JP2001050022A - エンジンのオイルパン及びそのオイルパンの成形装置 - Google Patents

エンジンのオイルパン及びそのオイルパンの成形装置

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JP2001050022A
JP2001050022A JP11220757A JP22075799A JP2001050022A JP 2001050022 A JP2001050022 A JP 2001050022A JP 11220757 A JP11220757 A JP 11220757A JP 22075799 A JP22075799 A JP 22075799A JP 2001050022 A JP2001050022 A JP 2001050022A
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oil pan
die
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Tsutomu Okuda
努 奥田
Koji Tachiki
浩司 立木
Manabu Hayano
学 早野
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Pacific Industrial Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D22/00Shaping without cutting, by stamping, spinning, or deep-drawing
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】必要なオイルの量を確実に確保することがで
き、しかも製造が簡単で耐久性に優れるオイルパンを提
供すること。 【解決手段】オイルパン1の内部には、オイル貯留室6
が設けられる。オイルパン1の両側壁7には張出壁14
が設けられる。張出壁14は側壁7を外側に向かって張
り出させることにより側壁7と一体的に形成される。張
出壁14はオイル貯留室6と連通するオイル補助室15
を画定する。本発明のオイルパン1は、従来のオイルパ
ンとは異なり、張出壁を側壁に溶接固定するといった手
間は生じず、板金加工によって簡単に且つ低コストで成
形することができる。しかも、張出壁14と側壁7との
間に接合部が存在しないので、強度及び耐久性に優れ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、例えば車両に搭
載されるエンジンのオイルパンに関し、特にはオイル貯
留室の容積を拡大するためのオイル補助室を備えたオイ
ルパン、及びそのオイルパンの成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】 一般
的な車両用エンジンは、シリンダブロックの下部に固定
されるオイルパンを備える。オイルパンは、エンジンの
可動部に供給すべきオイルを貯留するための貯留室を有
する。貯留室は、エンジンに求められる機能上必要な量
のオイルを貯留することができる大きさに形成される必
要がある。しかし、車両のエンジンルーム内における搭
載スペースの制約上、オイルパンを下方向に深く形成で
きず、貯留室の容積を充分な大きさにできない場合があ
る。また、深絞りによる板金加工によって形成されるオ
イルパンの場合には、加工上の限界深さがある。そのた
め、仮に、エンジンルーム内においてオイルパンの下方
に充分なスペースが存在していたとしても、オイルパン
を下方向に充分に深く形成することが困難であり、結果
的に貯留室の容積を充分な大きさにできない。
【0003】貯留室の容積を充分に確保できない場合に
はオイルの貯留量が不足し、貯留室内のオイルが早期に
劣化して、エンジンの可動部が充分に潤滑されなくな
る。これは、エンジンの可動部の磨耗を促進し、エンジ
ンの振動及び騒音の増大や燃費の低下を招く。そのた
め、オイル交換を頻繁に行う必要が生じる。
【0004】貯留室の容積が不足しているにもかかわら
ず、エンジンに求められる機能上必要な量のオイルを貯
留室に注入した場合には、オイルの液面高さが大きくな
りすぎる。そのような場合には、エンジンの振動等によ
って揺動したオイルが、コンロッドやクランクシャフト
等の回転部品に干渉する。これは、回転部品の回転抵抗
の増加、オイル中における気泡の増加、オイル温度の上
昇、オイルの劣化を招く。このような問題を避けるため
に、内部にバッフルプレートを設けたオイルパンが提案
されている。このバッフルプレートは、揺動するオイル
を受け止めるべく、オイルパンの内壁からオイルの液面
の上方に張り出すように設けられる。しかし、バッフル
プレートを溶接等によってオイルパンの内壁に取り付け
る必要があり、取付作業が面倒である。しかも、エンジ
ンの振動や、揺動するオイルとバッフルプレートとの干
渉によって、バッフルプレートとオイルパンとの間の接
合部が劣化したり損傷したりする。
【0005】貯留室の容積を拡大するため、図15に示
すように、オイルパン100とは別工程にて成形された
サブタンク101をオイルパン100の側壁102に溶
接等により接合することも従来より提案されている。こ
のサブタンク101内に形成されたオイル補助室として
の側室101aが、オイルパン100のオイル貯留室1
00aと連通する。しかし、サブタンク101をオイル
パン100とは別工程で形成するとともに、そのサブタ
ンク101をオイルパン100にさらに接合する必要が
あり、製造が面倒である。しかも、サブタンク101と
オイルパン100との間の、接合部の劣化や損傷が懸念
される。
【0006】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであり、その目的は、必要なオイルの量を確実
に確保することができ、しかも製造が簡単で耐久性に優
れるオイルパンを提供することにある。本発明のその他
の目的は、上記のようなオイルパンを容易に成形するこ
とができる成形装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のオイルパンは、オイル貯留室を画定する周
囲壁と、周囲壁に設けられた張出壁とを備える。張出壁
は周囲壁を外側に向かって張り出させることにより周囲
壁と一体的に形成される。張出壁はオイル貯留室と連通
するオイル補助室を画定する。
【0008】張出壁は、オイルパンの周囲壁に一体的に
形成される。そのため、従来のオイルパンとは異なり、
張出壁を周囲壁に溶接固定するといった手間は生じず、
板金加工によって簡単に且つ低コストで成形することが
できる。しかも、張出壁と周囲壁との間に接合部が存在
しないので、強度及び耐久性に優れる。また、張出壁を
設けることによって、側壁の剛性が向上する。好ましく
は、前記張出壁は、補助室に面する天井面を有する上壁
を備える。その天井面は貯留室内のオイルの液面よりも
上方に位置する。
【0009】エンジンの運転持には、貯留室内のオイル
の液面が揺動する。しかし、揺動するオイルが張出壁の
上壁によって受け止められるので、液面の過度な揺動が
抑えられる。しかも、オイルの液面の揺動を抑えるため
に専用のバッフルプレートをオイルパンの内壁に取り付
けるという必要がない。そのため、バッフルプレートを
取り付けることによって生じる問題、具体的には、取付
作業の煩雑さ、バッフルプレートとオイルパンとの間の
接合部の劣化等を回避できる。
【0010】本発明はさらに、上記のような構成を有す
るオイルパンを成形するための成形装置を提供する。そ
の成形装置は、ベース、第1移動台、中空の固定ダイ、
スライドパンチ、スライドダイ、第2移動台、第1カム
手段及び第2カム手段を備える。第1移動台は、ベース
に対して接近及び離間移動可能に設けられる。固定ダイ
は、第1移動台上に設けられる。その固定ダイはオイル
貯留室の内面形状に対応する外形を有する。固定ダイは
張出壁に対応する形状を有する開口を備える。スライド
パンチは、固定ダイの内部空間に第1移動台の移動方向
とほぼ直交する方向へ移動可能に設けられる。そのスラ
イドパンチは固定ダイの開口から突出可能な凸形ダイを
有する。その凸形ダイは張出壁の内面形状に対応する外
形を有する。スライドダイは、第1移動台上に第1移動
台の移動方向とほぼ直交する方向へ移動可能に設けられ
る。そのスライドダイは固定ダイに対して接近及び離間
移動可能である。スライドダイは張出壁の外面形状に対
応する内面形状を有する凹部を備える。
【0011】第2移動台は、スライドダイを介して第1
移動台と対向するように配置される。その第2移動台は
第1移動台の移動方向と同方向へ移動可能である。第1
カム手段は、ベースとスライドパンチとの間に設けられ
る。その第1カム手段は、第1移動台がベースに近づく
ように移動したとき、凸形ダイが固定ダイの開口から突
出するように、スライドパンチを移動させる。第2カム
手段は、第2移動台とスライドダイとの間に設けられ
る。その第2カム手段は、第2移動台が第1移動台に近
づくように移動したとき、スライドダイを固定ダイに向
かって移動させる。
【0012】このような構成を有する成形装置を利用す
ることにより、張出壁を一体的に備えたオイルパンを容
易に成形することができる。特に、第1カム手段及び第
2カム手段の作用によって、第1及び第2移動台を単に
一方向へ移動させるだけで、張出壁の成形工程を連続し
て行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態におけ
るオイルパンについて、図1〜図4に従って説明する。
図1〜図4に示すように、オイルパン1はその上部開口
縁に、エンジンのシリンダブロック2に結合されるフラ
ンジ3を有する。フランジ3には複数のボルト挿通孔3
aが形成される。シリンダブロック2の下部開口縁に形
成されたフランジ4には、ボルト挿通孔3aに対応する
ネジ孔4aが形成される。両フランジ3,4が重ね合わ
された状態で、ボルト挿通孔3aに挿通されたボルト5
がネジ孔4aに螺着されることによって、オイルパン1
がシリンダブロック2に固定される。
【0014】オイルパン1は、例えば金属板を板金加工
することによって、その全体が一体物として成形され
る。オイルパン1はその平面形状がほぼ長方形状をなす
ように成形され、その長手方向のほぼ前側半分に、オイ
ルを貯留するための貯留室6を有する。貯留室6は、左
右一対の側壁7と、前壁8と、後壁9と、底壁10とに
よって形成される。側壁7、前壁8及び後壁9は、貯留
室6を四方から取り囲む周囲壁を構成する。
【0015】底壁10には、オイルを貯留室6から排出
するためのドレイン孔11が形成される。ドレイン孔1
1には、そのドレイン孔11を塞ぐための閉止ボルト1
2が螺着される。オイルストレーナ13は、シリンダブ
ロック2の内部から貯留室6に向かって延びており、そ
の先端にはオイル吸込部13aが設けられる。吸込部1
3aと底壁10との間には所定の間隔が設けられる。
【0016】各側壁7には張出壁14が設けられる。そ
の張出壁14は側壁7を外側に向かってほぼ水平方向に
張り出させることにより、側壁7と一体的に形成され
る。張出壁14は貯留室6と連通するオイル補助室とし
ての側室15を画定する。言い換えれば、側室15は貯
留室6の一部を構成する。この側室15の分だけ、貯留
室6の容積が拡大され、貯留可能なオイルの量が増大す
る。
【0017】張出壁14はまた、ほぼ水平な上壁16を
備える。この上壁16、詳しくは側室15に面する上壁
16の天井面16aが、貯留室6内のオイルの液面17
よりも上方に位置するように、張出壁14が形成され
る。図3及び図4に示すオイルの液面17の高さは、本
オイルパン1が適用されるエンジンに求められる機能上
必要な量(規定量)のオイルを、貯留室6に注入したと
きの高さ(規定高さ)である。
【0018】次に、上記のように構成されたオイルパン
1の作用及び効果について説明する。側室15を画定す
る張出壁14は、オイルパン1の側壁7に一体的に形成
される。そのため、図15に示す従来のオイルパン10
0とは異なり、張出壁14を側壁7に溶接固定するとい
った手間は生じず、板金加工によって簡単に且つ低コス
トで成形することができる。しかも、張出壁14と側壁
7との間に接合部が存在しないので、強度及び耐久性に
優れる。
【0019】また、張出壁14を設けることによって、
側壁7が単なる平板形状ではなくなり、側壁7の剛性が
向上する。言い換えれば、張出壁14は、オイルパン1
の補強部材として機能する。しかも、側壁7に一体形成
された張出壁14は、側壁に接合された別体物としての
張出壁と比較すると、補強部材として一層有効に機能す
る。
【0020】エンジンの運転時には、貯留室6内のオイ
ルの液面17は、図4に17aで示すように揺動する。
しかし、揺動するオイルが液面17よりも上方に位置す
る張出壁14の上壁16によって受け止められることに
より、液面17の過度な揺動が抑えられる。つまり、上
壁16は、従来のオイルパンに設けられたバッフルプレ
ートと同様な働きをする。そのため、揺動するオイルが
エンジンのコンロッドやクランクシャフト等の回転部品
に干渉することが防止され、その干渉に起因する問題、
具体的には、回転部品の回転抵抗の増加、オイル中にお
ける気泡の増加、オイル温度の上昇、オイルの劣化等が
回避される。加えて、オイルストレーナ13の吸込部1
3aから空気が吸込まれることが防止され、オイルスト
レーナ13のオイル吸込み性能が安定する。そのため、
エンジンの可動部にオイルが充分に供給され、エンジン
の運転状態が良好に保たれる。
【0021】オイルの液面17の揺動を抑えるために専
用のバッフルプレートをオイルパンの内壁に取り付ける
という必要がない。そのため、バッフルプレートを取り
付けることによって生じる問題、具体的には、取付作業
の煩雑さ、バッフルプレートとオイルパンとの間の接合
部の劣化等を回避できる。しかも、オイルパン1の製造
コストを削減できるとともに、オイルパン1の重量も軽
減することができる。
【0022】次に、前述したオイルパン1の張出壁14
を成形するための成形装置について、図5〜図7に従っ
て説明する。図5に示すように、ベース31には、複数
のガイドロッド32を介して第1移動台としての下移動
台33が垂直方向へ移動可能に支持される。下移動台3
3上には、左右一対の支持ブロック34が固定される。
両支持ブロック34間には、オイルパン1の貯留室6の
内面形状に対応する外形を有する中空の固定ダイ35が
取り付けられる。この固定ダイ35は、側壁7に対応す
る側壁支持部35aと、底壁10に対応する底壁支持部
35bとを有する。側壁支持部35aは、張出壁14に
対応する形状を有する開口35cを有する。固定ダイ3
5に対して、張出壁14が成形される前のオイルパン
1’が、貯留室6の部分において被せられる。
【0023】固定ダイ35の内部空間には、一対のスラ
イドパンチ36が配設される。両スライドパンチ36
は、互いに接近及び離間するように、下移動台33上を
水平方向(図5の左右方向)へ移動可能である。各スラ
イドパンチ36は、張出壁14の内面形状に対応する外
形を有する凸形ダイ36aを有する。図5に示すよう
に、両スライドパンチ36が互いに最も接近する位置に
移動されたとき、凸形ダイ36aは固定ダイ35の内部
空間に配置されて、開口35cから突出しない。図7に
示すように、両スライドパンチ36が互いに最も離間す
る位置に移動されたとき、凸形ダイ36aが開口35c
から固定ダイ35の外側へ突出する。
【0024】前記ベース31上には、カム支持ブロック
37が立設される。このカム支持ブロック37の上端
は、下移動台33に形成された挿通孔33aを通じて固
定ダイ35の内部空間に進入する。両スライドパンチ3
6と対向するカム支持ブロック37の部分には、傾斜カ
ム38が固定される。各スライドパンチ36は、対応す
る傾斜カム38に当接する傾斜面36bを有する。傾斜
カム38及び傾斜面36bは、第1カム手段を構成す
る。
【0025】各スライドパンチ36と支持ブロック34
との間には、付勢手段としてのバネ(例えばコイルバ
ネ)39が配置される。バネ39は、傾斜面36bが常
に傾斜カム38に当接するように、対応するスライドパ
ンチ36を傾斜カム38に向かって付勢する。下移動台
33がベース31に対して下降するに従い、傾斜カム3
8と傾斜面36bとの係合作用によって、両スライドパ
ンチ36がバネ39の付勢力に抗して互いに離間する方
向へ移動する。
【0026】前記支持ブロック34上には、一対のスラ
イドダイ40が載置される。各スライドダイ40は、固
定ダイ35に対して接近及び離間するように、支持ブロ
ック34上を水平方向(図5の左右方向)へ移動可能で
ある。各スライドダイ40は、張出壁14の外面形状に
対応する内面形状を有する凹部40aを有する。一対の
支持板41は、スライドダイ40と対応するように、下
移動台33上に固定される。各スライドダイ40に連結
されたガイドロッド42が、支持板41を挿通するよう
に延びる。ガイドロッド42の端部と支持板41との間
には、付勢手段としてのバネ(例えばコイルバネ)43
が配置される。バネ43は、対応するスライドダイ40
を固定ダイ35から離間する方向に付勢する。
【0027】第2移動台としての上移動台44は、下移
動台33の上方において、垂直方向へ移動可能に配置さ
れる。上移動台44の下面には、固定ダイ35の底壁支
持部35bと対向する押圧面45aを有する押圧ブロッ
ク45が固定される。上移動台44の下面にはまた、そ
れぞれ傾斜カム面46aを備えた一対のカムブロック4
6が固定される。前記スライドダイ40は、対応する傾
斜カム面46aに当接する傾斜面40bを有する。傾斜
カム面46a及び傾斜面40bは、第2カム手段を構成
する。前記バネ43は、傾斜面40bが常に傾斜カム面
46aに当接するように、対応するスライドダイ40を
付勢する。
【0028】上移動台44が下移動台33に対して下降
するに従い、傾斜カム面46aと傾斜面40bとの係合
作用によって、両スライドダイ40がバネ43の付勢力
に抗して固定ダイ35に向かって移動する。
【0029】次に、前記のように構成された成形装置の
作用について説明する。先ず、図5は、成形装置の初期
状態を示す。この初期状態においては、上移動台44及
び下移動台33がそれぞれ最上昇位置に配置される。こ
のとき、押圧ブロック45及び両スライドダイ40が、
固定ダイ35から最も離間した開放位置に配置されると
ともに、両スライドパンチ36が固定ダイ35の開口3
5cから突出しない没入位置に配置される。この状態
で、張出壁14が成形される前のオイルパン1’が、押
圧ブロック45及び両スライドダイ40と固定ダイ35
との間の空間から、固定ダイ35に被せられるようにセ
ットされる。このときのオイルパン1’の底壁10に
は、側壁7からの張出壁14の張り出し分を考慮して、
張り出し代(底壁支持部35bから浮き上がった部分)
が与えられている。
【0030】次に、上移動台44がプレス機等の押圧機
構(図示せず)によって下方へ押圧される。そのため、
上移動台44が押圧ブロック45及びカムブロック46
と一体となって下降して、下移動台33に徐々に近づ
く。この上移動台44の下降に伴い、傾斜カム面46a
と傾斜面40bとの係合作用によって、両スライドダイ
40がバネ43の付勢力に抗して固定ダイ35に向かっ
て移動する。図6に示すように、押圧ブロック45及び
両スライドダイ40が、固定ダイ35上にセットされた
オイルパン1’に当接した時点で、下移動台33に対す
る上移動台44の下降が停止する。
【0031】押圧機構による上移動台44の下方への押
圧はさらに続行される。従って、上移動台44及び下移
動台33が一体となって、ベース31に近づくように下
降する。下移動台33の下降に伴い、傾斜カム38と傾
斜面36bとの係合作用によって、両スライドパンチ3
6がバネ39の付勢力に抗して互いに離間する方向へ移
動する。従って、両スライドパンチ36の凸形ダイ36
aが、固定ダイ35の開口35cから徐々に突出する。
この凸形ダイ36aの突出に伴い、図7に示すように、
オイルパン1’の側壁7が外側へ張り出すように変形し
て、張出壁14が成形される。図7に示すように、カム
支持ブロック37の先端が底壁支持部35bの内面に当
接し、且つ凸形ダイ36aが張出壁14を挟んでスライ
ドダイ40の凹部40aに密着したとき、上移動台44
及び下移動台33の下降が停止される。その結果、凸形
ダイ36aとスライドダイ40の凹部40aとの間に、
側壁7から一体的に張り出す張出壁14が成形される。
【0032】張出壁14の成形が完了したオイルパン1
を成形装置から取り出す場合には、押圧機構による上移
動台44の押圧を解除する。すると、バネ39,43の
付勢力によって、前述した成形手順とほぼ逆の手順を辿
って、成形装置が図5に示す初期状態に再び戻る。従っ
て、この状態で、成形済みのオイルパン1を成形装置か
ら容易に取り出すことができるとともに、次に成形すべ
きオイルパン1’を成形装置に容易にセットすることが
できる。
【0033】以上説明したように、上述した成形装置を
利用することにより、張出壁14を一体的に備えたオイ
ルパン1を容易に成形することができる。特に、図5〜
図7に示す成形装置では、傾斜面を有するカム38,4
6を利用することにより、上移動台44を単に下方へ押
圧するだけで、上述した成形手順が連続して行われる。
また、オイルパン1の成形後に成形装置を初期状態に戻
す場合にも、バネ39,43の付勢力によって容易に初
期状態に復帰する。そのため、例えば垂直方向へ移動す
る部材と水平方向へ移動する部材とをそれぞれ別の駆動
装置によって移動させる場合と比較して、成形装置の構
成が非常に簡単になる。しかも、成形装置に設けられた
可動部材の全てを正確に同期させつつ動かすことがで
き、成形作業を確実且つ正確に行うことができる。
【0034】さらには、押圧機構による上移動台44の
押圧を解除するだけで、成形装置が初期状態に自動的に
復帰するので、初期状態に戻すための動力は必要ない。
加えて、初期状態において成形装置が開放されることに
より、成形済みのオイルパン1を成形装置から容易に取
り出すことができるとともに、次に成形すべきオイルパ
ン1’を成形装置に容易にセットすることができる。こ
のような成形装置は、オイルパン1の量産に適する。
【0035】次に、図1〜図4に示すオイルパン1の騒
音特性に関しての実験結果について、図8〜図11に従
って説明する。この実験は、エンジンの運転時にオイル
パンから外部に発せられる騒音を検証するためのもので
ある。この実験に際しては、図8に示す張出モデル50
と、図9に示すフラットモデル55とが使用された。図
8に示す張出モデル50は、張出壁14を一体的に備え
た側壁7を模して形成されたものである。すなわち、張
出モデル50は、図1〜図4に示すオイルパン1の側壁
7に相当する平板部51と、図1〜図4に示すオイルパ
ン1の張出壁14に相当する張出板部52とを備える。
平板部51の周縁には、複数のボルト挿通孔53aを備
えたフランジ53が形成される。一方、図9に示すフラ
ットモデル55は、張出モデル50から張出板部52を
除いたものに相当する。つまり、フラットモデル55
は、張出壁14を備えていない側壁7を模して形成され
たものである。
【0036】図10は、実験装置を示す。同図に示すよ
うに、この実験装置は、張出モデル50及びフラットモ
デル55を振動させるための加振器60を備える。加振
器60に設けられた加振板61上に、張出モデル50又
はフラットモデル55が取り付けられる。加振板61に
対する張出モデル50又はフラットモデル55の取り付
けは、フランジ53のボルト挿通孔53aに挿通される
ボルト等の締結具(図示せず)によって行われる。
【0037】CPUを含む制御装置62には、高速フー
リエ変換回路(FFT回路)63が接続される。FFT
回路63は、所定の周波数信号を生成して、その周波数
信号をアンプ64を介して加振器60に与える。加振器
60は、与えられた周波数信号に応じて、加振板61上
の張出モデル50又はフラットモデル55を振動させ
る。加振器60には、振動の周波数を検出するためのセ
ンサ65が取り付けられる。センサ65は、検出信号を
アンプ66及びFFT回路63を介して制御装置62に
出力する。制御装置62は、センサ65からの検出信号
に基づいてFFT回路63をフィードバック制御して、
所望の周波数の振動を加振器60に生じさせる。
【0038】加振板61上の張出モデル50又はフラッ
トモデル55の上方には、騒音計67が配置される。騒
音計67は、張出モデル50又はフラットモデル55か
ら発せられた音を検出して、検出信号をFFT回路63
に出力する。制御装置62は、騒音計67からの検出信
号を、FFT回路63を通じて周波数分析する。図11
は、図10の実験装置を用いて、張出モデル50又はフ
ラットモデル55から発せられた騒音を周波数分析した
結果を示す。同図から判るように、張出モデル50から
発せられた騒音のレベルは、フラットモデル55から発
せられた騒音のレベルよりも、全体的に見て0.9dB
ほど小さい。特に、騒音に含まれる中心周波数が、人間
にとって最も耳障りとなる1000〜3000Hzの範
囲では、より騒音レベルが小さくなることが確認され
た。
【0039】以上の実験結果からも明らかなように、オ
イルパン1に張出壁14を一体的に設けることにより、
エンジンの運転時においてオイルパン1から発せられる
騒音を効果的に抑制できる。その理由の1つとして、張
出壁14によってオイルパン1の剛性が向上したからで
あると考えられる。
【0040】次に、本発明におけるオイルパン1の別の
実施形態について説明する。先ず、図12は、張出壁1
4に、フランジ3のボルト挿通孔3aに挿通されるボル
ト5の通過を許容する凹み20を設けた例である。この
凹み20は、ボルト挿通孔3aと同軸上の位置におい
て、垂直方向に延びるように設けられる。そのため、ボ
ルト5及び工具を、オイルパン1の下方から凹み20を
通じてボルト挿通孔3aに容易に挿通することができ、
シリンダブロック2に対するオイルパン1の取り付け作
業が非常に容易になる。また、この凹み20は、側壁7
の剛性の更なる向上にも寄与する。
【0041】図13は、張出壁14を側壁7ではなく前
壁8に一体的に設けた例である。このように、張出壁1
4は側壁7に設けられなくとも、他の部分に設けられて
も良い。特に、側壁7に設けられた張出壁14がエンジ
ンルーム内の他の機器と干渉するような場合には、張出
壁14を前壁8に設けることは有効である。両側壁7の
うちの一方のみから張出壁14を省き、その代わりに前
壁8に張出壁14を設けるようにしてもよい。
【0042】図14は、張出壁14をほぼ半球ドーム状
に形成した例である。このような形状の張出壁14は、
オイルパン1の剛性を一層向上させる。また、図14に
2点鎖線で示すように、この半球ドーム状の張出壁14
の上半分の形状を変更して、図1〜図4に示される張出
壁14の上壁16と同様な上壁16を形成すれば、オイ
ルの揺動を抑制することができる。なお、本発明の実施
形態は上記の各実施形態に限定されるものではなく、次
のような変更例も可能である。図1〜図4の実施形態に
おいて、両側壁7のうちの一方から張出壁14を省いて
もよい。張出壁14の配設位置、形状或いは大きさは、
エンジンルーム内の搭載スペースに応じて最も相応しい
態様に適宜変更されてもよい。
【0043】以下に、特許請求の範囲に記載された技術
的思想の他に、上記の各実施形態から把握できる技術的
思想を記載する。 (1)前記周囲壁は一対の側壁を含み、張出壁が各側壁
に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の
オイルパン。 (2)前記周囲壁は前壁を含み、張出壁が前壁に設けら
れることを特徴とする請求項1又は2に記載のオイルパ
ン。 (2)オイルパンの開口縁部には、シリンダブロックに
結合されるフランジが設けられ、そのフランジにはボル
ト挿通孔が形成され、前記張出壁は、ボルト挿通孔とほ
ぼ同軸上に延びる凹みを有することを特徴とする請求項
1又は2に記載のオイルパン。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
必要なオイルの量を確実に確保することができ、しかも
製造が簡単で耐久性に優れるオイルパンを提供すること
ができる。また、本発明によれば、上記のようなオイル
パンを容易に成形することができる成形装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態におけるオイルパンを示
す斜視図。
【図2】 図1のオイルパンの平面図。
【図3】 図2の3−3線に沿った断面図。
【図4】 図3の4−4線に沿った断面図。
【図5】 図1のオイルパンを成形するための成形装置
において、その動作を順に示す断面図。
【図6】 図5の成形装置の動作を順に示す断面図。
【図7】 図6の成形装置の動作を順に示す断面図。
【図8】 張出しモデルを示す斜視図。
【図9】 フラットモデルを示す斜視図。
【図10】 加振実験装置を概略的に示す構成図。
【図11】 図8の張出モデル及び図9のフラットモデ
ルの騒音特性をそれぞれ示すグラフ。
【図12】 本発明の別の実施形態におけるオイルパン
を示す部分平面図。
【図13】 本発明の別の実施形態におけるオイルパン
を示す部分平面図。
【図14】 本発明の別の実施形態におけるオイルパン
を示す部分正断面図。
【図15】 従来技術におけるオイルパンを示す斜視
図。
【符号の説明】
1…オイルパン、6…貯留室、7…周囲壁を構成する側
壁、8…周囲壁を構成する前壁、9…周囲壁を構成する
後壁、14…張出壁、15…補助室としての側室、16
…上壁、16a…天井面、17…オイルの液面、31…
ベース、33…第1移動台としての下移動台、35…固
定ダイ、35c…開口、36…スライドパンチ、36a
…凸形ダイ、36b…第1カム手段を構成する傾斜面、
38…第1カム手段を構成する傾斜カム、40…スライ
ドダイ、40a…凹部、40b…第2カム手段を構成す
る傾斜面、44…第2移動台としての上移動台、46a
…第2カム手段を構成する傾斜カム面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G015 BB00 BB06 CA08 DA01 DA08 DA11 EA04 4E063 AA01 BA08 DA06 DA08 MA18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オイル貯留室を画定する周囲壁と、周囲
    壁に設けられた張出壁とを備え、張出壁は周囲壁を外側
    に向かって張り出させることにより周囲壁と一体的に形
    成され、張出壁はオイル貯留室と連通するオイル補助室
    を画定することを特徴とするエンジンのオイルパン。
  2. 【請求項2】 前記張出壁は、前記補助室に面する天井
    面を有する上壁を備え、その天井面は貯留室内のオイル
    の液面よりも上方に位置することを特徴とする請求項1
    に記載のオイルパン。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のオイルパンを成
    形するための成形装置であって、 ベースと、 ベースに対して接近及び離間移動可能に設けられた第1
    移動台と、 第1移動台上に設けられた中空の固定ダイであって、そ
    の固定ダイは前記オイル貯留室の内面形状に対応する外
    形を有し、固定ダイは張出壁に対応する形状を有する開
    口を備えることと、 固定ダイの内部空間に前記第1移動台の移動方向とほぼ
    直交する方向へ移動可能に設けられたスライドパンチで
    あって、そのスライドパンチは固定ダイの開口から突出
    可能な凸形ダイを有し、その凸形ダイは張出壁の内面形
    状に対応する外形を有することと、 第1移動台上に第1移動台の移動方向とほぼ直交する方
    向へ移動可能に設けられたスライドダイであって、その
    スライドダイは固定ダイに対して接近及び離間移動可能
    であり、スライドダイは張出壁の外面形状に対応する内
    面形状を有する凹部を備えることと、 スライドダイを介して第1移動台と対向するように配置
    された第2移動台であって、その第2移動台は第1移動
    台の移動方向と同方向へ移動可能であることと、 ベースとスライドパンチとの間に設けられた第1カム手
    段であって、その第1カム手段は、第1移動台がベース
    に近づくように移動したとき、凸形ダイが固定ダイの開
    口から突出するように、スライドパンチを移動させるこ
    とと、 第2移動台とスライドダイとの間に設けられた第2カム
    手段であって、その第2カム手段は、第2移動台が第1
    移動台に近づくように移動したとき、スライドダイを固
    定ダイに向かって移動させることとを備えることを特徴
    とする成形装置。
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