JP2001017909A - ヘアライン調塗装物および塗装方法 - Google Patents

ヘアライン調塗装物および塗装方法

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JP2001017909A
JP2001017909A JP11194810A JP19481099A JP2001017909A JP 2001017909 A JP2001017909 A JP 2001017909A JP 11194810 A JP11194810 A JP 11194810A JP 19481099 A JP19481099 A JP 19481099A JP 2001017909 A JP2001017909 A JP 2001017909A
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hairline
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Kazunori Takahashi
和則 高橋
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Inoue MTP KK
Inoac Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装飾効果が高く、かつ差別化ができるヘアラ
イン調塗装物および処理対象とする物品の形状に略限定
されることなく簡単にヘアライン調の模様を付与し得る
ヘアライン調塗装方法を提供する。 【解決手段】 基材12の表面にカラー塗料が塗布され
て、所要厚みのカラー塗膜14が形成される。カラー塗
膜14には、X方向に沿う条痕が形成され、これにより
基材12の表面にヘアライン調の模様が付与された状態
となっている。カラー塗膜14の外表面に露出する部分
は、その全体に亘って透明な塗料を塗布することで形成
された所要厚みのクリア塗膜20で被覆され、該クリア
塗膜20でカラー塗膜14が保護される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、基材の表面に塗
布したカラー塗料により形成される所要厚みのカラー塗
膜にブラッシングにより条痕を形成することで、ヘアラ
イン調の模様を付与したヘアライン調塗装物および塗装
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の各部品や家電製品において、そ
の表面にヘアラインを付与して装飾効果を向上した加飾
製品が使用されている。製品表面にヘアラインを付与す
る技術としては、例えば押出しダイスの跡がヘアライン
となることを利用して、押出し成形されたアルミニウム
品をプレスしてハウジングやパネル等の被覆材を成形
し、この被覆材で成形品を被覆するものがある。また、
ヘアライン調の模様を印刷したフィルムを予めセットし
た金型内に樹脂材料を射出することで、成形品の表面に
フィルムを一体的に貼着してヘアライン調の模様を付与
する技術(フィルムインサート技術)、あるいは成形品の
表面に、フィルムに印刷したヘアライン調の模様を水圧
転写する技術も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記アルミニウム品に
よる被覆材を被覆した加飾製品では、構造が複雑でコス
トが嵩むと共に、押出しダイスの跡をヘアラインとして
いるためにその模様が単調で差別化が困難である。ま
た、ヘアライン調の模様を印刷したフィルムを直接貼着
したり模様のみを転写した加飾製品は、印刷の変更によ
ってバリエーションは増えるものの、単色で色合いに変
化のあるものではなかった。
【0004】前述した被覆材を成形品に被覆する技術で
は、両者の組付け構造が複雑でコストが嵩むと共に、成
形品に大きな凹凸がある場合には、アルミニウム材の伸
びの限界に起因して対応する被覆材が成形できない欠点
がある。またフィルムインサート技術や水圧転写技術で
は、何れもフィルムを成形品の形状に応じて展開する必
要があるため、成形品に大きな凹凸がある場合はフィル
ムの伸びが追従しなくて破れたり、意匠(ヘアライン調
の模様)が部分的に伸びてしまい、求める模様が得られ
ず、商品価値を低下させる不具合があった。更には、成
形品に対してフィルムが展開され難い部分においては、
該フィルムが余ってシワ等が発生する難点も指摘され
る。すなわち、前述した従来の技術では、何れも処理対
象となる物品の形状が限定される欠点があった。
【0005】
【発明の目的】この発明は、前述した従来の技術に内在
している課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案さ
れたものであって、装飾効果が高く、かつ差別化ができ
るヘアライン調塗装物および処理対象とする物品の形状
に略限定されることなく簡単にヘアライン調の模様を付
与し得るヘアライン調塗装方法を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決し、
所期の目的を好適に達成するため、本発明に係るヘアラ
イン調塗装物は、基材の表面にカラー塗料が所要厚みで
塗装され、このカラー塗膜に条痕を形成することでヘア
ライン調の模様を付するようにしたことを特徴とする。
【0007】また前記所期の目的を好適に達成するた
め、本願の別の発明に係るヘアライン調塗装物は、基材
の表面に複数の異なる濃度または色彩のカラー塗料が所
要厚みで重ねて塗装され、各カラー塗膜が露出するよう
条痕を形成することで多色ヘアライン調の模様を付すよ
うにしたことを特徴とする。
【0008】前述した課題を解決し、所期の目的を好適
に達成するため、本願の別の発明に係るヘアライン調塗
装方法は、基材の表面にカラー塗料を塗布して所要厚み
のカラー塗膜を形成し、前記カラー塗料が硬化する前
に、ブラシで前記カラー塗膜をブラッシングして条痕を
形成することで、前記基材の表面にヘアライン調の模様
を付与することを特徴とする。
【0009】また前記所期の目的を好適に達成するた
め、本願の更に別の発明に係るヘアライン調塗装方法
は、基材の表面に複数の異なる濃度または色のカラー塗
料を重ねて塗布して所要厚みのカラー塗膜を層状に形成
し、前記各カラー塗料が硬化する前に、ブラシで前記カ
ラー塗膜の層をブラッシングして各塗膜が露出する条痕
を形成することで、前記基材の表面に多色ヘアライン調
の模様を付与することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るヘアライン調
塗装物および塗装方法につき、好適な実施例を挙げて、
添付図面を参照しながら以下説明する。
【0011】
【第1実施例について】図1は、本発明の好適な第1実
施例に係るヘアライン調塗装物を示すものであって、該
ヘアライン調塗装物10(以後、単に「塗装物」とも称す)
は、PPやABS等の合成樹脂材料からなる基材12の
表面にカラー塗料が塗布されて、所要厚みのカラー塗膜
14が形成されている。このカラー塗膜14には、X方
向に沿う条痕が形成され、これにより基材12の表面に
ヘアライン調の模様が付与された状態となっている。こ
の条痕は、X方向に沿って延在する凹部16と凸部18
とが、X方向と交差するY方向に交互に形成されたもの
であって、この凹凸がヘアライン調の模様となる。また
カラー塗膜14の外表面に露出する部分は、その全体に
亘って透明な塗料を塗布することで形成された所要厚み
のクリア塗膜20で被覆され、該クリア塗膜20でカラ
ー塗膜14を保護するよう構成してある。
【0012】図2は、第1実施例に係るヘアライン調塗
装物10の塗装工程を示すものであって、先ず、前記基
材12の表面に、塗装装置22によりカラー塗料を塗布
する(図2(a))。このカラー塗料からなる所要厚みのカ
ラー塗膜14が硬化(乾燥)する前に、本体24に所要パ
ターンで毛26を植設したブラシ28により該塗膜14
の表面側を一方向(X方向)にブラッシングする(図2
(b))。このときカラー塗料は、ブラッシングにより凹
部16および凸部18からなる条痕が形成可能で、かつ
塗料自体が流動して凹凸が元に戻らない程度の未硬化状
態(ゲル状態)であり、ブラシ28により付与された凹部
16および凸部18はその形状が保たれる。なお、前記
ブラシ28の毛26としては、塗料が付着し難い合成樹
脂材料、あるいは表面処理により塗料が付着し難くした
金属材料が好適に使用されると共に、その太さを0.1
〜0.5mmとすることで、従来のアルミニウム品の表
面に押出し成形の際に付くヘアラインと略同等のヘアラ
イン調の模様を付与することができる。次に、カラー塗
膜14の表面側に、透明な塗料を塗布(クリア塗装)する
ことで、所要厚みのクリア塗膜20を形成する(図2
(c))。なお、前記カラー塗料あるいは透明な塗料の塗
布方法としては、ノズルから噴霧したりハケで塗る等の
各種の手段が適用可能である。
【0013】すなわち、前記基材12に塗布したカラー
塗膜14が硬化する前に、ブラシ28でカラー塗膜14
をブラッシングするだけで、極めて簡単にヘアライン調
の模様を付与することができる。またクリア塗膜20を
形成することで、塗装物10としては表面に条痕(凹凸)
が露出しない平滑なものとして仕上げることができ、触
感が劣るのを防止すると共に、カラー塗膜14を保護す
ることができる。なお、第1実施例のヘアライン調塗装
方法では、ブラシ28の移動するスペースがあれば、図
3に示すように基材12に大きな凹凸があっても、その
表面の全体にヘアライン調の模様を略均等に付与するこ
とができ、基材12の形状に略限定されることなく広範
囲な物品にヘアライン調の模様を付与し得る。しかも、
基材12の形状によって部分的(フィルムの展開が困難
な部位)に模様が不均等になったり、歪みやシワ等を発
生することもないから商品価値が低下することはなく、
美麗な模様を付与した装飾効果の高い塗装物10を製造
し得るものである。
【0014】
【第1実施例の変更例】前記カラー塗膜14に付与する
ヘアライン調の模様(質感)は、前記ブラシ28に植設さ
れる毛26の太さや間隔、あるいは長さや硬度等を適宜
に設定することで簡単に変更することができる。例え
ば、図4に示すように、ブラシ28に植設される毛26
の一部を長くすることで、カラー塗膜14の長い毛26
に対応する部分が大きく凹んで、異なるアクセントを付
与し得る。また図5に示すように、ブラシ28に植設さ
れる毛26の一部を太くすることで、カラー塗膜14に
形成される条痕の凹部16と凸部18との幅が部分的に
変化する。更には、図6に示すように、毛26とは異な
る材質のシリコンやゴム等の異部材30を本体24に部
分的に配設することで、カラー塗膜14に形成される条
痕の凹凸形状を変化させることができる。
【0015】なお、第1実施例のヘアライン調塗装方法
によれば、前記基材12の表面にスギ等の正目の木目模
様を付与することが可能である。すなわち、濃い茶色に
着色した基材12の表面に、淡い茶色のカラー塗料を塗
布し、このカラー塗膜14をブラッシングして条痕の凹
部16において基材12の色が透けて見える程度に凹凸
を形成する(図7参照)。これにより、凹部16において
は基材12の濃い茶色が透けて見えると共に、凸部18
においてはカラー塗膜14の淡い茶色が見え、塗装物1
0の表面には濃い茶色と薄い茶色のストライプが交互に
現われるヘアライン調の模様が生じ、これがスギ等の正
目の木目模様となる。
【0016】
【第2実施例】図8は、第2実施例に係るヘアライン調
塗装物およびその塗装工程を示すものであって、この塗
装物36では、その基材12の表面に濃い茶色のカラー
塗料が塗布されて、所要厚みの第1カラー塗膜32が形
成されている。この第1カラー塗膜32の表面に、更に
淡い茶色のカラー塗料が重ねて塗布されて、所要厚みの
第2カラー塗膜34が形成される。そして、両カラー塗
膜32,34に、第1カラー塗膜32の表面に及ぶ凹部
16を有する条痕が形成され、これにより基材12の表
面にヘアライン調の模様が付与された状態となってい
る。更に、両カラー塗膜32,34の露出部分は、その
全体に亘って透明な塗料を塗布することで形成された所
要厚みのクリア塗膜20で被覆してある。
【0017】第2実施例のヘアライン調塗装方法は、前
記基材12の表面にカラー塗料を塗布して形成された第
1カラー塗膜32が、他の塗料に混じり合わない半硬化
状態となった時点で、その表面に別のカラー塗料を塗布
して第2カラー塗膜34を層状に形成する。そして、2
色のカラー塗膜32,34を層状に形成した後で、各カ
ラー塗料が硬化する前にブラシ28でブラッシングする
ことで、第1カラー塗膜32の表面に及ぶ凹部16を有
する条痕を形成する。これにより、凹部16においては
第1カラー塗膜32の濃い茶色が見えると共に、凸部1
8においては第2カラー塗膜34の淡い茶色が見え、前
述した第1実施例の変更例(図7)と同様に、塗装物36
の表面にスギ等の正目の木目模様が付与された状態とな
る。
【0018】なお第2実施例において、第1カラー塗膜
32と第2カラー塗膜34との色彩の濃淡を変えるだけ
でなく、色彩自体を異ならせることで、塗装物36の表
面に任意のストライプ模様を付与することができ、装飾
効果が高く、かつ差別化が可能な塗装物36を製造し得
る。
【0019】
【第3実施例】図9は、第3実施例に係るヘアライン調
塗装物およびその塗装工程を示すものであって、該塗装
物46では、基材12の表面側に複数(図示例では4つ
であるが任意に設定可能)の異なる色のカラー塗料が重
ねて塗布されて、所要厚みの第1カラー塗膜38、第2
カラー塗膜40、第3カラー塗膜42、第4カラー塗膜
44が層状に形成されている。これら4つのカラー塗膜
38,40,42,44に、最下部に位置する第1カラー
塗膜38の表面に及ぶ凹部16を有する条痕が形成さ
れ、これにより基材12の表面には4色のストライプが
現われる多色ヘアライン調の模様が付与された状態とな
っている。なお、各カラー塗膜38,40,42,44の
露出部分は、その全体に亘って透明な塗料を塗布するこ
とで形成された所要厚みのクリア塗膜20で被覆してあ
る。
【0020】第3実施例のヘアライン調塗装方法は、基
本的には第2実施例と同様で、既に塗布された下側に位
置するカラー塗膜が半硬化状態となった時点で、その表
面に別のカラー塗料を順次塗布して複数のカラー塗膜を
層状に形成する。そして、各カラー塗料が硬化する前
に、ブラシ28で4つのカラー塗膜38,40,42,4
4をブラッシングして最下部の第1カラー塗膜38の表
面に及ぶ凹部16を有する条痕を形成することで、表面
に4色のストライプが現われる多色ヘアライン調の模様
を付与した塗装物46が製造される。
【0021】すなわち、基材12の表面に複数の異なる
色彩のカラー塗料を塗布した後にブラッシングして条痕
を形成するだけで、塗装物46の表面に極めてカラフル
なヘアライン調の模様を付与することができ、装飾効果
を一層高めることが可能となる。例えば、紫、藍、青、
緑、黄、橙、赤の7色のカラー塗料を重ねて塗布すれ
ば、塗装物の表面に虹模様を簡単に付与し得る。
【0022】なお、第2実施例および第3実施例におい
ても、図4〜図6に示すような毛26の太さや間隔、あ
るいは長さや硬度等を適宜に設定したブラシ28を用い
ることで、更に装飾効果の高い模様を付与することがで
きる。
【0023】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るヘアラ
イン調塗装物によれば、基材の表面に塗布したカラー塗
料の塗膜に条痕を形成しただけの簡単な構成でありなが
ら、装飾効果を高めることができると共に、差別化が可
能である。また、複数のカラー塗膜を層状に形成する構
成では、更にカラフルで新規な模様が付与された塗装物
を低コストで提供できる。
【0024】本発明に係るヘアライン調塗装方法によれ
ば、基材に塗布したカラー塗料が硬化する前にブラシで
ブラッシングして条痕を形成するだけで、極めて簡単か
つ低コストでヘアライン調の模様を付与することができ
る。しかもこの塗装方法によれば、基材に大きな凹凸形
状があっても全体に略均一にヘアライン調の模様を付与
することが可能であり、処理対象とする物品の形状に略
限定されることはない利点を有する。更に、複数のカラ
ー塗膜を層状に形成した後にブラッシングすれば、カラ
フルで新規な模様が付与された塗装物を製造し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るヘアライン調塗装物
の概略説明図である。
【図2】第1実施例に係るヘアライン調塗装物の塗装工
程を示す説明図である。
【図3】大きな凹凸形状のある基材にヘアライン調の模
様を付与した状態を示す説明図である。
【図4】毛の一部を長くしたブラシでカラー塗膜をブラ
ッシングした状態を示す説明図である。
【図5】毛の一部を太くしたブラシでカラー塗膜をブラ
ッシングした状態を示す説明図である。
【図6】毛とは異なる材質の部材を配設したブラシでカ
ラー塗膜をブラッシングした状態を示す説明図である。
【図7】第1実施例の変形例に係るヘアライン調塗装物
およびその塗装工程を示す説明図である。
【図8】第2実施例に係るヘアライン調塗装物およびそ
の塗装工程を示す説明図である。
【図9】第3実施例に係るヘアライン調塗装物およびそ
の塗装工程を示す説明図である。
【符号の説明】
12 基材 14 カラー塗膜 20 クリア塗膜 28 ブラシ 32 第1カラー塗膜 34 第2カラー塗膜 38 第1カラー塗膜 40 第2カラー塗膜 42 第3カラー塗膜 44 第4カラー塗膜

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材(12)の表面にカラー塗料が所要厚み
    で塗装され、このカラー塗膜(14)に条痕を形成すること
    でヘアライン調の模様を付するようにしたことを特徴と
    するヘアライン調塗装物。
  2. 【請求項2】 基材(12)の表面に複数の異なる濃度また
    は色彩のカラー塗料が所要厚みで重ねて塗装され、各カ
    ラー塗膜(32,34,38,40,42,44)が露出するよう条痕を形
    成することで多色ヘアライン調の模様を付すようにした
    ことを特徴とするヘアライン調塗装物。
  3. 【請求項3】 前記カラー塗膜(14,32,34,38,40,42,44)
    の露出部分はクリヤー塗膜(20)で保護されている請求項
    1または2記載のヘアライン調塗装物。
  4. 【請求項4】 基材(12)の表面にカラー塗料を塗布して
    所要厚みのカラー塗膜(14)を形成し、 前記カラー塗料が硬化する前に、ブラシ(28)で前記カラ
    ー塗膜(14)をブラッシングして条痕を形成することで、
    前記基材(12)の表面にヘアライン調の模様を付与するこ
    とを特徴とするヘアライン調塗装方法。
  5. 【請求項5】 基材(12)の表面に複数の異なる濃度また
    は色のカラー塗料を重ねて塗布して所要厚みのカラー塗
    膜(32,34,38,40,42,44)を層状に形成し、 前記各カラー塗料が硬化する前に、ブラシ(28)で前記カ
    ラー塗膜(32,34,38,40,42,44)の層をブラッシングして
    各塗膜(32,34,38,40,42,44)が露出する条痕を形成する
    ことで、前記基材(12)の表面に多色ヘアライン調の模様
    を付与することを特徴とするヘアライン調塗装方法。
  6. 【請求項6】 前記カラー塗料の硬化後に、前記カラー
    塗膜(14,32,34,38,40,42,44)の露出部分に透明な塗料を
    塗布して該カラー塗膜(14,32,34,38,40,42,44)をクリア
    ー塗膜(20)で保護するようにした請求項4または5記載
    のヘアライン調塗装方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130029132A1 (en) * 2008-08-04 2013-01-31 Yan-Shuang Lv Magnesium alloy housing
JP2013188883A (ja) * 2012-03-12 2013-09-26 Panasonic Corp 成形品

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