JPH1130067A - ドアの通気構造 - Google Patents

ドアの通気構造

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Publication number
JPH1130067A
JPH1130067A JP20077297A JP20077297A JPH1130067A JP H1130067 A JPH1130067 A JP H1130067A JP 20077297 A JP20077297 A JP 20077297A JP 20077297 A JP20077297 A JP 20077297A JP H1130067 A JPH1130067 A JP H1130067A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
vent
ventilation
sound absorbing
room
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20077297A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Kubo
功 久保
Tatsumi Ito
達美 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ROYAL HOUSE KK
Toyo Plywood Co Ltd
Original Assignee
ROYAL HOUSE KK
Toyo Plywood Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ROYAL HOUSE KK, Toyo Plywood Co Ltd filed Critical ROYAL HOUSE KK
Priority to JP20077297A priority Critical patent/JPH1130067A/ja
Publication of JPH1130067A publication Critical patent/JPH1130067A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 防音性を損なうことなく十分な換気が可能な
ドア10の通気構造を提供すること。 【解決手段】 ドア10の内部に上部通気口41と下部
通気口42を連通する上下に延びる通気通路50を形成
してその中に吸音材51を貼着する。室外の空気が上部
通気口41から通気通路50を通過して下部通気口42
から室内に流入する際、室外の騒音のエネルギーが吸音
材51で吸収される。これにより、部屋の防音性を損な
うことなく、室外の新鮮な空気を多量に室内に導き入れ
ることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドアの通気構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】近時、床や壁、天井等に断熱材を設けて
気密性及び断熱性を高めた住宅の需要が増大している
が、高気密、高断熱住宅にあっては、住宅全体の換気機
能を考慮することが不可欠である。一般に、この種の住
宅では居室間や居室と廊下間などとの通気性を確保する
ため、ドアの下部にドアの内外を貫通する通気通路を形
成し、室内の上部に換気口を形成し、室外の空気をドア
の通気通路を通して室内に導き入れ、室内の空気を換気
口から室外へ排出する方法が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の換気方法では、
換気量が不十分であったり、ドアの内外を貫通する通気
通路から室外の騒音が室内に侵入して部屋の防音性が損
なわれる。本発明はかかる点に鑑み、防音性を損なうこ
となく十分な換気が可能なドアの通気構造を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
ドアの内外両面のいずれか一方の面の上部に上部通気口
を形成すると共に他方の面の下部に下部通気口を形成
し、ドアの内部に前記両通気口を連通する通気通路を区
画形成し、該通気通路中に吸音材を配設したことを特徴
とする。
【0005】
【発明の作用・効果】本発明によれば、ドアの内部に上
部通気口と下部通気口を連通する上下に延びる通気通路
を形成してその中に吸音材を設けたので、室外の空気が
通気通路を通って室内に流入する際、室外の騒音のエネ
ルギーが吸音材で吸収される。このため、部屋の防音性
を損なうことなく、必要な換気量を確保することが可能
となる。とくに、本発明によれば通気口をドアの上部と
下部に設けて通気通路で連通するので、通気通路を長く
できる。そのため、通気通路に多くの吸音材を設けて吸
音効果を高めることができ、優れた防音性を得ることが
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に基づき説明
するに、図1ないし図3には本発明の一実施形態に係る
通気構造を備えたドア10が示されている。当該ドア1
0は左右の縦枠11、上枠12、下枠13、縦の中枠1
4,15,16及び横の中枠17,18,19,20,
21,22から組立てたドア枠の外側に外面パネル3
0,31,32,33,34,35を張り付け、内側に
内面パネル36,37,38,39を張り付けて構成さ
れている。ドア10の外面の上部に横長の上部通気口4
1が区画形成され、ドア10の内面の下部に横長の下部
通気口42が形成されている。これら上下の通気口4
1,42は、内外両パネル30〜39と縦の中枠14,
15,16及び横の中枠18,19,20,21、並び
に横の中枠18,19,20,21に形成した通孔18
a,18b,19a,19b,20a,20b,21
a,21bにより区画形成した通気通路50により連通
されている。上部通気口41の外周部と下部通気口42
の外周部、外面パネル35の外周部、内面パネル37の
外周部には装飾用のモール45が取付けられている。上
部通気口41の内部と下部通気口42の内部には通気口
41,42の内部が外から見えないようにルーバー46
が設けられている。さらに、通気通路50の内壁面に吸
音材51が貼着されている。この吸音材51には多孔質
のプラスチックシートや不織布等が用いられる。
【0007】本実施形態に係るドア10の通気構造は以
上の通りであって、ドア10の内部に上部通気口41と
下部通気口42を連通する上下に延びる通気通路50を
形成してその中に吸音材51を貼着したので、図3に矢
印で示すように、室外の空気が上部通気口41から通気
通路50を通過して下部通気口42から室内に流入する
際、室外の騒音のエネルギーが吸音材51で吸収され
る。これにより、部屋の防音性を損なうことなく、室外
の新鮮な空気を多量に室内に導き入れることが可能とな
る。とくに、本実施例によれば通気口41,42をドア
10の上部と下部に設けると共に、通気通路50を中枠
14,15,16で区画形成したので、通気通路50が
長くなると共に通路50の表面積も多くなり、そのた
め、通気通路50に多量の吸音材51を貼着して吸音効
果を高めることができ、優れた防音性を得ることができ
る。なお、本実施形態に係るドア10の通気構造では、
室外の空気をドア10の外面の上部に設けた通気口41
から通気通路50中に導入し、ドア10の内面の下部に
設けた通気口42から室内へ導出するが、ドア10の外
面の下部に通気口を設けると共に内面の上部に通気口を
設けて両通気口を通気通路で連通する構造とすることも
本発明の範囲内で可能である。また、本実施形態に係る
ドア10では、外面と内面の中央部にパネル35,37
を取り付けているが、このパネル35,37に代えてガ
ラス板を取り付けることでドアに透光性をもたせるとき
は、ガラス板の内側の通気通路50には防音材を貼着で
きなくなるが、その場合においても通気口41,42の
内側に貼着する防音材に吸音性の高い材質のものを採用
することで騒音エネルギーを吸収して所要の防音効果を
得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る通気構造を備えた
ドアを示す正面図である。
【図2】 同ドアの内部の枠組を示す一部破断した正面
図である。
【図3】 図1の3−3線から切断した拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
10…ドア、30,31,32,33,34,35…外
面パネル、36,37,38,39…内面パネル、41
…上部通気口、42…下部通気口、50…通気通路、5
1…吸音材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアの内外両面のいずれか一方の面の上部
    に上部通気口を形成すると共に他方の面の下部に下部通
    気口を形成し、ドアの内部に前記両通気口を連通する通
    気通路を区画形成し、該通気通路中に吸音材を配設した
    ことを特徴とするドアの通気構造。
JP20077297A 1997-07-09 1997-07-09 ドアの通気構造 Pending JPH1130067A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20077297A JPH1130067A (ja) 1997-07-09 1997-07-09 ドアの通気構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20077297A JPH1130067A (ja) 1997-07-09 1997-07-09 ドアの通気構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1130067A true JPH1130067A (ja) 1999-02-02

Family

ID=16429931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20077297A Pending JPH1130067A (ja) 1997-07-09 1997-07-09 ドアの通気構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1130067A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011102467A (ja) * 2009-11-10 2011-05-26 Kosho:Kk 防音ドア

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011102467A (ja) * 2009-11-10 2011-05-26 Kosho:Kk 防音ドア

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001212