JPH09196269A - 管継手 - Google Patents
管継手Info
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- JPH09196269A JPH09196269A JP8026028A JP2602896A JPH09196269A JP H09196269 A JPH09196269 A JP H09196269A JP 8026028 A JP8026028 A JP 8026028A JP 2602896 A JP2602896 A JP 2602896A JP H09196269 A JPH09196269 A JP H09196269A
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- tube
- tube end
- pipe joint
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L21/00—Joints with sleeve or socket
- F16L21/08—Joints with sleeve or socket with additional locking means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L37/00—Couplings of the quick-acting type
- F16L37/08—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
- F16L37/084—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking
- F16L37/091—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of a ring provided with teeth or fingers
- F16L37/0915—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of a ring provided with teeth or fingers with a separate member for releasing the coupling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 強度部材となる管継手のボディ外周面の部材
をプレス加工できる金属製として、製品の長寿命化を図
りながら、コスト的に安価に製作できる管継手を提供す
る。 【解決手段】 筒状のスぺーサ１の両端に、チューブ３
を接続するチューブ端接続具４を嵌装する。このチュー
ブ端接続具４は、チューブ３の外面に係止する係止爪１
１ａを設けたチャック１１と、その係止を解除するリリ
ースブッシュ１３とを備える。両チューブ端接続具４を
スぺーサ１に嵌装した状態に保持する一対の金属製ハウ
ジング６に、スぺーサの周囲において接合するフランジ
１６を設け、これらのフランジの結合により、スぺーサ
１及びチューブ端接続具４を該ハウジング６で被覆しな
がらそれらを結合状態に保持させる。
をプレス加工できる金属製として、製品の長寿命化を図
りながら、コスト的に安価に製作できる管継手を提供す
る。 【解決手段】 筒状のスぺーサ１の両端に、チューブ３
を接続するチューブ端接続具４を嵌装する。このチュー
ブ端接続具４は、チューブ３の外面に係止する係止爪１
１ａを設けたチャック１１と、その係止を解除するリリ
ースブッシュ１３とを備える。両チューブ端接続具４を
スぺーサ１に嵌装した状態に保持する一対の金属製ハウ
ジング６に、スぺーサの周囲において接合するフランジ
１６を設け、これらのフランジの結合により、スぺーサ
１及びチューブ端接続具４を該ハウジング６で被覆しな
がらそれらを結合状態に保持させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、可撓チューブの端
部相互間を連結するための管継手に関するものである。
部相互間を連結するための管継手に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】圧力流体を送るための可撓チューブの端
部を相互に接続する管継手として、従来から、強度部材
となる合成樹脂製のボディの両端に、チューブ端の挿入
によりチャックの係止爪がチューブの外周面に係止し、
リリースブッシュの押入により該係止爪の係止を解除し
てチューブを抜取り可能にしたチューブ端接続具（いわ
ゆるワンタッチ継手）を取付けた構造のものは、一般的
に知られている。
部を相互に接続する管継手として、従来から、強度部材
となる合成樹脂製のボディの両端に、チューブ端の挿入
によりチャックの係止爪がチューブの外周面に係止し、
リリースブッシュの押入により該係止爪の係止を解除し
てチューブを抜取り可能にしたチューブ端接続具（いわ
ゆるワンタッチ継手）を取付けた構造のものは、一般的
に知られている。
【０００３】しかしながら、この種の管継手は、一般的
に屋内での使用を前提とした構造を有するものであり、
それを屋外等の耐候性を要求される場所で長期にわたっ
て使用する場合には、ボディを構成する合成樹脂の劣化
により寿命が短くなるため、その長寿命化、即ち耐久性
の付与について配慮する必要がある。勿論、同じ構造の
ボディを金属製とすれば、この耐久性の問題は解決され
るが、合成樹脂で成形していた複雑な形状のボディをそ
のまま金属製とすると、コスト的に非常に高価なものと
なる。
に屋内での使用を前提とした構造を有するものであり、
それを屋外等の耐候性を要求される場所で長期にわたっ
て使用する場合には、ボディを構成する合成樹脂の劣化
により寿命が短くなるため、その長寿命化、即ち耐久性
の付与について配慮する必要がある。勿論、同じ構造の
ボディを金属製とすれば、この耐久性の問題は解決され
るが、合成樹脂で成形していた複雑な形状のボディをそ
のまま金属製とすると、コスト的に非常に高価なものと
なる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の基本的な技術
的課題は、強度部材となるボディの外周面の部材を金属
製として長寿命化を図りながら、コスト的に安価に製作
できる管継手を提供することにある。本発明の他の技術
的課題は、金属のプレス加工等の量産手段により製作が
可能で、ボディの形成と同時に管継手の取付け用部材を
も簡易に付設できるようにした管継手を提供することに
ある。
的課題は、強度部材となるボディの外周面の部材を金属
製として長寿命化を図りながら、コスト的に安価に製作
できる管継手を提供することにある。本発明の他の技術
的課題は、金属のプレス加工等の量産手段により製作が
可能で、ボディの形成と同時に管継手の取付け用部材を
も簡易に付設できるようにした管継手を提供することに
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の管継手は、筒状をなすスぺーサの両端に、接
続すべきチューブの端部を挿入して接続するチューブ端
接続具を嵌装し、このチューブ端接続具は、少なくと
も、挿入したチューブの外面に係止する複数の係止爪を
設けたチャックと、その係止爪の拡開によりそれとチュ
ーブとの係止を解除するリリースブッシュとを備えたも
のとし、上記スぺーサの両端に嵌装した各チューブ端接
続具の周囲に個別的に嵌合し、両チューブ端接続具をス
ぺーサに嵌装した状態に保持する一対の金属製のハウジ
ングに、上記スぺーサの周囲において接合するフランジ
をそれぞれ設け、これらのフランジの結合により一対の
ハウジングを連結して、上記スぺーサ及び一対のチュー
ブ端接続具を該ハウジングで被覆しながらそれらを結合
状態に保持させたことを特徴とするものである。本発明
の好ましい実施の形態においては、上記一対の金属製ハ
ウジングに設けたフランジを管継手の取付け用部材とす
ることができる。
の本発明の管継手は、筒状をなすスぺーサの両端に、接
続すべきチューブの端部を挿入して接続するチューブ端
接続具を嵌装し、このチューブ端接続具は、少なくと
も、挿入したチューブの外面に係止する複数の係止爪を
設けたチャックと、その係止爪の拡開によりそれとチュ
ーブとの係止を解除するリリースブッシュとを備えたも
のとし、上記スぺーサの両端に嵌装した各チューブ端接
続具の周囲に個別的に嵌合し、両チューブ端接続具をス
ぺーサに嵌装した状態に保持する一対の金属製のハウジ
ングに、上記スぺーサの周囲において接合するフランジ
をそれぞれ設け、これらのフランジの結合により一対の
ハウジングを連結して、上記スぺーサ及び一対のチュー
ブ端接続具を該ハウジングで被覆しながらそれらを結合
状態に保持させたことを特徴とするものである。本発明
の好ましい実施の形態においては、上記一対の金属製ハ
ウジングに設けたフランジを管継手の取付け用部材とす
ることができる。
【０００６】上記構成を有する管継手においては、チュ
ーブ端接続具へのチューブ端の挿入により、チャックの
係止爪がチューブの外周面に係止して、そのチューブが
取付け状態に保持され、一対のチューブ端接続具への各
チューブ端の取付けにより、それらのチューブが相互に
接続される。チューブ端接続具からのチューブの離脱に
際しては、リリースブッシュの押入により該係止爪を拡
径させた状態でチューブを抜取ればよい。
ーブ端接続具へのチューブ端の挿入により、チャックの
係止爪がチューブの外周面に係止して、そのチューブが
取付け状態に保持され、一対のチューブ端接続具への各
チューブ端の取付けにより、それらのチューブが相互に
接続される。チューブ端接続具からのチューブの離脱に
際しては、リリースブッシュの押入により該係止爪を拡
径させた状態でチューブを抜取ればよい。
【０００７】また、上記管継手の製造に際しては、両チ
ューブ端接続具をスぺーサに嵌装した状態に保持する一
対の金属製ハウジングのフランジを相互に結合すること
により管継手が組立てられ、この組立てにより、ボディ
の外周面が強度部材となる金属製のハウジングで被覆さ
れるので、屋外等における使用に際しての耐候性を付与
して管継手の長寿命化を図ることができる。更に、上記
ハウジングの製造及びそのフランジの接合には、金属の
プレス加工等の量産手段を用いることが可能であるた
め、管継手がコスト的に安価なものとなる。しかも、上
記一対のハウジングを連結するためのフランジを拡大す
るだけで、管継手の取付け用部材をボディの形成と同時
に付設することができる。
ューブ端接続具をスぺーサに嵌装した状態に保持する一
対の金属製ハウジングのフランジを相互に結合すること
により管継手が組立てられ、この組立てにより、ボディ
の外周面が強度部材となる金属製のハウジングで被覆さ
れるので、屋外等における使用に際しての耐候性を付与
して管継手の長寿命化を図ることができる。更に、上記
ハウジングの製造及びそのフランジの接合には、金属の
プレス加工等の量産手段を用いることが可能であるた
め、管継手がコスト的に安価なものとなる。しかも、上
記一対のハウジングを連結するためのフランジを拡大す
るだけで、管継手の取付け用部材をボディの形成と同時
に付設することができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１及び図２は、本発明に係る管
継手の第１の実施例を示している。この管継手は、合成
樹脂により形成した筒状をなすスぺーサ１を備え、その
両端の内周部に形成した拡径段部２に、接続すべき可撓
チューブ３の端部を挿入して接続状態に保持するチュー
ブ端接続具４を、それぞれシール部材５を介して嵌装
し、上記スぺーサ１及びその両端の一対のチューブ端接
続具４を、中央で接合した一対の金属製のハウジング６
で被覆しながら、該ハウジング６でそれらを結合状態に
保持させている。
継手の第１の実施例を示している。この管継手は、合成
樹脂により形成した筒状をなすスぺーサ１を備え、その
両端の内周部に形成した拡径段部２に、接続すべき可撓
チューブ３の端部を挿入して接続状態に保持するチュー
ブ端接続具４を、それぞれシール部材５を介して嵌装
し、上記スぺーサ１及びその両端の一対のチューブ端接
続具４を、中央で接合した一対の金属製のハウジング６
で被覆しながら、該ハウジング６でそれらを結合状態に
保持させている。
【０００９】上記一対のチューブ端接続具４は同一の構
造を有するものであって、挿入したチューブ３の外面に
係止する複数の係止爪１１ａを設けた金属製のチャック
１１と、該チャック１１の外側にあってそのチャックを
保持するコレット１２と、上記チャック１１内に先端を
挿入した状態に保持されて、押入による該チャックの係
止爪１１ａの拡開によりその係止爪１１ａとチューブ３
との係止を解除するリリースブッシュ１３とを備えたも
のである。
造を有するものであって、挿入したチューブ３の外面に
係止する複数の係止爪１１ａを設けた金属製のチャック
１１と、該チャック１１の外側にあってそのチャックを
保持するコレット１２と、上記チャック１１内に先端を
挿入した状態に保持されて、押入による該チャックの係
止爪１１ａの拡開によりその係止爪１１ａとチューブ３
との係止を解除するリリースブッシュ１３とを備えたも
のである。
【００１０】更に具体的に説明すると、上記チャック１
１は、金属製の筒状部材に複数のスリット１１ｂを設け
て、先端が内方（チューブ側）に向けて屈曲する上記複
数の係止爪１１ａを形成し、上記スリット１１ｂにより
それらの係止爪１１ａに径方向の弾性を付与したもので
あり、それらの係止爪１１ａをチューブ３の外周面に食
い込ませ、チューブ３を保持するように形成している。
また、上記コレット１２は、チャック１１をその外側か
ら保持する筒状に形成すると共に、その外端側に、該チ
ャック１１における係止爪１１ａとは反対側の端部に係
止して、チューブ３に引き抜き方向の力が作用した場合
のチャック１１の脱出を抑止する内向きフランジ１２ａ
を設け、該チャック１１と同様のスリット（図示省略）
により内端側に径方向の弾性を付与したものである。
１は、金属製の筒状部材に複数のスリット１１ｂを設け
て、先端が内方（チューブ側）に向けて屈曲する上記複
数の係止爪１１ａを形成し、上記スリット１１ｂにより
それらの係止爪１１ａに径方向の弾性を付与したもので
あり、それらの係止爪１１ａをチューブ３の外周面に食
い込ませ、チューブ３を保持するように形成している。
また、上記コレット１２は、チャック１１をその外側か
ら保持する筒状に形成すると共に、その外端側に、該チ
ャック１１における係止爪１１ａとは反対側の端部に係
止して、チューブ３に引き抜き方向の力が作用した場合
のチャック１１の脱出を抑止する内向きフランジ１２ａ
を設け、該チャック１１と同様のスリット（図示省略）
により内端側に径方向の弾性を付与したものである。
【００１１】先端をチャック１１内に挿入した状態に保
持された上記リリースブッシュ１３は、外部に突出する
押圧頭部１３ａを備えると共に、軸線方向のスリット１
３ｂにより径方向の弾性が付与された押入脚部１３ｃと
を備え、内部を上記チューブ３の挿通孔１３ｄとしたも
ので、押入脚部１３ｃの先端を上記チャック１１におけ
る係止爪１１ａの内側に臨ませて、周突部１３ｅをコレ
ット１２の内向きフランジ１２ａに係合させることによ
り、コレット１２から抜け出さないように保持させてい
る。
持された上記リリースブッシュ１３は、外部に突出する
押圧頭部１３ａを備えると共に、軸線方向のスリット１
３ｂにより径方向の弾性が付与された押入脚部１３ｃと
を備え、内部を上記チューブ３の挿通孔１３ｄとしたも
ので、押入脚部１３ｃの先端を上記チャック１１におけ
る係止爪１１ａの内側に臨ませて、周突部１３ｅをコレ
ット１２の内向きフランジ１２ａに係合させることによ
り、コレット１２から抜け出さないように保持させてい
る。
【００１２】上記チューブ端接続具４とスぺーサ１の拡
径段部２との間に介在させたシール部材５は、上記リリ
ースブッシュ１３における挿通孔１３ｄを通してスぺー
サ１の内周ストッパ１４に衝当する位置まで挿入したチ
ューブ３の外周をシールするものであり、このシール部
材５により、両チューブ端接続具４に接続したチューブ
３間がシールされた状態に保持される。
径段部２との間に介在させたシール部材５は、上記リリ
ースブッシュ１３における挿通孔１３ｄを通してスぺー
サ１の内周ストッパ１４に衝当する位置まで挿入したチ
ューブ３の外周をシールするものであり、このシール部
材５により、両チューブ端接続具４に接続したチューブ
３間がシールされた状態に保持される。
【００１３】上記スぺーサ１の両端に嵌装した各チュー
ブ端接続具４の周囲には、それぞれ個別的に前記金属製
ハウジング６を嵌合させて、前記リリースブッシュ１３
の押圧頭部１３ａのみをそれらのハウジング６から突出
させ、一対の金属製ハウジング６にそれぞれ設けたフラ
ンジ１６を、上記スぺーサ１の中央部周囲において接合
させ、これらのフランジ１６の結合による一対の金属製
ハウジング６の連結により、上記スぺーサ１及びその両
端のチューブ端接続具４を該金属製ハウジング６で被覆
しながら、両チューブ端接続具４をスぺーサ１に嵌装、
結合した状態に保持させている。
ブ端接続具４の周囲には、それぞれ個別的に前記金属製
ハウジング６を嵌合させて、前記リリースブッシュ１３
の押圧頭部１３ａのみをそれらのハウジング６から突出
させ、一対の金属製ハウジング６にそれぞれ設けたフラ
ンジ１６を、上記スぺーサ１の中央部周囲において接合
させ、これらのフランジ１６の結合による一対の金属製
ハウジング６の連結により、上記スぺーサ１及びその両
端のチューブ端接続具４を該金属製ハウジング６で被覆
しながら、両チューブ端接続具４をスぺーサ１に嵌装、
結合した状態に保持させている。
【００１４】上記管継手の製造に際しては、両チューブ
端接続具４をスぺーサ１に嵌装した状態に保持するとこ
ろの、一対の金属製ハウジング６におけるフランジ１６
を相互に結合することにより、管継手が組立てられ、こ
の組立てにより、管継手の外周面が、強度部材となる金
属製のハウジング６で被覆されるので、屋外等における
使用に際しての耐候性を付与して管継手の長寿命化を図
ることができる。
端接続具４をスぺーサ１に嵌装した状態に保持するとこ
ろの、一対の金属製ハウジング６におけるフランジ１６
を相互に結合することにより、管継手が組立てられ、こ
の組立てにより、管継手の外周面が、強度部材となる金
属製のハウジング６で被覆されるので、屋外等における
使用に際しての耐候性を付与して管継手の長寿命化を図
ることができる。
【００１５】このような筒状の金属製ハウジング６にお
けるフランジ１６の結合構造は、金属プレス加工のよう
な量産手段による製作を可能にするものであり、しか
も、上記フランジ１６の結合は、溶接、接着、あるいは
一方のフランジ周辺を他方のフランジの外側に折り返し
て挟持させるなど、簡単な手段で容易に行うことができ
るばかりでなく、それにより十分な強度を確保すること
ができ、コスト的に安価なものとなる。
けるフランジ１６の結合構造は、金属プレス加工のよう
な量産手段による製作を可能にするものであり、しか
も、上記フランジ１６の結合は、溶接、接着、あるいは
一方のフランジ周辺を他方のフランジの外側に折り返し
て挟持させるなど、簡単な手段で容易に行うことができ
るばかりでなく、それにより十分な強度を確保すること
ができ、コスト的に安価なものとなる。
【００１６】なお、上記一対のチューブ端接続具４とし
ては、上述した構成のものに限ることなく、ワンタッチ
継手として一般に知られているところの継手構造、即
ち、少なくとも、挿入したチューブ３の外面に係止する
複数の係止爪１１ａを設けたチャック１１と、その係止
爪１１ａの拡開によりそれとチューブ３との係止を解除
するリリースブッシュ１３とを備えた各種継手構造を採
用することができる。
ては、上述した構成のものに限ることなく、ワンタッチ
継手として一般に知られているところの継手構造、即
ち、少なくとも、挿入したチューブ３の外面に係止する
複数の係止爪１１ａを設けたチャック１１と、その係止
爪１１ａの拡開によりそれとチューブ３との係止を解除
するリリースブッシュ１３とを備えた各種継手構造を採
用することができる。
【００１７】上記構成を有する管継手においては、チュ
ーブ端接続具４にリリースブッシュ１３内を通してチュ
ーブ端を挿入すると、チャック１１の係止爪１１ａが拡
径したうえでチューブ３の外周面に食込んで係止するの
で、そのチューブ３がチューブ端接続具４に取付けた状
態に保持され、且つチューブ３の外周がシール部材５で
シールされる。そして、一対のチューブ端接続具４への
各チューブ端の取付けにより、それらのチューブ３が相
互に接続される。
ーブ端接続具４にリリースブッシュ１３内を通してチュ
ーブ端を挿入すると、チャック１１の係止爪１１ａが拡
径したうえでチューブ３の外周面に食込んで係止するの
で、そのチューブ３がチューブ端接続具４に取付けた状
態に保持され、且つチューブ３の外周がシール部材５で
シールされる。そして、一対のチューブ端接続具４への
各チューブ端の取付けにより、それらのチューブ３が相
互に接続される。
【００１８】チューブ３のチューブ端接続具４への接続
後に、そのチューブ３を引抜く方向の力が作用すると、
エッジ状の係止爪１１ａのチューブ３に対する係止力に
よりチャック１１とコレット１２が僅かに引出される
が、チューブ３を引く力により係止爪１１ａが一層チュ
ーブ３の外周面に食込むので、チューブ３の管継手から
の引抜きが防止される。チューブ端接続具４からチュー
ブ３を離脱させるに際しては、押圧頭部１３ａによるリ
リースブッシュ１３の押入により係止爪１１ａを拡径さ
せ、該係止爪によるチューブ３の係止を解除した状態
で、チューブ３を抜取ればよい。
後に、そのチューブ３を引抜く方向の力が作用すると、
エッジ状の係止爪１１ａのチューブ３に対する係止力に
よりチャック１１とコレット１２が僅かに引出される
が、チューブ３を引く力により係止爪１１ａが一層チュ
ーブ３の外周面に食込むので、チューブ３の管継手から
の引抜きが防止される。チューブ端接続具４からチュー
ブ３を離脱させるに際しては、押圧頭部１３ａによるリ
リースブッシュ１３の押入により係止爪１１ａを拡径さ
せ、該係止爪によるチューブ３の係止を解除した状態
で、チューブ３を抜取ればよい。
【００１９】図３及び図４に示す本発明の第２の実施例
は、上記第１の実施例と同様に、合成樹脂により形成し
たスぺーサ１の両端にシール部材５を介してチューブ端
接続具４を嵌装し、スぺーサ１及びその両端の一対のチ
ューブ端接続具４を、中央で接合した一対の金属製のハ
ウジング２０で被覆しながら、該ハウジング２０でそれ
らを結合状態に保持させているが、それらのハウジング
２０に取付孔２２のある大きなフランジ２１を設け、そ
れをハウジング２０相互の結合と同時に、管継手の取付
け用部材として、壁面等への取付けに使用できるように
している。
は、上記第１の実施例と同様に、合成樹脂により形成し
たスぺーサ１の両端にシール部材５を介してチューブ端
接続具４を嵌装し、スぺーサ１及びその両端の一対のチ
ューブ端接続具４を、中央で接合した一対の金属製のハ
ウジング２０で被覆しながら、該ハウジング２０でそれ
らを結合状態に保持させているが、それらのハウジング
２０に取付孔２２のある大きなフランジ２１を設け、そ
れをハウジング２０相互の結合と同時に、管継手の取付
け用部材として、壁面等への取付けに使用できるように
している。
【００２０】また、図５に示す本発明の第３実施例は、
第２実施例とは形状が相違するところの、片側に伸びた
フランジ３１を有する金属製ハウジング３０を取り付け
た場合を示している。なお、３２は取付孔である。更
に、上記フランジの形状は、取付対象に応じて任意に形
成できることは勿論である。
第２実施例とは形状が相違するところの、片側に伸びた
フランジ３１を有する金属製ハウジング３０を取り付け
た場合を示している。なお、３２は取付孔である。更
に、上記フランジの形状は、取付対象に応じて任意に形
成できることは勿論である。
【００２１】このように、上記ハウジング２０，３０
は、それらを連結するためのフランジ２１，３１を拡大
するだけで、該フランジを管継手の取付け用部材としも
利用でき、しかも、それを管継手のボディの形成と同時
に付設することができる。なお、上記第２実施例及び第
３実施例の他の構成及び作用は、第１実施例と同じであ
るから、その詳細な説明は省略する。
は、それらを連結するためのフランジ２１，３１を拡大
するだけで、該フランジを管継手の取付け用部材としも
利用でき、しかも、それを管継手のボディの形成と同時
に付設することができる。なお、上記第２実施例及び第
３実施例の他の構成及び作用は、第１実施例と同じであ
るから、その詳細な説明は省略する。
【００２２】なお、この管継手は、圧力流体を送るため
のチューブの接続に用いるものであるが、該圧力流体用
のチューブばかりでなく、他の目的のチューブの接続に
も用いることができる。
のチューブの接続に用いるものであるが、該圧力流体用
のチューブばかりでなく、他の目的のチューブの接続に
も用いることができる。
【００２３】
【発明の効果】以上に詳述した本発明の管継手によれ
ば、強度部材となるボディの外周面の部材を金属製とし
て長寿命化を図りながら、コスト的に安価に製作できる
管継手を提供することができる。また、金属のプレス加
工等の量産手段による製作が可能で、ボディの形成と同
時に管継手の取付け用部材をも簡易に付設できるように
した管継手を得ることができる。
ば、強度部材となるボディの外周面の部材を金属製とし
て長寿命化を図りながら、コスト的に安価に製作できる
管継手を提供することができる。また、金属のプレス加
工等の量産手段による製作が可能で、ボディの形成と同
時に管継手の取付け用部材をも簡易に付設できるように
した管継手を得ることができる。
【図１】本発明に係る管継手の第１実施例の構成を示す
縦断図である。
縦断図である。
【図２】同正面図である。
【図３】本発明に係る管継手の第２実施例の構成を示す
縦断図である。
縦断図である。
【図４】同正面図である。
【図５】本発明に係る管継手の第３実施例のフランジの
構成を示す正面図である。
構成を示す正面図である。
１ スぺーサ ３ チューブ ４ チューブ端接続具 ６，２０，３０ ハウジング １１ チャック １１ａ 係止爪 １３ リリースブッシュ １６，２１，３１ フランジ
Claims (2)
- 【請求項１】筒状をなすスぺーサの両端に、接続すべき
チューブの端部を挿入して接続するチューブ端接続具を
嵌装し、 このチューブ端接続具は、少なくとも、挿入したチュー
ブの外面に係止する複数の係止爪を設けたチャックと、
その係止爪の拡開によりそれとチューブとの係止を解除
するリリースブッシュとを備えたものとし、 上記スぺーサの両端に嵌装した各チューブ端接続具の周
囲に個別的に嵌合し、両チューブ端接続具をスぺーサに
嵌装した状態に保持する一対の金属製のハウジングに、
上記スぺーサの周囲において接合するフランジをそれぞ
れ設け、これらのフランジの結合により一対のハウジン
グを連結して、上記スぺーサ及び一対のチューブ端接続
具を該ハウジングで被覆しながら、それらを結合状態に
保持させた、ことを特徴とする管継手。 - 【請求項２】請求項１に記載のものにおいて、一対の金
属製ハウジングに設けたフランジを管継手の取付け用部
材とした、ことを特徴とする管継手。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8026028A JPH09196269A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 管継手 |
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|---|---|---|---|
| JP8026028A JPH09196269A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 管継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09196269A true JPH09196269A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=12182257
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8026028A Pending JPH09196269A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 管継手 |
Country Status (4)
| Country | Link |
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| EP (1) | EP0785386B1 (ja) |
| JP (1) | JPH09196269A (ja) |
| DE (1) | DE69700365T2 (ja) |
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