JP2001015243A - コネクタ用コンタクトおよびその製造方法 - Google Patents
コネクタ用コンタクトおよびその製造方法Info
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- JP2001015243A JP2001015243A JP11180822A JP18082299A JP2001015243A JP 2001015243 A JP2001015243 A JP 2001015243A JP 11180822 A JP11180822 A JP 11180822A JP 18082299 A JP18082299 A JP 18082299A JP 2001015243 A JP2001015243 A JP 2001015243A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/02—Contact members
- H01R13/10—Sockets for co-operation with pins or blades
- H01R13/11—Resilient sockets
- H01R13/112—Resilient sockets forked sockets having two legs
Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造コストの低廉化を図るとともに、加工精
度上の信頼性を高める。 【解決手段】 コンタクト素材に打ち抜き加工および折
り曲げ加工を施すことにより形成され、それぞれが互い
に並列する二つの接触アーム2a,2bおよびこれら両
接触アーム2a,2bにコンタクト係止部4を介して連
接する外部接続用端子3を備えたコンタクト1であっ
て、両接触アーム2a,2bの内側端面に圧潰加工,め
っき処理および曲げ戻し加工を施すことによりそれぞれ
が互いに対向するコンタクト面2a1,2b1を形成した
構成としてある。
度上の信頼性を高める。 【解決手段】 コンタクト素材に打ち抜き加工および折
り曲げ加工を施すことにより形成され、それぞれが互い
に並列する二つの接触アーム2a,2bおよびこれら両
接触アーム2a,2bにコンタクト係止部4を介して連
接する外部接続用端子3を備えたコンタクト1であっ
て、両接触アーム2a,2bの内側端面に圧潰加工,め
っき処理および曲げ戻し加工を施すことによりそれぞれ
が互いに対向するコンタクト面2a1,2b1を形成した
構成としてある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば多接触型コ
ネクタに使用して好適なコネクタ用コンタクトおよびそ
の製造方法に関する。
ネクタに使用して好適なコネクタ用コンタクトおよびそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コネクタ等において用いられる
各コンタクトとしては、金属製のコンタクト素材をプレ
ス等によって打ち抜き形成され、各被めっき面にめっき
処理が施された二つのコンタクト面を有するフォークコ
ンタクトが知られている。
各コンタクトとしては、金属製のコンタクト素材をプレ
ス等によって打ち抜き形成され、各被めっき面にめっき
処理が施された二つのコンタクト面を有するフォークコ
ンタクトが知られている。
【0003】従来、この種のコネクタ用コンタクトは、
図5に示すようなものが採用されている。このコネクタ
用コンタクトにつき、同図を用いて説明すると、同図に
おいて、符号51で示すコネクタ用コンタクトは、それ
ぞれが互いに並列する二つの接触アーム51a,51b
と、これら両接触アーム51a,51bにコンタクト係
止部51cを介して連接する外部接続用端子51dとを
備えている。
図5に示すようなものが採用されている。このコネクタ
用コンタクトにつき、同図を用いて説明すると、同図に
おいて、符号51で示すコネクタ用コンタクトは、それ
ぞれが互いに並列する二つの接触アーム51a,51b
と、これら両接触アーム51a,51bにコンタクト係
止部51cを介して連接する外部接続用端子51dとを
備えている。
【0004】このように構成されたコネクタ用コンタク
トの製造は、次に示すようにして行われる。先ず、コネ
クタ素材を打ち抜くことにより、図6に示すように、そ
れぞれが互いに並列する二つの接触アーム用形成部61
a,61bおよびこれら両接触アーム用形成部61a,
61bにコンタクト係止部61cを介して連接する外部
接続用端子部61dを有する第一コンタクト用成形片6
1を形成する。
トの製造は、次に示すようにして行われる。先ず、コネ
クタ素材を打ち抜くことにより、図6に示すように、そ
れぞれが互いに並列する二つの接触アーム用形成部61
a,61bおよびこれら両接触アーム用形成部61a,
61bにコンタクト係止部61cを介して連接する外部
接続用端子部61dを有する第一コンタクト用成形片6
1を形成する。
【0005】次に、この第一コンタクト用成形片61の
各接触アーム用形成部61a,61bに捩り加工を施す
ことにより、それぞれが互いに対向する被めっき面を有
する第二コンタクト用成形片を形成する。そして、この
第二コンタクト用成形片に各被めっき面にめっき処理を
施すことによりコンタクト面を形成する。このようにし
て、コネクタ用コンタクト(図5に示す)を製造するこ
とができる。
各接触アーム用形成部61a,61bに捩り加工を施す
ことにより、それぞれが互いに対向する被めっき面を有
する第二コンタクト用成形片を形成する。そして、この
第二コンタクト用成形片に各被めっき面にめっき処理を
施すことによりコンタクト面を形成する。このようにし
て、コネクタ用コンタクト(図5に示す)を製造するこ
とができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のコネク
タ用コンタクトにおいては、コンタクト用成形片(第二
コンタクト用成形片)が捩り加工を施すことにより各被
めっき面を互いに対向させて形成されているため、接触
アーム用形成部61a,61bの幅寸法をコンタクト係
止部61cの幅寸法より大きい寸法に設定する必要があ
った。また、めっき処理時に各被めっき面が互いに対向
することは、打ち抜き面(剪断面)側から被めっき面に
対しめっき処理を施す場合、例えば剪断面等被めっき面
以外の部位にもめっき材料が付着していた。
タ用コンタクトにおいては、コンタクト用成形片(第二
コンタクト用成形片)が捩り加工を施すことにより各被
めっき面を互いに対向させて形成されているため、接触
アーム用形成部61a,61bの幅寸法をコンタクト係
止部61cの幅寸法より大きい寸法に設定する必要があ
った。また、めっき処理時に各被めっき面が互いに対向
することは、打ち抜き面(剪断面)側から被めっき面に
対しめっき処理を施す場合、例えば剪断面等被めっき面
以外の部位にもめっき材料が付着していた。
【0007】この結果、単一のコンタクト素材に対する
コンタクト用形成片の打ち抜き枚数が少なくなるばかり
か、めっき処理に多量のめっき材料が必要となり、製造
コストが嵩むという問題があった。さらに、コンタクト
用成形片(第一コンタクト用成形片)に捩り加工を施す
ことは、各コンタクト面の平行度を確保することが困難
なものとなり、加工精度上の信頼性が低下するという問
題もあった。
コンタクト用形成片の打ち抜き枚数が少なくなるばかり
か、めっき処理に多量のめっき材料が必要となり、製造
コストが嵩むという問題があった。さらに、コンタクト
用成形片(第一コンタクト用成形片)に捩り加工を施す
ことは、各コンタクト面の平行度を確保することが困難
なものとなり、加工精度上の信頼性が低下するという問
題もあった。
【0008】なお、特公平3−70350号公報および
特公平7−77154号公報にそれぞれ「電気接触端
子」と「フォークコンタクトの製造方法」として先行技
術が開示されているが、前述した課題は解決されていな
い。
特公平7−77154号公報にそれぞれ「電気接触端
子」と「フォークコンタクトの製造方法」として先行技
術が開示されているが、前述した課題は解決されていな
い。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、製造コストの低廉化を図ることができるととも
に、加工精度上の信頼性を高めることができるコネクタ
用コンタクトおよびその製造方法の提供を目的とする。
もので、製造コストの低廉化を図ることができるととも
に、加工精度上の信頼性を高めることができるコネクタ
用コンタクトおよびその製造方法の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載のコネクタ用コンタクトは、
コンタクト素材に打ち抜き加工および折り曲加工を施す
ことにより形成されそれぞれが互いに並列する二つの接
触アームおよびこれら両接触アームにコンタクト係止部
を介して連接する外部接続用端子を備えたコンタクトで
あって、このコンタクトにおける両接触アームの内側端
面に圧潰加工,めっき処理および曲げ戻し加工を施すこ
とによりそれぞれが互いに対向するコンタクト面を形成
した構成としてある。したがって、各被めっき面がコン
タクト係止部を折り曲げて各接触アーム用形成部の折り
曲げ側打ち抜き面に同一側から圧潰力を加えることによ
り形成され、めっき処理後に各コンタクト面がコンタク
ト係止部を曲げ戻しすることにより互いに対向する。
に、本発明の請求項1記載のコネクタ用コンタクトは、
コンタクト素材に打ち抜き加工および折り曲加工を施す
ことにより形成されそれぞれが互いに並列する二つの接
触アームおよびこれら両接触アームにコンタクト係止部
を介して連接する外部接続用端子を備えたコンタクトで
あって、このコンタクトにおける両接触アームの内側端
面に圧潰加工,めっき処理および曲げ戻し加工を施すこ
とによりそれぞれが互いに対向するコンタクト面を形成
した構成としてある。したがって、各被めっき面がコン
タクト係止部を折り曲げて各接触アーム用形成部の折り
曲げ側打ち抜き面に同一側から圧潰力を加えることによ
り形成され、めっき処理後に各コンタクト面がコンタク
ト係止部を曲げ戻しすることにより互いに対向する。
【0011】請求項2記載の発明(コネクタ用コンタク
トの製造方法)は、コンタクト素材を打ち抜くことによ
りそれぞれが互いに並列する二つの接触アーム用形成部
およびこれら接触アーム用形成部にコンタクト係止部を
介して連接する外部接続用端子部を有する第一コンタク
ト用成形片を形成し、次にこの第一コンタクト用成形片
のコンタクト係止部両側縁をコンタクト長手方向に沿っ
て折り曲げることにより各接触アーム用形成部が互いに
対向する第二コンタクト用成形片を形成した後、この第
二コンタクト用成形片における両接触アーム用形成部の
折り曲げ側打ち抜き面に圧潰力を加えることにより同一
側に二つの被めっき面を有する第三コンタクト用成形片
を形成し、この第三コンタクト用成形片の各被めっき面
にめっき処理を施すことにより二つのコンタクト面を有
する第四コンタクト用成形片を形成してから、この第四
コンタクト用成形片のコンタクト係止部両側縁を曲げ戻
すことにより各コンタクト面が互いに対向する第五コン
タクト用成形片を形成する方法としてある。
トの製造方法)は、コンタクト素材を打ち抜くことによ
りそれぞれが互いに並列する二つの接触アーム用形成部
およびこれら接触アーム用形成部にコンタクト係止部を
介して連接する外部接続用端子部を有する第一コンタク
ト用成形片を形成し、次にこの第一コンタクト用成形片
のコンタクト係止部両側縁をコンタクト長手方向に沿っ
て折り曲げることにより各接触アーム用形成部が互いに
対向する第二コンタクト用成形片を形成した後、この第
二コンタクト用成形片における両接触アーム用形成部の
折り曲げ側打ち抜き面に圧潰力を加えることにより同一
側に二つの被めっき面を有する第三コンタクト用成形片
を形成し、この第三コンタクト用成形片の各被めっき面
にめっき処理を施すことにより二つのコンタクト面を有
する第四コンタクト用成形片を形成してから、この第四
コンタクト用成形片のコンタクト係止部両側縁を曲げ戻
すことにより各コンタクト面が互いに対向する第五コン
タクト用成形片を形成する方法としてある。
【0012】したがって、コネクタ用コンタクトは、第
二コンタクト用成形片の折り曲げ側打ち抜き面に圧潰力
を加えることにより同一側に二つの被めっき面を有する
第三コンタクト用成形片を形成し、めっき処理後に第四
コンタクト用成形片のコンタクト係止部両側縁を曲げ戻
すことにより各コンタクト面が互いに対向する第五コン
タクト用成形片を形成して製造される。
二コンタクト用成形片の折り曲げ側打ち抜き面に圧潰力
を加えることにより同一側に二つの被めっき面を有する
第三コンタクト用成形片を形成し、めっき処理後に第四
コンタクト用成形片のコンタクト係止部両側縁を曲げ戻
すことにより各コンタクト面が互いに対向する第五コン
タクト用成形片を形成して製造される。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項2記載のコ
ネクタ用コンタクトの製造方法において、コンタクト素
材に予め第三コンタクト用成形片のフォーミング加工後
におけるフォーミング形状に適合するような打ち抜き加
工を施す方法としてある。したがって、第三コンタクト
用成形片の形成工程における一部のフォーミング加工が
省略される。
ネクタ用コンタクトの製造方法において、コンタクト素
材に予め第三コンタクト用成形片のフォーミング加工後
におけるフォーミング形状に適合するような打ち抜き加
工を施す方法としてある。したがって、第三コンタクト
用成形片の形成工程における一部のフォーミング加工が
省略される。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項2または3
記載のコネクタ用コンタクトの製造方法において、コン
タクト素材を、接触アーム用形成部の厚さがコンタクト
係止部および外部接触用端子部の厚さより大きい寸法に
設定された成形素材とする方法としてある。したがっ
て、第三コンタクト用成形片の形成時に各接触アーム用
形成部に対する圧潰加工量が少なくなる。
記載のコネクタ用コンタクトの製造方法において、コン
タクト素材を、接触アーム用形成部の厚さがコンタクト
係止部および外部接触用端子部の厚さより大きい寸法に
設定された成形素材とする方法としてある。したがっ
て、第三コンタクト用成形片の形成時に各接触アーム用
形成部に対する圧潰加工量が少なくなる。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項2,3また
は4記載のコネクタ用コンタクトの製造方法において、
第二コンタクト用成形片の形成時に第一コンタクト用成
形片をコ字状に折り曲げる方法としてある。したがっ
て、第五コンタクト用成形片の形成が、第四コンタクト
用成形片のコンタクト係止部両側縁を水平に曲げ戻すこ
とにより行われる。
は4記載のコネクタ用コンタクトの製造方法において、
第二コンタクト用成形片の形成時に第一コンタクト用成
形片をコ字状に折り曲げる方法としてある。したがっ
て、第五コンタクト用成形片の形成が、第四コンタクト
用成形片のコンタクト係止部両側縁を水平に曲げ戻すこ
とにより行われる。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項2〜5のう
ちいずれか一記載のコネクタ用コンタクトの製造方法に
おいて、第五コンタクト用成形片の形成後にコンタクト
係止部にフォーミング加工を施す方法としてある。した
がって、第五コンタクト用成形片の形成後におけるコン
タクト係止部に対するフォーミング加工が、第四コンタ
クト用成形片のコンタクト係止部両側縁を曲げ戻した後
に行われる。
ちいずれか一記載のコネクタ用コンタクトの製造方法に
おいて、第五コンタクト用成形片の形成後にコンタクト
係止部にフォーミング加工を施す方法としてある。した
がって、第五コンタクト用成形片の形成後におけるコン
タクト係止部に対するフォーミング加工が、第四コンタ
クト用成形片のコンタクト係止部両側縁を曲げ戻した後
に行われる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき、
図面を参照して説明する。図1は本発明の第一実施形態
に係るコネクタ用コンタクトを示す斜視図である。同図
において、符号1で示すコネクタ用コンタクトは、接触
アーム2および外部接続用端子3を備え、全体が延性お
よび展性を有する銅等の金属材料によって形成されてい
る。
図面を参照して説明する。図1は本発明の第一実施形態
に係るコネクタ用コンタクトを示す斜視図である。同図
において、符号1で示すコネクタ用コンタクトは、接触
アーム2および外部接続用端子3を備え、全体が延性お
よび展性を有する銅等の金属材料によって形成されてい
る。
【0018】接触アーム2は、それぞれが互いに並列す
る弾性変形可能な二つの接触アーム2a,2bからな
り、各アーム先端部がフォーミング加工を施すことによ
りく字状に形成されている。両接触アーム2a,2bの
アーム内側端面には、コンタクト用形成片(図示せず)
に圧潰加工,めっき処理および曲げ戻し加工を施すこと
によりそれぞれが互いに対向するコンタクト面2a1,
2b1が形成されている。
る弾性変形可能な二つの接触アーム2a,2bからな
り、各アーム先端部がフォーミング加工を施すことによ
りく字状に形成されている。両接触アーム2a,2bの
アーム内側端面には、コンタクト用形成片(図示せず)
に圧潰加工,めっき処理および曲げ戻し加工を施すこと
によりそれぞれが互いに対向するコンタクト面2a1,
2b1が形成されている。
【0019】なお、各コンタクト面2a1,2b1は、接
触の安定性を得ることおよび腐食防止することから、各
被めっき面に金めっき処理を施すことにより形成され
る。また、コンタクト用形成片は、コンタクト素材(図
示せず)に打ち抜き加工および折り曲げ加工を施すこと
により得られる。
触の安定性を得ることおよび腐食防止することから、各
被めっき面に金めっき処理を施すことにより形成され
る。また、コンタクト用形成片は、コンタクト素材(図
示せず)に打ち抜き加工および折り曲げ加工を施すこと
により得られる。
【0020】外部接続用端子3は、両接触アーム2a,
2bにコンタクト係止部4を介して一体に形成されてい
る。コンタクト係止部4の両側端面には、それぞれが互
いに反対の側方に突出する係止用の凸部4a,4bが一
体に形成されている。これにより、コネクタ用コンタク
ト1がコネクタハウジング(図示せず)に係止される。
2bにコンタクト係止部4を介して一体に形成されてい
る。コンタクト係止部4の両側端面には、それぞれが互
いに反対の側方に突出する係止用の凸部4a,4bが一
体に形成されている。これにより、コネクタ用コンタク
ト1がコネクタハウジング(図示せず)に係止される。
【0021】次に、このように構成されたコネクタ用コ
ンタクトの製造方法につき、図2(a)〜(e)および
図3(a)〜(e)を用いて説明する。図2(a)〜
(e)および図3(a)〜(e)は本発明の第一実施形
態に係るコネクタ用コンタクトの製造方法について説明
するために示す正面図と側面図である。先ず、図2
(a)および図3(a)に示すように、銅等のコンタク
ト素材(図示せず)を打ち抜くことにより、それぞれが
互いに並列する二つの接触アーム用形成部21a,21
bおよびこれら接触アーム用形成部21a,21bにコ
ンタクト係止部21cを介して連接する外部接続用端子
部21dを有する第一コンタクト用成形片21を形成す
る。
ンタクトの製造方法につき、図2(a)〜(e)および
図3(a)〜(e)を用いて説明する。図2(a)〜
(e)および図3(a)〜(e)は本発明の第一実施形
態に係るコネクタ用コンタクトの製造方法について説明
するために示す正面図と側面図である。先ず、図2
(a)および図3(a)に示すように、銅等のコンタク
ト素材(図示せず)を打ち抜くことにより、それぞれが
互いに並列する二つの接触アーム用形成部21a,21
bおよびこれら接触アーム用形成部21a,21bにコ
ンタクト係止部21cを介して連接する外部接続用端子
部21dを有する第一コンタクト用成形片21を形成す
る。
【0022】この場合、コンタクト素材の打ち抜き時に
おける接触アーム用形成部21a,21bのコンタクト
幅寸法は、コンタクト係止部21cのコンタクト幅寸法
より小さい寸法に設定される。すなわち、コンタクト素
材の打ち抜き幅寸法は、コンタクト係止部21cのコン
タクト幅寸法を最大寸法として設定される。
おける接触アーム用形成部21a,21bのコンタクト
幅寸法は、コンタクト係止部21cのコンタクト幅寸法
より小さい寸法に設定される。すなわち、コンタクト素
材の打ち抜き幅寸法は、コンタクト係止部21cのコン
タクト幅寸法を最大寸法として設定される。
【0023】次に、第一コンタクト用成形片21のコン
タクト係止部21c両側縁をコンタクト長手方向に沿っ
て直角(第一コンタクト用成形片21をコ字状)に折り
曲げることにより、図2(b)および図3(b)に示す
ように、各接触アーム用形成部22a,22bが互いに
対向する第二コンタクト用成形片22を形成する。この
場合、第一コンタクト用成形片21の折り曲げは、後加
工において曲げ戻しが可能なように、材料の引張限度を
考慮して著しいクラックや曲げしわ等が発生しない程度
で行われることが望ましい。
タクト係止部21c両側縁をコンタクト長手方向に沿っ
て直角(第一コンタクト用成形片21をコ字状)に折り
曲げることにより、図2(b)および図3(b)に示す
ように、各接触アーム用形成部22a,22bが互いに
対向する第二コンタクト用成形片22を形成する。この
場合、第一コンタクト用成形片21の折り曲げは、後加
工において曲げ戻しが可能なように、材料の引張限度を
考慮して著しいクラックや曲げしわ等が発生しない程度
で行われることが望ましい。
【0024】そして、図2(b),同図(c)および図
3(b),同図(c)に示すように、第二コンタクト用
成形片22における両接触アーム用形成部22a,22
b(先端部)の折り曲げ側打ち抜き面(剪断面)22a
1,22b1に圧潰力を加えるとともに、フォーミング加
工を施すことにより、同一側に二つの被めっき面23a
1,23b1を有するく字状の接触アーム用形成部23
c,23d付き第三コンタクト用成形片23を形成す
る。
3(b),同図(c)に示すように、第二コンタクト用
成形片22における両接触アーム用形成部22a,22
b(先端部)の折り曲げ側打ち抜き面(剪断面)22a
1,22b1に圧潰力を加えるとともに、フォーミング加
工を施すことにより、同一側に二つの被めっき面23a
1,23b1を有するく字状の接触アーム用形成部23
c,23d付き第三コンタクト用成形片23を形成す
る。
【0025】この場合、コンタクト素材に図4(a)お
よび(b)に示すように、予め第三コンタクト用成形片
23のフォーミング加工後におけるフォーミング形状に
適合するような打ち抜き加工を施す(二点鎖線部a,b
を打ち抜く)と、第三コンタクト用成形片23の形成工
程における一部のフォーミング加工(く字状加工)が省
略される。また、コンタクト素材を、接触アーム用形成
部23a,23bの厚さがコンタクト係止部23cおよ
び外部接触用端子部23dの厚さより大きい寸法に設定
された成形素材とすると、第三コンタクト用成形片23
の形成時に各接触アーム用形成部23a,23bに対す
る圧潰加工量が少なくなり、コンタクト部の形状精度お
よびコンタクト面の平滑度が容易に得られる。
よび(b)に示すように、予め第三コンタクト用成形片
23のフォーミング加工後におけるフォーミング形状に
適合するような打ち抜き加工を施す(二点鎖線部a,b
を打ち抜く)と、第三コンタクト用成形片23の形成工
程における一部のフォーミング加工(く字状加工)が省
略される。また、コンタクト素材を、接触アーム用形成
部23a,23bの厚さがコンタクト係止部23cおよ
び外部接触用端子部23dの厚さより大きい寸法に設定
された成形素材とすると、第三コンタクト用成形片23
の形成時に各接触アーム用形成部23a,23bに対す
る圧潰加工量が少なくなり、コンタクト部の形状精度お
よびコンタクト面の平滑度が容易に得られる。
【0026】なお、各接触アーム用形成部23a,23
bの圧潰加工量は、製造後に被圧潰面が被めっき面(平
滑面)となることおよびコンタクト幅を考慮して決定さ
れる。
bの圧潰加工量は、製造後に被圧潰面が被めっき面(平
滑面)となることおよびコンタクト幅を考慮して決定さ
れる。
【0027】この後、第三コンタクト用成形片23の各
被めっき面23a1,23b1に金(Au)めっき処理を
施すことにより、図2(d)および図3(d)に示すよ
うに、二つのコンタクト面24a,24bを有する第四
コンタクト用成形片24を形成する。この場合、各被め
っき面23a1,23b1が同一側を向いているため、め
っき処理が容易に行われる。
被めっき面23a1,23b1に金(Au)めっき処理を
施すことにより、図2(d)および図3(d)に示すよ
うに、二つのコンタクト面24a,24bを有する第四
コンタクト用成形片24を形成する。この場合、各被め
っき面23a1,23b1が同一側を向いているため、め
っき処理が容易に行われる。
【0028】そして、この第四コンタクト用成形片24
のコンタクト係止部24c両側縁を曲げ戻すことによ
り、図2(e)および図3(e)に示すように、各コン
タクト面25a,25bが互いに対向する第五コンタク
ト用成形片25を形成してから、コンタクト係止部25
cにフォーミング加工を施すことにより平滑なコンタク
ト係止部(図示せず)を有する第六コンタクト用成形片
(図示せず)を形成する。このようにして、コネクタ用
コンタクトを製造することができる。
のコンタクト係止部24c両側縁を曲げ戻すことによ
り、図2(e)および図3(e)に示すように、各コン
タクト面25a,25bが互いに対向する第五コンタク
ト用成形片25を形成してから、コンタクト係止部25
cにフォーミング加工を施すことにより平滑なコンタク
ト係止部(図示せず)を有する第六コンタクト用成形片
(図示せず)を形成する。このようにして、コネクタ用
コンタクトを製造することができる。
【0029】したがって、本実施形態においては、図2
および図3に示すように、コンタクト面25a,25b
となる各被めっき面23a1,23b1がコンタクト係止
部22cを折り曲げて各接触アーム用形成部22a,2
2bの折り曲げ側打ち抜き面22a1,22b1に同一側
から圧潰力を加えることにより形成され、めっき処理後
に各コンタクト面25a,25bがコンタクト係止部2
4cを曲げ戻すことにより互いに対向するから、打ち抜
き時に接触アーム用形成部21a,21bのコンタクト
幅寸法がコンタクト係止部21cのコンタクト幅寸法よ
り小さい寸法に設定され、単一のコンタクト素材に対す
るコンタクト用形成片の打ち抜き枚数が多くなる。
および図3に示すように、コンタクト面25a,25b
となる各被めっき面23a1,23b1がコンタクト係止
部22cを折り曲げて各接触アーム用形成部22a,2
2bの折り曲げ側打ち抜き面22a1,22b1に同一側
から圧潰力を加えることにより形成され、めっき処理後
に各コンタクト面25a,25bがコンタクト係止部2
4cを曲げ戻すことにより互いに対向するから、打ち抜
き時に接触アーム用形成部21a,21bのコンタクト
幅寸法がコンタクト係止部21cのコンタクト幅寸法よ
り小さい寸法に設定され、単一のコンタクト素材に対す
るコンタクト用形成片の打ち抜き枚数が多くなる。
【0030】また、本実施形態においては、コンタクト
用成形片に折り曲げ加工(曲げ戻し加工)を施すことに
より、それぞれが互いに対向する二つのコンタクト面2
5a,25bが得られるから、各コンタクト面25a,
25bの平行度を簡単に確保することができる。さら
に、本実施形態においては、各被めっき面23a1,2
3b1が同一側を向いているものであるため、めっき処
理時に被めっき面23a1,23b1のみに対してめっき
処理が施される。
用成形片に折り曲げ加工(曲げ戻し加工)を施すことに
より、それぞれが互いに対向する二つのコンタクト面2
5a,25bが得られるから、各コンタクト面25a,
25bの平行度を簡単に確保することができる。さら
に、本実施形態においては、各被めっき面23a1,2
3b1が同一側を向いているものであるため、めっき処
理時に被めっき面23a1,23b1のみに対してめっき
処理が施される。
【0031】なお、本実施形態においては、第二コンタ
クト用成形片22の形成が第一コンタクト用成形片21
をコ字状に折り曲げることにより行われる場合について
説明したが、本発明はこれに限定されず、第一コンタク
ト用成形片21をU字状に折り曲げることによっても行
われる。
クト用成形片22の形成が第一コンタクト用成形片21
をコ字状に折り曲げることにより行われる場合について
説明したが、本発明はこれに限定されず、第一コンタク
ト用成形片21をU字状に折り曲げることによっても行
われる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、両
接触アームの内側端面に圧潰加工,めっき処理および曲
げ戻し加工を施すことによりそれぞれが互いに対向する
コンタクト面を形成したので、接触アーム用形成部のコ
ンタクト幅寸法がコンタクト係止部のコンタクト幅寸法
より小さい寸法に設定されるとともに、めっき処理時に
各被めっき面が同一側を向いて被めっき面のみに対して
めっき処理が施される。
接触アームの内側端面に圧潰加工,めっき処理および曲
げ戻し加工を施すことによりそれぞれが互いに対向する
コンタクト面を形成したので、接触アーム用形成部のコ
ンタクト幅寸法がコンタクト係止部のコンタクト幅寸法
より小さい寸法に設定されるとともに、めっき処理時に
各被めっき面が同一側を向いて被めっき面のみに対して
めっき処理が施される。
【0033】したがって、単一のコンタクト素材に対す
るコンタクト用形成片の打ち抜き枚数が多くなるととも
に、めっき処理を少量のめっき材料で済ませることがで
きるから、製造コストの低廉化を図ることができる。さ
らに、コンタクト用成形片に曲げ戻し加工を施すことに
より、それぞれが互いに対向する二つのコンタクト面が
得られるから、各コンタクト面の平行度を簡単に確保す
ることができ、加工精度上の信頼性を高めることもでき
る。
るコンタクト用形成片の打ち抜き枚数が多くなるととも
に、めっき処理を少量のめっき材料で済ませることがで
きるから、製造コストの低廉化を図ることができる。さ
らに、コンタクト用成形片に曲げ戻し加工を施すことに
より、それぞれが互いに対向する二つのコンタクト面が
得られるから、各コンタクト面の平行度を簡単に確保す
ることができ、加工精度上の信頼性を高めることもでき
る。
【図1】本発明の第一実施形態に係るコネクタ用コンタ
クトを示す斜視図である。
クトを示す斜視図である。
【図2】(a)〜(e)は本発明の第一実施形態に係る
コネクタ用コンタクトの製造方法を説明するために示す
正面図である。
コネクタ用コンタクトの製造方法を説明するために示す
正面図である。
【図3】(a)〜(e)は本発明の第一実施形態に係る
コネクタ用コンタクトの製造方法を説明するために示す
側面図である。
コネクタ用コンタクトの製造方法を説明するために示す
側面図である。
【図4】本発明の第二実施形態に係るコネクタ用コンタ
クトの製造方法における打ち抜き加工を説明するために
示す正面図と側面図である。
クトの製造方法における打ち抜き加工を説明するために
示す正面図と側面図である。
【図5】従来のコネクタ用コンタクトを示す斜視図であ
る。
る。
【図6】従来のコネクタ用コンタクトを製造する場合に
おける打ち抜き加工後の成形片を示す正面図である。
おける打ち抜き加工後の成形片を示す正面図である。
1 コネクタ用コンタクト 2,2a,2b 接触アーム 2a1,2b1 コンタクト面 3 外部接続用端子 4 コンタクト係止部 4a,4b 凸部
Claims (6)
- 【請求項1】 コンタクト素材に打ち抜き加工,折り曲
げ加工を施すことにより形成され、それぞれが互いに並
列する二つの接触アームおよびこれら両接触アームにコ
ンタクト係止部を介して連接する外部接続用端子を備え
たコンタクトであって、 このコンタクトにおける両接触アームの内側端面に圧潰
加工,めっき処理および曲げ戻し加工を施すことにより
それぞれが互いに対向するコンタクト面を形成したこと
を特徴とするコネクタ用コンタクト。 - 【請求項2】 コンタクト素材を打ち抜くことにより、
それぞれが互いに並列する二つの接触アーム用形成部お
よびこれら接触アーム用形成部にコンタクト係止部を介
して連接する外部接続用端子部を有する第一コンタクト
用成形片を形成し、 次に、この第一コンタクト用成形片のコンタクト係止部
両側縁をコンタクト長手方向に沿って折り曲げることに
より、前記各接触アーム用形成部が互いに対向する第二
コンタクト用成形片を形成した後、 この第二コンタクト用成形片における前記両接触アーム
用形成部の折り曲げ側打ち抜き面に圧潰力を加えること
により、同一側に二つの被めっき面を有する第三コンタ
クト用成形片を形成し、 この第三コンタクト用成形片の各被めっき面にめっき処
理を施すことにより、二つのコンタクト面を有する第四
コンタクト用成形片を形成してから、 この第四コンタクト用成形片のコンタクト係止部両側縁
を曲げ戻すことにより、前記各コンタクト面が互いに対
向する第五コンタクト用成形片を形成することを特徴と
するコネクタ用コンタクトの製造方法。 - 【請求項3】 前記コンタクト素材に予め前記第三コン
タクト用成形片のフォーミング加工後におけるフォーミ
ング形状に適合するような打ち抜き加工を施すことを特
徴とする請求項2記載のコネクタ用コンタクトの製造方
法。 - 【請求項4】 前記コンタクト素材を、前記接触アーム
用形成部の厚さが前記コンタクト係止部および前記外部
接触用端子部の厚さより大きい寸法に設定された成形素
材とすることを特徴とする請求項2または3記載のコネ
クタ用コンタクトの製造方法。 - 【請求項5】 前記第二コンタクト用成形片の形成時に
前記第一コンタクト用成形片をコ字状に折り曲げること
を特徴とする請求項2,3または4記載のコネクタ用コ
ンタクトの製造方法。 - 【請求項6】 前記第五コンタクト用成形片の形成後に
前記コンタクト係止部にフォーミング加工を施すことを
特徴とする請求項2〜5のうちいずれか一記載のコネク
タ用コンタクトの製造方法。
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US09/598,318 US6488550B1 (en) | 1999-06-25 | 2000-06-21 | Connector contact and method of manufacturing the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18082299A JP3354902B2 (ja) | 1999-06-25 | 1999-06-25 | コネクタ用コンタクトおよびその製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001015243A true JP2001015243A (ja) | 2001-01-19 |
JP3354902B2 JP3354902B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=16089972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18082299A Expired - Fee Related JP3354902B2 (ja) | 1999-06-25 | 1999-06-25 | コネクタ用コンタクトおよびその製造方法 |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US6488550B1 (ja) |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7865085B2 (en) * | 2004-11-11 | 2011-01-04 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Optical transmitting device, optical transmission system, optical transmitting method and optical transmission method |
JP2011100686A (ja) * | 2009-11-09 | 2011-05-19 | Molex Inc | 端子 |
JP2013539728A (ja) * | 2010-09-20 | 2013-10-28 | オートリブ エーエスピー,インコーポレイティド | 強化型電子アセンブリ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6910926B1 (en) * | 2004-03-09 | 2005-06-28 | Quasar System, Inc. | Electronic connector terminal |
US8047882B2 (en) * | 2009-02-20 | 2011-11-01 | Tyco Electronics Corporation | Self-aligning contact assembly |
JP2013080623A (ja) * | 2011-10-04 | 2013-05-02 | Jst Mfg Co Ltd | コンタクトおよび電気コネクタ |
JP5851186B2 (ja) * | 2011-10-04 | 2016-02-03 | 日本圧着端子製造株式会社 | コンタクトおよび電気コネクタ |
US8556666B2 (en) * | 2011-10-14 | 2013-10-15 | Delphi Technologies, Inc. | Tuning fork electrical contact with prongs having non-rectangular shape |
EP2873118B1 (en) | 2012-07-16 | 2020-04-01 | CommScope, Inc. of North Carolina | Balanced pin and socket connectors |
JP6146668B2 (ja) * | 2013-09-27 | 2017-06-14 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 端子金具 |
CN106415944A (zh) * | 2014-04-23 | 2017-02-15 | 泰科电子公司 | 具有屏蔽帽和屏蔽端子的电连接器 |
CN112086780B (zh) * | 2014-10-23 | 2022-11-01 | 安费诺富加宜(亚洲)私人有限公司 | 夹层式电连接器 |
US9750151B2 (en) | 2015-12-18 | 2017-08-29 | Delphi Technologies, Inc. | Electromechanical assembly with floating terminal holding features |
GB2547958B (en) | 2016-03-04 | 2019-12-18 | Commscope Technologies Llc | Two-wire plug and receptacle |
US10404014B2 (en) | 2017-02-17 | 2019-09-03 | Fci Usa Llc | Stacking electrical connector with reduced crosstalk |
EP3616269A4 (en) * | 2017-04-24 | 2020-11-11 | Commscope Technologies LLC | CONNECTOR FOR A SINGLE TWISTED PAIR OF LADDERS |
US10405448B2 (en) | 2017-04-28 | 2019-09-03 | Fci Usa Llc | High frequency BGA connector |
WO2018227057A1 (en) | 2017-06-08 | 2018-12-13 | Commscope Technologies Llc | Connectors for a single twisted pair of conductors |
JP2019079641A (ja) * | 2017-10-23 | 2019-05-23 | アイシン精機株式会社 | 電気接続構造 |
US11296463B2 (en) | 2018-01-26 | 2022-04-05 | Commscope Technologies Llc | Connectors for a single twisted pair of conductors |
BR112020017356A2 (pt) | 2018-02-26 | 2020-12-15 | Commscope Technologies Llc | Conectores e contatos para um único par torcido de condutores |
AU2020239985A1 (en) | 2019-03-15 | 2021-08-26 | Commscope Technologies Llc | Connectors and contacts for a single twisted pair of conductors |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3812452A (en) * | 1972-08-11 | 1974-05-21 | Bach & Co | Contact spring for plug connectors |
EP0144128B1 (en) | 1983-11-08 | 1990-01-24 | Amp Incorporated | Connector having flat stamped contact terminals |
JPH0777154B2 (ja) | 1991-11-26 | 1995-08-16 | エスエムケイ株式会社 | フォークコンタクトの製造方法 |
US5208978A (en) * | 1992-05-07 | 1993-05-11 | Molex Incorporated | Method of fabricating an electrical terminal pin |
-
1999
- 1999-06-25 JP JP18082299A patent/JP3354902B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-06-21 US US09/598,318 patent/US6488550B1/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3354902B2 (ja) | 2002-12-09 |
US6488550B1 (en) | 2002-12-03 |
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