JP2001008765A - 車両用シートリクライニング装置 - Google Patents
車両用シートリクライニング装置Info
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- JP2001008765A JP2001008765A JP18453799A JP18453799A JP2001008765A JP 2001008765 A JP2001008765 A JP 2001008765A JP 18453799 A JP18453799 A JP 18453799A JP 18453799 A JP18453799 A JP 18453799A JP 2001008765 A JP2001008765 A JP 2001008765A
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- machine frame
- lid
- reclining device
- seat back
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- Granted
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- Seats For Vehicles (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Abstract
は、シートバックを前倒しする際に、不用意にストッパ
ピン側に指先等があるとシートバックフレームの端縁と
ストッパピンに指先等が挟まれ剪断作用を生じて負傷す
る危険があるのを防止する。 【解決手段】 シートバック側に固定する蓋体60の内
周面(内歯ギヤ61)に少なくとも一つの凸部60aを
半径方向へ突設する。シートクッション側に固定される
機枠10には、蓋体60を回転自在に嵌挿し、ロックギ
ヤ20のガイド部11の円周側頭部外側に凹部11aを
形成する。シートバックを前倒した際に蓋体60が所定
角度α分回動することで凸部60aが凹部11aに係合
してストッパーを形成するように、ロック機構100内
に収容した。
Description
ライニング装置に関し、特にシートクッション側とシー
トバック側とにそれぞれ機枠とそれに冠する蓋体とを固
定し、その一方が回動可能に、かつ、ロック機構にて回
動不能に対面して結合された構造のものに関する。
許第2645583号公報に開示されているように、シ
ートクッション側とシートバック側とにそれぞれ円板を
固定し、その一方が回動可能に互いに面接触して結合さ
れ、その可動側の円板の内周面にはロック歯部が形成さ
れるとともに、固定側の円板内にロック歯部と係脱可能
な歯部を有するロックギヤがばねで付勢されたカムと摺
接し、そのカムは中心に操作軸を有してその操作軸を回
動操作することにより、シートバックの傾斜角度の調節
ができる形式のものである。
倒しした場合に、可動側の円板をシートバックに固定す
るシートバックフレームの正面側部を、固定側の円板を
シートクッションに固定するシートクッションフレーム
に突設したストッパピンに当てることにより規制するよ
うにしている。また、出願人が近時出願したものでは、
シートバックフレームに相当するアームプレートの一部
に張出部を一体形成するとともに、シートバックを前倒
しした場合にその張出部が当接するストッパピンは、シ
ートバックフレームを前倒し方向へ付勢すべきうず巻ば
ねの外端部を係止するためにシートクッションフレーム
に設けたピンに当接させるようにしている。
パピンの付近にはカムを作動させる操作軸に結合した操
作レバーが配置されることとなるので、不用意にストッ
パピン側に指先等があるとシートバックフレームの端縁
とストッパピンに指先等が挟まれて負傷する危険があ
る。
するために、この種のシートリクライニング装置におけ
る前倒しストッパーの改良を図るものである。
成するため、請求項1記載のように、シートクッション
又はシートバック側のいずれか一方に固定する機枠と、
他方側に固定する蓋体とが相対的に回動可能に係合し、
両者の中心部に設けた操作軸の回動操作にて前記機枠の
内面側に設けた左右一対の摺動案内部を介して半径方向
へ往復移動可能に内装した少なくとも一つのロックギヤ
を前記蓋体の内周面に形成したロック歯部に係脱させる
ことにより、シートバックの傾斜角度を自在に調節でき
るシートリクライニング装置において、前記蓋体の内周
面に少なくとも一つの凸部を突設し、シートバックを前
倒した際に前記蓋体が回動したときは、前記凸部が前記
機枠のロックギヤの前記摺動案内部に当接して前倒れス
トッパーを形成するようにしたことを特徴とする車両用
シートリクライニング装置を提供する。
ション又はシートバック側のいずれか一方に固定する機
枠と、他方に固定する蓋体とが相対的に回動可能に係合
し、両者の中心部に設けた操作軸の回動操作にて前記機
枠の内面側に設けた左右一対の摺動案内部を介して半径
方向へ往復移動可能に内装した少なくとも一つのロック
ギヤを前記蓋体の内周面に形成したロック歯部に係脱さ
せることにより、シートバックの傾斜角度を自在に調節
できるシートリクライニング装置において、前記機枠の
少なくとも一つの前記ロックギヤの摺動案内部に凹部を
形成するとともに、前記蓋体の内周面に少なくとも一つ
の凸部を突設し、シートバックを前倒した際に前記蓋体
が回動したときは前記凹部に凸部が係合して前倒れスト
ッパーを形成するようにしたことを特徴とする車両用シ
ートリクライニング装置を提供する。
ヤは前記機枠内においてロックギヤを挟持するため前記
機枠の内底部を軸方向へ盛り上げて形成した左右一対の
摺動案内部を有して内装されていることを特徴とする請
求項1又は2記載の車両用シートリクライニング装置を
提供する。
体の内周面に直径方向で相対向して二つ突設され、これ
に対応して機枠の一対の摺動案内部が直径方向で相対向
して二つ形成されていることを特徴とする請求項1,2
又は3記載の車両用シートリクライニング装置を提供す
る。
て図に基づき説明する。図1から図6に示すように、車
両用シートリクライニング装置Eは、例えば円板状の機
枠10と、機枠10に形成した円形凹部14の内面側を
覆うと共に機枠10の内周面に沿って回動可能な外周面
を有し、内周面に内歯ギヤ61を設けた蓋体60とがリ
ング状のカバー体80によってその外周部を挟持するよ
うに覆われており、これにより相互に回動可能に結合し
ている。
動可能に配置されて蓋体60の内歯ギヤ61に噛合可能
なロックギヤ20と、機枠10と蓋体60の中心部にそ
れぞれ軸支して回転可能に設けられた操作軸30と、こ
の操作軸30に一体的に設けられ操作軸30を回転させ
ることによりロックギヤ20を半径方向に作動させるカ
ム状板40と、ロックギヤ20を常時外周方向に付勢す
るロックスプリング70とからなるロック機構100を
有する。
クギヤ20と内歯ギヤ61とを噛合させ、機枠10と蓋
体60との相互回動を阻止し、また、操作軸30を回転
(図6中時計方向)させることでロックギヤ20をカム
状板40により中心方向に引き寄せてロックを解除し、
機枠10と蓋体60との相互回動を自由化させるように
構成されている。
6に示すように、ロックギヤ20は機枠10の内面側に
少なくとも1つ、例えば2個が直径方向で相対向して配
設されており、機枠10内面に放射状に形成されたロッ
クギヤ20の摺動案内部としてのガイド11における一
対のガイド面間に操作軸30側方向に摺動可能に嵌挿さ
れている。ガイド11は機枠10の内底面を盛り上げ加
工(所謂エンボス加工)して形成したもので、それら一
対のガイド11,11のそれぞれの円周側頭部外側には
凹部11a,11aが形成されている。ロックギヤ20
の外周面には、蓋体60の内歯ギヤ61と噛合する円弧
状の外歯ギヤ21が形成されており、反ギヤ側端面はテ
ーパー面22を有し、端部には突部25が形成されてい
る。前記テーパー面22と突部25の間には溝部26が
形成されている。
部にそれぞれ形成された貫通孔12,62に遊嵌されて
おり、ベースプレート110及びアームプレート120
に形成された支持孔112,122に遊嵌して挿入され
ている。また、操作軸30のベースプレート110側の
外方に突出した部分に操作レバー31が取り付けられて
おり、アームプレート120側の外方に突出した部分に
は、両側ロック連結用のスプライン32が形成されてい
る。なお、操作レバー31には、操作ノブ33が取り付
けられている。
入固定されており、外周部一端にロックギヤ20の反ギ
ヤ側端面に形成された係合部23と係合してロックギヤ
20を外方に抑圧するカム面41が形成されており、他
端にはロックギヤ20の突部25をロック解除方向へ押
し下げる突部42が形成されている。また、カム状板4
0には、機枠10内面に形成された2個の凸部13に基
部を取り付けた2個のロックスプリング70の外側端を
係止する係止部43が形成されており、ロックギヤ20
を常時外方に抑圧するように付勢されている。
形凹部14に嵌合され、この円形凹部14の内局面と蓋
体60の外周面の間で機枠10に対して回動可能に配設
されており、この蓋体60に形成した円形凹部の内周面
にロックギヤ20の外歯ギヤ21と噛合可能なリング状
の内歯ギヤ61が形成されている。この内歯ギヤ61の
一部に半径方向へ張り出す少なくとも1つ、例えば2つ
の凸部60a,60aが直径方向で相対向して形成され
ている。この凸部60aは蓋体60が回転したとき前記
機枠10のガイド11に形成した凹部11aと係合す
る。なお、ロックギヤ20には凸部24が形成されてお
り、この凸部24は、蓋体60の内側面と当接してロッ
クギヤ20が蓋体60と機枠10の間でガタ付かないよ
うに規制している。
60の外側面に複数個、例えば3個の凸部を形成すると
共に、この凸部に係合する取付孔を少なくとも同数だけ
アームプレート120に形成し、取付孔と凸部を溶接し
て固定している。また、機枠10とベースプレート11
0についても同様にして固定される。アームプレート1
20は、シートバック側への取付部と、うず巻スプリン
グ130の内側端131を係止する保持手段140を有
している。
保持する保持手段140は、アームプレート120の支
持孔122の下部側に設けられ、上部側には蓋体60を
固定する取付孔が形成される。そして保持手段140は
支持孔122を中心とする所定の曲率半径の軌跡に沿っ
て、アームプレート120を半円状に切り起こして形成
し、この切り起こし部141の一側端側に形成された凹
部にうず巻スプリング130の内側端132を係止して
いる。
によれば、ロックギヤ20はロックスプリング70とカ
ム状板40との協働作用によって外方に抑圧され、その
外歯ギヤ21が蓋体60の内歯ギヤ61に噛合し、蓋体
60の回動がロックされている。このロック状態におい
て、操作軸30を図6中時計方向に回転させると、カム
状板40のカム面41がロックギヤ20の係合部23か
ら外れ、カム状板40の突部42がロックギヤ20のテ
ーパー面22を摺動し、突部42はロックギヤ20の溝
部26に進入する。その後、突部42はロックギヤ20
の突部25を押し下げることによりロックギヤ20が中
心方向に移動し、ロックギヤ20の外歯ギヤ21と蓋体
60の内歯ギヤ61との噛合が解かれ、蓋体60のロッ
クが解除され、蓋体60に取り付けられたアームプレー
ト120がうず巻スプリング130の付勢力によりフロ
ント(F)方向に回動するように構成されている。
ると、アームプレート120を介して蓋体60が図6に
おいて操作軸30を中心に反時計方向へ回動すると、図
示上部側の凸部60aが所定角度α分回動して図示下部
側のガイド11の凹部11aに係合する。この逆に、シ
ートバックを前倒し位置から起立させると凹部11aに
係合している凸部60aは離れ、かくして所定角度α内
を往復して移動でき、その角度内でリクライニング調節
ができる。この様に、前倒しストッパーは外部に露出す
ることなく、ロック機構内部に収容したため、操作軸を
操作する際に指先が挟まれて負傷する危険がない。
円周側頭部外側に凹部11aを形成したが、これは所定
角度αを得るために形成したものに過ぎないのであっ
て、ガイド11に格別の加工を施すことなく、ガイド1
1の円周側頭部外側に直接凸部60aを当接させる構造
としてもよい。また、操作軸30を回転させ、ロックギ
ヤ20をカム状板40により中心方向に引き寄せてロッ
ク解除する構造としたが、プレートを介してロックギヤ
20を間接解除する構造にしてもよい。
バック側に固定する蓋体の内周面に凸部を形成し、該凸
部が機枠の摺動案内部に当接させるようにしたから、シ
ートバックを前倒しした際に必要なストッパーをロック
機構内部に収容したため、ストッパーが外部に露出して
操作軸付近に配置される危険を防止したので、操作軸の
操作者が不用意に指先等を負傷するというような不測の
自体を防止できる。
ラインニング装置の要部正面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 シートクッション又はシートバック側の
いずれか一方に固定する機枠と、他方側に固定する蓋体
とが相対的に回動可能に係合し、両者の中心部に設けた
操作軸の回動操作にて前記機枠の内面側に設けた左右一
対の摺動案内部を介して半径方向へ往復移動可能に内装
した少なくとも一つのロックギヤを前記蓋体の内周面に
形成したロック歯部に係脱させることにより、シートバ
ックの傾斜角度を自在に調節できるシートリクライニン
グ装置において、 前記蓋体の内周面に少なくとも一つの凸部を突設し、シ
ートバックを前倒した際に前記蓋体が回動したときは、
前記凸部が前記機枠のロックギヤの前記摺動案内部に当
接して前倒れストッパーを形成するようにしたことを特
徴とする車両用シートリクライニング装置。 - 【請求項2】 シートクッション又はシートバック側の
いずれか一方に固定する機枠と、他方に固定する蓋体と
が相対的に回動可能に係合し、両者の中心部に設けた操
作軸の回動操作にて前記機枠の内面側に設けた左右一対
の摺動案内部を介して半径方向へ往復移動可能に内装し
た少なくとも一つのロックギヤを前記蓋体の内周面に形
成したロック歯部に係脱させることにより、シートバッ
クの傾斜角度を自在に調節できるシートリクライニング
装置において、 前記機枠の少なくとも一つの前記ロックギヤの摺動案内
部に凹部を形成するとともに、前記蓋体の内周面に少な
くとも一つの凸部を突設し、シートバックを前倒した際
に前記蓋体が回動したときは前記凹部に凸部が係合して
前倒れストッパーを形成するようにしたことを特徴とす
る車両用シートリクライニング装置。 - 【請求項3】 ロックギヤは前記機枠内においてロック
ギヤを挟持するため前記機枠の内底部を軸方向へ盛り上
げて形成した左右一対の摺動案内部を有して内装されて
いることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用シー
トリクライニング装置。 - 【請求項4】 凸部が蓋体の内周面に直径方向で相対向
して二つ突設され、これに対応して機枠の一対の摺動案
内部が直径方向で相対向して二つ形成されていることを
特徴とする請求項1,2又は3記載の車両用シートリク
ライニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18453799A JP3628553B2 (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 車両用シートリクライニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18453799A JP3628553B2 (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 車両用シートリクライニング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001008765A true JP2001008765A (ja) | 2001-01-16 |
JP3628553B2 JP3628553B2 (ja) | 2005-03-16 |
Family
ID=16154947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18453799A Expired - Fee Related JP3628553B2 (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 車両用シートリクライニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3628553B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003000379A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-07 | Aisin Seiki Co Ltd | シートリクライニング装置 |
JP2007159847A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用シートリクライニング装置 |
JP2008534182A (ja) * | 2005-04-07 | 2008-08-28 | インティア オートモーティブ インコーポレイテッド | 車両シート及びそのディスクリクライナ |
WO2010032379A1 (ja) * | 2008-09-19 | 2010-03-25 | 日本発條株式会社 | 車両用リクライナー |
KR101042307B1 (ko) | 2008-09-22 | 2011-06-17 | 현대다이모스(주) | 2도어 타입 승용차의 이지엔트리 장치 |
KR20210121766A (ko) * | 2020-03-31 | 2021-10-08 | 주식회사다스 | 자동차 시트의 리클라이너 장치 |
-
1999
- 1999-06-30 JP JP18453799A patent/JP3628553B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
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KR102332908B1 (ko) | 2020-03-31 | 2021-12-01 | 주식회사 다스 | 자동차 시트의 리클라이너 장치 |
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---|---|
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