JP6916011B2 - 眼科装置 - Google Patents
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Description
また、実施形態に係る眼科装置の第2態様は、第1態様において、前記被検眼の前眼部を撮影する撮影部を含み、前記特定部は、前記撮影部により得られた前眼部像において前記フォーカス指標光に基づくフォーカス指標像を探索することにより前記ケラレの発生の有無を特定してもよい。
また、実施形態に係る眼科装置の第3態様では、第1態様又は第2態様において、前記対応情報は、観察倍率、及び波長の際の少なくとも一方に基づいて設定されてもよい。
また、実施形態に係る眼科装置の第4態様では、第1態様〜第3態様のいずれかにおいて、前記フォーカス指標光投射系は、スプリット指標光を投射してもよい。
なお、上記した複数の態様に係る構成を任意に組み合わせることが可能である。
[構成]
図1に示すように、眼科装置1は、眼底カメラユニット2、OCTユニット100及び演算制御ユニット200を含んで構成される。眼底カメラユニット2は、従来の眼底カメラとほぼ同様の光学系を有する。OCTユニット100には、OCTを実行するための光学系が設けられている。演算制御ユニット200は、各種の演算処理や制御処理等を実行するコンピュータを具備している。
図1に示す眼底カメラユニット2には、被検眼Eの眼底Efの表面形態を表す2次元画像(眼底像)を取得するための光学系が設けられている。眼底像には、観察画像や撮影画像などが含まれる。観察画像は、例えば、近赤外光を用いて所定のフレームレートで形成されるモノクロの動画像である。撮影画像は、例えば、可視光をフラッシュ発光して得られるカラー画像、又は近赤外光若しくは可視光を照明光として用いたモノクロの静止画像であってもよい。眼底カメラユニット2は、これら以外の画像、例えばフルオレセイン蛍光画像やインドシアニングリーン蛍光画像や自発蛍光画像などを取得可能に構成されていてもよい。
OCTユニット100の構成の一例を図2に示す。OCTユニット100には、被検眼EのOCT画像を取得するための光学系が設けられている。この光学系は、従来のスウェプトソースタイプのOCT装置と同様の構成を有する。すなわち、この光学系は、波長掃引型(波長走査型)光源からの光を測定光と参照光とに分割し、被検眼Eからの測定光の戻り光と参照光路を経由した参照光とを干渉させて干渉光を生成し、この干渉光を検出する干渉光学系である。干渉光学系による干渉光の検出結果(検出信号)は、干渉光のスペクトルを示す信号であり、演算制御ユニット200に送られる。
演算制御ユニット200の構成について説明する。演算制御ユニット200は、検出器125から入力される検出信号を解析して被検眼EのOCT画像を形成する。そのための演算処理は、従来のスウェプトソースタイプのOCT装置と同様である。
眼科装置1の制御系の構成について図3を参照しつつ説明する。なお、図3においては、眼科装置1のいくつかの構成要素が省略されており、この実施形態を説明するために特に必要な構成要素が選択的に示されている。
眼科装置1の制御系は、制御部210を中心に構成される。制御部210は、例えば、マイクロプロセッサ、RAM、ROM、ハードディスクドライブ、通信インターフェイス等を含んで構成される。制御部210には、主制御部211と記憶部212が設けられている。
主制御部211は前述の各種制御を行う。例えば、主制御部211は、観察光源11、撮影光源15、LED51、61等の点灯制御や消灯制御などを行う。特に、図3に示すように、主制御部211は、眼底カメラユニット2の撮影合焦駆動部31A、CCDイメージセンサ35及び38、LCD39、光路長変更部41、及び光スキャナ42を制御する。また、主制御部211は、OCT合焦駆動部43A、フォーカス光学系駆動部60A及び反射棒駆動部67A等を制御する。また、主制御部211は、OCTユニット100の光源ユニット101、参照駆動部114A、検出器125及びDAQ130などを制御する。更に、主制御部211は、前眼部カメラ300、光学系駆動部1Aを制御する。
撮影合焦制御部211aは、撮影光学系30を合焦させるように撮影合焦駆動部31Aを制御する。撮影合焦駆動部31Aとフォーカス光学系駆動部60Aとは連動するため、撮影合焦駆動部31Aに対する制御はフォーカス光学系駆動部60Aに対する制御と同一視できる。
OCT合焦制御部211bは、後述のデータ処理部230により決定された制御内容に基づいてOCT合焦駆動部43Aを制御することが可能である。具体的には、OCT合焦制御部211bは、干渉光学系を合焦させるようにOCT合焦駆動部43Aを制御する。OCT合焦制御部211bは、干渉光学系による干渉光LCの検出結果に基づいてOCT合焦駆動部43Aを制御することが可能である。例えば、OCT合焦制御部211bは、検出結果に基づいて検出器125による干渉光LCの検出強度が最大になるようにOCT合焦レンズ43を移動させる。
記憶部212は、各種のデータを記憶する。記憶部212に記憶されるデータとしては、例えば、OCT画像の画像データ、眼底像の画像データ、被検眼情報などがある。被検眼情報は、患者IDや氏名などの被検者に関する情報や、被検者の疾患名(緑内障や白内障など)などを表す情報や、左眼/右眼の識別情報などの被検眼に関する情報を含む。また、被検眼情報は、被検眼が小瞳孔であるか否かなどの被検眼の状態を表す情報を含んでもよい。また、記憶部212には、眼科装置1を動作させるための各種プログラムやデータが記憶されている。
画像形成部220は、検出器125(DAQ130)からの検出信号に基づいて、眼底Efの断層像の画像データを形成する。すなわち、画像形成部220は、干渉光学系による干渉光LCの検出結果に基づいて被検眼Eの画像データを形成する。この処理には、従来のスウェプトソースタイプのOCTと同様に、ノイズ除去(ノイズ低減)、フィルタ処理、FFT(Fast Fourier Transform)などの処理が含まれている。このようにして取得される画像データは、複数のAライン(被検眼E内における各測定光LSの経路)における反射強度プロファイルを画像化することにより形成された一群の画像データを含むデータセットである。
データ処理部230は、画像形成部220により形成された画像に対して各種のデータ処理(画像処理)や解析処理を施す。例えば、データ処理部230は、画像の輝度補正や分散補正等の補正処理を実行する。また、データ処理部230は、眼底カメラユニット2により得られた画像(眼底像、前眼部像等)に対して各種の画像処理や解析処理を施す。
ユーザインターフェイス250には、表示部251と操作部252とが含まれる。表示部251は、前述した演算制御ユニット200の表示デバイスや表示装置3を含んで構成される。操作部252は、前述した演算制御ユニット200の操作デバイスを含んで構成される。操作部252には、眼科装置1の筐体や外部に設けられた各種のボタンやキーが含まれていてもよい。また、表示部251は、眼底カメラユニット2の筺体に設けられたタッチパネルなどの各種表示デバイスを含んでいてもよい。
第1実施形態に係る眼科装置1の動作について説明する。
まず、主制御部211は、反射棒駆動部67Aを制御することにより、照明光路に反射棒67を挿入させる。次に、主制御部211は、LED61をオンにし、一対のスプリット指標光を被検眼Eに投射させる。
主制御部211は、撮影光学系30を制御することによりCCDイメージセンサ35の受光面に被検眼Eの眼底像を結像させる。それにより、眼科装置1は、被検眼Eの眼底像を取得する。S2において取得された眼底像は、S1において一対のスプリット指標光が投射されている被検眼Eの眼底像である。
主制御部211は、S2において取得された被検眼Eの眼底像中に描出された一対のスプリット指標光に基づく一対のスプリット指標像を特定部232に探索させる。特定部232は、所定のサイズ以上で、かつ、所定の閾値以上の輝度値を有し、互いに隣接する1以上の画素を含む画素領域をスプリット指標像として眼底像中を探索する。
S3においてスプリット指標像が探索されたとき(S3:Y)、撮影合焦制御部211aは、フォーカス光学系駆動部60Aを制御することにより、一対のスプリット指標像が上下方向に一致する位置(スプリット指標合致位置)までフォーカス光学系60を移動させる。
撮影合焦制御部211aは、撮影合焦駆動部31Aを制御することにより、S4におけるフォーカス光学系60の移動に連動して撮影合焦レンズ31を移動させる。以上で、眼科装置1の動作を終了する(エンド)。眼科装置1は、撮影合焦レンズ31がS5の位置に移動された状態で眼底Efに対する撮影を実行することが可能である。
S3においてスプリット指標像が探索されなかったとき(S3:N)、主制御部211は、OCTユニット100の各部を制御することにより被検眼Eの眼底Efの断層像を取得させる。
主制御部211は、S6において取得された断層像を解析することによりOCT合焦レンズ43の移動目標位置を決定部231に特定させる。決定部231は、例えば、検出器125による干渉光LCの検出結果に基づく被検眼Eの眼底Efの断層像の画質を公知の手法で評価し、評価結果に基づき画質が最高になるOCT合焦レンズ43を移動する。
続いて、撮影合焦制御部211aは、S7におけるOCT合焦駆動部43Aに対する制御内容に対応する制御内容で撮影合焦駆動部31Aを制御する。具体的には、撮影合焦制御部211aは、S7において移動したOCT合焦レンズ43の位置に対応する撮影光路上の移動目標位置に撮影合焦レンズ31を移動させる。それにより、被検眼Eの虹彩によるスプリット指標光のケラレが発生すると判断された場合でも、撮影光学系30を合焦させることができるようになる。
第1実施形態では、被検眼Eの眼底像中にスプリット指標像が探索されたか否かを判定することによりスプリット指標光のケラレが発生したか否かを判断するものとして説明したが、実施形態に係る眼科装置はこれに限定されるものではない。例えば、被検眼Eの眼底像以外の画像に基づいてスプリット指標光のケラレが発生したか否かを判断してもよい。
図5に、第2実施形態に係る眼科装置の動作例のフロー図を示す。この動作例においても、撮影のためのアライメント(オートアライメント)が既に実行され、トラッキングも既に開始されているものとする。
まず、主制御部211は、反射棒駆動部67Aを制御することにより、照明光路に反射棒67を挿入させる。次に、主制御部211は、LED61をオンにし、一対のスプリット指標光を被検眼Eに投射させる。
主制御部211は、前眼部カメラ300を制御することにより被検眼Eの前眼部の撮影を開始させ、前眼部像を取得させる。S22において取得された前眼部像は、S21において一対のスプリット指標光が投射されている被検眼Eの前眼部像である。
主制御部211は、S22において取得された被検眼Eの前眼部像中に描出された一対のスプリット指標光に基づく一対のスプリット指標像を特定部232に探索させる。特定部232は、所定のサイズ以上で、かつ、所定の閾値以上の輝度値を有し、互いに隣接する1以上の画素を含む画素領域をスプリット指標像として前眼部像中を探索する。
S23においてスプリット指標像が探索されなかったとき(S23:Y)、主制御部211は、撮影光学系30により取得された眼底像中の一対のスプリット指標像をデータ処理部230に特定させる。撮影合焦制御部211aは、フォーカス光学系駆動部60Aを制御することにより、一対のスプリット指標像が上下方向に一致する位置(スプリット指標合致位置)までフォーカス光学系60を移動させる。
撮影合焦制御部211aは、撮影合焦駆動部31Aを制御することにより、S24におけるフォーカス光学系60の移動に連動して撮影合焦レンズ31を移動させる。以上で、眼科装置1の動作を終了する(エンド)。眼科装置1は、撮影合焦レンズ31がS25の位置に移動された状態で眼底Efに対する撮影を実行することが可能である。
S23においてスプリット指標像が探索されたとき(S23:N)、主制御部211は、OCTユニット100の各部を制御することにより被検眼Eの眼底Efの断層像を取得させる。
主制御部211は、S26において取得された断層像を解析することによりOCT合焦レンズ43の移動位置を決定部231に特定させる。決定部231は、例えば、検出器125による干渉光LCの検出結果に基づく被検眼Eの眼底Efの断層像の画質を公知の手法で評価し、評価結果に基づき画質が最高になる位置を決定する。OCT合焦レンズ43は、決定された位置に移動される。
続いて、撮影合焦制御部211aは、S27におけるOCT合焦駆動部43Aに対する制御内容に対応する制御内容で撮影合焦駆動部31Aを制御する。具体的には、撮影合焦制御部211aは、S27において移動したOCT合焦レンズ43の位置に対応する撮影光路上の移動目標位置に撮影合焦レンズ31を移動させる。それにより、被検眼Eに入射するスプリット指標光のケラレが発生すると判断された場合でも、撮影光学系30を合焦させることができるようになる。
第1実施形態又は第2実施形態では、撮影合焦レンズ31及びOCT合焦レンズ43それぞれを光路に沿って移動することにより合焦レンズの焦点位置を変更する場合について説明したが、実施形態に係る眼科装置の構成はこれらに限定されるものではない。例えば、上記の撮影合焦レンズ31及びOCT合焦レンズ43の少なくとも一方は焦点可変レンズであってもよい。
図6に、第3実施形態に係る眼科装置1Yの光学系の構成の概要を示す。図6において、図1と同様の部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
図8に、第3実施形態に係る眼科装置の動作例のフロー図を示す。この動作例では、撮影のためのアライメント(オートアライメント)が既に実行され、トラッキングも既に開始されているものとする。
まず、主制御部211Yは、S1と同様に、反射棒駆動部67Aを制御することにより照明光路に反射棒67を挿入させる。次に、主制御部211Yは、LED61をオンにし、一対のスプリット指標光を被検眼Eに投射させる。
主制御部211Yは、S2と同様に、撮影光学系30を制御することによりCCDイメージセンサ35の受光面に被検眼Eの眼底像を結像させる。それにより、第3実施形態に係る眼科装置は、被検眼Eの眼底像を取得する。
主制御部211Yは、S3と同様に、S62において取得された被検眼Eの眼底像中に描出された一対のスプリット指標光に基づく一対のスプリット指標像を特定部232に探索させる。
S63においてスプリット指標像が探索されたとき(S63:Y)、撮影合焦制御部211aYは、一対のスプリット指標像が上下方向に一致する位置(スプリット指標合致位置)までフォーカス光学系60を移動させつつ、撮影合焦レンズ70の屈折力を変更する。
次に、撮影合焦制御部211aYは、撮影合焦レンズ70を制御して、S64におけるフォーカス光学系60の移動後の位置に対応した目標屈折力になるように撮影合焦レンズ70の屈折力を変更する。例えば、撮影合焦制御部211aYは、フォーカス光学系60の移動後の位置に対応して撮影合焦レンズ70の目標屈折力があらかじめ関連付けられた制御情報を参照することにより撮影合焦レンズ70の目標屈折力を特定する。以上で、第3実施形態に係る眼科装置の動作を終了する(エンド)。眼科装置は、撮影合焦レンズ70の屈折力がS65のように変更された状態で眼底Efに対する撮影を実行することが可能である。
S63においてスプリット指標像が探索されなかったとき(S63:N)、主制御部211Yは、S6と同様に、OCTユニット100の各部を制御することにより被検眼Eの眼底Efの断層像を取得させる。
主制御部211Yは、S66において取得された断層像を解析することによりOCT合焦レンズ71の屈折力を決定部231に特定させる。決定部231は、例えば、検出器125による干渉光LCの検出結果に基づく被検眼Eの眼底Efの断層像の画質を公知の手法で評価し、評価結果に基づき画質が最高になるOCT合焦レンズ71の目標屈折力を決定する。
続いて、撮影合焦制御部211aYは、S67におけるOCT合焦レンズ71に対する制御内容に対応する制御内容で撮影合焦レンズ70を制御する。具体的には、撮影合焦制御部211aYは、S67において変更されたOCT合焦レンズ71の目標屈折力に対応する屈折力になるように撮影合焦レンズ70の屈折力を変更する。この場合、撮影合焦レンズ70の屈折力は、OCT合焦レンズ71の複数の目標屈折力それぞれに対応して、撮影光学系が眼底Efに合焦するようにあらかじめ求められたものである。それにより、被検眼Eの虹彩によるスプリット指標光のケラレが発生すると判断された場合でも、撮影光学系30を合焦させることができるようになる。
実施形態に係る眼科装置の効果について説明する。
第1実施形態〜第3実施形態において説明した構成を任意に組み合わせることが可能である。
2、2Y 眼底カメラユニット
3 表示装置
10 照明光学系
30、30Y 撮影光学系
31、70 撮影合焦レンズ
31A 撮影合焦駆動部
43、71 OCT合焦レンズ
43A OCT合焦駆動部
60 フォーカス光学系
100 OCTユニット
200 演算制御ユニット
210、210Y 制御部
211、211Y 主制御部
211a、211aY 撮影合焦制御部
211b、211bY OCT合焦制御部
212、212Y 記憶部
220 画像形成部
230 データ処理部
231 決定部
232 特定部
250 ユーザインターフェイス
251 表示部
252 操作部
E 被検眼
Ef 眼底
Claims (4)
- 第1合焦レンズを含み、光源からの光を参照光と測定光とに分割し、前記測定光を前記第1合焦レンズを介して被検眼に投射し、前記被検眼からの前記測定光の戻り光と前記参照光との干渉光を検出する干渉光学系と、
前記干渉光学系による前記干渉光の検出結果に基づいて前記第1合焦レンズに対する制御内容を決定する決定部と、
前記被検眼にフォーカス指標光を投射するフォーカス指標光投射系と、
第2合焦レンズを含み、前記フォーカス指標光投射系により前記フォーカス指標光が投射されている前記被検眼を前記第2合焦レンズを介して撮影するための撮影光学系と、
前記被検眼に対する前記フォーカス指標光のケラレの発生の有無を特定する特定部と、
前記特定部により前記ケラレが発生すると特定されたとき、前記決定部により決定された前記第1合焦レンズの移動方向及び移動量に対応して前記第2合焦レンズの移動方向及び移動量が関連付けられた対応情報に基づいて前記第2合焦レンズを制御すると共に、前記特定部により前記ケラレが発生しないと特定されたとき、前記フォーカス指標光により形成されたフォーカス指標像に基づいて前記第2合焦レンズを制御する制御部と、
を含む眼科装置。 - 前記被検眼の前眼部を撮影する撮影部を含み、
前記特定部は、前記撮影部により得られた前眼部像において前記フォーカス指標光に基づくフォーカス指標像を探索することにより前記ケラレの発生の有無を特定する
ことを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。 - 前記対応情報は、観察倍率、及び波長の際の少なくとも一方に基づいて設定される
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の眼科装置。 - 前記フォーカス指標光投射系は、スプリット指標光を投射する
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の眼科装置。
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