JPH03294611A - 制振構造オイルパン - Google Patents

制振構造オイルパン

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Publication number
JPH03294611A
JPH03294611A JP9627190A JP9627190A JPH03294611A JP H03294611 A JPH03294611 A JP H03294611A JP 9627190 A JP9627190 A JP 9627190A JP 9627190 A JP9627190 A JP 9627190A JP H03294611 A JPH03294611 A JP H03294611A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
wall
oil pan
space
pan
Prior art date
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Pending
Application number
JP9627190A
Other languages
English (en)
Inventor
Kohei Kataoka
片岡 康平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエンジンのオイルパンの制振構造に関する。
〔従来の技術〕
エンジン騒音低減の方策の一つとしてオイルパン壁の膜
振動及び透過音を抑えるために、従来、制振鋼板の採用
やオイルパンカバーの設定等が行われている。第2図(
a)に制振鋼板製のオイルパン20の例を示し、オイル
パン20は第2図(b)にその部分拡大図として示す通
り2枚の鋼板21の間に樹脂23をはさみ込んだ制振鋼
板により作られ、振動を抑えている。また、第3図に示
すものはオイルパン20の外側に防振材25を配設し、
それを支えるカバー27をその外側に取り付けてシリン
ダブロック1に固定し、制振構造としたものである。
実開昭63−14817号公報にはオイルパンにカバー
部材を被覆保持させた例が開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の制振鋼板を用いた場合には、特殊材料を使用する
ためにコストアップし、また、プレス加工時の成形性が
悪化するために形状の自由度が低下する。
また、オイルパンにカバーを取付けた場合には、その取
付はスペースが必要となり、同一のオイルパン容量を確
保しようとすると大型化し、また、カバー取付けのため
のボルト等別部品が必要となり、部品増によるコストア
ップがもたらされる。
上記の問題点に鑑み、本発明に於いては、取付はスペー
スを大きく必要とせず、構造が簡単でコスト的にも有利
な制振構造を有するオイルパンを得ることを目的とする
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本発明に於いては、オイ
ルパンの壁を内壁と外壁とより成る2重構造とし、該内
壁と外壁との間にオイルだまりとなる所定の空間を形成
し、前記空間の上部にはクランク室内に連通ずるオイル
人口を設け、前記空間の下部にはオイルパン内のオイル
だまりと連通し、前記オイル入口よりは開口面積の小さ
いオイル出口を設けたことを特徴とする制振構造オイル
パンを提供する。
〔作 用〕
エンジンの運転中にクランク室内を落下するオイルは、
オイルパンの内壁と外壁との間に形成された空間の上部
にあるオイル人口より該空間に入り該空間内をオイルで
満たす。このとき、該空間の下部にあるオイル出口はオ
イルパンのオイルだまりと連通しているためにここから
オイルだまりへオイルが流出するが、オイル出口面積は
前記オイル入口面積よりも小さいために前記空間内のオ
イルの油面はオイルだまりの油面よりも高くなり、エン
ジンの運転中は該空間内にオイルが充満され、これによ
り、オイルパンの制振が行われる。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面を参照して説明する。第1図に本
発明によるオイルパン20を示す。1はシリンダブロッ
ク、2はオイルパンの外壁、3はオイルパンの内壁で両
壁は所定の間隔を保って取付けられている。4はクラン
ク室10より外壁2と内壁3との間に形成されたオイル
だまりとなる所定の空間(以下、壁間オイルだまりと言
う)7に連通ずるオイル人口、5は前記壁間オイルたま
り7(3) (4) よりオイルパン内壁内のオイルだまり (以下主オイル
だまりと言う)8に連通ずるオイル出口、6はオイルス
トレーナ、で主オイルだまり8からオイルを吸い上げる
。オイルパン外壁2とオイルパン内壁3とは、シリンダ
ブロック1の下部で係合し締結されオイルパン20を形
成している。また、オイル人口4の入口総面積は、オイ
ル出口5の出口総面積よりも大きく形成されている。
上記の構成により、エンジンの運転時には、オイルは、
オイルストレーナ6を通り主オイルだまり8から吸い上
げられ、エンジン各部を潤滑してシリンダブロックより
クランク室内を落下してくる。このとき大部分のオイル
は直接主オイルだまりに落下して主オイルだまりに溜め
られるが、部のオイルは、オイル人口4を通り、壁間オ
イルだまり7に入りこの中にオイルが溜約られる。この
壁間オイルだまり7の中のオイルはその下部に設けられ
たオイル出口5より主オイルだまり8に流出し、オイル
の循環が行われる。しかし、オイル出口5の総面積はオ
イル人口4の総面積よりも小さいために、オイルは次第
に壁間オイルだまり内に蓄えられ、一定時間経過後は、
その油面は主オイルだまり8の油面8.よりも高くなり
、やがて、壁間オイルたまり7内にはオイルが充満した
状態となり、その状態で運転が続けられる。
上記により壁間オイルだまり7内に満たされたオイルは
運転中防振材の作用をなし、オイルパン20の内壁3、
外壁2の各壁面の振動を減衰させ、また、オイルパン壁
の膜振動、透過音を低減させる。また、上記の構成によ
れば、特別な材料を用いることなく、従来の、オイルパ
ン材料(−船釣には鋼板)をそのまX用いることが出来
るのでコスト、生産性の面で有利である。また、オイル
パンの外壁がオイルパンの外側すなわちエンジンルーム
内に占めるスペースは、従来の普通のオイルパンが占め
たのと同じスペースで構成でき、先行技術にあった様な
オイルパンカバーを付けるための特別なスペースや取付
方法が不要である。また、オイルパンの内壁がオイルパ
ンの内側に占めるスペースは、オイルパン内のストレー
ナ等の構成物に接触しない限り大きく取ることが可能で
、これを大きくすれば壁間オイルパンの容量も大きくな
り、制振効果が増すと共に、オイルパン全体の容量も増
し、予備オイルパンとしての利用価値もある。
〔発明の効果〕
本発明を実施することにより次の効果を奏する。
(1)壁間オイルだまりに充満されたオイルが防振材と
なりオイルパン壁面の振動を減衰させ、またオイルパン
壁の膜振動、透過音を低減させる。
(2)オイルパン材料として従来用いられている鋼板等
の材料をそのま5用いることが可能で、コスト、生産性
の面で有利である。
(3)エンジンルーム内に占めるスペースも従来と同様
で余分なスペースを必要としない。
(4)オイルパン全体の容量を増すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例によるオイルパンの構造を示す
断面図、第2図は従来の制振鋼板を用いたオイルパンを
示し、第2図(a)はその断面図、第2図(b)は第2
図(a)のA部拡大図、第3図は従来の防振材とカバー
を備えたオイルパンの断面図を示す。 2・・・オイルパン外壁、   3・・・オイルパン内
壁、4・・・オイル入口、     5・・・オイル出
口、7・・・壁間オイルだまり、  8・・・主オイル
だまり、10・・・クランク室、20・・・オイルパン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、オイルパンの壁を内壁と外壁とより成る2重構造と
    し、該内壁と外壁との間にオイルだまりとなる所定の空
    間を形成し、前記空間の上部にはクランク室内に連通す
    るオイル入口を設け、前記空間の下部にはオイルパン内
    のオイルだまりと連通し、前記オイル入口よりは開口面
    積の小さいオイル出口を設けたことを特徴とする制振構
    造オイルパン。
JP9627190A 1990-04-13 1990-04-13 制振構造オイルパン Pending JPH03294611A (ja)

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