JP2001026654A - 含フッ素重合体の硬化方法 - Google Patents

含フッ素重合体の硬化方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の透明性熱可塑性樹脂に比べて耐熱性が
優れた透明性フッ素樹脂を与え、室温で実施できる含フ
ッ素重合体の硬化方法を提供する。 【解決手段】 一般式: 【化1】 (式中、X、Y及びZは各々H、F、Cl、Br又はI。ただし、
X、Y及びZの少なくとも一つはF。Rは、酸素原子を含ん
でいてよい直鎖又は分岐含フッ素アルキレン基。x及び
yはモル%を表し、xは1〜100モル%である。A
は、−CN、−NCO、−COOR'(R'はH又はアルキル基)、
酸無水物基又は不飽和炭化水素基。Mは、共重合可能な
単量体から誘導される繰り返し単位。)で示される構造
を有する重合体を、アンモニア、ジアミンおよびポリオ
ールから選択される架橋剤により処理して該重合体の側
鎖官能基を介して架橋させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、含フッ素重合体の
硬化方法に関し、さらに詳しくは、室温で硬化すること
ができる側鎖に官能基を有する硬化性含フッ素重合体の
硬化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、透明性フッ素樹脂に関して、米国
特許第3978030号、特公平5−49692号公
報、特開平5−117418号公報、特開昭63−23
8111号公報、特開昭63−238115号公報など
には、環状構造を有する透明性フッ素樹脂の開示がある
が、いずれも熱可塑性樹脂であり、その耐熱性には自ず
から制限があった。また、米国特許第3546186
号、同第3933767号などには側鎖にフッ素化シア
ノ基を導入し、その三量化によって架橋ゴムを得る方法
が開示されている。しかし、室温で硬化でき、また付加
的に熱硬化もできる透明性フッ素樹脂は知られていなか
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の透明
性熱可塑性樹脂に比べて耐熱性が優れた透明性フッ素樹
脂を与え、室温で実施できる含フッ素重合体の架橋方法
を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、一般式:
【化3】 (式中、X、YおよびZは、それぞれ独立に、水素原
子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子
を表す。ただし、X、YおよびZの少なくとも一つはフ
ッ素原子である。Rは、酸素原子を含んでいてよい炭素
数1〜20の直鎖または分岐含フッ素アルキレン基を表
す。xおよびyはモル%を表し、xは1〜100モル%
である。Aは、−CN、−NCO、−COOR'(ここ
で、R'は水素原子または炭素数1〜10のアルキル基
である。)、酸無水物基または不飽和炭化水素基を表
す。Mは、共重合可能な単量体から誘導される繰り返し
単位を表す。)で示される構造を有する含フッ素重合体
を、アンモニア、ジアミンおよびポリオール化合物から
なる群から選択される少なくとも一種の架橋剤により処
理して該重合体の側鎖官能基を介して架橋させることを
特徴とする重合体の硬化方法、並びに一般式:
【化4】 (式中、X、Y,Z、X'、Y'およびZ'は、それぞれ
独立に、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子ま
たはヨウ素原子を表す。ただし、X、YおよびZの少な
くとも一つはフッ素原子である。R1およびR2は、それ
ぞれ独立に、酸素原子を含んでいてよい炭素数1〜20
の直鎖または分岐含フッ素アルキレン基を表す。zおよ
びwはモル%を表し、zは1〜100モル%である。E
は、−CN以外の有機基を表す。)で示される構造を有
する含フッ素重合体を、塩基の存在下に硬化させること
を特徴とする重合体の硬化方法を提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】上記一般式(I)の構造を構成す
る一方の単量体(III):
【化5】 (式中、X、Y、Z、RおよびAは前記と同意義であ
る。)の内、Aが−CNであり、Rが酸素を含む含フッ
素アルキレン基である含フッ素アリルエーテルニトリル
は既知の化合物であって、その合成方法と共に、特開平
10−237130号公報に記載されている。Aが−C
N以外の官能基、すなわち−NCO、−COOR'、酸
無水物基または不飽和炭化水素基である単量体(II)
は、既知化合物であるか、既知の合成方法により容易に
製造することができる。
【0006】上記一般式(I)の官能基Aとしての酸無
水物基の好ましい例は、
【化6】 などであり、不飽和炭化水素基の好ましい例は、−OC
F=CF2、−CF=CF2、−CH=CH2などであ
る。Rで表される含フッ素アルキレン基の好ましい例
は、−[CF2OCF(CF3)] a、−(CF2OCF2CF2)
a(ここでaは1〜5の数である。)、−(CF2)b(こ
こでbは1〜20の数である。)などである。
【0007】上記一般式(I)の構造を構成する共単量
体Mとしては、上記単量体(II)と共重合可能な単量体
ならいずれも使用できる。好ましい共単量体の例は、フ
ッ化ビニリデン、テトラフルオロエチレン、ヘキサフル
オロプロピレン、クロロトリフルオロエチレン、フッ化
ビニル、トリフルオロエチレン、テトラフルオロプロピ
レン、トリフルオロプロピレン、エチレン、プロピレン
などである。
【0008】上記の通り、本発明により硬化する重合体
は、分子内に−CN、−NCO、−COOR'、酸無水
物基および不飽和炭化水素基からなる群から選択される
少なくとも1種の官能基、好ましくは−CN(シアノ
基)を有する。例えばシアノ基は容易にアンモニアと反
応し、アミジンやイミドイルアミジンを形成すること
は、J.Org.Chem.,Vol.32,2237頁に記載さ
れている。本発明は、この反応を応用して、一般式
(I)で示される含フッ素重合体を硬化するものであ
る。
【0009】上記のシアノ基とアンモニアとの反応は室
温で容易に進むので、シアノ基を含む重合体をガス状の
アンモニアと常温で接触させるだけで、無色透明の弾力
性のある硬化物を得ることができる。
【0010】Aが−NCO、−COOR'、酸無水物基
または不飽和炭化水素基である場合、−NCOに対する
アルコールまたはアミンの付加、−COOR'とアミン
の反応によるアミン化、酸無水物とアミンの反応による
アミド化またはイミド化、または不飽和炭化水素基への
アルコールまたはアミンの付加により、硬化反応は進行
する。
【0011】架橋剤として使用するジアミンの例は、H
2N−R"−NH2(ここで、R"は炭素数1〜20のアル
キレン基である。)、
【化7】 などである。ポリオール化合物の例は、
【化8】 (式中、Rfは炭素数1〜20のフルオロアルキル基で
ある。)などである。
【0012】架橋剤の使用量は、アンモニアまたはジア
ミンの場合、官能基Aの半当量であり、ポリオールの場
合、水酸基と官能基Aとが当量になるように選択する。
【0013】得られた硬化物は、官能基Aがシアノ基で
架橋剤がアンモニアの場合、さらに加熱することにより
トリアジン環等を形成し、硬化がさらに進み、硬化重合
体の耐熱性も向上する。
【0014】上記一般式(II)で示される重合体は、塩
基、例えばトリエチルアミン、トリブチルアミン、ピリ
ジンなどの存在下に、室温で硬化する。この場合、塩基
は、重合体に練り込むことでもよく、あるいは、重合体
のキャスト膜に塩基を接触させてもよい。このようにし
て得られた硬化物も無色透明であり、塩基の使用量を調
節することにより、硬化物の硬度を自由に調節できる。
このようにして得られた硬化物も、上記の場合と同様、
加熱によりトリアジン環を形成しさらに硬化が進み、耐
熱性が向上する。
【0015】上記一般式(II)中のR1またはR2で表さ
れる含フッ素アルキレン基の例は、上記で示したRの場
合と同様である。Eで表される−CN以外の有機基の例
としては、上記のAで表される官能基の内シアノ基以外
の官能基、さらに炭素数1〜20の直鎖または分岐アル
キル基(水素原子の一部または全部が塩素原子またはフ
ッ素原子により置換されていてよく、またアルキル鎖中
に酸素を含んでいてもよい。)などの有機基が挙げられ
る。
【0016】加熱温度は、通常100℃以上、好ましく
は150℃以上である。加熱温度は、一般に300℃を
越えない。加熱雰囲気は、特に限定されず、加熱は、空
気中、または窒素などの不活性ガス雰囲気中で行うこと
ができる。
【0017】本発明により得られる重合体の硬化物は、
電子工業分野、光学関連分野において、たとえば光ファ
イバの鞘材、反射防止膜、層間絶縁膜などを製造する材
料として使用することができる。
【0018】
【実験例】以下、実施例を示し、本発明をより具体的に
説明する。実施例1 容量50mlのナス型フラスコに、CH2=CFCF2OCF(CF3)C
F2OCF(CF3)CN5.01gと、ラジカル重合開始剤として
[H(CF2CF2)3COO]2(以下、「DHP」と略す。)の8wt%
パーフルオロヘキサン溶液0.5gを入れ、ドライアイ
スアセトン混合液で冷却し、フラスコ内雰囲気の脱気・
窒素置換を3回繰り返し、最後に窒素により大気圧まで
加圧し、フラスコを密閉し、内容物を20℃で24時間
攪拌して、重合を行った。重合終了後、フラスコ内雰囲
気を大気に解放し、50℃にて残存モノマーを減圧下に
除去した。フラスコには、柔らかい重合体4.22gが
残った。IRにより、重合体はCH2=CFCF2OCF(CF3)CF2OC
F(CF3)CNの単独重合体であることが確認された。この単
独重合体のジクロロペンタフルオロエタン溶液の、35
℃での[η]は0.067であった。ガラス転移温度
は、DSCによれば7.5℃であった。
【0019】得られた重合体のジクロロペンタフルオロ
プロパン溶液(濃度10%)を調製し、溶液を岩塩板上
にキャストし、ガラス容器中でアンモニアガスと室温で
3日間接触させた。形成された重合体膜についてのIR
チャートでは、2250cm-1のシアン基による吸収が減
少し、1640cm-1、1605cm-1、1520cm-1、3
490cm-1、3340cm-1付近にイミドイルアミジンに
よる吸収が確認された。形成された膜を岩塩板からはが
すと、無色透明の堅く、弾力性のある膜が得られた。
【0020】実施例2 実施例1で得られた膜をさらに、空気中、150℃で2
日間加熱すると、IRチャートでは2250cm-1のシア
ノ基の吸収はさらに減少し、新たに1550cm -1付近に
トリアジン環による吸収が現れた。さらに250℃で2
日間加熱すると、2250cm-1付近のシアノ基の吸収は
ほとんど消滅し、1550cm-1付近のトリアジン環によ
る吸収が増大した。こうして得られた膜は、無色透明
で、硬さが増していた。この硬化膜の空気中での熱分解
開始温度は302.1℃であり、10%分解温度は35
6℃、50%分解温度は392℃であった。
【0021】実施例3 実施例1で得た重合体0.3gをジクロロペンタフルオ
ロプロパン5mlに溶解し、溶液を水平板上に置いた直
径約4.3cmのシャーレに流し込み、溶媒を蒸発させる
ことにより、厚さ約100μの重合体の膜を得た。これ
を実施例1と同様に、アンモニアガスで処理することに
より、無色透明の堅く、弾力性のあるフイルムが得られ
た。この硬化膜に対する水の接触角は98.5度であっ
た。DMA(Dynamic Mechanical Analysis)測定によ
ると、弾性率は33.7℃で1.45×1010dyn/cm2
254.6℃で1.97×107dyn/cm2、226.8℃で
1.50×107dyn/cm2であった。この硬化膜を空気
中,250℃で2時間処理することにより、室温に冷却
後にはさらに硬い無色透明の膜が得られた。この、加熱
後の硬化膜に対する水の接触角は99.2度であった。
【0022】実施例4 実施例1で得た重合体約1gに10mgのトリエチルアミ
ンを加え、スパチュラで練り混ぜた。これを室温で1日
放置したところ、硬化体が得られた。実施例3で得た硬
化前の重合体膜(厚さ約100μm)の上に、トリエチ
ルアミンを塗布して一日静置したところ、無色透明の硬
化膜が得られた。
【0023】実施例5 実施例1と同様にしてCH2=CFCF2OCF(CF3)CF2OCF(CF3)CF
2OCF(CF3)CN5gとラジカル重合開始剤としてDHPの
8wt%トリクロロトリフルオロエタン溶液0.5gを加
え、重合させた。重合終了後、フラスコ雰囲気を大気に
解放し、50℃にて残存モノマーを真空で除去した。フ
ラスコには4.11gの柔らかい重合体が残った。この
重合体のガラス転移温度は、DSCによれば−34.5
℃であった。
【0024】得られた重合体0.3gをジクロロペンタ
フルオロプロパンに溶解し、水平台に置いた直径約4.
3cmのシャーレに流し込み、常温、大気中で溶媒を蒸発
させた。これにより厚さ約100μの共重合体の膜が得
られた。これを実施例1と同様に、アンモニアガスで処
理することにより、無色透明の堅く、弾力性のあるフイ
ルムが得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 哲男 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキン 工業株式会社淀川製作所内 Fターム(参考) 4F070 AA23 AC19 AC36 AC46 AE08 GA06 GB03 GB10 GC09 4J100 AC22P AC41P AE38P BA15P BA16P BA40P BA42P BB13P BC43P BC49P CA01 CA04 HA53 HB43 HC09 HC43 JA32 JA35 JA44

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式: 【化1】 (式中、X、YおよびZは、それぞれ独立に、水素原
    子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子
    を表す。ただし、X、YおよびZの少なくとも一つはフ
    ッ素原子である。Rは、酸素原子を含んでいてよい炭素
    数1〜20の直鎖または分岐含フッ素アルキレン基を表
    す。xおよびyはモル%を表し、xは1〜100モル%
    である。Aは、−CN、−NCO、−COOR'(ここ
    で、R'は水素原子または炭素数1〜10のアルキル基
    である。)、酸無水物基または不飽和炭化水素基を表
    す。Mは、共重合可能な単量体から誘導される繰り返し
    単位を表す。)で示される構造を有する含フッ素重合体
    を、アンモニア、ジアミンおよびポリオール化合物から
    なる群から選択される少なくとも一種の架橋剤により処
    理して該重合体の側鎖官能基を介して架橋させることを
    特徴とする重合体の硬化方法。
  2. 【請求項2】 一般式: 【化2】 (式中、X、Y,Z、X'、Y'およびZ'は、それぞれ
    独立に、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子ま
    たはヨウ素原子を表す。ただし、X、YおよびZの少な
    くとも一つはフッ素原子である。R1およびR2は、それ
    ぞれ独立に、酸素原子を含んでいてよい炭素数1〜20
    の直鎖または分岐含フッ素アルキレン基を表す。zおよ
    びwはモル%を表し、zは1〜100モル%である。E
    は、−CN以外の有機基を表す。)で示される構造を有
    する含フッ素重合体を、塩基の存在下に硬化させること
    を特徴とする重合体の硬化方法。
  3. 【請求項3】 XおよびYは水素原子であり、Zはフッ
    素であり、R1は式:−CF2ORf− (式中、Rfは炭素数1〜20の、酸素を含んでいてよ
    いフッ素化アルキレン基を表す。)で示される基である
    請求項2に記載の硬化方法。
  4. 【請求項4】 硬化させた重合体をさらに100℃以上
    に加熱する請求項1〜3のいずれかに記載の硬化方法。
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