JP2774724B2 - ケーブルリール - Google Patents

ケーブルリール

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JP2774724B2
JP2774724B2 JP30292A JP30292A JP2774724B2 JP 2774724 B2 JP2774724 B2 JP 2774724B2 JP 30292 A JP30292 A JP 30292A JP 30292 A JP30292 A JP 30292A JP 2774724 B2 JP2774724 B2 JP 2774724B2
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弘典 加藤
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R35/00Flexible or turnable line connectors, i.e. the rotation angle being limited
    • H01R35/02Flexible line connectors without frictional contact members
    • H01R35/025Flexible line connectors without frictional contact members having a flexible conductor wound around a rotation axis
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
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    • B60R16/027Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems between relatively movable parts of the vehicle, e.g. between steering wheel and column

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のステアリング
装置等に適用され、固定体と可動体との間の電気的接続
を可撓性ケーブルを利用して行うケーブルリールに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ケーブルリールは、固定体と、この固定
体に対して回動自在に装着された可動体との間を可撓性
のケーブルにて連結したもので、自動車のステアリング
装置のよう回転数が有限である可動体と固定体との間の
電気的接続手段として用いられている。
【0003】この種のケーブルリールでは、トータルコ
スト中に締める可撓性ケーブルの割合は高く、必要とさ
れる可撓性ケーブルの長さを短くしてコストの低減化を
図るようにしたケーブルリールが米国特許3,763,
455号明細書において提案されている。
【0004】図6は上記特許明細書に開示されたケーブ
ルリールの概略構成を示す平面図である。同図に示すよ
うに、円筒状をなす固定体100に対して可動体101
が回動自在に装着されており、これら固定体100と可
動体101との間に画成されるリング状の空間102内
には可撓性ケーブル103,104が収納されている。
これら可撓性ケーブル103,104は固定体100と
可動体101にそれぞれ固定された状態で空間102の
外部に導出されており、空間102内で、固定体100
の外筒部と可動体101の内筒部とに巻回方向を逆向き
にした状態で収納され、その巻き方向が転換される位置
にU字状の反転部が形成されている。さらに、前記空間
102には、その周方向に沿って複数のローラ105,
106群が配置されており、前記可撓性ケーブル103
の反転部は一方のローラ105群の1つにループされ、
可撓性ケーブル104の反転部は他方のローラ106群
の1つにループされている。
【0005】このように構成されたケーブルリールにお
いて、例えば可撓性101を図6の時計方向に回転する
と、可撓性ケーブル103,104の反転部は可動体1
01よりも少ない回動量だけ空間102内を時計方向に
移動し、可撓性ケーブル103,104の巻回状態は固
定体100の内筒部側に多く巻き付けられた巻き締め状
態となる。これとは逆に、可動体101を反時計方向に
回転すると、可撓性ケーブル103,104の反転部は
可動体101よりも少ない回動量だけ同方向に移動し、
可撓性ケーブル103,104は可動体101の外筒部
側が多くなった巻き戻し状態となる。なお、かかる巻き
締め、巻き戻し時に、各ローラ105,106は可撓性
ケーブル103,104の反転部からの力を受けて同方
向に移動する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来提案に係
るケーブルリールによれば、可撓性ケーブルの巻回方向
を内筒部と外筒部とで逆向きにしているため、可撓性ケ
ーブルを内筒部と外筒部とに同方向に巻回(渦巻き状に
巻回)したケーブルリールに比べると、必要とされる可
撓性ケーブルの長さを格段に短くすることができ、コス
トの低減化が図れる。また、可撓性ケーブルの内筒部に
巻回された部分と外筒部に巻回された部分との間に複数
のローラを配置したため、可撓性ケーブルをリング状の
空間のほぼ全周に亙って径方向に規制することができ、
巻き締めあるいは巻き戻し動作を円滑に行うことができ
る。
【0007】しかしながら、上記動作中、例えば可動体
101を図6の反時計方向に回転した場合、一方の可撓
性ケーブル103の反転部はローラ群106の端部のロ
ーラ(これに符号106Aを付す)と接触し、他方の可
撓性ケーブル104の反転部はローラ群105の端部の
ローラ(これに符号105Aを付す)と接触し、これら
両ローラ105A,106Aは反転部の矢印方向の繰り
出し力を受けてそれぞれ時計方向に自転するが、その
際、反時計方向に回転する可動体101に巻回された可
撓性ケーブル103,104が径方向に膨らんでローラ
群105,106に接触するため、前述した両ローラ1
05A,106Aにはこれら可撓性ケーブルの反時計方
向の回転力を受けて時計方向に自転する力も作用する。
このため、両ローラ105A,106Aには、可動体1
01に巻回された可撓性ケーブル103,104からの
回転力と反転部からの回転力という互いに逆方向の力が
作用することになり、その結果、可撓性ケーブル10
3,104が反転部を介してスムーズに繰り出されなく
なるという問題があった。
【0008】なお、米国特許4,540,223号明細
書に記載されているように、平面視C字状の移動体の一
方の開口端にローラを軸支し、可撓性ケーブルの反転部
をこのローラにループしたケーブルリールも提案されて
いるが、このものは、移動体の他方の開口端と反転部と
の接触が完全に滑り接触であるため、両者間に発生する
摩擦力が大きく、これまた可撓性ケーブルが反転部を介
してスムーズに繰り出されなくなるという問題があっ
た。
【0009】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたものであって、その目的は、可撓性ケーブ
ルをその反転部を介してスムーズに繰り出せるように
し、安価で信頼性の高いケーブルリールを提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、第1の筒部を有する固定体と、第2の筒
部を有し前記固定体に対して回動自在に装着された可動
体と、これら第1および第2の筒部との間の空間に収納
された可撓性ケーブルとを備え、前記可撓性ケーブル
転部を介して前記第1の筒部と第2の筒部とに逆向き
に巻回されているケーブルリールにおいて、前記空間内
に移動体を配置し、この移動体に前記反転部がループさ
れる第1のローラと、反転部を介して第1のローラに対
向する第2のローラとをそれぞれ軸支すると共に、前記
第2の筒部に巻回された前記可撓性ケーブルが前記第2
のローラに接触するのを防止する隔離部材を設けたこと
を特徴とする。
【0011】
【作用】可動体と一方向に回転すると、可撓性ケーブル
のU字状反転部は可動体よりも少ない回転量だけ同方向
に移動し、固定体の第1の筒部に巻回された可撓性ケー
ブルは反転部を経て可動体の第2の筒部に巻き締められ
る。この場合、反転部は第1のローラに接触しながら移
動するため、第1のローラは反転部からの力を受けて自
公転し、移動体も反転部に追従して移動する。これとは
逆に、可動体を他方向に回転すると、反転部は可動体よ
りも少ない回動量だけ同方向に移動し、第2の筒部に巻
回された可撓性ケーブルは反転部を経て第1の筒部に巻
き戻される。この場合、第2の筒部に巻回された可撓性
ケーブルには径方向へ膨らもうとする力が作用するもの
の、該可撓性ケーブルは隔離部材によって第2のローラ
との接触が回避されている。このため、第2のローラは
反転部のみからの力を受けて自公転し、移動体も反転部
に追従して移動する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明の第1実施例に係るケーブルリールの
縦断面図、図2はそのケーブルリールの下カバーを取り
除いた状態の底面図、図3はそのケーブルリールに備え
られる移動体と可撓性ケーブルの斜視図である。これら
の図に示すように、本実施例に係るケーブルリールは、
第1のハウジング1と、第1のハウジング1に対して回
動自在に装着された第2のハウジング2と、両ハウジン
グ1,2間に収納された可撓性ケーブル3と、両ハウジ
ング1,2間に回動自在に配置された移動体4とで概略
構成されている。
【0013】第1のハウジング1は、天板5の周縁に外
筒部6を垂設した上ケース7と、外筒部6の下端に接合
・一体化された下カバー8とで構成されている。上ケー
ス7の天板5と下カバー8のそれぞれの中央にはセンタ
孔9,10が開設されており、また天板5の下面にはリ
ング状のガイド溝11がそれぞれ設けられている。
【0014】第2のハウジング2は中央に軸挿入孔12
を有する筒状体からなり、外周縁の上下両端が前記上ケ
ース7と下カバー8のセンタ孔9,10にガイドされる
ことにより、第1のハウジング1に対して回動自在に連
結されている。図1に示すように、第1のハウジング1
側の天板5と外筒部6および下カバー8と、第2のハウ
ジング2側の周面をなす内筒部13との間には平面視リ
ング状の空間14が画成されている。
【0015】可撓性ケーブル3は、互いに平行な導線を
一対の絶縁フィルムでラミネートしたフラットケーブル
と呼ばれるものからなり、本実施例の場合は5本の導線
を埋設した5回路用のフラットケーブルが使用されてい
る。この可撓性ケーブル3の一端は前記外筒部6に固定
された第1のコネクタ15に接続され、該第1のコネク
タ15を介して第1のハウジング1の外部に導出されて
いる。一方、可撓性ケーブル3の他端は前記内筒部13
に固定された第2のコネクタ16に接続され、該第2の
コネクタ16を介して第2のハウジング2の外部に導出
されている。また、可撓性ケーブル3は、第1のコネク
タ15から外筒部6の内壁に時計方向に巻回され、そこ
からU字状に反転し(以下、これを反転部3aとい
う)、さらに内筒部13の外壁周りに反時計方向に巻回
されて第2のコネクタ16に至るよう、前記空間14内
に収納されている。
【0016】移動体4は、下面に複数本のピン17を垂
設したリング状のスペーサ18と、各ピン17に回転自
在に軸支されたローラ19群とで構成されており、この
移動体4は前記空間14内に配置され、スペーサ18は
前記ガイド溝11によって径方向の移動が規制されてい
る。前記各ローラ19群の隣接する2つのローラ(以
下、これらを第1のローラ19A,第2のローラ19B
という)のうち、第2のローラ19Bの径寸法は他のロ
ーラ19群に比べて幾分小さめに設定されており、前記
スペーサ18には該第2のローラ19Bを囲むように平
面視C字状の隔離部材20が垂設されている。前述した
可撓性ケーブル3の反転部3aは、前記第1のローラ1
9Aにループされており、前記隔離部材20の開口から
突出する前記第2のローラ19Bは、反転部3aを介し
て第1のローラ19Aと対向している。
【0017】次に、前記第1のハウジング1を固定体と
して用い、第2のハウジング2を可動体として用いた場
合を例にとって、上記実施例に係るケーブルリールの動
作を説明する。
【0018】図2は、可撓性ケーブル3が第1のハウジ
ング1の外筒部6と第2のハウジング2の内筒部13と
にほぼ同量ずつ巻回された中立状態を示し、この図2に
示す中立位置から第2のハウジング2を時計方向に回転
すると、可撓性ケーブル3の反転部3aは第2のハウジ
ング2よりも少ない回転量だけ時計方向に移動し、この
反転部3aに追従してローラ19群とスペーサ18も時
計方向に移動し、これらの移動量の約2倍の長さの可撓
性ケーブル3が内筒部13側から繰り出されて外筒部6
側に巻き戻される。この場合、反転部3aは第1のロー
ラ19Aから離れて第2のローラ19Bと接触しながら
外筒部6方向へ繰り出されるため、第2のローラ19B
は時計方向に自公転し、また内筒部13に巻回された可
撓性ケーブル3は径方向に幾分膨らむが、第2のローラ
19Bを除く各ローラ19と隔離部材20とによってそ
れ以上膨出偏倚することが防止される。したがって、第
2のローラ19Bは反転部3aのみからの繰り出し力を
受けて回転し、内筒部13に巻回された可撓性ケーブル
3はスムーズに反転部3a方向に繰り出されて外筒部6
側に巻き戻される。
【0019】上記とは逆に、図2に示す中立状態から第
2のハウジング2を反時計方向に回転すると、可撓性ケ
ーブル3の反転部3aと移動体4は第2のハウジング2
よりも少ない回転量だけ反時計方向に移動し、該移動量
の約2倍の長さの可撓性ケーブル3が外筒部6から繰り
出されて内筒部13に巻き締められる。この場合、反転
部3aは第2のローラ19Bから離れて第1のローラ1
9Aと接触しながら内筒部13方向へ繰り出されるた
め、第1のローラ19Aは時計方向に自公転し、外筒部
6に巻回された可撓性ケーブル3はスムーズに反転部3
a方向に繰り出されて内筒部13側に巻き締められる。
【0020】上記第1実施例に係るケーブルリールにあ
っては、可撓性ケーブル3を反転部3aを介して外筒部
6と内筒部13とに逆向きに巻回したため、必要とされ
る可撓性ケーブル3の長さを短くすることができ、その
結果、トータルコストの低減化が図れると共に小型化に
有利となる。
【0021】また、可撓性ケーブル3の外筒部6に巻回
される部分と内筒部13に巻回される部分との間に移動
体4を配置し、この移動体4に複数のローラ19群を軸
支したため、可撓性ケーブル3の巻き戻し動作時に、可
撓性ケーブル3が反転部3aに至る途中で径方向へ膨ら
んで座屈することを各ローラ19群によって防止でき、
巻き締め動作を確実に行うことができる。
【0022】さらに、可撓性ケーブル3の反転部3aを
各ローラ19群の1つ(第1のローラ19A)にループ
し、該第1のローラ19Bと対向する第2のローラ19
Bの周囲に、内筒部13に巻回された可撓性ケーブル3
が第2のローラ19Bと接触するのを防止する隔離部材
20を設けたため、巻き戻し動作時に、第2のローラ1
9Bに反転部3aのみを接触させてスムーズに回転させ
ることができ、この点からも、巻き戻し動作が確実にな
る。
【0023】図4は本発明の第2実施例に係るケーブル
リールの下カバーを取り除いた状態の底面図、図5はそ
のケーブルリールに備えられる移動体と可撓性ケーブル
の斜視図であり、図1〜図3に対応する部分には同一符
号を付してある。
【0024】本実施例が前述した第1実施例と異なる点
は、隔離部材として一対の小ローラ21,22を用いた
ことにあり、その余の構成は基本的に同じである。前記
各小ローラ21,22は前記スペーサ18に軸支されて
おり、内側の小ローラ21によって内筒部13に巻回さ
れた可撓性ケーブル3が第2のローラ19Bに接触する
のを防止し、外側の小ローラ22によって外筒部6に巻
回された可撓性ケーブル3が第2のローラ19Bに接触
するのを防止している。この場合、巻き戻し動作時に、
可撓性ケーブル3が小ローラ21,22に接触すると、
これら小ローラ21,22は第2のローラ19Bと逆方
向に回転するため、小ローラ21,22と第2のローラ
19Bとは離れていても接していても良い。
【0025】このように構成された第2実施例にあって
は、第1実施例の効果に加え、可撓性ケーブル3と小ロ
ーラ21,22との間の摩擦を減ずることができるた
め、巻き締めあるいは巻き戻し動作をより確実に行うこ
とができる。
【0026】なお、隔離部材20の形状や小ローラ2
1,22の数は上記各実施例に限定されず、要は、巻き
戻し動作時に、反転部3aに接触して回転する第2のロ
ーラ19Bに対して、内筒部13に巻回されて径方向に
膨らむ可撓性ケーブル3が接触するのを防止できるもの
であれば良い。したがって、巻き戻し動作時に、外筒部
6に巻回された可撓性ケーブル3が第2のローラ19B
と接触する可能性はほとんどないため、第2のローラ1
9Bの外筒部6側については、隔離部材20を除去した
り小ローラ22を省略することも可能である。
【0027】また、上記各実施例では、可撓性ケーブル
3の一例としてフラットケーブルを挙げたが、それの代
りに、導線を絶縁チューブで被覆した丸線ケーブルと呼
ばれる可撓性ケーブルを用いることも可能であり、この
場合は、必要とされる回路数に応じて複数本の丸線ケー
ブルを帯状に一体化すれば良い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
巻き締め動作時は、可撓性ケーブルの反転部は該反転部
がループされた第1のローラに接触しながら移動し、巻
き戻し動作時は、第2の筒部に巻回された可撓性ケーブ
ルが第2のローラと接触するのを隔離部材によって防止
した状態で、反転部は第2のローラに接触しながら移動
し、いずれの場合も可撓性ケーブルを反転部を経てスム
ーズに繰り出すことができ、安価で信頼性が高いケーブ
ルリールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るケーブルリールの縦
断面図である。
【図2】図1のケーブルリールの下カバーを取り除いた
状態の底面図である。
【図3】図1のケーブルリールに備えられる移動体と可
撓性ケーブルの斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例に係るケーブルリールの下
カバーを取り除いた状態の底面図である。
【図5】図4のケーブルリールに備えられる移動体と可
撓性ケーブルの斜視図である。
【図6】従来例に係るケーブルリールの平面図である。
【符号の説明】
1 第1のハウジング(固定体) 2 第2のハウジング(可動体) 3 可撓性ケーブル 3a 反転部 4 移動体 6 外筒部(第1の筒部) 7 上ケース 8 下カバー 13 内筒部(第2の筒部) 14 空間 17 ピン 18 スペーサ 19 ローラ 19A 第1のローラ 19B 第2のローラ 20 隔離部材 21,22 小ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−236977(JP,A) 特公 昭61−15658(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 11/00 - 11/02 B60R 16/02 H01R 35/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の筒部を有する固定体と、第2の筒
    部を有し前記固定体に対して回動自在に装着された可動
    体と、これら第1および第2の筒部との間の空間に収納
    された可撓性ケーブルとを備え、前記可撓性ケーブル
    転部を介して前記第1の筒部と第2の筒部とに逆向き
    に巻回されているケーブルリールにおいて、前記空間内
    に移動体を配置し、この移動体に前記反転部がループさ
    れる第1のローラと、反転部を介して第1のローラに対
    向する第2のローラとをそれぞれ軸支すると共に、前記
    第2の筒部に巻回された前記可撓性ケーブルが前記第2
    のローラに接触するのを防止する隔離部材を設けたこと
    を特徴とするケーブルリール。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記隔離部材を平面
    視C字状に形成し、この隔離部材を前記第2のローラの
    外周に設けたことを特徴とするケーブルリール。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記隔離部材が小ロ
    ーラからなり、この小ローラを前記移動体の前記第2の
    ローラの近傍に軸支したことを特徴とするケーブルリー
    ル。
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JP5624972B2 (ja) * 2011-10-31 2014-11-12 古河電気工業株式会社 回転コネクタ装置
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