に、該収容部内面とチューブ保持機構を通して挿入
したチューブの外面との間をシールする弾性シール部材
を収容し、上記チューブ保持機構の収容部の係止溝に、
チューブ保持機構の一部を抜止め状態で弾性的に係止さ
せたことを特徴とするものである。
【0006】上記構成を有する管継手は、従来の管継手
と同様に使用できるものであるが、流体流路の一端側に
設けた拡径凹部の内奥側を弾性シール部材の収容部とし
た継手本体を、金属材の冷間鍛造部品として構成してい
るので、切削加工によって継手本体を形成する場合等に
比して、簡単に面粗度が改善された継手本体を得ること
ができ、特に上記弾性シール部材の収容部の面粗度が向
上して、そのばらつきも安定するため、弾性シール部材
とその収容部内面との間のシールを安定でより確実なも
のとし、弾性シール部材によるシール性能を改善するこ
とができる。しかも、切削等に伴う切り粉の発生のよう
に、継手本体の成形時に異物の発生がないため、それら
が弾性シール部材の収容部内面に付着して気密性の障害
になることもなく、気密性の不良要因が取り除かれて、
組立が容易になるばかりでなく、製品の品質を高めるこ
とができる。
【0007】上記管継手においては、チューブ保持機構
の外周側に設けたバネ性金属材からなるガイド部材の内
端側突出部を外側に折り返して、先端に先鋭なエッジを
もつ係止部を形成し、該係止部をチューブ保持機構の収
容部に設けた係止溝に抜止め状態で弾性的に係止させ、
また、拡径凹部の口部側に位置する筒状のガイド部材の
外端を内側に折り返して、挿入したチューブの離脱に供
するリリースブッシュのガイド部とし、かつその外周部
を外側に折り返し突出させて継手本体の拡径凹部内周に
接する張り出し部を形成し、上記リリースブッシュのガ
イド部、張り出し部及びガイド部材の内端側の係止部を
金属板材のプレス加工により形成するのが、性能の改善
のために有効である。
【0008】このように、チューブ保持機構の外周側に
設けたガイド部材をバネ性金属材により構成し、それを
上記継手本体に圧入して、ガイド部材の内端側突出部を
折り返した係止部先端の先鋭なエッジを継手本体の係止
溝に抜止め状態で弾性的に係止させると、両者が金属製
であるためにそれらの接合強度の温度による影響が少な
くなり、強度的、熱特性的及び耐久性において改善され
た管継手を得ることができる。また、上記ガイド部材に
おけるリリースブッシュのガイド部、張り出し部及びガ
イド部材の内端側の係止部を金属板材のプレス加工によ
り形成し、その張り出し部が継手本体の拡径凹部内周に
接するように配設することにより、チューブ保持機構が
拡径凹部内に安定的に位置決めされ、製品自体の剛性が
上がると同時にガイド部材の揺動に対する耐力が向上す
るので、チューブの動揺や継手本体の振動に対して気密
性や耐久性の向上を図ることができる。しかも、このガ
イド部材を簡単で多機能な部品とし、継手本体に対する
安定的な組付け状態をも確保することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る管継手の一
実施例を示すもので、この実施例のチューブ用管継手
は、管継手の外周部を形成する継手本体1と、該継手本
体1に組み込まれた、チューブ端を保持するためのチュ
ーブ保持機構2と、継手本体1内に収容された弾性シー
ル部材3とを備えている。
【0010】上記継手本体1は、鉄系金属材の冷間鍛造
によって形成されたもので、図2からわかるように、チ
ューブと流体圧機器との間において流体を流通させる流
体流路4が継手本体1を軸方向に貫通して設けられ、該
継手本体1における流体流路4の一端側には、内奥側を
シール部材の収容部5とし、口部側をチューブ保持機構
2の係止溝6がある該チューブ保持機構の収容部7とす
る拡径凹部8が設けられている。また、この継手本体1
の他端外周には、流体圧機器への取付部(ねじ)9が設
けられている。
【0011】上記チューブ保持機構2は、挿入したチュ
ーブの外面に係止する複数の係止爪10aを設けた金属
製のチャック10と、該チャック10の外側にあってそ
のチャック10を保持するコレット11と、上記チャッ
ク10内に先端を挿入した状態に保持されて、押入によ
る該チャック10の係止爪10aの拡開により、その係
止爪10aとチューブとの係止を解除するリリースブッ
シュ12とを備え、さらに、これらを継手本体1内の収
容部7に安定的に収容するためのガイド部材13を外嵌
することにより構成し、そのガイド部材13の一部を該
収容部7における係止溝6に抜止め状態で弾性的に係止
させている。
【0012】上記チャック10は、金属製の筒状部材に
複数のスリット10bを設けて、先端が先細りする方向
に屈曲した上記複数の係止爪10aを形成し、上記スリ
ット10bによりそれらの係止爪10aに径方向の弾性
を付与したものであり、各係止爪10aがチューブの外
周面に食い込んでそのチューブが保持される。
【0013】上記コレット11は、合成樹脂によりチャ
ック10を外側から保持可能な筒状に形成されていて、
継手本体1の拡径凹部8の口部側に位置する端部、即ち
外端部に、該チャック10における係止爪10aとは反
対側の端部に係止してチューブの引き抜き方向の力が作
用した場合のチャック10の脱出を抑止する内向きのフ
ランジ11aを有している。このコレット11には、上
記チャック10と同様のスリット(図示せず)を設ける
ことにより、継手本体1の拡径凹部8の奥側に位置する
端部、即ち内端部に、径方向の弾性が付与されている。
【0014】上記リリースブッシュ12は、その先端を
チャック10内に挿入した状態に保持されていて、継手
本体1の外部に突出する押圧頭部12aと、軸線方向の
スリット12bにより径方向の弾性が付与された押入脚
部12cとを備え、内部がチューブ3のための挿入孔1
2dとなっている。このリリースブッシュ12は、上記
押入脚部12cの先端を上記チャック10における係止
爪10aの内部に臨ませて、周段部12eをコレット1
1の内向きのフランジ11aに係合させることにより、
コレット11から抜け出さないようにし、押圧頭部12
aを押圧して押入脚部12cをチャック10の係止爪1
0aの先端方向に押入れることにより、各係止爪10a
を押し開き、それら係止爪10aとチューブとの係止を
解除するものである。
【0015】上記チューブ保持機構2の外周部には、そ
のチューブ保持機構2自体を、継手本体1における収容
部7に抜け止め状態で弾性的に係止させるためのガイド
部材13を外嵌している。このガイド部材13は、図3
に示すように、バネ性金属材によって筒状に形成され、
継手本体1の拡径凹部8の奥側に位置する端部、即ち内
端部は、外側に折り返されて突出部13aが全周にわた
って形成され、その先端には、先鋭なエッジをもつ係止
部13bが形成されている。
【0016】上記突出部13aは、素材である金属材の
バネ性により、ガイド部材13の径方向に弾性的に拡縮
するもので、チューブ保持機構2を収容部7内に組付け
るに際して、ガイド部材13をその収容部7内に圧入す
る場合には、その収容部7内周の凹凸に応じて拡縮しな
がら押し込まれるが、収容部7の係止溝6内において拡
径することにより、先端の係止部13bのエッジがその
係止溝6の溝壁に抜止め状態で引っかかって、弾性的に
係止するものである。これにより、チューブ保持機構2
は、収容部7内に安定的に収容される。
【0017】一方、上記ガイド部材13の継手本体1の
拡径凹部8の口部側に位置する端部、即ち外端部は、内
側に折り返されて、挿入したチューブの離脱に供するリ
リースブッシュ12のガイド部13cが全周にわたって
形成され、かつその外周部に、該外周部を外側に折り返
し突出させて継手本体1の拡径凹部8内周に接する張り
出し部13dが形成されている。上記ガイド部13c
は、リリースブッシュの12の押圧、押入及び復帰動作
を継手本体1に対して安定的に行なうことができるよう
に、拡径凹部8の軸方向に案内するためのもので、その
拡径凹部8の口部において、リリースブッシュ12の押
圧頭部12aの内側の外周面と、リリースブッシュ12
の動作を妨げない程度に当接している。また、張り出し
部13dは、ガイド部材13を拡径凹部8内で動かない
ように安定させ、チューブ保持機構2が拡径凹部8内に
おいて径方向に動かないようにしている。
【0018】このガイド部材13におけるリリースブッ
シュのガイド部13c、張り出し部13d、突出部13
a及び係止部13bは、金属板材のプレス加工により一
体に形成されている。これにより、チューブ保持機構2
が拡径凹部8内に安定的に位置決めされ、製品自体の剛
性が上がると同時にガイド部材13の揺動に対する耐力
が向上するので、チューブの動揺や継手本体の振動に対
して気密性や耐久性の向上を図ることができる。しか
も、このガイド部材13を簡単で多機能な部品とし、継
手本体1に対する安定的な組付け状態をも確保すること
ができる。また、上記ガイド部材13を上記継手本体1
と同様に金属で形成したことにより、それらの接合強度
の温度による影響が少なくなるため、管継手全体とし
て、強度的、熱特性的及び耐久性において非常に勝れた
ものとなる。
【0019】上記弾性シール部材3は、継手本体1の拡
径凹部8のシール部材の収容部5に収容されたもので、
上記チューブ保持機構2と拡径凹部8の段部8aとの間
に介在した状態となっている。この弾性シール部材3
は、上記リリースブッシュ12における挿通孔12dを
通して、継手本体1の流体流路4における拡径凹部8よ
り奥側で、シール部材の収容部5の径よりより小径のス
トッパ部4aに衝当する位置まで挿入したチューブの外
周をシールするものである。
【0020】上述の構成を有する継手本体1は、鉄系金
属材の冷間鍛造品として形成したもので、これにより、
継手本体1を切削加工した場合に比べて、その寸法精度
を向上させ、また、加工後の仕上がりを、滑らかで面粗
度が勝れたものとしている。
【0021】本発明者が実際に計測した結果によれば、
切削により形成した従来の継手本体の面粗度(Rmax )
が4.00〜7.00であったのに対し、本発明に基づ
いて冷間鍛造で成形した継手本体1の面粗度(Rmax )
は、1.00〜2.00であり、これによって、弾性シ
ール部材3と接してシールするシール面としてより適す
る程度に面粗度が向上し、しかも、そのばらつきも安定
した継手本体1を得ることができ、弾性シール部材3の
気密性の向上を図ることができる。
【0022】なお、切削により形成した継手本体の面粗
度を冷間鍛造品のレベルにまでするためには、いずれに
しても2次的な加工が必要であり、例えば、ラッピン
グ、バフ研磨、バニシ転造、スパーロール加工等の転造
や微小切削加工の類を行うことが必要で、そのための手
数を要するばかりでなく、切削により切り粉が生じた場
合には、それがシール性の障害にならないように排除す
ることも必要になる。そのため、切削による製品の品質
向上のためには、ある程度のコストの増大を避けること
ができないが、上記冷間鍛造によれば、そのコストを低
減することができ、しかも切削による場合のようにシー
ルの障害となる切り粉等の発生もない。
【0023】上記構成を有する管継手は、従来の管継手
と同様に使用することができるが、流体流路4の一端側
に設けた拡径凹部8の内奥側を弾性シール部材の収容部
5とした継手本体1を、金属材の冷間鍛造部品として構
成しているので、切削加工によって継手本体を形成する
場合等に比して、簡単に面粗度がより改善された継手本
体1を得ることができる。特に、上記継手本体1によれ
ば、弾性シール部材の収容部5の面粗度が向上して、そ
のばらつきも安定するだけでなく、成形時に発生した異
物が弾性シール部材3の収容部内面に付着して気密性の
障害になることもなくため、弾性シール部材3とその収
容部5内面との間のシールを安定で確実なものとすると
共に、弾性シール部材3によるシール性能を改善するこ
とができ、また、製品の品質を高めることができる。
【0024】上記実施例では、チューブ保持機構2にお
けるガイド部材13の突出部13aによりチューブ保持
機構2を継手本体1における収容部7に抜け止め状態で
弾性的に係止するようにしているが、これに限らず、チ
ューブ保持機構2の一部を収容部7に係止するようにし
てもよい。
【0025】
【発明の効果】以上に詳述した本発明の管継手によれ
ば、拡径凹部の内奥側を弾性シール部材の収容部とした
継手本体を、金属材の冷間鍛造部品として構成している
ので、切削加工によって継手本体を形成する場合等に比
して、簡単に面粗度をより向上させることができ、特
に、上記弾性シール部材の収容部の面粗度が向上して、
そのばらつきも安定するため、弾性シール部材とその収
容部内面との間のシールを安定で確実なものとし、弾性
シール部材によるシール性能を改善することができる。
しかも、切削等に伴う切り粉の発生のように、継手本体
の成形時に異物の発生がないため、それらが弾性シール
部材の収容部内面に付着して気密性の障害になることも
なく、気密性の不良要因が取り除かれて、組立が容易に
なるばかりでなく、製品の品質を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る管継手の実施例を示す断面図であ
る。
【図2】上記実施例における継手本体の断面図である。
【図3】上記実施例におけるガイド部材の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 継手本体 2 チューブ保持機構 3 弾性シール部材 4 流体流路 5 シール部材の収容部 6 係止溝 7 チューブ保持機構の収容部 8 拡径凹部 9 取付部 13 ガイド部材 13a 突出部 13b 係止部 13c リリースブッシュのガイド部 13d 張り出し部
フロントページの続き Fターム(参考) 3J106 AA01 AB01 BA02 BB01 BC04 BD01 BE11 BE32 CA13 EA03 EB03 EC01 EC07 ED40 EE02 EF04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】継手本体に内部を貫通する流体流路を設
    け、該継手本体における流体流路の一端側に、内奥側を
    シール部材の収容部とし、口部側をチューブ保持機構の
    係止溝がある該チューブ保持機構の収容部とする拡径凹
    部を設けると共に、継手本体の他端外周に流体圧機器へ
    の取付部を設け、この構成を有する継手本体を金属材の
    冷間鍛造部品として構成し、 上記シール部材の収容部に、該収容部内面とチューブ保
    持機構を通して挿入したチューブの外面との間をシール
    する弾性シール部材を収容し、 上記チューブ保持機構の収容部の係止溝に、チューブ保
    持機構の一部を抜止め状態で弾性的に係止させた、こと
    を特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の管継手において、 チューブ保持機構の外周側に設けたバネ性金属材からな
    るガイド部材の内端側突出部を外側に折り返して、先端
    に先鋭なエッジをもつ係止部を形成し、該係止部をチュ
    ーブ保持機構の収容部に設けた係止溝に抜止め状態で弾
    性的に係止させた、ことを特徴とする管継手。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の管継手において、 拡径凹部の口部側に位置する筒状のガイド部材の外端を
    内側に折り返して、挿入したチューブの離脱に供するリ
    リースブッシュのガイド部とし、かつその外周部を外側
    に折り返し突出させて継手本体の拡径凹部内周に接する
    張り出し部を形成し、 上記リリースブッシュのガイド部、張り出し部及びガイ
    ド部材の内端側の係止部を金属板材のプレス加工により
    形成した、ことを特徴とする管継手。
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