JP2001013468A - 眼鏡の丁番構造 - Google Patents

眼鏡の丁番構造

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JP2001013468A
JP2001013468A JP11182523A JP18252399A JP2001013468A JP 2001013468 A JP2001013468 A JP 2001013468A JP 11182523 A JP11182523 A JP 11182523A JP 18252399 A JP18252399 A JP 18252399A JP 2001013468 A JP2001013468 A JP 2001013468A
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shaft
hinge structure
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elastic sliding
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Takemitsu Endo
雄光 遠藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 眼鏡を構成する2部材を回動自在に結合する
ための眼鏡の丁番構造において、部材自体のバネ性を用
いずに回動動作に適度な抵抗を与える「あがき」を安定
して得る。 【解決手段】 テンプル3の端部に接続された軸受部1
1の外周面にリング状の弾性摺動部材14を嵌め込み、
軸受部11を軸8に通した状態で弾性摺動部材14は当
接部9との間で圧縮され、テンプル3の回動に伴い摺動
抵抗によるあがきを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼鏡の丁番構造に
関し、テンプル開閉時の「あがき」を発生させることの
可能な構造である。
【0002】
【従来の技術】従来技術における眼鏡の一般的な丁番構
造は、図7に示されるように、ヨロイ110及びテンプ
ル111にロー付け等の方法により接合されるコマ10
1,102と、両コマ101,102を締結するネジ1
03より構成されている。
【0003】また、近年ではリムレス眼鏡も多用されて
いるが、軽量化や意匠的な面より図8に示されるように
細身のヨロイ120やテンプル121に丁番構成部12
0a,121aを一体的に形成した構成のものも多用さ
れている。
【0004】このような丁番構造では、通常テンプル開
閉時の「あがき」(以下この明細書ではテンプル開閉に
必要な回動トルクのことをあがきと呼ぶ)をネジの締め
付けによる金属製のコマの摺動面に発生する摺動抵抗に
より得ている。
【0005】また、摺動面の間に樹脂製のワッシャを介
在させて、摺動抵抗の安定化や潤滑性を付与しているも
のも存在する。
【0006】しかしながら、このような従来技術の場合
には、あがきを得るために丁番の回動軸に直交する摺動
面による摺動抵抗を主として利用しているため、テンプ
ルの開閉動作等によりネジがゆるむと摺動面同士を軸方
向に押し付ける方向の付勢力が弱まり、摺動面の面圧低
下に直ちに繋がり、あがきが低下またはなくなってしま
うおそれがある。
【0007】そこで、ネジを利用しないであがきを発生
させることの可能な丁番の構成として、特開平8−50
264号公報に記載された細身のヨロイとテンプルを利
用した構成のものが存在する。
【0008】図9及び図10は上記公報に開示された丁
番の構成を説明するもので、それぞれ(a)はヨロイと
テンプルの組立前の状態、(b)は組立後の側面図、
(c)は組立後の上視図である。
【0009】図9の丁番構造200では、バネ性を有す
る線状体のヨロイ201のテンプル202側の端部が略
矩形形状を呈するように折り曲げられ、眼鏡装着状態で
上下方向に向けられる支軸部201aにテンプル202
の軸受部202aの軸孔202bを通してヨロイ201
とテンプル202を回動自在としている。
【0010】支軸部201aは、フリーの状態で矩形の
面積を小さくする方向に若干傾斜しており、テンプル2
02の軸受部202aを支軸部201aに嵌合させた状
態で、水平方向軸部201bと支軸部201aの間の部
分の撓みにより支軸部201aを付勢し、軸受部202
aの端面202cをヨロイ201の水平方向軸部201
bに当接させて、その摺動抵抗によりテンプル202の
回動時のあがきを発生させている。
【0011】図10の丁番構造210では、ヨロイ21
1のバネ性により、回動軸部211cを軸心としてヨロ
イ211の支軸部211aを水平方向軸部211bに押
し付ける付勢力を形成し、テンプル212の軸受部21
2aを支軸部201aに嵌合させた状態で、軸受部21
2aの周面212bを水平方向軸部211bに押し付
け、その摺動抵抗によりテンプル212の回動時のあが
きを発生させている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
図9及び図10の従来技術の場合には、あがきを得るた
めにヨロイ側の材料にバネ性が必要となり、ヨロイの材
質やデザインに制限を与えることになる。
【0013】すなわち、ヨロイをバネ性を維持できない
材料とした場合には、テンプルの軸受部をヨロイの水平
方向軸部に押し当てる付勢力を発生させることができ
ず、あがきを得ることができない。
【0014】従って、必ずしも限定されるわけではない
が、このような従来技術のヨロイは必然的にピアノ線等
の高いバネ性を備えた材料が必要となり、バネ性を付与
(維持)することが困難とされている貴金属(金、金合
金、白金等)や鋳造品にこの構成を適用することは難し
い。
【0015】また、テンプルの軸受部とヨロイの水平方
向軸部が直接接触しているので、摩耗による損傷が発生
し易く、耐久性の向上が求められ、また両者の摩耗が発
生した場合にはヨロイまたはテンプルの交換となりユー
ザーへの経済的負担を強いることにも繋がる虞もある。
【0016】本発明は、上記した従来技術の問題を解決
するものであり、その目的とするところは、例えばヨロ
イとテンプル等の眼鏡を構成する部材を回動自在に結合
するための眼鏡の丁番構造において、材料選択の範囲を
広げ、かつ多様なデザインに対応し易くするために、部
材自体のバネ性を用いずに、回動動作のあがきを安定し
て得ることを可能とすることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、眼鏡を構成する2部材を回動自在
に結合するための眼鏡の丁番構造において、前記2部材
のうちの一方の部材に設けられ、軸孔を有する軸受部
と、前記2部材のうちの他方の部材に設けられ、前記軸
受部の軸孔に回動可能に通される軸、及び該軸と間隙部
を介して配置される当接部と、前記軸受部に軸が通され
た状態の前記間隙部における、軸受部と当接部の間に圧
縮された状態で配置される弾性摺動部材と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0018】このように構成することにより、軸受部と
当接部の間に対して圧縮代を有する弾性摺動部材が、圧
縮された状態で軸受部と当接部との間に配置され、眼鏡
を構成する2部材を回動させた時に、弾性摺動部材と軸
受部または当接部との当接摺動領域に発生する摺動抵抗
により、回動動作のあがきを得ることが可能となる。
【0019】前記当接部は、前記軸から該軸のラジアル
方向に離れ、前記弾性摺動部材は、前記軸受部の外周面
に嵌合するリング状であることも好適である。
【0020】弾性摺動部材をリング状とすることで軸受
部の外周面に嵌合固定することができ、当接部との当接
摺動領域を周方向に拡大することができ、また、軸受部
の外周面における嵌合固定位置を周方向ずらすことで、
未使用であった当接摺動領域をも使用することができ
る。
【0021】前記弾性摺動部材に前記当接部との圧縮率
を異ならせる凹部を設けることも好適である。
【0022】凹部の深さが浅い場合には、凹部が形成さ
れた回動位置とその他の位置とでは回動に伴う摺動抵抗
の大きさが異なり、回動動作にクリック感を与えること
ができる。この場合に、凹部は複数形成されることも良
い。
【0023】また、凹部の深さが深い場合には、凹部と
当接部が係合した状態で眼鏡を構成する2部材の回動位
置をより強く保持することが可能となり、例えば眼鏡を
構成する2部材がヨロイとテンプルである場合には、テ
ンプルの開き/閉じ角度を設定することも可能となる。
【0024】前記軸受部は、軸孔から外周面に通じて前
記軸を通すことの可能な軸方向スリットを有することも
好適である。
【0025】軸と軸受部の軸孔とをスリットを介してラ
ジアル方向から通すことができ、組立性が向上する。
【0026】前記軸受部は、前記2部材のうちの一方の
部材の端部をコイル状に巻いたものであることも好適で
ある。
【0027】前記2部材のうちの他方の部材は、線材を
折り曲げて前記軸と当接部を形成したものであることも
好適である。
【0028】前記当接部は、前記弾性摺動部材に対し回
動軸方向に対し傾斜して当接することも好適であり、軸
受部の軸方向の移動を規制することが可能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は、本発明
を適用した眼鏡の丁番構造の第1の実施の形態を説明す
る図である。図1は眼鏡Mの丁番構造1の部分を示す斜
視図である。図1において、丁番構造1は、眼鏡を構成
する2部材としてのヨロイ2と、テンプル3を回動自在
に結合させるものである。
【0030】この実施の形態のヨロイ2は、線材を折り
曲げて一つの部材によりフロント枠部4と一体的に形成
したものであり、レンズLとの接合部にフロント枠部4
に接続するねじりバネ部5を有している。
【0031】ねじりバネ部5の軸孔にはレンズLの下側
の縁に沿ってレンズLを担持するナイロン糸6が通され
ている。ナイロン糸6はねじりバネ部5のレンズLとの
接合部の反対側の開口部5aに熱変形により拡径された
端部6aにより止められている。
【0032】ヨロイ2のテンプル3側は、眼鏡Mを装着
した状態でほぼ水平方向に延びる連結部7を経てテンプ
ル3の回動軸となる軸8が当接部9と曲折部10を介し
て形成されている。
【0033】当接部9は軸8とほぼ並行で軸8のラジア
ル方向に離れており、連結部7に対して直交するように
連結部7から折り曲げられている。
【0034】テンプル3は、ヨロイ2側の端部に軸孔1
2を有するたる型の軸受部11が接合さている。軸受部
11の軸方向中央部近傍の外周面には、凹溝13(図1
では隠れている)が設けられ、この凹溝13にゴム状弾
性体によるリング状の弾性摺動部材14が嵌合されてい
る。
【0035】弾性摺動部材14の材料となるゴム状弾性
体とは、ゴム、合成ゴムのみならず、弾性を有する樹脂
材料等も含むものであり、また、圧縮変形するものであ
ればその他の材料を使用することも可能である。
【0036】そして、弾性摺動部材14は、軸受部11
と当接部9の間の間隔に対して圧縮代を有する径寸法
(外径及び断面形状の寸法)に設定されており、軸受部
11の軸孔12と軸8とを通した状態で、軸受部11と
当接部9の間に挟持されて圧縮された状態となり、テン
プル3をヨロイ2に対して回動させた時に、弾性摺動部
材14と当接部9との当接摺動領域(弾性摺動部材14
と当接部9が互いに当接し合う対向面)に発生する摺動
抵抗により、回動動作のあがきを得ることが可能とな
る。
【0037】当接摺動領域に発生する摺動抵抗は、弾性
摺動部材14の圧縮変形(つぶれ)により発生する反撥
を利用しているので、丁番構造1において軸8を当接部
9に対して付勢させるためのバネ性を必要とすることが
なくなる。
【0038】従って、丁番構造1をバネ性を維持するこ
とが困難な部材あるいはバネ性の低い部材を利用するこ
とも可能となり、また、軸8や当接部9を線材に限ら
ず、鋳造により形成されるヨロイ等と一体的に構成する
ことも可能となり、テンプル3回動時のあがきを得ると
共に、材質の選択範囲を拡大し、また、多様なデザイン
に対応し易くなる。
【0039】尚、弾性摺動部材14は軸受部11の凹溝
13に嵌合しているので、必要であれば軸受部11に対
する取付角度を変えて当接摺動領域を未使用の新しい領
域としたり、簡単に弾性摺動部材14のみを交換するこ
とも可能であり、メンテナンスも容易でコスト的にも負
担が小さい。
【0040】図2は、丁番構造1の軸受部11を軸8に
通す組立方法を説明する図である。
【0041】図2(a)では、軸受部11の凹溝13の
下側領域において、軸受部11の軸孔12から外周面ま
で通じるスリット11aが設けられている。
【0042】スリット11aは、軸8を通すことの可能
な幅を有しており、また、スリット11aの設けられて
いない軸方向寸法D2と連結部7と軸8の先端部との間
の軸方向寸法D1の関係は、D2≧D1に設定されてお
り、軸受部11を軸8に通す際にスリット11aを利用
すると共に、軸8を少し撓ませて(図の矢印)嵌め込む
ことができる。
【0043】軸受部11が軸8に嵌め込まれた後は、ス
リット11aが当接部9に向かない方向の回動角度範囲
で丁番構造1を使用することにより、軸受部11は、弾
性摺動部材14の反撥によりスリット11aにより除去
されていない側の軸孔12の内周面を軸8と接触させる
ので外れてしまうことはない。
【0044】図2(b)は、軸受部11のスリット11
bが軸受部11の軸方向にわたり設けられている。
【0045】このように軸受部11を構成することで、
軸受部11の軸8の嵌め込みを、まず弾性摺動部材14
を凹溝13から外して軸8に予め通しておき、スリット
11bを利用して軸受部11を軸8に通し、それから弾
性摺動部材14を凹溝13に嵌合する。
【0046】図2(a)の構成と同様に、スリット11
bが当接部9に向かない方向の回動角度範囲で丁番構造
1を使用することが必要となる。
【0047】図2(c)の組立方法は、軸8の軸方向が
連結部7と干渉するために、直接軸8の軸方向から軸受
部11を挿入することができないことから、当接部9を
回動中心として軸8の軸方向が連結部7と干渉しない位
置までねじり、その位置で軸受部11を軸8に挿入し、
軸8を元の位置へと戻している。
【0048】(実施の形態2)図3は、本発明を適用し
た眼鏡の丁番構造の第2の実施の形態を説明する図であ
る。図3の丁番構造21は、丁番構造1を上下逆方向に
して連結部7に曲げを設けたことを特徴とした構成であ
り、第1の実施の形態と同様の構成には同じ符号が付さ
れている。
【0049】この実施の形態では、連結部7に曲げ部7
a,7bを形成し、弾性摺動部材14に対して軸8の回
動軸方向に対し曲げ部7bが傾斜して当接することによ
り、軸受部11の軸方向の位置決め(図において下方向
の移動を規制)を可能としている。
【0050】軸受部11の図において上方向の移動の規
制は、軸8と曲折部10の曲がり始めの部分8aにより
行っている。
【0051】尚、軸8と曲折部10の曲がりを小さくし
て曲折部10が軸受部11の端面に当接し、上方向の移
動の規制を行う構成とすることも可能である。
【0052】(実施の形態3)図4は、本発明を適用し
た眼鏡の丁番構造の第3の実施の形態を説明する図であ
る。図4の丁番構造31は、線材から作られるテンプル
3の端部をコイル状に巻いて軸受部32を形成し、軸受
部32の外周に円筒形の弾性摺動部材14を嵌合し、当
接部9との当接摺動領域で摺動抵抗を発生させる。
【0053】従って、テンプル3と軸受部32を線材に
より一体的に構成することができ、簡易な構成とするこ
とができる。
【0054】(実施の形態4)図5は、本発明を適用し
た眼鏡の丁番構造の第4の実施の形態を説明する図であ
り、図5(a)は側面図、図5(b)は斜め上からの斜
視図、図5(c)は斜め下からの斜視図である。
【0055】図5の丁番構造41は、1本の線材を折り
曲げて形成したヨロイ42は、上下2本の連結部43,
44を有し、下側の連結部44の一端が折り曲げられて
軸45となり、上側の連結部43が軸45よりも後方
(レンズLから離れる方向)に延出され、アール部46
及び連結部43に並行となる戻り部47を経て、軸45
のラジアル方向に離れ、かつ軸45に並列となる当接部
48を形成している。
【0056】上側の連結部43の軸45に対応する部位
は、円弧状に曲げられた保持部49となり、軸45の先
端が保持部49の凹みにより位置決めされている。
【0057】テンプル50には、円筒状の軸受51が接
合され、軸受51の外周に弾性摺動部材52が嵌合して
いる。
【0058】弾性摺動部材52は当接部48に当接した
部位が圧縮されており、前記実施の形態と同様にテンプ
ル50開閉の際のあがきを得ている。
【0059】(実施の形態5)図6は、本発明を適用し
た眼鏡の丁番構造の第5の実施の形態を説明する図であ
り、図6(a)は丁番構造61の斜視図、図6(b)は
弾性摺動部材62の図である。
【0060】この丁番構造61において、弾性摺動部材
62以外の構成は、丁番構造1と同じであり、第1の実
施の形態と同様の構成には同じ符号が付されている。
【0061】弾性摺動部材62の内周には、略90度離
れて凹部63,64が設けられ、当接部9と当たり圧縮
される弾性摺動部材62の外周の圧縮率を凹部63,6
4が設けられていない部分とは異ならせている。凹部を
設ける位置は限定されるものではないが、図6(c)に
示されるように、弾性摺動部材62の軸方向端部に形成
したり(凹部65)、ラジアル方向に疎通する孔66、
平面部67とすることも可能である。
【0062】凹部の深さが浅い場合には、凹部が形成さ
れた回動位置とその他の位置とでは回動に伴う摺動抵抗
の大きさが異なり、テンプル3の回動動作にクリック感
を与えることができる。この場合に、凹部は複数形成さ
れることも良い。
【0063】また、凹部の深さが深い場合には、凹部と
当接部が係合した状態でテンプル3の回動位置をより強
く保持することが可能となり、テンプル3の開き/閉じ
角度を設定・保持することも可能となる。
【0064】
【発明の効果】上記のように説明された本発明による
と、眼鏡の丁番構造において、部材自体のバネ性を用い
ずに回動動作に適度な抵抗を与えるあがきを安定して得
ることが可能となる。
【0065】従って、材料選択の範囲を広げ、かつ多様
なデザインに対応し易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る眼鏡の丁番構造の図で
ある。
【図2】第1の実施の形態に係る眼鏡の丁番構造の図で
ある。
【図3】第2の実施の形態に係る眼鏡の丁番構造の斜視
図である。
【図4】第3の実施の形態に係る眼鏡の丁番構造の斜視
図である。
【図5】第4の実施の形態に係る眼鏡の丁番構造の斜視
図である。
【図6】第5の実施の形態に係る眼鏡の丁番構造の斜視
図である。
【図7】従来技術に係る眼鏡の丁番構造の斜視図であ
る。
【図8】従来技術に係る眼鏡の丁番構造の斜視図であ
る。
【図9】従来技術に係る眼鏡の丁番構造の図である。
【図10】従来技術に係る眼鏡の丁番構造の図である。
【符号の説明】
1 丁番構造 2 ヨロイ 3 テンプル 4 フロント枠部 5 ねじりバネ部 5a 開口部 6 ナイロン糸 6a 端部 7 連結部 8 軸 9 当接部 10 曲折部 11 軸受部 11a,11b スリット 12 軸孔 13 凹溝 14 弾性摺動部材 M 眼鏡 L レンズ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼鏡を構成する2部材を回動自在に結合
    するための眼鏡の丁番構造において、 前記2部材のうちの一方の部材に設けられ、軸孔を有す
    る軸受部と、 前記2部材のうちの他方の部材に設けられ、前記軸受部
    の軸孔に回動可能に通される軸、及び該軸と間隙部を介
    して配置される当接部と、 前記軸受部に軸が通された状態の前記間隙部における、
    軸受部と当接部の間に圧縮された状態で配置される弾性
    摺動部材と、 を備えることを特徴とする眼鏡の丁番構造。
  2. 【請求項2】 前記当接部は、前記軸から該軸のラジア
    ル方向に離れ、 前記弾性摺動部材は、前記軸受部の外周面に嵌合するリ
    ング状であることを特徴とする請求項1に記載の眼鏡の
    丁番構造。
  3. 【請求項3】 前記弾性摺動部材に前記当接部との圧縮
    率を異ならせる凹部を設けることを特徴とする請求項2
    に記載の眼鏡の丁番構造。
  4. 【請求項4】 前記軸受部は、軸孔から外周面に通じて
    前記軸を通すことの可能な軸方向スリットを有すること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の眼
    鏡の丁番構造。
  5. 【請求項5】 前記軸受部は、前記2部材のうちの一方
    の部材の端部をコイル状に巻いたものであることを特徴
    とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の眼鏡の丁
    番構造。
  6. 【請求項6】 前記2部材のうちの他方の部材は、線材
    を折り曲げて前記軸と当接部を形成したものであること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の眼
    鏡の丁番構造。
  7. 【請求項7】 前記当接部は、前記弾性摺動部材に対し
    回動軸方向に対し傾斜して当接することを特徴とする請
    求項1乃至6のいずれか1項に記載の眼鏡の丁番構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006528370A (ja) * 2003-07-22 2006-12-14 スケヨチカ ディ カカベンダ ミレンコ 伸縮性のある眼鏡のテンプルを作るための窪んだヒンジ
WO2010084764A1 (ja) * 2009-01-23 2010-07-29 株式会社シャルマン メガネ用の回動構造及びそれを備えたメガネ
KR101246743B1 (ko) 2011-03-11 2013-03-26 서강대학교산학협력단 안경다리 연결장치 및 이를 이용한 안경

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