JP2001031899A - 脱離性インキ組成物及び該インキ組成物を印刷物から脱離する方法 - Google Patents

脱離性インキ組成物及び該インキ組成物を印刷物から脱離する方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】プラスチック基材に印刷されたインキ部分を、
短時間で容易に脱離して、無色にすることのできる脱離
性インキ組成物及び該インキ組成物を印刷物が脱離する
方法を提供する。 【解決手段】(A)セルロース系樹脂、セルロース系樹脂
とアクリル樹脂の混合体、セルロース系樹脂とアクリル
ポリオール樹脂の混合体又はセルロース系樹脂とウレタ
ン樹脂の混合体及び(B)スチレン−アクリル酸樹脂、ス
チレン−マレイン酸樹脂、ロジン−マレイン酸樹脂から
選ばれた1種又は2種以上の樹脂をビヒクルの主成分と
することを特徴とする脱離性インキ組成物、並びに、該
脱離性インキ組成物を用いて印刷した印刷物を、アルカ
リ水溶液と接触させることを特徴とする脱離性インキ組
成物を印刷物から脱離する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱離性インキ組成
物及び該インキ組成物を印刷物から脱離する方法に関す
る。さらに詳しくは、本発明は、プラスチック基材に印
刷されたインキ部分を、短時間で容易に脱離して、無色
にすることのできる脱離性インキ組成物及び該インキ組
成物を印刷物から脱離する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレンテレフタレートを素材とし
た各種容器は、いわゆるPETボトルとして、清涼飲料
水溶器、化粧料容器、調味料容器、医薬品容器などに広
く使用されている。これらの容器表面には、印刷インキ
によって商品名や商品説明が直接印刷されるか、あるい
は、印刷されたラベルがシールされている。近年、自然
状態では分解し難いプラスチックス容器、プラスチック
ラベル、プラスチックス包装袋などの廃棄物に起因する
環境汚染の問題が注目され、その削減が急がれている。
PETボトルと称される清涼飲料水溶器などは、回収が
かなり進んでおり、回収されたプラスチックス容器は、
再生加工して二次製品として利用されるようになってき
ている。このように回収されたプラスチックス容器など
は、その表面に様々な印刷が施されているために、再生
加工する際に、印刷されたインキを脱離あるいは脱色し
ておかないと、様々な色彩の再生加工品となってしま
う。このために、原材料に近い状態で再生加工品を得る
ためには、印刷インキの脱離又は脱色を行う必要があ
る。印刷されたプラスチックスの脱色方法としては、例
えば、印刷被膜成分を溶解又は膨潤させる有機溶剤と苛
性アルカリを必須成分とする洗浄液を用いて処理する方
法が知られている(特公昭52−26549号公報)。
この方法によると、廃液中に存在する有機溶剤の分離処
理が必要となるために、その回収作業に手間がかかると
いう問題があった。また、現在一般にプラスチックフイ
ルム、プラスチック容器に使用されているグラビアイン
キは、ウレタン樹脂、アクリル樹脂を主成分とし、これ
に繊維素系樹脂、酢酸ビニル樹脂、ロジンなどを併用し
たビヒクルに、顔料を配合したインキ組成物であるため
に、印刷されたインキ部分を1〜3重量%の水酸化ナト
リウム水溶液で処理してもインキを脱離又は脱色するこ
とは困難であった。このような難点を回避し、プラスチ
ックフイルムやプラスチック容器に印刷されたインキを
希アルカリ溶液で処理し、無色の状態でプラスチック容
器などを回収再生することが、当面の大きな課題であ
る。本発明者らは、先に、プラスチックフイルムやプラ
スチック容器に印刷されたインキ部分を1〜3%の希ア
ルカリ水溶液によって短時間で脱離、脱色することので
きるインキ組成物及び該インキ組成物を印刷物から脱離
する方法として、(A)ウレタン系樹脂および/又はアク
リル系樹脂及び(B)スチレン−アクリル酸共重合体、ス
チレン−マレイン酸樹脂、ロジン−マレイン酸樹脂又は
フェノール樹脂をビヒクルの主成分とする脱離性インキ
組成物と、アルカリ水溶液により印刷された該インキ組
成物を脱離する方法を発明した。このインキ組成物は優
れたアルカリ脱離性を有しているが、着色PETボトル
の再生対応を考慮すると、インキの透明性や、塗膜が柔
らかすぎるなどの点で、十分ではなかった。このため
に、無着色PETボトルや、無着色ガラスビンを、透明
性の高いインキで印刷したラベルで包み込むことによ
り、着色PETボトルや着色ガラスビンの紫外線カット
性を維持し、かつ、アルカリ水溶液を用いて容易に脱離
することができる脱離性インキ組成物が求められてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、プラスチッ
ク基材に印刷されたインキ部分を、短時間で容易に脱離
して、無色にすることのできる脱離性インキ組成物及び
該インキ組成物を印刷物から脱離する方法を提供するこ
とを目的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、印刷インキのビ
ヒクル主成分であるセルロース系樹脂、セルロース系樹
脂とアクリル樹脂の混合体、セルロース系樹脂とアクリ
ルポリオール樹脂の混合体又はセルロース系樹脂とウレ
タン樹脂の混合体に、スチレン−アクリル酸樹脂、スチ
レン−マレイン酸樹脂又はロジン−マレイン酸樹脂を配
合したビヒクルを用いたインキ組成物は、プラスチック
フイルムに対する印刷特性を低下することがなく、該イ
ンキ組成物による印刷塗膜は、80〜90℃の希アルカ
リ水溶液との接触によって短時間で脱離することを見い
だし、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、(1)(A)セルロース系樹脂、
セルロース系樹脂とアクリル樹脂の混合体、セルロース
系樹脂とアクリルポリオール樹脂の混合体又はセルロー
ス系樹脂とウレタン樹脂の混合体、及び、(B)スチレ
ン−アクリル酸樹脂、スチレン−マレイン酸樹脂、ロジ
ン−マレイン酸樹脂から選ばれた1種又は2種以上の樹
脂をビヒクルの主成分とすることを特徴とする脱離性イ
ンキ組成物、(2)(B)成分の含有量が、(A)成分の含
有量より少ない第(1)項記載の脱離性インキ組成物、
(3)イソシアネート化合物を含有する第(1)項又は第
(2)項記載の脱離性インキ組成物、(4)合成樹脂粉末
を含有する第(1)項、第(2)項又は第(3)項記載の脱離
性インキ組成物、及び、(5)第(1)項、第(2)項、第
(3)項又は第(4)項記載の脱離性インキ組成物を用いて
印刷した印刷物を、アルカリ水溶液と接触させることを
特徴とする脱離性インキ組成物を印刷物から脱離する方
法、を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の脱離性インキ組成物は、
(A)セルロース系樹脂、セルロース系樹脂とアクリル樹
脂の混合体、セルロース系樹脂とアクリルポリオール樹
脂の混合体又はセルロース系樹脂とウレタン樹脂の混合
体、及び、(B)スチレン−アクリル酸樹脂、スチレン−
マレイン酸樹脂、ロジン−マレイン酸樹脂から選ばれた
1種又は2種以上の樹脂をビヒクルの主成分とする。本
発明に用いるセルロース系樹脂に特に制限はなく、例え
ば、硝化綿、酢酸セルロース、酢酸プロピオン酸セルロ
ース、酢酸酪酸セルロース、メチルセルロース、エチル
セルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース
などを挙げることができる。これらの中で、硝化綿及び
酢酸酪酸セルロースを特に好適に用いることができる。
硝化綿は、2秒綿〜1/16秒綿であることが好まし
く、酢酸酪酸セルロースは、0.5〜2秒であることが
好ましい。本発明に用いるアクリル樹脂に特に制限はな
く、例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、ア
クリル酸ブチルなどのアクリル酸エステルや、メタクリ
ル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル
などのメタクリル酸エステルの単独重合体、アクリル酸
エステルとメタクリル酸エステルとの共重合体、アクリ
ル酸エステル、メタクリル酸エステルとスチレン、ビニ
ルトルエン、アクリルアミド、アクリル酸、メタクリル
酸などとの共重合体などを挙げることができる。
【0006】本発明に用いるアクリルポリオール樹脂に
特に制限はなく、例えば、上記のアクリル酸エステル、
メタクリル酸エステルなどと、アクリル酸ヒドロキシエ
チル、N−メチロールアクリルアミドなどとの共重合体
などを挙げることができる。本発明に用いるウレタン樹
脂に特に制限はなく、例えば、ジイソシアネートとポリ
エステルポリオール、ポリエーテルポリオール、アクリ
ルポリオールなどから得られるポリウレタン樹脂、ポリ
ウレタン尿素樹脂などを挙げることができる。これらの
中で、線状ポリウレタン尿素樹脂を好適に用いることが
できる。本発明組成物において、セルロース系樹脂とア
クリル樹脂、アクリルポリオール樹脂又はウレタン樹脂
の混合割合に特に制限はないが、セルロース系樹脂10
0重量部に対して、アクリル樹脂、アクリルポリオール
樹脂又はウレタン樹脂が20〜90重量部であることが
好ましく、50〜80重量部であることがより好まし
い。セルロース系樹脂100重量部に対して、アクリル
樹脂、アクリルポリオール樹脂又はウレタン樹脂の混合
量が20〜90重量部であると、アルカリ脱離性、折り
曲げ性、接着性などの良好なインキ組成物が得られる。
【0007】本発明に用いるスチレン−アクリル酸樹脂
に特に制限はなく、例えば、スチレン20〜40重量
%、メタクリル酸メチル5〜15重量%、アクリル酸ブ
チル10〜30重量%、アクリル酸10〜20重量%の
共重合体などを挙げることができる。スチレン−アクリ
ル酸樹脂は、酸価100〜240、分子量1,600〜
2,000、Tg30〜85℃であることが好ましい。本
発明に用いるスチレン−マレイン酸樹脂に特に制限はな
く、例えば、スチレン−無水マレイン酸共重合体、スチ
レン−無水マレイン酸共重合体を部分エステル化して酸
価を下げたエステル化レジンなどを挙げることができ
る。スチレン−マレイン酸樹脂は、酸価180〜28
0、分子量2,000〜70,000であることが好まし
く、酸価180〜280、Tg60〜70℃、分子量2,
000〜20,000であることがより好ましい。本発
明に用いるロジン−マレイン酸樹脂に特に制限はなく、
例えば、ロジンに無水マレイン酸を付加して得られる樹
脂、この樹脂をポリオールで部分エステル化した樹脂な
どを挙げることができる。ロジン−マレイン酸樹脂は、
酸価110〜300、Tg130〜150℃で、アルコ
ール可溶性であることが好ましい。
【0008】本発明の脱離性インキ組成物は、上記の
(A)成分及び(B)成分に加えて、ビヒクル成分として、
グラビア印刷インキ又はフレキソ印刷インキに用いられ
るその他の公知の樹脂を含有させることができる。この
ような樹脂としては、例えば、クマロン樹脂、ケトン樹
脂、ポリビニルブチラール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエ
ステル樹脂、アルキッド樹脂などを挙げることができ
る。本発明の脱離性インキ組成物において、(B)成分の
含有量は、(A)成分の含有量より少ないことが好まし
く、(A)成分100重量部に対して、(B)成分5〜95
重量部であることがより好ましい。(B)成分の含有量
が、(A)成分100重量部に対して5重量部未満である
と、アルカリ水溶液と接触したときのインキの脱離性が
不十分となるおそれがある。(B)成分の含有量が、(A)
成分100重量部に対して95重量部を超えると、印刷
されたインキの折り曲げ性、モミ性、耐水性が損なわれ
るおそれがある。本発明の脱離性インキ組成物は、硬化
剤としてイソシアネート化合物を含有させることが好ま
しい。含有させるイソシアネート化合物に特に制限はな
く、例えば、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメ
タンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、
トリジンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシア
ネート、イソホロンジイソシアネート、キシリレンジイ
ソシアネート、リジンジイソシアネートなどを挙げるこ
とができる。これらの中で、ヘキサメチレンジイソシア
ネート及びキシリレンジイソシアネートを特に好適に用
いることができる。(A)成分として、セルロース系樹脂
を単独に用いる場合には、イソシアネート化合物を含有
させることが特に好ましい。イソシアネート化合物を含
有させることにより、アルカリ水溶液と接触させてイン
キを脱離させる際に、セルロース系樹脂の溶解を抑制し
て、アルカリ水溶液の着色を防止することができる。
【0009】本発明組成物においては、通常グラビア印
刷インキで使用される公知の顔料を含有させることがで
きる。このような顔料としては、例えば、群青、紺青、
コバルトブルー、ベンガラ、鉄黒、黄色酸化鉄、二酸化
チタン、カーボンブラックなどの無機顔料、モノアゾ系
顔料、ジスアゾ系顔料、縮合アゾ系顔料、フタロシアニ
ン系顔料、アンスラキノン系顔料、キナクリドン系顔
料、イソインドリノン系顔料、チオインジゴ系顔料、ピ
ロロピロール系顔料などの有機顔料を挙げることができ
る。これらの顔料の含有量に特に制限はなく、目的とす
る色調、濃度などによって適宜選定することができる
が、通常はインキ組成物中0〜4重量%であることが好
ましい。本発明組成物には、粘度、流動性などの印刷イ
ンキの特性を維持するとともに、印刷面を可塑化し、印
刷面に滑り性を付与する目的で、体質顔料、ワックス、
合成樹脂粉末、可塑剤などを配合することができる。体
質顔料としては、例えば、アルミナホワイト、タルク、
沈降性硫酸バリウム、炭酸カルシウムなどを挙げること
ができる。ワックスとしては、例えば、ポリエチレンワ
ックス、ポリプロピレンワックス、パラフィンワック
ス、カルナウバワックス、オゾケライトなどを挙げるこ
とができる。合成樹脂粉末としては、例えば、アクリル
樹脂粉末、ポリウレタン樹脂粉末、ポリイミド樹脂粉
末、メラミン樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、シ
リコーン樹脂粉末などを挙げることができる。可塑剤と
しては、例えば、フタル酸ジブチル、フタル酸ジオクチ
ル、アジピン酸ジオクチル、クエン酸トリエチルなどを
挙げることができる。
【0010】本発明の脱離性インキ組成物は、溶媒及び
分散媒として有機溶剤を用いることが好ましい。使用す
る有機溶剤に特に制限はなく、例えば、酢酸エチル、酢
酸プロピル、酢酸ブチル、メチルエチルケトン、メタノ
ール、エタノール、イソプロパノール、プロピレングリ
コールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモ
ノメチルエーテルアセテート、トルエンなどを挙げるこ
とができる。ビヒクル主成分、イソシアネート化合物、
顔料及びその他の添加剤の合計量と、有機溶剤との重量
比は、20:80〜50:50であることが好ましく、
25:75〜40:60であることがより好ましい。本
発明の脱離性インキ組成物を用いて印刷されたポリエス
テルフイルムは、透明性が良好であり、サイダーなどの
清涼飲料水、お茶、ビールなどを充填した着色ボトル
に、紫外線遮蔽性を与えることができる。本発明組成物
を用いて印刷されたポリエステルフイルムなどの印刷塗
膜は、従来のインキが有する諸物性を十分に具備するも
のである。この印刷フイルムを、80〜90℃に加熱さ
れた1.5重量%の水酸化ナトリウム水溶液に浸漬し、
20〜30分間撹拌処理すると、印刷塗膜はフイルム面
より容易に脱離し、印刷塗膜が脱離したのち、水洗、乾
燥することにより、印刷塗膜の全く残らないクリーンな
フイルムを得ることができる。本発明の脱離性インキ組
成物を用いて印刷されたシュリンクラベルを装着した清
涼飲料水用のPETボトルを粉砕し、希アルカリ水溶液
で処理すると、極めて簡単に印刷インキ部分を脱離して
脱色し、無色のフイルム及び容器の粉砕品を得ることが
でき、ペレット化することにより、再生原料樹脂として
利用することができる。
【0011】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細
に説明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限
定されるものではない。なお、実施例及び比較例におい
て、脱離性インキ組成物は下記の方法により評価した。 (1)試験用の塗布物の調製 収縮性ポリエチレンテレフタレートフィルム[東洋紡績
(株)、SC004、厚さ45μm]に、バーコーター#
5を用いて脱離性インキ組成物を塗布し、40℃で5秒
間乾燥して、試験用の塗布物を調製する。 (2)セロテープ接着性 塗布物にセロハン粘着テープ[ニチバン(株)、セロテー
プ]を貼り、剥がした後の塗布層の状態を目視により観
察する。○:塗布層に変化なし、△:塗布層に僅かに剥
離を生ずる、×:塗布層が粘着テープに付着して剥離す
る。 (3)スクラッチ性 爪で塗布層をひっかき、傷の発生状態を目視により観察
する。○:塗布層に傷を生じない、△:塗布層に僅かに
傷がつく、×:塗布層に明瞭に爪痕がつく。 (4)モミ性 塗布物を10回手モミし、塗布層の傷の発生状態を目視
により観察する。○:塗布層に傷を生じない、△:塗布
層に僅かに傷がつく、×:塗布層にはっきりとモミ痕が
残る。 (5)折り曲げ性 塗布物を折り曲げ、折り目を指で2回絞り、塗布層の傷
の発生状態を目視により観察する。○:塗布層に折り目
が残らない、△:塗布層に折り目が残る、×:塗布層が
折り目で破断する。 (6)滑り性 塗布面と塗布面、塗布面とフイルム面を軽く重ねてこす
り、滑り性を比較する。○:すらすらと滑る、△:少し
きしみ感がある、×:きしんで滑らかに滑らない。 (7)耐水性 塗布物を室温で水に24時間浸漬し、塗布層の白化の状
態と、剥離の状態を目視により観察する。○:塗布層に
全く変化を生じない、△:塗布層が僅かに白化する、
×:塗布層が著しく白化する、又は、塗布層に剥離を生
ずる。 (8)アルカリ脱離性 塗布物を、80〜90℃に保った1.5重量%水酸化ナ
トリウム水溶液に浸漬し、5分毎にスパチューラーで撹
拌して、塗布層の脱離性を目視により観察する。○:2
0分以内で脱離する、△:25〜30分で脱離する、又
は、塗布層の一部が溶解する、×:30分で脱離しな
い、又は、塗布層が溶解する。
【0012】実施例1 硝化綿[旭化成(株)、1/8秒硝化綿、30重量%溶
液、溶媒:酢酸エチル/イソプロピルアルコール]30
重量部、酢酸酪酸セルロース[EastmanKoda
k Company、CAB381−0.5、15重量%
酢酸エチル/イソプロピルアルコール溶液]10重量
部、スチレン−アクリル酸樹脂[ジョンソンポリマー
社、ジョンクリル682、酸価235、分子量1,60
0、Tg57℃]5重量部、ポリエチレンワックス0.5
重量部、メチルエチルケトン10重量部、酢酸エチル1
7重量部、酢酸プロピル17.5重量部及びフタロシア
ニンブルー10重量部をペイントシェーカーに入れ、6
0分間分散してインキ組成物を得た。このインキ組成物
を用いて試験用の塗布物を調製し、評価を行った。セロ
テープ接着性試験において、塗布層に変化は認められな
かった。スクラッチ性試験において、塗布層に傷は生じ
なかった。モミ性試験において、塗布層に傷は生じなか
った。折り曲げ性試験において、塗布層に折り目は残ら
なかった。滑り性試験において、塗布面と塗布面、塗布
面とフイルム面ともに、すらすらと滑った。耐水性試験
において、塗布層に全く変化を生じなかった。アルカリ
脱離性試験において、塗布層の一部が溶解した。さら
に、上記のインキ組成物100重量部に、キシリレンジ
イソシアネート[武田薬品工業(株)、タケネート110
A、75重量%酢酸エチル溶液]5重量部を配合して、
イソシアネート化合物含有インキ組成物を調製した。こ
のイソシアネート化合物含有インキ組成物を用いて試験
用の塗布物を調製し、評価を行った。セロテープ接着性
試験において、塗布層に変化は認められなかった。スク
ラッチ性試験において、塗布層に傷は生じなかった。モ
ミ性試験において、塗布層に傷は生じなかった。折り曲
げ性試験において、塗布層に折り目は残らなかった。滑
り性試験において、塗布面と塗布面、塗布面とフイルム
面ともに、すらすらと滑った。耐水性試験において、塗
布層に全く変化を生じなかった。アルカリ脱離性試験に
おいて、25分で塗布層が脱離した。 実施例2〜30 第1表に示す配合組成のインキ組成物を調製し、実施例
1と同様にして評価を行った。さらに、それぞれのイン
キ組成物100重量部に、キシリレンジイソシアネート
[武田薬品工業(株)、タケネート110A、75重量%
酢酸エチル溶液]5重量部を配合して、イソシアネート
化合物含有インキ組成物を調製し、実施例1と同様にし
て評価を行った。
【0013】比較例1 硝化綿[旭化成(株)、1/8秒硝化綿、30重量%溶
液、溶媒:酢酸エチル/イソプロピルアルコール]30
重量部、酢酸酪酸セルロース[EastmanKoda
k Company、CAB381−0.5、15重量%
酢酸エチル/イソプロピルアルコール溶液]10重量
部、ポリエチレンワックス0.5重量部、メチルエチル
ケトン10重量部、酢酸エチル17重量部、酢酸プロピ
ル17.5重量部及びフタロシアニンブルー10重量部
をペイントシェーカーに入れ、60分間分散してインキ
組成物を得た。このインキ組成物を用いて試験用の塗布
物を調製し、評価を行った。セロテープ接着性試験にお
いて、塗布層に僅かに剥離を生じた。スクラッチ性試験
において、塗布層に僅かに傷が生じた。モミ性試験にお
いて、塗布層に僅かに傷が生じた。折り曲げ性試験にお
いて、塗布層に折り目が残った。滑り性試験において、
塗布面と塗布面、塗布面とフイルム面ともに、すらすら
と滑った。耐水性試験において、塗布層がかなり白化し
た。アルカリ脱離性試験において、塗布層が溶解した。
さらに、上記のインキ組成物100重量部に、キシリレ
ンジイソシアネート[武田薬品工業(株)、タケネート1
10A、75重量%酢酸エチル溶液]5重量部を配合し
て、イソシアネート化合物含有インキ組成物を調製し
た。このイソシアネート化合物含有インキ組成物を用い
て試験用の塗布物を調製し、評価を行った。セロテープ
接着性試験において、塗布層に変化は認められなかっ
た。スクラッチ性試験において、塗布層に傷は生じなか
った。モミ性試験において、塗布層にごく僅かな傷が生
じた。折り曲げ性試験において、塗布層に折り目の一部
が残った。滑り性試験において、塗布面と塗布面、塗布
面とフイルム面ともに、すらすらと滑った。耐水性試験
において、塗布層が僅かに白化した。アルカリ脱離性試
験において、30分でも塗布層は脱離しなかった。 比較例2〜3 第1表に示す配合組成のインキ組成物を調製し、実施例
1と同様にして評価を行った。さらに、それぞれのイン
キ組成物100重量部に、キシリレンジイソシアネート
[武田薬品工業(株)、タケネート110A、75重量%
酢酸エチル溶液]5重量部を配合して、イソシアネート
化合物含有インキ組成物を調製し、実施例1と同様にし
て評価を行った。実施例1〜30及び比較例1〜3の配
合組成を第1表に、評価結果を第2表に示す。
【0014】
【表1】
【0015】
【表2】
【0016】
【表3】
【0017】
【表4】
【0018】
【表5】
【0019】
【表6】
【0020】
【表7】
【0021】
【表8】
【0022】
【表9】
【0023】
【表10】
【0024】
【表11】
【0025】
【表12】
【0026】[注] 1)硝化綿:旭化成(株)、1/8秒硝化綿、30重量%
酢酸エチル/イソプロピルアルコール溶液。 2)酢酸酪酸セルロース:Eastman Kodak
Company、CAB381−0.5、15重量%酢
酸エチル/イソプロピルアルコール溶液。 3)アクリル樹脂:三菱レイヨン(株)、ダイヤナールB
R−107、45重量%酢酸エチル/イソプロピルアル
コール溶液。 4)アクリルポリオール樹脂:日立化成(株)、ヒタロイ
ド3204−45、45重量%酢酸エチル/メチルイソ
ブチルケトン/トルエン溶液。 5)ウレタン樹脂:三洋化成工業(株)、サンプレンIB
104、30重量%酢酸エチル/イソプロピルアルコー
ル溶液。 6)スチレン−アクリル酸樹脂:ジョンソンポリマー
社、ジョンクリル682、酸価235、分子量1,60
0、Tg57℃、50重量%酢酸エチル/イソプロピル
アルコール溶液。 7)スチレン−マレイン酸樹脂:近代化学(株)、CA−
6623、40重量%酢酸エチル/イソプロピルアルコ
ール溶液。 8)ロジン−マレイン酸樹脂:理化ハーキュレス(株)、
ペンタリン269の40重量%酢酸エチル/イソプロピ
ルアルコール溶液。 9)ポリエチレンワックス:三井化学(株)、ハイワック
ス220P。 第2表に見られるように、(A)硝化綿と酢酸酪酸セル
ロース、硝化綿と酢酸酪酸セルロースとアクリル樹脂又
は硝化綿と酢酸酪酸セルロースとウレタン樹脂、及び、
(B)スチレン−アクリル酸樹脂、スチレン−マレイン
酸樹脂又はロジン−マレイン酸樹脂をビヒクルの主成分
とする実施例1〜30のインキ組成物は、80〜90℃
に保った1.5重量%水酸化ナトリウム水溶液に浸漬す
ることにより、30分以内で脱離し、また、塗布層のそ
の他の性能も良好である。特に、硬化剤としてイソシア
ネート化合物を配合したインキ組成物は、より短時間で
脱離して、優れたアルカリ脱離性を示すとともに、塗布
層のその他の性能もいっそう良好である。これに対し
て、(B)成分のスチレン−アクリル酸樹脂、スチレン−
マレイン酸樹脂又はロジン−マレイン酸樹脂を含有しな
い比較例1〜3のインキ組成物は、80〜90℃に保っ
た1.5重量%水酸化ナトリウム水溶液に浸漬しても3
0分以内には脱離せず、アルカリ脱離性が不良であり、
塗布層のその他の性能も概して劣っている。
【0027】
【発明の効果】本発明の脱離性インキ組成物は、プラス
チック製品に対する印刷適性、透明性などにおいては、
従来のプラスチック用グラビアインキと変わるところが
ない。現在、お茶、サイダーなどの容器として、着色P
ETボトルが使用されているが、着色のために再生して
使用することができない。本発明の脱離性インキ組成物
を用いて収縮性PETフイルムに印刷し、透明PETボ
トルの全体にシュリンク装着することにより、紫外線カ
ット性も着色PETボトルと同等以上の効果を上げるこ
とができる。さらに、希アルカリ溶液に短時間浸漬する
ことにより、印刷したインキを容易に脱離除去すること
ができるので、フイルム、PETボトルとも無色の状態
で再生使用することができる。従って、着色PETボト
ルの代替使用することにより、収縮PETフイルム、P
ETボトルともに無色の状態で回収して再生することが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯干 勝文 東京都中央区日本橋馬喰町一丁目7番6号 大日精化工業株式会社内 (72)発明者 近藤 雅弘 東京都中央区日本橋馬喰町一丁目7番6号 大日精化工業株式会社内 (72)発明者 水本 貴雄 東京都中央区日本橋馬喰町一丁目7番6号 大日精化工業株式会社内 (72)発明者 粟屋 勝文 東京都中央区日本橋馬喰町一丁目7番6号 大日精化工業株式会社内 Fターム(参考) 4J038 RA07 RA09 4J039 AB02 AB08 AD03 AD09 AD10 AD12 AD14 AE04 AE06 AF01 BC44 CA04 CA07 EA48 FA02 GA03 GA09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)セルロース系樹脂、セルロース系樹
    脂とアクリル樹脂の混合体、セルロース系樹脂とアクリ
    ルポリオール樹脂の混合体又はセルロース系樹脂とウレ
    タン樹脂の混合体、及び、(B)スチレン−アクリル酸
    樹脂、スチレン−マレイン酸樹脂、ロジン−マレイン酸
    樹脂から選ばれた1種又は2種以上の樹脂をビヒクルの
    主成分とすることを特徴とする脱離性インキ組成物。
  2. 【請求項2】(B)成分の含有量が、(A)成分の含有量よ
    り少ない請求項1記載の脱離性インキ組成物。
  3. 【請求項3】イソシアネート化合物を含有する請求項1
    又は請求項2記載の脱離性インキ組成物。
  4. 【請求項4】合成樹脂粉末を含有する請求項1、請求項
    2又は請求項3記載の脱離性インキ組成物。
  5. 【請求項5】請求項1、請求項2、請求項3又は請求項
    4記載の脱離性インキ組成物を用いて印刷した印刷物
    を、アルカリ水溶液と接触させることを特徴とする脱離
    性インキ組成物を印刷物から脱離する方法。
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