JP2001012158A - ド ア - Google Patents
ド アInfo
- Publication number
- JP2001012158A JP2001012158A JP11188511A JP18851199A JP2001012158A JP 2001012158 A JP2001012158 A JP 2001012158A JP 11188511 A JP11188511 A JP 11188511A JP 18851199 A JP18851199 A JP 18851199A JP 2001012158 A JP2001012158 A JP 2001012158A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- panel body
- ventilation
- ventilation passage
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 意匠性、換気性及び防音性に優れたドア10
を提供する。 【解決手段】 ドア10を構成するパネル体14の内部
に通気通路14bを形成して、ドア10を閉め切ったま
ま、室内外の間で換気できる構造とすると共に、通気口
14aをパネル体14の縦框11に対向する端面に形成
することで、通気口14aがドア10の外観に表れない
ようにしてドア10の意匠が通気口14bによって損な
われるのを防止する。また、通気通路14bに吸音材2
2を配設し、通気通路14bを通ってドアの内外に伝わ
る騒音を減少させる。
を提供する。 【解決手段】 ドア10を構成するパネル体14の内部
に通気通路14bを形成して、ドア10を閉め切ったま
ま、室内外の間で換気できる構造とすると共に、通気口
14aをパネル体14の縦框11に対向する端面に形成
することで、通気口14aがドア10の外観に表れない
ようにしてドア10の意匠が通気口14bによって損な
われるのを防止する。また、通気通路14bに吸音材2
2を配設し、通気通路14bを通ってドアの内外に伝わ
る騒音を減少させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドアに関し、より詳
しくはドアの通気構造に関する。
しくはドアの通気構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、床や壁、天井等に断熱材を設けて
気密性及び断熱性を高めた住宅の需要が増大している
が、高気密、高断熱住宅にあっては、住宅全体の換気機
能を考慮することが不可欠である。一般に、この種の住
宅では居室間や居室と廊下間などとの通気性を確保する
ため、ドアの下部にドアの内外を貫通する通気通路を形
成し、室内の上部に換気口を形成し、室外の空気をドア
の通気通路を通して室内に導き入れ、室内の空気を換気
口から室外へ排出する方法が採用されている。しかしな
がら、このような換気方法では換気量が不十分であった
り、ドアの内外を貫通する通気通路から室外の騒音が室
内に侵入して部屋の防音性が損なわれる。そこで、本出
願人は防音性を損なうことなく換気量を確保するため、
ドアの内外両面のいずれか一方の面の上部に上部通気口
を形成し、他方の面の下部に下部通気口を形成し、ドア
の内部に上下の通気口を連通する通気通路を区画形成
し、通気通路中に吸音材を配設したドアを提案した(特
開平11−30067号公報参照)。
気密性及び断熱性を高めた住宅の需要が増大している
が、高気密、高断熱住宅にあっては、住宅全体の換気機
能を考慮することが不可欠である。一般に、この種の住
宅では居室間や居室と廊下間などとの通気性を確保する
ため、ドアの下部にドアの内外を貫通する通気通路を形
成し、室内の上部に換気口を形成し、室外の空気をドア
の通気通路を通して室内に導き入れ、室内の空気を換気
口から室外へ排出する方法が採用されている。しかしな
がら、このような換気方法では換気量が不十分であった
り、ドアの内外を貫通する通気通路から室外の騒音が室
内に侵入して部屋の防音性が損なわれる。そこで、本出
願人は防音性を損なうことなく換気量を確保するため、
ドアの内外両面のいずれか一方の面の上部に上部通気口
を形成し、他方の面の下部に下部通気口を形成し、ドア
の内部に上下の通気口を連通する通気通路を区画形成
し、通気通路中に吸音材を配設したドアを提案した(特
開平11−30067号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平11−30
067号公報に開示されているドアでは、ドアの上部と
下部に形成した通気口がドアの外観に表れるため、ドア
の意匠が損なわれる。本発明はかかる点に鑑み、意匠
性、換気性及び防音性に優れたドアを提供することを目
的とする。
067号公報に開示されているドアでは、ドアの上部と
下部に形成した通気口がドアの外観に表れるため、ドア
の意匠が損なわれる。本発明はかかる点に鑑み、意匠
性、換気性及び防音性に優れたドアを提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、左右一対の縦框の上端部を上框で連結すると共に両
縦框の下端部を下框で連結し、上下框の間に中空構造の
パネル体を組入れたドアであって、前記パネル体の前記
一方の縦框に対向する端面にドアの室内側に開口する通
気口を形成し、前記パネル体の前記他方の縦框に対向す
る端面にドアの室外側に開口する通気口を形成し、かつ
前記パネル体の内部に両通気口を連通する通気通路を形
成したことを特徴とする。請求項2に記載の発明は請求
項1に記載のドアにおいて、前記ドアパネルの内面に吸
音材を配設したことを特徴とする。
は、左右一対の縦框の上端部を上框で連結すると共に両
縦框の下端部を下框で連結し、上下框の間に中空構造の
パネル体を組入れたドアであって、前記パネル体の前記
一方の縦框に対向する端面にドアの室内側に開口する通
気口を形成し、前記パネル体の前記他方の縦框に対向す
る端面にドアの室外側に開口する通気口を形成し、かつ
前記パネル体の内部に両通気口を連通する通気通路を形
成したことを特徴とする。請求項2に記載の発明は請求
項1に記載のドアにおいて、前記ドアパネルの内面に吸
音材を配設したことを特徴とする。
【0005】
【発明の作用・効果】請求項1に記載の発明によれば、
ドアで仕切られた室内と室外をパネル体の内部に形成し
た通気通路で連通するので、ドアを閉め切ったままで必
要な換気量を確保できる。とりわけ、本発明によれば通
気口をパネル体の縦框に対向する端面に形成したので、
通気口がドアの外観に表れない。このため通気口によっ
てドアの意匠が損なわれることがない。請求項2に記載
の発明によれば、吸音材により通気通路を伝わる騒音を
減少できるので、ドアの内外を通気通路で連通したにも
拘らず、ドアを通して騒音が伝わるのを防止できる。
ドアで仕切られた室内と室外をパネル体の内部に形成し
た通気通路で連通するので、ドアを閉め切ったままで必
要な換気量を確保できる。とりわけ、本発明によれば通
気口をパネル体の縦框に対向する端面に形成したので、
通気口がドアの外観に表れない。このため通気口によっ
てドアの意匠が損なわれることがない。請求項2に記載
の発明によれば、吸音材により通気通路を伝わる騒音を
減少できるので、ドアの内外を通気通路で連通したにも
拘らず、ドアを通して騒音が伝わるのを防止できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に基づき説明
するに、図1には本発明の一実施形態に係るドア10が
示されている。当該ドア10は左右の縦枠11、両縦框
11の上端部を連結する上框12、両縦框11の下端部
を連結する下框13を備え、上下の框12,13の間に
パネル体14を組入れ、縦框11とパネル体14の間に
ガラス板15を組付けて構成されている。
するに、図1には本発明の一実施形態に係るドア10が
示されている。当該ドア10は左右の縦枠11、両縦框
11の上端部を連結する上框12、両縦框11の下端部
を連結する下框13を備え、上下の框12,13の間に
パネル体14を組入れ、縦框11とパネル体14の間に
ガラス板15を組付けて構成されている。
【0007】パネル体14は図2〜図4に示すように左
右の縦枠16と、両縦枠16の上端部を連結する上枠1
7、両縦枠16の下端部を連結する下枠18及び両縦枠
16の中間部を連結する中枠19から成る枠組20を備
え、この枠組20の内外両面にパネル21を貼着して中
空構造に構成されている。ガラス板15は一端を縦框1
1に嵌合し、他端を縦枠16に嵌合して固着されてい
る。
右の縦枠16と、両縦枠16の上端部を連結する上枠1
7、両縦枠16の下端部を連結する下枠18及び両縦枠
16の中間部を連結する中枠19から成る枠組20を備
え、この枠組20の内外両面にパネル21を貼着して中
空構造に構成されている。ガラス板15は一端を縦框1
1に嵌合し、他端を縦枠16に嵌合して固着されてい
る。
【0008】パネル体14を構成する縦枠16の厚みは
中枠19に比べて小さく設定され、一方のパネル21を
左側の縦枠16と中枠19に貼着して右側の縦枠16と
の間にパネル体14の右端面に開口する間隙14aが形
成している。また、他方のパネル21を右側の縦枠16
と中枠19に貼着して、左側の縦枠16との間にパネル
体14の左端面に開口する間隙14aを形成している。
かかるパネル体14を上下の框の間に取り付けることに
より、一方の間隙が14aが左側の縦框11の端面に対
向し、かつ室内に開口する通気口14aを形成し、他方
の間隙14aが右側の縦框の端面に対向し、室外に開口
する通気口14aを形成している。そして、両パネル2
1で区画されたパネル体14の内部空間が両通気口14
aを連通する通気通路14bを形成している。各パネル
21の内面には多孔質のプラスチックシート、ポリエス
テル製不織布等の吸音材22が貼着されている。
中枠19に比べて小さく設定され、一方のパネル21を
左側の縦枠16と中枠19に貼着して右側の縦枠16と
の間にパネル体14の右端面に開口する間隙14aが形
成している。また、他方のパネル21を右側の縦枠16
と中枠19に貼着して、左側の縦枠16との間にパネル
体14の左端面に開口する間隙14aを形成している。
かかるパネル体14を上下の框の間に取り付けることに
より、一方の間隙が14aが左側の縦框11の端面に対
向し、かつ室内に開口する通気口14aを形成し、他方
の間隙14aが右側の縦框の端面に対向し、室外に開口
する通気口14aを形成している。そして、両パネル2
1で区画されたパネル体14の内部空間が両通気口14
aを連通する通気通路14bを形成している。各パネル
21の内面には多孔質のプラスチックシート、ポリエス
テル製不織布等の吸音材22が貼着されている。
【0009】本実施形態に係るドア10は以上の通りで
あって、ドア10で仕切られた室内と室外をパネル体1
4の内部に形成した通気通路14bで連通するので、ド
ア10を閉め切ったままで室内外の間で必要な換気量を
確保できる。とりわけ、本実施形態によれば通気口14
aをパネル体14の縦框11に対向する端面に形成した
ので、通気口14aがドア10の外観に表れない。この
ため通気口14aによってドア10の意匠が損なわれる
ことがない。また、通気通路14bに吸音材22を配設
したので、通気通路14bを通ってドアの内外に伝わる
騒音を減少できる。
あって、ドア10で仕切られた室内と室外をパネル体1
4の内部に形成した通気通路14bで連通するので、ド
ア10を閉め切ったままで室内外の間で必要な換気量を
確保できる。とりわけ、本実施形態によれば通気口14
aをパネル体14の縦框11に対向する端面に形成した
ので、通気口14aがドア10の外観に表れない。この
ため通気口14aによってドア10の意匠が損なわれる
ことがない。また、通気通路14bに吸音材22を配設
したので、通気通路14bを通ってドアの内外に伝わる
騒音を減少できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るドアを示す正面図
である。
である。
【図2】 同ドアのパネル体を示す斜視図である。
【図3】 図1の3−3線から切断した断面図である。
【図4】 図1の4−4線から切断した断面図である。
10…ドア、11…縦框、12…上框、13…下框、1
4…パネル体、14a…開口、14b…通気通路。
4…パネル体、14a…開口、14b…通気通路。
Claims (2)
- 【請求項1】 左右一対の縦框の上端部を上框で連結す
ると共に両縦框の下端部を下框で連結し、上下框の間に
中空構造のパネル体を組入れたドアであって、前記パネ
ル体の前記一方の縦框に対向する端面にドアの室内側に
開口する通気口を形成し、前記パネル体の前記他方の縦
框に対向する端面にドアの室外側に開口する通気口を形
成し、かつ前記パネル体の内部に両通気口を連通する通
気通路を形成したことを特徴とするドア。 - 【請求項2】 前記ドアパネルの内面に吸音材を配設し
たことを特徴とする請求項1に記載のドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11188511A JP2001012158A (ja) | 1999-07-02 | 1999-07-02 | ド ア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11188511A JP2001012158A (ja) | 1999-07-02 | 1999-07-02 | ド ア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001012158A true JP2001012158A (ja) | 2001-01-16 |
Family
ID=16225012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11188511A Withdrawn JP2001012158A (ja) | 1999-07-02 | 1999-07-02 | ド ア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001012158A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009084897A (ja) * | 2007-09-30 | 2009-04-23 | Sumitomo Forestry Crest Co Ltd | 遮音扉 |
JP2009167643A (ja) * | 2008-01-11 | 2009-07-30 | Inax Corp | 浴室用ドア |
JP2009243078A (ja) * | 2008-03-29 | 2009-10-22 | Sumitomo Forestry Crest Co Ltd | 遮音扉 |
CN104612564A (zh) * | 2015-01-30 | 2015-05-13 | 吕新印 | 一种拼接隐藏式门中门 |
CN104612557A (zh) * | 2015-01-30 | 2015-05-13 | 吕新印 | 一种隐藏式门中门 |
CN104653049A (zh) * | 2015-02-26 | 2015-05-27 | 柳州林道轻型木结构制造有限公司 | 通风门 |
-
1999
- 1999-07-02 JP JP11188511A patent/JP2001012158A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009084897A (ja) * | 2007-09-30 | 2009-04-23 | Sumitomo Forestry Crest Co Ltd | 遮音扉 |
JP2009167643A (ja) * | 2008-01-11 | 2009-07-30 | Inax Corp | 浴室用ドア |
JP2009243078A (ja) * | 2008-03-29 | 2009-10-22 | Sumitomo Forestry Crest Co Ltd | 遮音扉 |
CN104612564A (zh) * | 2015-01-30 | 2015-05-13 | 吕新印 | 一种拼接隐藏式门中门 |
CN104612557A (zh) * | 2015-01-30 | 2015-05-13 | 吕新印 | 一种隐藏式门中门 |
CN104612557B (zh) * | 2015-01-30 | 2017-01-25 | 吕新印 | 一种隐藏式门中门 |
CN104653049A (zh) * | 2015-02-26 | 2015-05-27 | 柳州林道轻型木结构制造有限公司 | 通风门 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060905 |