JP2001020150A - ワイピングクロスおよびその製造方法 - Google Patents
ワイピングクロスおよびその製造方法Info
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Abstract
ソフトの風合いで拭取作業性が良く、拭取性に優れ、洗
濯耐後も抗菌性能が落ちないことを特徴とし、特にグラ
スなどのガラス製品の乾拭き仕上げに適したワイピング
クロスとその製造方法を提供する。 【解決手段】単繊維繊度が0.01〜1デニールの極細
繊維からなる生糸と、単糸繊度が0.01〜0.1デニ
ールの捲縮を有する極細繊維からなる捲縮糸の合成繊維
からなる捲縮糸の合成繊維マルチフィラメント複合糸を
含む織編物からなり、かつ、ピリジン系抗菌剤を含むこ
とを特徴とするワイピングクロス。
Description
優れ、ソフトな風合いを有する拭き取り作業性の良く、
工業洗濯性に優れた抗菌性能を有するワイピングクロス
およびその製造方法に関するものである。さらに詳しく
は、特にガラス製品の乾拭きに優れたソフトの風合いの
ワイピングクロスおよびその製造方法に関するものであ
る。
指紋や油汚れは、水拭きを行った場合、乾燥時に拭き跡
に曇り汚れが目立つことが多い。特に、食器乾燥機を用
いて乾燥されたグラスなどのガラス製品には、汚れを含
む微細な水分の残存に起因する汚れが残ることが多い。
グクロスとしては、吸水性の良い木綿などの天然繊維か
らなる織物が使用されているが、この織物の場合は拭き
残しが多く、また自己発塵した羽毛が付着するなどの欠
点がある。このようなワイピングクロスにおいて自己発
塵を防ぐためには、合成繊維フィラメントを用いること
が有効で、過去にも合成繊維フィラメントを用いた布帛
が提案されている。例えば、特開昭61−103428
号公報では、単繊維繊度が0.9デニール以下の極細繊
維で構成された嵩高性のある布帛をワイピングクロスと
して使用することが提案されている。しかしながら、こ
のワイピングクロスは、グラスなどのガラス製品を洗浄
した後、乾拭きに使用した場合、水分を完全に除去する
ことができず、いわゆる磨きのかかった十分な拭き取り
ができないなどの欠点がある。
は、単繊維繊度が0.5デニール以下の極細繊維のみで
構成された超極細繊維交絡織編物およびその製造方法が
提案されている。この提案の織編物では、液体を多数の
小孔から織編物に噴射させて糸−糸間に絡まりを生じさ
せ、拭取性と嵩高性を向上させている。しかしながら、
この織編物の場合、布帛が収縮して密度が大きくなるた
めに、風合いが硬く、作業性が悪いという欠点があっ
た。さらに、近年、メチシリン耐性ブドウ状球菌(以
下、MRSA)や、大腸菌O−157等の感染が問題と
なっており、抗菌性能を有する布帛が必要となってきて
いる。しかし従来の抗菌加工では洗濯耐久性に乏しいも
のばかりである。
発塵を起こさず、嵩高性と吸水性を有し、ソフトな風合
いで拭き取り作業性が良く、拭き取り性に優れ、かつ洗
濯前後で抗菌性能が落ちない優れたワイピングクロス、
特に、グラスなどのガラス製品の磨きのかかった乾拭き
仕上げに適したワイピングクロスおよびその製造方法を
提供することにある。
決するために次のような構成を有する。すなわち、単繊
維繊度が0.01〜1デニールの極細繊維からなる生糸
と、単繊維繊度が0.01〜0.1デニールの仮ヨリ加
工等による捲縮を有する極細繊維からなる捲縮糸との合
成繊維マルチフィラメント複合糸で構成された織編物か
らなり、かつ、ピリジン系抗菌剤を含むことを特徴とす
るものである。
に一部または全部が表面あるいは内部において絡まり合
っていること、剛軟度が10〜50mmであること、そ
の合成繊維マルチフィラメント複合糸として、生糸と極
細繊維の捲縮糸との糸長差が5〜25%である合成繊維
マルチフィラメント複合糸を用いることが好ましい実施
様態として含まれている。
法は、極細化可能な複合繊維からなる生糸と極細化可能
な複合繊維からなる捲縮糸で構成された織編物生機に、
極細化処理を施して極細繊維からなる織編物とし、次い
で揉み作用を与え柔軟化させることを特徴とするもの
で、本発明では、その織編物に高圧水流を噴射して表面
あるいは内部の繊維同士の一部または全部を交絡させた
後に、揉み作用を与えること、前記織編物生機を、極細
化可能な複合繊維からなる生糸と極細化可能な複合繊維
からなる捲縮糸との合成繊維マルチフィラメント複合原
糸で製編織すること、前記生糸と捲縮糸の糸長差が5〜
25%である合成繊維マルチフィラメント複合原糸を使
用すること、前記極細化処理が該海島型複合繊維の海成
分を溶解する溶媒で処理することによりなされているも
のであること、前記高圧水流が、多数の小孔から噴射さ
れる30〜120kg/cm2 の高圧水流であること、
および前記揉み作用が、80℃以上の浴中での物理的揉
み作用であることを好ましい実施様態として包含してい
る。
わち自己発塵を起こさず、嵩高性と吸水性を有し、ソフ
トな風合いで作業性が良く、しかも乾拭きで製品を磨き
上げるのに適し、洗濯後も抗菌加工が落ちない優れたワ
イピングクロスについて、鋭意検討し、特定な繊維の組
み合わせで構成された複合糸を使用した織編物と特定な
抗菌剤加工により、かかる課題を一気に解決することを
究明し本発明に到達したものである。
合繊維、剥離分割型複合繊維および特殊ポリマーブレン
ド型複合繊維を、適宜の方法で極細化して得られるもの
であって、その繊維素材としては、ポリエステル系、ポ
リアミド系、ポリアクリル系、ポリオレフィン系などの
ポリマーを使用することができるが、本発明では、ポリ
エステル系またはポリアミド系のポリマーを使用するこ
とが好ましい。
糸は、少なくとも2種の繊維で構成される。その一つを
構成するの繊維は、単繊維繊度が0.01〜1デニール
の極細繊維からなる生糸であり、そして合成繊維マルチ
フィラメント複合糸を構成する他の繊維は、単繊維繊度
0.01〜0.1デニールの仮ヨリ加工等で捲縮を付与
された極細繊維からなる捲縮糸である。以下、これらに
ついて詳しく説明する。
糸は、本発明の優れた拭き取り効果を発現させる上で重
要な繊維であり、通常、細いほどその効果が大きい。す
なわち、繊維の表面積が大きく、空隙率が多く、毛細管
現象による水分の吸収を満足させるには、単繊維繊度が
細いほど好ましく、より好ましくは0.03〜0.07
デニールの範囲のものがよい。捲縮糸の単繊維繊度が
0.01デニール未満の場合には、ワイピング性能面で
は満足されるものであるが使用による摩擦で繊維の摩耗
は起こり、単糸切れなどに起因する毛羽の発生で十分な
耐久性が得られないことがある。また、単繊維繊度が
0.1デニールを超える場合には、微細な汚れを捕獲す
ることが困難になり、かつ対象物の水分を完全に除去で
きなくなる傾向を示す。
繊維に捲縮を付与することにより、1本1本の単繊維配
列が乱れ、構成繊維の表面積が大きく作用することにな
り、しかも空隙率が大きくなる。加えて、毛細管現象に
より水分吸水能が増加され、織編物の拭き取り性、吸水
性および嵩高性が満足される。極細繊維が捲縮を有しな
い場合は、1本1本の単繊維配列は乱れず、織編物の嵩
高性が小さくなるため、拭き取り性、嵩高性および吸水
性が低下する。
処理する前の極細化可能な原糸に仮ヨリ加工等を捲縮処
理を施すことによって付与することができ、通常250
0〜4000回転/mの仮ヨリをかけ、好ましくは18
0〜200℃の温度で熱処理することによって行われ
る。また捲縮による伸張率(捲縮率)は好ましくは15
〜40%のものが用いられ、その際の捲縮糸のトータル
繊度は40〜250デニールの範囲のものが好ましく用
いられる。
なる生糸は、単繊維繊度が0.1デニール以下であり、
さらに好ましくは捲縮を有する極細繊維からなる捲縮糸
と同等またはそれ以上の単繊維繊度である。ここにおい
て生糸とは、前記の捲縮糸に対する言葉として用いられ
るもので捲縮が付与されていないストレートな状態の糸
のことである。この生糸は、ワイピング素材として作用
するとともに合成繊維マルチフィラメント複合糸の内層
部を構成し、空隙率の拡大と塵埃の捕獲に寄与する。こ
の生糸のトータル繊度は好ましくは40〜200デニー
ルのものが好ましく用いられる。
使用してもよく、または交絡させて使用してもよい。
編物は、上記極細繊維からなる生糸と極細繊維からなる
捲縮糸とが複合一体化した合成繊維マルチフィラメント
複合糸で構成されいる。このように本発明では少なくと
も2種の繊維糸が複合されているため、それぞれに糸長
差をもたせることにより、それらの特徴をより強調させ
ることができる。
極細繊維からなる捲縮糸との糸長差は、好ましくは生糸
比3〜25%捲縮糸の方が大きく、より好ましくは生糸
比8〜20%の範囲である。両者の糸長差が生糸比5%
未満の場合には布帛が嵩高不足であり、生糸比25%を
超える場合には布帛の表面品位が悪くなる傾向を示す。
成し、生糸が内層部を形成するものであるが、各糸は交
絡またはウォータージェットパンチ加工などにより絡合
した状態を呈していることが好ましく、その結果、両糸
の膨らみ差により空隙が発生し、塵埃の捕獲に効果的に
作用する。
ント複合糸に占める極細繊維からなる捲縮糸の割合は、
40〜80重量%が好ましい。40重量%未満では織編
物の表面がプレーンになり、塵埃を内部に包み込む作用
が欠落し、また80重量%を超えると形態安定性に欠け
る傾向を示す。本発明では、50重量%近辺がより好ま
しい。合成繊維マルチフィラメント複合糸としてのトー
タル繊度は、80〜400デニールのものが好ましく用
いられる。また合成繊維のマルチフィラメント複合糸
は、一つの口金から製糸される合成繊維マルチフィラメ
ントまたは引き揃え、撚糸などの方法で得られるもので
も何ら差し支えない。
維マルチフィラメント複合糸を経糸および/または緯糸
等に用いて製編織されているが、本発明の効果を妨げな
い範囲で、さらに他の繊維、糸条等を併用することがで
きる。具体的には、本発明の合成繊維マルチフィラメン
ト複合糸を構成する合成繊維マルチフィラメントは、ポ
リエステル系繊維、ポリアミド系繊維またはこれらの混
繊が主体であるが、レーヨン、アクリル系繊維、綿など
の繊維が混繊されていてもよい。
物の組織としては、平織り、綾織り、朱子織り、あるい
はトリコット、丸編みなどいずれでもよいが、極細繊維
糸使いの織編物特有の地薄さをなくして嵩高にし、かつ
吸水性と作業性を良好にするためには、二重織、綾織、
朱子織または丸編み品が特に好ましい。
に限定されるものではないが、100〜300g/m2
であり、より好ましくは150〜250g/m2 であ
る。目付が100g/m2 未満では嵩高性に欠け、吸水
性も悪くなる。また目付が300g/m2 を越えると嵩
高になりすぎ、作業性が悪くなる傾向がある。
mの範囲が好ましい。10mm未満の場合は柔らか過ぎ
て拭き取り作業性が悪く、また50mmを超える場合は
硬すぎて拭き取り作業性が悪いだけでなく、容器などの
隅々が拭き取れないなど、好ましくない欠点がでてく
る。
S L−1096 6.26.1B法(バイレック法)
で表される吸水速度が、タテ/ヨコ方向とも100mm
/10分以上であることが好ましく、これによって対象
物に残された水分を素早く吸収することが可能であり、
水拭きでの使用でも優れた性能を有する。これは、本発
明のワイピングクロスが糸長差の異なる2種の合成繊
維、すなわち極細繊維からなる生糸と極細繊維からなる
捲縮糸とを好ましくは交絡させた複合糸からなる織編物
であり、布帛が可能であり、水拭きでの使用でも優れた
性能を有する。これは、本発明のワイピングクロスが糸
長差の異なる2種の合成繊維、すなわち極細繊維からな
る生糸と極細繊維からなる捲縮糸とを好ましくは交絡さ
せた複合糸からなる織編物であり、布帛が嵩高で繊維の
空隙率が大きく、毛細管現象による優れた吸水性をもつ
ことによる。
法について説明する。
繊維、剥離分割型複合繊維、特殊ブレンド型複合繊維等
の極細化可能な複合繊維からなる繊維糸を用意する。そ
して一つは生糸のまま、他の一つはこれを仮ヨリ加工等
により捲縮をかけ、両者を引き揃えて、必要に応じて糸
長差を付与して、複合糸形態の織編物用合成繊維マルチ
フィラメント複合原糸とする。上記両糸の複合手段とし
ては、引き揃え、撚糸および交絡などが上げられるが、
空気等による液体交絡処理が特に好ましい。
合原糸を用いて製編織し、得られた織編物生機に、極細
化処理を施して極細繊維からなる織編物とする。極細化
処理としては、化学的剥離、物理的剥離、一成分の溶解
除去等の手段がある。例えば、海島型複合繊維の海成分
を溶解する溶媒で処理することにより極細繊維化するこ
とできる。
は極細化処理された織編物は高圧水流の噴射に施し、織
編物の表面あるいは内部において繊維同士の一部または
全部に交絡が与えられる。これにより本発明のワイピン
グクロスは、より高密度になり、さらに高い拭き取り性
が得られる。このように、本発明をより効果的にするた
めに、脱海や染色加工等による極細化処理を行った織編
物表面に、ウォータージェットパンチ加工を行うことが
好ましい。具体的には、濾過して洗浄された水を小孔か
ら織物の表面に圧力噴射させる。水圧は、好ましくは3
0〜120kg/cm2 、さらに好ましくは50〜10
0kg/cm2 、最も好ましくは80〜100kg/c
m2 である。30kg/cm2 未満の場合には、加工の
効果は低く、繊維同士の絡みが不十分であり、また12
0kg/cm2 を越えると繊維が切断されて毛羽の原因
になることがある。また、ウォータージェットパンチ加
工は織編物を収縮させるため、嵩高性が付与され、極細
繊維の毛細管現象により吸水性も向上する。
り織編物の組織が高密度になり、織編物は風合いが硬く
なる傾向にがある。それ故、本発明では、ウォータージ
ェットパンチ加工後、布帛を熱水で揉み加工することに
より風合いを柔らかくすることが好ましい。熱水での揉
み加工には連続式とバッチ式があるが、本発明の場合高
温での揉み加工が望ましいため、バッチ式で液流染色機
を用いて行うことが効果的である。この熱水での揉み加
工を行うことにより作業性のよい、手になじむソフトな
風合いが得られる。熱水での揉み加工は使用繊維により
異なるが、80℃以上、5分以上で目標とする風合いに
応じて設定すればよい。例えば、織編物にポリエステル
繊維を100%使用する場合には、120℃で10分程
度、ナイロンを使用している場合には100℃で10分
程度処理することが特に好ましい。リラックス処理を施
された織編物は、乾燥仕上げセットとともに100℃以
上の温度で乾熱、乾燥される。
剛軟度は、上述のように10〜50mmが好ましい。さ
らには20〜30mm程度のものがより好ましい。
工や柔軟加工で、例えばポリアルキレングリコール系化
合物、水溶性ポリエステルなどの親水化剤、ポリアクリ
ル酸エステルなどの防汚剤およびカチオン系高分子活性
剤などの分散剤など各種化学薬品を使用することも可能
である。しかしながら、食器、グラスなどの直接人体内
部への接触の可能性がある用途については、安全上、薬
品や仕上げ剤を使用しなくても布帛自体で十分に優れた
拭き取り性、吸水性およびソフトな風合いを有する。
は、2−クロロ−6−トリクロロメチルピリジン、2−
クロロ−4−トリクロロメチル−6−メトキシピリジ
ン、2−クロロ−4−トリクロロメチル−6−(2−フ
リルメトキシ)ピリジン、ジ(4−クロロフェニル)ピ
リジン、2−ピリジルチオール−1−オキシド亜鉛、ジ
(2−ピリジリチオール−1−オキシド)から選ばれた
少なくとも1種を使用することができる。かかる抗菌剤
の平均粒子系としては、好ましくは1μm以下であるも
のが使用されるェニル)ピリジン、2−ピリジルチオー
ル−1−オキシド亜鉛、ジ(2−ピリジリチオール−1
−オキシド)から選ばれた少なくとも1種を使用するこ
とができる。かかる抗菌剤の平均粒子系としては、好ま
しくは1μm以下であるものが使用される。
ば、複合繊維の分割処理後に、液流染色機等でピリジン
系抗菌剤を含む液中に上記のワイピングクロスを浸し、
常圧または加圧下のもと、90℃〜160℃で10〜1
20分間、より好ましくは120℃〜135℃で20〜
60分間加熱することにより抗菌加工が施される。ま
た、染色同時でも同様の効果が得られる。
0回前後で2.5以上であることが好ましい。
する。なお、評価方法は次に従った。
S L1096に準じて、次の方法による。2cm×1
5cmの試験片をタテ・ヨコ方向にそれぞれ5枚採取
し、一端が45度の傾斜をもったカンチレバー型試験器
を用いて、試験片の一端の短辺を試験器の傾斜面のスケ
ールの基線に合わせる。次の、試験片を傾斜の方向に緩
やかに滑らせて試験片の一端が傾斜面と接したときの他
端の位置をスケールで正確に読みとる。試験片を滑らせ
た長さを剛軟度(mm)として、タテ、ヨコそれぞれ5
枚の平均値で表す。
H200(東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社
製)を注射針で約5mgガラス板上に落とし、直径45
mm、重さ1kgの円柱状荷重の一端面に厚さ1mm相
当の織物を介して固定し、試料(ワイピングクロス)を
ガラス板上に乗せ、1m/分の速度で移動させ、シリコ
ーンで拭き取る。次に、乾式複写機用トナー(SF−7
6T:シャープ株式会社製)をガラス板上に振りかけ、
そのトナーを圧縮空気(1kg/cm2 )で吹き飛ば
す。ガラス板表面にセロハンテープ(板上に乗せ、1m
/分の速度で移動させ、シリコーンで拭き取る。次に、
乾式複写機用トナー(SF−76T:シャープ株式会社
製)をガラス板上に振りかけ、そのトナーを圧縮空気
(1kg/cm2 )で吹き飛ばす。ガラス板表面にセロ
ハンテープ(りつけてガラス板上の残留トナーをとり、
セロハンテープに付着したトナーの程度を判定する。ト
ナーが全く付着しないもの(ガラス板のシリコーンを完
全に拭き取ったもの)を5級、トナーが極めて多量に残
るものを1級として、5段階で肉眼判定をした。
1096 6.26.1B法(バイレック法)で行っ
た。
採用し、試験媒体は臨床分離株を用いた。試験方法は、
滅菌試料布に上記試験菌のブイヨン懸濁液を注加し、密
閉容器中で37℃、18時間培養後の生菌数を計測し、
殖菌数に対する菌数を求め、次の基準に従った。
g(B/C)を菌数増減値差とし、2.2以上を合格レ
ベルとした。
した菌数、Bは未加工品の18時間培養後分散回収した
菌数、Cは加工品の18時間培養後分散回収した菌数を
表す。
タル繊度100デニール、18フィラメント(70島/
フィラメント)の海島型ポリエステル複合繊維で、島成
分がポリエチレンテレフタレートで、海成分がポリエス
テルの酸成分としてテレフタル酸と5−ナトリウムイソ
フタル酸の共重合体からなるアルカリ熱水可溶型ポリエ
ステルからなる繊維(海島の比率は10/90)を用い
た。この海島型複合繊維を仮ヨリ加工(仮ヨリ数:30
00T/M、温度180℃)により捲縮させ、同じくト
ータル繊度100デニール、18フィラメントの上記と
同じ組成の海島型複合繊維の生糸と、さらにトータル繊
度50デニール、24フィラメント、単繊維繊度2.1
デニールである沸騰水収縮率21.0%のポリエステル
高収縮糸を引き揃え(各糸長差は、高収縮糸1に対して
極細繊維の生糸が1.2,極細繊維の捲縮糸が1.
5)、流体交絡処理(オーバーフィード率:1%、空気
圧3.5kg/cm 2 )し、極細繊維マルチフィラメン
ト複合原糸を得た。この複合原糸をタテ糸/ヨコ糸にそ
れぞれ使用し、2/2の綾織の織物(生機)を織製し
た。この生機を130℃で30分間マレイン酸処理する
ことにより、海島型複合繊維の海成分を脆化させた後、
80℃で45分間水酸化ナトリウムで処理することによ
り、その海成分を完全に除去して、生糸と捲縮糸の単繊
維繊度がともに0.06〜0.07デニールの極細繊維
を含む織物を作製した。つぎに、これを通常の方法で層
部を、そして22.5重量%の分散染料で染色した。そ
して染色と同時に抗菌加工をし、抗菌剤として2−ピロ
ジルチオール−1−オキシド亜鉛を使用した。乾燥後、
180℃でヒートセットした。さらに100kg/cm
2 の水圧でウォータージェットパンチ加工し、その後再
び液流染色機を用いて130℃で10分熱水で揉み加工
した。得られた織物の目付は170g/m2 であった。
混在割合が50:50であり、海成分除去後の単繊維繊
度が0.07デニールである150デニール、20フィ
ラメントの海島型複合繊維と、単繊維繊度0.5デニー
ルである100デニールのポリエステル加工糸を糸長差
7%で供給して引き揃え、得られたトータル250デニ
ールの複合原糸を用いて丸編品(生機)を作製した。こ
の丸編み品規模多を実施例1と同様の方法で海成分を除
去、染色・抗菌・仕上げ加工をした。なお、抗菌剤も実
施例1と同様の抗菌剤を使用した。得られた織物の目付
は210g/m2 であった。
ス(織り組織:平織)を使用した。単繊維繊度はデニー
ルで表すと、タテ1.60デニール、ヨコ1.53デニ
ールであった。目付は210g/m2 であった。なお抗
菌剤として1,4(1−ジヨードメチルスルフォニル)
ベンゼンを使用した。
タル繊度100デニール、18フィラメント(70島/
フィラメント)の海島型ポリエステル複合繊維で、島成
分がポリエチレンテレフタレートで、海成分がポリエス
テルの酸成分としてテレフタル酸と5−ナトリウムイソ
フタル酸の共重合体からなるアルカリ熱水可溶型ポリエ
ステルからなる繊維(海島の比率は10/90)を用い
た。この海島型複合繊維を捲縮させずに生糸のまま2本
引き揃え、これを原糸としてタテ糸とヨコ糸をそれぞれ
使用し、2/2の綾織の織物(生機)を織製した。この
生機を実施例1と同様の加工をして単繊維繊度0.06
〜0.07デニールの極細繊維からなる織物を作製し
し、実施例1と同様の方法で海成分を除去、染色・抗菌
・仕上げ加工をした。なお、抗菌剤は比較例1と同様の
抗菌剤を使用した。得られた織物の目付は185g/m
2 であった。
ル繊度100デニール、48フィラメント、単繊維繊度
2.1デニールの普通ポリエステル繊維を用いた。この
普通ポリエステル繊維のフィラメント加工糸を仮ヨリ加
工(仮ヨリ数:3000T/M、温度180℃)により
捲縮させ、同じくトータル繊度100デニール、48フ
ィラメント、単繊維繊度2.1デニールの普通ポリエス
テルフィラメントしの生糸と引き揃え、流体交絡処理
(オーバーフィード率:1%、空気圧3.5kg/cm
2 )し、複合糸を得た。この複合糸をタテ糸とヨコ糸に
それぞれ使用し、2/2の綾織の織物(生機)を作製し
た。この生機を通常のリラックス精練、染色・抗菌。仕
上げ加工を行った。なお抗菌剤としては、比較例1と同
様の抗菌剤を使用した。得られた織物の目付は225g
/m2 であった。
用い、花王(株)製洗剤“ザブ”2g/l、過酸化水素
水(3.5%工業用)3cc/l、過炭酸ナトリウム
1.5g/l、温度85±2℃、浴比1:20で15分
間洗濯し、その後排液、脱水後、オーバーフロー水洗を
10分間実施した。水洗後タンブラー・ドライヤーを用
いて20分間で乾燥させた。これを工業洗濯1回とし、
今回は前述の工業洗濯法を50回繰り返し行った。
拭取性および吸水性に優れており、毛羽落ちは全く見ら
れず、なおかつ抗菌性能も洗濯50回前後で2.5以上
と十分な抗菌性能が得られた。実際にグラスを拭いてみ
るとグラスに良く密着して、すぐに曇り汚れを取り除く
ことができた。また水拭き時にも、拭き取り後は全く残
らなかった。
悪く、なおかつ抗菌性能も洗濯50回前後で2.5以下
と十分な抗菌性能が得られなかった。実際にグラスを拭
いてみると、何度も繰り返さないと曇り汚れを取り除く
ことはできなかった。また自己発塵した毛羽落ちが多く
見られた。
ったものの、実施例1と比べ拭取性と吸水性が悪く、水
拭き時には拭き跡が残り、なおかつ抗菌性能も洗濯50
回前後で2.5以下と十分な抗菌性能が得られなかっ
た。実際にグラスを拭いてみると、織物にボリュウムが
無いため、拭取作業性も悪かった。
悪く、なおかつ抗菌性能も洗濯50回前後で2.5以下
と十分な抗菌性能が得られなかった。実際にグラスを拭
いてみると、何度も繰り返しても曇り汚れを取り除くこ
とはできなかった。
うな構成にすることによりより優れたワイピング性能を
示す。すなわち本発明のワイピングクロスは、グラスな
どのガラス製品に付着した指紋や油汚れを薬品を付与す
ることなく、乾・水拭き除去することが可能であるだけ
ではなく、自己発塵を起こさず、崇高性と吸水性があり
かつ、ピリジン系抗菌剤により抗菌加工され、工業洗濯
50回前後も抗菌性能が2.5以上を特徴とする従来に
ないガラス製品などの乾拭きにおいて優れたワイピング
クロスを提供することができる。とくに、糸長差のある
極細繊維からなる生糸と極細繊維からなる捲縮糸の複合
糸から構成されたワイピングクロスは、吸水性、嵩高性
および拭き取り性効果がより大きい。
Claims (14)
- 【請求項1】単繊維繊度が0.01〜1デニールの極細
繊維からなる生糸と、単繊維繊度が0.01〜0.1デ
ニールの捲縮を有する極細繊維からなる捲縮糸との合成
繊維マルチフィラメント複合糸で構成された織編物から
なり、かつ、ピリジン系抗菌剤を含むことを特徴とする
ワイピングクロス。 - 【請求項2】前記ピリジン系抗菌剤が、2−ピリジルチ
オール−1−オキシド亜鉛であることを特徴とする請求
項1に記載のワイピングクロス。 - 【請求項3】前記ワイピングクロスの抗菌性能が工業洗
濯50回前後で2.5以上であることを特徴とする請求
項1または2に記載のワイピングクロス。 - 【請求項4】前記織編物の剛軟度が10〜50mmであ
ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のワ
イピングクロス。 - 【請求項5】前記合成繊維マルチフィラメント複合糸を
構成する生糸と捲縮糸の糸長差が3〜25%であること
を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のワイピン
グクロス。 - 【請求項6】前記ワイピングクロスが、ガラス製品の乾
拭き仕上げとして使用されることを特徴とする請求項1
〜5のいずれかに記載のワイピングクロス。 - 【請求項7】極細化可能な複合繊維からなる生糸と極細
化可能な複合繊維からなる捲縮糸で構成された織編物生
機に、極細化処理を施して極細繊維からなる織編物と
し、次いで、ピリジン系抗菌剤を付与し、さらに揉み作
用を与え柔軟化させることを特徴とするワイピングクロ
スの製造方法。 - 【請求項8】前記織編物に高圧水流を噴射して表面ある
いは内部の繊維同士の一部または全部を交絡させた後、
揉み作用を与えることを特徴とする請求項7に記載のワ
イピングクロスの製造方法。 - 【請求項9】前記織編物生機が、極細化可能な複合繊維
からなる生糸と極細化可能な複合繊維からなる捲縮糸と
の合成繊維マルチフィラメント複合原糸で製編織したも
のであることを特徴とする請求項7または8に記載のワ
イピングクロスの製造方法。 - 【請求項10】前記合成繊維マルチフィラメント複合原
糸は、生糸と捲縮糸との糸長差が5〜25%であること
を特徴とする請求項9記載のワイピングクロスの製造方
法。 - 【請求項11】前記極細化可能な複合繊維が海島型複合
繊維であり、かつ前記極細化処理が、該海島型繊維の海
成分を溶解する溶媒で処理することによりなされたもの
であることを特徴とする請求項7〜10のいずれかに記
載のワイピングクロスの製造方法。 - 【請求項12】前記ピリジン系抗菌剤を付与する方法
が、該抗菌剤を含む液中に前記織編物を浸し、加圧下で
100〜150℃の条件で液中処理するものであること
を特徴とする請求項7〜11のいずれかに記載のワイピ
ングクロスの製造方法。 - 【請求項13】前記高圧水流が、多数の小孔から噴射さ
れる30〜120kg/cm2 の高圧水流であることを
特徴とする請求項7〜12のいずれかに記載のワイピン
グクロスの製造方法。 - 【請求項14】前記揉み作用が、80℃以上の浴中での
物理的揉み作用であることを特徴とする請求項7〜13
のいずれかに記載のワイピングクロスの製造方法。
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