JP2001038230A - 籾摺装置 - Google Patents

籾摺装置

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JP2001038230A
JP2001038230A JP11213683A JP21368399A JP2001038230A JP 2001038230 A JP2001038230 A JP 2001038230A JP 11213683 A JP11213683 A JP 11213683A JP 21368399 A JP21368399 A JP 21368399A JP 2001038230 A JP2001038230 A JP 2001038230A
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JP11213683A
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Michikazu Iwai
通和 岩井
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】主・副籾摺ロールを振り替えずに籾摺するこ
と。 【解決手段】主・副籾摺ロール7a,7bによる籾摺作
業中には、主外径センサ34,副外径センサ35、及
び、主回転数センサ36,副回転数センサ37の検出情
報により、主・副籾摺ロール7a,7bの周速を算出す
る。次いで、主・副籾摺ロール7a,7bの周速を比較
して、両周速差が所定値より小さくなると、主・副籾摺
ロール7a,7bの回転数を反転する指令を出し、副籾
摺ロール7bの周速が主籾摺ロール7aよりも速く回転
駆動する。 【効果】主・副籾摺ロール7a,7bの振り替えをせず
に、両籾摺ロールの摩耗を均等化し、脱ぷ率の低下や摺
り出し量の低下を来すことなく、籾摺作業を継続でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、籾摺装置の改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来装置は、図2に示すように、主モー
タ29からの動力を主軸30に伝導して、主軸30によ
り主籾摺ロール7aを速く回転駆動し、主軸30から減
速した動力を副軸31に伝導して、副籾摺ロール7bを
遅く回転駆動する構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来装置にあっては、
主籾摺ロール7aの方が早く摩耗し、主籾摺ロール7a
が副籾摺ロール7bに比較して小径になると、脱ぷ率の
低下や、摺り出し量が低下するので、主籾摺ロール7a
と副籾摺ロール7bとを振り替えて籾摺作業をする必要
があった。
【0004】そこで、この発明では、このような不具合
を解消し、主・副籾摺ロール7a,7bの振り替えをす
ることなく、籾摺作業を継続しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
問題点を解決するために、次の技術的手段を講じた。即
ち、この発明は、籾摺をする主籾摺ロール7a及び副籾
摺ロール7bと、前記主籾摺ロール7aを回転駆動し且
つ回転数の調節できる主籾摺ロール駆動手段と、前記副
籾摺ロール7bを回転駆動し且つ回転数の調節できる副
籾摺ロール駆動手段と、前記主・副籾摺ロール7a,7
bの周速を検出する主・副周速検出手段と、主・副籾摺
ロール7a,7bの周速を比較し、副籾摺ロール7bの
周速が所定量主籾摺ロール7aよりも速くなると、主籾
摺ロール7aよりも副籾摺ロール7bの周速を速くなる
ように前記主籾摺ロール駆動手段,副籾摺ロール駆動手
段の駆動内容を調節する駆動制御手段と、からなる籾摺
装置である。
【0006】
【作用及び効果】主・副籾摺ロール7a,7bで籾摺作
業を開始すると、例えば、主外径センサ34,副外径セ
ンサ35、及び、主回転数センサ36,副回転数センサ
37の検出情報により、主・副籾摺ロール7a,7bの
周速を算出する。次いで、主・副籾摺ロール7a,7b
の周速を比較して、周速差が所定値以下になると、主・
副籾摺ロール7a,7bの回転数を変更調節する指令を
駆動手段である第1モータ32,第2モータ33に出力
し、副籾摺ロール7bの周速が主籾摺ロール7aよりも
速くなるような駆動制御を実行する。
【0007】従って、主・副籾摺ロール7a,7bの振
り替えを行なわずに、両籾摺ロールをまんべんに摩耗さ
せることができて、脱ぷ率の低下や摺り出し量の低下を
回避しながら、籾摺作業を継続することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に示すこの発明の実施
例の形態について説明する。まず、図1に基づき、籾摺
選別機の全体構成について説明する。籾摺選別機は、籾
摺をする籾摺部1,籾摺部1からの摺落米を風選する摺
落米風選部2,摺落米風選部2での風選後の混合米を籾
・玄米に分離選別する揺動選別部3,混合米揚穀機4及
び玄米揚穀機5等により構成されている。
【0009】籾摺部1は、籾ホッパ6,籾摺ロ−ル7,
7の内装されている籾摺室8等で構成されている。摺落
米風選部2は、摺落米風選箱9,摺落米風選路10,粃
受樋11,摺落米受樋12,吸引フアン13,排塵筒1
4等により構成されている。次に、揺動選別部3につい
て説明する。多段の揺動選別板15,15,…には、板
面に選別用の凹凸が形成されていて、縦方向の一側を高
い供給側、他側を低い排出側とし、横方向(図1の左右
方向)の一方側を高い揺上側、反対側を低い揺下側とし
て、揺動選別板15の縦横2方向ともに傾斜した構成と
し、揺動選別板15,15,…は揺動アーム,揺動リン
クから構成されている揺動装置で、横方向斜め上下に往
復揺動される構成である。
【0010】この揺動選別板15,15,…における供
給側には供給口が構成されていて、混合米揚穀機4によ
り揚穀された混合米が、混合米ホッパ24,分配供給樋
16及び分配ケース17を経由して、供給口から揺動選
別板15,15,…に供給される構成である。揺動選別
板15,15,…に供給された混合米は、粒形の大小,
比重の大小,摩擦係数の大小等の関係で、比重の重い小
形の玄米は揺上側に偏流分布し、また、玄米に比較して
大きく比重の軽い籾は、揺下側に偏流分布し、また、そ
の中間部には分離されない籾・玄米の混合米が分布しな
がら選別される。しかして、これらの選別穀粒は、揺動
選別板15の排出側に設けられている玄米仕切板18及
び籾仕切板19で仕切られて取り出される。
【0011】取り出された玄米は、玄米取出樋20,玄
米流路21,玄米揚穀機5を経て機外に取り出され、ま
た、混合米は混合米取出樋22,混合米流路23,摺落
米受樋12,混合米揚穀機4,混合米ホッパ24,分配
供給樋16,分配ケース17を経て、揺動選別板15,
15,…に供給されて再選別される。また、取り出され
た籾は、籾取出樋25,籾流路26,籾揚穀機27を経
て籾摺部1に揚穀還元されて、再度の籾摺がなされる構
成である。
【0012】次に、図2乃至図4に基づき、籾摺ロール
7,7の他の実施例について説明する。従来装置にあっ
ては、例えば、図2に示すように、主モータ29から主
軸30に動力を伝導して、主軸30により主籾摺ロール
7aを速く回転駆動し、また、主軸30から減速した動
力を副軸31に伝導して、副籾摺ロール7bを遅く回転
駆動する構成である。
【0013】従って、主籾摺ロール7aの方が摩耗が早
く、主籾摺ロール7aが副籾摺ロール7bに比較して小
径になると、脱ぷ率の低下や、摺り出し量の低下を来す
ので、主籾摺ロール7aと副籾摺ロール7bとを振り替
える必要があり、面倒であった。そこで、この実施例で
は、主・副籾摺ロール7a,7bの振り替えを不要にし
た籾摺ロールの駆動装置を具現しようとするものであ
る。
【0014】図3に示すように、主籾摺ロール7a及び
副籾摺ロール7bを同径に構成し、例えば、主籾摺ロー
ル7aを回転調節できる第1モータ32で駆動し、副籾
摺ロール7bを回転調節できる第2モータ33で駆動す
る構成としてる。この主・副籾摺ロール7a,7bの外
周部近傍には、籾摺ロールの外径を検出できる主外径セ
ンサ34,副外径センサ35、及び、回転数を検出でき
る主回転数センサ36,副回転数センサ37を、夫れ夫
れ配置している。
【0015】次ぎに、図4のフローに基づきその制御内
容を説明する。主外径センサ34,副外径センサ35、
及び、主回転数センサ36,副回転数センサ37の検出
情報は、CPU内臓の制御部(図示省略)に入力され
る。これらの検出回転数及び検出外径から、主・副籾摺
ロール7a,7bの周速を夫れ夫れ算出する。次いで、
両周速を比較し、その周速差が所定値(例えば、2メー
トル/1秒間)を超えているか否かを判定する。
【0016】しかして、所定値を越えて主籾摺ロール7
aの周速が速い場合には、そのまま主・副籾摺ロール7
a,7bの回転駆動を継続し、また、所定値を越えてい
ない場合には、副籾摺ロール7bの回転を速くし、主籾
摺ロール7aの回転を遅くするように回転数の反転制御
を実行する。従って、主・副籾摺ロール7a,7bの振
り替えずに、両籾摺ロールはまんべんに摩耗し、脱ぷ率
の低下や摺り出し量の低下を来すことなく、籾摺作業を
継続できて、従来装置の不具合を解消することができ
る。
【0017】次に、図5及び図6に基づき、摺落米風選
部2の他の実施例について説明する。従来の摺落米風選
部2は、図5に示すように、摺落米風選箱9,摺落米風
選路10,粃受樋11,摺落米受樋12,吸引フアン1
3,排塵筒14により構成されている。この摺落米風選
路10の摺落米落下口部38下方には、風割り板39を
配置して、選別風を斜め上方に屈曲変更して、落下して
くる摺落米を一次風選する。
【0018】また、摺落米風選路10の粃受樋11の入
口部から上方には、摺落米風選路10の底板に沿わせて
粃選別棚11aを設け、摺落米風選路10の下側には、
粃受樋11の棚先11bを風路に沿わせて延長し、幅の
広い粃選別供給風路40を構成し、その先端部に粃風力
調節弁41を設けた構成である。しかして、粃受樋11
に籾殻が落下選別されような選別不良の際に、粃風力調
節弁41を開側に調節し、粃受樋11の選別風力を増加
調節することがある。すると、吸引ファン13により吸
引選別している関係から、その増加調節風量分だけ摺落
米風選路10の選別風力が弱くなり、摺落米受樋12に
籾殻が落下選別されるという不具合が発生することがあ
った。
【0019】そこで、この実施例ではこのような不具合
を解消しようとするものである。この実施例では、図6
に示すように、摺落米風選路10の下側には、粃受樋1
1の棚先11bを風路に沿わせて上方に延長して、幅の
広い粃選別供給風路40を設け、その先端部に粃風力調
節弁41を設けている。粃受樋11の入口部から下方へ
は、摺落米風選路10の上側に沿わせて風路と同幅の補
助選別棚42を設けて、摺落米風選路10の底板と補助
選別棚42との間に、選別風導入路43を構成してい
る。
【0020】しかして、粃受樋11に籾殻が落下する選
別不良の際に、粃風力調節弁41を開調節し、粃受樋1
1の入口部の風力を増加調節することにより、籾殻の粃
受樋11への落下選別を防止することができる。また、
この際に、粃受樋11の上を通過して風の一部が選別風
導入路43へも流れて、摺落米風選路10の始端側に流
入する。従って、摺落米風選路10の選別風力も同時に
増加調節されるので、摺落米風選路10の選別低下も合
わせて防止できて、摺落米受樋12への籾殻の落下選別
を同時に防止できる。
【0021】次に、図7乃至図10に基づき、操作レバ
ーの作動構成について説明する。籾ホッパ6の揺動選別
部3側に幅広の平面部28を構成して、この平面部28
にU字形の第1操作溝45、及び、直線状の第2操作溝
46を構成し、この第1操作溝45,第2操作溝46に
沿って第1操作レバー47,第2操作レバー48を夫れ
夫れ移動操作自在に構成している。
【0022】前記平面部28の下面に取り付けた支持ブ
ラケット(図示省略)には、図7の左右方向(機体の前
後方向)に沿った支持軸49を取り付けている。この支
持軸49には、第1操作レバー47の基部を左右方向に
揺動自在に軸支し、また、支持軸49には第2操作レバ
ー48の基部を軸芯回りに回動自在に取り付けている。
【0023】また、支持軸49における第1操作レバー
47の左右両側には、弁作動体50及び揺動クラッチ作
動体51を回動自在に支持し、弁作動体50の上部には
U字型の弁係合部50aを構成して、第1操作レバー4
7を左側に回動すると弁係合部50aに係合する構成と
している。また、揺動クラッチ作動体51の上部には、
U字型のクラッチ係合部51aを構成して、第1操作レ
バー47を右側に回動すると、クラッチ係合部51aに
係合する構成とし、揺動クラッチ作動体51の上部に
は、揺動選別部3の揺動クラッチを入切する揺動クラッ
チワイヤ53の一端を連係している。また、揺動クラッ
チワイヤ53の他端をクラッチアーム55に連結し、ク
ラッチアーム55にはテンションプーリ54を軸支し、
揺動クラッチ作動体51のクラッチ入り位置に回動する
と、揺動クラッチワイヤ53を介してクラッチアーム5
5が回動し、テンションプーリ54を伝導ベルト56に
押圧して、中間プーリ57から揺動プーリ58に動力が
伝達され、揺動選別板15が揺動する構成である。
【0024】また、第2操作レバー48には、玄米取出
樋20の玄米切替弁48bを機外排出状態、あるいは、
機内循環状態に切り替える玄米弁切替ワイヤ48aの一
端を連結している。また、機枠(図示省略)には、弁軸
59を軸架し、弁軸59の一端部には、三角形状の連動
回転体60の第一角部を取り付けている。機枠には混合
米ホッパ24を上下動自在に支持し、混合米ホッパ24
の側面には、ホッパ連動ロッド61の上端を連結し、ホ
ッパ連動ロッド61の下端部を、連動回転体60の第二
角部に枢支連結している。
【0025】また、籾供給調節弁62作動用の弁作動ア
ーム63の一端には、籾供給調節弁62を開側に付勢す
るバネ65を取り付け、弁作動アーム63の他端部には
弁連動ロッド64の一端を枢支連結し、弁連動ロッド6
4の他端を連動回転体60の第三角部に枢支連結してい
る。前記弁作動体50には弁ロッド52の基部を取り付
けて、その前端部を前記弁軸59の後部に取り付けてい
る牽制第1板66の近傍に臨ませ、また、第2操作レバ
ー48には循環・排出ロッド66aの基部を取り付け
て、その前端部を前記弁軸59の後部に取り付けた牽制
第3板68の近傍に臨ませている。
【0026】また、籾供給調節弁62の供給量を調節す
る供給量調節レバー69を、前記平面部28に取り付
け、供給量調節レバー69には調節ロッド70を取り付
けて、その先端部を弁軸59の後側に設けた牽制第2板
67の近傍に臨ませている。なお、供給量調節レバー6
9が枢支部を支点として回動調節されて、平面部28に
構成した調節溝71の係止部71aに係止されると、調
節ロッド70の下端が上下に調節されて、牽制第2板6
7の回動を規制することにより、籾供給調節弁62が開
調節されるものである。
【0027】しかして、混合米ホッパ24内に穀粒が増
加して、混合米ホッパ24が下方に移動すると、ホッパ
連動ロッド61も下方へ移動し、連動回転体60は弁軸
59を中心に反時計方向に回動し、弁連動ロッド64,
弁作動アーム63を介して、籾供給調節弁62は関連的
に閉調節される。次ぎに、図10に基づき、籾供給調節
弁62の開閉調節について説明する。
【0028】第1操作レバー47が閉位置にあり、弁作
動体50が閉位置にあるときには、図10(1)に示す
ように、弁ロッド52は下方に移動し、牽制第1板66
を下方に押し下げているので、籾供給調節弁62は閉状
態にある。次いで、第1操作レバー47を開位置に操作
すると、弁ロッド52は上方に回動して牽制第1板66
から離れ、バネ65に引かれて籾供給調節弁62は開状
態となる。
【0029】また、第1操作レバー47が開位置にあ
り、弁作動体50が開位置にあるときには、図10
(2)に示すように、牽制第2板67は調節ロッド70
に当接しているか、あるいは、牽制第3板68が循環・
排出ロッド66a当接して、籾供給調節弁62は一定の
開度で保持される。また、第1操作レバー47が開位
置、弁作動体50が開位置にあり、籾供給調節弁62が
開の状態では、図10(2)に示すように、第2操作レ
バー48が循環位置にあるときには、循環・排出ロッド
66aは牽制第3板68から離れた位置にあり、供給量
調節レバー69側の調節ロッド70に当接して、例え
ば、籾供給調節弁62が開度15ミリメートルとなる位
置で停止し、これ以上開調節できない状態にある。
【0030】供給量調節レバー69の開度調節状態が、
例えば、12ミリメートルのときには、調節ロッド70
が牽制第2板67に当接して弁開度12ミリメートルが
維持される。また、供給量調節レバー69の開度調節が
15ミリメートルのときには、牽制第2板67が調節ロ
ッド70に当接するか、あるいは、牽制第3板68が循
環・排出ロッド66aに当接するかして、籾供給調節弁
62の開度を15ミリメートルに保持し、また、供給量
調節レバー69の開度調節が21ミリメートルのときに
は、牽制第3板68が循環・排出ロッド66aに当接し
て、弁開度が21ミリメートルに保持される。
【0031】また、第1操作レバー47が開位置で、弁
作動体50が開位置にあり、籾供給調節弁62が開のと
きには、第2操作レバー48が循環位置から排出位置に
移動すると、図10(3)に示すように、第2操作レバ
ー48が排出位置に移動すると、循環・排出ロッド66
aが回動して下方へ移動し、弁軸59の牽制が解除され
て籾供給調節弁62が開側に調節可能になるが、供給量
調節レバー69の開度調節が12ミリメートル、あるい
は、15ミリメートルのときには、牽制第2板67が調
節ロッド70に当接するので、籾供給調節弁62はこれ
以上開かなく、この開度が保持される。
【0032】弁開度が例えば21ミリメートルに調節さ
たときには、調節ロッド70が調節に関連して牽制第2
板67と離れて開調節可能となり、籾供給調節弁62は
開調節された21ミリメートルの開度となる。前記のよ
うに、第1操作レバー47,第2操作レバー48及び供
給量調節レバー69を関連的に操作できるので、籾摺作
業の開始時には、籾供給調節弁62の開度を所定開度に
規制して、過負荷作業を防止でき、籾摺ロール7,7へ
の穀粒供給の安定化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の切断側面図
【図2】従来装置の要部の平面図
【図3】要部の平面図
【図4】フローチャート
【図5】従来装置の切断側面図
【図6】切断側面図
【図7】斜視図
【図8】要部の斜視図
【図9】腰部の斜視図
【図10】作用状態を示す要部の正面図
【符号の説明】
1…籾摺部、2…摺落米風選部、3…揺動選別部、4…
混合米揚穀機、5…玄米揚穀機、6…籾ホッパ、7…籾
摺ロール、7a…主籾摺ロール、7b…副籾摺ロール、
8…籾摺室、9…摺落米風選箱、10…摺落米風選路、
11…粃受樋、12…摺落米受樋、13…吸引フアン、
14…排塵筒、15…揺動選別板、16…分配供給樋、
17…分配ケース、18…玄米仕切板、19…籾仕切
板、20…玄米取出樋、21…玄米流路、22…混合米
取出樋、23…混合米流路、24…混合米ホッパ、25
…籾取出樋、26…籾流路、27…籾揚穀機、28…平
面部、29…主モータ、30…主軸、31…副軸、32
…第1モータ、33…第2モータ、34…主外径セン
サ、35…副外径センサ、36…主回転数センサ、37
…副回転数センサ、38…摺落米落下口部、39…風割
り板、40…粃選別供給風路、41…粃風力調節弁、4
2…補助選別棚、43…選別風導入路、45…第1操作
溝、46…第2操作溝、47…第1操作レバー、48…
第2操作レバー、49…支持軸、50…弁作動体、50
a…弁係合部、51…揺動クラッチ作動体、51a…ク
ラッチ係合部、52…弁ロッド、53…揺動クラッチワ
イヤ、54…テンションプーリ、55…クラッチアー
ム、56…伝導ベルト、57…中間プーリ、58…揺動
プーリ、59…弁軸、60…連動回転体、61…ホッパ
連動ロッド、62…籾供給調節弁、63…弁作動アー
ム、64…弁連動ロッド、65…バネ、66…牽制第1
板、66a…循環・排出ロッド、67…牽制第2板、6
8…牽制第3板、69…供給量調節レバー、70…調節
ロッド 71…調節溝、71a…係止部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 籾摺をする主籾摺ロール7a及び副籾
    摺ロール7bと、前記主籾摺ロール7aを回転駆動し且
    つ回転数の調節できる主籾摺ロール駆動手段と、前記副
    籾摺ロール7bを回転駆動し且つ回転数の調節できる副
    籾摺ロール駆動手段と、前記主・副籾摺ロール7a,7
    bの周速を検出する主・副周速検出手段と、主・副籾摺
    ロール7a,7bの周速を比較し、副籾摺ロール7bの
    周速が所定量主籾摺ロール7aよりも速くなると、主籾
    摺ロール7aよりも副籾摺ロール7bの周速を速くなる
    ように前記主籾摺ロール駆動手段,副籾摺ロール駆動手
    段の駆動内容を調節する駆動制御手段と、からなる籾摺
    装置。
JP11213683A 1999-07-28 1999-07-28 籾摺装置 Pending JP2001038230A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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