JP2001007588A - 電子回路ユニット - Google Patents

電子回路ユニット

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JP2001007588A
JP2001007588A JP11174335A JP17433599A JP2001007588A JP 2001007588 A JP2001007588 A JP 2001007588A JP 11174335 A JP11174335 A JP 11174335A JP 17433599 A JP17433599 A JP 17433599A JP 2001007588 A JP2001007588 A JP 2001007588A
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JP
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solder
electronic circuit
circuit unit
circuit board
mounting leg
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JP11174335A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Inoue
善貴 井上
Yoshiaki Kamozawa
義昭 鴨沢
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の電子回路ユニットにおいては、半田2
7の一部が下面21aから外に盛り上がるため、電子回
路ユニットをマザー基板に面実装した時、この半田27
の盛り上がりによって、電子回路ユニットがマザー基板
から持ち上がった状態で取り付いた状態となり、不安定
な取付状態となるという問題がある。 【解決手段】 本発明の電子回路ユニットにおいて、回
路基板1に設けた半田溜まり部1gに半田7を溜めた状
態で、カバー6の取付脚6bとサイド電極4とを半田付
けしたため、回路基板1の下面1a側の空間は、半田溜
まり部1gの存在によって広くなり、このため、半田7
を付着した時、半田7の一部が下面1aから外に盛り上
がることが無く、従って、電子回路ユニットをマザー基
板に面実装した時、電子回路ユニットがマザー基板から
持ち上がることなく平行状態で取り付いた状態となり、
安定した取付状態の電子回路ユニットを提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機に使用
される電圧制御発信器等に適用して好適な電子回路ユニ
ットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電圧制御発信器である電子回路ユ
ニットを図7〜図11に基づいて説明すると、複数個の
絶縁基板が積層されて構成された矩形状の回路基板21
は、一方の面である下面21aと、他方の面である表面
21bと、側面21cと、下面21aから表面21bに
わたって切り欠きされ、側面21cの一部を構成する凹
部からなる複数個のサイドスルー部21d、21eとを
有する。
【0003】そして、複数個のサイドスルー部21d
は、四つの側面21cにそれぞれ設けられ、これ等のサ
イドスルー部21dは、相対向する側面21cにおいて
互いに対向し、また、複数個のサイドスルー部21e
は、二つの側面21cにそれぞれ設けられ、これ等のサ
イドスルー部21eは、相対向する側面21cにおいて
互いに対向している。
【0004】この回路基板21の下面21aには、サイ
ドスルー部21dに対応したアース用の下面電極22
と、サイドスルー部21eに対応した配線用の下面電極
23が設けられている。また、サイドスルー部21dの
壁部には、サイド電極24が設けられて下面電極22に
接続され、更に、サイドスルー部21eの壁部には、サ
イド電極25が設けられて下面電極23に接続されてい
る。
【0005】また、回路基板21の表面21bには、こ
こでは図示していないが、配線用パターンが形成されて
いて、この配線用パターンには、種々の電気部品(図示
せず)が接続されて、回路基板21の表面21bには、
種々の電気部品が配置された状態となっている。そし
て、この配線用パターンの一部は、それぞれサイド電極
24,25に接続されている。
【0006】金属板からなる箱形のカバー26は、箱状
部26aと、箱状部26aの一端部から突出して延びた
複数個の取付脚26bを有する。また、このカバー26
は、箱状部26aを回路基板21の表面21b上に載置
して、箱状部26aで電気部品を覆うと共に、取付脚2
6bの内面をサイドスルー部21dの壁部に当接させた
状態で、取付脚26bをサイドスルー部21d内に位置
させる。
【0007】この時、取付脚26bの先端部26cは、
特に図9に示すように、回路基板21の下面21aに至
らぬように、取付脚26bの先端部26cを側面21c
に位置させた状態となっている。そして、図10に示す
ように、回路基板21の下面21a側において、取付脚
26bの先端部26cとサイドスルー部21dとの間に
形成された空間部に半田27を設けて、取付脚26bと
サイド電極24とを半田27付けして、カバー26を取
付ている。
【0008】このように構成された電子回路ユニット
は、回路基板21の下面21a側が携帯電話機等のマザ
ー基板(図示せず)上に載置され、クリーム半田により
面実装されて、下面電極22,23,及びサイド電極2
4,25がマザー基板に配線、取付されるようになって
いる。
【0009】次に、このような従来の電子回路ユニット
の製造方法を図11に基づいて説明すると、大版からな
るプリント基板28は、複数個の電子回路ユニットを構
成するための複数個の回路基板21が繋がった状態で、
格子状に配置されている。そして、隣り合う回路基板2
1には、サイドスル−部24を形成するためのスルーホ
ール29が互いに跨って形成されると共に、サイドスル
−部25を形成するためのスルーホール30が互いに跨
って形成されている。
【0010】また、スルーホール29の周囲の下面21
aには、下面電極22が形成されていると共に、スルー
ホール29の壁部にはサイド電極24が形成されてお
り、更に、スルーホール30の周囲の下面21aには、
下面電極23が形成されていると共に、スルーホール3
0の壁部にはサイド電極25が形成されている。そし
て、各回路基板21の表面21b上に電気部品を取り付
けて、配線した後、各回路基板21毎にカバー26を大
版のプリント基板28に配設する。
【0011】即ち、図11に示すように、一つのスルー
ホール29内に、隣り合う二つの電子回路ユニットの二
つのカバー26の取付脚26bを、互いに隙間31を持
って挿入する。しかる後、回路基板21の下面21a側
から各スルーホール29毎に、スルーホール29内にお
いて、隣り合う二つの取付脚26bを同時にサイド電極
24に半田27付けすることによって、大版のプリント
基板28における各カバー26の取付を行う。そして、
最後の工程で、各回路基板21の境目である境界線K2
上をカッター(図示せず)で切断すると、複数個の電子
回路ユニットが製造されるようになっている。
【0012】そして、このような製造途上の電子回路ユ
ニットにおいては、スルーホール29内の下面21a側
全体が半田27で埋まり、隙間31の無い状態で半田2
7が付着した状態となる。このため、隙間31に位置す
る境界線K2上をカッターで切断すると、カッターが隙
間31に埋まった半田27を切断することとなり、切断
作業性が悪くなるばかりか、カッターの寿命を短くす
る。
【0013】また、スルーホール29内の下面21a側
の空間が狭いため、半田27を付着した時、図10に示
すように、半田27の一部が下面21aから外に盛り上
がり、このため、電子回路ユニットをマザー基板に面実
装した時、この半田27の盛り上がりによって、電子回
路ユニットがマザー基板から持ち上がった状態で取り付
いた状態となり、不安定な取付状態となる。
【0014】また、取付脚26bは、その内面がサイド
スルー部21dの壁部に当接した状態となっているた
め、取付脚26bの先端部26cとサイド電極24との
半田27付けとなって、カバー26の半田27付けが弱
くなるものであった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子回路ユニッ
トにおいては、半田27の一部が下面21aから外に盛
り上がるため、電子回路ユニットをマザー基板に面実装
した時、この半田27の盛り上がりによって、電子回路
ユニットがマザー基板から持ち上がった状態で取り付い
た状態となり、不安定な取付状態となるという問題があ
る。
【0016】また、スルーホール29内の下面21a側
全体が半田27で埋まり、隙間31の無い状態で半田2
7が付着した状態となるため、隙間31に位置する境界
線K2上をカッターで切断すると、カッターが隙間31
に埋まった半田27を切断することとなり、切断作業性
が悪くなるばかりか、カッターの寿命を短くするという
問題がある。
【0017】また、取付脚26bは、その内面がサイド
スルー部21dの壁部に当接した状態となっているた
め、取付脚26bの先端部26cとサイド電極24との
半田27付けとなって、カバー26の半田27付けが弱
くなるという問題がある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として、取付脚を有する金属製のカバ
ーと、側面に設けたサイド電極を有する回路基板とを備
え、前記回路基板の側面には、前記回路基板の下面から
前記側面に切り欠きされた底部を有する窪みからなる半
田溜まり部を設け、前記側面に前記取付脚を位置させ、
前記半田溜まり部に半田を溜めた状態で、前記取付脚と
前記サイド電極とを半田付けした構成とした。また、第
2の解決手段として、前記半田溜まり部の壁部において
も、前記サイド電極を設けた構成とした。
【0019】また、第3の解決手段として、前記回路基
板の前記側面には、前記側面の一部を構成する凹部から
なるサイドスルー部を設け、該サイドスルー部に前記半
田溜まり部を設けると共に、前記サイドスルー部内に前
記取付脚を位置させ、前記サイドスルー部の壁部に設け
た前記サイド電極に、前記取付脚を半田付けした構成と
した。また、第4の解決手段として、前記取付脚の先端
部が前記回路基板の下面に至らぬように、前記取付脚の
先端部を前記側面に位置させた構成とした。
【0020】
【発明の実施の形態】電圧制御発信器を例にして、本発
明の電子回路ユニットを図1〜図6に基づいて説明する
と、図1は本発明の電子回路ユニットの第1実施例に係
り、下面から見た斜視図、図2は同じく回路基板を下面
から見た斜視図、図3は同じく下面から見た要部の斜視
図、図4は同じく下面から見た要部の半田付け状態を示
す斜視図、図5は同じくその製造方法を示す説明図、図
6は本発明の電子回路ユニットの第2実施例に係り、下
面から見た回路基板の要部の斜視図である。
【0021】次に、本発明の電子回路ユニットの第1実
施例を図1〜図5に基づいて説明すると、複数個の絶縁
基板が積層されて構成された矩形状の回路基板1は、一
方の面である下面1aと、他方の面である表面1bと、
側面1cと、下面1aから表面1bにわたって切り欠き
され、側面1cの一部を構成する凹部からなる複数個の
サイドスルー部1d、1eと、一方のそれぞれのサイド
スルー部1dの壁部に設けられ、下面1aから側面1c
にわたって切り欠きされた底部1fを有する窪みからな
る半田溜まり部1gとを有する。
【0022】そして、複数個のサイドスルー部1dは、
四つの側面1cにそれぞれ設けられ、これ等のサイドス
ルー部1dは、相対向する側面1cにおいて互いに対向
し、また、複数個のサイドスルー部1eは、二つの側面
1cにそれぞれ設けられ、これ等のサイドスルー部1e
は、相対向する側面1cにおいて互いに対向している。
【0023】この回路基板1の下面1aには、サイドス
ルー部1dに対応したアース用の下面電極2と、サイド
スルー部1eに対応した配線用の下面電極3が設けられ
ている。また、サイドスルー部1dの壁部には、半田溜
まり部1gの壁部にもわたってサイド電極4が設けられ
て下面電極2に接続され、更に、サイドスルー部1eの
壁部には、サイド電極5が設けられて下面電極3に接続
されている。
【0024】また、回路基板1の表面1bには、ここで
は図示していないが、配線用パターンが形成されてい
て、この配線用パターンには、種々の電気部品(図示せ
ず)が接続されて、回路基板1の表面1bには、種々の
電気部品が配置された状態となっている。そして、この
配線用パターンの一部は、それぞれサイド電極4,5に
接続されている。
【0025】金属板からなる箱形のカバー6は、箱状部
6aと、箱状部6aの一端部から突出して延びた複数個
の取付脚6bを有する。また、このカバー6は、箱状部
6aを回路基板1の表面1b上に載置して、箱状部6a
で電気部品を覆うと共に、取付脚6bの内面をサイドス
ルー部1dの壁部に当接させた状態で、取付脚6bをサ
イドスルー部1d内に位置させる。
【0026】この時、取付脚6bの先端部6cは、特に
図3に示すように、回路基板1の下面1aに至らぬよう
に、取付脚6bの先端部6cを側面1cに位置させると
共に、取付脚6bの内面の一部が半田溜まり部1gによ
って露出した状態となっている。そして、図4に示すよ
うに、回路基板1の下面1a側において、取付脚6bの
先端部6cとサイドスルー部1dとの間、並びに、窪み
からなる半田溜まり部1gによって形成された空間部に
半田7を設けて、取付脚6bとサイド電極4とを半田7
付けして、カバー6を取付ている。
【0027】このように構成された電子回路ユニット
は、回路基板1の下面1a側が携帯電話機等のマザー基
板(図示せず)上に載置され、クリーム半田により面実
装されて、下面電極2,3,及びサイド電極4,5がマ
ザー基板に配線、取付されるようになっている。
【0028】次に、このような本発明の電子回路ユニッ
トの製造方法を図5に基づいて説明すると、大版からな
るプリント基板8は、複数個の電子回路ユニットを構成
するための複数個の回路基板1が繋がった状態で、格子
状に配置されている。そして、隣り合う回路基板1に
は、半田溜まり部1gを備えたサイドスル−部4を形成
するためのスルーホール9が互いに跨って形成されると
共に、サイドスル−部5を形成するためのスルーホール
10が互いに跨って形成されている。
【0029】また、スルーホール9の周囲の下面1aに
は、下面電極2が形成されていると共に、スルーホール
9の壁部、及び半田溜まり部1gの壁部にはサイド電極
4が形成されており、更に、スルーホール10の周囲の
下面21aには、下面電極3が形成されていると共に、
スルーホール10の壁部にはサイド電極5が形成されて
いる。そして、各回路基板1の表面1b上に電気部品を
取り付けて、配線した後、各回路基板1毎にカバー6を
大版のプリント基板8に配設する。
【0030】即ち、図5に示すように、一つのスルーホ
ール9内に、隣り合う二つの電子回路ユニットの二つの
カバー6の取付脚6bを、互いに隙間11を持って挿入
する。しかる後、回路基板1の下面1a側から各スルー
ホール9毎に、スルーホール9内において、隣り合う二
つの取付脚6bを同時にサイド電極4に半田7付けする
ことによって、大版のプリント基板8における各カバー
6の取付を行う。そして、最後の工程で、各回路基板1
の境目である境界線K1上をカッター(図示せず)で切
断すると、複数個の電子回路ユニットが製造されるよう
になっている。
【0031】そして、このような製造途上の電子回路ユ
ニットにおいては、底部1fを有する半田溜まり部1g
の存在によって、図4に示すように、スルーホール9内
の半田27が取付脚6bの先端部6cとサイドスルー部
1dとの間、並びに、窪みからなる半田溜まり部1gに
よって形成された空間部に位置し、従って、隙間11が
残った状態で半田7が付着した状態となる。このため、
隙間11に位置する境界線K1上をカッターで切断する
と、カッターは、従来のような隙間31に埋まった半田
27を切断することが無く、従って、切断作業性が良好
で、カッターの寿命を長くすることができる。
【0032】また、スルーホール9内の下面1a側の空
間は、半田溜まり部1gの存在によって広くなり、この
ため、半田7を付着した時、図4に示すように、半田7
がその空間内に留まり、従来のような半田27の一部が
下面21aから外に盛り上がることが無く、従って、電
子回路ユニットをマザー基板に面実装した時、この半田
7が邪魔にならず、電子回路ユニットがマザー基板から
持ち上がることなく平行状態で取り付いた状態となり、
安定な取付状態となる。
【0033】また、取付脚6bは、その内面がサイドス
ルー部1dの壁部に当接した状態となっているが、その
背面(内面)に半田溜まり部1gが存在して、取付脚6
bの内面の一部を露出しているため、取付脚6bの先端
部6cとサイド電極4との間の半田7付けと、半田溜ま
り部1gにおけるサイド電極4と取付脚6bとの間の半
田7付けとによって、カバー6が半田付けされて、強固
なカバー6の取付ができる。
【0034】また、図6は本発明の電子回路ユニットの
第2実施例を示し、この第2実施例は、前記第1実施例
おけるサイドスルー部1dを無くし、回路基板1の側面
1cに、底部1fを有する半田溜まり部1gを設けたも
ので、その他の構成は、第1実施例と同様であるので同
一部品に同一番号を付し、ここでは、その説明を省略す
る。なお、半田溜まり部1gの壁部におけるサイド電極
4は、必要に応じて無くしても良い。
【0035】
【発明の効果】本発明の電子回路ユニットにおいて、回
路基板1に設けた半田溜まり部1gに半田7を溜めた状
態で、カバー6の取付脚6bとサイド電極4とを半田付
けしたため、回路基板1の下面1a側の空間は、半田溜
まり部1gの存在によって広くなり、このため、半田7
を付着した時、半田7の一部が下面1aから外に盛り上
がることが無く、従って、電子回路ユニットをマザー基
板に面実装した時、電子回路ユニットがマザー基板から
持ち上がることなく平行状態で取り付いた状態となり、
安定した取付状態の電子回路ユニットを提供できる。
【0036】また、窪みからなる半田溜まり部1gの存
在によって、隙間11が残った状態で半田7が付着し、
このため、隙間11に位置する境界線K1上をカッター
で切断すると、カッターは半田7を切断することが無
く、従って、切断作業性が良好で、カッターの寿命を長
くすることができる電子回路ユニットを提供できる。
【0037】また、半田溜まり部1gの壁部において
も、サイド電極4を設ることによって、取付脚6bの先
端部6cとサイド電極4との間の半田7付けと、半田溜
まり部1gにおけるサイド電極4と取付脚6bとの間の
半田7付けとによって、カバー6が半田付けされて、強
固なカバー6の取付ができる電子回路ユニットを提供で
きる。
【0038】また、回路基板1の側面1cには、側面1
cの一部を構成する凹部からなるサイドスルー部1dを
設け、該サイドスルー部1dに半田溜まり部1gを設け
ると共に、サイドスルー部1d内に取付脚6bを位置さ
せ、サイドスルー部1dの壁部に設けたサイド電極4
に、取付脚6bを半田7付けしたため、取付脚6bの位
置決めが良くなり、カバーの取付状態が一層確実な電子
回路ユニットを提供できる。
【0039】また、取付脚6bの先端部6cが回路基板
1の下面1aに至らぬように、取付脚6bの先端部6c
を側面1cに位置させることによって、半田7のための
空間部を広くでき、半田7の下面1aからのはみ出しが
一層無く、且つ、カバーの取付状態が一層確実な電子回
路ユニットを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子回路ユニットの第1実施例に係
り、下面から見た斜視図。
【図2】本発明の電子回路ユニットの第1実施例に係
り、回路基板を下面から見た要部の斜視図。
【図3】本発明の電子回路ユニットの第1実施例に係
り、下面から見た要部の斜視図。
【図4】本発明の電子回路ユニットの第1実施例に係
り、下面から見た要部の半田付け状態を示す斜視図。
【図5】本発明の電子回路ユニットの第1実施例に係
り、その製造方法を示す説明図。
【図6】本発明の電子回路ユニットの第2実施例に係
り、回路基板を下面から見た要部の斜視図。
【図7】従来の電子回路ユニットに係り、下面から見た
斜視図。
【図8】従来の電子回路ユニットに係り、回路基板を下
面から見た要部の斜視図。
【図9】従来の電子回路ユニットに係り、下面から見た
要部の斜視図。
【図10】従来の電子回路ユニットに係り、下面から見
た要部の半田付け状態を示す斜視図。
【図11】従来の電子回路ユニットに係り、その製造方
法を示す説明図。
【符号の説明】
1 回路基板 1a 下面 1b 表面 1c 側面 1d サイドスルー部 1e サイドスルー部 1f 底部 1g 半田溜まり部 2 下面電極 3 下面電極 4 サイド電極 5 サイド電極 6 カバー 6a 箱状部 6b 取付脚 6c 先端部 7 半田 8 プリント基板 9 スルーホール 10 スルーホール 11 隙間 K1 境界線
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 3/34 501 H05K 3/34 501A Fターム(参考) 5E319 AA03 AB05 AC01 BB05 CC22 GG03 GG15 5E321 AA02 AA17 CC12 GG01 GG05 5E336 AA04 CC34 CC43 CC51 EE01 GG05 5E338 BB17 BB46 BB65 EE31 EE51

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付脚を有する金属製のカバーと、側面
    に設けたサイド電極を有する回路基板とを備え、前記回
    路基板の側面には、前記回路基板の下面から前記側面に
    切り欠きされた底部を有する窪みからなる半田溜まり部
    を設け、前記側面に前記取付脚を位置させ、前記半田溜
    まり部に半田を溜めた状態で、前記取付脚と前記サイド
    電極とを半田付けしたことを特徴とする電子回路ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記半田溜まり部の壁部においても、前
    記サイド電極を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    電子回路ユニット。
  3. 【請求項3】 前記回路基板の前記側面には、前記側面
    の一部を構成する凹部からなるサイドスルー部を設け、
    該サイドスルー部に前記半田溜まり部を設けると共に、
    前記サイドスルー部内に前記取付脚を位置させ、前記サ
    イドスルー部の壁部に設けた前記サイド電極に、前記取
    付脚を半田付けしたことを特徴とする請求項1,又は2
    記載の電子回路ユニット。
  4. 【請求項4】 前記取付脚の先端部が前記回路基板の下
    面に至らぬように、前記取付脚の先端部を前記側面に位
    置させたことを特徴とする請求項1,又は2,又は3記
    載の電子回路ユニット。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001054251A (ja) * 1999-08-06 2001-02-23 Mitsumi Electric Co Ltd 基板の保護装置
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