JP2001017459A - 手術用顕微鏡 - Google Patents

手術用顕微鏡

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JP2001017459A
JP2001017459A JP11189673A JP18967399A JP2001017459A JP 2001017459 A JP2001017459 A JP 2001017459A JP 11189673 A JP11189673 A JP 11189673A JP 18967399 A JP18967399 A JP 18967399A JP 2001017459 A JP2001017459 A JP 2001017459A
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eye
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Kazutoshi Takagi
和俊 高木
Takeyuki Kato
健行 加藤
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Topcon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検眼に対する照明光量を状況に応じて自動
的に調整し、光障害発生のおそれを低減することができ
る手術用顕微鏡を提供する。 【解決手段】 光源17から被検眼に照明光を照射する
照明光学系と、被検眼を観察する観察光学系とを有する
手術用顕微鏡において、被検眼からの反射光を検出する
光電変換素子14と、光電変換素子14の検出信号を基
に被検眼に対する照明光の照射光量の瞬時値を演算する
瞬時値演算手段33と、被検眼に対する照明光の許容瞬
時値データを記憶する瞬時値光量テーブル35と、前記
瞬時値演算手段33の演算結果と、前記瞬時値光量テー
ブル35に記憶している許容瞬時値データとを比較し、
被検眼に対する照明光の照射光量と許容瞬時値データと
の差に応じて、光源17からの照明光の出射量を調整し
被検眼に対する照明光の照射光量を調整する光量調整手
段37とを有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば眼科等にお
いて、被検眼の観察や手術に用いて好適な手術用顕微鏡
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の手術用顕微鏡において
は、この手術用顕微鏡における照明光学系により被検眼
に照明光を照射し、被検眼からの反射光を観察光学系に
導いて結像させ、被検眼の状態を観察したり、又は被検
眼に対しメス等の手術器具を使用した眼科手術を行って
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
手術用顕微鏡においては、被検眼の網膜障害等の光障害
防止対策としては、被検眼に照射する照明光の光量を手
動操作にて弱くしたり、照射時間を手術者の感で短くし
たり、強膜縫合の時など同軸照明が必要ない場合には、
斜照明に切換えて、中心窩へのダメージを少なくした
り、あるいは瞳孔部のみを遮光したりしていた。
【0004】また、白内障手術等のような場合には被検
眼を観察しながら術者がメスや吸引用のプローブ等の手
術器具を被検眼に当てるが、このような場合、手術器具
の有無に応じて被検眼に対する照明光の光量を高低に調
整することが要請される。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、被検眼に対する照明光量を被検眼の観察や手術
の状況に応じて自動的に調整し、網膜障害等の光障害の
発生を低減し、かつ、眼科手術の能率向上を図ることが
できる手術用顕微鏡を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
光源から被検眼に照明光を照射する照明光学系と、被検
眼を観察する観察光学系とを有する手術用顕微鏡におい
て、被検眼からの反射光を検出する反射光検出手段と、
反射光検出手段の検出信号を基に被検眼に対する照明光
の照射光量の瞬時値を演算する瞬時値演算手段と、被検
眼に対する照明光の許容瞬時値データを記憶する許容瞬
時値光量記憶手段と、前記瞬時値演算手段の演算結果
と、前記許容瞬時値光量記憶手段に記憶している瞬時値
データとを比較し、被検眼に対する照明光の照射光量と
瞬時値データの許容光量との差に応じて、前記光源から
の照明光の被検眼に対する照射光量を調整する光量調整
手段とを有することを特徴とするものである。
【0007】この発明によれば、被検眼からの反射光を
検出し、被検眼に対する照射光量の瞬時値を演算し、こ
の瞬時値と許容瞬時値データとを比較して、その差に応
じて、光源からの照明光の出射光量を調整し、被検眼に
対する照明光の適切化を図るものであるから、被検眼に
対する照明光を常時許容光量範囲内で調整した状態でこ
の被検眼の観察を行うことができ、被検眼における網膜
障害等の光障害の発生のおそれを低減できる。
【0008】請求項2記載の発明は、光源から被検眼に
照明光を照射する照明光学系と、被検眼を観察する観察
光学系とを有する手術用顕微鏡において、被検眼からの
反射光を検出する反射光検出手段と、反射光検出手段の
検出信号を基に被検眼に対する照明光の照射光量の積分
値を演算する積分値演算手段と、被検眼に対する照明光
の許容積分値データを記憶する許容積分値光量記憶手段
と、前記積分値演算手段の演算結果と、前記許容積分値
光量記憶手段に記憶している許容積分値データとを比較
し、被検眼に対する照明光の照射光量が許容積分値デー
タを越える場合には、前記光源からの照明光を減光させ
る光量調整手段とを有することを特徴とするものであ
る。
【0009】この発明によれば、被検眼からの反射光を
検出し、被検眼に対する照射光量の積分値を演算し、こ
の積分値と許容積分値データとを比較して、その比較結
果が、被検眼に対する照明光の照射光量が許容積分値デ
ータを越える場合には、前記光源からの照明光を減光さ
せるものであるから、被検眼に対して許容される積分値
(時間的に合計した光量)以上の照明光が照射されるこ
とを自動的に阻止し、被検眼における網膜障害等の光障
害の発生のおそれを低減することができる。
【0010】請求項3記載の発明は、光源から被検眼に
照明光を照射する照明光学系と、被検眼を観察する観察
光学系とを有する手術用顕微鏡において、被検眼を形成
する瞳孔における照明光の反射率の相違を検出する反射
光検出手段と、この反射光検出手段の検出信号を基に被
検眼の瞳孔に対する照明光の照射光量の瞬時値を演算す
る瞬時値演算手段と、被検眼の瞳孔に対する照明光の許
容瞬時値データを記憶する許容瞬時値光量記憶手段と、
前記瞬時値演算手段の演算結果と、前記許容瞬時値光量
記憶手段に記憶している許容瞬時値データとを比較し、
被検眼の瞳孔に対する照明光の照射光量と許容瞬時値デ
ータとの差に応じて、前記光源からの照明光の被検眼の
瞳孔に対する照射光量を調整する光量調整手段とを有す
ることを特徴とするものである。
【0011】この発明によれば、前記反射光検出手段に
より被検眼を形成する瞳孔における照明光の反射率の相
違を検出し、被検眼の瞳孔に対する照明光の照射光量と
許容瞬時値データとの差に応じて、被検眼の瞳孔に対す
る照明光を常時許容光量範囲内で調整した状態でこの被
検眼の観察を行うことができ、被検眼の瞳孔における網
膜障害等の光障害の発生のおそれを低減できる。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3記
載のいずれかに記載の手術用顕微鏡における前記反射光
検出手段は、被検眼からの反射光の光量分布を検出する
2次元エリアセンサ又は反射光位置センサからなり、前
記光量調整手段は、2次元エリアセンサ又は反射光位置
センサにて検出する被検眼からの反射光の光量分布を基
に被検眼に対する照明光の照射光量を調整することを特
徴とするものである。
【0013】この発明によれば、2次元エリアセンサ又
は反射光位置センサにより被検眼からの反射光の光量分
布を検出し、光量調整手段により検出した光量分布を基
に被検眼に対する照明光の照射光量を調整するものであ
るから、被検眼からの反射光の光量分布を利用し、被検
眼の瞳孔部分の白内障の程度に応じて被検眼に対する照
明光を調整することができる。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1又は2記
載の手術用顕微鏡において、前記光量調整手段は、被検
眼に対する照明光の照射光量の瞬時値又は積分値の演算
結果が許容光量と同等又は許容光量を越えた場合に、警
報発生手段に警報情報を送り警報を発生させることを特
徴とするものである。
【0015】この発明によれば、前記光量調整手段によ
り、被検眼に対する照明光の照射光量の瞬時値又は積分
値の演算結果が許容光量(許容値)を越えた場合に、警
報発生手段に警報情報を送り警報を発生させるものであ
るから、請求項1又は2記載の手術用顕微鏡の作用に加
え、被検眼に対する照明光の照射が限界であること又は
限界を過ぎたことを認識することができ、これにより、
被検眼の光障害の発生防止に関する安全性が向上する。
【0016】請求項6記載の発明は、光源から被検眼に
照明光を照射する照明光学系と、被検眼を観察する観察
光学系とを有する手術用顕微鏡において、前記観察光学
系は、被検眼の前眼部像を観察するとともに被検眼に対
する手術用の手術器具を観察する観察手段を具備し、こ
の観察手段により観察される手術器具の有無を判定する
判定手段と、判定手段の手術器具の無しの判定結果に基
づき、前記光源からの被検眼に対する照明光の照射光量
を調整する光量調整手段とを有することを特徴とするも
のである。
【0017】この発明によれば、前記観察手段により観
察される手術器具の有無を判定手段により判定し、手術
器具の無しの判定結果に基づき、前記光源からの照明光
の出射量を調整し被検眼に対する照明光の照射光量を低
減するものであるから、手術器具を使用する手術の際に
は被検眼に対して明るい照明光を照射し、手術器具を使
用しない場合には自動的に被検眼に対する照明光の照射
光量を低減する等の調整を行うことができ、これによ
り、被検眼における網膜障害等の光障害の発生のおそれ
を低減できる。
【0018】請求項7記載の発明は、光源から被検眼に
照明光を照射する照明光学系と、被検眼を観察する観察
光学系とを有する手術用顕微鏡において、被検眼からの
反射光を検出する反射光検出手段と、反射光検出手段の
検出信号を基に前記被検眼領域における被検眼以外の物
の存在の有無を判定する判定手段と、この判定手段の被
検眼以外の物の存在の有無の判定結果に基づき、前記光
源からの被検眼に対する照明光の照射光量を調整する光
量調整手段とを有することを特徴とするものである。
【0019】この発明によれば、被検眼からの反射光に
応じた検出信号を基に前記被検眼領域における被検眼以
外の物の存在の有無を判定し、被検眼以外の物がある場
合には被検眼に対する照明光の照射光量を大きく、調整
する被検眼以外の物がない場合には被検眼に対する照明
光の照射光量を小さくというように調整するものである
から、手術用のメス等の手術器具が被検眼領域に存在す
る術者の作業中と、作業中でないときを区別し各々被検
眼に対し適切な光量の照明光の照射を行うことができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
細に説明する。
【0021】図1、図2は、本発明の実施の形態の手術
用顕微鏡1を示すものであり、この手術用顕微鏡1は、
床面2上を走行可能な支持体3と、この支持体3に取付
けた支柱4により支持された第1アーム5と、この第1
アーム5に取付けた第2アーム6と、第2アーム6に取
付けたX−Y駆動部7と、このX−Y駆動部7により
X,Y方向(床面2と平行な方向及びこれと直交する方
向)に駆動されるズーム系及び照明系を具備した顕微鏡
本体8と、顕微鏡本体8の鏡筒9に取付けられ警報発生
手段としても機能する液晶ディスプレスのような表示手
段28とを具備している。
【0022】手術用顕微鏡1は、更にこの手術用顕微鏡
1の各電気系、即ち、前記X−Y駆動部7,顕微鏡本体
8のズーム系及び照明系を各々操作するための操作手段
としてのフットスイッチ50を具備している。
【0023】前記顕微鏡本体8は、図2に拡大して示す
ように、全体として筒状に形成され下端部に対物レンズ
10を組込んだ鏡筒9と、この鏡筒9の上部に取付けた
接眼鏡筒11と、鏡筒9に組込んだ照明光学系12と、
同じく鏡筒9に組込んだ観察光学系15とを有してい
る。
【0024】前記照明光学系12は、鏡筒9の側壁に取
付けたランプハウス16と、このランプハウス16内に
配置したハロゲンランプ等の光源17と、この光源17
からの光を集光する集光レンズ18と、鏡筒9内に配置
され前記集光レンズ18からの光を対物レンズ10側に
反射するプリズム19とを具備し、これら各光学要素と
対物レンズ10とにより光源17から被検眼Eに至る照
明用の光路C1 を形成するようになっている。この照明
光学系12としては、図2に示す斜め照明の構成の他、
観察用の光路C2 と同軸照明とすることももちろん可能
である。
【0025】前記観察光学系15は、前記対物レンズ1
0の上方に配置したアフォーカル変倍を行う変倍光学系
20と、この変倍光学系20の上方に配置した結像レン
ズ21と、この結像レンズ21の更に上方に配置した正
立プリズム22と、前記接眼鏡筒11に配置したプリズ
ム23、プリズム24及び接眼レンズ系25とを具備し
ている。これら各光学要素により観察用の光路C2 を形
成するようになっている。
【0026】前記反射光検出手段は、観察用の光路C2
における正立プリズム22の上方に配置した光電変換素
子14により構成され反射光の光量レベル、光量分布を
検出するようになっている。光電変換素子14は、例え
ばデジタルカメラ又はCCDカメラのような撮像装置1
4Aに組み込まれ、正立プリズム22からの光をレンズ
52を介して入射するようにしている。
【0027】光電変換素子14としては、2次元エリア
センサ、反射光位置センサ(ポジションセンサ)を用い
ることができる。
【0028】また、前記光路C2 に配置したハーフミラ
ー13及びリレーレンズ39を介して反射光の一部を取
り込み、被検眼Eの前眼部像を動画として観察する観察
手段であるCCDカメラ27を具備している。
【0029】次に、図3を参照して、本実施の形態の手
術用顕微鏡1の制御系について説明する。
【0030】本実施の形態の手術用顕微鏡1は、プログ
ラムメモリ31に格納された動作プログラムに基づき全
体の制御を行う制御部30を具備している。
【0031】この制御部30により、前記表示手段28
と、光電変換素子14からの電気信号をデジタル信号に
変換するA/D変換回路32と、A/D変換された光電
変換素子14からの信号を被検眼像として記憶するフレ
ームメモリ41と、前記デジタル信号を基に被検眼Eに
対する照明光の照射光量の瞬時値を演算する瞬時値演算
手段33と、前記デジタル信号を基に被検眼Eに対する
照明光の照射光量の積分値を演算する積分値演算手段3
4と、被検眼Eに対する照明光の許容瞬時値データを記
憶する許容瞬時値光量記憶手段である瞬時値光量テーブ
ル35と、被検眼Eに対する照明光の許容積分値データ
を記憶する許容積分値光量記憶手段である積分値光量テ
ーブル36と、前記CCDカメラ27により観察する画
像から手術器具の像である例えばメスの画像(以下「メ
ス像」という)40の有無を判定する判定手段29と、
CCDカメラ27からの画像データを記憶する画像レコ
ーダ42との動作を各々制御するようになっている。
【0032】さらに、本実施の形態の手術用顕微鏡1
は、前記瞬時値演算手段33、積分値演算手段34の演
算結果と、前記瞬時値光量テーブル35、積分値光量テ
ーブル36に記憶している許容瞬時値データ又は許容積
分値瞬時値データとを比較し、被検眼Eに対する照明光
の照射光量と許容瞬時値データ、許容積分値データとの
差に応じて、光源17からの照明光の出射量を調整し、
被検眼Eに対する照明光の照射光量を調整する光量調整
手段37を具備し、前記制御部30によりこの光量調整
手段37を制御するようになっている。
【0033】前記瞬時値光量テーブル35には、被検眼
Eの瞳孔径(例えば7mm)を基準とする照明光の許容
瞬時値データを記憶している。
【0034】さらに、本実施の形態の手術用顕微鏡1
は、前記照明光学系12による被検眼Eに対する照明光
の光軸を同軸照明、斜め照明の状態に切り換える照明切
換手段43を具備している。
【0035】次に、本実施の形態の手術用顕微鏡1の動
作を図4、図5を参照して説明する。
【0036】図4は、光電変換素子14により検出され
る被検眼Eから反射光の光量分布を示す図である。
【0037】光電変換素子14により検出される被検眼
Eからの反射光量は、被検眼Eの瞳孔(水晶体)Ep、
瞳孔Epの範囲内に生じる白内障部K、虹彩Esによっ
て図5に示すように光量分布が異なるので、瞬時値演算
手段33により、光電変換素子14により検出する被検
眼Eからの反射光量に基づきこの被検眼Eに対する照明
光の照射光量の瞬時値を演算することができる。
【0038】即ち、瞳孔Epからの反射光量は極端に少
なく、瞳孔Epの両側の虹彩Esからの反射光量は多
く、さらに白内障による混濁部Kからの反射光量は瞳孔
Epの部分よりも多くなる。
【0039】このような反射光の光量分布を基に瞬時値
演算手段33は、被検眼Eに対する照明光の照射光量の
瞬時値を演算する。
【0040】光量調整手段37は、図6に示すように、
瞬時値演算手段33の演算結果と、前記瞬時値光量テー
ブル35に記憶している瞬時値データとを比較し、被検
眼Eに対する照明光の照射光量の瞬時値I1 と、瞬時値
データの許容光量(許容値)I0 との差に応じて光源1
7からの照明光の出射量を調整し、瞬時値I1 が許容光
量I0 よりも大きい場合には、光源17を制御して被検
眼Eに対する照明光の照射光量を減らすように調整す
る。
【0041】これにより、被検眼Eに対する照明光を常
時許容光量範囲内で調整した状態でこの被検眼Eの観察
を行うことができ、被検眼Eにおける網膜障害等の光障
害の発生のおそれを低減することができる。
【0042】また、光量調整手段37は、瞬時値I1 が
許容光量I0 よりも大きい場合には警報発生手段である
前記表示手段28に瞬時値I1 が許容光量I0 を越えて
いる旨の警報情報を送り警報を表示させる。これによ
り、被検眼Eに対する照明光の照射が限界又は限界を越
えていることを術者等に認識させ、被検眼Eの光障害発
生のおそれを低減することができる。
【0043】被検眼Eに対する照明光の照射光量の低減
は例えば以下のようにして行う。
【0044】例えば、被検眼Eに対する「手術作業」の
意味を、切開、乳化吸引、眼内レンズ挿入、縫合等の作
業を意味するものと定義すると、切開、縫合の場合には
大きい光量であるAレベルとし、乳化吸引の場合にはさ
ほど光量を必要としないのでBレベルとする。換言すれ
ば、例えばAレベルを相対値で1.0、Bレベルを相対
値で0.75として、前記光量調整手段37により光量
切り換えを行う。
【0045】さらに、眼内レンズ挿入時には、Cレベル
として相対値で0.5の段階迄光量調整手段37により
照射光量を低減させる。このCレベルの光量は、CCD
カメラ27による被検眼Eの撮影が可能なレベルまで低
減することができる。
【0046】また、前記プログラムメモリ31に格納さ
れた動作プログラムに基づき制御部30により前記光電
変換素子14を構成する多数のCCD素子の出力信号に
応じて被検眼Eからの反射光の光量分布を求め、光量調
整手段37により被検眼Eからの反射光の光量分をパラ
メータとして被検眼に対する照明光の照射光量を調整す
るようにすることも可能である。
【0047】これにより、被検眼Eからの反射光の光量
分布を利用し、例えば被検眼Eの瞳孔Ep部分における
白内障の程度に応じて被検眼Eに対する照明光を調整す
ることができる。
【0048】さらに、前記動作プログラムに基づき制御
部30により図5に示す瞳孔Epからの反射光量分布の
幅Wや高さHを求めることにより、被検眼Eの瞳孔Ep
の寸法や被検眼Eの水晶体内部に対する照明光の到達程
度を判定し、その量を表示したり、光量調整手段37に
その値をフィードバックすることもできる。
【0049】これにより、被検眼Eの混濁した水晶体が
存在しない場合に、自動的に被検眼Eに対する照射光量
を自動的に落とすことも可能となる。
【0050】次に、本実施の形態の手術用顕微鏡1の動
作を、被検眼Eに対して所定の積分値(時間的に合計し
た光量)以上の照明光の照射を防止する場合について図
7を参照して説明する。
【0051】前記積分値演算手段34は、上述した瞬時
値演算手段33の演算結果を積分し被検眼Eに対する照
射光量の積分値Iint を演算する。
【0052】光量調整手段37は、積分値演算手段34
の演算結果である積分値Iint と、積分値光量テーブル
36に記憶した許容光量の積分値Ixとを比較して、積
分値Iint が積分値データIxを越える場合には、光源
17を制御して照明光の出射を停止させる。これによ
り、被検眼Eに対して許容される積分値Ix以上の照明
光が照射されることを自動的に阻止し、被検眼における
網膜障害等の光障害の発生のおそれを低減することがで
きる。
【0053】この場合にも、前記表示手段28に積分値
Iint が許容される積分値Ixを越えている旨の警報情
報を送り警報を表示させることで、被検眼Eに対する照
明光の照射の合計が限界又は限界を越えていることを術
者等に認識させ、被検眼Eの光障害発生のおそれを低減
することができる。
【0054】次に、本実施の形態の手術用顕微鏡1の他
の実施態様について図8を参照して説明する。
【0055】例えば白内障手術等の場合には、術者はメ
ス等の手術器具を使用して角膜等の切開を行う。
【0056】この場合、前記観察光学系15のCCDカ
メラ27により観察され、画像レコーダ42に記憶され
る画像は、図8に示すように、被検眼Eの前眼部像とメ
ス像40とが重なったものとなる。
【0057】被検眼Eの前眼部像とメス像40とは明ら
かに照明光の反射光量が相違し、また、静止像と動画像
との相違を有するので前記判定手段29はこの反射光量
の相違を利用してメス像40の有無、即ち、被検眼Eに
対して手術中か否かを自動的に判定する。
【0058】即ち、被検眼Eの前眼部像とメス像40に
関する反射光量の相違を判定する閾値を予め定めてお
き、前記判定手段29により閾値を使用してメス像40
の有無を判定することができる。
【0059】光量調整手段37は、判定手段29による
メス像40が無い状態、即ち手術器具であるメスが無い
状態の判定結果に基づき、前記光源17からの照明光の
出射量を調整し、被検眼Eに対する照明光の照射光量を
メス像40が存在する場合よりも低減する。
【0060】これにより、メス等の手術器具を使用する
手術の際には、被検眼Eに対して明るい照明光を照射
し、手術器具を使用しない場合には自動的に被検眼Eに
対する照明光の照射光量を低減することができ、これに
より、手術の便宜を図り、また、被検眼Eにおける網膜
障害等の光障害の発生のおそれを低減することが可能と
なる。
【0061】また、CCDカメラ27に搭載した画像レ
コーダ42に、このCCDカメラ27により相次いで撮
影した複数枚の被検眼Eの前眼部像を動画像として記憶
し、複数枚の前眼部像の画像比較によりメス像40の有
無を判定するようにすることも可能である。
【0062】さらに、前記光電変換素子14からの被検
眼Eからの反射光に応じた検出信号を前記フレームメモ
リ41に記憶し、制御部30の制御の基に被検眼Eの領
域における各部の光の反射率を求め、反射率の相違から
被検眼Eの瞳孔と手術器具の形状との相違により前記判
定手段29において手術器具の存在の有無、即ち、術者
による手術中か否かの判定を行い、この判定結果により
既述した手術作業中においては光量調整手段37により
前記光源17からの照明光の出射量を調整し、被検眼E
に対する照明光の照射光量を手術作業中以外の場合より
も大きくするような動作も可能である。
【0063】さらに、前記照明切換手段43により、被
検眼Eに対する照明光の光軸を同軸照明の状態として既
述したような動作を実行したり、斜め照明の状態に切り
換えて既述したような動作を実行させることもできる。
【0064】尚、既述した被検眼Eに対する照明光の調
整は、光源17からの照明光の出射量を切り換える場合
の他、図示していないが対物レンズ10の被検眼E側に
ND(ノーマルデンシィ)フィルタを挿脱する構成でも
実施可能である。
【0065】また、図2に示すように、接眼レンズ系2
5に例えば複数の赤色LED素子52を配置し、被検眼
Eに対する照明光の照射量が所定瞬時値光量を越えた場
合、赤色LED素子52を点灯させて、図9に示すよう
に、そのLED像52aを接眼レンズ系25により視認
するようにすることもできる。尚、図9において点線で
示す丸の部分は、赤色LED素子52の不点灯状態を意
味するものである。
【0066】また、被検眼Eに対する照明光の基準照射
光量を1.00とし、基準照射光量が、1.00以上で
赤色LED素子52を1個点灯させ、1.25以上で赤
色LED素子52を2個点灯させ、1.50以上で赤色
LED素子52を3個点灯させることもできる。
【0067】逆に、図示していないが緑色LED素子を
複数個用意し、1.00未満で緑色LED素子を1個点
灯させ、0.75未満で緑色LED素子を2個点灯さ
せ、0.50未満で緑色LED素子を3個点灯させるこ
ともできる。
【0068】さらに、基準照射光量1.00では赤色L
ED素子52も緑色LED素子も不点灯とし、わずかで
も基準照射光量1.00からずれた場合に赤色LED素
子52又は緑色LED素子を点灯させることも可能であ
る。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、被検眼に対する照明光
を常時許容光量範囲内で調整した状態でこの被検眼の観
察を行うことができ、被検眼における網膜障害等の光障
害発生のおそれを低減することができる手術用顕微鏡を
提供できる。
【0070】また、本発明によれば、被検眼に対して許
容される積分値以上の照明光が照射されることを自動的
に阻止し、被検眼における網膜障害等の光障害発生のお
それを低減することができる手術用顕微鏡を提供でき
る。
【0071】さらに、本発明によれば、被検眼の瞳孔部
分の白内障の程度等に応じて被検眼に対する照明光を調
整することができる手術用顕微鏡を提供できる。
【0072】また、本発明によれば、手術器具を使用す
る手術の際には被検眼に対して明るい照明光を照射し、
手術器具を使用しない場合には自動的に被検眼に対する
照明光の照射光量を調整することができ、これにより、
被検眼における網膜障害等の光障害発生のおそれを低減
することができる手術用顕微鏡を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の手術用顕微鏡を示す側面
図である。
【図2】本発明の実施の形態の手術用顕微鏡を示す概略
断面図である。
【図3】本発明の実施の形態の手術用顕微鏡の制御系を
示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態の手術用顕微鏡における前
眼部像を示す概略図である。
【図5】本発明の実施の形態の手術用顕微鏡における被
検眼の反射光の光量分布を示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態の手術用顕微鏡における被
検眼への照射光の瞬時値と許容瞬時値データとの関係を
示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態の手術用顕微鏡における被
検眼に対する照射光の積分値と許容積分値データとの関
係を示す説明図である。
【図8】本発明の実施の形態の手術用顕微鏡におけるC
CDカメラにより観察する被検眼の前眼部像及びメス像
を示す説明図である。
【図9】本発明の実施の形態の手術用顕微鏡の接眼レン
ズ系により観察する被検眼の前眼部像及びLED像を示
す図である。
【符号の説明】
1 手術用顕微鏡 2 床面 3 支持体 4 支柱 5 第1アーム 6 第2アーム 7 駆動部 8 顕微鏡本体 9 鏡筒 10 対物レンズ 11 接眼鏡筒 12 照明光学系 13 ハーフミラー 14 光電変換素子 15 観察光学系 16 ランプハウス 17 光源 18 集光レンズ 19 プリズム 23 プリズム 24 全反射プリズム 25 接眼レンズ系 27 CCDカメラ 28 表示手段 29 判定手段 30 制御部 31 プログラムメモリ 32 A/D変換回路 33 瞬時値演算手段 34 積分値演算手段 35 瞬時値光量テーブル 36 積分値光量テーブル 37 光量調整手段 40 メス像 50 フットスイッチ E 被検眼 Ep 瞳孔 Es 虹彩

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から被検眼に照明光を照射する照明
    光学系と、被検眼を観察する観察光学系とを有する手術
    用顕微鏡において、 被検眼からの反射光を検出する反射光検出手段と、 反射光検出手段の検出信号を基に被検眼に対する照明光
    の照射光量の瞬時値を演算する瞬時値演算手段と、 被検眼に対する照明光の許容瞬時値データを記憶する許
    容瞬時値光量記憶手段と、 前記瞬時値演算手段の演算結果と、前記許容瞬時値光量
    記憶手段に記憶している許容瞬時値データとを比較し、
    被検眼に対する照明光の照射光量と許容瞬時値データと
    の差に応じて、前記光源からの照明光の被検眼に対する
    照射光量を調整する光量調整手段と、 を有することを特徴とする手術用顕微鏡。
  2. 【請求項2】 光源から被検眼に照明光を照射する照明
    光学系と、被検眼を観察する観察光学系とを有する手術
    用顕微鏡において、 被検眼からの反射光を検出する反射光検出手段と、 反射光検出手段の検出信号を基に被検眼に対する照明光
    の照射光量の積分値を演算する積分値演算手段と、 被検眼に対する照明光の許容積分値データを記憶する許
    容積分値光量記憶手段と、 前記積分値演算手段の演算結果と、前記許容積分値光量
    記憶手段に記憶している許容積分値データとを比較し、
    被検眼に対する照明光の照射光量が許容積分値データを
    越える場合には、前記光源からの照明光を減光させる光
    量調整手段と、 を有することを特徴とする手術用顕微鏡。
  3. 【請求項3】 光源から被検眼に照明光を照射する照明
    光学系と、被検眼を観察する観察光学系とを有する手術
    用顕微鏡において、 被検眼を形成する瞳孔における照明光の反射率の相違を
    検出するセンサと、 このセンサの検出信号を基に被検眼の瞳孔に対する照明
    光の照射光量の瞬時値を演算する瞬時値演算手段と、 被検眼の瞳孔に対する照明光の許容瞬時値データを記憶
    する許容瞬時値光量記憶手段と、 前記瞬時値演算手段の演算結果と、前記許容瞬時値光量
    記憶手段に記憶している許容瞬時値データとを比較し、
    被検眼の瞳孔に対する照明光の照射光量と許容瞬時値デ
    ータとの差に応じて、前記光源からの照明光の被検眼の
    瞳孔に対する照射光量を調整する光量調整手段と、 を有することを特徴とする手術用顕微鏡。
  4. 【請求項4】 前記反射光検出手段は、被検眼からの反
    射光の光量分布を検出する2次元エリアセンサ又は反射
    光位置センサからなり、前記光量調整手段は、2次元エ
    リアセンサにて検出する被検眼からの反射光の光量分布
    を基に被検眼に対する照明光の照射光量を調整すること
    を特徴とする請求項1乃至3記載のいずれかに記載の手
    術用顕微鏡。
  5. 【請求項5】 前記光量調整手段は、被検眼に対する照
    明光の照射光量の瞬時値又は積分値の演算結果が許容光
    量と同等又は許容光量を越えた場合に、警報発生手段に
    警報情報を送り警報を発生させることを特徴とする請求
    項1又は2記載の手術用顕微鏡。
  6. 【請求項6】 光源から被検眼に照明光を照射する照明
    光学系と、被検眼を観察する観察光学系とを有する手術
    用顕微鏡において、 前記観察光学系は、被検眼の前眼部像を観察するととも
    に被検眼に対する手術用の手術器具を観察する観察手段
    を具備し、 この観察手段により観察される手術器具の有無を判定す
    る判定手段と、 判定手段の手術器具の無しの判定結果に基づき、前記光
    源からの被検眼に対する照明光の照射光量を調整する光
    量調整手段と、 を有することを特徴とする手術用顕微鏡。
  7. 【請求項7】 光源から被検眼に照明光を照射する照明
    光学系と、被検眼を観察する観察光学系とを有する手術
    用顕微鏡において、 被検眼からの反射光を検出する反射光検出手段と、 反射光検出手段の検出信号を基に前記被検眼領域におけ
    る被検眼以外の物の存在の有無を判定する判定手段と、 この判定手段の被検眼以外の物の存在の有無の判定結果
    に基づき、前記光源からの被検眼に対する照明光の照射
    光量を調整する光量調整手段と、 を有することを特徴とする手術用顕微鏡。
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