JP2018143561A - 眼科装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また、実施形態に係る眼科装置の第2態様では、第1態様において、前記撮影光学系は、前記被検眼の前眼部像を取得し、前記撮影光学系により取得された前記前眼部像を解析することにより前記被検眼の瞳孔領域を特定し、特定された前記瞳孔領域に基づき瞳孔サイズを求める解析部を含み、前記予測部は、前記瞳孔サイズに基づいて前記フォーカス指標光のケラレが発生するか否かを予測し、前記制御部は、前記予測部により前記ケラレが発生すると予測されたとき、前記第2制御内容に基づいて前記第2合焦レンズを制御してもよい。
また、実施形態に係る眼科装置の第3態様では、第1態様において、前記撮影光学系は、前記被検眼の前眼部像を取得し、前記撮影光学系により取得された前記前眼部像を解析することにより前記被検眼の特徴部位を特定する解析部と、前記干渉光学系と、前記フォーカス指標光投射系と、前記撮影光学系とを含む装置光学系と、前記被検眼と前記装置光学系とを相対移動する駆動部と、を含み、前記予測部は、前記前眼部像における基準位置に対する前記特徴部位の変位に基づいて前記フォーカス指標光のケラレが発生するか否かを予測し、前記制御部は、前記予測部により前記ケラレが発生すると予測されたとき、前記第2制御内容に基づいて前記第2合焦レンズを制御してもよい。
また、実施形態に係る眼科装置の第4態様では、第1態様において、前記予測部は、前記被検眼の瞳孔サイズ情報に基づいて前記フォーカス指標光のケラレが発生するか否かを予測し、前記制御部は、前記予測部により前記ケラレが発生すると予測されたとき、前記第2制御内容に基づいて前記第2合焦レンズを制御してもよい。
また、実施形態に係る眼科装置の第5態様は、第2態様〜第4態様のいずれかにおいて、前記予測部により前記ケラレが発生しないと予測されたとき、前記投射状態に基づいて前記撮影光学系の合焦可能範囲であるか否かを判定する判定部と、前記撮影光学系の光路に対して挿脱可能な補正レンズと、を含み、前記制御部は、前記判定部により前記合焦可能範囲であると判定されなかったとき、前記光路に前記補正レンズを配置させてもよい。
また、実施形態に係る眼科装置の第6態様では、第1態様〜第5態様のいずれかにおいて、前記制御部は、前記第1合焦レンズ及び前記第2合焦レンズを連係的に制御してもよい。
また、実施形態に係る眼科装置の第7態様では、第1態様〜第6態様のいずれかにおいて、前記フォーカス指標光投射系は、スプリット指標光を投射してもよい。
なお、上記した複数の態様に係る構成を任意に組み合わせることが可能である。
[構成]
図1に示すように、眼科装置1は、眼底カメラユニット2、OCTユニット100及び演算制御ユニット200を含んで構成される。眼底カメラユニット2は、従来の眼底カメラとほぼ同様の光学系を有する。OCTユニット100には、OCTを実行するための光学系が設けられている。演算制御ユニット200は、各種の演算処理や制御処理等を実行するコンピュータを具備している。
図1に示す眼底カメラユニット2には、被検眼Eの眼底Efの表面形態を表す2次元画像(眼底像)を取得するための光学系が設けられている。眼底像には、観察画像や撮影画像などが含まれる。観察画像は、例えば、近赤外光を用いて所定のフレームレートで形成されるモノクロの動画像である。撮影画像は、例えば、可視光をフラッシュ発光して得られるカラー画像、又は近赤外光若しくは可視光を照明光として用いたモノクロの静止画像であってもよい。眼底カメラユニット2は、これら以外の画像、例えばフルオレセイン蛍光画像やインドシアニングリーン蛍光画像や自発蛍光画像などを取得可能に構成されていてもよい。
OCTユニット100の構成の一例を図2に示す。OCTユニット100には、被検眼EのOCT画像を取得するための光学系が設けられている。この光学系は、従来のスウェプトソースタイプのOCT装置と同様の構成を有する。すなわち、この光学系は、波長掃引型(波長走査型)光源からの光を測定光と参照光とに分割し、被検眼Eからの測定光の戻り光と参照光路を経由した参照光とを干渉させて干渉光を生成し、この干渉光を検出する干渉光学系である。干渉光学系による干渉光の検出結果(検出信号)は、干渉光のスペクトルを示す信号であり、演算制御ユニット200に送られる。
演算制御ユニット200の構成について説明する。演算制御ユニット200は、検出器125から入力される検出信号を解析して被検眼EのOCT画像を形成する。そのための演算処理は、従来のスウェプトソースタイプのOCT装置と同様である。
眼科装置1の制御系の構成について図3を参照しつつ説明する。なお、図3においては、眼科装置1のいくつかの構成要素が省略されており、この実施形態を説明するために特に必要な構成要素が選択的に示されている。
眼科装置1の制御系は、制御部210を中心に構成される。制御部210は、例えば、マイクロプロセッサ、RAM、ROM、ハードディスクドライブ、通信インターフェイス等を含んで構成される。制御部210には、主制御部211と記憶部212が設けられている。
主制御部211は前述の各種制御を行う。例えば、主制御部211は、観察光源11、撮影光源15、LED51、61等の点灯制御や消灯制御などを行う。特に、図3に示すように、主制御部211は、眼底カメラユニット2の撮影合焦駆動部31A、CCDイメージセンサ35及び38、LCD39、光路長変更部41、及び光スキャナ42を制御する。また、主制御部211は、OCT合焦駆動部43A、フォーカス光学系駆動部60A、反射棒駆動部67A及び補正レンズ駆動部70A等を制御する。また、主制御部211は、OCTユニット100の光源ユニット101、参照駆動部114A、検出器125及びDAQ130などを制御する。更に、主制御部211は、前眼部カメラ300、光学系駆動部1Aを制御する。
記憶部212は、各種のデータを記憶する。記憶部212に記憶されるデータとしては、例えば、OCT画像の画像データ、眼底像の画像データ、被検眼情報などがある。被検眼情報は、患者IDや氏名などの被検者に関する情報や、被検者の疾患名(緑内障や白内障など)などを表す情報や、左眼/右眼の識別情報などの被検眼に関する情報を含む。また、被検眼情報は、被検眼が小瞳孔であるか否かなどの被検眼の状態を表す情報を含んでもよい。また、記憶部212には、眼科装置1を動作させるための各種プログラムやデータが記憶されている。
画像形成部220は、検出器125(DAQ130)からの検出信号に基づいて、眼底Efの断層像の画像データを形成する。すなわち、画像形成部220は、干渉光学系による干渉光LCの検出結果に基づいて被検眼Eの画像データを形成する。この処理には、従来のスウェプトソースタイプのOCTと同様に、ノイズ除去(ノイズ低減)、フィルタ処理、FFT(Fast Fourier Transform)などの処理が含まれている。このようにして取得される画像データは、複数のAライン(被検眼E内における各測定光LSの経路)における反射強度プロファイルを画像化することにより形成された一群の画像データを含むデータセットである。
データ処理部230は、画像形成部220により形成された画像に対して各種のデータ処理(画像処理)や解析処理を施す。例えば、データ処理部230は、画像の輝度補正や分散補正等の補正処理を実行する。また、データ処理部230は、眼底カメラユニット2により得られた画像(眼底像、前眼部像等)に対して各種の画像処理や解析処理を施す。
ユーザインターフェイス250には、表示部251と操作部252とが含まれる。表示部251は、前述した演算制御ユニット200の表示デバイスや表示装置3を含んで構成される。操作部252は、前述した演算制御ユニット200の操作デバイスを含んで構成される。操作部252には、眼科装置1の筐体や外部に設けられた各種のボタンやキーが含まれていてもよい。また、表示部251は、眼底カメラユニット2の筺体に設けられたタッチパネルなどの各種表示デバイスを含んでいてもよい。
第1実施形態に係る眼科装置1の動作について説明する。
まず、主制御部211は、LCD39を制御することにより所定の位置に固視標を表示させる。それにより、被検眼Eに固視光が投射され、被検眼Eを所望の方向に固視させることができる。
次に、主制御部211は、公知の手法により被検眼Eに対する装置光学系の位置合わせを行う。例えば、主制御部211は、被検眼Eの前眼部像から特徴部位を解析部232に特定させる。特徴部位には、瞳孔(角膜)などがある。解析部232は、公知の手法により瞳孔領域を特定する。主制御部211は、光学系駆動部1Aを制御することにより、特定された瞳孔領域から瞳孔の中心が前眼部像の中心(光軸の位置)となるようにxy方向に装置光学系を移動させる(XYアライメント)。また、主制御部211は、公知の手法により被検眼Eから所定の作動距離だけ離れた位置に装置光学系を配置させる(Zアライメント)。
主制御部211は、S2におけるアライメントが完了したか否かを判定する。主制御部211は、例えば被検眼Eの特徴部位と前眼部像の中心とのxy方向の変位が第1閾値以下で、かつ、被検眼Eと装置光学系との間の距離と所定の作動距離との差が第2閾値以下であるとき、アライメントが完了したと判定する。
S3においてアライメントが完了したと判定されたとき(S3:Y)、主制御部211は、前眼部カメラ300を制御することにより被検眼Eの前眼部像を取得させる。なお、S2において、既に前眼部像が取得されている場合、S4は省略されてもよい。
主制御部211は、取得された前眼部像から被検眼Eの瞳孔領域における瞳孔サイズを解析部232に特定させる。
予測部211cは、S5において得られた瞳孔サイズに基づいてスプリット指標光のケラレの発生の有無を予測する。予測部211cは、得られた瞳孔サイズが所定サイズ以下のとき、スプリット指標光のケラレが発生すると予測し、当該瞳孔サイズが所定サイズより大きいとき、スプリット指標光のケラレが発生しないと予測する。
S6においてスプリット光のケラレが発生しないと予測されたとき(S6:N)、主制御部211は、反射棒駆動部67Aを制御することにより、照明光路に反射棒67を挿入させる。次に、主制御部211は、LED61をオンにし、一対のスプリット指標光を被検眼Eに投射させる。
眼科装置1は、CCDイメージセンサ35により被検眼Eの眼底像を取得する。S8において取得された眼底像は、S7において一対のスプリット指標光が投射されている被検眼Eの眼底像である。主制御部211は、取得された被検眼Eの眼底像中に描出された一対のスプリット指標光に基づく一対のスプリット指標像を解析部232に特定させる。解析部232は、特定された一対のスプリット指標像の相対位置に基づくスプリット量を求め、スプリット指標合致位置を求める。
次に、判定部211dは、S8において求められたスプリット指標合致位置に基づいて、合焦可能範囲であるか否かを判定する。例えば、S8において撮影合焦レンズ31が所定の位置(例えば0Dに相当する位置)に配置された状態でスプリット指標合致位置を求めることで、判定部211dは、撮影合焦レンズ31の移動範囲内で合焦可能か否かを判定することができる。
S9において合焦可能範囲であると判定されたとき(S9:Y)、撮影合焦制御部211aは、フォーカス光学系駆動部60Aを制御することにより、一対のスプリット指標像が上下方向に一致する位置(スプリット指標合致位置)までフォーカス光学系60を移動させる。
次に、撮影合焦制御部211aは、撮影合焦レンズ31の位置とS8において求められたスプリット指標合致位置とに基づいて、撮影光路上の撮影合焦レンズ31の移動目標位置を特定する。例えば、撮影合焦制御部211aは、撮影合焦レンズ31の位置とスプリット指標合致位置とに対応して撮影光路上の撮影合焦レンズ31の移動目標位置があらかじめ関連付けられた制御情報を参照することにより撮影合焦レンズ31の移動目標位置を特定する。
撮影合焦制御部211aは、撮影合焦駆動部31Aを制御することにより、S11において特定された移動目標位置に撮影合焦レンズ31を移動させる。撮影合焦レンズ31の移動をフォーカス光学系60の移動に連動させることにより、合焦位置での各スプリット像のコントラストを向上させ、フォーカスの精度を向上させることができる。また、S11及びS12の工程はS15の眼底撮影以前に実施できればよいので、S14の後、またはS13からS14の間に実施してもよい。
続いて、主制御部211は、OCTユニット100の各部を制御することにより被検眼Eの眼底Efの断層像を取得させる。主制御部211は、OCT合焦レンズ43を移動させ、取得された断層像を解析することによりOCT合焦レンズ43の位置を決定部231に特定させる。決定部231は、例えば、検出器125による干渉光LCの検出結果に基づく被検眼Eの眼底Efの断層像の画質を公知の手法で評価し、評価結果に基づき画質が最高になるOCT合焦レンズ43の位置を決定する。OCT合焦レンズ43は、決定された位置に移動される。
主制御部211は、光源ユニット101をオンにし、光スキャナ42を制御することにより光源ユニット101からの光L0に基づく測定光LSで被検眼Eのスキャンを開始させる。例えば、画像形成部220は、検出器125による干渉光の検出結果に基づいてOCT画像を形成する。また、データ処理部230は、検出器125による干渉光の検出結果に基づいて眼内距離を求める。
主制御部211は、撮影光学系30を制御することにより被検眼Eの眼底Efの撮影を行い、眼底像を取得させる。以上で、眼科装置1の動作は終了する(エンド)。
S6においてスプリット指標光のケラレが発生すると予測されたとき(S6:Y)、又はS9において合焦可能範囲ではないと判定されたとき(S9:N)、主制御部211は、S13と同様に、OCT合焦レンズ43の移動目標位置を決定部231に特定させる。
次に、主制御部211は、OCT合焦レンズ43の移動量に基づき、補正レンズ駆動部70Aを制御することにより必要に応じて撮影光路に視度補正レンズ70を配置させる。
次に、撮影合焦制御部211aは、S16において特定された移動目標位置に移動するためのOCT合焦駆動部43Aに対する制御内容に対応する制御内容で撮影合焦駆動部31Aを制御する。具体的には、撮影合焦制御部211aは、S16において特定されたOCT合焦レンズ43の移動位置に対応する撮影光路上の位置に撮影合焦レンズ31を移動させる。それにより、被検眼Eの虹彩によるフォーカス指標光のケラレが発生すると判断された場合でも、撮影光学系30を合焦させることができるようになる。
第1実施形態では、被検眼Eの瞳孔サイズを特定し、特定された瞳孔サイズに基づいてスプリット指標光のケラレの発生の有無を予測していたが、実施形態に係る眼科装置の構成はこれに限定されるものでない。例えば、被検眼Eに対する装置光学系のアライメント状態からスプリット指標光のケラレの発生の有無を予測するようにしてもよい。
主制御部211は、S4等において取得された前眼部像から被検眼Eの瞳孔領域の中心を解析部232に特定させる。解析部232は、前眼部像の中心に対する瞳孔量域の中心の変位を求める。
予測部は、S21において求められた変位に基づいてスプリット指標光のケラレが発生するか否かを予測する。予測部は、得られた瞳孔サイズが所定サイズ以下のとき、スプリット指標光のケラレが発生すると予測し、当該瞳孔サイズが所定サイズより大きいとき、スプリット指標光のケラレが発生しないと予測する。
第1実施形態及び第2実施形態では、被検眼Eの画像を解析することによりスプリット指標光のケラレの発生の有無を予測する場合について説明したが、実施形態に係る眼科装置の構成はこれに限定されるものではない。例えば、被検眼Eの画像以外の情報からスプリット指標光のケラレの発生の有無を予測するようにしてもよい。
第1実施形態〜第3実施形態では、撮影合焦レンズ31及びOCT合焦レンズ43それぞれを光路に沿って移動することにより合焦レンズの焦点位置を変更する場合について説明したが、実施形態に係る眼科装置の構成はこれらに限定されるものではない。例えば、上記の撮影合焦レンズ31及びOCT合焦レンズ43の少なくとも一方は焦点可変レンズであってもよい。
図7に、第4実施形態に係る眼科装置1Xの光学系の構成の概要を示す。図7において、図1と同様の部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
実施形態に係る眼科装置の効果について説明する。
第1実施形態〜第4実施形態において説明した構成を任意に組み合わせることが可能である。
2、2X 眼底カメラユニット
3 表示装置
10 照明光学系
30、30X 撮影光学系
31、80 撮影合焦レンズ
31A 撮影合焦駆動部
43、81 OCT合焦レンズ
43A OCT合焦駆動部
60 フォーカス光学系
100 OCTユニット
200 演算制御ユニット
210、210X 制御部
211、211X 主制御部
211a、211aX 撮影合焦制御部
211b、211bX OCT合焦制御部
211c 予測部
211d 判定部
212、212X 記憶部
220 画像形成部
230 データ処理部
231 決定部
232 解析部
250 ユーザインターフェイス
251 表示部
252 操作部
300 前眼部カメラ
E 被検眼
Ef 眼底
Claims (7)
- 第1合焦レンズを含み、光源からの光を参照光と測定光とに分割し、前記測定光を前記第1合焦レンズを介して被検眼に投射し、前記被検眼からの前記測定光の戻り光と前記参照光との干渉光を検出する干渉光学系と、
前記被検眼にフォーカス指標光を投射するフォーカス指標光投射系と、
第2合焦レンズを含み、前記フォーカス指標光投射系により前記フォーカス指標光が投射されている前記被検眼を前記第2合焦レンズを介して撮影するための撮影光学系と、
前記干渉光学系による前記干渉光の検出結果に基づいて前記第1合焦レンズに対する第1制御内容を決定する決定部と、
前記被検眼に対する前記フォーカス指標光の投射状態を予測する予測部と、
前記予測部により所定の予測結果が得られたとき、前記第1制御内容に対応する第2制御内容に基づいて前記第2合焦レンズを制御する制御部と、
を含む眼科装置。 - 前記撮影光学系は、前記被検眼の前眼部像を取得し、
前記撮影光学系により取得された前記前眼部像を解析することにより前記被検眼の瞳孔領域を特定し、特定された前記瞳孔領域に基づき瞳孔サイズを求める解析部を含み、
前記予測部は、前記瞳孔サイズに基づいて前記フォーカス指標光のケラレが発生するか否かを予測し、
前記制御部は、前記予測部により前記ケラレが発生すると予測されたとき、前記第2制御内容に基づいて前記第2合焦レンズを制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。 - 前記撮影光学系は、前記被検眼の前眼部像を取得し、
前記撮影光学系により取得された前記前眼部像を解析することにより前記被検眼の特徴部位を特定する解析部と、
前記干渉光学系と、前記フォーカス指標光投射系と、前記撮影光学系とを含む装置光学系と、
前記被検眼と前記装置光学系とを相対移動する駆動部と、
を含み、
前記予測部は、前記前眼部像における基準位置に対する前記特徴部位の変位に基づいて前記フォーカス指標光のケラレが発生するか否かを予測し、
前記制御部は、前記予測部により前記ケラレが発生すると予測されたとき、前記第2制御内容に基づいて前記第2合焦レンズを制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。 - 前記予測部は、前記被検眼の瞳孔サイズ情報に基づいて前記フォーカス指標光のケラレが発生するか否かを予測し、
前記制御部は、前記予測部により前記ケラレが発生すると予測されたとき、前記第2制御内容に基づいて前記第2合焦レンズを制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。 - 前記予測部により前記ケラレが発生しないと予測されたとき、前記投射状態に基づいて前記撮影光学系の合焦可能範囲であるか否かを判定する判定部と、
前記撮影光学系の光路に対して挿脱可能な補正レンズと、
を含み、
前記制御部は、前記判定部により前記合焦可能範囲であると判定されなかったとき、前記光路に前記補正レンズを配置させる
ことを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか一項に記載の眼科装置。 - 前記制御部は、前記第1合焦レンズ及び前記第2合焦レンズを連係的に制御する
ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の眼科装置。 - 前記フォーカス指標光投射系は、スプリット指標光を投射する
ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の眼科装置。
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