JP2001015240A - 車載用回転コネクタ - Google Patents

車載用回転コネクタ

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JP2001015240A
JP2001015240A JP11186664A JP18666499A JP2001015240A JP 2001015240 A JP2001015240 A JP 2001015240A JP 11186664 A JP11186664 A JP 11186664A JP 18666499 A JP18666499 A JP 18666499A JP 2001015240 A JP2001015240 A JP 2001015240A
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line width
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conductors
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Nobuo Matsuzaki
伸夫 松崎
Hiroyuki Sakauchi
拓之 坂内
Kazuya Kawamura
和也 川村
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可撓性ケーブルに担持される導体の線幅を適
正化し、小型にして安価に実施でき、かつ省資源の要請
にも対処できる車載用回転コネクタを提供する。 【解決手段】 固定側ハウジング1と、この固定側ハウ
ジング1に対して同心状かつ回動自在に連結された可動
側ハウジング2と、これら両ハウジング1,2の間に形
成される環状のケーブル収納空間3内に収納された第1
及び第2の可撓性ケーブル4,5と、前記ケーブル収納
空間3内に回転自在に収納された移動体6とから、車載
用回転コネクタを構成する。第1の可撓性ケーブル4
に、線幅の大きいエアバッグ回路用の導体23aと、線
幅の小さいホーン回路用及びその他のスイッチ回路用の
導体23bとを担持する。第1の可撓性ケーブル4に、
線幅の大きいエアバッグ回路用の導体23aと、線幅の
小さいその他のスイッチ回路用の導体23cと、その中
間の線幅を有するホーン回路用の導体23dとを担持す
ることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のステアリ
ング装置に装着されてエアバッグシステム等の電気的接
続手段として利用される車載用回転コネクタに係り、可
撓性ケーブルに担持される導体の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】車載用回転コネクタは、自動車のステア
リング装置に組み込まれて、ステアリングホイールに装
着されたエアバッグ回路やホーン回路それにその他のス
イッチ回路の電気的接続手段として用いられるものであ
って、同心状に配置されかつ相対的に回動自在に連結さ
れた一対の固定側ハウジング及び可動側ハウジングと、
これら一対のハウジングの間に形成される環状のケーブ
ル収納空間内に巻き締め及び巻き戻し可能に収納された
可撓性ケーブルとから基本的に構成されている。
【0003】可撓性ケーブルは、絶縁材料からなるベー
スフィルムの長手方向に複数本の導体を相平行に担持し
たものであって、所定長さの帯状に形成されており、ス
テアリングホイールに装着された電気回路の数量に応じ
て1乃至複数枚がケーブル収納空間内に収納される。な
お、前記導体は、ベースフィルム上に形成された銅箔等
の導電膜を、例えばエッチングすることなどによって形
成される。また、各導体の表面には、各導体の電気的絶
縁性を高めるため、通常は第2のベースフィルムがラミ
ネートされる。
【0004】従来より、この種の可撓性ケーブルとして
は、汎用品を使用することができて車載用回転コネクタ
の製造コストを低減できることから、例えば実開平2−
71054号公報等に記載されているように、全ての導
体の線幅が同一に形成された可撓性ケーブルが用いられ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うに車載用回転コネクタは、自動車のステアリング装置
に組み込まれてステアリングホイールに装着されたエア
バッグ回路やホーン回路それにその他のスイッチ回路の
電気的接続手段として用いられるが、各回路を流れる電
流は一定ではなく、エアバッグ回路を流れる電流が最も
大きく、次いで、ホーン回路、その他のスイッチ回路の
順で各回路を流れる電流が小さくなる。
【0006】したがって、前記従来例のように、可撓性
ケーブルに担持される導体の線幅を全て同一幅とし、か
つエアバッグ回路に接続される導体の電気抵抗が過大に
ならないように各導体の線幅を大きく設定すると、ホー
ン回路及びその他のスイッチ回路に接続される導体につ
いては、その線幅が、流れる電流の大きさから見て過大
となり、必要本数の導体を1本の可撓性ケーブルに担持
しようとすると、可撓性ケーブルの全幅が大きくなって
車載用回転コネクタが大型化し、逆に、可撓性ケーブル
の全幅を抑制しようとすると、必要本数の導体を複数本
の可撓性ケーブルに分散して担持せざるをえなくなっ
て、可撓性ケーブルの使用枚数が増加し、構造が複雑に
なって車載用回転コネクタが高コスト化するといった不
都合を生じる。また、導体を構成する銅の使用量が増加
するので、この点からも車載用回転コネクタが高コスト
化すると共に、省資源の要請にも反する。
【0007】本発明は、かかる従来技術の不備を解消す
るためになされたものであって、その目的とするところ
は、可撓性ケーブルに担持される各導体の線幅を適正化
し、構造が簡単であって安価に実施でき、かつ省資源の
要請にも対処できる車載用回転コネクタを提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するため、相対的に回動自在に連結された一対のハ
ウジングと、当該一対のハウジングの間に形成される環
状のケーブル収納空間内に巻き締め及び巻き戻し可能に
収納された1乃至複数枚の可撓性ケーブルとを備え、前
記可撓性ケーブルには幅が異なる複数種の導体が担持さ
れていて、最も線幅が大きい導体をエアバッグ回路に接
続するという構成にした。
【0009】可撓性ケーブルには、線幅が異なる2種類
以上の導体を担持することができ、例えば、可撓性ケー
ブルに線幅が大きい導体と線幅が小さい導体の2種類を
担持して、線幅が大きい導体をエアバッグ回路に接続
し、線幅が小さい導体をホーン回路及びその他のスイッ
チ回路に接続することもできるし、可撓性ケーブルに線
幅が大きい導体と線幅が小さい導体とこれら各導体の中
間の線幅を有する導体の3種類を担持し、線幅が大きい
導体をエアバッグ回路に接続し、中間の線幅を有する導
体をホーン回路に接続し、線幅が小さい導体をホーン回
路以外のスイッチ回路に接続することもできる。
【0010】このように、可撓性ケーブルに線幅が異な
る複数種類の導体を担持して、最も線幅が大きい導体を
エアバッグ回路に接続すると、大電流が流れるエアバッ
グ回路用の導体の電気抵抗を抑制することができるの
で、通電時にエアバッグ・インフレータを確実に動作さ
せることができ、エアバッグ回路の信頼性を高めること
ができる。また、エアバッグ回路に比べて流れる電流値
が小さいホーン回路用の導体及びその他のスイッチ回路
用の導体の線幅を、エアバッグ回路用の導体の線幅より
も小さくすると、全ての導体を同一幅に形成する場合に
比べて、導体を構成する銅の使用量を抑制できると共
に、可撓性ケーブルの全幅を増加することなく1本の可
撓性ケーブルにより多数の導体を担持することができ
る。よって、使用する可撓性ケーブルの枚数を抑制で
き、車載用回転コネクタの大型化を防止しつつ車載され
る回路数の増加に対処できると共に、車載用回転コネク
タの低コスト化と省資源の要請に対処することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車載用回転コ
ネクタの一実施形態例を、図1乃至図4に基づいて説明
する。図1は本実施形態例に係る車載用回転コネクタの
内部構造を示す平面図、図2は該回転コネクタの断面
図、図3は該回転コネクタの要部説明図、図4は該回転
コネクタ内に巻回状態で収納されている2枚の可撓性ケ
ーブルの部分説明図である。
【0012】図1乃至図3に示すように、本例の車載用
回転コネクタは、固定側ハウジング1と、この固定側ハ
ウジング1に対して同心状かつ回動自在に連結された可
動側ハウジング2と、これら両ハウジング1,2の間に
形成される環状のケーブル収納空間3内に収納された第
1及び第2の可撓性ケーブル4,5と、前記ケーブル収
納空間3内に回転自在に収納された移動体6とから主に
構成されている。
【0013】固定側ハウジング1は、互いに一体化され
た上ケース7と下ケース8とで構成され、上ケース7に
は円筒状の外筒部9が形成されている。一方、可動側ハ
ウジング2には円筒状の内筒部10が形成されている。
これら固定側ハウジング1と可動側ハウジング2とは、
同心状に組み合わされて相互に回転可能に連結されてお
り、これによって外筒部9と内筒部10との間に前記環
状のケーブル収納空間3が形成されている。
【0014】移動体6は、リング状の回転板11と、当
該回転板11上に回転自在に軸支された複数個のローラ
12と、これら複数個のローラ12のうち、可撓性ケー
ブル4,5がU字状に巻回される特定ローラ12A,1
2Bと回転板11の円周方向に関して対向に配置される
固定筒13,14とで構成されている。一方の特定ロー
ラ12Aと固定筒13との間には第1の開口15が形成
され、他方の特定ローラ12Bと固定筒14との間には
第2の開口16が形成されており、これら第1及び第2
の開口15,16は、回転板11の中心を介して約18
0度の対向位置に設定されている。
【0015】第1及び第2の可撓性ケーブル4,5は、
図4(a),(b)に示すように、絶縁材料からなる2
枚のベースフィルム21,22の間に銅箔等からなる複
数本の導体23をラミネートしたものであって、それぞ
れ所要長さの帯状に形成されている。このうち、第1の
可撓性ケーブル4には、図4(a)に示すように、線幅
が大きい2本のエアバッグ回路用導体23aと、これよ
りも線幅が小さい4本のホーン回路用及びスイッチ回路
用の導体23bとが担持され、第2の可撓性ケーブル5
には、図4(b)に示すように、線幅が小さい8本のホ
ーン回路用及びスイッチ回路用の導体23bが担持され
ている。
【0016】これら第1及び第2の可撓性ケーブル4,
5の両端部には、第1の接続コネクタ24及び第2の接
続コネクタ25が接続されており、第1の接続コネクタ
24は固定側ハウジング1に、第2の接続コネクタ25
は可動側ハウジング2に取り付けられている。これによ
って、第1及び第2の可撓性ケーブル4,5に担持され
た各導体23の一端は、第1の接続コネクタ24を介し
て固定側ハウジング1より外部に電気的に導出され、当
該各可撓性ケーブル4,5に担持された各導体23の他
端は、第2の接続コネクタ25を介して可動側ハウジン
グ2より外部に電気的に導出される。
【0017】第1の可撓性ケーブル4は、図1及び図3
に示すように、長さ方向の一部が第1の開口15を通過
して第1の特定ローラ12AにU字状に巻回されてお
り、これによって形成される反転部4aよりも内周側が
内筒部10の外周面に直接巻回されると共に、その反転
部4aよりも外周側が外筒部9の内周面に直接巻回され
る。一方、第2の可撓性ケーブル5は、図1に示すよう
に、長さ方向の一部が第2の開口16を通過して第2の
特定ローラ12BにU字状に巻回されており、これによ
って形成される反転部5aよりも内周側が、内筒部10
の外周面に巻回された第1の可撓性ケーブル4上に重ね
巻きされると共に、その反転部5aよりも外周側が外筒
部9の内周面に巻回された第1の可撓性ケーブル4上に
重ね巻きされる。
【0018】前記構成の回転コネクタは、固定側ハウジ
ング1をステアリング装置のステータ部材に固定すると
共に、可動側ハウジング2をステアリング装置のロータ
部材であるステアリングホイールに固定し、各ハウジン
グ1,2に取り付けられた接続コネクタ24,25にエ
アバッグ回路やホーン回路等に備えられた図示しない外
部接続コネクタを接続することによって車載される。ス
テアリング装置への回転コネクタの装着に際しては、固
定側ハウジング1に対する可動側ハウジング2の中立位
置とステアリング装置の中立位置とが厳密に合致され、
ステアリングホイールの可動範囲内において第1及び第
2の可撓性ケーブル4,5に所定値以上の張力が作用し
ないように調整される。
【0019】以下、前記構成に係る車載用回転コネクタ
の動作について説明する。
【0020】中立位置からステアリングホイールを時計
方向に回転すると、その回転力が可動側ハウジング2に
伝達されて可動側ハウジング2が時計方向に回転し、可
動側ハウジング2の内筒部10に第1及び第2の可撓性
ケーブル4,5が巻き締められる。このとき、開口15
が開口16よりも狭いために、第1の可撓性ケーブル4
の反転部は第1の特定ローラ12Aに当接し、第2の可
撓性ケーブル5の反転部5aは第2の特定ローラ12B
に当接せずに開口16の中に配置されるので、移動体6
は可撓性ケーブル4からの押圧力を受けて、可動側ハウ
ジング2の約1/2の回転量で時計方向にスムーズに回
転する。また、内筒部10に巻き締められる分の可撓性
ケーブル4,5は、外筒体9から繰り出されるので、第
1及び第2の可撓性ケーブル4,5にはほとんど張力が
作用せず、各回路の導通が保持される。
【0021】これに対して、中立位置からステアリング
ホイールを反時計方向に回転した場合には、その回転力
が可動側ハウジング2に伝達されて可動側ハウジング2
が反時計方向に回転し、可動側ハウジング2の内筒部1
0から第1及び第2の可撓性ケーブル4,5が巻き戻さ
れる。このとき、開口15が開口16よりも狭いため
に、第1の可撓性ケーブル4の反転部4aは第1の固定
筒13に当接し、第2の可撓性ケーブル5の反転部5a
は第2の固定筒14に当接せずに開口16の中に配置さ
れるので、移動体6は可撓性ケーブル4からの押圧力を
受けて、可動側ハウジング2の約1/2の回転量で反時
計方向にスムーズに回転する。また、内筒部10から巻
き戻される分の可撓性ケーブル4,5は、外筒体9の内
周面に順次巻回されるので、やはり第1及び第2の可撓
性ケーブル4,5にはほとんど張力が作用せず、各回路
の導通が保持される。
【0022】前記実施形態例に係る車載用回転コネクタ
は、通電時に大電流が流れるエアバッグ回路用導体23
aを、通電時に流れる電流値がエアバッグ回路よりも小
さいホーン回路用及びスイッチ回路用導体23bよりも
幅広に形成したので、エアバッグ回路用導体23aの電
気抵抗を小さくすることができ、通電時にエアバッグ・
インフレータを確実に動作させることができて、エアバ
ッグ回路の信頼性を高めることができる。
【0023】また、前記実施形態例に係る車載用回転コ
ネクタは、ホーン回路用及びその他のスイッチ回路用の
導体23bの線幅をエアバッグ回路用導体23aの線幅
よりも小さくしたので、全ての導体23a,23bを同
一幅に形成する場合に比べて、各導体23a,23bを
構成する銅の使用量を抑制できると共に、可撓性ケーブ
ル4,5の全幅を増加することなく1本の可撓性ケーブ
ルにより多数の導体を担持することができる。よって、
使用する可撓性ケーブルの枚数を抑制することができ、
車載用回転コネクタの構造の複雑化を防止しつつ車載さ
れる回路数の増加に対処できると共に、車載用回転コネ
クタの低コスト化と省資源の要請に対処することができ
る。
【0024】また、前記実施形態例に係る車載用回転コ
ネクタは、ケーブル収納空間3内に2枚の可撓性ケーブ
ル4,5を収納したので、ステアリングホイールに装備
されるスイッチの多回路化に対応することができる。
【0025】また、前記実施形態例に係る車載用回転コ
ネクタは、第1及び第2の可撓性ケーブル4,5の一端
を1つの接続コネクタ24に接続し、他端を他の1つの
接続コネクタ25に接続したので、固定側ハウジング1
又は可動側ハウジング2からの可撓性ケーブル4,5の
導出、並びにこれら各可撓性ケーブル4,5と外部回路
との接続が容易で、組立性及び作業性に優れる。
【0026】さらに、前記実施形態例に係る車載用回転
コネクタは、ケーブル収納空間3内に収納される可撓性
ケーブル4,5の巻回方向を巻回途中で反転させ、反転
部4a,5aを形成したので、反転部を形成しない場合
に比べて、ケーブル収納空間3内に収納される可撓性ケ
ーブル4,5の全長を約1/4程度に短縮化することが
できる。
【0027】なお、前記実施形態例においては、エアバ
ッグ回路用導体23aの線幅を大きく、ホーン回路用及
びその他のスイッチ回路用導体23bの線幅を小さくし
たが、かかる構成に代えて、図5に示すように、エアバ
ッグ回路用導体23aの線幅を大きく、その他のスイッ
チ回路用導体23cの線幅を小さく、ホーン回路用導体
23dの線幅をその中間の大きさに形成することもでき
る。このようにすると、各導体23a、23c、23d
の幅を通電時の電流値に応じてより適正化することがで
きるので、車載用回転コネクタのより一層の小型化と低
コスト化と省資源化を図ることができる。
【0028】また、前記実施形態例においては、ケーブ
ル収納空間3内に2枚の可撓性ケーブル4,5を収納し
たが、可撓性ケーブルの数量には何ら限定があるもので
はなく、ケーブル収納空間3内に可撓性ケーブルを1枚
のみ収納することもできるし、3枚以上任意の数の可撓
性ケーブルを収納することもできる。
【0029】また、前記実施形態例においては、ケーブ
ル収納空間3内において可撓性ケーブル4,5の巻回方
向を反転したが、反転部を有さず、可撓性ケーブルが一
定方向に巻回される車載用回転コネクタにも、本発明を
適用することができる。
【0030】さらに、前記実施形態例においては、第1
及び第2の可撓性ケーブル4,5の両端に接続コネクタ
24,25を接続したが、一方又は双方の接続コネクタ
を省略することもできる。
【0031】その他、前記実施形態例においては、1本
の可撓性ケーブルの担持される導体23の数を6本又は
8本としたが、導体23の数量についても何ら制限があ
るものではなく、任意の数とすることができる。
【0032】
【発明の効果】本願請求項1乃至3に記載の発明は、可
撓性ケーブルに線幅が異なる複数種類の導体を担持し
て、最も線幅が大きい導体をエアバッグ回路に接続した
ので、大電流が流れるエアバッグ回路用の導体の電気抵
抗を抑制することができて、通電時にエアバッグ・イン
フレータを確実に動作させることができ、エアバッグ回
路の信頼性を高めることができる。また、エアバッグ回
路に比べて流れる電流値が小さいホーン回路用の導体の
線幅及びその他のスイッチ回路用の導体の線幅を、エア
バッグ回路用の導体の線幅よりも小さくするので、導体
を構成する銅の使用量を抑制できると共に、可撓性ケー
ブルの全幅を増加することなく1本の可撓性ケーブルに
より多数の導体を担持することができる。よって、使用
する可撓性ケーブルの枚数を抑制することができるの
で、車載用回転コネクタの構造の複雑化を防止しつつ車
載される回路数の増加に対処でき、かつ車載用回転コネ
クタの低コスト化と省資源の要請に対処することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例に係る車載用回転コネクタの内部構
造を示す平面図である。
【図2】実施形態例に係る回転コネクタの断面図であ
る。
【図3】実施形態例に係る回転コネクタの要部説明図で
ある。
【図4】実施形態例に係る車載用回転コネクタに収納さ
れる2枚の可撓性ケーブルの部分説明図である。
【図5】他の実施形態例に係る可撓性ケーブルの部分説
明図である。
【符号の説明】
1 固定側ハウジング 2 可動側ハウジング 3 ケーブル収納空間 4,5 可撓性ケーブル 6 移動体 11 回転板 12 ローラ 12A,12B 特定ローラ 13,14 固定筒 15 第1の開口 16 第2の開口 21,22 ベースフィルム 23 導体 23a エアバッグ回路用導体 23b ホーン回路用及びスイッチ回路用の導体 23c スイッチ回路用の導体 23d ホーン回路用の導体 24,25 接続コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川村 和也 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 Fターム(参考) 3D030 DB25 DB47 3D054 AA13 EE56 FF16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対的に回動自在に連結された一対のハ
    ウジングと、当該一対のハウジングの間に形成される環
    状のケーブル収納空間内に巻き締め及び巻き戻し可能に
    収納された1乃至複数枚の可撓性ケーブルとを備え、前
    記可撓性ケーブルには線幅が異なる複数種の導体が担持
    されていて、最も線幅の広い導体をエアバッグ回路に接
    続することを特徴とする車載用回転コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車載用回転コネクタに
    おいて、前記可撓性ケーブルに線幅が大きい導体と線幅
    が小さい導体の2種類を担持し、線幅が大きい導体をエ
    アバッグ回路に接続し、線幅が小さい導体をホーン回路
    及びその他のスイッチ回路に接続することを特徴とする
    車載用回転コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の車載用回転コネクタに
    おいて、前記可撓性ケーブルに線幅が大きい導体と線幅
    が小さい導体とこれら各導体の中間の線幅を有する導体
    の3種類を担持し、線幅が大きい導体をエアバッグ回路
    に接続し、中間の線幅を有する導体をホーン回路に接続
    し、線幅が小さい導体をホーン回路以外のスイッチ回路
    に接続することを特徴とする車載用回転コネクタ。
JP11186664A 1999-06-30 1999-06-30 車載用回転コネクタ Withdrawn JP2001015240A (ja)

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